JP2008137197A - 連続式インクジェットプリンタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】連続式インクジェットプリンタ1は、インク粒子を連続的に噴射するインク粒子発生手段50と、噴射されたインク粒子を帯電させる帯電手段54と、帯電されたインク粒子を偏向させる偏向手段55とを備え、相対移動する印刷対象物の印刷対象面に所定のドットマトリックスパターンGを形成するプリンタであって、インク粒子の噴射周期と、列毎の印刷ピッチと、各列の列ドット数と、印刷対象物の相対移動速度とに基づいて、利用可能な間引きインク粒子の数を算出する間引き数算出手段10と、間引き数算出手段10により算出された数の間引きインク粒子を、着弾用インク粒子の前方位置または後方位置に割り当てる間引き粒子割当手段11とを具備している。
【選択図】図1
Description
一方で、特許文献1に記載されたインクジェット記録装置のように、連続する複数のドットの先頭部分の間引き数を増やす手法が知られているが、これだけでは十分な印刷品位の向上は見込めない。
また、例えば通常間引き数M=0と1の境界付近(図9中のQで示す位置)では、縦1列全ドットに対応する全てのインク粒子に間引きインク粒子を1つ割り当てるには足りないが、ドットマトリクスパターンの列毎の印刷にかかる印刷ピッチ内の全体のインク粒子に関してはいくつかの余剰インク粒子が存在していることが多い。
斯かるドットマトリクスGを形成するにあたり、印刷ヘッド機構40からのインク粒子の噴射周期Lに対し、印刷速度Vが相対的に遅い場合は、図11に示すように、1列分の印刷ピッチP中において、着弾用インク粒子60A(1−1)〜60A(1−5)の後方位置、着弾用インク粒子60A(2−1)〜60A(2−5)の後方位置、着弾用インク粒子60A(3−1)〜60A(3−5)の後方位置、空白用インク粒子60B(4−1)〜60B(4−5)の後方位置に、余剰インク粒子60F(ここでは、3個)がそれぞれ生じることがある。このように生じた3個の余剰インク粒子60F,60F,60Fは、これまでは何ら利用されていなかったのである。
図において、この実施形態に係る連続式インクジェットプリンタ(以下、「プリンタ」とのみ記す)1は、従来のプリンタと同様に、ガン51およびノズル52からなるインク粒子発生手段50と、帯電手段としての帯電電極54,54と、検知電極58,58と、偏向電極55,55とからなる印刷ヘッド機構40とを有し、更に制御部2と、印刷ヘッド機構40に対する印刷対象物70(図7参照)の搬送速度(相対移動速度)Vを計測して制御部2に送信する速度計8とを備えている。
N=(S/L)−K ・・・ (1)
ここで、S=P/V
S:印刷ピッチPの周期である。
続いて、印刷制御CPU5の間引き粒子割当手段11の機能が、間引き数算出手段10により算出された数Nの余剰インク粒子60F(図11参照)を、間引き利用可能インク粒子60Eとして着弾用インク粒子60Aの後方位置に割り当てる。そして、印刷制御CPU5は、メインCPU4で割り当てられた間引きインク粒子60Eの元になるインク粒子60への帯電を停止させて間引きインク粒子60Eをガター56からインク回収路57に回収する。尚、着弾用インク粒子60Aの前方位置に間引き利用可能インク粒子60Eを割り当てても構わない。
実施例1から搬送速度を140.0m/分まで下げると、実施例2のように1列の印刷ピッチP内における余剰インク粒子の数Nの全インク粒子数に対する割合が0.5となり、これらの余剰インク粒子が間引き利用インク粒子に利用されるため、実施例1と比べてドットマトリクスパターンの印刷品位は向上している。
更に実施例2から搬送速度を下げると、実施例3のように1列の印刷ピッチP内における余剰インク粒子60Fの数Nの割合が0.9と、通常間引き数M=1.0にかなり近くなる。これにより、実施例3は、搬送速度が同じであるにも拘わらず実施例3と同じで通常間引き数M=1の実施例4の印刷出力例と比べてほとんど差のない印刷品位が得られている。
「計算例1」
例えば、噴射周期L=13.6μSec、列ドット数K=12、印刷ピッチP=0.5mm、通常間引き数M=0、および搬送速度V=110m/分の条件で印刷するものとする。
この場合、印刷ピッチPの周期S(印刷ピッチP÷搬送速度V=0.5mm÷(110m/分×1000mm÷60秒)は272μSecとなる。そして、周期S中に存在し得るインク粒子数(周期S÷噴射周期L=272μSec÷13.6μSec)は20である。よって,余剰インク粒子60Fの数N(すなわち、間引き利用インク粒子60Eの数=20−12)は8となる。
搬送速度を110m/分から105m/分に変更したこと以外は、計算例1と同じ条件で印刷した。この場合、印刷ピッチPの周期S(印刷ピッチP÷搬送速度V=0.5mm÷(105m/分×1000mm÷60秒)は286μSecとなる。周期S中に存在し得るインク粒子数(周期S÷噴射周期L=272μSec÷13.6μSec)は20である。よって,余剰インク粒子60Fの数N(すなわち、間引き利用インク粒子60Eの数=21−12)は9となる。
まず、間引き利用インク粒子60Eの割り当て態様1として、印刷制御CPU5の間引き粒子割当手段10の機能は、ドットマトリックスパターンG1中の同じ列内で複数連なる着弾ドットDT(D2〜D4、またはD8〜D10)の元になる着弾用インク粒子60Aの後方位置(例えば、S4,S3,S6,S2,S1,S5で示す位置に対応する)に間引き利用インク粒子60Eを優先的に割り当てる。ここで、連なる着弾ドットDTとは、隣り合う着弾ドットDT,DTの間に空白ドットDBが存在しないものをいう。前記のように処理することにより、着弾ドットDT,DTの元となる着弾用インク粒子60A,60A間の影響が小さくなり、印刷品位を向上させることができる。
また、上記では、各種機能を分担したメインCPU4と印刷制御CPU5を用いた例を示したが、これらに替えて、メインCPU4と印刷制御CPU5の機能および性能を併せ持つ統合型CPUを用いても構わない。
3 メインメモリ(記憶手段)
4 メインCPU
8 速度計
10 間引き数算出手段
11 間引き粒子割当手段
40 印刷ヘッド機構
50 インク粒子発生手段
54 帯電電極(帯電手段)
55 偏向電極(偏向手段)
56 ガター
57 インク回収路
60 インク粒子
60A 着弾用インク粒子
60B 空白用インク粒子
60C 間引きインク粒子
60E 間引き利用インク粒子
60F 余剰インク粒子
70 印刷対象物
DB 空白ドット
DT 着弾ドット
G,G1 ドットマトリックスパターン
L 噴射周期
K 列ドット数
N 数
P 印刷ピッチ
V 搬送速度(相対移動速度)
Claims (4)
- インク粒子を連続的に噴射するインク粒子発生手段と、インク粒子発生手段から噴射された着弾用インク粒子を、予め記憶手段に記憶された印刷情報に基づいて帯電させる帯電手段と、帯電されたインク粒子を偏向させる偏向手段とを備える印刷ヘッド機構を有し、印刷ヘッド機構に対して相対移動する印刷対象物の印刷対象面に所定のドットマトリックスパターンを形成する連続式インクジェットプリンタにおいて、
前記インク粒子を、ドットマトリックスパターン中の着弾ドットを形成するように帯電される着弾用インク粒子と、ドットマトリックスパターン中の空白ドットを形成するようにインク回収路に回収される空白用インク粒子と、着弾用インク粒子または空白用インク粒子の前方位置または後方位置を飛行してインク回収路に回収される間引きインク粒子とから構成するとともに、
インク粒子発生手段によるインク粒子の噴射周期と、ドットマトリックスパターンの列毎の印刷にかかる印刷ピッチと、ドットマトリックスパターンの各列を構成する列ドット数と、印刷ヘッド機構に対する印刷対象物の相対移動速度とに基づいて、利用可能な間引きインク粒子の数を算出する間引き数算出手段と、間引き数算出手段により算出された数の間引きインク粒子を、着弾用インク粒子の前方位置または後方位置に割り当てる間引き粒子割当手段とを具備してなることを特徴とする連続式インクジェットプリンタ。 - 間引き粒子割当手段が、ドットマトリックスパターン中の同じ列内で複数連なる着弾ドットの元になる着弾用インク粒子の前方位置または後方位置に間引きインク粒子を割り当てるように構成されている請求項1に記載の連続式インクジェットプリンタ。
- 間引き粒子割当手段が、ドットマトリックスパターン中の同じ列内の複数の着弾ドットの元になる着弾用インク粒子のうち、帯電量の高い着弾用インク粒子から優先して間引きインク粒子を割り当てるように構成されている請求項1または請求項2に記載の連続式インクジェットプリンタ。
- 間引き粒子割当手段が、ドットマトリクスパターン中の空白ドットの元になる空白用インク粒子の前方位置または後方位置に間引きインク粒子を割り当てるように構成されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の連続式インクジェットプリンタ。
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