JP2008159980A - 発光素子及び照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 発光層で発生した光を一方向に取り出す発光素子において、光を取り出し方向に反射させる光反射層を簡易なプロセスにより形成できる、発光効率の高い発光素子、及び照明装置を提供すること。
【解決手段】 発光素子は、基板20上に発光層24を含む半導体層200が形成されている発光素子において、基板20と発光層24との間に複数の島状部から成るとともに金属から成る光反射層21が形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、n型窒化ガリウム系化合物半導体層、窒化ガリウム系化合物半導体からなる発光層及びp型窒化ガリウム系化合物半導体層が積層されている半導体層を有している発光素子及び照明装置に関する。
窒化ガリウム系化合物半導体(III族窒化物系化合物半導体)(InAlGa1−x−yN;0≦x,y≦1,x+y≦1)は、GaN,AlN,InNにより、AlGaN,InGaN,InAlGaN等の混晶を形成できるこのような混晶は、その組成を選択することによりバンドギャップを変化させることができ、可視光領域から紫外光領域までの発光が可能であり、発光ダイオード(LED)や半導体レーザ(LD)等の発光素子の材料として検討されており、実用化が図られている。
一般に、窒化ガリウム系化合物半導体からなるLEDは、図3に示すように、例えばサファイアからなる絶縁性の基板10上に、バッファ層11、n型窒化ガリウム系化合物半導体層12、窒化ガリウム系化合物半導体からなる発光層13及びp型窒化ガリウム系化合物半導体層14を積層した半導体層が積層されている。この半導体層は、n型窒化ガリウム系化合物半導体層12を露出させ、n型及びp型窒化ガリウム系化合物半導体層12,14上に、それぞれn型及びp型電極15,16が形成されている。従って、n型及びp型電極15,16が、半導体層の同じ主面側に形成されることになる(特許文献1公報)。
このような構成のLEDは、発光層13で発生した光を上方向と下方向のどちらの方向に取り出すかによって、外部のパッケージ等の電極パッド等に対してフリップチップ接続やワイヤボンディング接続を行うことになる。
即ち、図3のような構成のLEDは、n型及びp型電極15,16を反射性の電極とし、外部のパッケージ等の電極パッド等にフリップチップ接続することにより、発光層13で発生した光は基板10側へ取り出すこととなる。
また、n型電極15がなく、基板10が導電性のものである場合には、p型電極16にワイヤボンディング接続するものとなり、発光層13で発生した光はp型電極16側に取り出すことになる。
そして、光を基板10と反対側の面から取り出す場合、基板10方向へ進行する光を反射させる構造が必要となる。そのために、例えば基板10と発光層13の間に分布型ブラッグ反射鏡(DBR:Distributed Bragg Reflectors)を設けた構造が提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
また、基板10の裏面(図3では基板10の下面)に、さらに接着層を介して反射金属層や他の基板を付加した構造が提案されている(例えば、特許文献3を参照)。
さらに、発光素子の上下面の両面に電極を形成した両面電極構造とするために、p型窒化ガリウム系化合物半導体層上に透明金属層、反射金属層、導電性基板を接着した後に、窒化ガリウム系化合物半導体層の成長に要した基板を剥離した垂直電極構造の発光素子が提案されている(例えば、特許文献4を参照)。
特開昭61−56474号公報 特開平9−045959号公報 特開2004−235615号公報 実用新案登録3105430号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているようなサファイアから成る絶縁性の基板を用いた構成では、p型窒化ガリウム系化合物半導体層の抵抗が高いため、電流の横方向への広がりが小さいため、電流集中の問題点や、発光層で生じた光が効果的に一方向から取り出せないため、光取り出し効率が低いという問題点があった。
光取り出し効率が低いという問題点を解決すべく、特許文献2に示されるようなDBR構造により発光層で生じた光を反射させ、基板と逆方向に取り出せるようにした構成においては、DBRの反射率を高めるために屈折率の異なる2種類の窒化ガリウム系化合物半導体層を厚く繰り返し積層する必要があるため、DBR層や半導体層にクラックが生じたり、また縦型電導とする場合にはDBRの存在が抵抗の増大の原因となるという問題点があった。
そこで、DBRにではなく反射金属層を用いる特許文献3の構成が提案されているが、このように接着層を介して反射金属層、他の基板を付加する構成においては、製造プロセスが複雑になり、工程数も増える。さらに製造歩留まりも悪くなるおそれがある。
また、両面電極構造の発光素子が可能となる特許文献4のように、透明金属層、反射金属層、導電性基板を接着した後に窒化ガリウム系化合物半導体層の成長に要した基板を剥離する構成においては、両面電極により発光素子内を流れる電流の方向が縦方向(上下方向)になるため、電流分布の不均一は生じない。しかし、窒化ガリウム系化合物半導体層の成長に要した基板を剥離する必要があり、剥離はレーザリフトオフ法等により行うため、剥離時の半導体層へのダメージやクラックの発生が懸念され、発光効率低下の恐れがある。また、製造プロセスも複雑になり、工程数も増えるため、製造歩留まりも悪い。
従って、本発明は上記従来の技術における問題点に鑑みて完成されたものであり、その目的は、発光層で発生した光を一方向に取り出す発光素子において、光を取り出し方向に反射させる光反射層を簡易なプロセスにより形成できる、発光効率の高い発光素子、及び照明装置を提供することである。
本発明の発光素子は、基板上に発光層を含む半導体層が形成されている発光素子において、前記基板と前記発光層との間に複数の島状部から成るとともに金属から成る光反射層が形成されていることを特徴とするものである。
また、本発明の発光素子は好ましくは、前記半導体層は、n型窒化ガリウム系化合物半導体層と、窒化ガリウム系化合物半導体からなる発光層と、p型窒化ガリウム系化合物半導体層とが積層された積層体を含むことを特徴とするものである。
また、本発明の発光素子は好ましくは、前記光反射層は、表層部に窒化物層が形成されていることを特徴とするものである。
また、本発明の発光素子は好ましくは、前記光反射層は前記基板上に直接形成されており、前記光反射層上に前記半導体層が積層されていることを特徴とするものである。
また、本発明の発光素子は好ましくは、前記光反射層上に前記p型窒化ガリウム系化合物半導体層が接していることを特徴とするものである。
また、本発明の発光素子は好ましくは、前記基板は、化学式XB(ただし、XはTi及びZrの少なくとも1種を含む。)で表される二硼化物単結晶から成り、前記光反射層はアルミニウムから成ることを特徴とするものである。
本発明の照明装置は、上記本発明の発光素子と、前記発光素子からの発光を受けて光を発する蛍光体及び燐光体の少なくとも一方とを具備していることを特徴とするものである。
本発明の発光素子は、基板上に発光層を含む半導体層が形成されている発光素子において、前記基板と前記発光層との間に複数の島状部から成るとともに金属から成る光反射層が形成されていることから、発光層で生じた光を光反射層により種々の方向に効果的に反射することが可能であり、光の取り出し効率が高い発光素子とすることができる。光反射層は複数の島状部からなっているため、連続した層からなる光反射層の場合よりも光の反射する機会が増える。また、反射した光の方向がより多くの方向となることから、多くの光が半導体層から放射され、光の取り出し効率を高くすることができる。
また、島状部同士の隙間において、基板と半導体層、または半導体層同士が上下で接することができるため、光反射層の上下で格子整合性を低下させずに半導体層を形成でき、歪が小さく結晶品質の高い半導体層を形成することができる。その結果、発光層の発光効率も高くなり、光の取り出し効率をより高くすることができる。
また、本発明の発光素子は好ましくは、半導体層は、n型窒化ガリウム系化合物半導体層と、窒化ガリウム系化合物半導体からなる発光層と、p型窒化ガリウム系化合物半導体層とが積層された積層体を含むことから、光反射層は、半導体層を成長させる際に、窒化ガリウム系化合物半導体層の成長と連続させて形成することができる。その結果、新たに接着層を介して光反射層を接着するといった工程が必要なく、製造プロセスが簡易なものとなる。従って、製造歩留まりも高くすることができる。また、レーザなどにより基板の剥離を行う必要がないため、半導体層へのダメージやクラックが発生する懸念がない。
また、本発明の発光素子は好ましくは、光反射層は、表層部に窒化物層が形成されていることから、その上に積層される窒化ガリウム系化合物半導体層を連続的に成長させることが可能となるため、結晶の転位が導入されることなく窒化ガリウム系化合物半導体層を成長でき、良好な結晶性の窒化ガリウム系化合物半導体層を成長させることができる。
また、本発明の発光素子は好ましくは、光反射層は基板上に直接形成されており、光反射層上に半導体層が積層されていることから、金属から成る光反射層が電極の役割も兼ねることができる。
また、光反射層は複数の島状部から成るため、平面の金属層からなる場合と比較して半導体層との接触面積が大きくなることから、接触抵抗が低くなり、電圧降下を小さくすることが可能となる。
さらに、光反射層は複数の島状部から成ることから、基板は半導体層及び光反射層の2つの領域で接することになるため、連続した層からなる光反射層の場合に生じる、基板と光反射層との密着性の劣化の問題をなくすことができ、基板と半導体層との密着性に優れた発光素子とすることができる。
また、本発明の発光素子は好ましくは、光反射層上にp型窒化ガリウム系化合物半導体層が接していることから、基板側からp型窒化ガリウム系化合物半導体層を成長させることにより、p型のアクセプタ不純物の活性化を改めて行う必要がなく、引き続き成長させる発光層やn型窒化ガリウム系化合物半導体層の成長中にp型のアクセプタ不純物の活性化をすることが可能となる。
また、本発明の発光素子は好ましくは、基板は、化学式XB(ただし、XはTi及びZrの少なくとも1種を含む。)で表される二硼化物単結晶から成り、光反射層はアルミニウムから成ることから、基板の格子定数と窒化ガリウム系化合物半導体層の格子定数の差が小さく、またこれらの熱膨張係数も近いことから、良好な結晶性の窒化ガリウム系化合物半導体層を成長させることができる。特に、基板側からp型窒化ガリウム系化合物半導体層を成長させる場合、結晶性が良好な層が形成できるため、厚く形成する必要がなく、抵抗の高いp型窒化ガリウム系化合物半導体層における電圧降下を抑制できる。
さらに、窒化ガリウム系化合物半導体層の結晶性が良いため、その成長中における水素原子の取り込みや、結晶中での拡散が抑制され、添加した不純物との結合が生じにくくなる。その結果、窒化ガリウム系化合物半導体は結晶成長終了時には既にp型化しており、p型化のために新たにアニール処理等を行う必要がなく、低抵抗のp型窒化ガリウム系化合物半導体を得ることが可能となる。
また、本発明の発光素子は好ましくは、基板は、化学式XB(ただし、XはZr及びTiの少なくとも1種を含む。)で表される二硼化物単結晶から成り、光反射層はアルミニウムから成ることから、二硼化物単結晶は、p型窒化ガリウム系化合物半導体層とオーミック接触が形成でき、導電性があり、基板自体のバルク抵抗も10-6Ωcm程度と小さいために、両面電極構造の発光素子において電圧降下もないものとなる。
また、光反射層がアルミニウムからなることから、その表面を容易に窒化することが可能であり、その上に積層する窒化ガリウム系化合物半導体層を連続的に結晶性よく成長させることが可能となる。また、アルミニウムから成る光反射層は、発光層から発光した光の反射率も高く、光の取り出し効率も高いものとなる。
化学式XB(ただし、XはZr及びTiの少なくとも1種を含む。)で表される二硼化物単結晶は一般に反射率は低いが、アルミニウムから成る光反射層を用いることによって、窒化ガリウム系化合物半導体層の結晶品質の向上には有効である。
従って、アルミニウムから成る光反射層を用いることにより、効果的に光を基板と逆方向に反射させることが可能となり、高品質の結晶から成る半導体層を有するとともに、高い光取り出し効率を有する発光素子を得ることが可能となる。
また、本発明の照明装置は、上記発光素子と発光素子からの発光を受けて光を発する蛍光体及び燐光体の少なくとも一方とを具備していることから、光の取り出し効率が高く、電圧降下も小さい発光素子を用いることによって、発光効率が高く、輝度の高い照明装置となる。
以下、本発明の発光素子について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の発光素子について実施の形態の一例を示す断面図である。図1において、20は導電性基板、21は複数の島状部から成る光反射層、22は光反射層の表層部に形成された窒化物層、23はn型窒化ガリウム系化合物半導体層、24は窒化ガリウム系化合物半導体からなる発光層、25はp型窒化ガリウム系化合物半導体層である。26はp型窒化ガリウム系化合物半導体層25上に形成されたp型電極である。
本発明の発光素子は、基板20上に発光層24を含む半導体層200が形成されている発光素子において、基板20と発光層24との間に複数の島状部から成るとともに金属から成る光反射層21が形成されている構成である。また、p型窒化ガリウム系化合物半導体層24上にp型電極26が設けられている。
上記の構成により、発光層で生じた光を光反射層により種々の方向に効果的に反射することが可能であり、光の取り出し効率が高い発光素子とすることができる。発光層24で生じた光を光反射層21により種々の方向に効果的に反射するには、島状部の形状は、図1に示すように、縦断面形状が半円形状、半楕円形状、半長円形状等のような滑らかな凸形曲面であることが好ましい。
また、半導体層200は好ましくは、n型窒化ガリウム系化合物半導体層23と、窒化ガリウム系化合物半導体からなる発光層24と、p型窒化ガリウム系化合物半導体層25とが積層された積層体を含むものである。
光反射層21は、複数の島状部から成るものであるが、各島状部の幅は10nm〜10μm程度がよい。10nm〜10μmでは、光の反射率を効果的に高くすることができ、さらに窒化物層22を形成しても十分な反射率を得ることができる。しかし、10nm未満では、島状部が密接することになり、平坦な金属膜と同様になるため、光取り出し効率の向上効果が小さい。また10μmを超える場合にも、発光素子中に分布する島状部が少なくなることから、平坦な金属膜と同様となり、島状であることによる光取り出し効率の向上の効果が小さくなる。さらには、50nm〜100nmが好ましい。
各島状部の高さは15nm〜100nm程度がよく、15nm未満では、光反射層21を透過する光が生じるため十分な反射率を得ることができなくなる。100nmを超えると、その上に成長する窒化ガリウム系化合物半導体層の平坦性を悪くする。
また、各島状部の平面視における形状は円形がよく、その場合、MOVPE法等によって形成する際に導電性基板20上で円形状に凝集することにより容易に形成できることから好ましい。しかし、フォトプロセスによるパターニングにより、例えば楕円形、三角形、四角形、五角形以上の多角形等の形状とすることができる。
また、島状部同士の間の間隔は、10nm〜1μm程度がよく、10nm未満では、導電性基板20の露出部が少なくなるため、窒化ガリウム系化合物半導体と格子整合性の高い硼化ジルコニウム単結晶やGaNから成る導電性基板20を用いて窒化ガリウム系化合物半導体層を成長する際に、導電性基板20の格子整合性を有効に生かすことができない。1μmを超えると、光反射層21の反射率が低下し易くなる。
従って、島状部の平面視における個数密度は10〜1012個/cm程度となる。
また、光反射層21の平面視における面積は、基板20の上面の面積に対する面積占有率が50%以上、さらには75%以上であることが好ましい。50%未満では、光反射層21の高反射率と、光反射層21上に形成されるn型窒化ガリウム系化合物半導体層23の結晶性を高品質化することを両立することが難しくなる。
本発明の発光素子において、基板20がn型電極を兼ねることができることから、基板20は導電性基板からなるものが好適であるが、窒化ガリウム系化合物半導体層がエピタキシャル成長し得るものであればよい。基板20が導電性基板から成る場合、炭化珪素(SiC),GaN,硼化ジルコニウム(ZrB),酸化亜鉛(ZnO)等からなる。
また、基板20は、化学式XB(ただし、XはZr及びTiの少なくとも1種を含む。)で表される二硼化物単結晶から成ることが好ましい。この場合、基板20は、ZrB単結晶,TiB単結晶等からなるが、窒化ガリウム系化合物半導体との格子整合性及び熱膨張係数の整合性の点で優れていることを考慮すると、ZrB単結晶からなるものを使用することが好ましい。また、ZrB単結晶において、Zrの一部がTiに置換されているものであってもよい。また、ZrB単結晶において、その結晶性また格子定数が大きく変化しない程度に不純物としてTi,Hf,Mg,Al等を含んでいても構わない。
金属から成る光反射層21は、高い光の反射率、窒化の容易さの観点から、特にアルミニウムが好ましい。
本発明の発光素子において、光反射層21は、表層部に窒化物層22が形成されていることが好ましい。この場合、光反射層21の上に積層される窒化ガリウム系化合物半導体層を連続的に成長させることが可能となるため、結晶の転位が導入されることなく窒化ガリウム系化合物半導体層を成長でき、良好な結晶性の窒化ガリウム系化合物半導体層を成長させることができる。
光反射層21の表層部に形成される窒化物層22は、例えば金属から成る光反射層21をアンモニアガスの雰囲気中に曝すことによって表面を窒化させて形成される。また、アンモニアガスによる窒化処理以外の窒化の方法として、窒素プラズマ等による処理が挙げられる。
窒化物層22の厚みは5nm〜30nmがよい。5nm未満では、窒化物層22の上に成長する窒化ガリウム系化合物半導体層の成長が金属層上への成長と同様になってしまい、窒化ガリウム系化合物半導体層の成長性、結晶性が劣化する。30nmを超えると、光反射層21の窒化は窒素の拡散・反応により生じることから、光反射層21の表層部では窒化が十分に起こるが、内部の方では十分な窒化が生じず、結晶性の悪い窒化物層22が形成されることになる。そのため、窒化物層22の上に成長する窒化ガリウム系化合物半導体層の結晶品質が劣化したり、また窒化に要する時間が長くなる。
また、光反射層21の島状部において、厚さ方向で窒化されない金属部の厚みが10nm以上であることが好ましい。10nm未満では、光反射層21の反射率を高くすることができなくなる。
n型窒化ガリウム系化合物半導体層23は、Si等の不純物元素として添加されたn型の層であるが、さらにその上にAlGaN層やInGaN層が形成されていて、一層でなくてもよい。
また、発光層24は、例えば禁制帯幅の広い障壁層と禁制帯幅の狭い井戸層とから成る量子井戸構造が複数回繰り返し規則的に積層された多層量子井戸構造(MQW:Multi Quantum Well)としている(図示せず)。その組成は、InN,GaN,AlN,またはそれらの混晶からなり、発光波長により適宜組み合わせて形成される。例えば、井戸層にInGaN、障壁層にGaN、また、井戸層にInGa(1−x)N、障壁層にInGa(1−y)N(ただし、x>y)を用いて、形成可能である。
さらに、発光層24上に形成されるp型窒化ガリウム系化合物半導体層24は、AlGaN層,GaN層等の層を複数積層したものからなる。p型不純物元素としては、マグネシウム(Mg),亜鉛(Zn)等が添加される。
また、p型窒化ガリウム系化合物半導体層24上に形成されたp型電極26は、p型窒化ガリウム系化合物半導体層24に良好なオーミック接触をとることができる材質からなるものとしている。そのような材質のものとしては、例えば、厚み10nm程度に薄く成膜したアルミニウム(Al),チタン(Ti),ニッケル(Ni),クロム(Cr),インジウム(In),錫(Sn),モリブデン(Mo),銀(Ag),金(Au),ニオブ(Nb),タンタル(Ta),バナジウム(V),白金(Pt),ロジウム(Rh),パラジウム(Pd)等の薄膜、または酸化錫(SnO),酸化インジウム(In),酸化インジウム錫(ITO),酸化亜鉛(ZnO)等の薄膜を挙げることができる。また、上記薄膜を複数積層したり、上記材質の複数を化合物としたものでも構わない。
また、本発明の発光素子は、光反射層21は基板20上に直接形成されており、光反射層21上に半導体層200が積層されていることが良い。この場合、金属から成る光反射層21が電極の役割も兼ねることができ、半導体層200に対して効率よく電流を注入することができる。
また、図1の例では、光反射層21上にn型窒化ガリウム系化合物半導体層23を形成しているが、光反射層21上にp型窒化ガリウム系化合物半導体層25を形成し、p型窒化ガリウム系化合物半導体層25上に発光層24、発光層24上にn型窒化ガリウム系化合物半導体層23を形成した構成も可能である。基板20として硼化ジルコニウム(ZrB)単結晶から成るものを用いる場合、基板20との接触抵抗を小さくする観点からは、基板20側からp型窒化ガリウム系化合物半導体層25を積層する構成が好ましい。
次に、本発明の発光素子の製造方法について以下に説明する。
発光素子の製造方法は、基板20上に、光反射層21を形成する工程と、光反射層の表面を窒化し窒化物層22を形成する工程と、n型窒化ガリウム系化合物半導体層23、発光層24及びp型窒化ガリウム系化合物半導体層25を含む半導体層200をエピタキシャル成長させる工程と、半導体層200上にp型電極26を形成する工程を具備する構成である。
具体的には、図1の発光素子の断面図に示すように、光反射層21、窒化物層22及び半導体層200(n型窒化ガリウム系化合物半導体層23、発光層24及びp型窒化ガリウム系化合物半導体層25からなる)は、基板20上に有機金属化学気相成長(MOVPE)法によって形成される。
即ち、基板20上に、アルミニウムからなる光反射層21、光反射層21の表面の窒化により形成した窒化アルミニウム(AlN)からなる窒化物層22、n型窒化ガリウム系化合物半導体層23を順次積層する。次に、その上に発光層24として障壁層で挟まれた井戸層から成る量子井戸層が複数回繰り返し積層された超格子である多層量子井戸層(MQW)を形成する。次に、その上にp型窒化ガリウム系化合物半導体層25である、第1のp型クラッド層と第2のp型クラッド層とp型コンタクト層とを順次積層する。
具体的には以下のような製造方法である。
<光反射層21の形成工程>
硼化ジルコニウム(ZrB)単結晶から成る基板20を、まずフッ酸を1体積%程度含むフッ酸水溶液で1分間洗浄し、その後MOVPE装置中に基板20を設置し、1000℃〜1300℃程度まで加熱してサーマルエッチングを行う。
その後、基板温度を400℃〜900℃に降温し、トリメチルアルミニウム(TMA:Al(CH33)のみを供給し、基板20上にアルミニウムから成る複数の島状部の光反射層21を形成する。トリメチルアルミニウムの供給流量、供給時間、基板20の温度によって光反射層21の島状部の大きさ、分布は異なるが、トリメチルアルミニウムの供給流量を20sccm(standard cc/min)、供給時間を1分間程度、基板20の温度を800℃程度とすることによって、直径100nm程度の島状部が分布した構成のアルミニウムから成る光反射層21を形成することができる。ただし、基板20とアルミニウムとの濡れ性によっても、島状部の分布や大きさが異なるため、適宜条件を調整する必要がある。
<窒化物層22の形成工程>
アルミニウムからなる光反射層21を形成した後、トリメチルアルミニウムの供給を中止し、窒化物層22を形成するためにアンモニアガスを供給する。窒化処理の際の基板20の温度は高い方が窒化しやすいが、あまり基板20の温度を高くすると、アルミニウムが再蒸発する可能性がある。そのため、1000℃以下の950℃程度で窒化処理を行う必要がある。アンモニアガスの供給量は3slm(standard L/min)程度であり、窒化処理に要する時間は1分〜10分程度あればよい。
<半導体層200の形成工程>
また、n型窒化ガリウム系化合物半導体層23としては、例えば、基板20の温度を950〜1150℃とし、窒化ガリウム(GaN)を数μm程度(例えば1〜5μm)の厚さで形成すればよい。この際、n型とするためにSiをドープする。
また、発光層24を成す多層量子井戸層は、基板20の温度を700℃程度とし、厚さ5〜50nm程度の窒化インジウムアルミニウム(In0.01Ga0.99N)から成る障壁層と、厚さ1〜20nm程度の窒化インジウムアルミニウム(In0.11Ga0.89N)から成る井戸層とを順次積層し、その上にそれらと同じ厚さ及び同じ組成の障壁層と井戸層とを、例えば3回繰り返して形成して、最後に同じ厚さ及び同じ組成の井戸層と障壁層が形成されるようにして形成すればよい。
また、p型窒化ガリウム系化合物半導体層25を成す第1のp型クラッド層は、基板20の温度を700℃程度とし、多層量子井戸層の障壁層上に、窒化アルミニウムガリウム(Al0.15Ga0.85N)層を、10〜100nm程度の厚さで形成する。また、第2のp型クラッド層は、基板20の温度を820℃程度とし、第1のp型クラッド層上に、窒化アルミニウムガリウム(Al0.2Ga0.8N)層を50〜300nm程度の厚さで形成する。また、p型コンタクト層は、基板20の温度を820〜1050℃程度とし、第2のp型クラッド層上に、窒化ガリウム(GaN)層を、5〜50nm程度の厚さで形成する。
<p型電極26の形成工程>
p型窒化ガリウム系化合物半導体層25上に形成されるp型電極26は、Ni,Au層を積層したもの、酸化インジウム錫(ITO)層から成るもの等を用いることができる。
さらに、ワイヤボンディングやプローバ測定を行うために、p型電極26やn型電極を兼ねる基板20の裏面上にパッド電極を設けてもよい。パッド電極としては、Ti層,Au層を積層したもの等を使用することができる。
そして、ダイシングまたはスクライブ等により、発光素子のチップごとに切断分離することにより、図1に示す発光素子が得られる。
図2は、本発明の発光素子について実施の形態の他例を示す断面図である。図2において、30は導電性基板、31は第1のn型窒化ガリウム系化合物半導体層、32は光反射層、33は光反射層32の表層部に形成された窒化物層、34は第2のn型窒化ガリウム系化合物半導体層、35は窒化ガリウム系化合物半導体からなる発光層、36はp型窒化ガリウム系化合物半導体層である。37はp型窒化ガリウム系化合物半導体層36上に形成されたp型電極である。
即ち、図2の本発明の発光素子は、基板30上に第1のn型窒化ガリウム系化合物半導体層31が形成され、n型窒化ガリウム系化合物半導体層31上に光反射層32が形成され、光反射層32の表層部を窒化することで窒化物層33が形成されている。さらに、第2のn型窒化ガリウム系化合物半導体層34、窒化ガリウム系化合物半導体からなる発光層35及びp型窒化ガリウム系化合物半導体層36を含むとともにこの順でこれらの層が積層されている半導体層300が形成されており、p型窒化ガリウム系化合物半導体層36上にp型電極37が設けられており、基板30がn型電極を兼ねる構成となっている。
図1の例と異なる点は、光反射層32が基板30上に直接形成されておらず、n型窒化ガリウム系化合物半導体層の途中に形成されている。その他の構成は図1と同じである。
図2の構成においても、n型窒化ガリウム系化合物半導体層とp型窒化ガリウム系化合物半導体層を入れ換えて、基板30上に第1のp型窒化ガリウム系化合物半導体層、光反射層、窒化物層、第2のp型窒化ガリウム系化合物半導体層、発光層、n型窒化ガリウム系化合物半導体層を順次積層した構成も可能である。
また、基板30とn型窒化ガリウム系化合物半導体層31の間に、AlN,GaN,これらの混晶であるAlGaN,硼化ジルコニウム(ZrB)等からなる10nm〜100nm程度の厚さのバッファ層を形成してもよい。
図2の本発明の発光素子は、図1の発光素子の製造方法と同様の製造方法によって製造される。
本発明の照明装置は、本発明の発光素子と、発光素子からの発光を受けて光を発する蛍光体及び燐光体の少なくとも一方とを具備している構成である。この照明装置は、本発明の発光素子を透明樹脂等で覆うか内包するようにし、その透明樹脂等に蛍光体や燐光体を混入させた構成とすればよく、蛍光体や燐光体によって発光素子の紫外光〜近紫外光を白色光等に変換するものとすることができる。また、集光性を高めるために透明樹脂等に凹面鏡等の光反射部材を設けることもできる。このような照明装置は、従来の蛍光灯等よりも消費電力が小さく、小型であることから、小型で高輝度の照明装置として有効である。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を施すことは何等差し支えない。
本発明の発光素子について実施の形態の一例を示す断面図である。 本発明の発光素子について実施の形態の他例を示す断面図である。 従来の発光素子の一例を示す断面図である。
符号の説明
20,30:基板
21,32:光反射層
22,33:窒化物層
23:n型窒化ガリウム系化合物半導体層
24,35:発光層
25,36:p型窒化ガリウム系化合物半導体層
26,37:p型電極
31:第1のn型窒化ガリウム系化合物半導体層
34:第2のn型窒化ガリウム系化合物半導体層

Claims (7)

  1. 基板上に発光層を含む半導体層が形成されている発光素子において、前記基板と前記発光層との間に複数の島状部から成るとともに金属から成る光反射層が形成されていることを特徴とする発光素子。
  2. 前記半導体層は、n型窒化ガリウム系化合物半導体層と、窒化ガリウム系化合物半導体からなる発光層と、p型窒化ガリウム系化合物半導体層とが積層された積層体を含むことを特徴とする請求項1記載の発光素子。
  3. 前記光反射層は、表層部に窒化物層が形成されていることを特徴とする請求項2記載の発光素子。
  4. 前記光反射層は前記基板上に直接形成されており、前記光反射層上に前記半導体層が積層されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の発光素子。
  5. 前記光反射層上に前記p型窒化ガリウム系化合物半導体層が接していることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか記載の発光素子。
  6. 前記基板は、化学式XB(ただし、XはTi及びZrの少なくとも1種を含む。)で表される二硼化物単結晶から成り、前記光反射層はアルミニウムから成ることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか記載の発光素子。
  7. 請求項1乃至5のいずれかの発光素子と、前記発光素子からの発光を受けて光を発する蛍光体及び燐光体の少なくとも一方とを具備していることを特徴とする照明装置。
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