JP2008163685A - 手動運搬除雪具 - Google Patents

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Abstract

【課題】夜間でも除雪作業を容易に行える照明を備えた手動運搬除雪具を提供すること。
【解決手段】バケット体1の左右両端部に、コ字状をなす柄杆2の左右の縦杆部20を付設して、この柄杆2をバケット体1の後端部からコ字状に突設した手動運搬除雪具において、前記バケット体1の後端部から突設状態に配設される前記左右の縦杆部20間に架設状態にして取付桟3を設け、この取付桟3に、電源とこの電源により発光する光源とを備えた照明部4を付設するか若しくは前記照明部4を取付し得る照明取付部5を付設して、この取付桟3に付設した照明部4若しくは照明取付部5を介して取付桟3に付設した照明部4の前記光源が少なくとも除雪作業場所を照らせるように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、夜間においても除雪作業を行い易い手動運搬除雪具に関するものである。
従来から、バケット体の左右両端部に、略コ字状をなす柄杆の左右の縦杆部を付設して、この柄杆をバケット体の後端部からコ字状に突設した構造の手動運搬除雪具(例えば、特許文献1参照。)が除雪作業に使用されており、この手動運搬除雪具によれば、スコップなどに比べてバケット体に多量の雪を掬い入れて運搬・排雪することができるので、便利である。
特開2003−213641号公報
例えば、共働きの家庭のように、日中に除雪作業が行えない事情の人も多く、このような事情の人々は、夜間に除雪作業を行っている。
しかし、暗い夜間は視界が悪いためになかなか作業が捗らない。
本発明は、このような現状に鑑み、夜間でも除雪作業を容易に行える照明を備えた手動運搬除雪具を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
バケット体1の左右両端部に、コ字状をなす柄杆2の左右の縦杆部20を付設して、この柄杆2をバケット体1の後端部からコ字状に突設した手動運搬除雪具において、前記バケット体1の後端部から突設状態に配設される前記左右の縦杆部20間に架設状態にして取付桟3を設け、この取付桟3に、電源とこの電源により発光する光源とを備えた照明部4を付設するか若しくは前記照明部4を取付し得る照明取付部5を付設して、この取付桟3に付設した照明部4若しくは照明取付部5を介して取付桟3に設けた照明部4が少なくとも除雪作業場所を照らせるように構成したことを特徴とする手動運搬除雪具に係るものである。
また、前記照明部4若しくは前記照明取付部5は、前記取付桟3に対して掛止状態若しくは被嵌状態に付設し得るように構成したことを特徴とする請求項1記載の手動運搬除雪具に係るものである。
また、前記照明部4若しくは前記照明取付部5は、前記取付桟3に対しこの取付桟3の長さ方向に沿って横スライド移動可能に付設したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の手動運搬除雪具に係るものである。
また、前記取付桟3は、前記左右の縦杆部20に対しこの左右の縦杆部20の長さ方向に沿って縦スライド移動可能に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の手動運搬除雪具に係るものである。
また、前記照明部4の前記光源を角度調整可能に構成するか若しくは、前記取付桟3に対して前記照明部4若しくは照明取付部5を角度調整可能に構成して、照明部4の光源の光照射角度を調整変更し得るように構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の手動運搬除雪具に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、照明部の発光により夜間でも除雪作業場所の視界を良好に確保できて除雪作業を効率良く行うことができるし、照明部の発光が作業者に近づく車両の運転者に視認されることで事故防止にも役立つ実用的な手動運搬除雪具となり、しかも、照明部若しくは照明取付部を、バケット体の後端部から突設状態に配設される左右の縦杆部間に架設した取付桟を介して配したことにより、この照明部若しくは照明取付部が横杆部の握持操作や収納時の邪魔にならないため、既存の製品と同等の秀れた操作性,収納性を発揮することとなり、その上、本発明の照明部は、例えば既成の懐中電灯などの携帯用照明具を用いることでも構成可能であるし、このような既成の照明具を取付可能な照明取付具を構成することも可能であるので、簡易に設計実現可能な構成であるなど、極めて実用性に秀れた画期的な手動運搬除雪具となる。
また、請求項2記載の発明においては、照明部若しくは照明取付部を取付桟に対して付設することが容易に可能となるので、実現化が容易で量産性に秀れる一層実用性に秀れた構成の手動運搬除雪具となる。
また、請求項3記載の発明においては、照明部を取付桟に対して横スライド移動させて光源の光照射方向を横方向に位置調整可能であるので、所望の場所を照らすことが容易に行われる一層実用性に秀れた構成の手動運搬除雪具となる。
また、請求項4記載の発明においては、照明部若しくは照明取付部を付設する取付桟を縦杆部に対して縦スライド移動させて光源の光照射方向を縦方向に位置調整可能であるので、所望の場所を照らすことが容易に行われると共に、取付桟を移動させて照明部のオン・オフ操作を柄杆の横杆部を握持した手で操作し易い位置に移動調整することも容易に可能となるなど、一層実用性に秀れた構成の手動運搬除雪具となる。
特に、請求項3記載の発明と請求項4記載の発明とを組み合わせた構成とすれば、照明部の位置調整範囲が著しく広くなるため、所望の場所を照らすことが一層容易に行われることなる。
また、請求項5記載の発明においては、照明部の光源若しくは照明部を角度調整して所望の場所を照らすことが可能となる一層実用性に秀れた構成の手動運搬除雪具となる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明の手動運搬除雪具は、バケット体1の後端部から突設状態に配設される左右の縦杆部20間に架設する取付桟3に付設された照明部4の光源、若しくは取付桟3に付設された照明取付部5に取付した照明部4の光源を電源により発光させて少なくとも除雪作業場所を照らすことができる。
そのため、夜間の除雪作業においても、照明部4の光源の発光によって視界を良好に確保でき、視界の悪い暗闇で除雪作業を行う場合と比べて目標の雪を効率良く除去できることとなるので、除雪作業が捗る。
また、左右の縦杆部20間に架設状態に設けた取付桟3に照明部4を配置したため、たとえ一個の光源でも左右の縦杆部20間からバケット体1先端側の除雪作業場所の広い範囲をまんべんなく照らすことができる。
また、照明部4若しくは照明取付部5を、除雪作業に際して握持操作する柄杆2の横杆部21に配置する構成でなく、左右の縦杆部20間に架設した取付桟3に付設したため、この照明部4若しくは照明取付部5が柄杆2の横杆部21の握持操作の邪魔にならず、既存の製品と同等の秀れた操作性を発揮することになる。
また、夜間の除雪作業中、照明部4の光源の発光が作業者に近づく車両の運転者に視認されることで事故防止にも役立つ。
また、例えば、取付桟3を横杆部21に近い位置に架設する構成とすることで、照明部4のオン・オフ操作も横杆部21を握持している手の手元で容易に行えることになるので、非常に実用的となる。
また、照明部4は、新造しても良いが、例えば後述する実施例の構成のように、電源と光源とを備えた既成の懐中電灯4Bやハンディータイプのライトなどの携帯用照明具を採用することでも構成可能で、実現化が容易である。更に、例えば、懐中電灯4Bなどを取付可能な照明取付部5を構成すれば、ユーザーが所有している懐中電灯4Bなどを流用することも可能になると共に、照明部4を省いてコストを抑えた製品を提供することも可能となる。
尚、照明部4は、柄杆2の横杆部21に設けても良いように考えられるが、このように構成すると、横杆部21の操作性を阻害する可能性があることに加えて、以下のような問題が生じる。
この種手動運搬除雪具は、横杆部21を適宜な壁面などに当接させて立て掛けて収納されることが多いが、照明部4若しくは照明取付部5が、握持操作する柄杆2の横杆部21に配置するような構成であると、照明部4若しくは照明取付部5が邪魔となって横杆部21を壁面などに安定良く当接させることができなくなってしまい、既存の製品に比して収納性に劣るものとなってしまう。
また、この収納時の問題点は、収納時に照明部4を横杆部21から取り外せるような構成であれば解消するようにも思えるが、取り外した照明部4を紛失し易くなるという新たな問題が生じてしまう。
この点、左右の縦杆部20間に取付桟3を架設してこの取付桟2に照明部4を配置した本発明によれば、収納時において横杆部21を従来通り壁面などに安定良く当接させて立て掛け収納できるので、既存の製品と同等の秀れた収納性を発揮することになるし、照明部4を取り外す必要がないので、照明部4紛失の心配もないというメリットがある。
また、左右の縦杆部20間に架設した取付桟3が補強桟として機能するので、強度の高い柄杆2を有する耐久性に秀れた手動運搬除雪具が実現する。
本発明の具体的な実施例1について図1〜図5に基づいて説明する。
本実施例の手動運搬除雪具は、図1に示すように、バケット体1の左右両端部に、パイプ材を平面視コ字状に屈曲形成して成る柄杆2の左右の縦杆部20の遊離先端側部を付設して、このバケット体1の後端部に、柄杆2を平面視コ字状に突設すると共に、側面視で柄杆2をバケット体1の後端部から斜め上方へ向けて突設した構成としている。尚、請求項1中の「柄杆」なる記載は、無垢の杆材で構成されたものだけを意味するのではなく、本実施例のようにパイプ材で構成したものも含む意味合いで用いている。
また、本実施例では、少なくとも前記柄杆2の横杆部21の径寸法を、柄杆2の他の部位の径よりも径大に形成して径大握持杆部22に構成している。この径大握持杆部22は、径小な握持部に比して握り易く力を加え易い(力を入れて握ることができる)ので、力強く本手動運搬除雪具を操作できることになる。
具体的には、本実施例の径大握持杆部22は、図1に示すように横杆部21の全域から左右の縦杆部21の基部に至るまで設けて、作業者が好みの位置を握持操作できるように構成している。更に詳しくは、横杆部21の全域から左右の縦杆部21の基部に至るまでの柄杆2部位にパイプ状の被嵌体22Aを被嵌固定することで、柄杆2より径大となる径大握持杆部22を形成している。この被嵌体22Aは、例えば、ゴム製や木製や樹脂製のように、ある程度硬度があって簡単に凹み変形しない素材を採用すると、握持し易く好ましい。また、滑り止め作用を有する素材で構成したり、表面に滑り止め加工を施しても良い。
本実施例は、前記バケット体1の後端部から突設状態に配設される前記左右の縦杆部20間に架設状態にして取付桟3を設け、この取付桟3に、電源とこの電源により発光する光源とを備えた照明部4を付設して、この照明部4の前記光源が少なくとも除雪作業場所を照らせるように構成している。
具体的には、本実施例の取付桟3は、図2に示すように、前記左右の縦杆部20の間隔幅寸法に略合致する長さ寸法の例えば金属製や樹脂製の帯板材により構成し、両端部に左右の縦杆部20に被嵌固定する断面略C状の被嵌部30を設けている。
また、略C状の被嵌部30は、図2に示すようにその開放部に臨設する両端部30Aを外方へ向けて互いに平行となるように突設すると共に、この両端部30Aの夫々に貫通孔30Bを形成した構成とし、図3に示すようにこの被嵌部30を前記縦杆部20に被嵌(縦杆部20を被嵌部30に圧入)した上で、前記各貫通孔30Bに締付具6としてのネジ6Aを挿通させ、一側の貫通孔30Bより突出するネジ6A先端にナット6Bを螺着して締め付けすることにより、被嵌部30の径を狭めて縦杆部20に締め付け固定する構成としている。
また、この締付具6(ネジ6Aとナット6B)の締め付けを緩めて被嵌部30の径を広くすることで、この被嵌部30を介して取付桟3を縦杆部20の長さ方向に沿って縦方向(上下方向)にスライド移動させることができ、これにより図1の矢印のように取付桟3の固定位置を上下方向に調整可能としている。
本実施例の照明部4は、小型の照明装置4Aを採用している。
この照明装置4Aを簡単に説明すると、薄板状で且つ平面視略直方体形状を呈する筐体40内に図示省略の電源(例えば乾電池)を収納し、また、筐体の長さ方向の一側端部(前側端部)に、例えば白熱電球やハロゲンランプやLEDランプなどの小型ランプを採用した図示省略の光源を内装すると共に、その照射光を透過させる透明部41を筐体40の前側端部の周面に設けている。そして、前記電源と光源とを筐体40内で電気的に接続して、電源により光源が発光する構成としている。
また、前記光源は、前記筐体40の前側部に設けた光源取付部42に内装した構成とし、この光源取付部42は前記筐体40に対し360度回動自在に枢支して、筐体40に対し光源取付部42を回動操作することにより、光源の光照射角度を自由に起伏回動させて調整変更できるように構成している(図1,図5参照。)。
また、この光源取付部42を反転回動させて光源を後ろ向きにすると、電源供給がカットされて消灯し、この後ろ向きの状態以外の回動領域では電源供給がなされて光源が点灯するオン・オフスイッチ構造を有する構成としている。
この照明装置4Aの前記取付桟3への付設構造は、閉じ付勢するフック7を前記筐体40の後側寄りの下面に付設し、このフック7を図5の矢印のように取付桟3に上方から掛止することで付設する構成としている。また、この際、前記光源が下向きに配されるように、フック7の筐体への取付状態を設定構成している。
また、このフック7は、閉じ付勢力を有しているために簡単に取付桟3から上方へ掛脱することはないが、このフック7の閉じ付勢力に抗して取付桟3に対しフック7を横スライド移動することができる構成としている。
また、取付桟3には、その長さ方向に間隔を置いて位置決め孔31を多数貫通形成し、この位置決め孔31に嵌合する位置決め突起43を前記照明装置4Aの筐体40の下面に突設して、フック7を横スライド移動させて位置決め突起43を所望の位置決め孔31に嵌合することにより、照明装置4Aの位置を取付桟3に対して位置決めできる構成としている。また、この位置決め孔31と位置決め突起43との嵌合により、取付桟3とフック7との掛止状態が良好に維持されて簡単に照明装置4Aが取付桟3から掛脱しない構成としている。
このように構成した本実施例によれば、照明部4を取付桟3に対して左右横方向に動かすことも、取付桟3を介して上下縦方向に動かすこともでき、更に光源の照射角度を変更することもできるので、照明部4(照明装置4A)の移動範囲が非常に広く、この照明部4の照射光で照らしたい場所を照らすことが容易に行われる。
また、除雪時に握持操作する前記柄杆2の横杆部21を握持した手で、照明部4のオン・オフ操作を行い易い位置に照明部4(取付桟3)を移動させることも容易に行われる。
尚、本実施例では、照明部4を取付桟3に一個付設した場合を示したが、複数個付設しても良い。
本発明の具体的な実施例2について図6〜図9に基づいて説明する。
本実施例は、前記実施例1において、取付桟3の構成と、照明部4の構成と、照明部4の取付桟3への取付構造とを異ならせた場合である。
具体的には、本実施例の取付桟3は、二本の細い金属パイプ材を採用し、この二本の金属パイプ材の両端部を左右の縦杆部20に溶接固定することで、左右の縦杆部20間に架設している。また、この取付桟3を構成する二本の金属パイプ材は、図6に示すように、柄杆2の横杆部21に近付けて架設すると共に、左右の縦杆部20の長さ方向に間隔を置いて並設状態に架設した構成としている。
本実施例の照明部4は、既成の懐中電灯4Bを採用している。図中符号45はオン・オフスイッチである。
この懐中電灯4Bの取付桟3への付設構造は、この懐中電灯4Bを取付し得る照明取付部5を備え、この照明取付部5を二本の取付桟3に付設する構造としている。
具体的には、照明取付部5は、二本の取付桟3に付設する付設部5Aと、懐中電灯4Bを着脱自在に取付する照明装着部5Bとから成り、この付設部5Aと照明装着部5Bとを角度調整機構5Cを介して連結した構成としている。
本実施例の付設部5Aは、図7,図9に示すように、二本の取付桟3を前後方向から挟持し得る二体の挟持半体50を調整ネジ51を介して連結すると共に、この調整ネジ51の締緩調整によって二体の挟持半体50の挟持間隔を広狭調整可能に構成し、更に、各挟持半体50の挟持内面に二本の取付桟3に被嵌合するガイド凹部50Aを形成した構成としているもので、この二体の挟持半体50(の各ガイド凹部50A)で二本の取付桟3を挟持して調整ネジ51を締付することで取付桟3へ挟持締付固定でき、且つ調整ネジ51を緩めて挟持半体50の挟持間隔を広げることで、図6の矢印のように、二本の取付桟3に沿ってこの挟持半体50(付設部5A)を横スライド移動可能となる構成としている。
本実施例の照明装着部5Bは、図7,図8に示すように、前記懐中電灯4Bの柄部44を載置して抱持状態に支持可能な略ハーフパイプ形の支持体52に、この支持体52の左右端部間に掛け渡すようにして止めバンド53を取付した構成としている。
また、この止めバンド53の一端は、支持体52の左右いずれか一側の端部に固定状態とし、他端は、支持体52の他側の端部に着脱自在とすると共にこの止めバンド53他端の取付位置を変更可能な構成として、この止めバンド53他端の取付位置変更により、採用する(取付する)懐中電灯4Bの柄部44の径寸法に応じて止めバンド53の締付状態を調整し得るように構成している。
この止めバンド53の締付状態の調整構造について更に詳しく説明すると、止めバンド53の他端に、その長さ方向に間隔を置いて取付穴53Aを複数(図面では二箇所)貫通形成する一方、この取付穴53Aの穴径よりもやや径大な先端を有する取付ピン52Aを支持体52の他側端部付近の外側面に突設した構成として、この取付穴53Aに取付ピン52Aを着脱自在に圧入する構造としている。
即ち、この取付穴53Aと取付ピン52Aとの着脱には抵抗があって簡単に着脱することができず、この抵抗に抗して取付穴53Aと取付ピン52Aとを着脱操作できる構成であって、除雪作業時においても懐中電灯4Bの装着状態が簡単に解除されることなく、良好に装着状態が維持されることになる構成としている。尚、図面では、符号は省略しているが止めバンド53の一端の固定構造も、他端の取付構造と同様の構成としている。
また、前記付設部5Aを構成する前側の挟持半体50の上面(前面)に、コ字板状の軸受部54を突設する一方、前記照明装着部5Bを構成する支持体52の下面に、前記コ字板状の軸受部54間に配設する平板状の軸着部55を突設し、この軸受部54と軸着部55とに夫々軸孔56を貫通形成すると共に、この各軸孔56に軸ネジ57を挿通して挿通先端にナット58を螺着することで付設部5Aと照明装着部5Bとを連結し、これにより図9に示すようにこの軸ネジ57を軸にして付設部5Aに対し照明装着部5Bが起伏回動(角度調整)可能となり、且つ軸ネジ57とナット58とを締付することで、付設部5Aに対する照明装着部5Bを所望角度に位置決めできる前記角度調整機構5Cを構成している。
尚、適宜な手段を加えることにより、締付操作することなしに照明装着部5Bを付設部5Aに対し所望角度に維持(位置決め)できる角度調整機構5Cを構成しても良い。
従って、本実施例によれば、照明取付部5を介して懐中電灯4Bを取付桟3に沿って左右横方向に動かすことも、照明取付部5を介して懐中電灯4Bの光照射角度を変更することもできるので、懐中電灯4Bで照らしたい場所を照らすことが容易に行われる。
また、取付桟3を横杆部21に近付けて架設したことで、横杆部21を握持した手で懐中電灯4Bのオン・オフスイッチ45の操作を行い易い。
本実施例においても、照明部4を取付桟3に複数個付設しても良い。
他の構成は、前記実施例1と同様である。
本発明の具体的な実施例3について図10〜図12に基づいて説明する。
本実施例は、前記実施例2において、取付桟3の構成と、照明取付部5の構成とを異ならせた場合である。
具体的には、本実施例の取付桟3は、柄杆2の径と同等の径を有する一本の金属パイプ材を採用し、この金属パイプ材の両端部を左右の縦杆部20に溶接固定することで、左右の縦杆部20間に架設している。
そして、本実施例の照明取付部5は、この一本の金属パイプで成る取付桟3に対応する付設部5Aを備えた構成である。
即ち、本実施例の付設部5Aは、取付桟3に被嵌する断面略C状の被嵌体59で構成している。
また、この略C状の被嵌体59は、図10に示すようにその開放部に臨設する両端部59Aを外方へ向けて互いに平行となるように突設すると共に、この両端部59Aの夫々に貫通孔59Bを形成した構成とし、図12に示すようにこの被嵌体59を前記取付桟3に被嵌(取付桟3を被嵌体59に圧入)した上で、前記各貫通孔59Bに締付具8としてのネジ8Aを挿通させ、一側の貫通孔59Bより突出するネジ8A先端にナット8Bを螺着して締め付けすることにより、被嵌体59の径を狭めて取付桟3に締め付け固定する構成としている。
また、この締付具8(ネジ8Aとナット8B)の締め付けを緩めて被嵌体59の径を広くすることで、この被嵌体59を介して照明取付部5を取付桟3の長さ方向に沿って横方向(左右方向)にスライド移動させることができ、これにより図10の矢印のように照明取付部5の固定位置を左右方向に調整可能としている。
また、被嵌体59の前記両端部59Aの反対側の周面には、二枚の平板が間隔を置いて立設状態に対設する構成の軸受部54を突設している。この軸受部54は、前記実施例2で同符号を付した軸受部54と同等の機能を有するもので、この軸受部54に前記実施例2と同様の角度調整機構5Cを介して照明装着部5Bを連結している。
他の構成は、前記実施例2と同様である。
尚、本発明は、実施例1〜3に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
実施例1を示す斜視図である。 実施例1の取付桟と照明部とを示す分解斜視図である。 実施例1の取付桟の縦杆部への取付構造を示す部分拡大説明断面図である。 実施例1の照明部を取付桟へ掛止しようとする状態を示す説明分解側断面図である。 実施例1の照明部の取付桟への掛止状態を示す説明側断面図である。 実施例2を示す斜視図である。 実施例2の照明取付部と取付桟との関係を示した分解斜視図である。 実施例2の照明取付部の照明部を取付た状態における説明平面図である。 実施例2の照明取付部の照明部を取付た状態における説明側面図である。 実施例3の要部を示す斜視図である。 実施例3の照明取付部と取付桟との関係を示した分解斜視図である。 実施例3の照明取付部の照明部を取付た状態における説明側面図である。
符号の説明
1 バケット体
2 柄杆
3 取付桟
4 照明部
5 照明取付部
20 縦杆部

Claims (5)

  1. バケット体の左右両端部に、コ字状をなす柄杆の左右の縦杆部を付設して、この柄杆をバケット体の後端部からコ字状に突設した手動運搬除雪具において、前記バケット体の後端部から突設状態に配設される前記左右の縦杆部間に架設状態にして取付桟を設け、この取付桟に、電源とこの電源により発光する光源とを備えた照明部を付設するか若しくは前記照明部を取付し得る照明取付部を付設して、この取付桟に付設した照明部若しくは照明取付部を介して取付桟に設けた照明部が少なくとも除雪作業場所を照らせるように構成したことを特徴とする手動運搬除雪具。
  2. 前記照明部若しくは前記照明取付部は、前記取付桟に対して掛止状態若しくは被嵌状態に付設し得るように構成したことを特徴とする請求項1記載の手動運搬除雪具。
  3. 前記照明部若しくは前記照明取付部は、前記取付桟に対しこの取付桟の長さ方向に沿って横スライド移動可能に付設したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の手動運搬除雪具。
  4. 前記取付桟は、前記左右の縦杆部に対しこの左右の縦杆部の長さ方向に沿って縦スライド移動可能に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の手動運搬除雪具。
  5. 前記照明部の前記光源を角度調整可能に構成するか若しくは、前記取付桟に対して前記照明部若しくは照明取付部を角度調整可能に構成して、照明部の光源の光照射角度を調整変更し得るように構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の手動運搬除雪具。
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