JP2008143632A - ケーブルドラム支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブルドラムを水平に保持することを可能とするケーブルドラム支持装置を提供する。
【解決手段】ケーブルドラムの中心穴に挿通し、ケーブルドラムを回転可能に支持するドラム支持部(3)と、ドラム支持部(3)を支持する支持受部(5)と、支持受部(5)を昇降可能に装着する支柱(4b)と、を有して構成し、支持受部(5)は、当該支持受部(5)の昇降方向と直交する直交方向に開口部を有し、当該開口部でドラム支持部(3)を架設し、ドラム支持部(3)がケーブルドラム(1)の回転方向と同一方向に回転可能となるようにドラム支持部(3)を支持し、且つ、支持受部(5)は、支持受部(5)の昇降方向と直交する直交方向に傾向可能となるように支柱(4b)に装着され、支持受部(5)の昇降及び傾向により、ドラム支持部(3)の位置を調節し、ケーブルドラム(1)を水平に保持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ケーブルを巻回して構成されるケーブルドラムを回転可能に支持するケーブルドラム支持装置に関し、例えば、ケーブルドラムからケーブルを引き出し、該引き出したケーブルを経路に沿って布設する作業等に好適なケーブルドラム支持装置に関するものである。
従来、ケーブルは、ケーブルドラムに巻回された状態で輸送され、ケーブルの布設現場において、図10に示すようなケーブルドラム支持装置によりケーブルドラムを支持させ、ケーブルドラムからケーブルを引き出し、該引き出したケーブルを経路に沿って布設していたのが現状である。以下、図10を参照しながら、従来のケーブルドラム支持装置について説明する。なお、図10は、従来のケーブルドラム支持装置の斜視図を示す。
なお、図10に示す符号(1)は、ケーブル(2)が巻回される円筒部の両端に対して側板(1a)を設けた木製のケーブルドラムである。また、(3)は、ケーブルドラム(1)の中心穴(1b)に挿通されるドラム支持部である。
また、(4)は、ジャッキである。ジャッキ(4)は、ベース(4a)と、ベース(4a)に垂直に立設された円筒状の支柱(4b)と、雌ねじ部が中心穴に形成され、支柱(4b)の上部に支柱(4b)の軸心周りに回転可能に取り付けられた昇降ハンドル(4c)と、外周部に形成された雄ねじ部を昇降ハンドル(4c)の雌ねじ部に螺合させて支柱(4b)に取り付けられた長尺の雄ねじ棒(4d)と、雄ねじ棒(4d)の頭部に固着された円筒状の受部(4e)と、支柱(4b)とベース(4a)とに連結されて支柱(4b)の倒れを防止する補強梁(4f)と、を有して構成される。
次に、図10に示すケーブルドラム支持装置を用いて行うケーブル延線作業について説明する。
まず、ドラム支持部(3)をケーブルドラム(1)の中心穴(1b)に挿通させる。次に、昇降ハンドル(4c)を回転させて受部(4e)が所定の高さとなるように調節する。そして、受部(4e)の高さを調整したジャッキ(4)をケーブルドラム(1)の両端にそれぞれ配置する。
次に、ケーブルドラム(1)の中心穴(1b)に通したドラム支持部(3)の両端を各ジャッキ(4)の受部(4e)に挿通する。そして、昇降ハンドル(4c)を回転させて受部(4e)を上昇させる。
これにより、ケーブルドラム(1)は、図10に示すように、空中に浮いた状態で、一対のジャッキ(4)に回転自在に支持されることになる。そして、作業者は、ケーブルドラム(1)に巻回されているケーブル(2)の先端を保持し、ケーブル(2)を牽引することになる。
この作業者の牽引により、ケーブルドラム(1)が回転し、ケーブルドラム(1)からケーブル(2)を引き出すことが可能となる。
なお、上述したケーブルドラム支持装置を使用する場合には、ケーブルドラム(1)が水平となるようにドラム支持部(3)の両端を調節しなければ、延線作業中にケーブルドラム(1)が片寄り、ケーブルドラム(1)が転倒する危険性がある。
また、ケーブルドラム(1)が転倒しない場合であっても、ケーブルドラム(1)が片寄った状態では、ドラム支持部(3)とケーブルドラム(1)との間の摩擦力が増大し、ケーブルドラム(1)の回転効率が低減し、ケーブル延線作業の作業効率を低下させてしまう問題を招くことになる。なお、この上述した問題は、ケーブルドラム(1)の大きさや重量が増大すればするほど顕著となる。
また、ケーブル延線作業を行う現場によっては、ケーブルドラム支持装置を平坦に設置できない状況も想定される。このような状況の現場では、ケーブルドラム(1)が水平となるようにドラム支持部(3)の両端を調節することが必須となる。
しかしながら、上述したドラム支持部(3)の調節は、作業者の目視により行うのが一般的であるため、ケーブルドラム(1)が水平となるようにドラム支持部(3)の両端を調節することができない場合が多い。
このため、上述した問題点を解決すべく、ケーブルドラム(1)を出来るだけ水平に保持することが可能なケーブルドラム支持装置の開発が要望視されることになる。
なお、本発明より先に出願された技術文献として、ケーブルドラムの大きさや長さが異なる場合であっても十分対応することができるとともに、ケーブルドラムを水平に調節する作業が不要となり、またケーブルの布設作業中にケーブルドラムのみが張力を上回って回転するおそれのないケーブルドラム支持装置について開示された文献がある(例えば、特許文献1参照)。
また、ケーブルドラムの支持手順の簡素化を図り、軽量、かつ、優れた支持作業性をもつケーブルドラム支持装置について開示された文献がある(例えば、特許文献2参照)。
特開平8−73120号公報 特開2002−241050号公報
しかしながら、上記特許文献1、2は、ドラム支持部を支持する支持受部を昇降及び傾向可能にし、ドラム支持部の位置を調節し、ケーブルドラムを水平に保持する点については何ら記載もその必要性の示唆もされていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ドラム支持部を支持する支持受部を昇降及び傾向可能にし、ドラム支持部の位置を調節し、ケーブルドラムを水平に保持することを可能とするケーブルドラム支持装置を提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するために、本発明は、以下の特徴を有することとする。なお、以下に説明する『』の中の記載は、『特許請求の範囲』と、『発明の実施の形態』と、の対応関係を明らかにするために付加したものであり、『特許請求の範囲』に記載されている発明の技術的範囲の解釈を意識的に限定するものではない。
本発明にかかるケーブルドラム支持装置は、ケーブルドラム『1』を回転可能に支持するケーブルドラム支持装置であって、ケーブルドラム『1』の中心穴『1b』に挿通し、ケーブルドラム『1』を回転可能に支持するドラム支持部『3』と、ドラム支持部『3』を支持する支持受部『5』と、支持受部『5』を昇降可能に装着する支柱『4b』と、を有し、支持受部『5』は、当該支持受部『5』の昇降方向と直交する直交方向『A』に開口部『5a』を有し、当該開口部『5a』でドラム支持部『3』を架設し、ドラム支持部『3』がケーブルドラム『1』の回転方向と同一方向に回転可能となるようにドラム支持部『3』を支持し、且つ、支持受部『5』は、直交方向『A』に傾向可能となるように支柱『4b』に装着され、支持受部『5』の昇降及び傾向により、ドラム支持部『3』の位置を調節し、ケーブルドラム『1』を水平に保持することを特徴とするものである。
また、本発明にかかるケーブルドラム支持装置は、支持受部『5』が昇降可能となるように支持受部『5』を支柱『4b』に装着するための装着部『6』を有し、装着部『6』と、支持受部『5』と、は、ケーブルドラム『1』の回転方向に貫通穴『6a,51b』を有し、装着部『6』の貫通穴『6a』と、支持受部『5』の貫通穴『51b』と、に挿通し、装着部『6』と支持受部『5』とを結合する結合部『53』を有し、支持受部『5』は、結合部『53』を軸として、直交方向『A』に傾向可能となることを特徴とするものである。
また、本発明にかかるケーブルドラム支持装置は、ケーブルドラム『1』の回転を停止させるためのドラム停止部『12』を有し、ドラム停止部『12』は、ケーブルドラム『1』の側板『1a』を当該ケーブルドラム『1』の回転方向に沿って滑走させる側板滑走部『121』と、側板滑走部『121』の位置を調節し、側板滑走部『121』と側板『1a』とを接触させ、側板滑走部『121』と側板『1a』との間の摩擦でケーブルドラム『1』の回転を停止させるドラム停止操作部『122』と、を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、ドラム支持部『3』を支持する支持受部『5』を昇降及び傾向可能にし、ドラム支持部『3』の位置を調節し、ケーブルドラム『1』を水平に保持することが可能となる。
まず、図1、図2を参照しながら、本実施形態のケーブルドラム支持装置の特徴について説明する。
図1に示す本実施形態のケーブルドラム支持装置は、ケーブルドラム(1:図9参照)を回転可能に支持するケーブルドラム支持装置である。
なお、本実施形態におけるケーブルドラム支持装置は、ケーブルドラム(1)の中心穴(1b:図9参照)に挿通し、ケーブルドラム(1)を回転可能に支持するドラム支持部(3)と、ドラム支持部(3)を支持する支持受部(5)と、支持受部(5)を昇降可能に装着する支柱(4b)と、を有して構成される。
そして、支持受部(5)は、図2に示すように、当該支持受部(5)の昇降方向と直交する直交方向『A』に開口部(5a)を有し、当該開口部(5a)でドラム支持部(3)を架設し、ドラム支持部(3)がケーブルドラム(1)の回転方向『B』と同一方向に回転可能となるようにドラム支持部(3)を支持し、且つ、支持受部(5)は、支持受部(5)の昇降方向と直交する直交方向『A』に傾向可能となるように支柱(4b)に装着され、支持受部(5)の昇降及び傾向により、ドラム支持部(3)の位置を調節し、ケーブルドラム(1)を水平に保持することを特徴とするものである。
これにより、ドラム支持部(3)を支持する支持受部(5)を昇降及び傾向可能にし、ドラム支持部(3)の位置を調節し、ケーブルドラム(1)を水平に保持することが可能となるため、ケーブル(2)の延線作業中にケーブルドラム(1)が片寄りを始め、ケーブルドラム(1)が転倒する危険性を解消することが可能となる。
また、ケーブルドラム(1)の回転効率の低減を防止し、ケーブル延線作業の作業効率の低下を防止することが可能となる。以下、添付図面を参照しながら、本実施形態のケーブルドラム支持装置について詳細に説明する。
<ケーブルドラム支持装置の構成>
まず、図1を参照しながら、本実施形態のケーブルドラム支持装置の概略構成について説明する。
本実施形態のケーブルドラム支持装置は、主に、ドラム支持部(3)と、支持受部(5)と、支柱(4b)と、を有して構成される。
ドラム支持部(3)は、ケーブルドラム(1:図9、図10参照)を支持するものである。支持受部(5)は、ドラム支持部(3)を支持するものである。支柱(4b)は、支持受部(5)を昇降可能に装着するものである。
なお、ドラム支持部(3)は、図9に示すように、ケーブルドラム(1)の中心穴(1b)に挿通し、ケーブルドラム(1)を回転可能に支持することになる。
また、ドラム支持部(3)は、第1の支持板(3a,3b)を有して構成し、第1の支持板(3a,3b)間にケーブルドラム(1)が位置するようにケーブルドラム(1)を支持することになる。
また、ドラム支持部(3)は、第2の支持板(3c)と、第3の支持板(3d)と、を有して構成し、第2の支持板(3c)と、第3の支持板(3d)と、の間に支持受部(5)が位置するように、ドラム支持部(3)を支持受部(5)で支持し、ドラム支持部(3)が支持受部(5)から脱落しないように構成している。
また、支柱(4b)は、支持受部(5)を昇降可能にするための支持受部昇降機構部(10)を有し、支持受部昇降機構部(10)により、支持受部(5)を支柱(4b)の長手方向『昇降方向』に昇降可能に構成している。
また、支柱(4b)は、支柱(4b)を垂直に立設させるためのベース(4a)と、支柱(4b)の傾倒を防止するための補強梁(4f)と、を有して構成している。なお、補強梁(4f)は、支柱(4b)とベース(4a)とに連結し、支柱(4b)の傾倒を防止することになる。
なお、一対のベース(4a)は、支柱連結部(11)を介して連結し、一対の支柱(4b)の安定性を向上させている。
また、本実施形態におけるドラム支持装置は、ケーブルドラム(1)の回転を停止させるためのドラム停止部(12)を有して構成している。これにより、ケーブルドラム(1)の回転を容易に停止させることが可能となる。
<支持受部:5の詳細構造>
次に、図2を参照しながら、本実施形態の特徴部分となる支持受部(5)の詳細構造について説明する。
支持受部(5)は、当該支持受部(5)の昇降方向と直交する直交方向『A』に開口部(5a)を有し、当該開口部(5a)でドラム支持部(3)を架設し、ドラム支持部(3)がケーブルドラム(1)の回転方向『B』と同一方向に回転可能となるようにドラム支持部(3)を支持することになる。
また、支持受部(5)は、支持受部(5)の昇降方向と直交する直交方向『A』に傾向可能となるように支柱(4b)と装着している。
これにより、支持受部(5)は、支柱(4b)の長手方向『昇降方向』に昇降可能となると共に、図3(a,b)に示すように、当該支持受部(5)の昇降方向と直交する直交方向『A』に傾向可能となるように構成し、その支持受部(5)の昇降及び傾向により、ドラム支持部(3)の位置を調節し、ケーブルドラム(1)を水平に保持することが可能となる。
例えば、図4(a)に示すように、ケーブルドラム支持装置の設置場所が平坦な現場において、ケーブルドラム支持装置を設置してケーブル延線作業を行う場合には、支持受部昇降機構部(10)により、支持受部(5)を昇降させ、ドラム支持部(3)の位置を調節し、ケーブルドラム(1)を水平に保持するように調整することになる。
しかしながら、図4(b)に示すように、ケーブルドラム支持装置の設置場所が傾斜(Δθ)を形成し、ケーブルドラム支持装置の設置場所が平坦でない現場において、ケーブルドラム支持装置を設置してケーブル延線作業を行う場合には、ケーブルドラム(1)を水平に保持するように調整することが困難となる。
このため、本実施形態におけるケーブルドラム支持装置において、支持受部(5)は、図3(a,b)に示すように、当該支持受部(5)の昇降方向と直交する直交方向『A』に傾向可能となるように構成することで、図4(b)に示すように、ケーブルドラム支持装置の設置場所が傾斜(Δθ)を形成し、ケーブルドラム支持装置の設置場所が平坦でない現場において、支持受部(5)を昇降させ、ケーブルドラム(1)を水平に保持するように調整した場合に、支持受部(5)は、当該支持受部(5)の昇降方向と直交する直交方向『A』に傾斜(Δθ)の角度だけ傾向し、ケーブルドラム(1)を水平に保持することになる。なお、図4(b)に示す右側の支持受部(5)は、図3(a)に示す状態を形成し、図4(b)に示す左側の支持受部(5)は、図3(b)に示す状態を形成することになる。
これにより、ケーブル(2)の延線作業中にケーブルドラム(1)が片寄りを始め、ケーブルドラム(1)が転倒する虞を未然に回避することが可能となる。また、ケーブルドラム(1)を水平に保持することが可能となるため、ケーブルドラム(1)の回転効率の低減を防止し、ケーブル延線作業を効率良く行うことが可能となる。
なお、支持受部(5)は、図5(b)に示すように、支持受部(5)の下側を構成する第1の支持受部(51)と、支持受部(5)の上側を構成する第2の支持受部(52)と、を有して構成される。そして、図5(a)に示す状態の第1の支持受部(51)に対し、図5(b)に示すように、第2の支持受部(52)を装着することで、第1の支持受部(51)と、第2の支持受部(52)と、を結合し、図5(b)に示す開口部(5a)を構成することになる。
支持受部(5)は、開口部(5a)でドラム支持部(3)を架設し、図2に示すように、ドラム支持部(3)がケーブルドラム(1)の回転方向『B』と同一方向に回転可能となるようにドラム支持部(3)を支持することになる。
ドラム支持部(3)は、第1の支持受部(51)に設けられた対のベアリング(51a)により支持され、ドラム支持部(3)がケーブルドラム(1)の回転方向『B』と同一方向に回転可能となるように構成している。
また、ドラム支持部(3)は、第2の支持受部(52)に設けられた対のベアリング(52a)により添着され、ドラム支持部(3)の揺動を抑止しつつ、ドラム支持部(3)がケーブルドラム(1)の回転方向『B』と同一方向に回転可能となるように構成している。
なお、第1の支持受部(51)は、図6、図7に示すように、装着部(6)と接合し、支持受部(5)が昇降可能となるように第1の支持受部(51)を支柱(4b)に装着している。
装着部(6)は、図7に示すように、ケーブルドラム(1)の回転方向に貫通穴(6a)が設けられている。また、第1の支持受部(51)も、ケーブルドラム(1)の回転方向に貫通穴(51b)が設けられている。そして、装着部(6)に設けられた貫通穴(6a)と、第1の支持受部(51)に設けられた貫通穴(51b)と、に結合部(53)を挿通し、図6に示すように、装着部(6)と第1の支持受部(51)とを結合している。
これにより、第1の支持受部(51)は、結合部(53)を軸として、支持受部(5)の昇降方向と直交する直交方向『A』に傾向可能となるように構成している。
また、第1の支持受部(51)は、図5(a)、図7に示すように、第1の結合部(51c)と、第2の結合部(51d)と、を有して構成している。
また、第2の支持受部(52)は、図5(b)に示すように、第1の貫通穴(52c)と、第2の貫通穴(52d)と、を有して構成している。
そして、図5(b)に示すように、第1の結合部(51c)を第1の貫通穴(52c)に挿通し、第1の結合部(51c)をボルト(51e)で止め、また、第2の結合部(51d)を第2の貫通穴(52d)に挿通し、第2の結合部(51d)をボルト(51e)で止めることで、第1の支持受部(51)と、第2の支持受部(52)と、を結合することになる。
なお、第1の支持受部(51)に設けられる1対のベアリング(51a)は、図6、図7に示すように、支持受部(5)の昇降方向と直交する直交方向『A』に設けられた貫通穴(511a)に支軸(511b)を挿通し、当該支軸(511b)にベアリング(51a)、第2の躍動用座金(511c)、第1の躍動用座金(511d)を順次装着し、支軸(511b)をボルト(511e)で止めて構成している。なお、第2の支持受部(52)に設けられる1対のベアリング(52a)も同様に構成している。
<ドラム停止部:12の詳細構造>
次に、図8、図9を参照しながら、ドラム停止部(12)の詳細構造について説明する。
ドラム停止部(12)は、側板滑走部(121)と、レバー(122)と、結合部(123)と、を有して構成している。なお、ドラム停止部(12)は、結合部(123)により、支柱連結部(11)と結合して構成している。
側板滑走部(121)は、図9に示すように、ケーブルドラム(1)の一方の側板(1a)をケーブルドラム(1)の回転方向に沿って滑走させるためのものである。
レバー(122)は、側板滑走部(121)を上下に移動させ、ケーブルドラム(1)の回転を停止させるものである。
例えば、レバー(122)を『A1』方向に移動させると、側板滑走部(121)が『A2』方向に移動し、側板滑走部(121)が側板(1a)と接触し、側板滑走部(121)と側板(1a)との間で摩擦が生じ、ケーブルドラム(1)の回転を停止させることになる。
また、レバー(122)を『B1』方向に移動させると、側板滑走部(121)が『B2』方向に移動し、側板滑走部(121)が側板(1a)と離れ、ケーブルドラム(1)を回転可能にさせることになる。これにより、ケーブルドラム(1)の回転不能にさせたり、回転可能にさせたりすることが可能となる。
このように、本実施形態におけるケーブルドラム支持装置は、レバー(122)を操作し、側板滑走部(121)の位置を調節し、側板滑走部(121)と側板(1a)とを接触させ、側板滑走部(121)と側板(1a)との間の摩擦でケーブルドラム(1)の回転を停止させることで、ケーブルドラム(1)を容易に停止させることが可能となる。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
例えば、上述した支持受部昇降機構部(10)は、支持受部(5)を昇降可能にする機構であれば、あらゆる昇降機構が適用可能であり、例えば、油圧や、ジャッキ等の機構が適用可能である。
本発明にかかるケーブルドラム支持装置は、ケーブルドラムからケーブルを引き出し、該引き出したケーブルを経路に沿って布設する作業等に適用可能であり、特に、ケーブルドラム支持装置を平坦に設置できない現場状況に好適である。
本実施形態のケーブルドラム支持装置の概略構成を示す図である。 本実施形態のケーブルドラム支持装置を構成する支持受部(5)の詳細構造を示す図である。 本実施形態の支持受部(5)の詳細構造を示す図であり、当該支持受部(5)の昇降方向と直交する直交方向(A)に傾向した状態を示す図であり、例えば、(a)は、図4(b)に示す右側の支持受部(5)の状態を示し、(b)は、図4(b)に示す左側の支持受部(5)の状態を示す。 本実施形態のケーブルドラム支持装置を設置してケーブル延線作業を行う場合を示す図であり、(a)は、ケーブルドラム支持装置の設置場所が平坦な現場において、ケーブルドラム支持装置を設置してケーブル延線作業を行う場合を示し、(b)は、ケーブルドラム支持装置の設置場所が傾斜(Δθ)を形成し、ケーブルドラム支持装置の設置場所が平坦でない現場において、ケーブルドラム支持装置を設置してケーブル延線作業を行う場合を示す。 本実施形態の支持受部(5)の詳細構造を示す図であり、(a)は、支持受部(5)の下側を構成する第1の支持受部(51)の構成のみを示し、(b)は、支持受部(5)の下側を構成する第1の支持受部(51)と、支持受部(5)の上側を構成する第2の支持受部(52)と、を結合し、開口部(5a)を構築した状態を示す。 本実施形態の支持受部(5)の下側を構成する第1の支持受部(51)の詳細構造を示す図である。 本実施形態の支持受部(5)の下側を構成する第1の支持受部(51)の詳細構造を示す分解斜示図である。 本実施形態のケーブルドラム支持装置を構成するドラム停止部(12)の詳細構造を示す第1の図であり、ケーブルドラム(1)を設ける前の状態を示す。 本実施形態のケーブルドラム支持装置を構成するドラム停止部(12)の詳細構造を示す第2の図であり、ケーブルドラム(1)を設けた後の状態を示す。 従来のケーブルドラム支持装置の構成を示す図である。
符号の説明
1 ケーブルドラム
1a 側板
1b 中心穴
2 ケーブル
3 ドラム支持部
3a,3b,3c,3d 支持板
4a ベース
4b 支柱
4f 補強梁
5 支持受部
5a 開口部
51 第1の支持受部
51a ベアリング
511a 貫通穴
511b 支軸
511c 第2の躍動用座金
511d 第1の躍動用座金
511e ボルト
51b 貫通穴
51c 第1の結合部
51d 第2の結合部
51e ボルト
52 第2の支持受部
52a ベアリング
52c 第1の貫通穴
52d 第2の貫通穴
53 結合部
6 装着部
6a 貫通穴
10 支持受部昇降機構部
11 支持連結部
12 ドラム停止部
121 側板滑走部
122 レバー
123 結合部

Claims (3)

  1. ケーブルドラムを回転可能に支持するケーブルドラム支持装置であって、
    前記ケーブルドラムの中心穴に挿通し、前記ケーブルドラムを回転可能に支持するドラム支持部と、前記ドラム支持部を支持する支持受部と、前記支持受部を昇降可能に装着する支柱と、を有し、
    前記支持受部は、当該支持受部の昇降方向と直交する直交方向に開口部を有し、当該開口部で前記ドラム支持部を架設し、前記ドラム支持部が前記ケーブルドラムの回転方向と同一方向に回転可能となるように前記ドラム支持部を支持し、且つ、前記支持受部は、前記直交方向に傾向可能となるように前記支柱に装着され、前記支持受部の昇降及び傾向により、前記ドラム支持部の位置を調節し、前記ケーブルドラムを水平に保持することを特徴とするケーブルドラム支持装置。
  2. 前記支持受部が昇降可能となるように前記支持受部を前記支柱に装着するための装着部を有し、
    前記装着部と、前記支持受部と、は、前記ケーブルドラムの回転方向に貫通穴を有し、
    前記装着部の貫通穴と、前記支持受部の貫通穴と、に挿通し、前記装着部と前記支持受部とを結合する結合部を有し、
    前記支持受部は、前記結合部を軸として、前記直交方向に傾向可能となることを特徴とする請求項1記載のケーブルドラム支持装置。
  3. 前記ケーブルドラムの回転を停止させるためのドラム停止部を有し、
    前記ドラム停止部は、
    前記ケーブルドラムの側板を当該ケーブルドラムの回転方向に沿って滑走させる側板滑走部と、
    前記側板滑走部の位置を調節し、前記側板滑走部と前記側板とを接触させ、前記側板滑走部と前記側板との間の摩擦で前記ケーブルドラムの回転を停止させるドラム停止操作部と、を有することを特徴とする請求項1または2記載のケーブルドラム支持装置。
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