JP2008161298A - 洋式便器 - Google Patents

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Nobuyuki Morii
信之 森井
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Abstract

【課題】 便器本体の前部に位置する便器本体の開口縁部の上面と便座との間の隙間から小水が便器本体外へ放出されるのを未然に防止できるとともに、便座を含む小水放出防止部材の掃除を容易にした洋式便器を提供する。
【解決手段】 便器本体11と、便器本体11の後端部上面箇所に上下方向に揺動可能に支持された便座12と、便器本体11の後端部上面箇所に上下方向に開閉可能に支持された蓋13とを備え、便座12の揺動端部12aの内側縁部12bに、この内側縁部12bから便器本体11の開口111内に臨む長さL1の小水遮断板14を内側縁部12bに沿って予め定められた範囲に亘り延在するように設けた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、洋式便器に関し、さらに詳しくは、便座上にお尻を載せて座式状態で用便をする時に小水が便器本体の開口縁部の上面と便座との間の隙間から便器本体外へ放出されるのを防止できるようにした洋式便器の改良に関するものである。
生活様式の洋風化に伴い洋式の便器が普及している。これは、便器に腰を掛けて用便が可能であるため、用便を足す者に無理な力を掛けることなく自然でかつ楽な姿勢を維持できからである。
この種の洋式便器は、一般的に便器本体と、便器本体に上下方向に揺動可能に支持され、便器本体の開口縁部上に載置される便座と、便器本体に開閉可能に支持され、便座が便器本体の開口縁部上に載置された状態で便座の上面から便器本体の開口を閉鎖する蓋とから構成されている。
また、このような便器においては、便座の左右内側部に飛散防止板が設けられており、この飛散防止板は便器の不使用時及び便器を座式として使用する時に便器本体の封止用溜り水に浸漬され、そして、便器を小水時の立ち式として使用する時は、飛散防止板は便座と共にはねあげられ、便器本体内の左右両側に位置して便器本体から上方に鉛直に延びる飛散防止壁を形成し、これにより、放出された小水が便器本体内の封止用溜り水の表面に衝突して飛散する飛散汚水または便器本体の開口縁部に小水がかかったり、小水の一部が便器本体の外側へ飛散するのを防止するようにしている(例えば特許文献1参照)。
特開2001−40730号公報
しかしながら、上記のような従来の洋式便器における飛散防止板は、便器の不使用時及び便器を座式として使用する時に便器本体の封止用溜り水に浸漬されるため、溜り水中に溶け出した便または溜り水に混合された小水を含む混合汚物が飛散防止板に付着し、飛散防止板を汚損してしまうほか、便座の掃除も面倒で簡単にできない。また、混合汚物が付着したままの飛散防止板がはねあげられることより、その一部が大気中に晒された場合には臭気発生の要因となる問題がある。
また、従来の洋式便器においては、便器本体の前部に位置する便器本体の開口縁部の上面と便座との間に隙間が生じているため、特に男性が便器を座式として使用する時、小水の一部が前記隙間から便器本体外へ放出され、便座を含む便器本体及び便器の設置床面などを汚損してしまうという問題があった。
本発明は上記のような従来の問題点を解決するためになされたもので、便器本体の前部に位置する便器本体の開口縁部の上面と便座との間の隙間から小水が便器本体外へ放出されるのを未然に防止できるとともに、便座を含む小水放出防止部材の掃除を容易にした洋式便器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明は、上方に向け開放する開口及び該開口を囲むように形成された一定幅の載置用縁部を有する便器本体と、前記載置用縁部の平面形状に相似な枠状を呈するとともに前記便器本体の後端部上面箇所に上下方向に揺動可能に支持され、かつ前記載置用縁部の上面に載置される便座と、前記便器本体の後端部上面箇所に上下方向に開閉可能に支持され、かつ前記便座が前記載置用縁部の上面に載置された状態で該便座を介して前記開口を閉鎖する蓋とを備える洋式便器において、前記便座本体の前端に対応する前記便座の揺動端部の内側縁部に該縁部から前記開口内に臨む長さの小水遮断板を前記内側縁部に沿って予め定められた範囲に亘り延在するように設けたことを特徴とする。
本発明の洋式便器によれば、便座揺動端部の内側縁部に該縁部から便器本体の開口内に臨む長さの小水遮断板を便座の内側縁部に沿って予め定められた範囲に亘り延在するように設けたので、便器本体の前端において、この便器本体の載置用縁部と便座との間に隙間が生じていても、この隙間は小水遮断板により開口の内側から遮蔽されることになり、その結果、男性等が便器を座式として使用する時に小水を排泄してもこれが小水遮断板により遮断され、かつ小水遮断板を伝って便器本体内に落下するから、排泄される小水が前記隙間から便器本体外へ流出されるのを未然に防止することができる。
(実施の形態1)
次に、本発明にかかる洋式便器の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本発明の洋式便器は、以下に説明する実施の形態に限定されるものではない。
図1は本実施の形態における洋式便器の全体の構成を示す斜視図、図2は本実施の形態における洋式便器の縦断側端面図、図3は本実施の形態における便座と小水遮断板との接合構造の一例を示す説明図である。
この実施の形態における洋式便器10は、図1及び図2に示すように、陶製の便器本体11、ABS等の硬質樹脂材から成形された便座12及び蓋13を備える。
便器本体11は、図1及び図2に示すように、上方に向け開放する楕円形の開口111と、この開口111を囲むように形成された一定幅の載置用縁部112、及び便器本体11の内部と排出口113との間に設けられた臭気封止用のウオータ式トラップ部114とを有している。
便座12は、便器本体11の載置用縁部112の上面に載置され、用便を足す使用者のお尻が載せられるもので、図1及び図2に示すように、載置用縁部112の平面形状に相似な枠状を呈しており、この便座12の基部121は、便器本体11の後端部11aの上面箇所に設けた支持部115に枢支ピン122によって上下方向に揺動可能に支持され、そして、載置用縁部112の上面と対向する便座12の下面には、弾性樹脂材からなる複数の凸部123が便座12の長手方向に予め決められた間隔をおいて設けられている。
上記便座本体11の前端11bに対応する便座12の揺動端部12aの内側縁部12bには、図1及び図2に示すように、この内側縁部12bから便器本体11の開口111内に臨む長さの小水遮断板14が内側縁部12bに沿って予め定められた範囲、例えば小水が排泄される時の水平方向の許容角度θに対応して、該許容角度θ内の全域に亘り延在するように設けられている。この場合の小水遮断板14の開口111内に臨む長さL1は、図2に示すように、載置用縁部112と便座12の下面との間に形成される隙間15の寸法L2より大きい寸法を有する。例えば、小水遮断板14の長さL1は隙間15の寸法L2の2倍強程度に設定されている。
また、上記小水遮断板14は、便座12の内側縁部12bに2色射出成形法により一体に形成され、その成形材料にはエラストマーその他の可撓性樹脂材が使用される。また、小水遮断板14と内側縁部12bとの互いの接合部を、図3に示すように、互いに噛み合う凹凸形状16に形成し、この両者を2色射出成形法又は接着剤などを用いて接合したもの、或いは図4に示すように、小水遮断板14と内側縁部12bとの互いの接合面をストレートな平面形状に形成し、この両者を2色射出成形法又は接着剤などを用いて接合するようにしても良いことは勿論である。
蓋13は、便座12が載置用縁部112の上面に載置された状態で、この便座12を介して便器本体11の開口111を閉鎖するもので、図1及び図2に示すように、載置用縁部112の平面形状に相似な形状を呈しており、この蓋13の基部131は、便器本体11の後端部11aの上面箇所に設けた支持部115に枢支ピン132によって上下方向に開閉可能に支持されている。
このような本実施の形態に示す洋式便器10によれば、便座12の揺動端部12aの内側縁部12bに、この内側縁部12bから便器本体11の開口111内に臨む長さL1の小水遮断板14を内側縁部12bに沿って予め定められた範囲に亘り延在するように設けたので、便器本体11の前端11bにおいて、この便器本体11の載置用縁部112と便座12との間に隙間15が生じていても、この隙間15は小水遮断板14により便器本体開口111の内側から遮蔽されることになり、その結果、男性等が便器を座式として使用する時に小水を排泄してもこれが小水遮断板14によって遮断され、かつ小水遮断板14を伝って便器本体11内に流下するから、排泄される小水が隙間15から便器本体11外へ流出されるのを未然に防止することができる。
また、本実施の形態に示す洋式便器10によれば、小水遮断板14の長さL1は隙間15の寸法L2の2倍強程度に設定されているため、便座12の載置用縁部112上への設置操作及び便座12のaはね上げ操作に邪魔になるようなことがなく、しかも、小水遮断板14が便器本体11内の溜り水中に浸漬されることがないので、この溜り水に溶け出した便または小水を含む混合汚物が小水遮断板14に付着することがなく、小水遮断板14の掃除も容易になるという効果がある。
また、本実施に形態における小水遮断板14は可撓性樹脂材から成形されているため、この小水遮断板14に手などが接触した時の衝撃を吸収できる。
また、小水遮断板14を2色射出成形法により便座12の内側縁部12bに一体に形成することにより、便座12への小水遮断板14の装着が確実で低コスト化できるほか、掃除のし易い便座を提供できる。
さらにまた、本実施に形態によれば、小水遮断板14と内側縁部12bとの互いの接合部を互いに噛み合う凹凸形状16に形成して、2色射出成形法により小水遮断板14を便座12に一体に接合することにより、便座12への小水遮断板14の接合を強固にできるという効果がある。
なお、本発明は、特許請求の範囲に記載された洋式便器の要旨を逸脱しない範囲において、具体的な構成、機能、作用効果において、他の種々の形態によっても実施することができる。
本発明の実施の形態における洋式便器の全体の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態における洋式便器の縦断側端面図である。 本発明の実施の形態における便座と小水遮断板との接合構造の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態における便座と小水遮断板との接合構造の他の例を示す説明図である。
符号の説明
10 洋式便器
11 便器本体
11a 後端部
11b 先端
111 開口
112 載置用縁部
12 便座
12a 揺動端部
12b 内側縁部
121 基部
122 枢支ピン
13 蓋
131 基部
132 枢支ピン
14 小水遮断板
15 隙間
16 凹凸形状

Claims (5)

  1. 上方に向け開放する開口及び該開口を囲むように形成された一定幅の載置用縁部を有する便器本体と、前記載置用縁部の平面形状に相似な枠状を呈するとともに前記便器本体の後端部上面箇所に上下方向に揺動可能に支持され、かつ前記載置用縁部の上面に載置される便座と、前記便器本体の後端部上面箇所に上下方向に開閉可能に支持され、かつ前記便座が前記載置用縁部の上面に載置された状態で該便座を介して前記開口を閉鎖する蓋とを備える洋式便器において、
    前記便座本体の前端に対応する前記便座の揺動端部の内側縁部に該縁部から前記開口内に臨む長さの小水遮断板を前記内側縁部に沿って予め定められた範囲に亘り延在するように設けたことを特徴とする洋式便器。
  2. 前記小水遮断板は前記内側縁部に2色射出成形法により一体に形成されることを特徴とする請求項1記載の洋式便器。
  3. 前記小水遮断板はエラストマーその他の可撓性樹脂材から成形されていることを特徴とする請求項1または2記載の洋式便器。
  4. 前記小水遮断板と前記内側縁部との互いの接合部は互いに噛み合う凹凸形状を呈していることを特徴とする請求項1または2記載の洋式便器。
  5. 前記小水遮断板の前記開口内に臨む長さは、前記載置用縁部と前記便座との間に形成される隙間の寸法より大きい寸法を有することを特徴とする請求項1または2記載の洋式便器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011125645A (ja) * 2009-12-15 2011-06-30 Masahiko Tanimoto 洋式トイレ排尿飛散漏れ防止型便座

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