JP2008140392A - ケーブルを接続位置によって識別する方法および装置 - Google Patents

ケーブルを接続位置によって識別する方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
ケーブル管理システム、コンピュータ・プログラム、ケーブル、ケーブルを製造する方法、および当該ケーブルに対する接続位置を識別する際にユーザをガイドする方法を提供する。
【解決手段】
データ処理システムにおけるプロセッサが、当該ケーブルからケーブル識別子を受取る。しかる後、プロセッサは、ケーブル識別子に基づいて、少なくとも1つの接続位置と当該ケーブルとの突き合わせを行う。少なくとも1つの接続位置と当該ケーブルとの突き合わせに応答して、プロセッサは、当該ケーブルを接続するための少なくとも1つの接続位置を識別するインジケータを活性化する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、一般にはケーブル接続システムに関し、特に、本発明は、デバイスに接続されたケーブルを管理する方法および装置に関するものである。
コンピュータまたはオーディオ・ビジュアル・システムのような典型的な電子システムは、その電子システムに接続する少なくとも1つの、或いは、多数のケーブルを有する。電子システムに馴染みのないユーザにとって、正しい位置に正しいケーブルを接続することは、煩わしい作業かもしれない。時には、ケーブルが電子システムに正しく接続されるまでに、ユーザは、何回もケーブルを接続し、接続解除し、再接続しなければならないので、その作業は極めて厄介なものとなる。
それとは対照的に、時には、特定のケーブルが接続するべき位置に、ユーザが非常に馴染みのあることもある。しかし、ユーザは、多数の電子システムに接続される大量のケーブルを有する。大型のサーバ・バンクはそのようなシステムの一例である。ユーザが電子システムに馴染みのない当初の状況と同様に、多数の電子システムを管理するユーザは、どのケーブルをどの位置に接続するかを決めるのに苦労することが多い。多くのケーブルが大型の電子システムの管理に関与するので、その作業はますます困惑させるものとなる。更に、多くの場合、それらのケーブルは視覚的には同じものであるように見え、および/または、同じ物理的タイプのものであるように見えるが、それらは、種々の位置に接続されるように選定される。
その問題に対処するために、現在、いくつかの解決策が存在する。1つの解決策は、ユーザがケーブルと同じ色のコネクタとの突き合わせを行うカラー・コーディング・システムを使用することである。しかし、状況によっては、ケーブルおよびケーブル接続体の数に対して十分な色が存在しないことがある。更に、いくつかの色は互いと区別することが難しい。
もう1つの解決策は、ラベル上に接続体の位置を書き、そのラベルをケーブルの端部に取付けることである。接続位置の名称を識別するために、対応するラベルが接続位置上に設置される。その後、ユーザは、ラベル上の書かれた位置と接続位置の名称との突き合わせを行う。しかし、多数の電子システムを備えたシステムでは、接続位置を見つけることが難しいことが時々ある。更に、多くの場合、接続位置は小さく、ユーザにとって読取ることが困難なエリアに配置される。更に、ラベルは良好に添付されず、容易に剥がれ落ちることが多い。更に、特定の電子システムを別の電子システムと交換すること、または、ケーブルを別の接続位置に移すことをユーザが決定すると、必ずラベルの管理は厄介ものになる。そのような状況では、ユーザが電子システムを交換するか、ケーブルを移動するとき、ユーザは、新しいラベルを作る必要があるであろう。
本発明の目的は、ケーブル管理システム、コンピュータ・プログラム、ケーブル、ケーブルを製造する方法、および当該ケーブルに対する接続位置を識別する際にユーザをガイドする方法を提供することである。
データ処理システムにおけるプロセッサが、当該ケーブルからケーブル識別子を受取る。しかる後、プロセッサは、ケーブル識別子に基づいて、少なくとも1つの接続位置と当該ケーブルとの突き合わせを行う。少なくとも1つの接続位置と当該ケーブルとの突き合わせに応答して、プロセッサは、当該ケーブルを接続するための少なくとも1つの接続位置を識別するインジケータを活性化する。1つの実施例では、そのインジケータは発光ダイオードである。
少なくとも1つの接続位置が第1データ処理システムにおける第1記憶装置に格納される。第1記憶装置は、少なくとも1つの接続位置を第2データ処理システムにおける第2記憶装置に転送し得る。第2記憶装置は、第2データ処理システムにおける対応する接続位置を識別する。対応する接続位置は、少なくとも1つの接続位置と同様の接続位置である。
当該ケーブルが少なくとも1つの接続位置に接続されることに応答して、プロセッサは、その少なくとも1つの接続位置を最後の既知の良好な接続位置として識別する。しかる後、プロセッサは、その最後の既知の良好な接続位置を、その後の使用のために、ケーブル識別子と共に記憶装置に保存する。
プロセッサは、当該ケーブルが別の接続位置に接続されることを表す信号を受取ることもある。当該ケーブルが別の接続位置に接続されることに応答して、プロセッサはその別の接続位置を最後の既知の良好な接続位置として識別する。
別の実施例では、その少なくとも1つの接続位置は複数の接続位置である。その複数の接続位置における各接続位置はインジケータに対応する。当該ケーブルと複数の接続位置との突き合わせに応答して、プロセッサは、最後の既知の良好な接続位置の対するインジケータを断続的に活性化する。
その実施例では、当該ケーブルが、データ処理システムに高周波信号を送信する。高周波信号は、当該ケーブルに関するケーブル識別子を伝達する。1つの実施例では、当該ケーブルに接続された受動送信機が高周波信号を送信する。別の実施例では、当該ケーブルに接続された能動トランスポンダが高周波信号を送信する。
1つの実施例では、当該ケーブルに関するケーブル識別子がデバイス識別子を含む。デバイス識別子は当該ケーブルをデバイスと関連付ける。そのデバイスだけが、当該ケーブルからのケーブル識別子を認識する。別の実施例では、当該ケーブルに関するケーブル識別子は、ケーブルのタイプの識別子も含むことがある。更なる別の実施例では、当該ケーブルは複数のコネクタを含むことがある。その複数のコネクタにおける各コネクタが、対応するケーブル識別子を送信する。 プロセッサは各コネクタに対する対応するインジケータを活性化する。その対応するインジケータは各コネクタに対する接続位置を識別する。
図面、特に、図1を参照すると、本発明の実施例を具現化し得るデータ処理システムの概略図が示される。コンピュータ100は、システム・ユニット102、画像表示端末104、キーボード106、記憶装置108(フロッピー・ドライブおよび他のタイプの永続的且つ取外し可能な記憶媒体を含み得る)、およびマウス110を含む。コンピュータ100は、それがパーソナル・コンピュータである場合、更なる入力装置を含み得る。更なる入力装置の例は、ジョイスティック、タッチパッド、タッチ・スクリーン、トラックボール、マイクロフォンなどを含む。
コンピュータ100は、IBM eServer(商標)コンピュータ或いはIntelliStation(商標)コンピュータ(いずれも、米国ニューヨーク州アーモンクにあるIBM社の製品である)のような任意の適切なコンピュータであってもよい。図示のものはパーソナル・コンピュータを示すが、他の実施例を、他のタイプのデータ処理システムで具現化することも可能である。例えば、他の実施例を、ネットワーク・コンピュータで具現化してもよい。コンピュータ100は、更に、コンピュータ可読媒体に存在するシステム・ソフトウェアによって、コンピュータ100内のオペレーションとして具現化し得るグラフィック・ユーザ・インターフェース(GUI)を含むことが望ましい。
次に図2を参照すると、実施例に従ってデータ処理システムのブロック図が示される。その実施例では、データ処理システム200は、図1のコンピュータ100と同様のコンピュータである。しかし、別の実施例では、データ処理システム200は、オーディオ・ビジュアル・システム、医療装置、或いはそれらの任意の組合せ含むがそれに限定されない、単一のケーブル或いは多くのケーブルを利用するあらゆるデバイスまたはシステムにおいて具現化することが可能である。
更に別の実施例では、データ処理システム200はデータ処理システムのネットワークであることも可能である。データ処理システムが接続するネットワークは、相互に接続された様々なデバイスおよびコンピュータの間の通信リンクを提供するために使用される媒体である。ネットワークは、有線通信リンク、無線通信リンク或いは光ファイバ・ケーブルのような接続体を含み得る。ネットワークは、相互に通信するためのプロトコルである伝送制御プロトコル/インターネット・プロトコル(TCP/IP)スイートを使用するネットワークおよびゲートウエイの世界的な集合体であるインターネットであってもよい。インターネットの中心には、データおよびメッセージを経路指定する数千もの商業用、政府機関用、教育用、およびその他のコンピュータ・システムから成る、主要ノードおよびホスト・コンピュータ間の高速データ通信回線のバックボーンがある。もちろん、データ処理システムのネットワークは、例えば、イントラネット、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)のような多くの異なるタイプのネットワークとして具現化することも可能である。
本実施例では、データ処理システム200は通信ファブリック202を含む。通信ファブリック202は、プロセッサ・ユニット204、メモリ206、持続型記憶装置208、通信ユニット210、I/Oユニット212、ディスプレイ214、およびRFIDリーダ220の間のコミュニケーションを提供する。プロセッサ・ユニット204は、メモリ206にロードされ得るソフトウェアのための命令を実行するように働く。プロセッサ・ユニット204は、特定の実施態様によっては、1台またはそれ以上のプロセッサのセットであってもよく、或いはマルチプロセッサ・コアであってもよい。更に、プロセッサ・ユニット204は、メイン・プロセッサが単一のチップ上に二次プロセッサとともに存在する1つまたはそれ以上の異種のプロセッサ・システムを使用して具現化することも可能である。
これらの例におけるメモリ206は、例えばランダム・アクセス・メモリであってもよい。持続型記憶装置208は、特定の実施態様によっては様々な形式を取り得る。例えば、持続型記憶装置208は、例えば、ハードドライブ、フラッシュ・メモリー、書換え可能光ディスク・ディスク、書換え可能磁気テープ、或いは上記のものの組合せであってもよい。
これらの例における通信ユニット210は、他のデータ処理システムまたはデバイスとの通信に備える。これらの例では、通信ユニット210はネットワーク・インターフェース・カードである。I/Oユニット212は、データ処理システム200に接続され得る他のデバイスとのデータの入出力を可能にする。例えば、本実施例では、I/Oユニット212は、キーボード、マウス、プリンタ、或いはスピーカへの接続を提供し得る。ディスプレイ214は、ユーザに対して情報を表示するための機構を提供する。
オペレーティング・システムのための命令、およびアプリケーションまたはプログラムのための命令は持続型記憶装置208に置かれる。これらの命令は、プロセッサ・ユニット204による実行のためにメモリ206にロードされ得る。別の実施例のプロセスは、メモリ206のようなメモリに置かれたコンピュータ実装の命令を使用して、プロセッサ・ユニット204によって遂行され得る。
RFID読取装置220は電波を使って送信される信号を読取る。これらの例では、RFID読取装置220は、RFID読取装置220が信号を受信および送信することを可能にする受信装置および送信装置の両方を含む。更に、これらの例では、RFID読取装置220は、受信された信号におけるデータをプロセッサ・ユニット204に転送する。
データ処理システム200は図示の例に限定されない。実施態様によっては、データ処理システム200は、もっと多くの或いはもっと少ないコンポーネントおよび他のアーキテクチャの実施例を含み得る。
これらの実施例は、ケーブル管理システム、コンピュータ・プログラム、ケーブル、ケーブルを製造する方法、および当該ケーブルに対する接続位置を識別するときにユーザをガイドする方法を提供する。データ処理システムにおけるプロセッサは、当該ケーブルからケーブル識別子を受取る。プロセッサはプロセッサ・ユニットであり、特定の実施態様によっては、1台またはそれ以上のプロセッサのセットであってもよく、或いはマルチプロセッサ・コアであってもよい。データ処理システムは、少なくとも1つのコンピュータ、コンピュータのシステム、コンピュータのネットワーク、オーディオ・ビジュアル装置、オーディオ・ビジュアル・システム、および医療装置であってもよい。そこで、プロセッサは、ケーブル識別子に基づいて当該ケーブルと少なくとも1つの接続位置との突き合わせを行う。当該ケーブルと少なくとも1つの接続位置との突き合わせに応答して、プロセッサは、当該ケーブルを接続するための接続位置を識別するインジケータを活性化する。1つの実施例では、そのインジケータは発光ダイオードである。
別の実施例では、第1記憶装置は、第2データ処理システムにおける第2記憶装置に少なくとも1つの接続位置を転送することが可能である。そこで、第2記憶装置は、第2データ処理システムにおける対応する接続位置を識別する。その対応する接続位置は、少なくとも1つの接続位置と同様の接続位置である。
プロセッサは、当該ケーブルが少なくとも1つの接続位置に接続されることに応答して少なくとも1つの接続位置を最後の既知の良好な接続位置として識別することが可能である。そこで、プロセッサは、最後の既知の良好な接続位置をケーブル識別子と共に記憶装置に保存する。
データ処理システムにおけるプロセッサは、更に、当該ケーブルが別の接続位置に接続されるという信号を受取ることもある。当該ケーブルが別の接続位置に接続されることに応答して、プロセッサは、その別の接続位置を最後の既知の良好な接続位置として識別する。そこで、プロセッサは、最後の既知の良好な接続位置をケーブル識別子とともに、その後の使用のために、第1記憶装置に保存する。
或る環境では、当該ケーブルが多くの接続位置と一致する。そのような状況では、データ処理システムためのプロセッサは、当該ケーブルが接続し得るすべての接続位置に対応するインジケータをすべて活性化する。しかし、プロセッサは、最後の既知の良好な接続位置に対するインジケータを断続的に活性化する。従って、そのインジケータが発光ダイオードである場合、プロセッサは、最後の既知の良好な接続位置を断続的に点滅或いは点灯させるであろう。
これらの実施例では、当該ケーブルがデータ処理システムに信号を送信する。その信号は、当該ケーブルに関するケーブル識別子を伝達する。更に、その信号は一般的には高周波信号である。1つの実施例では、当該ケーブルに接続された受動トランスポンダが高周波信号を送信する。別の実施例では、当該ケーブルに接続された能動トランスポンダが高周波信号を送信する。
更なる実施例では、当該ケーブルに関するケーブル識別子はデバイス識別子も含む。デバイス識別子は、当該ケーブルを特定のデバイスに関連付ける。この実施例では、特定のデバイスだけが当該ケーブルに関するケーブル識別子を認識する。別の実施例では、当該ケーブルに関するケーブル識別子はケーブルのタイプの識別子である。ケーブルのタイプの例は、プリンタ・ケーブル、マウス・ケーブル或いはスピーカ・ケーブルを含む。更に別の実施例では、当該ケーブルは複数のコネクタを含み得る。その複数のコネクタにおける各コネクタは対応する接続位置に接続する。従って、複数のコネクタにおける各コネクタは対応するケーブル識別子を送信する。そこで、プロセッサは、各コネクタに対する対応するインジケータを活性化する。その対応するインジケータは、コネクタの各々に対する接続位置を識別する。
図3は実施例に従ってケーブル・システムを示す。ケーブル・システム300は、単一のケーブルおよびケーブル接続体、或いは複数のケーブルおよびケーブル接続体を含むあらゆるシステムにおいて具現化することができる。本実施例では、ケーブル・システム300は、データ処理システム310およびケーブル320を含む。
データ処理システム310は、単一のケーブル或いは多数のケーブルに接続する任意のデバイスである。データ処理システム310は、図1のデータ処理システム100または図2のデータ処理システム200として具現化することが可能である。本実施例では、データ処理システム310はコンピュータであり、プロセッサ312、メモリ313、RFID読取装置314、接続位置316、およびインジケータ318を含む。
プロセッサ312は、図2のプロセッサ・ユニット204の一例である。プロセッサ312は、当該ケーブルと特定の接続位置との突き合わせを行うための命令を実行する。これらの例では、当該ケーブルは、データ処理システム310のようなデバイスに接続されるべきケーブルである。詳しく云えば、プロセッサ312は、ユーザのために、特定のケーブルを接続するための適切な位置を識別する。本実施例では、プロセッサ312は、ケーブル320と接続位置316との突き合わせを行うための命令を実行する。
メモリ313はプロセッサ312に接続し、データ処理システム310における接続位置が特定の当該ケーブルと突き合わせる情報を格納する記憶装置である。メモリ313は、図2の持続型記憶装置208のような持続型記憶装置として具現化することが可能である。メモリ313は、テーブル、フラット・ファイル、拡張可能マークアップ言語(XML)ファイル、リレーショナル・データベース管理システム、或いはそれらの任意の組合せを含むがそれに限定されない、任意のフォーマットでデータまたは情報を格納することが可能である。本実施例では、メモリ313は、ケーブル320が接続位置316を介してデータ処理システム310に接続するというデータをテーブルにおけるエントリとして格納する。
RFID読取装置314はプロセッサ312に接続し、図2のRFID読取装置220と同様のものである。実施例では、RFID読取装置314は信号を送信および受信するトランシーバーである。RFIDシステムは、高周波を使用してデータを送信し、格納し、および検索するための方法である。典型的には、RFIDシステムは、所定の近傍内のオブジェクトを自動的に識別するために使用される。RFIDシステムは、一般には、RFID読取装置314のような検出装置または読取装置、およびRFIDタグ326のようなトランスポンダまたはタグを含む。
本実施例では、RFID読取装置314は、RFID読取装置314に近接するRFIDタグから信号を受取ることができる。その「近接する」は、RFID読取装置314から放射状に0〜91.4センチメートル(36インチ)内の任意の場所として定義される。その「放射状に」は、RFID読取装置314を中心としてそのまわりの360度の円内の任意の方向として定義される。実施例では、ケーブル320がRFID読取装置314から70.0センチメートル(24インチ)以内にあるとき、RFID読取装置314はケーブル320からデータを受取る。
接続位置316は、ケーブル320のようなケーブルの端と結合するコネクタである。本実施例では、接続位置316はジャックまたはソケットである。しかし、接続位置316は、ポート、光学的リンク、ワイヤ・クランプ、取外し可能な光学的または電気的コンポーネント・ケージのような他の任意のタイプの接続位置、或いは入出力(I/O)インターフェースであってもよい。
インジケータ318は、特定の接続位置と特定のケーブルとの突き合わせを行う際にユーザをガイドし、ユーザに知らせる可視的機構である。実施例では、インジケータ318は、ケーブル320が接続位置316に差し込まれるべきものであることをユーザに知らせる発光ダイオード(LED)である。他の実施例では、インジケータ318は、ディスプレイ・スクリーン或いは可聴音を含むがそれに限定されない、任意のタイプの通知装置であってもよい。
ケーブル320はデータ処理システム310に接続する。ケーブル320は、キーボード、マウス、プリンタ、電源、I/O、或いはスピーカ・ケーブルを含むがそれに限定されない、任意のタイプのケーブルであってもよい。ケーブル320は、少なくとも1つのワイヤ322、コネクタ324、およびRFIDタグ326を含む。実施態様によっては、少なくとも1つのワイヤ322は、当業者には知られているように、光学的通信のための光伝導ファイバであってもよい。少なくとも1つのワイヤ322は単一のワイヤ、或いは、結束された一束のワイヤであってもよく、一般的には、保護材を巻かれている。使用時には、ケーブル320が接続されるデバイスに、少なくとも1つのワイヤ322がデータまたは情報を送信する。少なくとも1つのワイヤ322はコネクタ324に接続する。
コネクタ324は接続位置316と結合する。コネクタ324は、データ処理システム310とケーブル320を接続するためのデバイスである。典型的には、コネクタ324は、高密度ポリマのような剛性のプラスチック樹脂から作られる。コネクタ324は、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)、小型コンピュータ・システム・インターフェース(SCSI)、アドバンスト・テクノロジ・アタッチメント(ATA)、シリアルATA(SATA)、ファイバ・チャネル、或いはイーサネット・コネクタを含むがそれに限定されない、任意のタイプのコネクタであってもよい。
RFIDタグ326は、コネクタ324に接続されたトランスポンダ、或いは無接触データ搬送装置である。RFIDタグ326は、ラベル或いは独立したデバイスを含むがそれに限定されない、任意の形式で具現化することが可能である。独立したデバイスの場合、RFIDタグ326は、外部的に或いは内部にコネクタ324に接続されてもよい。他の実施例では、RFIDタグ326は、コネクタ324内に埋め込まれるか、或いはコネクタ324と一体的に成型されてもよい。更に別の実施例では、RFIDタグ326は、ワイヤ322のようなケーブル320の別の部分に接続することことも可能である。本実施例では、RFIDタグ326はコネクタ324に埋め込まれた独立したデバイスである。
本実施例では、RFIDタグ326は、高周波の形でデータを送信する集積チップおよびアンテナを含む。集積チップは、ケーブル320に関するケーブル識別子を格納するメモリを含む。本実施例では、RFIDタグ326は、ケーブル320を識別する高周波信号を送信する受動タグである。
本実施例では、RFIDタグ326は受動タグ或いは能動タグいずれのものであってもよい。受動タグは内部電源を必要としないが、タグに格納された情報を送信するためにはRFID読取装置314のような読取装置から電力を引き出す。一方、能動タグは、集積チップがそのタグに格納された情報を送信するための電力を発生するために使用される内部電源を含む。本実施例では、RFIDタグ326は、RFID読取装置314から電力を引き出す能動タグである。従って、使用時に、RFID読取装置314におけるアンテナは電磁界を生成する。RFIDタグ326が電磁界を通過するとき、電磁界は、RFIDタグ326のアンテナにおいて電流を誘起する。RFIDタグ326が、RFID読取装置314を介してデータ処理システム310に、ケーブル320に関するケーブル識別子を送信することができるように、この誘起された電流はRFIDタグ326のための電力を発生する。
本実施例では、RFIDタグ326は、ケーブル320に関するケーブル識別子を格納するためのメモリを含む。これらの例では、ケーブル識別子はケーブル320を識別する16進数である。16進法は16を基数とする数値表記法である。16進数は、数字または文字の連続形、或いは数字および文字の組合せの連続形である。各連続形は少なくとも2つ文字を含んでおり、一般には、文字0-9、A-F或いはa−fを使用して書かれる。
使用時には、データ処理システム310が、ケーブル320に関するケーブル識別子を16進数から2進数に変換する。2進法は、2を基数とする数値表記法であり、「0」および「1」の連続形でデータを表わす。例えば、本実施例では、ケーブル320が「7D」という割り当てられたケーブル識別子を有する場合、プロセッサ312は、そのケーブル識別子を使用して命令を実行する前に「7D」の16進数を2進数に変換するであろう。数値「7」に対する等価の2進数は「0111」であり、文字「D」に対する等価の2進数は「1101」である。従って、16進数「7D」に対する2進数は「01111101」である。
ケーブル識別子は本実施例に限定されない。本発明の範囲から逸脱することなく他のデータ記憶構成および他のケーブル識別方式が使用されてもよいということは、当業者には明らかであろう。
更に、ケーブル320に関するケーブル識別子は、割り当てられたケーブル番号以外の情報も含むことができる。例えば、そのような情報は、ケーブル320が接続されるべきデバイスの名前、ケーブル320の色、或いはケーブル320が接続しなければならない接続位置の番号を含むことも可能である。
本実施例では、ケーブル320は独得であり、データ処理システム310とのみ関連付けられる。言い換えれば、ケーブル320はデータ処理システム310とのみ使用され得るが、他の如何なるデータ処理システムとも使用され得ない。他のデータ処理システムは、ケーブル320に対するRFIDタグ326に格納された情報を認識せず、したがって、コネクタ324を識別してそのコネクタ324を接続位置316に接続する場合、ユーザをガイドするためにインジケータ318と同様のインジケータを活性化することはないであろう。
別の実施例では、ケーブル320に関するケーブル識別子はケーブルのタイプに関して一意的である。例えば、本実施例において、ケーブル320がデータ処理システム310のための電源ケーブルである場合、データ処理システム310と同様のデータ処理システムのためのすべての電源ケーブルが同じケーブル識別子を持つであろう。この実施例に対する別の例では、ケーブル320がハードドライブ・ケーブル或いはディスクドライブ・ケーブルとして相互交換可能に使用することができるものと仮定すると、ケーブル320がハードドライブ・ケーブルである場合、ケーブル320はディスクドライブ・ケーブルと同じケーブル識別子を持つであろう。同様に、ケーブル320がディスクドライブ・ケーブルである場合は、ケーブル320はハードドライブ・ケーブルと同じケーブル識別子を持つであろう。
更に別の実施例では、ケーブル320に関するケーブル識別子はコネクタ324に関するコネクタ・タイプに基づいている。例えば、コネクタ324がユニバーサル・シリアル・バス(USB)コネクタである場合、ケーブル320に関するケーブル識別子はユニバーサル・シリアル・バス(USB)コネクタを含むすべてのケーブルに対して同じである。
更に別の実施例では、ケーブル320に関するケーブル識別子はケーブル320におけるコネクタの数およびタイプに基づいている。この実施例では、ケーブル320は、コネクタ324と同様の複数のコネクタを含み得る。例えば、ケーブル320が2つのコネクタを含み、その1つのコネクタが左のスピーカに接続するように指定され、他方のコネクタが右のスピーカに接続するために指定されるものと仮定する。従って、ケーブル320に関するケーブル識別子は、右および左のスピーカに接続する2つのコネクタを含むすべてのケーブルに対して同じになるであろう。
使用時には、ユーザは、そのユーザが1つのデバイスに接続しようとしている当該ケーブルを表す。本実施例では、ユーザは、データ処理システム310に接続すべきケーブル320を表す。RFID読取装置314は高周波信号を送信し始める。ケーブル320がRFID読取装置314と近接させられるとき、RFIDタグ326はRFID読取装置314によって送信された高周波信号を検知する。高周波信号はRFIDタグ326において電流を誘起し、RFIDタグ326に電力を供給する。電力を受けたことに応答して、RFIDタグ326はリターン信号を送信する。リターン信号は、ケーブル320に関するケーブル識別子を含む高周波信号である。RFIDタグ326はRFID読取装置314にその信号を送る。RFID読取装置314は信号を受信し、プロセッサ312にその信号を送る。プロセッサ312はケーブル識別子を2進形式に変換し、しかる後、ケーブル識別子を読取る。次に、プロセッサ312は、メモリ313に格納されたテーブルにおいて同じケーブル識別子を位置指定する。
メモリ313内の同じケーブル識別子を有するエントリを位置指定した後、プロセッサ312はそのケーブル識別子に対する接続位置を識別する。具体的には、本実施例では、接続位置316がケーブル320に対する適切な接続位置であるということを、プロセッサ312が決定する。しかる後、プロセッサ312は、接続ケーブル320に対する適切な接続位置をユーザに知らせるためにインジケータ318を活性化する命令を発する。インジケータ318は本実施例では発光ダイオードであるので、その発光ダイオードが「オン」に転換する。
プロセッサ312がケーブル識別子に対して複数の接続位置を識別する場合、プロセッサ312は、ケーブル320が接続し得る接続位置に対応するすべてのインジケータを活性化する。最後の既知の良好な接続位置が識別される場合、プロセッサ312は、最後の既知の良好な接続位置に関連したインジケータを断続的に活性化する。その最後の既知の良好な接続位置は、ケーブル320が接続した最後の接続位置である。その「断続的に」は、或る期間にわたって「オン」および「オフ」のサイクルを繰り返すことを意味する。本実施例では、インジケータ318が発光ダイオードであるので、プロセッサ312は最後の既知の良好な接続位置に対するインジケータ318を点灯又は点滅する。
一方、RFID読取装置314によって検知されたケーブル識別子がメモリ313におけるテーブル内のいずれのエントリとも一致しない場合、いずれのインジケータも活性化されない。別の実施例では、一致が見つからなかったことを表わすためのメッセージがユーザに供給される。そのメッセージは、スクリーン上のテキスト・メッセージ、可聴音、或いは、一致が見つからなかったことを表わす別のLEDであってもよい。
ユーザが接続位置316にコネクタ324を取り付けた後、プロセッサ312は、ユーザが接続位置316にコネクタ324を取り付けたということを自動的に検知することができるか、或いは、それとは別に、ユーザは、コネクタ324が接続位置316に接続されているということを入力機構において検証することができる。入力機構の例は、スクリーン上に表示されたグラフィカル・ユーザ・インターフェース、キーボード・エントリ、またはマウス・クリックを含む。そこで、プロセッサ312は、インジケータ318を非活性化するための命令を発生する。しかし、コネクタ324が接続位置316に接続されてないという入力をプロセッサ312が検知するかまたは受取る場合、プロセッサ312は、インジケータ318を非活性化するための命令を発生しないであろう。インジケータ318を非活性化するための命令をユーザが入力するまで、インジケータ318は活性化したままであろう。その命令を受取った後、インジケータ318は「オフ」に転換する。ケーブル320が複数の接続位置に接続し得るために複数のインジケータが活性化される場合、すべての可能な接続位置に対するすべてのインジケータが、その命令の受け取り後に非活性化する。RFID読取装置314がもはやRFIDタグ326を検知しないという命令をプロセッサ312が受取る場合、プロセッサ312は、インジケータ318および他のすべての活性化されたインジケータを非活性化するための命令を発生するであろう。
ケーブル320がコネクタ324のようなコネクタを複数個含む場合、対応するコネクタが適切な接続位置に接続しているときだけインジケータ324は非活性化する。一旦、対応するコネクタが接続すると、すべての接続が行われるまで、他のコネクタに対する次のインジケータは活性化する。
本実施例では、メモリ313に格納されたデータは、データ処理システムに対する初期化プロセスの一部として作成され、メモリ313に保存される。1つの実施例では、そのメモリにおけるデータは静的であり、ユーザによる変更が不可能である。しかし、別の実施例では、データは動的であり、ユーザによる変更が可能である。ある状況では、ユーザは、ケーブル320と同様の多数のケーブルに対する接続位置を交換したいことがある。従って、そのような実施例では、ユーザは、ディスプレイ上に表示されたグラフィカル・ユーザ・インターフェースのようなユーザ・インターフェースを使用して、メモリ313におけるデータを追加、削除、または修正することができる。そのディスプレイは、図1の画像表示端末104或いは図2のディスプレイ214と同様のものである。別の実施例では、データ処理システム310は、プロセッサ312においてその情報を自動的に更新する。データ処理システム310は、そのデータ処理システム310に外部的に接続されたまたはネットワーク接続された記憶装置から更新を行うことができる。ユーザがケーブル320または他のケーブル(図示されてない)を接続位置316または別の接続位置(図示されてない)に物理的に接続すると、データ処理システム310はその情報を得ることができる。データ処理システム310は、ケーブル320或いは別のケーブルが接続位置316或いは別の接続位置に接続するときを認識することによってその情報を得る。データ処理システム310は、接続位置におけるセンサ又は他の何らかの検出装置を読取ることによって、その接続を認識する。接続の認識に応答して、RFID読取装置314はケーブルにおけるRFIDタグ326からケーブル識別子を読取る。しかる後、RFID読取装置314はプロセッサ312にケーブル識別子を送る。プロセッサ312はケーブル識別子を読取り、認識された接続位置とケーブル識別子との突き合わせを行う。次に、プロセッサ312は、メモリ313への追加のエントリとしてケーブル識別子を接続位置と共に保存する。
1つの実施例では、新しいエントリは他のすべてのデータと共に含まれる。別の実施例では、新しいエントリは、最後の既知の良好な接続位置または他の同様の識別子として識別される。最後の既知の良好な接続位置の識別子は、ユーザが最近の成功した接続位置を格納することを可能にする。この実施例では、特定のケーブルに対する新しい接続位置が、メモリ313に記録された他の接続位置を置換する。従って、この実施例では、古い接続位置が削除され、新しい接続位置が古い接続位置に書込まれる。
更に、本実施例では、ユーザは、メモリ313に格納されたデータを別のデータ処理システムに移動させることが可能である。何らかの理由で、データ処理システム310が異なるデータ処理システムと置換される必要がある場合、ケーブルおよび接続位置の突き合わせ情報が、新しいデータ処理システムにおける使用のためにメモリ313に保存される。新しいデータ処理システムにおける位置情報は、データ処理システム310における情報と同じ方法で使用される。従って、本実施例では、別のデータ処理システムのためのプロセッサが、接続位置316と同様の接続位置とケーブル320との突き合わせを行うであろう。従って、その突き合わせに応答して、その別のデータ処理システムが、ケーブル320に対する適切な接続位置をユーザに知らせるために、インジケータ318と同様のインジケータを活性化するであろう。
本実施例は上記の例に限定されない。例えば、別の実施例では、RFIDタグ326は能動タグであってもよい。更に、データ処理システム310およびケーブル320は、更にもっと多くの又はもっと少ないコンポーネントを含むことも可能である。更に、ケーブル・システム300は、データ処理システム310が接続するケーブル320と同様の多数のケーブルを含むことも可能である。更に、ケーブル・システム装置300はRFIDシステムに限定されず、赤外線、レーザー、音波、Bluetooth(商標)、或いはWi-Fi(商標)を含むがそれに限定されない、任意のタイプの無線技術を使用して具現化することも可能である(なお、Bluetoothは米国のBluetoothSIG、Inc.の商標であり、Wi-Fiは米国のWi-Fi Allianceの商標である)。
図4は、本実施例に従ってデータ処理システムのためのケーブル接続エリアを示す。ケーブル接続エリア400は、図1のデータ処理システム100、図2のデータ処理システム200、または図3のデータ処理システム310に実装することが可能である。ケーブル接続エリア400は、単一のケーブル或いは多数のケーブルに接続するデバイスにおける任意の接続エリアの例である。
ケーブル接続エリア400は、ケーブル410、接続位置420〜425、およびインジケータ430〜435を含む。ケーブル410は、図3のケーブル320と同様のものである。本実施例では、ケーブル410は、ワイヤ412、コネクタ414、およびRFIDタグ416を含む。ケーブル410は任意のタイプのケーブルであってもよい。ケーブルのタイプは、一般に、実施態様に依存する。
接続位置420〜425は、当該ケーブルが接続し得る可能な位置である。本実施例では、接続位置420〜425は、当該ケーブルにおけるコネクタと結合するコネクタを含む。本実施例では、接続位置420および421はUSBポートである。接続位置422はパラレルポート・コネクタである。接続位置423はシリアルポート・コネクタである。接続位置424はビデオ・グラフィックス・アダプタ・コネクタである。接続位置425はイーサネット・コネクタである。
インジケータ430〜435は、当該ケーブルに対する適切な接続位置を見つける際にユーザをガイドする。各インジケータ430〜435は、接続位置420〜425に対応する。従って、インジケータ430は接続位置420に対応し、インジケータ431は接続位置421に対応する、等々である。使用時には、当該ケーブルから信号を受取ることに応じて、インジケータ430〜435の1つが活性化するであろう。活性化されたインジケータは、当該ケーブルをどのケーブル位置に差し込むべきかをユーザに示す。
本実施例では、インジケータ430〜435は、それぞれ、接続位置420〜425に近い位置にそれぞれ配置される。しかし、インジケータ430〜435は図示の例に限定されない。例えば、別の実施例では、インジケータ430〜435は、各インジケータが接続位置をラベル付けされることによって、単一の位置に設けられてもよい。別の例では、インジケータ430〜435は、ケーブル接続エリア400の1つの端部に沿って配置されてもよい。更に別の実施例では、インジケータ430〜435は、そのインジケータ430〜435が活性化されるとき、接続位置420〜425が光っているように見えるよう、それぞれ、接続位置420〜425内に配置されてもよい。
本実施例では、インジケータ430〜435は発光ダイオードである。しかし、別の実施例では、インジケータ430〜435は、ディスプレイ・スクリーン又は可聴音を含むがそれに限定されない他の任意の表示形体であってもよい。更に、別の実施例では、インジケータ430〜435は、別のディスプレイ・スクリーン上に図形的にマップされてもよい。複数の実施例が一時に具現化されるように、それらの実施例を組み合わせることも可能である。
本実施例では、ケーブル410が接続位置425に接続する。本実施例では、ケーブル410が接続位置425に既に接続されているので、インジケータ435は非活性化されている。一方、本実施例では、インジケータ430は活性化される。従って、本実施例では、当該ケーブル(図示されてない)からの信号は受信されている。本実施例では、当該ケーブルに関するケーブル識別子が接続位置420と一致する。従って、インジケータ430は、当該ケーブルが接続位置420に接続されるべきであることをユーザに知らせるために活性化される。
実施例は図示の例に限定されない。もっと多くの或いはもっと少ない接続位置をケーブル接続エリア400に含むことも可能である。更に、それらの接続位置は異なるパターンで配列されてもよく、各接続位置に対して種々のタイプおよび数のコネクタを利用することも可能である。
図5は、実施例に従ってRFIDタグを有するケーブルの一部を示す。ケーブル500は、図3のケーブル320、または図4のケーブル410として実装し得る当該ケーブルの一例である。ケーブル500は、ワイヤ510、コネクタ520、およびRFIDタグ530を含む。本実施例では、ワイヤ510は、保護材により被覆された単一のワイヤ或いは一束のワイヤである。ワイヤ510は、図3のワイヤ322および図4のワイヤ412と同様のものである。ワイヤ510は、プリンタのような別のデバイスと、図1のデータ処理システム100、図2のデータ処理システム200、或いは図3のデータ処理システム310のようなデータ処理システムとの間の接続を提供する。ワイヤ510は、デバイスとデータ処理システムとの間でデータまたは情報を送信する。
コネクタ520は、図3の接続位置316或いは図4の接続位置420〜425のような接続位置と結合する。コネクタ520は、図3のコネクタ324および図4のコネクタ414と同様のものである。本実施例では、コネクタ520は小型コンピュータ・システム・インターフェース(SCSI)コネクタである。
RFIDタグ530はトランスポンダであり、図3のRFIDタグ326および図4のRFIDタグ416と同様のものである。RFIDタグ530は、高周波を使用して、ケーブル500に関するケーブル識別子をデータ処理システム(図示されてない)に送る。RFIDタグ530は、ラベル或いは別個のデバイスを含むがそれに限定されない、多くの形式で具現化することが可能である。本実施例では、RFIDタグ530はラベルとして具現化される。
本実施例では、RFIDタグ530はバーコード532およびケーブル識別子534を任意選択的に含み得る。バーコード532およびケーブル識別子534はRFIDタグ530上に印刷され、RFIDタグ530に関するケーブル識別子を読取るための、人間が判読可能な且つ機械可読のフォーマットを供給する。使用時には、RFIDタグ530が、RFID読取装置によって発生された電磁界に入るとき、RFIDタグ530は電気的に励起され、RFIDタグ530はケーブル識別子534を送信する。本実施例では、ケーブル500に関するケーブル識別子534は「7G」である。ケーブル識別534はバーコード532としてもコード化される。従って、「7G」というケーブル識別子は、本実施例では、RFIDケーブル識別子534およびバーコード532の両方として表わされる。使用時には、RFID読取装置は、RFIDタグ530から「7G」のケーブル識別子534を読取る。バーコード532は、当業者には知られている標準のバーコード読取装置を使用して読取ることができ、ケーブル識別子534は、ユーザが視覚的に読取ることも可能である。
本実施例は図示の例に限定されない。例えば、ケーブル500はもっと多いまたはもっと少ないコンポーネントを含み得る。更に、ケーブル500は異なるタイプのケーブルであってもよく、異なるタイプのコネクタを含むことも可能である。更に、別の実施例では、RFIDタグ530は、ラベルの代わりに、別個のデバイスのような別の形体で具現化することも可能である。更に別の実施例では、RFIDタグ530は、製造時にコネクタ520の筐体内に組み込むことも可能である。
図6は実施例によるケーブル管理テーブルである。ケーブル管理テーブル600は、図1のデータ処理システム100、図2のデータ処理システム200、或いは図3のデータ処理システム310と同様のデータ処理システムのための、図3のメモリ313のような記憶装置に格納することが可能である。使用時には、ケーブル管理テーブル600におけるすべてのエントリが図示の形式の代わりに2進値として表わされるであろう。ケーブル管理テーブル600は、当該ケーブルに対する接続位置を識別する。ケーブル管理テーブル600は、特別の接続位置に関連したインジケータも識別する。プロセッサは、当該ケーブルと対応する接続位置との突き合わせに応答してそれぞれの接続位置に対するインジケータを活性化する。
ケーブル管理テーブル600は、ケーブル識別欄610、接続位置欄620、およびインジケータ欄630を含む。ケーブル識別欄610は、データ処理システムにおける接続されるべきケーブルをすべてリストする。ケーブル識別欄610にリストされたケーブルは、図3のケーブル320に関するケーブル識別子と同様のものである。
接続位置欄620は、ケーブル識別欄610にリストされたケーブルが接続されるべき位置をリストする。接続位置欄620にリストされた接続位置は、図3の接続位置316と同様のものである。本実施例では、各接続位置はデバイスとして識別される。しかし、他の実施例では、接続位置は、接続位置番号、ポート番号、或いはデータ処理システムのための他の位置選定機構によって識別されることも可能である。
インジケータ欄630は、接続位置欄620に関連したインジケータの番号をリストする。インジケータ欄630にリストされたインジケータは、図3のインジケータ318と同様のものである。各インジケータは、接続位置欄620にリストされた特定の接続位置に関連付けられる。インジケータ欄630において識別されたインジケータは、発光ダイオード、ディスプレイ・スクリーン、或いは可聴音のような任意の視覚的インジケータまたは音声インジケータであってもよい。
列640〜650おける各列は、当該ケーブルを接続位置およびインジケータに関連付ける。本実施例では、列640におけるケーブル「1F」が、「プリンタ」接続位置に接続されるべきものである。インジケータ「P2」が、「プリンタ」接続位置に対するインジケータである。従って、使用時には、プロセッサは、データ処理システムが、当該ケーブルから「1F」の識別子と共に高周波信号を受取ったことに応答して、インジケータ「P2」を活性化する。
列642は、ケーブル識別番号「2C」を有するケーブルを「スピーカ」接続位置およびインジケータ「S9」に関連付ける。列644は、ケーブル識別番号「4A」を有するケーブルを「マウス」接続位置およびインジケータ「M1」に関連付ける。列646は、ケーブル識別番号「4C」を有するケーブルを「キーボード」接続位置およびインジケータ「K3」に関連付ける。列648は、ケーブル識別番号「7D」を有するケーブルを「モニタ」接続位置およびインジケータ「M4」にケーブルを関連付ける。列650は、ケーブル識別「3B」を有するケーブルを「電源」接続位置およびインジケータ「P4」に関連付ける。
本実施例では、ケーブル管理テーブル600は任意の特定の順に編成されるのではない。いずれの新しいエントリも、ケーブル管理テーブル600における最後のエントリの終わりに、またはその最後のエントリに続いて、加えられる。別の実施例では、ケーブル管理テーブル600は、そのケーブル管理テーブル600における任意の欄に従って数字順およびアルファベット順で分類されてもよい。この実施例では、いずれの新しいエントリも、ケーブル管理テーブル600に関する順序に対応した適切な位置に挿入される。
本実施例は図示の例に限定されない。例えば、ケーブル管理テーブル600は、もっと多い行または列、或いはもっと少ない行または列を含み得る。更に、ケーブル管理テーブル600は、接続位置欄620におけるもっと多くの接続位置を識別することも可能である。更に、ケーブル管理テーブル600は、接続位置欄620のデバイスの名前とはまったく別に番号のような異なる形式で各エントリをリストすることも可能である。この情報は、テーブルの形で示されたが、記憶装置における他のタイプのデータ構造で位置選定することも可能である。例えば、情報はリンクされたリストまたはデータベースに格納されてもよい。
図7は、1つの実施例に従って、接続位置と当該ケーブルとの突き合わせを行うにあたりユーザをガイドするプロセスを示すフローチャートである。下記のプロセスは単に例示的なものであり、ステップの順序は、発明の範囲から逸脱することなく相互交換されてもよい。プロセスは、図3のケーブル・システム300と同様のケーブル管理システムにおいて実行される。
そのプロセスは、当該ケーブルがその当該ケーブルに関するケーブル識別子を送信することによって始まる(ステップ700)。そこで、第1データ処理システムにおけるプロセッサがケーブル識別子を受取る(ステップ710)。次に、プロセッサは、ケーブル識別子を使用して当該ケーブルと少なくとも1つの接続位置との突き合わせを行う(ステップ720)。次に、プロセッサはその少なくとも1つの接続位置に対応するインジケータを活性化する(ステップ730)。しかる後、当該ケーブルがその少なくとも1つの接続位置に接続されるかまたは別の接続位置に接続されるか、に関する決定が行われる(ステップ740)。 それが少なくとも1つの接続位置に接続される場合(ステップ740への「少なくとも1つ」という出力)、プロセッサは少なくとも1つの接続位置を最後の既知の良好な接続位置として識別し(ステップ742)、プロセッサは、少なくとも1つの接続位置に対するインジケータを非活性化する(ステップ744)。
ステップ740に説明を戻すと、当該ケーブルがその他の、即ち、別の接続位置に接続される場合(ステップ740に対する「その他」という出力)、プロセッサはケーブル識別子と共に別の接続位置を第1記憶装置に保存する(ステップ750)。次に、プロセッサはその別の位置を最後の既知の良好な接続位置として識別する(ステップ752)。 そこで、プロセッサはインジケータを非活性化する(ステップ754)。
次に、ステップ744および754に説明を戻すと、第1記憶位置が転送される必要があるかどうかに関する決定が行われる(ステップ760)。データが転送される必要がない場合(ステップ760に対する「ノー」という出力)、プロセスは終了する。データが転送される必要がある場合(ステップ760に対する「イエス」という出力)、第1データ処理システムは第2記憶装置にデータを転送する(ステップ762)。第2記憶装置は第2データ処理システムにおいて位置選定される。次に、第2記憶装置は、少なくとも1つの接続位置を使用して、第2データ処理システムにおける対応する接続位置を識別する(ステップ764)。その対応する接続位置は、対応する接続位置が第1データ処理システムにではなく第2データ処理システムにあるということを除けば、少なくとも1つの接続位置と同様のものである。最後の既知の良好な接続位置が識別される場合、その対応する接続位置はその少なくとも1つの接続位置とよりも最後の既知の良好な接続位置と同様のものである。しかる後、プロセスは終了する。
図8は、本実施例に従って、ケーブルを製造するプロセスを示すフローチャートである。下記のプロセスは単に例示的なものであり、本発明の範囲を逸脱することなくステップの順序を相互交換されてもよい。プロセスは、図3のケーブル320、図4のケーブル410、図5のケーブル500と同様のケーブルに対して実行される。
プロセスは、製造エンティティがコネクタを提供することによって始まる(ステップ800)。コネクタは、データ処理システムにおける接続位置と結合するように設計される。そこで、製造エンティティはトランスポンダを選択する(ステップ810)。トランスポンダは、ケーブルに関するケーブル識別子を格納する。次に、製造エンティティは、コネクタにトランスポンダを接続する(ステップ820)。その接続が行われるとき、トランスポンダは、コネクタに外部的に取り付けられるか、或いはコネクタ内に内部に埋め込まれることが可能である。しかる後、プロセスは終了する。
本実施例は、ケーブル管理システム、コンピュータ・プログラム、ケーブル、ケーブルを製造する方法、および当該ケーブルに対する接続位置を識別する場合にユーザをガイドする方法を提供する。プロセッサは、データ処理システムにおいて、当該ケーブルからケーブル識別子を受取る。データ処理システムは、コンピュータ、コンピュータのシステム、コンピュータのネットワーク、オーディオ・ビジュアル装置、オーディオ・ビジュアル・システムおよび医療装置の少なくとも1つであってもよい。プロセッサは、ケーブル識別子に基づいて、少なくとも1つの接続位置と当該ケーブルとを突き合わせる。当該ケーブルと少なくとも1つの接続位置との突き合わせに応答して、プロセッサは、当該ケーブルを接続するための接続位置を識別するインジケータを活性化する。1つの実施例では、インジケータは発光ダイオードである。
別の実施例では、第1記憶装置が、第2データ処理システムおける第2記憶装置に少なくとも1つの接続位置を転送することができる。そこで、第2記憶装置は第2データ処理システムにおける対応する接続位置を識別する。その対応する接続位置は、少なくとも1つの接続位置と同様の接続位置である。
プロセッサは、当該ケーブルが少なくとも1つの接続位置に接続されることに応答して少なくとも1つの接続位置を最後の既知の良好な接続位置として識別することが可能である。そこで、プロセッサは、最後の既知の良好な接続位置をケーブル識別子と共に記憶装置に保存する。
データ処理システムにおけるプロセッサは、当該ケーブルが別の接続位置に接続されるという信号を受取ることもある。当該ケーブルが別の接続位置に接続されることに応答して、プロセッサは、その別の接続位置を最後の既知の良好な接続位置として識別する。しかる後、プロセッサは、その後の使用のために、最後の既知の良好な接続位置をケーブル識別子と共に第1記憶装置に保存する。
ある環境では、当該ケーブルが多くの接続位置との突き合わせを行われる。そのような状況では、データ処理システムのためのプロセッサは、当該ケーブルが接続し得るすべての接続位置に対応したインジケータをすべて活性化する。しかし、プロセッサは、最後の既知の良好な接続位置に対するインジケータを断続的に活性化する。従って、そのインジケータが発光ダイオードである場合、プロセッサは、最後の既知の良好な接続位置に対するインジケータを断続的に点滅または点灯させるであろう。
それらの実施例では、当該ケーブルがデータ処理システムに信号を送信する。その信号は、当該ケーブルに関するケーブル識別子を伝達する。更に、その信号は一般に高周波信号である。1つの実施例では、当該ケーブルに接続された受動トランスポンダが高周波信号を送信する。別の実施例では、当該ケーブルに接続された能動トランスポンダが高周波信号を送信する。
更なる実施例では、当該ケーブルに関するケーブル識別子はデバイス識別子も含む。デバイス識別子は当該ケーブルを特定のデバイスに関連付ける。この実施例では、特定のデバイスだけが当該ケーブルに関するケーブル識別子を認識する。別の実施例では、当該ケーブルに関するケーブル識別子はケーブルのタイプの識別子である。ケーブルのタイプの例は、プリンタ・ケーブル、マウス・ケーブル或いはスピーカ・ケーブルを含む。更に別の実施例では、当該ケーブルは複数のコネクタを含み得る。複数のコネクタにおける各コネクタは対応する接続位置に接続する。従って、複数のコネクタにおける各コネクタは対応するケーブル識別子を送る。そこで、プロセッサは、コネクタに対する対応するインジケータを活性化する。その対応するインジケータは、各コネクタに対する接続位置を識別する。別の実施例では、ケーブルのタイプに関するケーブル識別子が提供され、最後の既知の良好な接続位置が更に識別されることによって、そのタイプのデバイスをサポートするすべてのコネクタが活性化される。
本実施例は、ケーブルを正しい位置に接続する際にユーザをガイドする。本実施例は、電子システムに不慣れのユーザ、および電子システムに非常に精通しているが多数のケーブルを多数の電子システムに接続しなければならないユーザ、をガイドすることも可能である。それらの実施例では、ユーザはカラー・コーディング・システム或いはラベリング・システムを使用する必要がある。それらの実施例は、ラベルの読取りを通常困難にするエリアに接続の位置があっても、容易にその接続の位置を識別する。更に、実施例は、電子システムが交換または移動させられる場合、常に、ケーブル位置を容易に修正し得る自動ケーブル管理システムを提供する。
本発明は、全体的にハードウェアの実施例、全体的にソフトウェアの実施例、或いはハードウェア要素およびソフトウェア要素の両方を含む実施例の形式をとることができる。好適な実施例では、本発明はソフトウェアで具現化される。それは、ファームウェア、常駐のソフトウェア、マイクロコード等を含むがそれに限定されない。
更に、本発明は、コンピュータ或いは任意の命令実行システムによってまたはそれに関連して使用するためのプログラム・コードを提供するコンピュータ使用可能媒体またはコンピュータ可読媒体からアクセスし得るコンピュータ・プログラムの形式をとることができる。この説明のために、コンピュータ使用可能媒体またはコンピュータ可読媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスによって或いはそれに関連して使用するためのプログラムを含み、格納し、通信し、伝播し、または搬送することが可能なあらゆる実体的な装置であってもよい。
その媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、或いは半導体システム(または装置またはデバイス)、或いは伝播媒体であってもよい。コンピュータ可読媒体の例は、半導体またはソリッド・ステート・メモリ、磁気テープ、取外し可能コンピュータ・ディスケット、ランダム・アクセス・メモリー(RAM)、リード・オンリ・メモリ(ROM)、固定磁気ディスク、および光ディスクを含む。光ディスクの現用の例は、コンパクト・ディスク、コンパクト・ディスク−リード・オンリ・メモリ(CD−ROM)、コンパクト・ディスク・リード/ライト(CD−R/W)、およびDVDを含む。
プログラム・コードを格納および(または)実行するに適したデータ処理システムは、システム・バスを介してメモリ素子に直接に或いは間接的に接続された少なくとも1つのプロセッサを含むであろう。メモリ素子は、プログラム・コードの実際の実行中に使用されるローカル・メモリ、バルク記憶装置、およびキャッシュ・メモリを含み得る。なお、キャッシュ・メモリは、プログラム・コードが実行中にバルク記憶装置から検索されなければならない回数を減らすために少なくとも幾つかのプログラム・コードの一時的記憶装置を提供する。
I/O装置(キーボード、ディスプレイ、ポインティング・デバイス等を含むが、これらに限定されない)は、直接に或いは介在するI/Oコントローラを介してシステムに接続される。ネットワーク・アダプタは、データ処理システムが、介在する専用または公衆ネットワークを介して他のデータ処理システムまたは遠隔のプリンタ或いは記憶装置に接続されることを可能にするようにシステムに接続されてもよい。モデム・カード、ケーブル・モデム・カード、およびイーサネット・カードは、現在利用可能なタイプのネットワーク・アダプタの幾つかである。
本発明の説明は、図解および記述を目的として行われ、網羅的であることまたは開示された形式の発明に限定されることを意図するものではない。多くの修正および変更が当業者には明らかであろう。実施例は、発明の原理および実用的な応用を最もよく説明するために、および、当業者が、意図した特定の用途に適する種々の修正のために、本発明を理解することを可能にするように選定され、記述された。
本実施例を具現化し得るデータ処理システムの概略図である。 本実施例を具現化し得るデータ処理システムのブロック図である。 一実施例に従ったケーブル・システムの概略図である。 一実施例に従った、データ処理システムのためのケーブル接続エリアの概略図である。 一実施例に従った、RFIDタグを有するケーブルの一部分の概略図である。 一実施例に従ったケーブル管理テーブルの概略図である。 一実施例に従って、当該ケーブルを接続位置に突き合わせを行う際にユーザをガイドするプロセスを示すフローチャートである。 一実施例に従って、ケーブルを製造するプロセスを示すフローチャートである。

Claims (29)

  1. ある接続位置においてあるケーブルと接続可能なデータ処理システムであり、
    プロセッサと当該プロセッサにそれぞれ接続される記憶装置及びインジケータとを備え、
    前記インジケータは、前記接続位置に対応付けられ、
    前記記憶装置は、あるケーブルを識別するケーブル識別子と前記ケーブルが接続可能な接続位置に対応するインジケータとのリストを記憶し、
    前記プロセッサは、前記ケーブル識別子を受け取ることに応答して、前記リストを参照し、受け取ったケーブル識別子に対応するインジケータを活性化する
    データ処理システム。
  2. 前記記憶装置は、あるケーブルを識別するケーブル識別子と前記ケーブルが接続可能な接続位置と前記接続位置に対応するインジケータとのリストを記憶する請求項1に記載のデータ処理システム。
  3. 前記プロセッサは、あるケーブルがある接続位置に接続されることに応答して、前記ケーブルを識別する識別子と前記接続位置に対応するインジケータとを互いに接続可能なものとして前記記憶装置に記憶する請求項1又は2に記載のデータ処理システム。
  4. 前記プロセッサは、前記ケーブルが前記接続位置とは異なる他の接続位置に接続されることに応答して、前記ケーブルを識別する識別子を前記他の接続位置に対応する他のインジケータと互いに接続可能なものとして前記リストを更新する請求項3に記載のデータ処理システム。
  5. 前記記憶装置は、あるケーブルを識別するケーブル識別子と前記ケーブルが接続可能な接続位置に対応するインジケータとデータ処理システムを識別するデバイス識別子とのリストを記憶し、
    前記プロセッサは、前記ケーブル識別子及びデバイス識別子を受け取ることに応答して、前記リストを参照し、受け取ったデバイス識別子に対応するデータ処理システムが自己のデータ処理システムであることを条件に、受け取ったケーブル識別子に対応するインジケータを活性化する請求項1乃至4のいずれかに記載のデータ処理システム。
  6. 前記ケーブル識別子はケーブルの種類を識別する請求項1乃至5のいずれかに記載のデータ処理システム。
  7. 前記インジケータは発光ダイオードであり、
    前記プロセッサは前記発光ダイオードを断続的に活性化する請求項1乃至6のいずれかに記載のデータ処理システム。
  8. 前記接続位置として複数の接続位置と、
    前記インジケータとして前記複数の接続位置のそれぞれに対応付けられる複数のインジケータとを備え、
    前記記憶装置は、あるケーブルを識別する単一のケーブル識別と前記ケーブルが接続可能な複数の接続位置に対応する複数のインジケータとのリストを記憶し、
    前記プロセッサは、前記ケーブル識別子を受け取ることに応答して、前記リストを参照し、受け取ったケーブル識別子に対応する複数のインジケータを活性化する請求項1乃至7のいずれかに記載のデータ処理システム。
  9. ネットワークを介して前記リストを他のデータ処理システムに送信する送信装置をさらに備える請求項1乃至8のいずれかに記載のデータ処理装置。
  10. ネットワークを介して前記リストを他のデータ処理システムから受信する受信装置をさらに備える請求項1乃至9のいずれかに記載のデータ処理装置。
  11. 前記ケーブルからの信号を検知する検知装置を更に備え、
    前記プロセッサは、前記信号に基づいて前記ケーブル識別子を受け取る請求項1乃至10のいずれかに記載のデータ処理システム。
  12. 前記ケーブルがトランスポンダを含み、
    前記信号は前記トランスポンダが発生させる高周波信号である請求項11に記載のデータ処理システム。
  13. 前記トランスポンダは、受動トランスポンダまたは能動トランスポンダのいずれかである請求項12に記載のデータ処理システム。
  14. 単一のコンピュータ、複数のコンピュータから成るコンピュータ・システム、オーディオ・ビジュアル装置、医療装置のいずれかの形態である請求項1乃至13のいずれかに記載のデータ処理システム。
  15. ある接続位置においてあるケーブルと接続可能で、プロセッサと当該プロセッサにそれぞれ接続される記憶装置及びインジケータとを備えるデータ処理システムが実行する方法であり、
    前記インジケータは、前記接続位置に対応付けられ、
    前記記憶装置は、あるケーブルを識別するケーブル識別子と前記ケーブルが接続可能な接続位置に対応するインジケータとのリストを記憶し、
    前記方法は、
    前記プロセッサが前記ケーブルから前記ケーブル識別子を受け取るステップと、
    前記プロセッサが前記記憶装置中の前記リストを突き合わせるステップと、
    前記プロセッサが前記突き合わせの結果に基づいて受け取ったケーブル識別子に対応するインジケータを活性化するステップと
    を含む方法。
  16. 前記記憶装置は、あるケーブルを識別するケーブル識別子と前記ケーブルが接続可能な接続位置と前記接続位置に対応するインジケータとのリストを記憶する請求項1に記載の方法。
  17. 前記プロセッサが、あるケーブルがある接続位置に接続されることに応答して、前記ケーブルを識別する識別子と前記接続位置に対応するインジケータとを互いに接続可能なものとして前記記憶装置に記憶するステップを更に備える請求項16又は17に記載の方法。
  18. 前記プロセッサが、前記ケーブルが前記接続位置とは異なる他の接続位置に接続されることに応答して、前記ケーブルを識別する識別子を前記他の接続位置に対応する他のインジケータと互いに接続可能なものとして前記リストを更新するステップを更に備える請求項17に記載の方法。
  19. 前記記憶装置は、あるケーブルを識別するケーブル識別子と前記ケーブルが接続可能な接続位置に対応するインジケータとデータ処理システムを識別するデバイス識別子とのリストを記憶し、
    前記方法は、
    前記プロセッサが、受け取ったデバイス識別子に対応するデータ処理システムが自己のデータ処理システムであることを条件に、受け取ったケーブル識別子に対応するインジケータを活性化するステップをさらに備える請求項15乃至18のいずれかに記載の方法。
  20. 前記接続位置として複数の接続位置と、
    前記インジケータとして前記複数の接続位置のそれぞれに対応付けられる複数のインジケータとを備え、
    前記記憶装置は、あるケーブルを識別する単一のケーブル識別と前記ケーブルが接続可能な複数の接続位置に対応する複数のインジケータとのリストを記憶し、
    前記方法は、
    前記プロセッサが受け取ったケーブル識別子に対応する複数のインジケータを活性化するステップを更に備える請求項15乃至19のいずれかに記載の方法。
  21. 前記データ処理システムが送信装置を更に備え、
    前記方法は、
    前記プロセッサが前記送信装置にネットワークを介して前記リストを他のデータ処理システムに送信させるステップを更に備える請求項15乃至20のいずれかに記載の方法。
  22. 前記データ処理システムが受信装置を更に備え、
    前記方法は、
    前記プロセッサが、前記受信装置にネットワークを介して前記リストを他のデータ処理システムから受信させるステップを更に備える請求項15乃至21のいずれかに記載の方法。
  23. 前記データ処理システムが前記ケーブルからの信号を検知する検知装置を更に備え、
    前記ケーブル識別子を受け取るステップは、前記プロセッサが、前記信号に基づいて前記ケーブル識別子を受け取るステップである請求項15乃至22のいずれかに記載の方法。
  24. 請求項15乃至22のいずれかに記載の方法をコンピュータに実行させるコンピュータ・プログラム。
  25. データ処理システムにおける接続位置と結合するように設計されたコネクタと、
    前記コネクタに接続され、ケーブルに関するケーブル識別子を格納し、前記ケーブル識別子を前記データ処理システムに送信するトランスポンダと、
    を含み、前記データ処理システムは、前記ケーブル識別子に基づいて少なくとも1つのインジケータを活性化し、前記少なくとも1つのインジケータは、当該ケーブルを接続するための少なくとも1つの接続位置を識別する、ケーブル。
  26. 前記トランスポンダは、
    前記ケーブルに関するケーブル識別子を格納する集積チップと、
    前記集積チップに接続されたアンテナと、
    を含み、前記アンテナは、前記ケーブルに関するケーブル識別子を含む高周波信号を前記データ処理システムに送信し、前記高周波信号は前記ケーブルに関するケーブル識別子を含む、請求項25に記載のケーブル。
  27. 前記トランスポンダはラベルであり、前記ケーブル識別子は前記トランスポンダ上にバーコードの形式でまたは人間が判読可能な形式で印刷される、請求項25又は26に記載のケーブル。
  28. ケーブルを製造する方法であって、
    前記ケーブルをデータ処理システムにおける少なくとも1つの接続位置と結合するためのコネクタを設けるステップと、
    前記ケーブルに関するケーブル識別子を格納するトランスポンダを選択するステップであって、選択されたトランスポンダを形成する、ステップと、
    前記選択されたトランスポンダを前記コネクタに接続するステップと、
    を含む、方法。
  29. 前記選択するステップは、前記トランスポンダを前記コネクタの外部に取り付けるステップまたは前記トランスポンダを前記コネクタの内部に組み込むステップを含む、請求項28に記載の方法。
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