JP2008131710A - 電源システム、電源システムの制御方法、電源システムの制御方法を実行するためのプログラムおよび電源システムの制御方法を実行するためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

電源システム、電源システムの制御方法、電源システムの制御方法を実行するためのプログラムおよび電源システムの制御方法を実行するためのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2008131710A
JP2008131710A JP2006312491A JP2006312491A JP2008131710A JP 2008131710 A JP2008131710 A JP 2008131710A JP 2006312491 A JP2006312491 A JP 2006312491A JP 2006312491 A JP2006312491 A JP 2006312491A JP 2008131710 A JP2008131710 A JP 2008131710A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
secondary battery
set value
power
battery
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006312491A
Other languages
English (en)
Inventor
Riichi Kitano
利一 北野
Akihiro Miyasaka
明宏 宮坂
Akira Yamashita
明 山下
Takahisa Masashiro
尊久 正代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2006312491A priority Critical patent/JP2008131710A/ja
Publication of JP2008131710A publication Critical patent/JP2008131710A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

【課題】太陽電池が発電する電力を負荷へ供給しながら二次電池を充電し、二次電池からの電力を負荷へ供給する電源システムにおいて、二次電池の劣化の抑制が可能な電源システム、その制御方法、その制御方法を実行するためのプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体を提供すること。
【解決手段】太陽電池1と、直流電力変換器2と、二次電池である組電池3と、直流電力変換器2と組電池3との間に介在する充電スイッチ7および放電スイッチ8とを有し、直流電力変換器2の出力電圧が第1の設定値以上であることが第2の設定値の時間継続したとき充電スイッチ7を短絡し、組電池3の充電電流が第3の設定値以下であることが第4の設定値の時間継続したとき、または組電池3の電圧が前記第1の設定値より大きい第5の設定値以上のとき充電スイッチ7を開放する充電制御を行う電源システムを構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源システム、電源システムの制御方法、電源システムの制御方法を実行するためのプログラムおよび電源システムの制御方法を実行するためのプログラムを記録した記録媒体に関し、特に、太陽電池が出力する電力を蓄積しながら電気回路を介して負荷へ供給する電源システムに関する。
ニッケル水素蓄電池は、鉛蓄電池に比べてエネルギー密度が大きく、電池寿命の長さや環境負荷の少ないことを特長とする。軽量、小型で、持ち運びに有利であるため、車載バッテリーや災害対策用電源として近年急速に普及しつつある。
ニッケル水素蓄電池を電源として用いる場合には、例えば、単セルと呼ばれる1本(定格電圧1.2V、容量95Ah)を10直列にしたものを1組として用いる。
下記特許文献1、2、3には、複数の組電池と、充電制御手段と、放電制御手段とを備えた電源装置が記載され、特許文献1には、組電池の製造日付に基づいて組電池使用可能期間を算出して組電池交換日付を表示することが記載され、特許文献2には、組電池の放電容量試験を実行する電池監視手段を設けることが記載され、特許文献3には、前記電池監視手段が組電池の残存容量を算出し、その結果に基づいて当該組電池の補充電時期を決定することが記載されている。
また、ニッケル水素蓄電池は太陽光電源システムへの搭載が可能である。この用途では、昼間に太陽電池の発電電力を負荷へ供給し、余剰電力をもって電池を充電する。夜間は必要な電力を電池からの放電で賄うようにする。
下記特許文献4、5には、蓄電池と太陽電池を組み合わせた電源システムが記載され、特許文献4には、太陽電池の発電電力を充電器を介して蓄電池へ充電し、もしくは負荷又は電力変換装置へ供給することが記載され、特許文献5には、太陽電池の発電電力をコンバータと電気二重層キャパシタと充電器を介してニッケル水素蓄電池の充電と負荷への供給を行うことが記載されている。
特開2004−119112号公報 特開2004−120856号公報 特開2004−120857号公報 特開2000−004544号公報 特開2001−069688号公報
鉛蓄電池では、充電方法としてフロート充電方式(電池を一定電圧に保持し、自己放電した容量分だけ、微少電流で充電する方式)が採用されている。これの利点は、一定の出力電圧で直接電池を充電できるため、専用の充電器が不要であることである。しかし、ニッケル水素蓄電池の場合、充電末期の電池電圧が環境温度で大きく変わるため(高温では低く、低温では高くなる)、フロート充電方式を適用すると、環境温度によって過充電になったり、充電不足になったりする。特に過充電の場合、正極表面で電解液が分解し、酸素が発生する副反応が起こり、劣化が進行する恐れがある(鉛蓄電池においても状況は同じであり、フロート充電方式の場合、高温環境下では電池の劣化が進行する可能性がある)。従って、一般にニッケル水素蓄電池では、一定電圧で充電するのではなく、電圧および電流を監視しながら充電制御を行う必要がある。
太陽電池により電池を充電するには、一般に直流電力変換器を介して充電を行う。直流電力変換器は、太陽電池から取り出す電力を最大化するように、太陽電池の電圧、電流を制御しながら電池へ一定電圧の電力を供給している。しかし、電池がニッケル水素蓄電池である場合、一定電圧による充電では、前記のように充電不足と劣化進行の問題が生じる。
ニッケル水素蓄電池が充電されるためには、一定量の充電電流を必要とする。充電電流が少な過ぎる場合、充電効率が著しく低下し、ニッケル水素蓄電池はほとんど充電されず、電池に入力された電力のほとんどは熱に変換され、この発熱反応により電池の劣化が進行する問題が発生する。
また、一般に蓄電池では、使用電圧範囲を下回って放電を継続した場合、過放電劣化により蓄電能力が低下するため、最低使用電圧に達したときは放電を停止する制御を行う必要がある。
よって、太陽電池システムにおける蓄電装置としてニッケル水素蓄電池を使用するとき、直流電力変換器とは別に、充電を制御し、また過放電を防止する制御を行う制御部が必要である。制御部の動作には電源を必要とするが、この電源の取り方によっては、電池が過放電して劣化が促進されるという問題がさらに発生する。
例えば、図6のように太陽電池システムを構成するとき、太陽電池1による発電電力は、直流電力変換器2を介して負荷5へ供給されるか、組電池3への充電電力となる。制御部4は、充電スイッチ7を開閉して組電池3の充電制御を行い、放電スイッチ8を開閉することにより、組電池3の放電を制御する。制御部4の動作には電源が必要であり、それは制御電源6により給電される。太陽電池1が組電池3を充電可能であるとき、充電スイッチ7を短絡して充電を行い、充電終了時は充電スイッチ7を開放する。また組電池3の電圧が所定の値を下回ったとき、放電スイッチ8は開放となる。
制御部4の制御電源6は、充電スイッチ7と放電スイッチ8の間に接続され、直流電力変換器2または組電池3から電力が供給される。このため、太陽電池1が発電せず、組電池3が放電を行い放電スイッチ8が開放となった後も、制御電源6へ組電池3から給電され、電池が過放電となり劣化が促進されるという問題が発生する。
制御部4の制御電源6を、放電スイッチ8と負荷5の間に接続する方法があるが、放電スイッチ8が開放された後、太陽電池1が発電を開始しても、制御電源6へは給電されず、制御部4の動作が停止しているため組電池3を充電することも、負荷5へ放電することもできなくなるため解決方法とはならない。
制御部4の制御電源6を、太陽電池1と直流電力変換器2の間もしくは直流電力変換器2と充電スイッチ7の間に接続する方法があるが、太陽電池1が発電しない時は制御電源6へ給電されないため解決方法とはならない。
上記の問題は、ニッケル水素蓄電池システムの場合に限らず、リチウムイオン電池などの二次電池を組み合わせてなる太陽光電源システムにおいても生じる問題である。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、太陽電池が発電する電力を負荷へ供給しながら二次電池を充電し、または、二次電池からの電力を負荷へ供給する電源システムにおいて、二次電池の劣化を抑制しつつ、負荷への給電と二次電池の充電とを自動的に行う電源システム、電源システムの制御方法、電源システムの制御方法を実行するためのプログラムおよび電源システムの制御方法を実行するためのプログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明においては、請求項1に記載のように、
太陽電池と、直流電力変換器と、二次電池とを構成要素とし、前記太陽電池が出力する電力を前記直流電力変換器を介して負荷に供給し、前記二次電池が出力する電力を負荷に供給し、かつ、前記太陽電池が出力する電力によって前記直流電力変換器を介して前記二次電池を充電する電源システムにおいて、前記直流電力変換器と前記二次電池との間に、スイッチング素子とダイオードとを組み合わせてなる充電スイッチおよび放電スイッチが介在し、前記直流電力変換器の出力電圧が第1の設定値以上であることが第2の設定値の時間継続したとき前記充電スイッチを短絡し、前記二次電池の充電電流が第3の設定値以下であることが第4の設定値の時間継続したとき、または前記二次電池の電圧が前記第1の設定値より大きい第5の設定値以上のとき前記充電スイッチを開放する充電制御と、前記二次電池の電圧が第6の設定値以上のとき前記放電スイッチを短絡し、前記二次電池の電圧が前記第6の設定値より小さい第7の設定値以下のとき前記放電スイッチを開放する放電制御とのうちの少なくとも1つの制御を行う制御部が具備されていることを特徴とする電源システムを構成する。
また、本発明においては、請求項2に記載のように、
前記放電スイッチを短絡するための手動スイッチが具備され、前記制御部の動作電力が前記太陽電池から前記直流電力変換器を介して、または、前記二次電池から前記放電スイッチを介して供給されることを特徴とする請求項1記載の電源システムを構成する。
また、本発明においては、請求項3に記載のように、
前記制御部に電力が供給されないとき、前記充電スイッチおよび前記放電スイッチは開放となることを特徴とする請求項1または2記載の電源システムを構成する。
また、本発明においては、請求項4に記載のように、
太陽電池と、直流電力変換器と、二次電池と、前記直流電力変換器と前記二次電池との間に介在する、スイッチング素子とダイオードとを組み合わせてなる充電スイッチおよび放電スイッチと、前記二次電池の充電と放電とのうちの少なくとも1つを制御する制御部とを構成要素とし、前記太陽電池が出力する電力を前記直流電力変換器を介して負荷に供給し、前記二次電池が出力する電力を負荷に供給し、かつ、前記太陽電池が出力する電力によって前記直流電力変換器を介して前記二次電池を充電する電源システムを制御する電源システムの制御方法であって、前記直流電力変換器の出力電圧が第1の設定値以上であることが第2の設定値の時間継続したとき前記充電スイッチを短絡し、前記二次電池の充電電流が第3の設定値以下であることが第4の設定値の時間継続したとき、または前記二次電池の電圧が前記第1の設定値より大きい第5の設定値以上のとき前記充電スイッチを開放する充電制御と、前記二次電池の電圧が第6の設定値以上のとき前記放電スイッチを短絡し、前記二次電池の電圧が前記第6の設定値より小さい第7の設定値以下のとき前記放電スイッチを開放する放電制御とのうちの少なくとも1つの制御を行うことを特徴とする電源システムの制御方法を構成する。
また、本発明においては、請求項5に記載のように、
太陽電池と、直流電力変換器と、二次電池と、前記直流電力変換器と前記二次電池との間に介在する、スイッチング素子とダイオードとを組み合わせてなる充電スイッチおよび放電スイッチと、前記二次電池の充電と放電とのうちの少なくとも1つを制御する制御部とを構成要素とし、前記太陽電池が出力する電力を前記直流電力変換器を介して負荷に供給し、前記二次電池が出力する電力を負荷に供給し、かつ、前記太陽電池が出力する電力によって前記直流電力変換器を介して前記二次電池を充電する電源システムを制御する電源システムの制御方法を実行するためのプログラムであって、前記直流電力変換器の出力電圧が第1の設定値以上であることが第2の設定値の時間継続したとき前記充電スイッチを短絡する手順と、前記二次電池の充電電流が第3の設定値以下であることが第4の設定値の時間継続したとき、または前記二次電池の電圧が前記第1の設定値より大きい第5の設定値以上のとき前記充電スイッチを開放する手順とを含む充電制御手順と、前記二次電池の電圧が第6の設定値以上のとき前記放電スイッチを短絡する手順と、前記二次電池の電圧が前記第6の設定値より小さい第7の設定値以下のとき前記放電スイッチを開放する手順とを含む放電制御手順とのうちの少なくとも1つの制御手順をコンピュータに実行させることを特徴とする電源システムの制御方法を実行するためのプログラムを構成する。
また、本発明においては、請求項6に記載のように、
太陽電池と、直流電力変換器と、二次電池と、前記直流電力変換器と前記二次電池との間に介在する、スイッチング素子とダイオードとを組み合わせてなる充電スイッチおよび放電スイッチと、前記二次電池の充電と放電とのうちの少なくとも1つを制御する制御部とを構成要素とし、前記太陽電池が出力する電力を前記直流電力変換器を介して負荷に供給し、前記二次電池が出力する電力を負荷に供給し、かつ、前記太陽電池が出力する電力によって前記直流電力変換器を介して前記二次電池を充電する電源システムを制御する電源システムの制御方法を実行するためのプログラムを記録した記録媒体であって、前記直流電力変換器の出力電圧が第1の設定値以上であることが第2の設定値の時間継続したとき前記充電スイッチを短絡する手順と、前記二次電池の充電電流が第3の設定値以下であることが第4の設定値の時間継続したとき、または前記二次電池の電圧が前記第1の設定値より大きい第5の設定値以上のとき前記充電スイッチを開放する手順とを含む充電制御手順と、前記二次電池の電圧が第6の設定値以上のとき前記放電スイッチを短絡する手順と、前記二次電池の電圧が前記第6の設定値より小さい第7の設定値以下のとき前記放電スイッチを開放する手順とを含む放電制御手順とのうちの少なくとも1つの制御手順をコンピュータに実行させるプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な、電源システムの制御方法を実行するためのプログラムを記録した記録媒体を構成する。
また、本発明においては、請求項7に記載のように、
前記二次電池がニッケル水素蓄電池であることを特徴とする請求項1、2または3記載の電源システムを構成する。
また、本発明においては、請求項8に記載のように、
前記二次電池がニッケル水素蓄電池であることを特徴とする請求項4記載の電源システムの制御方法を構成する。
また、本発明においては、請求項9に記載のように、
前記二次電池がニッケル水素蓄電池であることを特徴とする請求項5記載の電源システムの制御方法を実行するためのプログラムを構成する。
また、本発明においては、請求項10に記載のように、
前記二次電池がニッケル水素蓄電池であることを特徴とする請求項6記載の電源システムの制御方法を実行するためのプログラムを記録した記録媒体を構成する。
本発明の構成において、太陽電池により二次電池を充電するときには、本発明に係る充電制御の実施によって、微小電流充電による劣化を防止し、かつ、過充電になる前に充電を停止することが可能となり、二次電池が放電するときには、本発明に係る放電制御の実施によって、電池の過放電による劣化を防止することができる。さらに制御部の動作電源が切り離された後、太陽電池の発電により自動的に制御部の動作電源が回復し、負荷への放電と二次電池の充電も可能となる。これらの充放電制御はシステム内の制御部と制御部の動作電源の接続により、自動的に行われる。また、請求項2に係る発明の構成において、手動スイッチにより切り離し後の復帰を電池交換によっても行うことができる。
このように、本発明の実施によって、二次電池の劣化を抑制しつつ、負荷への給電と二次電池の充電とを自動的に行う電源システム、電源システムの制御方法、電源システムの制御方法を実行するためのプログラムおよび電源システムの制御方法を実行するためのプログラムを記録した記録媒体を提供することが可能となる。
本発明に係る電源システムの一例においては、直流電力変換器の電圧上昇を検知して、太陽電池と二次電池を直流電力変換器を介してダイオードが並列接続された充電スイッチにより接続して充電を開始し、充電電流の低下または上限電圧を検知して充電を終了する。また、電池電圧の条件により、ダイオードが並列接続された放電スイッチの開閉を行う。この充放電制御を行うための制御部を備え、制御部の制御電源は、直流電力変換器を介して太陽電池から給電されるか、充電スイッチおよび放電スイッチを介して電池から給電されるように接続し、制御電源断の時は充電スイッチと放電スイッチを開放とする。さらに、放電スイッチを短絡するための手動スイッチを備える。
以下に、本発明の実施の形態について、二次電池がニッケル水素蓄電池である場合を例として説明するが、本発明はこれに限られるものではない。
図1は、本発明の実施の形態例を説明する図である。図において、太陽電池1の発電電力は、直流電力変換器2を介して、二次電池である組電池3へ充電電力として供給されるか、負荷5へ供給される。組電池3は複数のニッケル水素蓄電池を直列接続して構成される。スイッチング素子とダイオード11とを組み合わせてなる充電スイッチ7と放電スイッチ8(それぞれのスイッチング素子に対してダイオード11は並列接続される)を組電池3に接続する。充電スイッチ7においては、開放することにより電池の放電方向の電流だけが流れるようになり、放電スイッチ8においては、開放することにより電池の充電方向の電流だけが流れるようになる。充電スイッチ7、放電スイッチ8の開閉動作により組電池3の充放電を制御し、直列抵抗9の両端子間の電位差を計測することで組電池3の入出力電流を計測する。手動スイッチ10は、押下中に放電スイッチ8を短絡する。なお、手動スイッチ10は、その押下によって、充電スイッチ7をも短絡するものであってもよい。制御部4は、組電池3の電圧や充電電流の情報を入力とし、充放電の制御を行う。制御部4は動作電源として制御電源6を備えている。制御電源6は、負荷5に対して並列接続する。これによって、制御電源6は、負荷5と同様の電力供給を受ける。
図2は、制御部4が充電制御を行う場合の、充電スイッチ7の状態遷移を説明する図である。
図2において、直流電力変換器2の出力電圧(Va)が第2の設定値(T2)の時間連続して第1の設定値(V1)以上となったとき(条件A)、充電スイッチ7を短絡とし二次電池(組電池3)を充電する。第1の設定値(V1)は、その設定値の電圧で二次電池(組電池3)が充電可能であるように設定する。
また、二次電池(組電池3)の充電電流(Ib)が第4の設定値(T4)の時間連続して第3の設定値(I3)以下となったとき(条件B)、または二次電池(組電池3)の電圧(Vb)が第1の設定値より大きい第5の設定値(V5)以上となったとき(条件C)、充電スイッチ7を開放して充電を停止する。第3の設定値(I3)は、その設定値の電流以下で二次電池(組電池3)を充電すると充電効率が著しく低下するような電流値として設定され、第5の設定値(V5)は、その設定値の電圧以上の電圧で二次電池(組電池3)を充電すると過充電が起こってしまうような電圧値として設定される。
制御電源6が停電して制御部4の動作が停止しているときおよび初期状態では充電スイッチ7は開放とする。これは、充電スイッチ7のスイッチング素子としてノーマリ・オフ特性のトランジスタを用いることによって実現する。
図3は、制御部4が放電制御を行う場合の、放電スイッチ8の状態遷移を説明する図である。
図3において、二次電池(組電池3)の電圧(Vb)が第6の設定値(V6)以上となったとき、放電スイッチ8を短絡とし放電を可能とする。第6の設定値(V6)は、二次電池(組電池3)の使用電圧範囲内の電圧値に設定される。
また、二次電池(組電池3)の電圧(Vb)が第6の設定値より小さい第7の設定値(V7)以下となったとき、放電スイッチ8を開放して放電を停止する。第7の設定値を第6の設定値より低く設定しているのは、放電が停止した電池の電圧は自然に上昇するので、このように設定しないと、放電スイッチ8の開放と短絡が繰り返されてしまい、放電を止めることができないからである。第7の設定値(V7)は、その設定値の電圧以下で二次電池(組電池3)が放電すると過放電が起こってしまうような電圧値として設定される。
制御電源6が停電して制御部4の動作が停止しているときおよび初期状態では放電スイッチ8は開放とする。これは、放電スイッチ8のスイッチング素子としてノーマリ・オフ特性のトランジスタを用いることによって実現する。このようにすれば、制御部4の動作停止後も放電スイッチ8の開放が維持され、二次電池(組電池3)が無駄に放電することが防がれる。
具体例として、例えば、組電池3をニッケル水素蓄電池の単セル(定格1.2V)を10セル直列接続して構成し、使用電圧範囲は10V〜16Vとする。組電池3は最低使用電圧である10Vを下回った状態で放電を継続すると、過放電となり劣化を進行させるため、10V以下の電圧では放電を停止させる必要がある。
直流電力変換器2は、組電池3の最高使用電圧である16V出力とするが、太陽電池1からの発電量に応じて、出力可能な電流が0〜5Aまで変化する。出力可能な電流を超えて負荷5へ放電または組電池3を充電しようとするとき、出力電圧が負荷5または組電池3の電圧まで低下する。また、発電量が小さい場合は、太陽電池1は直流電力変換器2のコンバータを介さずに直接接続される。
上記の具体例において、所望の充電制御および放電制御を行うには、第1の設定値を10V、第2の設定値を1分、第3の設定値を0.5A、第4の設定値を15秒、第5の設定値を15V、第6の設定値を12V、第7の設定値を10Vとすればよい。
初期状態では、太陽電池1には発電がなく、組電池3の電圧は10Vとし、制御部4は動作停止し、充電スイッチ7と放電スイッチ8は開放である。太陽電池1が発電を始めると、直流電力変換器2の出力電圧が上昇し、制御電源6が負荷5に対して並列に接続されているため、制御電源6が動作して制御部4が起動する。太陽電池1の発電が継続して、直流電力変換器2の出力電圧が10V(第1の設定値)以上であることを1分(第2の設定値)連続して検知したとき、充電スイッチ7が短絡され、組電池3の充電が開始される。
負荷5へ給電しながら組電池3の充電を行い、組電池3の電圧が12V(第6の設定値)まで上昇すると、放電スイッチ8が短絡され、組電池3の放電が可能となる。
充電中、発電量が低下すると、直流電力変換器2の出力電流が低下するが、充電電流が15秒間(第4の設定値)連続して0.5A(第3の設定値)以下となったとき、充電スイッチ7を開放して充電を停止する。
充電電流が低下しないまま充電が継続し、組電池3の電圧が15V(第5の設定値)以上となったとき、組電池3には十分な電力が蓄積されたとみなし、充電スイッチ7を開放して充電を停止する。
負荷5への放電は、太陽電池1から直流電力変換器2を介して行われるか、組電池3の出力により行われるが、直流電力変換器2の出力電圧の方が高いため、太陽電池1の発電電力が優先して負荷5へ供給される。
太陽電池1が発電しないとき、組電池3の放電によって負荷5へ給電を行うが、組電池3の過放電を防止するため、組電池3が10V(第7の設定値)以下となったとき放電スイッチ8を開放する。このとき、制御電源6にも給電されなくなるため制御部4は動作停止し、放電スイッチ8は開放を維持する。この後、太陽電池1が発電を再開すると、直流電力変換器2の出力により制御電源6へ給電され、制御部4が起動し、組電池3が充電されて電圧が12V(第6の設定値)以上となったとき放電スイッチ8が短絡される。第7の設定値を第6の設定値より低く設定しているのは、放電が停止した電池の電圧は自然に上昇するので、このように設定しないと、放電スイッチ8の開放と短絡が繰り返されてしまい、放電を止めることができないからである。
太陽電池1の発電がなく、組電池3の放電が継統して組電池3の電圧が10V(第7の設定値)以下となり放電が停止した後、太陽電池1の発電がない状況でシステムを起動し負荷5へ電力供給を行うには、組電池3を十分に充電されたもの(その電池電圧は、例えば13V)に交換する。放電スイッチ8が開放されているため、交換した組電池3を放電させるためには、制御電源6により制御部4を起動させる必要がある。そこで、放電スイッチ8を短絡する手動スイッチ10を押下し、制御部4の起動を確認して手動スイッチ10を放せば、組電池3の電圧が12V(第6の設定値)以上であるため、放電スイッチ8は短絡されたまま、負荷5と制御電源6への給電は継続される。
本発明に係る電源システムの特徴は、直流電力変換器の電圧上昇を検知して、太陽電池と二次電池を直流電力変換器を介してダイオードが並列接続された充電スイッチにより接続して充電を開始し、充電電流の低下または上限電圧を検知して充電を終了し、電池電圧によりダイオードが並列接続された放電スイッチの開閉を行い、充放電制御を行うための制御部を備え、制御部の制御電源は、直流電力変換器を介して太陽電池から給電されるか、充電スイッチおよび放電スイッチを介して電池から給電されるように接続し、制御電源断の時は充電スイッチと放電スイッチを開放とし、放電スイッチを短絡するための手動スイッチを備えることである。この特徴によって、太陽電池の発電により自動的に電池の充電を行い、かつ負荷へ電力を供給しながら電池の劣化を防止し電池の寿命を延ばす、商用電源を必要としない自立型電源システムの提供が可能となる。
図4は、本発明に係る電源システムにおける、制御部が行う充電制御の流れ図である。以下に、この充電制御を、図1に示した電源システムに適用する場合について説明する。
図4において、初期状態(START時点)においては、充電スイッチ7は開放されている。
ステップS1で、直流電力変換器2の出力電圧(Va)が第2の設定値(T2)の時間連続して第1の設定値(V1)以上となっているかを判断し、Yesの場合にはステップS2へ進み、Noの場合にはステップS1に戻り、
ステップS2で、充電スイッチ7を短絡し、ステップS3に進み、
ステップS3で、二次電池(組電池3)の充電電流(Ib)が第4の設定値(T4)の時間連続して第3の設定値(I3)以下となっているか、または二次電池(組電池3)の電圧(Vb)が第5の設定値(V5)以上となっているかを判断し、Yesの場合にはステップS4で、充電スイッチ7を開放してステップS1に戻り、Noの場合にはステップS3に戻る。
以上の流れは、制御部4の動作が停止した時点で止まり、充電スイッチ7は開放となる。
図5は、本発明に係る電源システムにおける、制御部が行う放電制御の流れ図である。以下に、この放電制御を、図1に示した電源システムに適用する場合について説明する。
図5において、初期状態(START時点)においては、放電スイッチ8は開放されている。
ステップS5で、二次電池(組電池3)の電圧(Vb)が第6の設定値(V6)以上となっているかを判断し、Yesの場合にはステップS6へ進み、Noの場合にはステップS5に戻り、
ステップS6で、放電スイッチ8を短絡し、ステップS7に進み、
ステップS7で、二次電池(組電池3)の電圧(Vb)が第7の設定値(V7)以下となっているかを判断し、Yesの場合にはステップS8で放電スイッチ8を開放してステップS5に戻り、Noの場合にはステップS7に戻る。
以上の流れは、制御部4の動作が停止した時点で止まり、放電スイッチ8は開放となる。
図4、図5にそれぞれ示した充電制御、放電制御をコンピュータに実行させるためのプログラムを作成することができる。
その場合に、充電制御手順に含まれる、直流電力変換器の出力電圧が第1の設定値以上であることが第2の設定値の時間継続したとき制御部が充電スイッチを短絡する手順は、図4のステップS1、S2に対応し、二次電池の充電電流が第3の設定値以下であることが第4の設定値の時間継続したとき、または二次電池の電圧が第5の設定値以上のとき充電スイッチを開放する手順は、図4のステップS3、S4に対応し、放電制御手順に含まれる、二次電池の電圧が第6の設定値以上のとき放電スイッチを短絡する手順は、図5のステップS5、S6に対応し、二次電池の電圧が第7の設定値以下のとき放電スイッチを開放する手順は、図5のステップS7、S8に対応する。
さらに、上記の充電制御手順と放電制御手順とのうちの少なくとも1つの制御手順をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な、電源システムの制御方法を実行するためのプログラムを記録した記録媒体を製造することもできる。
以上、本発明の実施の形態について、電池がニッケル水素蓄電池である場合を例として、説明したが、本発明はこれに限られるものではない。
以下に、本発明によって生じる効果について説明する。
(1)太陽電池によりニッケル水素蓄電池を充電するとき、充電電流が少な過ぎる場合、充電効率が著しく低下し、ニッケル水素蓄電池は充電されず、電池に入力された電力のほとんどは熱に変換され、この発熱反応により電池の劣化が進行する問題が発生する。
本発明により、微小電流による充電が防止されるため、蓄電池の劣化を抑制しながら太陽電池の発電電力を蓄積することが可能となる。
(2)充放電制御を必要とする太陽電池システムでは制御部を動作させるための制御電源が必要であり、蓄電池から直接制御電源を取る構成を取るとき、発電しない期間が長期継続したときに蓄電池が過放電となり、電池の劣化が進行するという問題が発生する。
本発明により、過放電防止機能が制御電源を停止させるため、過放電による蓄電池の劣化を防止することが可能となる。
(3)太陽電池システムでは、システムの制御電源が負荷からの並列接続により給電される場合、負荷を切り離した後に発電を始めるとき、システムが起動せず負荷への給電と蓄電池の充電ができないという問題が発生する。
本発明により、負荷の切り離し後、太陽電池の発電により自動的に制御電源が供給され、システムが起動し、負荷への給電と蓄電池の充電も行われるため、商用系統からの電源を必要としない、自立型の太陽光発電システムを構築することができるようになる。また、電池交換によってもシステムの起動が可能となる。
本発明の実施の形態例を説明する図である。 本発明の実施の形態例における、制御部による充電スイッチの状態遷移を説明する図である。 本発明の実施の形態例における、制御部による放電スイッチの状態遷移を説明する図である。 本発明に係る電源システムにおける、制御部が行う充電制御の流れ図である。 本発明に係る電源システムにおける、制御部が行う放電制御の流れ図である。 太陽電池と組電池とを用いる電源システムの構成図である。
符号の説明
1:太陽電池、2:直流電力変換器、3:組電池、4:制御部、5:負荷、6:制御電源、7:充電スイッチ、8:放電スイッチ、9:直列抵抗、10:手動スイッチ、11:ダイオード。

Claims (10)

  1. 太陽電池と、直流電力変換器と、二次電池とを構成要素とし、前記太陽電池が出力する電力を前記直流電力変換器を介して負荷に供給し、前記二次電池が出力する電力を負荷に供給し、かつ、前記太陽電池が出力する電力によって前記直流電力変換器を介して前記二次電池を充電する電源システムにおいて、
    前記直流電力変換器と前記二次電池との間に、スイッチング素子とダイオードとを組み合わせてなる充電スイッチおよび放電スイッチが介在し、
    前記直流電力変換器の出力電圧が第1の設定値以上であることが第2の設定値の時間継続したとき前記充電スイッチを短絡し、前記二次電池の充電電流が第3の設定値以下であることが第4の設定値の時間継続したとき、または前記二次電池の電圧が前記第1の設定値より大きい第5の設定値以上のとき前記充電スイッチを開放する充電制御と、
    前記二次電池の電圧が第6の設定値以上のとき前記放電スイッチを短絡し、前記二次電池の電圧が前記第6の設定値より小さい第7の設定値以下のとき前記放電スイッチを開放する放電制御と
    のうちの少なくとも1つの制御を行う制御部が具備されていることを特徴とする電源システム。
  2. 前記放電スイッチを短絡するための手動スイッチが具備され、前記制御部の動作電力が前記太陽電池から前記直流電力変換器を介して、または、前記二次電池から前記放電スイッチを介して供給されることを特徴とする請求項1記載の電源システム。
  3. 前記制御部に電力が供給されないとき、前記充電スイッチおよび前記放電スイッチは開放となることを特徴とする請求項1または2記載の電源システム。
  4. 太陽電池と、直流電力変換器と、二次電池と、前記直流電力変換器と前記二次電池との間に介在する、スイッチング素子とダイオードとを組み合わせてなる充電スイッチおよび放電スイッチと、前記二次電池の充電と放電とのうちの少なくとも1つを制御する制御部とを構成要素とし、前記太陽電池が出力する電力を前記直流電力変換器を介して負荷に供給し、前記二次電池が出力する電力を負荷に供給し、かつ、前記太陽電池が出力する電力によって前記直流電力変換器を介して前記二次電池を充電する電源システムを制御する電源システムの制御方法であって、
    前記直流電力変換器の出力電圧が第1の設定値以上であることが第2の設定値の時間継続したとき前記充電スイッチを短絡し、前記二次電池の充電電流が第3の設定値以下であることが第4の設定値の時間継続したとき、または前記二次電池の電圧が前記第1の設定値より大きい第5の設定値以上のとき前記充電スイッチを開放する充電制御と、
    前記二次電池の電圧が第6の設定値以上のとき前記放電スイッチを短絡し、前記二次電池の電圧が前記第6の設定値より小さい第7の設定値以下のとき前記放電スイッチを開放する放電制御と
    のうちの少なくとも1つの制御を行うことを特徴とする電源システムの制御方法。
  5. 太陽電池と、直流電力変換器と、二次電池と、前記直流電力変換器と前記二次電池との間に介在する、スイッチング素子とダイオードとを組み合わせてなる充電スイッチおよび放電スイッチと、前記二次電池の充電と放電とのうちの少なくとも1つを制御する制御部とを構成要素とし、前記太陽電池が出力する電力を前記直流電力変換器を介して負荷に供給し、前記二次電池が出力する電力を負荷に供給し、かつ、前記太陽電池が出力する電力によって前記直流電力変換器を介して前記二次電池を充電する電源システムを制御する電源システムの制御方法を実行するためのプログラムであって、
    前記直流電力変換器の出力電圧が第1の設定値以上であることが第2の設定値の時間継続したとき前記充電スイッチを短絡する手順と、前記二次電池の充電電流が第3の設定値以下であることが第4の設定値の時間継続したとき、または前記二次電池の電圧が前記第1の設定値より大きい第5の設定値以上のとき前記充電スイッチを開放する手順とを含む充電制御手順と、
    前記二次電池の電圧が第6の設定値以上のとき前記放電スイッチを短絡する手順と、前記二次電池の電圧が前記第6の設定値より小さい第7の設定値以下のとき前記放電スイッチを開放する手順とを含む放電制御手順と
    のうちの少なくとも1つの制御手順をコンピュータに実行させることを特徴とする電源システムの制御方法を実行するためのプログラム。
  6. 太陽電池と、直流電力変換器と、二次電池と、前記直流電力変換器と前記二次電池との間に介在する、スイッチング素子とダイオードとを組み合わせてなる充電スイッチおよび放電スイッチと、前記二次電池の充電と放電とのうちの少なくとも1つを制御する制御部とを構成要素とし、前記太陽電池が出力する電力を前記直流電力変換器を介して負荷に供給し、前記二次電池が出力する電力を負荷に供給し、かつ、前記太陽電池が出力する電力によって前記直流電力変換器を介して前記二次電池を充電する電源システムを制御する電源システムの制御方法を実行するためのプログラムを記録した記録媒体であって、
    前記直流電力変換器の出力電圧が第1の設定値以上であることが第2の設定値の時間継続したとき前記充電スイッチを短絡する手順と、前記二次電池の充電電流が第3の設定値以下であることが第4の設定値の時間継続したとき、または前記二次電池の電圧が前記第1の設定値より大きい第5の設定値以上のとき前記充電スイッチを開放する手順とを含む充電制御手順と、
    前記二次電池の電圧が第6の設定値以上のとき前記放電スイッチを短絡する手順と、前記二次電池の電圧が前記第6の設定値より小さい第7の設定値以下のとき前記放電スイッチを開放する手順とを含む放電制御手順と
    のうちの少なくとも1つの制御手順をコンピュータに実行させるプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な、電源システムの制御方法を実行するためのプログラムを記録した記録媒体。
  7. 前記二次電池がニッケル水素蓄電池であることを特徴とする請求項1、2または3記載の電源システム。
  8. 前記二次電池がニッケル水素蓄電池であることを特徴とする請求項4記載の電源システムの制御方法。
  9. 前記二次電池がニッケル水素蓄電池であることを特徴とする請求項5記載の電源システムの制御方法を実行するためのプログラム。
  10. 前記二次電池がニッケル水素蓄電池であることを特徴とする請求項6記載の電源システムの制御方法を実行するためのプログラムを記録した記録媒体。
JP2006312491A 2006-11-20 2006-11-20 電源システム、電源システムの制御方法、電源システムの制御方法を実行するためのプログラムおよび電源システムの制御方法を実行するためのプログラムを記録した記録媒体 Pending JP2008131710A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006312491A JP2008131710A (ja) 2006-11-20 2006-11-20 電源システム、電源システムの制御方法、電源システムの制御方法を実行するためのプログラムおよび電源システムの制御方法を実行するためのプログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006312491A JP2008131710A (ja) 2006-11-20 2006-11-20 電源システム、電源システムの制御方法、電源システムの制御方法を実行するためのプログラムおよび電源システムの制御方法を実行するためのプログラムを記録した記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008131710A true JP2008131710A (ja) 2008-06-05

Family

ID=39557039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006312491A Pending JP2008131710A (ja) 2006-11-20 2006-11-20 電源システム、電源システムの制御方法、電源システムの制御方法を実行するためのプログラムおよび電源システムの制御方法を実行するためのプログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008131710A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010098827A (ja) * 2008-10-15 2010-04-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 充放電制御方法、充放電制御器および自立型電源システム
JP2011019315A (ja) * 2009-07-07 2011-01-27 Toshiba Corp 情報処理装置
WO2012050165A1 (ja) * 2010-10-15 2012-04-19 三洋電機株式会社 蓄電システム用の運転制御装置
JP2012083175A (ja) * 2010-10-08 2012-04-26 Sanyo Electric Co Ltd 地絡検出装置
JP2013070558A (ja) * 2011-09-26 2013-04-18 Panasonic Corp コンテナ利用の独立電源装置
WO2013128986A1 (ja) * 2012-02-28 2013-09-06 オムロン株式会社 蓄電制御装置、蓄電制御装置の制御方法、プログラム、および蓄電システム
WO2015015527A1 (ja) * 2013-07-29 2015-02-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 給電制御装置
WO2021186904A1 (ja) * 2020-03-17 2021-09-23 Fdk株式会社 電源装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11215722A (ja) * 1998-01-26 1999-08-06 Seiko Instruments Inc 電子機器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11215722A (ja) * 1998-01-26 1999-08-06 Seiko Instruments Inc 電子機器

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010098827A (ja) * 2008-10-15 2010-04-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 充放電制御方法、充放電制御器および自立型電源システム
JP2011019315A (ja) * 2009-07-07 2011-01-27 Toshiba Corp 情報処理装置
JP2012083175A (ja) * 2010-10-08 2012-04-26 Sanyo Electric Co Ltd 地絡検出装置
WO2012050165A1 (ja) * 2010-10-15 2012-04-19 三洋電機株式会社 蓄電システム用の運転制御装置
JP2013070558A (ja) * 2011-09-26 2013-04-18 Panasonic Corp コンテナ利用の独立電源装置
WO2013128986A1 (ja) * 2012-02-28 2013-09-06 オムロン株式会社 蓄電制御装置、蓄電制御装置の制御方法、プログラム、および蓄電システム
JP2013179767A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Omron Corp 蓄電制御装置、蓄電制御装置の制御方法、プログラム、および蓄電システム
WO2015015527A1 (ja) * 2013-07-29 2015-02-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 給電制御装置
JPWO2015015527A1 (ja) * 2013-07-29 2017-03-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 給電制御装置
WO2021186904A1 (ja) * 2020-03-17 2021-09-23 Fdk株式会社 電源装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2797201B1 (en) Electric storage device protection apparatus, electric storage apparatus, starter battery, and method of protecting electric storage device
CN105308825B (zh) 用于dc-ac逆变器的预充电和电压供应系统
US6781343B1 (en) Hybrid power supply device
JP2008131710A (ja) 電源システム、電源システムの制御方法、電源システムの制御方法を実行するためのプログラムおよび電源システムの制御方法を実行するためのプログラムを記録した記録媒体
US8134342B2 (en) Method for pulsed charging of a battery in an autonomous system comprising a supercapacitance
JP5488877B2 (ja) 電動工具
JP3102496U (ja) 二次電池回路装置
US20140011057A1 (en) Hybrid electrochemical energy store
JP2011015516A (ja) 車載電源装置
JPWO2008149475A1 (ja) 電源システムおよび組電池の制御方法
CN103367824A (zh) 电池组充电系统及其控制方法
JP5361529B2 (ja) リチウムイオン組電池用充電制御装置およびリチウムイオン組電池システム
CN103620911A (zh) 二次电池的充电控制装置以及充电控制方法
US20170338519A1 (en) Battery pack having a supplemental power supply
JP2014033571A (ja) 電源システム
RU2403656C1 (ru) Способ эксплуатации литий-ионной аккумуляторной батареи в составе искусственного спутника земли
JP2013162597A (ja) 組電池放電制御システムおよび組電池放電制御方法
KR101178102B1 (ko) 축전지 충방전 관리 장치 및 그 운용방법
US20150001943A1 (en) System with dual battery back-up and related methods of operation
EP2792047B1 (en) Method and system for battery charging of a vehicle
US11515561B2 (en) Secondary battery system and secondary battery control method
JP5541682B2 (ja) リチウムイオン組電池の充電システムおよび充電方法
JP2009071922A (ja) 直流バックアップ電源装置およびその制御方法
JP5275889B2 (ja) 充電装置および充電方法
CN113060048B (zh) 一种动力电池脉冲加热系统及其控制方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081222

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090520

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090520

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091027

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091224

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100629