JP2008164411A - NOx分解電極及びNOxセンサの製造方法 - Google Patents

NOx分解電極及びNOxセンサの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】NOxセンサの使用中におけるポンプセルのインピーダンスの安定化とNOxセンサの測定感度の安定化を図る。
【解決手段】検出電極54は、第3固体電解質層14c上に形成され、NOxに対する分解/還元能力があるか、あるいは高い電極であって、NOxを分解し、その際に酸素を発生させるNOx分解電極である。この検出電極54は、貴金属であるPtと、第3固体電解質層14cの構成材料であるZrO2と、シリカ(SiO2)とアルミナ(Al23)を含む混合物とを含む。具体的には、Ptを80〜90重量%、ZrO2を9.5〜19.8重量%、シリカとアルミナを含む混合物を0.2〜0.5重量%含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、NOxに対する分解/還元能力があるか、あるいは高い電極であって、NOxを分解し、その際に酸素を発生させるNOx分解電極と、例えば、車両の排出ガスや大気中に含まれるNOxを測定するNOxセンサに関する。
従来より、燃焼ガス等の被測定ガス中のNOxを測定する方法として、ジルコニア等の酸素イオン導伝性の固体電解質上にPt−Rhの合金とセラミック成分からなるサーメット電極のNOx分解電極を形成したセンサを用い、前記NOx分解電極に発生する起電力を測定するようにした手法が知られている(例えば特許文献1参照)。
また、NOx分極電極の構成として、Pt−Rhの合金とセラミック成分とからなる複数のサーメット電極層の多層構造で構成され、前記Pt−Rhの合金と前記セラミック成分との比率が、前記各サーメット電極層で異なるようにした例が開示されている(例えば特許文献2及び特許文献3参照)。この場合、セラミック成分としては、部分安定化ZrO2又は完全安定化ZrO2が好ましく、安定化剤としては、Y23、MgO、CaO、CeO2等があるが、低温焼成の観点からY23が好ましい。
また、NOx分解電極を被覆する電極保護層として、多孔質セラミックス層をスクリーン印刷によって形成し、NOx分解電極上において、水平方向に延びる平坦な上底部と、該上底部の両端からそれぞれ該NOx分解電極の側方に高さが漸次減少する高さ変化部とを有する略台形の断面形状を呈する形態とした例が開示されている(例えば特許文献4参照)。
特開平11−183434号公報 特開2003−322634号公報 特開2003−322636号公報 特開2006−284223号公報
ところで、NOx分解電極は、700℃〜800℃の高温でNOxを測定するため、NOx分解電極には絶えず、膨張と収縮とが繰り返し発生する。膨張と収縮とが繰り返されると、NOx分解電極を被覆する電極保護層に亀裂や割れが入ったり、また、NOx分解電極が固体電解質から剥離するというおそれがある。
この場合、NOx分解電極の一部又は全部が機能しなくなることから、NOxセンサにおけるポンプセルのインピーダンスの増加を招くという問題がある。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、NOxセンサの使用中におけるポンプセルのインピーダンスの安定化とNOxセンサの測定感度の安定化を図ることができるNOx分解電極及びNOxセンサの製造方法を提供することを目的とする。
第1の本発明に係るNOx分解電極は、基板上に形成され、NOxに対する分解/還元能力があるか、あるいは高い電極であって、NOxを分解し、その際に酸素を発生させるNOx分解電極において、貴金属と、前記基板の構成材料と、シリカとアルミナを含む混合物とを含むことを特徴とする。
これにより、NOxセンサの使用中におけるポンプセルのインピーダンスの安定化とNOxセンサの測定感度の安定化を図ることができる。
そして、第1の本発明において、前記貴金属と、前記基板の構成材料と、前記シリカとアルミナを含む混合物とを含むペーストを前記基板上に形成し、焼成することによって構成されるようにしてもよい。
また、第1の本発明において、前記貴金属を80〜90重量%、前記基板の構成材料を9.5〜19.8重量%、前記シリカとアルミナを含む混合物を0.2〜0.5重量%含むことが好ましい。
この場合、前記シリカとアルミナを含む混合物は、前記シリカとアルミナに加えて、Fe23、TiO2、CaO、MgO、K2Oから選ばれる1つ以上の材料を含むことがさらに好ましい。具体的には、前記シリカとアルミナを含む混合物は、前記シリカが、0.2〜0.5重量%の50〜56%の割合で含まれ、前記アルミナが、0.2〜0.5重量%の27.5〜33.5%の割合で含まれていることが好ましく、前記Fe23、TiO2、CaO、MgO、K2Oのうち、Fe23が選択される場合は、0.2〜0.5重量%の2.5%以下の割合で含まれ、TiO2が選択される場合は、0.2〜0.5重量%の1.3以下の割合で含まれ、CaOが選択される場合は、0.2〜0.5重量%の0.8%以下の割合で含まれ、MgOが選択される場合は、0.2〜0.5重量%の0.8%以下の割合で含まれ、K2Oが選択される場合は、0.2〜0.5重量%の1.5%以下の割合で含まれていることが好ましい。
また、第1の本発明において、前記基板上に形成され、且つ、アルミナを有する電極保護層にて被覆されていてもよい。
次に、第2の本発明に係るNOx分解電極の製造方法は、基板上に形成され、NOxに対する分解/還元能力があるか、あるいは高い電極であって、NOxを分解し、その際に酸素を発生させるNOx分解電極を有するNOxセンサの製造方法において、出発原料として、貴金属と、前記基板の構成材料と、木節粘土とを含む混合物のペーストを調製する工程と、前記ペーストを前記基板上に形成する工程と、前記基板及び前記ペーストを焼成して前記NOx分解電極とする工程とを有することを特徴とする。
これにより、NOxセンサの使用中におけるポンプセルのインピーダンスの安定化とNOxセンサの測定感度の安定化を図ることができるNOxセンサを容易に得ることができる。
そして、第2の本発明において、前記ペーストは、前記貴金属を80〜90重量%、前記基板の構成材料を9.5〜19.8重量%、前記木節粘土を0.2〜0.5重量%含むことが好ましい。
この場合、前記木節粘土は、前記ペーストに添加する量を100としたとき、灼熱原料(Ig.loss)が10〜14%、SiO2が50〜56%、Al23が27.5〜33.5%、Fe23が2.5%以下、TiO2が1.3%以下、CaOが0.8%以下、MgOが0.8%以下、K2Oが1.5%以下の割合で含有されていることが好ましい。
さらに、第2の本発明においては、前記NOx分解電極を被覆するようにアルミナを有する電極保護層を形成する工程を有することが好ましい。
以上説明したように、本発明に係るNOx分解電極によれば、NOxセンサの使用中におけるポンプセルのインピーダンスの安定化とNOxセンサの測定感度の安定化を図ることができる。
また、本発明に係るNOxセンサの製造方法によれば、NOxセンサの使用中におけるポンプセルのインピーダンスの安定化とNOxセンサの測定感度の安定化を図ることができるNOxセンサを容易に製造することができる。
以下、本発明に係るNOx分解電極及びNOxセンサの製造方法の実施の形態例を図1〜図4を参照しながら説明する。
本実施の形態に係るNOxセンサ10は、図1に示すように、細長な長尺の板状体形状を有するセンサ素子12を具備する。
センサ素子12は、緻密な気密の複数の酸素イオン伝導性の固体電解質層(例えば第1固体電解質層14a〜第6固体電解質層14f)が積層された一体構造の板状体とされている。なお、第1固体電解質層14a〜第6固体電解質層14fは、いずれも、ジルコニア磁器(ZrO2)等の公知の酸素イオン伝導性の固体電解質材料を用いて形成されている。一体構造のセンサ素子12は、従来と同様にして、未焼成の固体電解質層の積層構造物を焼成して一体化することにより、容易に得ることができる。
センサ素子12内には、少なくとも4つの内部空所(第1内部空所16、第2内部空所18、第3内部空所20、第4内部空所22)が形成されている。
第1内部空所16、第2内部空所18、第3内部空所20は、図1において最上部に位置する第1固体電解質層14aと、上から3番目に位置する第3固体電解質層14cとが、スペーサ層となる第2固体電解質層14bを介して、積層、一体化されることによって、これら第1固体電解質層14a及び第3固体電解質層14c間に形成されている。
第1内部空所16、第2内部空所18、第3内部空所20は、第2固体電解質層14bの厚さに対応する高さを有し、第1固体電解質層14a及び第3固体電解質層14c間において第2固体電解質層14bの存在しない空間として、センサ素子12の長手方向に延びるように形成されている。
すなわち、第1内部空所16、第2内部空所18、第3内部空所20は、それぞれ矩形形状の平面形態を呈し、且つ、それぞれ別個に仕切られた形態において、センサ素子12の長手方向に所定幅で延びるようにして、順次、配設されている。
第1内部空所16、第2内部空所18、第3内部空所20のうち、後述するガス導入口26に最も近接している第1内部空所16は、外部空間における排気圧の脈動による酸素濃度の急激な変化を緩衝する緩衝空間として機能し、第2内部空所18は、被測定ガス中の酸素分圧を調整するための調整室として機能し、第3内部空所20は、被測定ガス中の酸素分圧を微調整し、さらに被測定ガス中の酸化物、例えば窒素酸化物(NOx)を測定するための測定室として機能する。
第4内部空所22は、第1内部空所16、第2内部空所18、第3内部空所20とは独立した形態において、第2固体電解質層14b及び第4固体電解質層14d間において、第3固体電解質層14cの存在しない空所として、センサ素子12の長手方向に延びるように設けられている。この第4内部空所22は、基準ガスをセンサ素子12内に導入するための基準ガス導入通路として機能し、この基準ガス導入通路は、従来と同様に、センサ素子12の基部側の端部において開口し、大気に連通するようになっている。
従って、以下の説明では、第1内部空所16を緩衝空間16、第2内部空所18を調整室18、第3内部空所20を測定室20、第4内部空所22を基準ガス導入通路22として記載する。
そして、緩衝空間16の外側、すなわち、センサ素子12の先端側には、外方に開口する目詰まり防止空所24が第1固体電解質層14a及び第3固体電解質層14c間に形成されており、この目詰まり防止空所24の開口部が、外部空間における被測定ガスをセンサ素子12内に取り入れるためのガス導入口26とされている。
目詰まり防止空所24と緩衝空間16とは、第2固体電解質層14bにて構成される第1隔壁28によって区画され、緩衝空間16と調整室18とは、第2固体電解質層14bにて構成される第2隔壁30によって区画され、調整室18と測定室20とは、第2固体電解質層14bにて構成される第3隔壁32によって区画されている。
第1隔壁28は、上部(第1固体電解質層14aとの間)と下部(第3固体電解質層14cとの間)にそれぞれ第1スリット34が形成されている。第1スリット34は、被測定ガスの第1拡散律速手段として機能し、ガス導入口26から目詰まり防止空所24を通って導かれた外部空間の被測定ガスが、第1スリット34によって所定の拡散抵抗の下に、緩衝空間16内に導入されるようになっている。
緩衝空間16と調整室18とを区画する第2隔壁30においても、上部(第1固体電解質層14aとの間)と下部(第3固体電解質層14cとの間)にそれぞれ第2スリット36が形成されている。第2スリット36は、被測定ガスの第2拡散律速手段として機能し、緩衝空間に導かれた被測定ガスが、第2スリット36によって所定の拡散抵抗の下に、調整室18内に導入されるようになっている。
調整室18と測定室20とを区画する第3隔壁32においても、上部(第1固体電解質層14aとの間)と下部(第3固体電解質層14cとの間)にそれぞれ第3スリット38が形成されている。第3スリット38は、被測定ガスの第3拡散律速手段として機能し、調整室18に導かれて酸素濃度(分圧)が調整された被測定ガスが、第3スリット38によって所定の拡散抵抗の下に、測定室20内に導入されるようになっている。
また、本実施の形態に係るNOxセンサ10は、調整室18の内壁面に多孔質サーメット電極からなる内側ポンプ電極40が形成され、第1固体電解質層14aの上面のうち、内側ポンプ電極40に対応する部分に外側ポンプ電極42が形成されており、これら内側ポンプ電極40、外側ポンプ電極42及び第1固体電解質層14a〜第3固体電解質層14cにて電気化学的なポンプセル、すなわち、主ポンプセル44が構成されている。
そして、主ポンプセル44の内側ポンプ電極40と外側ポンプ電極42間に、外部の第1可変電源46を通じて所望の制御電圧(ポンプ電圧)Vp1を印加して、外側ポンプ電極42と内側ポンプ電極40間に、正方向あるいは負方向にポンプ電流Ip0を流すことにより、調整室18内における雰囲気中の酸素が外部空間に汲み出され、あるいは外部空間の酸素を調整室18内に汲み入れられることで、調整室18内の雰囲気中の酸素濃度(分圧)が、所定の濃度に制御されるようになっている。
上述した緩衝空間16、第1隔壁28、第2隔壁30、第1スリット34及び第2スリット36を設けることによって、次のような効果を奏することが可能となる。
すなわち、通常、外部空間における排気圧の脈動によって、ガス導入口26を通じて、酸素がセンサ素子12の内部空所に急激に入り込むこととなるが、この外部空間からの酸素は、直接内部空所(処理空間)に入り込まずに、第1スリット34を介して緩衝空間16に入り込み、さらに、第2スリット36を通じて調整室18内に導き入れられる。従って、排気圧の脈動による酸素濃度の急激な変化は、緩衝空間16や、第1スリット34及び第2スリット36によって打ち消され、調整室18に対する排気圧の脈動の影響は、ほとんど無視することができる程度となる。その結果、調整室18における主ポンプセル44での酸素ポンピング量と、被測定ガス中の酸素濃度との相関性がよくなり、測定精度の向上が図られ得ることになると共に、調整室18を、例えば、空燃比を求めるためのセンサとして兼用させることも可能となる。なお、このような効果を有利に発揮させるために、第1隔壁28及び第2隔壁30にそれぞれ設けられる第1スリット34及び第2スリット36は、それぞれ、10μm以下の間隙を有するスリット形状であることが望ましい。
また、センサ素子12の先端において外方に開口する目詰まり防止空所24は、ガス導入口26を通じて導入される外部空間の被測定ガス中に発生する粒子物(スート、オイル燃焼物等)が、緩衝空間16の入口付近において詰まるということを回避するために設けられる。従って、より高精度にNOx成分を測定することが可能となる。
ところで、調整室18に配設される主ポンプセル44の内側ポンプ電極40及び外側ポンプ電極42は、一般に、多孔質サーメット電極とされ、例えばPt等の金属とZrO2等のセラミックス材料とから構成されることになるが、被測定ガスに接触する調整室18内に配置される内側ポンプ電極40は、被測定ガス中のNOx成分に対して変化を惹起させない材料、すなわち、NOやNO2のようなNOx成分に対する還元能力又は分解能力を弱めた、あるいはそのような還元/分解能力のない材料を用いる必要があり、例えば、La3CuO4等のペロブスカイト構造を有する化合物、あるいはAu等の触媒活性の低い金属とセラミックス材料とのサーメット、あるいはAu等の触媒活性の低い金属とPt族金属とセラミックス材料とのサーメットで構成されることとなる。なお、ここでは、外側ポンプ電極42を覆うようにアルミナ等からなる多孔質保護層48を設けることにより、外部空間の被測定ガスに含まれるオイル成分等が、外側ポンプ電極42に付着しないようにして、外側ポンプ電極42を保護している。
一方、測定室20の内壁面に多孔質サーメット電極からなる補助ポンプ電極50が形成されており、該補助ポンプ電極50と、センサ素子12の外側の適当な電極、例えば外側ポンプ電極42と、第1固体電解質層14a〜第3固体電解質層14cにて補助的な電気化学的ポンプセル、すなわち、補助ポンプセル52が構成され、測定室20内の雰囲気中の酸素濃度(分圧)を所定濃度に制御し得るようになっている。
補助ポンプ電極50は、主ポンプセル44の内側ポンプ電極40と同様に、被測定ガス中のNOx成分に対する還元/分解能力を弱めた、あるいは還元/分解能力のない材料を用いて形成されており、例えば、Au(金)1%を含むPt(白金)とZrO2との多孔質サーメット電極にて形成されている。
さらに、本実施の形態では、測定室20内に検出電極54が形成され、該検出電極54の周りの雰囲気中における窒素酸化物(NOx)の分解によって生じた酸素を汲み出して、その発生量を検出すべく、前記検出電極54と、外側ポンプ電極42と、第1固体電解質層14a〜第3固体電解質層14cとから、電気化学的なポンプセル、すなわち、測定用ポンプセル56が構成されている。
この測定室20内に配置される検出電極54には、同じく測定室20内に配設された補助ポンプ電極50から揮散する金属のような不活性成分等が付着することを防ぎ、検出電極54の触媒活性(NOx分解/還元能)を有効に保持し得るように、図1に示すように、検出電極54を覆うようにしてアルミナを含む多孔質セラミックス層からなる電極保護層58が形成されている。
また、このセンサ素子12においては、第3固体電解質層14cの測定室20とは反対側において、基準ガス導入通路22内の基準ガスに接触する形態において基準電極60が設けられている。
基準電極60は、シール層としての第4固体電解質層14d上に設けられ、さらに、それを覆うように、空気導入用の多孔質アルミナ層62が設けられており、基準ガス導入通路22内の基準ガスが、多孔質アルミナ層62を通じて、基準電極60に接触するようになっている。
この基準電極60を用いて調整室18や測定室20内の雰囲気中の酸素濃度(分圧)を測定することが可能となっている。
すなわち、本実施の形態では、調整室18内の酸素濃度(分圧)を検出するために、主ポンプセル44の内側ポンプ電極40と、基準電極60と、第1固体電解質層14a〜第4固体電解質層14dとから、主ポンプセル44を制御するための第1酸素分圧検出セル64が構成されている。
また、測定室20内の酸素分圧を検出するために、補助ポンプセル52の補助ポンプ電極50と、基準電極60と、第1固体電解質層14a〜第4固体電解質層14dとから、補助ポンプセル52を制御するための第2酸素分圧検出セル66が構成されている。この第2酸素分圧検出セル66によって電圧制御される第2可変電源68により、補助ポンプセル52がポンプ作動させられるようになっていると共に、そのポンプ電流値Ip1が、第1酸素分圧検出セル64における起電力V0の制御に用いられるようになっている。
さらに、検出電極54の周りの雰囲気中の酸素分圧を検知するための第3酸素分圧検出セル70が、検出電極54、基準電極60、第1固体電解質層14a〜第4固体電解質層14dによって構成されている。
そして、この第3酸素分圧検出セル70にて検出された起電力V2に基づいて制御される第3可変電源72によって、測定用ポンプセル56がポンプ作動させられて、被測定ガス中の窒素酸化物の濃度に対応したポンプ電流値Ip2が得られるようになっている。
なお、外側ポンプ電極42と、基準電極60と、第1固体電解質層14a〜第4固体電解質層14dとによって、電気化学的なセンサセル74が構成されており、このセンサセル74によって得られる起電力Vrefによって、センサ外部の被測定ガス中の酸素分圧(濃度)が検出できるようになっている。
さらに、このセンサ素子12においては、図1に示すように、第3固体電解質層14cの上述した内部空所(16、18、20)の配設側とは反対側に複数のセラミックス層、すなわち、第4固体電解質層14d〜第6固体電解質層14fが積層一体化され、そして、隣り合う第4固体電解質層14d及び第5固体電解質層14eにて上下から挟まれた形態において、外部からの給電によって発熱するヒータ層76が設けられている。
このヒータ層76は、センサ素子12を構成する第1固体電解質層14a〜第6固体電解質層14fにおける酸素イオンの導電性を高めるために、それらを所定の温度に加熱すべく設けられたものであって、ヒータエレメント78を、第4固体電解質層14d及び第5固体電解質層14eとの電気的絶縁を得るためのアルミナ等の電気絶縁層にて、上下から挟んだ形態において配設され、さらに、ヒータ層76は、該センサ素子12の基部側において、第4固体電解質層14dを貫通する圧力放散孔80によって、基準ガス導入通路22に連通されて、ヒータ層76内の内圧上昇が緩和されるようになっている。また、ヒータ層76のヒータエレメント78は、第5固体電解質層14e及び第6固体電解質層14fを貫通して設けられ、且つ、周囲が絶縁されたスルーホール82を通じて、素子表面に取り出され、さらに、第6固体電解質層14fとは絶縁して形成されたコネクタパッド84に導通されるようになっている。そして、ヒータ層76のヒータエレメント78は、少なくとも調整室18及び測定室20を区画する第1固体電解質層14a〜第3固体電解質層14cを所定の温度に加熱するように構成されている。
本実施の形態に係るNOxセンサ10を用いて、被測定ガス中の窒素酸化物(NOx)濃度を検出するに際しては、先ず、外部の被測定ガスが、センサ素子12の先端の目詰まり防止空所24から、第1隔壁28の上下に設けた第1スリット34を通じて、緩衝空間16内に導入された後、さらに、第2隔壁30の上下に設けた第2スリット36を通じて、調整室18内に導き入れられ、そこで、第1酸素分圧検出セル64における起電力V0が一定となるように、第1可変電源46の電圧が制御されて、主ポンプセル44におけるポンプ電流Ip0が制御される。なお、ここで、調整室18内の雰囲気中の酸素分圧は、所定の値、例えば10-7atm程度となるように制御される。
また、第3隔壁32の上下の第3スリット38を通じて、調整室18から測定室20内に導かれた被測定ガスは、第2酸素分圧検出セル66にて検知される起電力V1に基づいて電圧制御される第2可変電源68からの給電によって、補助ポンプセル52が酸素のポンピング作動を行い、測定室20内の雰囲気中の酸素分圧を、NOxの測定に実質的に影響がない低い酸素分圧値に制御するようになっている。また、この補助ポンプセル52のポンピング電流Ip1は、制御信号として、第1酸素分圧検出セル64に入力され、その起電力V0が制御されることにより、第3スリット38から補助ポンプ電極50に至る測定室20内の雰囲気中の酸素分圧の勾配が、常に一定となるように制御されている。
さらに、測定室20内において、酸素分圧が制御された雰囲気は、電極保護層58を通じて、所定の拡散抵抗の下に、検出電極54に到達するようになるが、その導かれた雰囲気中のNOxは、検出電極54の周りにおいて、還元又は分解されて、酸素を発生する。
そして、この発生した酸素が、測定用ポンプセル56によって、ポンピングされることとなるが、その際、第3酸素分圧検出セル70における起電力V2が一定となるように第3可変電源72の電圧が制御される。ここで、このように検出電極54の周りにおいて発生する酸素の量は、被測定ガス中のNOxの濃度に比例するものであるところから、測定用ポンプセル56におけるポンプ電流Ip2を用いて、目的とする被測定ガス中のNOxの濃度が、算出されることとなる。
そして、本実施の形態に係るNOxセンサ10の検出電極54は、貴金属である例えばPt(白金)と、第3固体電解質層14cの構成材料(例えばZrO2)と、シリカ(SiO2)とアルミナ(Al23)を含む混合物とを含んで構成されている。
本実施の形態では、Pt(白金)を80〜90重量%、ZrO2を9.5〜19.8重量%、シリカとアルミナを含む混合物を0.2〜0.5重量%含む。
このように、検出電極54は、貴金属が第3固体電解質層14cの材料であるZrO2よりも多くなるように含有比率が設定されている。そのため、ZrO2から構成される第3固体電解質層14cと該検出電極54との付着力が強化される。しかも、本実施の形態では、シリカとアルミナを含む混合物を0.2〜0.5重量%含む。そのため、700℃〜800℃の高温でNOxを測定する、つまり、検出電極54に絶えず、膨張と収縮とが繰り返し発生するという環境にさらされたとしても、検出電極54での膨張と収縮とが抑制され、検出電極54を被覆する電極保護層58に亀裂や割れが入ったり、また、検出電極54が第3固体電解質層14cから剥離するという現象は発生しなくなる。
従って、本実施の形態によれば、NOxセンサ10の使用中における測定用ポンプセル56のインピーダンスの安定化とNOxセンサ10の測定感度の安定化を図ることができる。
そして、シリカとアルミナを含む混合物は、シリカとアルミナに加えて、Fe23、TiO2、CaO、MgO、K2Oから選ばれる1つ以上の材料を含むことがさらに好ましい。
具体的には、シリカとアルミナを含む混合物は、シリカが、0.2〜0.5重量%の50〜56%の割合で含まれ、アルミナが、0.2〜0.5重量%の27.5〜33.5%の割合で含まれていることが好ましい。
また、シリカとアルミナを含む混合物は、シリカとアルミナに加えて、Fe23、TiO2、CaO、MgO、K2Oから選ばれる1つ以上の材料を含むことが好ましい。具体的には、Fe23、TiO2、CaO、MgO、K2Oのうち、Fe23が選択される場合は、0.2〜0.5重量%の2.5%以下の割合で含まれ、TiO2が選択される場合は、0.2〜0.5重量%の1.3以下の割合で含まれ、CaOが選択される場合は、0.2〜0.5重量%の0.8%以下の割合で含まれ、MgOが選択される場合は、0.2〜0.5重量%の0.8%以下の割合で含まれ、K2Oが選択される場合は、0.2〜0.5重量%の1.5%以下の割合で含まれていることが好ましい。
次に、本実施の形態に係るNOxセンサ10の製造方法、特に、検出電極54を主体にした製造方法について図2を参照しながら説明する。
先ず、図2のステップS1において、出発原料として、PtとZrO2と木節粘土とを含む混合物の検出電極54用のペーストを調製する。この場合、Ptを80〜90重量%、ZrO2を9.5〜19.8重量%、木節粘土を0.2〜0.5重量%含むように調合し、その他、有機バインダー、可塑剤及び有機溶剤を加えて、検出電極54用のペーストを調製する。木節粘土としては、小名田1級原土、日協1級原土、豊特A原土、八草A原土、枝下水簸品等が挙げられる。
次いで、図2のステップS2において、第3固体電解質層12dのグリーンシートを作製する。グリーンシートは、部分安定化ジルコニア又は完全安定化ジルコニアの粉末と、有機バインダー、可塑剤及び有機溶剤とを混合し、ドクターブレード法等によって作製する。
次いで、図2のステップS3において、検出電極54用のペーストを、スクリーン印刷法によって、第3固体電解質層12dのグリーンシート上に10〜25μmの厚さで塗布することにより、検出電極のパターンを形成する。
次いで、図2のステップS4において、検出電極54の全体を覆うように、スクリーン印刷法によって、厚さ20〜50μmのアルミナペーストを塗布する。
そして、図2のステップS5において、第1固体電解質層14a〜第3固体電解質層14cの各グリーンシート上に、内側ポンプ電極40、外側ポンプ電極42及び補助ポンプ電極50の各パターンを形成する。さらに、上記したグリーンシートを積層して積層体を得る。
次いで、図2のステップS6において、上述した積層体を、1300℃以上の高温で焼成し、センサ素子14を得る。この焼成によって、センサ素子14には、検出電極54を始めとする上記した電極が形成される。
次いで、図2のステップS7において、図示しないハウジング、保護カバー、コネクタ等をセンサ素子12に取り付け、本実施の形態に係るNOxセンサ10を得る。
本実施の形態では、検出電極54のペーストを調製する際に、木節粘土を入れるようにしたので、シリカとアルミナを含む混合物として、シリカが、0.2〜0.5重量%の50〜56%の割合で含まれ、アルミナが、0.2〜0.5重量%の27.5〜33.5%の割合で含まれ、さらに、Fe23、TiO2、CaO、MgO、K2Oのうち、Fe23が選択される場合に、0.2〜0.5重量%の2.5%以下の割合で含まれ、TiO2が選択される場合に、0.2〜0.5重量%の1.3以下の割合で含まれ、CaOが選択される場合に、0.2〜0.5重量%の0.8%以下の割合で含まれ、MgOが選択される場合に、0.2〜0.5重量%の0.8%以下の割合で含まれ、K2Oが選択される場合に、0.2〜0.5重量%の1.5%以下の割合で含まれるように、容易に調製することができる。
つまり、NOxセンサ10の使用中における測定用ポンプセル56のインピーダンスの安定化とNOxセンサ10の測定感度の安定化を図ることができるNOxセンサ10を容易に製造することができる。
ここで、実施例1〜13、比較例1〜5について、検出電極54の付着強度と感度を試験したものである。
付着強度試験は、検出電極54の周囲に形成された電極保護層58の上面中央部に治具を接着し、さらに、治具を上方に引っ張って検出電極54が第3固体電解質層14cから剥離した時点での強度を付着強度とした。
感度試験は、実施例1〜12、比較例1をそれぞれ実験用エンジンベンチ(3.5リットル/V6ガソリンエンジン)の排気管に取り付け、NO濃度:500ppm、運転パターン:ライフサイクルパターン、ガス温度:400〜800℃の排気ガスに晒し、初期段階でのΔIp2の感度変化と10000サイクル経過時点でのΔIp2の感度変化を測定したものである。
実施例1〜12は、図3に示すように、いずれもPt:85重量%、ZrO2:14.7重量%、シリカ及びアルミナを含む混合物:0.3重量%を混合してペーストを調製して検出電極54を作製した。
このうち、実施例1は、シリカ及びアルミナを含む混合物の内訳を、SiO2:0.3重量%の53%、Al23:0.3重量%の30.5%とした。
実施例2は、シリカ及びアルミナを含む混合物の内訳を、SiO2:0.3重量%の56%、Al23:0.3重量%の30.5%とした。
実施例3は、シリカ及びアルミナを含む混合物の内訳を、SiO2:0.3重量%の57%、Al23:0.3重量%の30.5%とした。
実施例4は、シリカ及びアルミナを含む混合物の内訳を、SiO2:0.3重量%の53%、Al23:0.3重量%の26.5%とした。
実施例5は、シリカ及びアルミナを含む混合物の内訳を、SiO2:0.3重量%の53%、Al23:0.3重量%の27.5%とした。
実施例6は、シリカ及びアルミナを含む混合物の内訳を、SiO2:0.3重量%の53%、Al23:0.3重量%の33.5%とした。
実施例7は、シリカ及びアルミナを含む混合物の内訳を、SiO2:0.3重量%の53%、Al23:0.3重量%の34.5%とした。
実施例8は、シリカ及びアルミナを含む混合物の内訳を、SiO2:0.3重量%の53%、Al23:0.3重量%の30.5%、Fe23:0.3重量%の1.8%、TiO2:0.3重量%の1.0%とした。
実施例9は、シリカ及びアルミナを含む混合物の内訳を、SiO2:0.3重量%の53%、Al23:0.3重量%の30.5%、Fe23:0.3重量%の2.0%、TiO2:0.3重量%の1.0%とした。
実施例10は、シリカ及びアルミナを含む混合物の内訳を、SiO2:0.3重量%の51.7%、Al23:0.3重量%の31.1%、Fe23:0.3重量%の1.86%、TiO2:0.3重量%の1.02%、CaO:0.3重量%の0.32%、MgO:0.3重量%の0.5%、K2O:0.3重量%の0.87%、灼熱減量:0.3重量%の11.72%とした。
実施例11は、シリカ及びアルミナを含む混合物の内訳を、SiO2:0.3重量%の52.6%、Al23:0.3重量%の29.8%、Fe23:0.3重量%の1.84%、TiO2:0.3重量%の1.04%、CaO:0.3重量%の0.3%、MgO:0.3重量%の0.47%、K2O:0.3重量%の0.86%、灼熱減量:0.3重量%の12.04%とした。
実施例12は、シリカ及びアルミナを含む混合物の内訳を、SiO2:0.3重量%の53.1%、Al23:0.3重量%の29.9%、Fe23:0.3重量%の1.94%、TiO2:0.3重量%の1.02%、CaO:0.3重量%の0.24%、MgO:0.3重量%の0.58%、K2O:0.3重量%の1.14%、灼熱減量:0.3重量%の11.44%とした。
実施例13は、図3に示すように、Pt:42.5重量%、Rh:42.5重量(貴金属85重量%のうち、Pt:50%、Rh:50%)、ZrO2:14.7重量%、シリカ及びアルミナを含む混合物:0.3重量%を混合してペーストを調製して検出電極54を作製した。
実施例13は、シリカ及びアルミナを含む混合物の内訳を、SiO2:0.3重量%の52.6%、Al23:0.3重量%の29.8%、Fe23:0.3重量%の1.84%、TiO2:0.3重量%の1.04%、CaO:0.3重量%の0.3%、MgO:0.3重量%の0.47%、K2O:0.3重量%の0.86%、灼熱減量:0.3重量%の12.04%とした。
一方、比較例1は、Pt:85重量%、Rh:25重量%を混合してペーストを調製して検出電極54を作製した。つまり、シリカ及びアルミナを含む混合物を含有しないペーストで検出電極54を作製した。
比較例2及び3は、いずれもPt:85重量%、ZrO2:14.7重量%、シリカ及びアルミナを含む混合物:0.3重量%を混合してペーストを調製して検出電極54を作製した。
このうち、比較例2は、シリカ及びアルミナを含む混合物の内訳を、SiO2:0.3重量%の49%、Al23:0.3重量%の30.5%とした。
比較例3は、シリカ及びアルミナを含む混合物の内訳を、SiO2:0.3重量%の50%、Al23:0.3重量%の30.5%とした。
比較例4及び5は、いずれも貴金属としてPt及びRhを含み、ZrO2:14.7重量%、シリカ及びアルミナを含む混合物:0.3重量%を混合してペーストを調製して検出電極54を作製した。
このうち、比較例4は、Pt:21.25重量%、Rh:63.75重量(貴金属85重量%のうち、Pt:25%、Rh:75%)とし、さらに、シリカ及びアルミナを含む混合物の内訳を、実施例13と同じにした。
比較例5は、Pt:63.75重量%、Rh:21.25重量(貴金属85重量%のうち、Pt:75%、Rh:25%)とし、さらに、シリカ及びアルミナを含む混合物の内訳を、実施例13と同じにした。
付着強度試験及び感度試験の結果を、図4に示す。この図4の結果から、実施例1〜13については、10000サイクル経過した時点でも検出電極が剥離しないことが判明した。特に、実施例8〜13は、10000サイクル経過した時点での感度もほとんど変動がなく、長時間安定した測定感度を維持できることがわかる。
一方、比較例1〜5は、いずれも10000サイクル経過した時点で検出電極が剥離してしまい、長時間の測定に適合しないことがわかる。
なお、本発明に係るNOx分解電極及びNOxセンサの製造方法は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
本実施の形態に係るNOxセンサを示す構成図である。 本実施の形態に係るNOxセンサの製造方法、特に、検出電極周りの製造方法を示す工程ブロック図である。 実施例1〜13、比較例1〜5における検出電極の組成の内訳を示す表図である。 実施例1〜13、比較例1〜5の付着強度試験及び感度試験の結果を示す表図である。
符号の説明
10…NOxセンサ 12…センサ素子
14a〜14f…第1固体電解質層〜第6固体電解質層
18…調整室(第2内部空所) 20…測定室(第3内部空所)
22…基準ガス導入通路(第4内部空所) 40…内側ポンプ電極
42…外側ポンプ電極 44…主ポンプセル
54…検出電極 56…測定用ポンプセル
58…電極保護層

Claims (11)

  1. 基板上に形成され、NOxに対する分解/還元能力があるか、あるいは高い電極であって、NOxを分解し、その際に酸素を発生させるNOx分解電極において、
    貴金属と、前記基板の構成材料と、シリカとアルミナを含む混合物とを含むことを特徴とするNOx分解電極。
  2. 請求項1記載のNOx分解電極において、
    前記貴金属と、前記基板の構成材料と、前記シリカとアルミナを含む混合物とを含むペーストを前記基板上に形成し、焼成することによって構成されることを特徴とするNOx分解電極。
  3. 請求項1又は2記載のNOx分解電極において、
    前記貴金属を80〜90重量%、
    前記基板の構成材料を9.5〜19.8重量%、
    前記シリカとアルミナを含む混合物を0.2〜0.5重量%
    含むことを特徴とするNOx分解電極。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のNOx分解電極において、
    前記シリカとアルミナを含む混合物は、前記シリカとアルミナに加えて、Fe23、TiO2、CaO、MgO、K2Oから選ばれる1つ以上の材料を含むことを特徴とするNOx分解電極。
  5. 請求項4記載のNOx分解電極において、
    前記シリカとアルミナを含む混合物は、
    前記シリカが、0.2〜0.5重量%の50〜56%の割合で含まれ、
    前記アルミナが、0.2〜0.5重量%の27.5〜33.5%の割合で含まれていることを特徴とするNOx分解電極。
  6. 請求項4又は5記載のNOx分解電極において、
    前記Fe23、TiO2、CaO、MgO、K2Oのうち、
    Fe23が選択される場合は、0.2〜0.5重量%の2.5%以下の割合で含まれ、
    TiO2が選択される場合は、0.2〜0.5重量%の1.3以下の割合で含まれ、
    CaOが選択される場合は、0.2〜0.5重量%の0.8%以下の割合で含まれ、
    MgOが選択される場合は、0.2〜0.5重量%の0.8%以下の割合で含まれ、
    2Oが選択される場合は、0.2〜0.5重量%の1.5%以下の割合で含まれていることを特徴とするNOx分解電極。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のNOx分解電極において、
    前記基板上に形成され、且つ、アルミナを有する電極保護層にて被覆されていることを特徴とするNOx分解電極。
  8. 基板上に形成され、NOxに対する分解/還元能力があるか、あるいは高い電極であって、NOxを分解し、その際に酸素を発生させるNOx分解電極を有するNOxセンサの製造方法において、
    出発原料として、貴金属と、前記基板の構成材料と、木節粘土とを含む混合物のペーストを調製する工程と、
    前記ペーストを前記基板上に形成する工程と、
    前記基板及び前記ペーストを焼成して前記NOx分解電極とする工程とを有することを特徴とするNOxセンサの製造方法。
  9. 請求項8記載のNOxセンサの製造方法において、
    前記ペーストは、
    前記貴金属を80〜90重量%、
    前記基板の構成材料を9.5〜19.8重量%、
    前記木節粘土を0.2〜0.5重量%
    含むことを特徴とするNOxセンサの製造方法。
  10. 請求項9記載のNOxセンサの製造方法において、
    前記木節粘土は、前記ペーストに添加する量を100としたとき、
    灼熱原料(Ig.loss)が10〜14%、
    SiO2が50〜56%、
    Al23が27.5〜33.5%、
    Fe23が2.5%以下、
    TiO2が1.3%以下、
    CaOが0.8%以下、
    MgOが0.8%以下、
    2Oが1.5%以下の割合で含有されていることを特徴とするNOxセンサの製造方法。
  11. 請求項8〜10のいずれか1項に記載のNOxセンサの製造方法において、
    さらに、前記NOx分解電極を被覆するようにアルミナを有する電極保護層を形成する工程を有することを特徴とするNOxセンサの製造方法。
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