JP2008131611A - 監視装置、監視画像の記録方法、監視画像の送信方法、監視画像の記録制御プログラム、及び監視画像の送信制御プログラム - Google Patents

監視装置、監視画像の記録方法、監視画像の送信方法、監視画像の記録制御プログラム、及び監視画像の送信制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】撮影画像から動きを検出した場合に画像データの記録を行う方式の監視装置において、動き検出のための演算処理量を小さくして安価な監視装置を提供する。
【解決手段】MPEGで符号化された画像データにおけるPピクチャのデータ量を検出し、16ピクチャ分のデータ量の平均値を1秒毎に求め、その都度、前回と今回の各平均値の差分の絶対値:ΔVav(t)を求める。また、撮像部1が出力する画像フレームから0.5秒毎に注目監視箇所を含むブロックの画像データを抽出すると共にブロック単位で輝度平均値を求め、前後2回分の各ブロックの輝度平均値をセーブする。システム制御部6はΔVav(t)が閾値:Kth以上の場合に、各ブロック毎に前後2回分の輝度平均値の差分の絶対値:ΔYav(i,j)を求め、それが閾値:Zth以上の場合にのみ符号化画像データをHDD5に記録させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、監視領域を撮像した画像データから動きを検出している状態でのみ画像データの記録や送信を行う監視装置とその記録・送信の方法、及び記録・送信制御プログラムに関する。
近年、防犯や防災を目的とした監視システムの普及が目覚しいが、監視画像データを効率的に収録するために、監視領域の画像信号から動きが検出されている時間帯の画像データだけを記録又は伝送する方式の監視システムが採用されていることが多い。
そして、その種の機能を備えた監視システムについては従来から数多くの提案がなされており、また用途に応じて適宜実施されている。例えば、下記特許文献1には、時間的に異なる二枚の画像データについて画素で構成された小領域における輝度比平均値から輝度の偏差を求め、その値が所定値を超える画素を小領域毎に計数した結果から小領域における移動体の存在を判定することにより、照度変化があった場合にも移動体の移動中心を検出できる監視装置が開示されている。
一方、下記特許文献2には、画像データを符号化した際の符号量比較的低コストで動体検出が可能な動体検出装置が開示されており、同装置では、MPEG(Moving Picture Experts Group)エンコーダがフレーム(又はフィールド)内符号化及びフレーム(又はフィールド)間符号化を行って動画像データを圧縮し、データ量検出手段がこの圧縮された動画像データのデータ量を検出し、判定手段がこの検出されたデータ量の内のフレーム(又はフィールド)間符号化されたピクチャに係るデータ量に基づいて動画像内に動体が存在するか否かを判定している。
特許第2548462号公報 実用新案登録第3085003号公報
ところで、前記特許文献1の監視装置によると、時間的に照度変化があっても移動部分を検出でき、移動体の中心も特定できるという効果を有しているが、移動体の検出のために常に画像データの輝度比の平均値を算出し続ける必要があり、画像の画素数が大きくなると前記平均値の算出に要するデータ処理量が膨大になる。従って、監視装置には高い演算処理能力を備えたハードウエアが不可欠となり、安価に構成することが求められるようなシステムには適用できない場合が多い。
また、前記特許文献2の動体検出装置によると、符号化後のピクチャのデータ量に基づいた動き検出になるため、フレーム(又はフィールド)全体の中に動きがあるか否かの判定しかできず、例えば、防犯用の監視システムにおいては、風によって木が揺れている状態や、窓から差し込む自動車のヘッドライト光等は動き検出の対象からは除外したいところであるが、それらも一様に動き有りと判定してしまうという問題がある。
そこで、本発明は、監視場所を撮像した画像から動きが検出された場合にのみ画像データの記録や送信を行う監視装置において、監視不要な動きを検出対象から除外すると共に動き検出のためのデータ処理量を小さくし、高性能なハードウエアを用いないで安価に構成できる監視装置を提供することを目的とする。また、本発明は、その監視装置に適用される監視画像の記録・送信方法や記録・送信制御プログラムも提供する。
第1の発明は、監視場所を撮影する撮像手段と、前記撮像手段が出力する画像データを符号化する符号化手段と、前記符号化手段が出力する符号化画像データが記録される画像記録手段と、前記画像記録手段に対する前記符号化画像データの記録動作を制御する記録制御手段とを備えた監視装置において、前記符号化手段が符号化した符号化画像データのデータ量の変化に基づいて画像中の動きを検出する第1の動き検出手段と、前記撮像手段が出力する画像データにおける注目監視箇所を含む部分領域の画像データを抽出する画像データ抽出手段と、前記第1の動き検出手段が動きを検出した場合に、前記画像データ抽出手段が抽出した画像データの輝度情報の変化に基づいて画像中の動きを検出する第2の動き検出手段とを備え、前記第2の動き検出手段が動きを検出した場合に、前記記録制御手段が前記画像記録手段への符号化画像データの記録を開始させることを特徴とする監視装置に係る。
また、第2の発明は、符号化画像データを伝送する場合における監視装置に関し、監視場所を撮影する撮像手段と、前記撮像手段が出力する画像データを符号化する符号化手段と、前記符号化手段が出力する符号化画像データを所定送信先へ送信するデータ送信手段と、前記データ送信手段による符号化画像データの送信動作を制御する送信制御手段とを備えた監視装置において、前記符号化手段が符号化した符号化画像データのデータ量の変化に基づいて画像中の動きを検出する第1の動き検出手段と、前記撮像手段が出力する画像データにおける注目監視箇所を含む部分領域の画像データを抽出する画像データ抽出手段と、前記第1の動き検出手段が動きを検出した場合に、前記画像データ抽出手段が抽出した画像データの輝度情報の変化に基づいて画像中の動きを検出する第2の動き検出手段とを備え、前記第2の動き検出手段が動きを検出した場合に、前記送信制御手段が前記データ送信手段による前記符号化画像データの所定送信先への送信を開始させることを特徴とする監視装置に係る。
この第1及び第2の発明においては、通常は第1の動き検出手段により符号化画像データのデータ量の変化だけを確認して画像フレーム中に動きが有るか否かを検出し、その動き検出が有れば、画像データ抽出手段が抽出する注目監視箇所を含む部分領域の画像データについて第2の動き検出手段による輝度情報の変化に基づいた動き検出が行われ、その動き検出が有ることを条件に符号化画像データの記録や送信が開始される。従って、第1の動き検出手段でのデータ処理量は小さく、第2の動き検出手段も部分領域の画像データしか取り扱わないためにそのデータ処理量は小さい。
第1及び第2の発明において、前記第1の動き検出手段は、前記符号化手段がMPEG-1又は2の符号化方式による場合にはPピクチャのデータ量の変化に基づいて画像中の動きの有無を判定する手段とし、前記符号化手段がMPEG-4の符号化方式による場合にはP-VOP(Video Object Plane)のデータ量の変化に基づいて画像中の動きの有無を判定する手段とすることが望ましい。これは、各符号化方式において、画像内の動きに基づくデータ量の変化が他のピクチャやVOPよりもPピクチャやP-VOPに顕著に反映されるからである。
また、PピクチャやP-VOPのデータ量を取り扱う場合には、前記第1の動き検出手段が、前記符号化手段が出力するPピクチャ又はP-VOPを検出する符号化画像検出手段と、前記符号化画像検出手段が検出したPピクチャ又はP-VOPのデータ量を検出するデータ量検出手段と、前記データ量検出手段が検出したデータ量を常に最新に検出したものから遡及して所定個数分だけ記憶するデータ量記憶手段と、前記データ量記憶手段が記憶している前記所定個数分のデータ量の平均値を所定周期で算出する第1の平均値算出手段と、前記第1の平均値算出手段が前後して算出した各平均値の差分の絶対値を算出する第1の差分算出手段と、前記第1の差分算出手段が算出した絶対値と所定閾値とを比較する第1の比較手段とからなり、前記第1の比較手段により前記絶対値が前記所定閾値以上となる比較結果が得られた場合に動き有りと判定する手段として構成されることが望ましい。このように、一定時間内で平均化したデータ量として取り扱うことにより、ノイズ等により突発的にデータ量が変化した場合を動きとして検出してしまうことを防止できる。
更に、前記画像データ抽出手段を、前記撮像手段が出力するフレームデータを所定周期で取り込むと共に、そのフレームデータを複数のブロックに分割して注目監視箇所を含むブロックの画像データを抽出する手段とし、前記第2の動き検出手段を、前記画像データ抽出手段が抽出した画像データの各画素の輝度情報を検出する輝度情報検出手段と、前記輝度情報検出手段が検出した輝度情報を前回記憶した輝度情報を更新して記憶する輝度情報記憶手段と、前記輝度情報記憶手段が輝度情報を記憶する度にブロック毎の輝度平均値を算出する第2の平均値算出手段と、前記第2の平均値算出手段が前後して算出した同一位置のブロックに係る各輝度平均値の差分の絶対値を算出する第2の差分算出手段と、前記第2の差分算出手段が算出した各ブロックに係る絶対値と所定閾値とを比較する第2の比較手段とからなり、前記第2の比較手段により各ブロックに係る絶対値の内で前記所定閾値以上となるものが1つでも得られた場合に動き有りと判定する手段とすれば、ブロック単位で処理を行うために、複数の注目監視箇所を設定する場合にも対応が容易であり、動き検出も効率的に行える。
前記第1及び第2の発明の監視装置を監視画像の記録方法及び送信方法の発明として捉えると次のようになる。
(1) 監視場所を撮影する撮像手段と、前記撮像手段が出力する画像データを符号化する符号化手段と、前記符号化手段が出力する符号化画像データが記録される画像記録手段と、前記画像記録手段に対する前記符号化画像データの記録動作を制御する記録制御手段とを備えた監視装置における監視画像の記録方法において、前記符号化手段が符号化した符号化画像データのデータ量の変化に基づいて画像中の動きを検出する第1の動き検出手順と、前記撮像手段が出力する画像データにおける注目監視箇所を含む部分領域の画像データを抽出する画像データ抽出手順と、前記第1の動き検出手順で動きを検出した場合に、前記画像データ抽出手順で抽出した画像データの輝度情報の変化に基づいて画像中の動きを検出する第2の動き検出手順とを有し、前記第2の動き検出手順で動きを検出した場合に、前記記録制御手段が前記画像記録手段に対する符号化画像データの記録を開始させることを特徴とする監視画像の記録方法。
(2) 監視場所を撮影する撮像手段と、前記撮像手段が出力する画像データを符号化する符号化手段と、前記符号化手段が出力する符号化画像データを所定送信先へ送信するデータ送信手段と、前記データ送信手段による符号化画像データの送信動作を制御する送信制御手段とを備えた監視装置における監視画像の送信方法において、前記符号化手段が符号化した符号化画像データのデータ量の変化に基づいて画像中の動きを検出する第1の動き検出手順と、前記撮像手段が出力する画像データにおける注目監視箇所を含む部分領域の画像データを抽出する画像データ抽出手順と、前記第1の動き検出手順で動きを検出した場合に、前記画像データ抽出手順で抽出した画像データの輝度情報の変化に基づいて画像中の動きを検出する第2の動き検出手順とを有し、前記第2の動き検出手順で動きを検出した場合に、前記送信制御手段が前記データ送信手段による前記符号化画像データの所定送信先への送信を開始させることを特徴とする監視画像の送信方法。
また、前記監視画像の記録方法及び送信方法の発明を監視画像の記録制御プログラム及び送信制御プログラムの発明として捉えると次のようになる。
(1) 監視場所を撮影する撮像手段と、前記撮像手段が出力する画像データを符号化する符号化手段と、前記符号化手段が出力する符号化画像データが記録される画像記録手段と、前記画像記録手段に対する前記符号化画像データの記録動作を制御する記録制御手段とを備えた監視装置における監視画像の記録制御プログラムにおいて、前記符号化手段が符号化した符号化画像データのデータ量の変化に基づいて画像中の動きを検出する第1の動き検出手順と、前記撮像手段が出力する画像データにおける注目監視箇所を含む部分領域の画像データを抽出する画像データ抽出手順と、前記第1の動き検出手順で動きを検出した場合に、前記画像データ抽出手順で抽出した画像データの輝度情報の変化に基づいて画像中の動きを検出する第2の動き検出手順と、前記第2の動き検出手順で動きを検出した場合に、前記記録制御手段により前記画像記録手段に対する符号化画像データの記録を開始させる記録開始手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする監視画像の記録制御プログラム。
(2) 監視場所を撮影する撮像手段と、前記撮像手段が出力する画像データを符号化する符号化手段と、前記符号化手段が出力する符号化画像データを所定送信先へ送信するデータ送信手段と、前記データ送信手段による符号化画像データの送信動作を制御する送信制御手段とを備えた監視装置における監視画像の送信方法において、前記符号化手段が符号化した符号化画像データのデータ量の変化に基づいて画像中の動きを検出する第1の動き検出手順と、前記撮像手段が出力する画像データにおける注目監視箇所を含む部分領域の画像データを抽出する画像データ抽出手順と、前記第1の動き検出手順で動きを検出した場合に、前記画像データ抽出手順で抽出した画像データの輝度情報の変化に基づいて画像中の動きを検出する第2の動き検出手順と、前記第2の動き検出手順で動きを検出した場合に、前記送信制御手段により前記データ送信手段による前記符号化画像データの所定送信先への送信を開始させる送信開始手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする監視画像の送信制御プログラム。
そして、以上の監視画像の記録方法及び送信方法、並びに監視画像の記録制御プログラム及び送信制御プログラムおいて、前記第1の動き検出手順は、前記符号化手段がMPEG-1又は2の符号化方式による場合にはPピクチャのデータ量の変化に基づいて画像中の動きの有無を判定する手順とし、前記符号化手段がMPEG-4の符号化方式による場合にはP-VOPのデータ量の変化に基づいて画像中の動きの有無を判定する手順とされる。また、その場合における前記第1の動き検出手順については、前記符号化手段が出力するPピクチャ又はP-VOPを検出する符号化画像検出手順と、前記符号化画像検出手順で検出したPピクチャ又はP-VOPのデータ量を検出するデータ量検出手順と、前記データ量検出手順で検出したデータ量を常に最新に検出したものから遡及して所定個数分だけ第1の記憶手段に記憶させるデータ量記憶手順と、前記第1の記憶手段が記憶している所定個数分のデータ量の平均値を所定周期で算出する第1の平均値算出手順と、前記第1の平均値算出手順で前後して算出した各平均値の差分の絶対値を算出する第1の差分算出手順と、前記第1の差分算出手順で算出した絶対値と所定閾値とを比較する第1の比較手順とからなり、前記第1の比較手順により前記絶対値が前記所定閾値以上となる比較結果が得られた場合に動き有りと判定する手順とすることが望ましい。
更に、上記の監視画像の記録方法及び送信方法、並びに監視画像の記録制御プログラム及び送信制御プログラムでは、前記画像データ抽出手順を、前記撮像手段が出力するフレームデータを所定周期で取り込むと共に、そのフレームデータを複数のブロックに分割して注目監視箇所を含むブロックの画像データを抽出する手順とし、前記第2の動き検出手順を、前記画像データ抽出手順で抽出された画像データの各画素の輝度情報を検出する輝度情報検出手順と、前記輝度情報検出手順で検出した輝度情報を前回記憶させた輝度情報を更新して第2の記憶手段に記憶させる輝度情報記憶手順と、前記第2の記憶手段の輝度情報が更新される度にブロック毎の輝度平均値を算出する第2の平均値算出手順と、前記第2の平均値算出手順で前後して算出した同一位置のブロックに係る各輝度平均値の差分の絶対値を算出する第2の差分算出手順と、前記第2の差分算出手順で算出した各ブロックに係る絶対値と所定閾値とを比較する第2の比較手順とからなり、前記第2の比較手順により各ブロックに係る絶対値の内で前記所定閾値以上となるものが1つでも得られた場合に動き有りと判定する手順とすることが望ましい。
本発明の監視装置、監視画像の記録方法、監視画像の送信方法、監視画像の記録制御プログラム、及び監視画像の送信制御プログラムは、以上の構成を有していることにより、次のような効果を奏する。
監視場所を撮像した画像データを符号化し、画像から動きが検出された場合に符号化画像データの記録や送信を開始させる監視装置において、常時実行する動き検出を符号化画像データのデータ量の変化に基づいて行い、動きが有った場合に、注目監視箇所を含む部分領域に限定した画像データの輝度情報を用いた動き検出を行って確定させるようにしているため、動き検出のためのデータ処理量を軽減でき、高性能で高価なハードウエアを要しないことから安価な監視装置を提供できる。また、画像データの符号化がMPEG方式による場合に、画像の動きを比較的顕著に反映するPピクチャやP-VOPのデータ量の変化に基づいた動き検出を行っているため、高感度な動き検出が実現できる。更に、2段階の動き検出については、それぞれ符号化画像データのデータ量の平均値と撮像画像データの輝度情報の平均値を用いるようにしているため、ノイズ等による突発的な変化により誤って符号化画像データの記録や送信が開始されてしまうことを防止できる。
以下、本発明の監視装置、監視画像の記録方法、監視画像の送信方法、監視画像の記録制御プログラム、及び監視画像の送信制御プログラムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
[実施形態1]
先ず、図1は監視装置の構成を示すブロック図である。同図において、撮像部1と符号化部2とバッファメモリ3と記録制御部4とハードディスク装置(HDD)5は、HDD内蔵型の監視装置が一般的に具備しているモジュールである。この実施形態では、撮像部1が監視場所の撮影画像をデジタル画像データとして出力し、その画像データを符号化部2がMPEG-2方式で符号化処理した後、その符号化した画像データをバッファメモリ3によって一時的に保持させるようになっており、システム制御部6による動き検出判定に基づいて記録制御部4がバッファメモリ3の符号化画像データをHDD5へ記録する。尚、システム制御部6は、前記各モジュール1〜5が同期して動作すると共に、動き検出処理が適切なタイミングで行われるように監視装置全体を制御する。
この実施形態の監視装置の特徴は、前記符号化画像データをHDD5へ記録するか否かを判定するための動き検出を2つの方式を併用して行っている点にある。ここで、第1の動き検出方式は撮影画像を符号化した後のPピクチャのデータ量の変化に基づいて動きの有無を検出するものであり、第2の動き検出方式は撮影画像の符号化前の画像データから注目監視箇所を含む部分領域の画像データを抽出し、その抽出した画像データの輝度変化に基づいて動きの有無を検出するものである。そして、この実施形態の監視装置では、第1の動き検出方式により動き有りの判定がなされたことに基づいて、第2の動き検出方式により注目監視箇所に動きが有るか否かを判定し、動きが有る場合にはシステム制御部6が記録制御部4によりバッファメモリ3の符号化画像データをHDD5に記録させる。
従って、第1の動き検出方式ではPピクチャのデータ量の変化を求める必要があるが、この実施形態ではPピクチャ検出部11とデータ量検出部12とメモリ13と平均値算出部14と差分算出部15とでその処理が実行される。尚、符号化部2によりMPEG-2方式で符号化された画像データは、図3に示すように、Iピクチャ(フレーム内符号化ピクチャ)とPピクチャ(フレーム間順方向予測符号化ピクチャ)とBピクチャ(双方向予測符号化ピクチャ)とからなるが、この実施形態においてはGOP(Group of Pictures)が15個のピクチャで構成されており、各ピクチャはエンコード速度:30(フレーム/秒)で符号化部2から出力されてバッファメモリ3に書き込まれている。
そして、前記符号化処理がなされている状態において、Pピクチャ検出部11とデータ量検出部12は図2のフローチャートに示す手順によりPピクチャのデータ量をメモリ13のアドレス領域A00に書き込む。先ず、Pピクチャ検出部11はバッファメモリ3に書き込まれる各ピクチャを常にチェックしており、Pピクチャの書き込みがあるとそれを検出し、更にデータ量検出部12によってPピクチャ自体のデータ量を検出する(S1,S2)。メモリ13のアドレス領域A00に対する検出データ量の書き込み方式は、最初の16個分のデータ量まではそのままセーブさせるが(S3,S4→S1)、それ以降は最先に書き込まれたデータ量を直近に検出されたデータ量に書き換える方式を採用している(S3→S5→S1)。従って、メモリ13のアドレス領域A00には常に2秒間前から現時点までに検出された16個のPピクチャ(4GOP分のPピクチャ)のデータ量がセーブされていることになる。
また、前記のようにメモリ13のアドレス領域A00にPピクチャのデータ量の書き込みがなされている状態で、平均値算出部14と差分算出部15が図4のフローチャートに示す手順によりPピクチャのデータ量の変化を算出する。先ず、図2の処理開始時から2秒間経過した以降は、メモリ13のアドレス領域A00には直近までに検出された16個のPピクチャのデータ量がセーブされているが(S11,S12)、平均値算出部14はそれらデータ量の平均値:Vav(T)を算出し、その算出結果をメモリ13のアドレス領域A01にセーブさせる(S13,S14)。
次に、1秒間経過した時点でも、平均値算出部14はその時点でメモリ13のアドレス領域A00にセーブされている16個のPピクチャのデータ量の平均値:Vav(T+1)を算出し、その算出結果を今度はメモリ13のアドレス領域A02にセーブさせる(S15〜S17)。従って、メモリ13の各アドレス領域A01とA02にはそれぞれ1秒間の時間差があるPピクチャのデータ量の平均値:Vav(T),Vav(T+1)がセーブされるが、差分算出部15はその時点で直ちに両平均値の差分の絶対値:ΔVav(T+1)=|Vav(T+1)−Vav(T)|を算出し、それをシステム制御部6へ出力させる(S18)。
更に、1秒間経過した時点でも、平均値算出部14はその時点でメモリ13のアドレス領域A00にセーブされている16個のPピクチャのデータ量の平均値:Vav(T+2)を算出するが(S19,S20)、この時点では既にメモリ13のアドレス領域A01に先に求めた平均値:Vav(T)が書き込まれているため、それに上書きする態様で平均値:Vav(T+2)をセーブし(S21)、差分算出部15が各アドレス領域A01とA02の両平均値の差分の絶対値:ΔVav(T+2)=|Vav(T+2)−Vav(T+1)|を算出して前記と同様にシステム制御部6へ出力させる(S22)。
以降、1秒間が経過する毎にステップS15〜S18とステップS20〜S22とを交互に繰り返して実行し(S22→S23→S15〜S22)、その都度、各アドレス領域A01とA02の両平均値の差分の絶対値が算出されてシステム制御部6へ出力される。尚、ステップS17は初回のセーブ段階では単なる書き込みであるが、繰り返し実行段階では常に上書き方式での書き込みになる。そして、第1の動き検出方式では、システム制御部6で前記差分の絶対値が所定閾値と比較されて動きの有無が検出されることになるが、それについては後述する判定手順(図8)で説明する。
一方、第2の動き検出方式による撮影画像の動き検出については、図1における領域抽出部21と輝度情報検出部22とメモリ23と平均算出部24と差分算出部25でその処理が実行されるようになっている。しかし、常時実行される手順は注目監視箇所を含むブロックの輝度平均値の算出までであり、最終的に動き検出情報を与える差分算出部25の演算は第1の動き検出方式に係る動き検出情報[ΔVav(T+1)・Vav(T+2)]についての判定結果に基づいて行われるため、ここでは図5のフローチャートに基づいてブロックの輝度平均値の算出とその平均値のセーブ手順を説明し、差分算出部25による演算とそれに基づく処理は後述の図8に示す判定手順(図8)で説明する。
先ず、撮像部1から撮影画像のフレームデータF(X)が出力されると、領域抽出部21はそのフレームデータF(X)を48個[=6(縦)×8(横)]のブロック[80×80画素(但し、画像フレームは480×680画素とする)]に分割し、この監視装置における注目監視箇所を含む各ブロックの画素データのみを抽出する(S31〜S33)。ここで注目監視箇所とは、例えば、撮像部1が図6に示すような監視場所を視野に収めた画像フレームを出力するように設置されている場合において、出入口付近や他の室との連絡口付近を特に重点的に監視したいときにそれらの箇所を指称するものであり、図7のフレームのブロック分割図と照合させれば、注目監視箇所を含むブロックは方形領域abcd内の[B25,B26,B35,B36,B45,B46,B55,B56]と方形領域efgh内の[B21,B22,B31,B32,B41,B42,B51,B52,B61,B62]に相当することになる。
前記注目監視箇所の画像データが各ブロック単位で抽出されると、輝度情報検出部22がそれぞれのブロックに含まれている各画素データの輝度情報を検出し、上書き方式でメモリ23のアドレス領域A10にブロック毎にセーブする(S34)。また、そのセーブがなされると、直ちに平均値算出部24がブロックB(i,j)毎に輝度平均値:Yav11(i,j)を算出し、その各値をメモリ23のアドレス領域A11にセーブさせる(S35)。但し、i,jは注目監視箇所の各ブロックを示す添字である。
そして、前記手順は0.5秒間後(15フレーム期間後)のフレームF(X+15)についても、同様にして、前記注目監視箇所を含む各ブロックの画素データを抽出すると共に、その輝度情報を上書き方式でメモリ23のアドレス領域A10にブロック毎にセーブさせるが、それら輝度情報について平均値算出部24が求めたブロックB(i,j)毎の輝度平均値:Yav12(i,j)については前記と異なるアドレス領域A12にセーブされる(S36〜S39)。従って、15フレーム周期でステップS32〜S35とステップS36〜S39とを交互に繰り返して実行すると(S32〜S39→S40→S32)、メモリ23のアドレス領域A11とA12には0.5秒間(15フレーム期間)だけずれたタイミングでの前記注目監視箇所を含む各ブロックの輝度平均値:Yav11(i,j)とYav12(i,j)が上書き方式で逐次更新されながら書き込まれた状態となる。
従って、図4の手順で説明したように、2秒間に検出される16個のPピクチャのデータ量の平均値に関する1秒間隔での差分の絶対値:ΔVav(t)[=ΔVav(T+1),ΔVav(T+2),…]が差分算出部15からシステム制御部6へ入力されており、またメモリ23の各アドレス領域A11とA12においては、図5の手順によって輝度平均値:Yav11(i,j)とYav12(i,j)が0.5秒周期で逐次更新されている。そこで、システム制御部6では図8のフローチャートに示される判定手順に基づいて記録制御部4によりバッファメモリ3の符号化画像データをHDD5に記録させるか否かを判定する。
先ず、差分算出部15からΔVav(t)の入力があると、それが所定閾値:Kth以上であるか否かを判断する(S51,S52)。ここで、閾値:Kthは撮影画像全体の中に何らかの動きがあるか否かをΔVav(t)の大きさから判定するものであり、動きがあった場合にPピクチャのデータ量が変動してΔVav(t)が大きくなるという性質を利用している。従って、ΔVav(t)<Kthであった場合には、撮影画像に動きが無いものとみなし、その比較結果が得られた時点で符号化画像データの記録は行わないと判定して、直ちに次のΔVav(t)の入力待機状態となる(S52→S51)。
逆に、ΔVav(t)≧Kthであった場合には、差分算出部25により、注目監視箇所を含む各ブロックについて、フレーム間における輝度平均値の差分の絶対値:ΔYav(i,j)[=|Yav12(i,j)−Yav11(i,j)|]を算出させると共に(S52→S53)、この場合は閾値:Zthを適用して、ΔYav(i,j)≧Zthとなるブロックが存在するか否かを確認する(S54)。ここで、閾値:Zthはブロックの画像中に何らかの動きがあるか否かをΔYav(i,j)の大きさから判定するものであり、動きがあった場合にブロック中の輝度平均値の変化が大きくなって、必然的にΔYav(i,j)が大きくなるという性質を利用している。
そして、ΔYav(i,j)≧Zthとなるブロックが存在した場合には、注目監視箇所で動きが検出されたことになるため、直ちに記録制御部4によりバッファメモリ3の符号化画像データのHDD5への記録を開始させる(S54→S55)。一方、ΔVav(t)≧Kthであっても、注目監視箇所を含む全ブロックについてΔYav(i,j)<Zthであれば、記録を開始させずにΔVav(t)の入力待機状態となる(S54→S51)。例えば、図6において窓の外側に動きがあった場合や換気扇が回った場合にはΔVav(t)≧Kthとなり、直ちにΔYav(i,j)≧Zthとなるブロックが存在するか否かが判断されるが、もし出入口付近や他の室との連絡口に動き(人の通行等)がなければ、ΔYav(i,j)<Zthとなって記録は開始されない。逆に、図6のように出入口から人が入ってきたような状態では、ΔVav(t)≧Kthになると共に、少なくともブロック[B35,B36,B45,B46,B55,B56]の中のいずれかに動きが存在するためにΔYav(i,j)≧Zthとなり、その時点で直ちに記録が開始されることになる。
即ち、この監視装置においては、簡単なデータ量の差分演算だけで算出できるΔVav(t)と、画素毎の輝度情報を取り扱うが注目監視箇所を含むブロックだけに限定してより比較的少ない演算量で算出できるΔYav(i,j)だけを求めるようにし、ΔVav(t)≧Kthであって、ΔYav(i,j)≧Zthとなるブロックが存在するという条件が揃った場合にのみ、所要の撮影画像(注目監視箇所に動きがある画像)が得られる状態であると判定して符号化画像データのHDD5への記録を開始させるようにしている。
次に、符号化画像データのHDD5への記録が開始された後においては、所定フレーム周期(例えば、30フレーム周期)で、前記ステップS53及びS54と同様に差分算出部25によってΔYav(i,j)を求めさせて、ΔYav(i,j)≧Zthとなるブロックが存在するか否かを確認する(S57,S58)。そして、ΔYav(i,j)≧Zthの条件が継続していれば、注目監視箇所には未だ動きがあるため、符号化画像データのHDD5への記録を継続して実行させ(S58,S59→S56〜S58)、ΔYav(i,j)<Zthになるとその記録を停止させて、再びΔVav(t)の入力待機状態に戻る(S58→S60→S51)。
その結果、HDD5には図6及び図7に示した注目監視箇所を含む方形領域abcd又はefghに対応するブロック群のいずれかに動きがある状態での符号化画像データだけが記録され、HDD5を効率的に利用した監視画像の収録と画像検索の迅速化が実現できる。また、定常的に少ない演算処理で動作するため、高価なハードウエアを実装させる必要がない。尚、第1及び第2の動き検出方式ではそれぞれデータ量と輝度情報の平均化処理を行うようにしているが、これはノイズ等により単発的に極端なデータ量の変化が発生する場合があると誤った記録開始がなされる可能性があるからであり、平均化処理によりその影響を抑制させている。
ところで、この実施形態においては、第1の動き検出方式として、図2及び図4で説明したように、MPEG−2方式の符号化画像データにおけるPピクチャを抽出して、その連続した16個分のデータ量の平均値の変化分(平均値の差分の絶対値)に基づいて撮影画像全体の中に動きが有るか否かを確認している。これは、Pピクチャを符号化する際に用いる予測モードが1つ前のIピクチャ又はPピクチャを参照画像として動き補償を行う順方向予測か又は予測なしのいずれかを用いるため、動きがピクチャのデータ量の変化に大きく反映されるからである。しかし、その他にもGOP単位でのデータ量の平均値の変化に基づいて動きを検出する方法等も採用できる。
また、この実施形態では、図5に示したように、常に第2の動き検出方式で判定を行うための前段階処理を実行している。即ち、フレームデータの注目監視箇所を含む各ブロックの画素データの抽出とその輝度情報の抽出、及びブロック毎の輝度平均値の演算とそのセーブを行うことにより、第1の動き検出方式で動き有りの判定がなされた場合に、直ちに第2の動き検出方式での判定結果が得られるようにして、符号化画像データの記録動作を迅速に開始できるようにしている。しかし、第1の動き検出方式で動き有りの判定から記録動作を開始するまでの応答にそれほど迅速さが要求されないような場合には、第1の動き検出方式で動き有りの判定がなされた時点から前記前段階処理を実行させる方法や、各ブロックの画素データの抽出とその輝度情報の抽出までを常時実行させておき、ブロック毎の輝度平均値の算出とそのセーブ処理については第1の動き検出方式で動き有りの判定がなされた時点から行うようにする方法を採用してもよい。そして、そのような方法を採用すると、動き検出のために常時実行させておくデータ処理に要する負担が大幅に軽減される。
更に、この実施形態では、図8に示したように、符号化画像データの記録開始後において記録動作状態を継続させるか停止させるかの判定にも第2の動き検出方式を用いているが、記録開始後には第2の動き検出方式による判定動作を停止させ、再び第1の動き検出方式による判定を行って記録動作の継続/停止制御を行うようにしてもよい。尚、上記の第1及び第2の動き検出方式は撮像部1の特性や監視場所の撮影条件等によって動き検出の感度や精度が微妙に異なるため、閾値であるKthとZthは調整可能にしておくことが望ましい。
[実施形態2]
前記実施形態1の監視装置では、撮影画像中の注目監視箇所を含む各ブロックに動きが有るか否かを判定して符号化画像データのHDD5への記録を制御するようにしているが、HDDのような画像データ記録手段を内蔵していない監視装置を多数の監視場所に配置させ、それぞれの監視装置が撮影した符号化画像データをネットワークを介して集中監視センターへ送信するような監視システムにおいては、記録制御ではなく、符号化画像データの送信制御が行われる必要がある。
この実施形態の監視装置はそのような監視システムに適用されるものであり、その装置としての構成は図9のブロック図に示される。同図と図1とを比較すれば明らかなように、この実施形態の監視装置は実施形態1の監視装置における記録制御部4とHDD5の部分が通信制御部7と伝送部8に変更されているだけであり、他の機能部分に関しては同様である。尚、システム制御部6’は通信制御部7に対して送信の開始/停止に係る指示信号を送出することになる。
そして、実施形態1の監視装置とは符号化画像データの記録制御を行うか送信制御を行うかの相違だけであるため、図2と図4と図5で説明した手順はこの実施形態の監視装置でも同様であり、図6で説明した手順の一部が相違しているだけである。より具体的には、システム制御部6’は、図8のフローチャートに示されるように、実施形態1の場合と同様にして算出されるΔVav(t)とΔYav(i,j)について、ΔVav(t)≧Kthであって、ΔYav(i,j)≧Zthとなるブロックが存在するという条件が揃った場合に、通信制御部7によりバッファメモリ3から符号化画像データを読み出し、伝送用データに変換した後、伝送部8から集中監視センターへ送信させる(S61〜S65)。また、送信状態にあっては、所定フレーム期間(例えば、30フレーム期間)が経過する度にΔYav(i,j)を算出し、ΔYav(i,j)≧Zthとなるブロックが存在していれば符号化画像データの送信を継続させ(S66〜S69→S66)、そのようなブロックが存在しなければ、送信を停止させてΔVav(t)の入力待機状態に戻ることになる(S68→S70→S61)。
[実施形態3]
上記実施形態1の監視装置(図1)においては撮像部1と符号化部2とバッファメモリ3と記録制御部4とHDD5の部分以外を、また上記実施形態2の監視装置(図9)においては撮像部1と符号化部2とバッファメモリ3と通信制御部7と伝送部8の部分以外を、それぞれマイクロコンピュータ回路として構成してもよい。即ち、第1及び第2の動き検出方式による符号化画像データの記録や送信の開始/停止に係る判定と指示動作を全てソフトウエア的に実行させてもよい。
その場合、マイクロコンピュータ回路のRAMには各メモリ13,23のアドレス領域A00,A01,A02,A10,A11,A12に相当するデータセーブ領域を構成し、ROMには、固定データとしての閾値KthとZthを格納しておくと共に、Pピクチャ検出部11とデータ量検出部12と平均値算出部14と差分算出部15による図2及び図4の手順を実行するプログラムと、領域抽出部21と輝度情報検出部22と平均値算出部24による図5の手順を実行するプログラムと、差分算出部25とシステム制御6による図8又は図10の手順を実行するプログラムとを格納しておく。
そして、前記マイクロコンピュータ回路は、撮像部1が出力する符号化前の画像データと符号化部2で符号化されてバッファメモリ3に一時的に保持された画像データをそれぞれI/Oポートを介して取り込みながら、CPUによって前記各プログラムを実行し、実施形態1に対応した構成では記録制御信号を、実施形態2に対応した構成では送信制御信号をそれぞれI/Oポートから記録制御部4や通信制御部7へ出力させ、撮影画像内の注目監視箇所に動きがある場合にだけ、符号化画像データをHDD5に記録させ、また伝送部8を介して集中監視センターへ送信させる。
本発明は撮影画像に動きが検出される場合にだけ符号化画像データを記録又は送信する方式の監視装置に適用することができる。
実施形態1に係る監視装置のブロック図である。 Pピクチャの検出とそのデータ量の検出、及び検出したデータ量のメモリへのセーブに係る手順を示すフローチャートである。 MPEG−2方式で符号化された画像データの各ピクチャのデータ量の時間的変化を示すグラフである。 符号化画像データにおけるPピクチャ(16個:2秒間分)のデータ量の平均値の変化を求める手順を示すフローチャートである。 注目監視箇所を含むブロックの画像データ(15フレーム間隔:0.5秒毎)についてブロック毎に輝度平均値を求めてメモリにセーブさせる手順を示すフローチャートである。 監視場所の画像フレームと注目監視箇所との対応関係を示す図である。 画像フレームのブロック分割図(枠で囲んだブロック群は図6の注目監視箇所を含む)である。 HDDへの符号化画像データの記録開始及びその停止に係る制御手順を示すフローチャートである。 実施形態2に係る監視装置のブロック図である。 監視センターへの符号化画像データの送信開始及びその停止に係る制御手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1…撮像部、2…符号化部、3…バッファメモリ、4…記録制御部、5…ハードディスク、6,6’…システム制御部、7…通信制御部、8…伝送部、11…Pピクチャ検出部、12…データ量検出部、13,23…メモリ、14,24…平均値算出部、15,25…差分演算部、21…領域抽出部、22…輝度情報検出部。

Claims (15)

  1. 監視場所を撮影する撮像手段と、前記撮像手段が出力する画像データを符号化する符号化手段と、前記符号化手段が出力する符号化画像データが記録される画像記録手段と、前記画像記録手段に対する前記符号化画像データの記録動作を制御する記録制御手段とを備えた監視装置において、
    前記符号化手段が符号化した符号化画像データのデータ量の変化に基づいて画像中の動きを検出する第1の動き検出手段と、
    前記撮像手段が出力する画像データにおける注目監視箇所を含む部分領域の画像データを抽出する画像データ抽出手段と、
    前記第1の動き検出手段が動きを検出した場合に、前記画像データ抽出手段が抽出した画像データの輝度情報の変化に基づいて画像中の動きを検出する第2の動き検出手段とを備え、
    前記第2の動き検出手段が動きを検出した場合に、前記記録制御手段が前記画像記録手段への符号化画像データの記録を開始させることを特徴とする監視装置。
  2. 監視場所を撮影する撮像手段と、前記撮像手段が出力する画像データを符号化する符号化手段と、前記符号化手段が出力する符号化画像データを所定送信先へ送信するデータ送信手段と、前記データ送信手段による符号化画像データの送信動作を制御する送信制御手段とを備えた監視装置において、
    前記符号化手段が符号化した符号化画像データのデータ量の変化に基づいて画像中の動きを検出する第1の動き検出手段と、
    前記撮像手段が出力する画像データにおける注目監視箇所を含む部分領域の画像データを抽出する画像データ抽出手段と、
    前記第1の動き検出手段が動きを検出した場合に、前記画像データ抽出手段が抽出した画像データの輝度情報の変化に基づいて画像中の動きを検出する第2の動き検出手段とを備え、
    前記第2の動き検出手段が動きを検出した場合に、前記送信制御手段が前記データ送信手段による前記符号化画像データの所定送信先への送信を開始させることを特徴とする監視装置。
  3. 前記第1の動き検出手段が、前記符号化手段がMPEG(Moving Picture Experts Group)-1又は2の符号化方式による場合にはPピクチャのデータ量の変化に基づいて画像中の動きの有無を判定する手段であり、前記符号化手段がMPEG-4の符号化方式による場合にはP-VOP(Video Object Plane)のデータ量の変化に基づいて画像中の動きの有無を判定する手段である請求項1又は請求項2に記載の監視装置。
  4. 前記第1の動き検出手段が、
    前記符号化手段が出力するPピクチャ又はP-VOPを検出する符号化画像検出手段と、
    前記符号化画像検出手段が検出したPピクチャ又はP-VOPのデータ量を検出するデータ量検出手段と、
    前記データ量検出手段が検出したデータ量を常に最新に検出したものから遡及して所定個数分だけ記憶するデータ量記憶手段と、
    前記データ量記憶手段が記憶している前記所定個数分のデータ量の平均値を所定周期で算出する第1の平均値算出手段と、
    前記第1の平均値算出手段が前後して算出した各平均値の差分の絶対値を算出する第1の差分算出手段と、
    前記第1の差分算出手段が算出した絶対値と所定閾値とを比較する第1の比較手段とからなり、
    前記第1の比較手段により前記絶対値が前記所定閾値以上となる比較結果が得られた場合に動き有りと判定する手段である請求項3に記載の監視装置。
  5. 前記画像データ抽出手段が、
    前記撮像手段が出力するフレームデータを所定周期で取り込むと共に、そのフレームデータを複数のブロックに分割して注目監視箇所を含むブロックの画像データを抽出する手段であり、
    前記第2の動き検出手段が、
    前記画像データ抽出手段が抽出した画像データの各画素の輝度情報を検出する輝度情報検出手段と、
    前記輝度情報検出手段が検出した輝度情報を前回記憶した輝度情報を更新して記憶する輝度情報記憶手段と、
    前記輝度情報記憶手段が輝度情報を記憶する度にブロック毎の輝度平均値を算出する第2の平均値算出手段と、
    前記第2の平均値算出手段が前後して算出した同一位置のブロックに係る各輝度平均値の差分の絶対値を算出する第2の差分算出手段と、
    前記第2の差分算出手段が算出した各ブロックに係る絶対値と所定閾値とを比較する第2の比較手段とからなり、
    前記第2の比較手段により各ブロックに係る絶対値の内で前記所定閾値以上となるものが1つでも得られた場合に動き有りと判定する手段である請求項1、請求項2、請求項3、又は請求項4に記載の監視装置。
  6. 監視場所を撮影する撮像手段と、前記撮像手段が出力する画像データを符号化する符号化手段と、前記符号化手段が出力する符号化画像データが記録される画像記録手段と、前記画像記録手段に対する前記符号化画像データの記録動作を制御する記録制御手段とを備えた監視装置における監視画像の記録方法において、
    前記符号化手段が符号化した符号化画像データのデータ量の変化に基づいて画像中の動きを検出する第1の動き検出手順と、
    前記撮像手段が出力する画像データにおける注目監視箇所を含む部分領域の画像データを抽出する画像データ抽出手順と、
    前記第1の動き検出手順で動きを検出した場合に、前記画像データ抽出手順で抽出した画像データの輝度情報の変化に基づいて画像中の動きを検出する第2の動き検出手順とを有し、
    前記第2の動き検出手順で動きを検出した場合に、前記記録制御手段が前記画像記録手段に対する符号化画像データの記録を開始させることを特徴とする監視画像の記録方法。
  7. 監視場所を撮影する撮像手段と、前記撮像手段が出力する画像データを符号化する符号化手段と、前記符号化手段が出力する符号化画像データを所定送信先へ送信するデータ送信手段と、前記データ送信手段による符号化画像データの送信動作を制御する送信制御手段とを備えた監視装置における監視画像の送信方法において、
    前記符号化手段が符号化した符号化画像データのデータ量の変化に基づいて画像中の動きを検出する第1の動き検出手順と、
    前記撮像手段が出力する画像データにおける注目監視箇所を含む部分領域の画像データを抽出する画像データ抽出手順と、
    前記第1の動き検出手順で動きを検出した場合に、前記画像データ抽出手順で抽出した画像データの輝度情報の変化に基づいて画像中の動きを検出する第2の動き検出手順とを有し、
    前記第2の動き検出手順で動きを検出した場合に、前記送信制御手段が前記データ送信手段による前記符号化画像データの所定送信先への送信を開始させることを特徴とする監視画像の送信方法。
  8. 前記第1の動き検出手順が、前記符号化手段がMPEG-1又は2の符号化方式による場合にはPピクチャのデータ量の変化に基づいて画像中の動きの有無を判定する手順であり、前記符号化手段がMPEG-4の符号化方式による場合にはP-VOPのデータ量の変化に基づいて画像中の動きの有無を判定する手順である請求項6の監視画像の記録方法又は請求項7に記載の監視画像の送信方法。
  9. 前記第1の動き検出手順が、
    前記符号化手段が出力するPピクチャ又はP-VOPを検出する符号化画像検出手順と、
    前記符号化画像検出手順で検出したPピクチャ又はP-VOPのデータ量を検出するデータ量検出手順と、
    前記データ量検出手順で検出したデータ量を常に最新に検出したものから遡及して所定個数分だけ第1の記憶手段に記憶させるデータ量記憶手順と、
    前記第1の記憶手段が記憶している所定個数分のデータ量の平均値を所定周期で算出する第1の平均値算出手順と、
    前記第1の平均値算出手順で前後して算出した各平均値の差分の絶対値を算出する第1の差分算出手順と、
    前記第1の差分算出手順で算出した絶対値と所定閾値とを比較する第1の比較手順とからなり、
    前記第1の比較手順により前記絶対値が前記所定閾値以上となる比較結果が得られた場合に動き有りと判定する手順である請求項8に記載の監視画像の記録方法又は監視画像の送信方法。
  10. 前記画像データ抽出手順が、
    前記撮像手段が出力するフレームデータを所定周期で取り込むと共に、そのフレームデータを複数のブロックに分割して注目監視箇所を含むブロックの画像データを抽出する手順であり、
    前記第2の動き検出手順が、
    前記画像データ抽出手順で抽出された画像データの各画素の輝度情報を検出する輝度情報検出手順と、
    前記輝度情報検出手順で検出した輝度情報を前回記憶させた輝度情報を更新して第2の記憶手段に記憶させる輝度情報記憶手順と、
    前記第2の記憶手段の輝度情報が更新される度にブロック毎の輝度平均値を算出する第2の平均値算出手順と、
    前記第2の平均値算出手順で前後して算出した同一位置のブロックに係る各輝度平均値の差分の絶対値を算出する第2の差分算出手順と、
    前記第2の差分算出手順で算出した各ブロックに係る絶対値と所定閾値とを比較する第2の比較手順とからなり、
    前記第2の比較手順により各ブロックに係る絶対値の内で前記所定閾値以上となるものが1つでも得られた場合に動き有りと判定する手順である請求項6に記載の監視画像の記録方法、請求項7に記載の監視画像の送信方法、又は請求項8若しくは請求項9に記載の監視画像の記録方法又は監視画像の送信方法。
  11. 監視場所を撮影する撮像手段と、前記撮像手段が出力する画像データを符号化する符号化手段と、前記符号化手段が出力する符号化画像データが記録される画像記録手段と、前記画像記録手段に対する前記符号化画像データの記録動作を制御する記録制御手段とを備えた監視装置における監視画像の記録制御プログラムにおいて、
    前記符号化手段が符号化した符号化画像データのデータ量の変化に基づいて画像中の動きを検出する第1の動き検出手順と、
    前記撮像手段が出力する画像データにおける注目監視箇所を含む部分領域の画像データを抽出する画像データ抽出手順と、
    前記第1の動き検出手順で動きを検出した場合に、前記画像データ抽出手順で抽出した画像データの輝度情報の変化に基づいて画像中の動きを検出する第2の動き検出手順と、
    前記第2の動き検出手順で動きを検出した場合に、前記記録制御手段により前記画像記録手段に対する符号化画像データの記録を開始させる記録開始手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする監視画像の記録制御プログラム。
  12. 監視場所を撮影する撮像手段と、前記撮像手段が出力する画像データを符号化する符号化手段と、前記符号化手段が出力する符号化画像データを所定送信先へ送信するデータ送信手段と、前記データ送信手段による符号化画像データの送信動作を制御する送信制御手段とを備えた監視装置における監視画像の送信方法において、
    前記符号化手段が符号化した符号化画像データのデータ量の変化に基づいて画像中の動きを検出する第1の動き検出手順と、
    前記撮像手段が出力する画像データにおける注目監視箇所を含む部分領域の画像データを抽出する画像データ抽出手順と、
    前記第1の動き検出手順で動きを検出した場合に、前記画像データ抽出手順で抽出した画像データの輝度情報の変化に基づいて画像中の動きを検出する第2の動き検出手順と、
    前記第2の動き検出手順で動きを検出した場合に、前記送信制御手段により前記データ送信手段による前記符号化画像データの所定送信先への送信を開始させる送信開始手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする監視画像の送信制御プログラム。
  13. 前記第1の動き検出手順が、前記符号化手段がMPEG-1又は2の符号化方式による場合にはPピクチャのデータ量の変化に基づいて画像中の動きの有無を判定する手順であり、前記符号化手段がMPEG-4の符号化方式による場合にはP-VOPのデータ量の変化に基づいて画像中の動きの有無を判定する手順である請求項11の監視画像の記録制御プログラム又は請求項12に記載の監視画像の送信制御プログラム。
  14. 前記第1の動き検出手順が、
    前記符号化手段が出力するPピクチャ又はP-VOPを検出する符号化画像検出手順と、
    前記符号化画像検出手順で検出したPピクチャ又はP-VOPのデータ量を検出するデータ量検出手順と、
    前記データ量検出手順で検出したデータ量を常に最新に検出したものから遡及して所定個数分だけ第1の記憶手段に記憶させるデータ量記憶手順と、
    前記第1の記憶手段が記憶している所定個数分のデータ量の平均値を所定周期で算出する第1の平均値算出手順と、
    前記第1の平均値算出手順で前後して算出した各平均値の差分の絶対値を算出する第1の差分算出手順と、
    前記第1の差分算出手順で算出した絶対値と所定閾値とを比較する第1の比較手順とからなり、
    前記第1の比較手順により前記絶対値が前記所定閾値以上となる比較結果が得られた場合に動き有りと判定する手順である請求項13に記載の監視画像の記録制御プログラム又は監視画像の送信制御プログラム。
  15. 前記画像データ抽出手順が、
    前記撮像手段が出力するフレームデータを所定周期で取り込むと共に、そのフレームデータを複数のブロックに分割して注目監視箇所を含むブロックの画像データを抽出する手順であり、
    前記第2の動き検出手順が、
    前記画像データ抽出手順で抽出された画像データの各画素の輝度情報を検出する輝度情報検出手順と、
    前記輝度情報検出手順で検出した輝度情報を前回記憶させた輝度情報を更新して第2の記憶手段に記憶させる輝度情報記憶手順と、
    前記第2の記憶手段の輝度情報が更新される度にブロック毎の輝度平均値を算出する第2の平均値算出手順と、
    前記第2の平均値算出手順で前後して算出した同一位置のブロックに係る各輝度平均値の差分の絶対値を算出する第2の差分算出手順と、
    前記第2の差分算出手順で算出した各ブロックに係る絶対値と所定閾値とを比較する第2の比較手順とからなり、
    前記第2の比較手順により各ブロックに係る絶対値の内で前記所定閾値以上となるものが1つでも得られた場合に動き有りと判定する手順である請求項11に記載の監視画像の記録制御プログラム、請求項12に記載の監視画像の送信制御プログラム、又は請求項13若しくは請求項14に記載の監視画像の記録制御プログラム又は監視画像の送信制御プログラム。
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