JP2008160260A - 復号方法および復号装置 - Google Patents

復号方法および復号装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008160260A
JP2008160260A JP2006344102A JP2006344102A JP2008160260A JP 2008160260 A JP2008160260 A JP 2008160260A JP 2006344102 A JP2006344102 A JP 2006344102A JP 2006344102 A JP2006344102 A JP 2006344102A JP 2008160260 A JP2008160260 A JP 2008160260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trch
variation
data
decoding
tfc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006344102A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Ito
篤史 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Electronics Corp
Original Assignee
NEC Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Electronics Corp filed Critical NEC Electronics Corp
Priority to JP2006344102A priority Critical patent/JP2008160260A/ja
Publication of JP2008160260A publication Critical patent/JP2008160260A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】TFCIやBTFDによるTFの検出ができなかったTrCHについては、復号処理を行なわないと、そのTrCHにデータが存在するのか、Emptyなのかを判別することができなかった。
【解決手段】データが存在するのかEmptyなのかを判別しようとするTrCHの各ビットデータのパワーのばらつきを計算する。このばらつきを閾値と比較することにより、復号処理を行なうこと無く、そのTrCHにデータが存在するのか、Emptyなのかを判別することができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、無線通信の受信に用いられる復号の方法、および、無線受信機で用いられる復号装置に関する。
近年、携帯電話等の移動体通信システムに用いられる通信方式についての研究が盛んに行われている。3GPP(3rd Generation Pertnership Project)では、第3世代の移動体通信システムの標準化が行われており、3GPPで標準化されている通信方式としてW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式が知られている。W−CDMA方式を用いた受信方法および装置が、例えば特許文献1に開示されている。
W−CDMA方式の移動体通信システムで送受信されるデータ形式については、例えば、非特許文献1に記載されている。W−CDMA方式では、無線伝送路上に複数の物理チャネルが多重化され、さらに、各物理チャネル上には、複数の伝送チャネル(Transport Channel:TrCH)が多重化される。このTrCHによって、音声や画像等の情報をそれぞれ異なるチャネルで同時に通信でき、さらに、それぞれのチャネルをサービスに適した伝送品質で通信することが可能である。
W−CDMA方式において、物理チャネル上では、複数のTrCHが多重化された符号化コンポジット伝送チャネル(Coded Composite TrCH:CCTrCH)が伝送される。例えば、図1のようにCCTrCHには4つのTrCH、つまりTrCH#0、TrCH#1、TrCH#2、TrCH#3が多重され伝送される。
各TrCHは、所定のデータ長のデータから構成されている。データ長は伝送フォーマット(Transport Format:TF)と呼ばれる。伝送フォーマットの集合は伝送フォーマットセット(Trasport Format Set:TFS)と呼ばれ、各TrCHはそれぞれTFSを持つ。つまり、1つのTrCHが複数のTFを持つことで、可変レートに対応するのである。
例えば、図2のようにTrCH#0のTFSは3個のTF(TF#0〜#2)、TrCH#1のTFSは2個のTF(TF#0、#1)、TrCH#2のTFSは2個のTF(TF#0、#1)、TrCH#3のTFSは2個のTF(TF#0、#1)が定義されている。図2の例では、TrCH#0のTF#0は「データ長=0ビット」、TrCH#0のTF#1は「データ長=39ビット」、TrCH#0のTF#2は「データ長=81ビット」と定義される。
尚、図2において、“0x”は、そのTrCHでは意味のあるデータが送信されてないことを示している。このように、あるTrCH内に意味のあるデータが送られていないことを、以降、“Empty”と呼ぶ。
また、図2の“CRC,bit”の欄は、それぞれのTrCHが何ビットのCRCビットを含むかを示している。
CCTrCHのフォーマットは伝送フォーマットの組み合わせ(Transport Format Combination:TFC)で定義される。すなわち、TFCには、各TrCHのTFの組み合わせが定義される。例えば、図3のようにTFC#2(TrCH#0、TrCH#1、TrCH#2、TrCH#3)=(TF#2、TF#1、TF#1、TF#0)が定義された場合、TFC#0は、TrCH#0のTF#2と、TrCH#1のTF#1と、TrCH#2のTF#1と、TrCH#3のTF#0の伝送フォーマットの組み合わせでCCTrCHが構成され、物理チャネルにマッピングされていることを表現している。CCTrCH上で適用されるTFCの集合は、TFCS(Transport Format Combination Set)と呼ばれる。
尚、“TFC size”の欄の値は、TFCSがいくつのTFCを含むのかを示している。
物理チャネルは、伝送されるCCTrCH毎に、TFCSの中の任意のTFCで表現できる(図3の例では、TFC#0〜#5)ため、受信側はどのTFCで通信が行われているか検出することを必要とする。復号処理では、各TrCHの適切なTF(データ長)が用いられなければ、正しい復号結果が得られないからである。
非特許文献1には、いくつかのTFCの検出方法が記載されている。TFCの検出方法の1つに伝送フォーマット組み合わせ識別子(Transport Format Combination Indicator:TFCI)を用いる方法がある。
TFCIは、CCTrCHのTFCを識別するための情報である。TFCIを用いTFCを識別する方法では、物理チャネル上にCCTrCHと共に、TFCIが伝送される。受信側は、CCTrCHを復号する前にTFCIデータを復号することでCCTrCHのTFCを検出する。この検出TFCに基づき、CCTrCHの各TrCHを復号し正しい復号データを得ることが可能である。
一方、TFCIを用いずにTFCを検出する方法として、BTFD(Blind Transport Format Detection)がある。
BTFDでは、まず、先頭のTrCH#0の先頭ビットからTrCH#0のTFとして取りうるデータ長分、順次復号しCRCチェックを行なう。図2のTFSの例では、39ビットまで復号した時点と、81ビットまで復号した時点で、それぞれ、CRCチェックを行なう。
そして、CRCチェックにパスしたデータ長により、TrCH#0のTFを決定する。例えば、39ビットまで復号した段階でCRCチェックにパスしたとすれば、TrCH#0のTFはTF1であると判定することができる。
さらに、TrCH#0のTFが決まればTrCH#1とTrCH#2のTFが一意に決まるように、TFCが定められている。図3の例では、TrCH#0のTFがTF0かTF1の場合にはTrCH#1と#2のTFは共にTF0であり、TrCH#0のTFがTF2の場合にはTrCH#1と#2のTFは共にTF1になるように、TFCが定められている。
従って、TrCH#0のTFがTF0およびTF1の場合には、TrCH#1と#2にはデータが存在せず、TrCH#1とTrCH#2の復号が不要であることを予め把握することが出来る。よって、不要な復号を行なわないことにより、消費電力を低減することが可能となる。
しかし、CCTrCHの中には、TrCH#0のTFとは無関係にそのTFが選ばれているTrCHも存在する。図3の例で具体的に説明すると、TFC#0とTFC#3において、TrCH#0のTFは共にTF1(データ長=39ビット)であるが、TrCH#3のTFは、TFC#0ではTF0であり、TFC#3ではTF1である。すなわち、TrCH#3のTFが、TrCH#0のTFとは無関係に選択されている。
特開2004−356837号公報 3GPP(Generation Partnership Project) TS(Technical Specification) 25.212
TFCIを用いずに通信している場合に(もしくは、TFCIを正しく受信できなかった場合に)、BTFDでTFCを検出しよとするとき、先頭のTrCHのTFが判明したとしても、先頭のTrCHのTFに無関係にTFが選ばれるTrCH(図の例ではTrCH#3)のTFを判別することができない。TFを判別することができないTrCHにデータがあるか否かを復号前に判定することはできない。そのため、TrCHがEmptyであるか否かを復号前に知ることができず、EmptyのTrCHに対して、無駄な復号処理を行なうことが必要となる。例えば図3の例では、TrCH#0のTFがTF0かTF1と分かっていても、データが存在しないTFC#0のTrCH#3の復号を行なう必要がある。
本発明は、受信した信号の復号を行なう前に、TrCH内の各ビットデータのパワーのばらつきを計算し、ばらつきが閾値よりも大きい場合は、当該TrCHにはデータが存在しない、すなわちEmptyなTrCHであると判定して復号を行なわず、ばらつきが閾値よりも小さい場合には、当該TrCHがデータを含むと判定して復号を行なう。ばらつきとしては、例えば、分散や標準偏差を用いることができる。
本発明によれば、復号を行なう前に、TrCHがEmptyなのか、データを含むのかを判定することができる。
本発明を用いることにより、復号を行なう前に、TrCHがEmptyなのか、データを含むのかを判定することができるため、EmptyであるTrCHに対する不要な復号処理を行なわずにすむので、消費電力の低減を図ることができる。
図4は、無線伝送システムを示す図であり、基地局BSと携帯電話などの移動端末MSとの間で無線通信が行なわれている。この実施の形態では、基地局BSがTFCIを送信しておらず、移動端末MSはBTFDでTFCを検出する。
基地局BSは、図2および図3で定義されるTFSおよびTFCSで構成されるCCTrCH1を移動端末MSに送信する。移動端末MSは、アンテナANTおよびRF回路10を介してデータを受信し、受信したデータを受信データメモリ20に記憶する。移動端末MSは、さらに、受信データ信頼度判定回路30、受信電波状況判定回路40、ビタビ復号等により受信データの復号を行なう復号装置50、判明したTFを記憶する復号データ長メモリ60、復号回路50で復号されたデータを格納する復号データメモリ70を有する。
受信データ信頼度判定回路30は、受信データメモリ20に記憶された各ビットデータのパワーのばらつきの計算、およびそのばらつきと閾値との比較を行なう。詳しくは後述する。
受信電波状況判定回路40は、受信電波状況の判定を行なう。詳しくは後述する。
CCTrCH1を受信した移動端末MSの動作を説明する。移動端末MSは、CCTrCH1を受信することにより、1つ若しくは複数のTrCHを受信するが、本実施の形態では、TFCIを使用していないので、始めに、TFCの検出を行なわなければならない。本実施の形態では、移動端末MSはBTFDによりTFCを検出する。
移動端末MSは、TrCH#0のTFが、0ビット、39ビット、81ビットのいずれかであることが予めわかっているので、まず、0ビット目までの復号を行う。0ビット目までの復号とは、すなわち、CRCビットだけの復号である。
0ビット目までの復号データでCRCチェックし、このチェックにパスした場合は、TrCH#0のTFが0ビット(図2のTF0)であることがわかる。従って、CCTrCH1のTFCがTFC#0もしくはTFC#3であることが分かる。
一方、0ビット目までの復号データでCRCチェックした結果、パスしなかった場合は、移動端末MSは39ビット目までの復号を行い、CRCチェックを行なう。
39ビット目までの復号データでCRCチェックをパスした場合は、TrCH#0のTFが39ビット(図2のTF1)であることが分かるので、CCTrCH1のTFCはTFC#1若しくはTFC#4であることが分かる。
一方、39ビットまでの復号データでCRCチェックした結果、パスしなかった場合は、移動端末MSは、81ビット目まで復号を行い、81ビット目までの復号データで、再度、CRCチェックを行なう。その結果、CRCチェックにパスした場合は、TrCH#0のTFが81ビットであることが分かるので、CCTrCH1のTFCがTFC#2もしくはTFC#5であることが分かる。
0ビット、39ビット、81ビットのすべてのTFで、CRCチェックにパスしなかった場合には、受信電波が非常に悪く、そもそも復号できないデータを受信したと判定できる。
ここでは、39ビット目までの復号データでCRCチェックをパスした場合を考える。この段階で、移動端末MSは、CCTrCH1のTFCがTFC#1もしくはTFC#4であることを知ることができる。
よって、TrCH#1とTrCH#2のTFは、共に、TF0であることが分かるので、TrCH#1とTrCH#2はEmptyであり、復号が不要であることが分かる。
TrCH#0のTFがTF0(39ビット)であること、TrCH#1のTFがTF0(103ビット)であること、及び、TrCH#1のTFがTF0(80ビット)であることは、復号データ長メモリ60に記憶される。
以降、移動端末MSは、復号データ長メモリ60に記憶された、各TrCHのTFに基づいて、後続のCCTrCHに対する復号処理を行なう。
しかし、CCTrCH1のTFCがTFC#1もしくはTFC#4であることが分かったとしても、TrCH#3のTFがTF0かTF1かを知ることができない。図3に示すように、TFC#1の場合はTrCGH#3のTFはTF0であり、TFC#4の場合は、TrCH#3のTFはTF1であるからである。移動端末MSは、TrCH#3のTFとして取りうるビット長ずつ復号、および、CRCチェックを行なうことにより、TrCH#3のTFを検出することができるが、TrCH#3がEmptyである場合には、復号処理が無駄となってしまう。
そこで、移動端末MSは、TrCH#3の各ビットデータのパワーのばらつきを計算する。そして、このパワーのばらつきが閾値よりも大きい場合には、TrCH#3がEmptyであると判定し、復号処理を行なわない。一方、ばらつきが閾値よりも小さい場合には、TrCH#3がデータを含むと判定し、復号処理を行なう。
各ビットデータのパワーのばらつきの計算、および、ばらつきと閾値との比較について、さらに詳細に以下に説明する。
図5は、CCTrCH1中の各ビットデータのパワーの値が受信データメモリ20に記憶されている様子を模式的に示した図である。各ビットデータのパワーは、仮数部maと指数部exに分けて記憶されている。図5(a)の例では、TrCH#3の先頭のビットデータのパワーの値は、101×1/2^3として記憶されている。
受信データメモリ20は、パワーの値を、mW(ミリワット)単位で記憶しても良いし、dBm(デービーエム)単位で記憶してもよい。
また、各ビットデータのパワーの値は、正負の符号付きで記憶されている。正負は、受信ビットの論理を表しており、例えば、受信ビットが“1”であれば正、受信ビットが“0”であれば負の値となる。一方、TrCHがEmptyの場合は、移動端末MSは“1”でも“0”でもない状態を検出することとなり、理想的には、各ビットのパワーの値は0に近い値となる。しかし、現実には、ノイズが検出されるため、Emptyのビットであっても完全に0になることは少ない。
ばらつきの計算を行なう前に、受信データメモリ20に記憶された各ビットデータのパワーの値を正規化する(図5(b))。本実施の形態においては、最小の指数の値を、全ての指数から減算することにより、正規化を行なう。図5の(a)から(b)へ正規化する例では、指数“1”が最小であるので、全ての指数から1を減算することにより、正規されたパワーを計算している。正規化の処理は必須ではないが、正規化処理を行なうと、TrCHがデータを含むか、Emptyなのかの判定の精度が向上する。
次いで、正規化されたパワーの値のばらつきを計算する。ばらつきを示す値としては、分散や標準偏差を用いることができる。あるTrCH内の各ビットデータのパワーのばらつきを計算する際に、そのTrCH内の全てのビットデータのパワーの値を用いても良いし、一部の値を用いてもよい。
例えば、TrCHのデータ長が分かっているが、データが存在するのかEmptyなのかが分かっていない場合には、そのデータ長分のビットデータのパワーのばらつきを計算することができる。
一方、TrCHのデータ長が分かっていない場合は、TrCHの先頭から予め定められたデータ長分のビットデータのパワーのばらつきを計算する。ここで、“予め定められたデータ長”は、計算されたばらつきの値が、統計的に意味がある程度に長くすればよい。
尚、上述のように、各ビットデータのパワーは、受信データメモリ20に正負の符号付きで記憶されているが、ばらつきを計算する際は、パワーの絶対値やパワーを偶数ベキした値を用いることにより、正負の符号がばらつきの値に影響しないようにする。また、図5(b)では、TrCH#0から#2の値を省略しているが、TrCH#0から#2の各ビットデータのパワーの正規化は、行なっても行なわなくてもよい。
図6は、TrCH内の各ビットデータのパワーを示したグラフである。縦軸は、正規化された各ビットデータのパワーの絶対値である。図6(a)は、TrCHにデータが存在する場合のグラフであり、図6(b)は、TrCHがEmptyの場合のグラフである。図6(a)と(b)とを比較すると分かるように、TrCHにデータが存在する場合にはパワーの絶対値のばらつきが小さく、一方、TrCHがEmptyの場合にはパワーの絶対値のばらつきが大きい。従って、計算されたパワーのばらつきを閾値と比較することによって、TrCHがデータを含むのか、それともEmptyなのかを判定することができる。
図7のフローチャートを用いて、本発明のその他の実施の形態について説明する。
この実施の形態では、TFが分かっていないTrCHの復号処理をどのように行なうのかの判定(復号処理判定)を、上述のパワーのばらつきによる判定だけでなく、受信電波状況の良否判定も用いて行なう。
ステップSSにおいて復号処理判定を開始し、ステップS10において、受信電波状況判定回路40を用いて、受信電波状況が良好か否かの判定を行なう。受信電波状況の良否は、例えば、RSCP(Received Signal CodePower:1コードあたりの平均受信電力)、ISCP(Interference Signal Code Power:1コードあたりの干渉波電力)、RSCPとISCPの比(RSCP/ISCP)であるSIR(Signal to Interference Ratio:希望波信号電力対干渉電力比)、RSSI(Received Signal Strength Indicator:受信信号強度表示信号)、CPICH(Common Pilot Channel)のEc/No(The received energy per chip divided by the power density:希望波1チップあたりのエネルギー対帯域内受信電力密度比)等のパラメータを用いて判定することができる。
例えば、SIRが閾値以上の場合に受信電波状況が良好であると判定する。あるいは、CPICHのEc/Noが閾値以上の場合に受信電波状況が良好であると判定する。または、SIRが閾値以上であり、かつ、CPICHのEc/Noが閾値以上の場合に、受信電波状況が良好であると判定することもできる。このように、SIRとCPICHのEc/Noとが共にそれぞれの閾値以上である場合に受信電波状況が良好であると判定すれば、DCH通信状態における受信電波状況の判定の精度が向上する。
ステップS10で受信電波状況が不良であると判定された場合は、ステップS12に進み、CRCチェックを利用した復号処理を実施することを決定し、復号処理判定を終了する(ステップSF)。受信電波状況が不良である場合には、後述のステップS14における各ビットデータのパワーのばらつきを用いた判定を精度よく行なうことができないので、CRCチェックを利用した復号処理を行なうのである。
一方、ステップS10で受信電波状況が良好であると判定された場合は、ステップS12に進み、受信データ信頼度判定回路30を用いて、各ビットデータのパワーのばらつきと閾値の比較による判定を行なう。
すなわち、パワーのばらつきが閾値よりも小さい場合には、TrCHにデータが存在する(データの信頼度が高い)と判定してステップS16に進み、当該TrCHの復号処理、および、得られた復号データのCRCチェックを実施することを決定し、復号処理判定を終了する(ステップSF)。
一方、ステップS14で、パワーのばらつきが閾値よりも大きい場合には、当該TrCHがEmptyである(データの信頼度が低い)と判定してステップS18に進み、当該TrCHの復号処理を行なわないことを決定し、復号処理判定を終了する(ステップSF)。パワーのばらつきと閾値とが等しい場合は、ステップS16とステップS18の何れに進むことにしても良い。
CCTrCHの構成を説明するための図である。 TrCHのTFSを説明するための図である。 CCTrCHのTFCSを説明するための図である。 本発明の実施の形態を説明するための図である。 本発明の実施の形態を説明するための図である。 本発明の実施の形態を説明するための図である。 本発明のその他の実施の形態を説明するための図である。
符号の説明
1 CCTrCH
10 RF回路
20 受信データメモリ
30 受信データ信頼度判定回路
40 受信電波状況判定回路
50 復号装置
60 復号データ長メモリ
70 復号データメモリ

Claims (6)

  1. 伝送チャネルを受信し、
    前記伝送チャネルに含まれる各ビットデータのパワーのばらつきを計算し、
    前記ばらつきが閾値よりも大きい場合には前記伝送チャネルの復号を行わず、前記ばらつきが前記閾値よりも小さい場合には前記伝送チャネルの復号を行うこと、
    を有することを特徴とする復号方法。
  2. 受信電波状況の良否を判定し、
    前記受信電波状況が良好であると判定された場合に、前記ばらつきと前記閾値との比較を行って前記伝送チャネルの復号を行なうか否かを判定すること、
    を特徴とする請求項1に記載の復号方法。
  3. 前記受信電波状況の良否判定の結果、前記受信電波状況が不良であると判定された場合には、CRCを用いて前記伝送チャネルの復号を行なうこと、
    を特徴とする請求項2に記載の復号方法。
  4. 前記ばらつきとして、分散を計算することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一に記載の復号方法。
  5. 前記ばらつきとして、標準偏差を計算することを特徴とする請求項1から3のいずれか一に記載の復号方法。
  6. 前記ビットデータの前記パワーの正規化を行い、正規化されたパワーにより前記ばらつきが計算されること、
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一に記載の復号方法。
JP2006344102A 2006-12-21 2006-12-21 復号方法および復号装置 Pending JP2008160260A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006344102A JP2008160260A (ja) 2006-12-21 2006-12-21 復号方法および復号装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006344102A JP2008160260A (ja) 2006-12-21 2006-12-21 復号方法および復号装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008160260A true JP2008160260A (ja) 2008-07-10

Family

ID=39660723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006344102A Pending JP2008160260A (ja) 2006-12-21 2006-12-21 復号方法および復号装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008160260A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010095005A1 (en) * 2009-02-23 2010-08-26 Freescale Semiconductor, Inc. Processing data flows
JP2010532609A (ja) * 2007-06-29 2010-10-07 イセラ・インコーポレーテッド ワイヤレス通信システムにおける送信処理

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010532609A (ja) * 2007-06-29 2010-10-07 イセラ・インコーポレーテッド ワイヤレス通信システムにおける送信処理
US8654894B2 (en) 2007-06-29 2014-02-18 Icera, Inc. Processing transmissions in a wireless communication system
WO2010095005A1 (en) * 2009-02-23 2010-08-26 Freescale Semiconductor, Inc. Processing data flows
CN102301782A (zh) * 2009-02-23 2011-12-28 飞思卡尔半导体公司 处理数据流
US8767769B2 (en) 2009-02-23 2014-07-01 Freescale Semiconductor Processing data flows
CN102301782B (zh) * 2009-02-23 2014-07-30 飞思卡尔半导体公司 处理数据流

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3583405B2 (ja) 不連続伝送モードの移動通信システムにおける順方向電力制御装置及び方法
US8861652B2 (en) Detecting format of a transport channel
JP5475285B2 (ja) 拡張専用チャネルのための専用制御チャネル検出
JP2002164871A (ja) 復号化装置および復号化方法
FI105961B (fi) Vastaanottomenetelmä ja vastaanotin
JP2000083079A (ja) 可変伝送速度デ―タの伝送速度判別装置及び方法
JPWO2007029618A1 (ja) 移動携帯端末およびその制御方法
US20120113853A1 (en) Method and apparatus for blind transport format detection using discontinuous transmission (dtx) detection
JP2008160260A (ja) 復号方法および復号装置
EP2034619A1 (en) Radio base station and method of receiving physical control channel
CN101741434B (zh) 一种闭环功率控制方法
EP1869810B1 (en) Blind transport format detection based on decoder metric
US8433989B2 (en) Error checking with data presence detection
JP2008054235A (ja) 変調方式判定装置、受信装置、変調方式判定方法及び変調方式判定プログラム
US20040165560A1 (en) Method and apparatus for predicting a frame type
WO2003101027A1 (en) Blind transport format-detection with preselection of candidate transport formats
KR20030027787A (ko) 포맷 검출 방법
US8270339B2 (en) Mobile communication system, mobile communication terminal, and mobile communication method
JP2004320359A (ja) 受信処理方法、受信装置および端末装置
JPWO2005002271A1 (ja) 受信装置
KR100939422B1 (ko) 디코더 메트릭에 의거한 블라인드 전송 포맷 검출
JP2009182748A (ja) 無線通信装置における通信制御方法および装置
JP2007235817A (ja) 移動通信システム、基地局及び送信電力制御方法
KR20070084693A (ko) 비동기 이동통신 시스템의 tfci 결정 장치 및 방법
JP2008079212A (ja) 無線通信装置および電力制御方法