JP2008131319A - 小型無線通信端末装置及び温度制御方法 - Google Patents

小型無線通信端末装置及び温度制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
小型無線通信端末装置における温度上昇を適切に抑制する。
【解決手段】
温度センサ16が、カード型無線通信端末装置10Aにおける所定位置の温度を検出する。この温度検出結果に基づいて、動作態様変更指令部21Aが、温度制御のための動作態様の変更が必要であるか否かを判定する。この判定の結果が肯定的であった場合には、動作態様変更指令部21Aが、変更後の動作態様を指定した動作態様の変更の指令を通信制御部22に対して発行する。動作態様の変更の指令を受けた通信制御部22は、指定された動作態様に対応して、無線通信部12、ホストインターフェース部13、クロック発生部15及び制御部11Aの少なくとも1つの動作態様を変更する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ホスト装置からの電力供給を受けて、移動通信網の基地局と無線通信を行う 小型無線通信端末装置、及び、当該小型無線通信端末装置において使用される温度制御方法である。
小型無線通信端末装置として、従来から、パーソナルコンピュータ等のホスト装置からの電力供給を受けて、移動通信網の基地局と無線通信を行うカード型無線通信端末装置が実用化されている。こうしたカード型無線通信端末装置は、ホスト装置に用意された外部装置接続用のコネクタに着脱可能とされ、当該コネクタを介してホスト装置に装着された場合には、その一部がホスト装置のシャーシ内に収容されるものが一般的となっている。
また、カード型に限らず、ホスト装置に装着される各種形状の小型無線通信端末装置も知られている。
かかる小型無線通信端末装置は、移動通信網の基地局との間で無線通信を行う無線通信部と、ホスト装置との間でデータの授受を行うホストインターフェース部と、無線通信部及びホストインターフェース部を制御する通信制御部とを備えて構成される。そして、ホストインターフェース部を介して受けたホスト装置の操作部に利用者により入力された通信制御指令に応答して、通信制御部が、無線通信部及びホストインターフェース部を制御して、ホスト装置と基地局との間でデータの授受を実現する(以下、「従来例」と呼ぶ)。
上述した従来例の技術は、移動通信網を利用した通信機能が実装されていないホスト装置が、移動通信網を利用した通信を簡易に可能とさせるという観点からは、優れた技術である。しかしながら、小型化及び高速化の要請に対応して、小型無線通信端末装置の動作時における温度上昇が、安定動作の上で問題となりつつある。
すなわち、小型化に伴い、小型無線通信端末装置における単位体積当たりの発熱量は増加する傾向にあり、小型無線通信端末装置内の温度の上昇が無視できないものとなってきている。かかる温度上昇は、例えばUSIM(Universal Subscriber Identity Module)等のような動作保証温度が高いとはいえない部分における誤動作の原因となりえる。こうした温度上昇は、カード型無線通信端末装置内の回路の動作が高速化する程大きくなる。
また、小型無線通信端末装置の一部又は全部がホスト装置のシャーシ内に収容される場合には、シャーシ収容部分の周囲においては雰囲気が滞留し、温度上昇が大きくなる。こうしたシャーシ収容部分における温度上昇は、小型無線通信端末装置におけるシャーシ収容部分における回路の誤動作の原因となりえるし、当該シャーシ収容部分の周囲に配設されたホスト装置内回路の誤動作の原因ともなりえる。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、温度上昇を適切に抑制することができる小型無線通信端末装置、及び、小型無線通信端末装置において使用される温度制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、第1の観点からすると、ホスト装置からの電力供給を受けて、移動通信網の基地局と無線通信を行う小型無線通信端末装置であって、前記基地局との間で無線通信を行う無線通信手段と;前記ホスト装置との間でデータの授受を行うホストインターフェース手段と;前記無線通信手段及び前記ホストインターフェース手段を制御する通信制御手段と;前記小型無線通信端末装置における少なくとも1つの所定位置の温度を検出する温度検出手段と;前記温度検出手段による検出結果に基づいて、前記通信制御手段に対して動作態様の変更の指令を発行する動作態様変更指令手段と;を備える小型無線通信端末装置である。
この小型無線通信端末装置では、温度検出手段が、小型無線通信端末装置における少なくとも1つの所定位置の温度を検出する。ここで、「所定位置」は、小型無線通信端末装置の内部であってもよいし、表面であってもよい。また、「所定位置」は、小型無線通信端末装置の温度制御のために適切な位置が、実験、シミュレーション、経験等に基づいて定められる。
温度検出手段による検出結果は、動作態様変更指令手段へ報告される。この報告を受けた動作態様変更指令手段は、報告結果に基づいて、温度制御のための動作態様の変更が必要であるか否かを判定する。この結果、動作態様の変更が必要であると判定されると、動作態様変更指令手段は、変更後の動作態様を指定した動作態様の変更の指令を通信制御手段に対して発行する。
動作態様の変更の指令を受けた通信制御手段は、指定された動作態様に対応して、無線通信手段、ホストインターフェース手段及び通信制御手段の少なくとも1つの動作態様を変更する。この結果、全体的又は局所的な消費電力が変化し、小型無線通信端末装置における温度分布が制御される。したがって、本発明の小型無線通信端末装置によれば、温度上昇を適切に抑制することができる。
本発明の小型無線通信端末装置では、前記温度検出手段が、複数の所定位置の温度を検出するようにすることができる。この場合には、1箇所のみの温度検出をする場合と比べて、きめの細かい温度上昇の抑制を行うことができる。
本発明の小型無線通信端末装置では、前記動作態様の変更には、前記無線通信手段における送信パワーの変更が含まれるようにすることができる。この場合には、無線通信手段における消費電力を抑制することができるので、無線通信手段及びその周辺における温度上昇を抑制することができる。
また、本発明の小型無線通信端末装置では、前記通信制御手段に供給される動作用クロック信号を発生するクロック信号発生手段を更に備え、前記動作態様の変更には、前記動作用クロックの周波数の変更が含まれるようにすることができる。この場合には、カード型無線通信端末装置全体の動作の低速化を図ることができ、特に通信制御手段及びホストインターフェース手段、並びにそれらの周辺における温度上昇を抑制することができる。
また、本発明の小型無線通信端末装置では、前記動作態様の変更には、前記通信制御手段による間欠動作の周期の変更が含まれるようにすることができる。この場合には、無線通信手段による無線通信動作及びホストインターフェース手段によるホストとのデータ授受動作が間欠的となる。この結果、無線通信手段及びホストインターフェース手段における消費電力を抑制することができるので、無線通信手段及びホストインターフェース手段、並びにそれらの周辺における温度上昇を抑制することができる。
また、本発明の小型無線通信端末装置では、前記動作態様の変更には、前記無線通信手段における通信速度の変更が含まれるようにすることができる。この場合には、無線通信手段における消費電力を抑制することができるので、無線通信手段及びその周辺における温度上昇を抑制することができる。
また、本発明の小型無線通信端末装置では、前記温度検出手段による検出結果に対応して設定すべき動作態様が登録された動作態様テーブルを記憶する動作態様記憶手段を更に備えるとともに、前記動作態様変更指令手段が、前記動作態様テーブルを参照して、前記動作態様の変更の指令を発行するようにすることができる。この場合には、温度検出手段による検出結果に対応して設定すべき動作態様を、小型無線通信端末装置の利用環境に応じて変更すべき事情が生じた場合には、動作態様テーブルの変更をすることにより、簡易に変更することができる。
ここで、前記動作態様テーブルには、前記設定すべき動作態様の少なくとも1つの特定動作態様ごとに、設定開始温度及び前記設定開始温度よりも低温の設定終了温度が登録されるとともに、前記動作態様変更指令手段が、前記温度検出手段による検出結果が前記設定開始温度よりも低温から前記設定開始温度以上となった場合に、前記特定動作態様への変更の指令を発行し、前記特定動作態様での動作中に、前記温度検出手段による検出結果が前記設定終了温度よりも高温から前記設定開始温度以下となった場合に、前記動作態様を前記特定動作態様から変更するようにすることができる。
この場合には、動作態様の変更動作が、いわゆるヒステリシス特性を有する。このため、特定動作態様に対応して温度閾値が1つのみ設定されている場合に生じる当該温度閾値付近における頻繁な動作態様の変更の発生を防止することができる。
本発明は、第2の観点からすると、ホスト装置からの電力供給を受けて、移動通信網の基地局と無線通信を行う小型無線通信端末装置において使用される温度制御方法であって、前記小型無線通信端末装置における少なくとも1つの所定位置の温度を検出する温度検出工程と;前記温度検出工程における検出結果に基づいて、前記カード型無線通信端末装置の動作態様の変更して、前記カード型無線通信端末装置における温度分布を制御する温度分布制御工程と;を備える温度制御方法である。
この温度制御方法では、温度検出工程において、小型無線通信端末装置における少なくとも1つの所定位置の温度を検出する。そして、温度分布制御工程において、温度検出工程における検出結果に基づいて、前記小型無線通信端末装置の動作態様を変更して、前記小型無線通信端末装置における温度分布を制御する。したがって、本発明の温度制御方法によれば、小型無線通信端末装置における温度上昇を適切に抑制することができる。
以上説明したように、本発明の小型無線通信端末装置によれば、温度上昇を適切に抑制することができるという効果を奏する。また、本発明の温度制御方法によれば、小型無線通信端末装置の温度上昇を抑制に制御することができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施形態を、添付図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明においては、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
まず、本発明の小型無線通信端末装置をカード型無線通信装置にて実現した第1実施形態を、図1〜図5を参照しつつ説明する。
<構成>
図1には、第1実施形態に係るカード型無線通信端末装置10Aと、ホスト装置である携帯型パーソナルコンピュータ90(以下、「ホスト装置90」ともいう)との関係が示されている。図1に示されるように、カード型無線通信端末装置10Aは、ホスト装置90のカード装着用のスロット91に装着されて使用されるようになっている。
なお、カード型無線通信端末装置10Aは、一度スロット91に装着された後であっても、スロット91から取り外すことができるようになっている。すなわち、カード型無線通信端末装置10は、スロット91に対して脱着可能となっている。
スロット91に挿入された状態では、ホスト装置90が通電されると、カード型無線通信端末装置10Aに動作電力が供給される。また、スロット91に挿入されると、カード型無線通信端末装置10Aの一部が、ホスト装置90のシャーシが形成する空間内に収容されるようになっている。
カード型無線通信端末装置10Aは、図2に示されるように、(a)装置全体の動作制御を行う制御部11Aと、(b)制御部11Aによる制御の下で、基地局96との間で無線通信を行うための無線通信部12と、(c)制御部11Aによる制御の下で、ホスト装置90との間でデータの授受を行うためのホストインターフェース部13とを備えている。ここで、無線通信部12は、制御部11Aからの送信パワー制御指令に応答して、送信パワーを複数段階で切換可能となっている。また、無線通信部12は、制御部11Aからの通信速度制御指令に応答して、通信速度を複数段階で切換可能となっている。
また、カード型無線通信端末装置10Aは、(d)ROM(Read Only Memory)素子及びRAM(Random Access Memory)素子により構成され、様々なデータを記憶する記憶部14と、(e)制御部11A及び無線通信部12に供給するクロック信号を発生するクロック発生部15を備えている。ここで、記憶部14には、動作態様テーブル14TAが記憶されている。また、クロック発生部15は、制御部11Aからクロック周波数変更指令に応答して、制御部11Aへ供給するクロック信号の周波数を複数段階で切換可能となっている。なお、この動作態様テーブル14TAについては後述する。
また、カード型無線通信端末装置10Aは、(f)カード型無線通信端末装置10における1箇所の位置の温度を検出する温度センサ16を備えている。温度センサ16による検出結果は、制御部11Aへ報告される。なお、温度センサ16は、検出される温度と、上述したカード型無線通信端末装置10Aの構成要素が正常に動作する温度範囲との相関が、実験、シミュレーション、経験等により予め判っている位置に設置される。かかる条件を満足する位置であれば、温度検出対象は、カード型無線通信端末装置10A内の空気温度、プリント配線板の温度、特定の回路部品の温度、筐体温度等のいずれであってもよい。
上記の動作態様テーブル14TAには、図3に示されるように、温度センサ16により検出された温度に対応して設定すべき動作態様A,B,C,…が登録されている。なお、登録されている動作態様A,B,C,…には、通電直後の初期動作態様は含まれず、温度上昇を抑制するために設定される動作態様のみとなっている。かかる動作態様A,B,C,…のそれぞれには、無線通信部12における送信パワー、送信速度、クロック周波数及び間欠動作の周期の少なくとも1つ、もしくはそれらの組合せの指定が含まれている。
各動作態様A,B,C,…には、無線通信部12における送信パワーの大小、送信速度の高低、クロック周波数の高低、間欠動作の周期の長短、が組み合わされる。温度上昇を抑制するためには、より送信パワーが小さく、送信速度が低く、クロック周波数が低く、間欠動作の周期が長い動作態様が組み合わされる。
また、動作態様テーブル14TAには、動作態様A,B,C,…のそれぞれに対応する開始温度TA,TB,TC,…が登録されている。ここで、TA<TB<TC<…となっている。
開始温度TA,TB,TC,…は、より低温の状態からの温度上昇によりその温度TA,TB,TC,…を超えた段階で、動作態様A,B,C,…に変更すべき温度である。また、開始温度TA,TB,TC,…は、より高温の状態から温度下降によりその温度TA,TB,TC,…を以下となった段階で、動作態様A,B,C,…から動作態様を変更すべき温度である。すなわち、動作態様テーブル14TAを参照することにより、検出温度Tに応じて、T≦TAの場合には動作態様を初期動作態様とすべきこと、TA<T≦TBの場合には動作態様を動作態様Aとすべきこと、TB<T≦TCの場合には動作態様を動作態様Bとすべきこと等が判断できるようになっている。
なお、動作態様A,B,C,…の具体的な動作、及び、開始温度TA,TB,TC,…の値は、カード型無線通信端末装置10Aの動作性能を極力確保しつつ、温度センサ16によって検出される温度を下降させる、又は、上昇を抑制する観点から、実験、シミュレーション、経験等に基づいて定められる。
図2に戻り、制御部11Aは、中央処理装置(CPU(Central Processing Unit))及びデジタル信号処理装置(DSP(Digital Signal Processor))等を備えて構成され、プログラムが実行される。こうした制御部11Aで実行されるプログラムには、動作態様変更指令部21Aと、通信制御部22とが含まれている。
動作態様変更指令部21Aは、温度センサ16から報告された温度検出結果と、動作態様テーブル14TAにおける登録内容とに基づき、動作態様を変更すべきか否かを判断する。動作態様を変更すべきであると判断した場合には、動作態様変更指令部21Aは、新たな動作態様を決定し、動作態様変更指令を通信制御部22に対して発行する。
通信制御部22は、無線通信部12及びホストインターフェース部13を制御して、ホスト装置からの指令に対応した通信動作の制御を行う。また、通信制御部22は、動作態様変更指令部21Aからの動作態様変更指令に応答して、動作態様変更指令おいて指定された動作態様の実現のために、無線通信部12へは送信パワー制御指令、若しくは通信速度制御指令の発行、クロック発生部15へはクロック周波数変更指令の発行、又は、間欠動作の実行を行う。
[動作]
次に、上記のように構成されたカード型無線通信端末装置10Aにおける温度制御処理に主に着目して説明する。
温度制御処理は、カード型無線通信端末装置10Aへの通電が開始されると開始する。この温度制御処理では、図4に示されるように、まず、ステップS11Aにおいて、動作態様変更指令部21Aが、温度センサ16による温度検出結果を収集する。
引き続き、ステップS12Aにおいて、動作態様変更指令部21Aが、動作態様テーブル14TAを参照して、収集された温度検出結果に対応して、現在の動作態様から次の動作態様への変更が必要か否かを判定する。この判定に際して、温度センサ16による温度検出結果が、現在の動作態様が想定する温度状態よりも高温の状態に対応するための動作態様の開始温度を超えたか、又は、現在の動作態様の終了温度を下回ったかを判定する。
ステップS12Aにおける判定の結果が否定的であった場合(ステップS12A:N)には、処理はステップS11Aへ戻る。そして、ステップS12Aにおける判定の結果が肯定的となるまで、ステップS11A及びS12Aの処理が繰り返される。
ステップS12Aにおける判定の結果が肯定的であった場合(ステップS12A:Y)には、処理はステップS13Aへ進む。このステップS13Aでは、動作態様変更指令部21Aが、収集された温度検出結果に基づいて、新たな動作態様を決定する。かかる新たな動作態様の決定に際して、動作態様変更指令部21Aは、動作態様テーブル14TAを参照して、新たな動作状態における送信パワー、クロック周波数、間欠動作の周期及び通信速度を求める。そして、動作態様変更指令部21Aは、現在の動作態様から変更すべき要素を抽出し、当該変更すべき要素及びその値を指定した動作態様変更指令を通信制御部22へ送る。
動作態様変更指令を受けた通信制御部22は、ステップS14Aにおいて、指定された変更すべき要素及びその値に基づいて、当該変更すべき要素の値の変更制御を行う。例えば、送信パワーについて設定すべき値が指定された場合には、通信制御部22は、送信パワーを指定された値へ変更すべき旨の送信パワー制御指令を無線通信部12へ送る。
こうした通信制御部22による動作態様の変更制御により、動作態様変更指令部21Aが決定した新たな動作態様の動作が実行されると、処理はステップS11Aへ戻る。そして、上述したステップS11A〜S14Aの処理が繰り返される。かかる処理によって実現される、検出温度に時間的な変化に応じた動作態様の変化の例が図5に示されている。
この図5の例では、当初動作態様Aで動作をしていたカード型無線通信端末装置10Aは、温度センサ16により開始温度TBを検出した時点で、動作態様Bで動作するように制御部11Aにより制御される。動作態様Bになったにも係わらずカード型無線通信端末装置10Aの温度が上がり続け、図5に示されるように温度センサ16が開始温度TCを検出した時点で、動作態様Cでの動作に切り替わる。動作態様Cで動作することによりカード型無線通信端末装置10Aの温度が下がり始め、再び温度センサ16が開始温度TCを検出すると、動作態様Cから動作態様Bへと切り替わる。
以上説明したように、本実施形態では、温度センサ16が、カード型無線通信端末装置10Aにおける複数の所定位置の温度を検出する。この温度検出結果に基づいて、動作態様変更指令部21Aが、温度制御のための動作態様の変更が必要であるか否かを判定する。この判定の結果が肯定的であった場合には、動作態様変更指令部21Aが、変更後の動作態様を指定した動作態様の変更の指令を通信制御部22に対して発行する。
動作態様の変更の指令を受けた通信制御部22は、指定された動作態様に対応して、無線通信部12、ホストインターフェース部13、クロック発生部15及び制御部11Aの少なくとも1つの動作態様を変更する。この結果、全体的又は局所的な消費電力が変化し、カード型無線通信端末装置10Aにおける温度分布が制御される。したがって、本実施形態のカード型無線通信端末装置10Aによれば、温度上昇を適切に抑制することができる。
また、本実施形態では、温度センサ16による検出結果に対応して設定すべき動作態様が登録された動作態様テーブル14TAが記憶部14に記憶されるとともに、動作態様変更指令部21Aが、動作態様テーブル14TAを参照して、動作態様の変更の指令を発行する。このため、温度センサ16による検出結果に対応して設定すべき動作態様を、カード型無線通信端末装置10Aの利用環境に応じて変更すべき事情が生じた場合には、動作態様テーブル14TAの変更をすることにより、簡易に変更することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を、図6〜図9を参照しつつ説明する。
<構成>
本実施形態に係るカード型無線通信端末装置10Bは、上述の第1実施形態のカード型無線通信端末装置10Aと同様に、ホスト装置90のカード装着用のスロット91に装着されて使用されるようになっている。
このカード型無線通信端末装置10Bは、図6に示されるように、第1実施形態のカード型無線通信端末装置10Aと比べて、(i)制御部11Aに代えて、制御部11Bを備える点と、(ii)記憶部14内には、動作態様テーブル14TAに代えて、動作態様テーブル14TBが記憶されている点と、(iii)カード型無線通信端末装置10における3箇所の位置の温度を検出する温度センサ161〜163を備えている点とが異なっている。ここで、温度センサ161は、制御部11Bの近傍に配設される。また、温度センサ162は、無線通信部12の近傍に配設される。また、温度センサ163は、ホストインターフェース部13の近傍に配設される。温度センサ161〜163による検出結果は、制御部11Bへ報告される。
なお、温度センサ161〜163は、検出される温度と、制御部11B、無線通信部12及びホストインターフェース部13が正常に動作する温度範囲との相関が、実験、シミュレーション、経験等により予め判っている位置に設置される。かかる条件を満足する位置であれば、温度検出対象は、カード型無線通信端末装置10B内の空気温度、プリント配線板の温度、特定の回路部品の温度、筐体温度等のいずれであってもよい。
動作態様テーブル14TBには、図7に示されるように、温度センサ161により検出された温度に対応して設定すべき動作態様(1,1),(1,2),(1,3),…、温度センサ162により検出された温度に対応して設定すべき動作態様(2,1),(2,2),(2,3),…、及び、温度センサ163により検出された温度に対応して設定すべき動作態様(3,1),(3,2),(3,3),…が登録されている。なお、登録されている動作態様(i,j)(i=1〜3、j=1,2,3、…)には、通電直後の初期動作態様は含まれず、温度上昇を抑制するために設定される動作態様のみとなっている。
動作態様(i,j)には、無線通信部12における送信パワー、クロック周波数、間欠動作の周期、及び、無線通信部12における通信速度送信パワーの少なくとも1つの指定が含まれている。例えば、無線通信部12の温度上昇の抑制を目的とする動作態様(1,j)には、送信パワー及び通信速度の指定が優先的に含まれるようにする。また、制御部11の温度上昇の抑制を目的とする動作態様(2,j)には、クロック周波数の指定が優先的に含まれるようにする。また、ホストインターフェース部13の温度上昇の抑制を目的とする動作態様(3,j)には、間欠動作の周期及び通信速度の指定が優先的に含まれるようにする。
また、動作態様テーブル14TBには、動作態様(i,j)のそれぞれについて、開始温度TijR、及び、終了温度TijPが登録されている。ここで、開始温度TijRは、より低温の状態からの温度上昇により開始温度TijRを超えた段階で、他の動作態様から動作態様(i,j)に変更すべき温度である。また、終了温度TijPは、より高温の状態からの温度下降により終了温度TijPを下回った段階で動作態様(i,j)から他の動作態様に変更すべき温度である。この結果、動作態様テーブル14TBを参照して動作態様を変化させることにより、動作態様(i,j)の設定と解除とについては、温度変化の履歴を鑑みて行われるいわゆるヒステリシス特性を有する制御が行われることになる。
なお、動作態様(i,j)、開始温度TijR、及び、終了温度TijPは、カード型無線通信端末装置10Bの動作性能を極力確保しつつ、確保温度センサ161〜163によって検出される温度を下降させる、又は、上昇を抑制する観点から、実験、シミュレーション、経験等に基づいて定められる。
図6に戻り、制御部11Bは、上述の制御部11Aの場合と同様に、中央処理装置(CPU(Central Processing Unit))及びデジタル信号処理装置(DSP(Digital Signal Processor))等を備えて構成され、プログラムが実行される。こうした制御部11で実行されるプログラムには、動作態様変更指令部21Bと、通信制御部22とが含まれている。
動作態様変更指令部21Bは、温度センサ161〜163から報告された温度検出結果と、動作態様テーブル14TBにおける登録内容とに基づき、動作態様を変更すべきか否かを判断する。動作態様を変更すべきであると判断した場合には、動作態様変更指令部21Bは、新たな動作態様を決定し、動作態様変更指令を通信制御部22に対して発行する。
[動作]
次に、上記のように構成されたカード型無線通信端末装置10Bにおける温度制御処理に主に着目して説明する。
温度制御処理は、カード型無線通信端末装置10Bへの通電が開始されると開始する。この温度制御処理では、図8に示されるように、まず、ステップS11Bにおいて、動作態様変更指令部21が、温度センサ161〜163による温度検出結果を収集する。
引き続き、ステップS12Bにおいて、動作態様変更指令部21Bが、動作態様テーブル14TBを参照して、収集された温度検出結果に対応して、現在の動作態様から次の動作態様への変更が必要か否かを判定する。この判定に際して、温度センサ161〜163による温度検出結果のいずれか1つ以上が、現在の動作態様が想定する温度状態よりも高温の状態に対応するための動作態様の開始温度を超えたか、又は、現在の動作態様の終了温度を下回ったかを判定する。
ステップS12Bにおける判定の結果が否定的であった場合(ステップS12B:N)には、処理はステップS11Bへ戻る。そして、ステップS12における判定の結果が肯定的となるまで、ステップS11B及びS12Bの処理が繰り返される。
ステップS12Bにおける判定の結果が肯定的であった場合(ステップS12B:Y)には、処理はステップS13Bへ進む。このステップS13Bでは、動作態様変更指令部21が、収集された温度検出結果に基づいて、新たな動作態様を決定する。かかる新たな動作態様の決定に際して、動作態様変更指令部21Bは、動作態様テーブル14TBを参照して、新たな動作状態における送信パワー、クロック周波数、間欠動作の周期及び通信速度を求める。そして、動作態様変更指令部21Bは、現在の動作態様から変更すべき要素を抽出し、当該変更すべき要素及びその値を指定した動作態様変更指令を通信制御部22へ送る。
動作態様変更指令を受けた通信制御部22は、ステップS14Bにおいて、指定された変更すべき要素及びその値に基づいて、当該変更すべき要素の値の変更制御を行う。例えば、送信パワーについて設定すべき値が指定された場合には、通信制御部22は、送信パワーを指定された値へ変更すべき旨の送信パワー制御指令を無線通信部12へ送る。
こうした通信制御部22による動作態様の変更制御により、動作態様変更指令部21が決定した新たな動作態様の動作が実行されると、処理はステップS11Bへ戻る。そして、上述したステップS11B〜S14Bの処理が繰り返される。かかる処理によって実現される、検出温度に時間的な変化に応じたヒステリシス特性を有する動作態様の変化の例が図9に示されている。
この図9の例では、当初動作態様(k,l)で動作をしていたカード型無線通信端末装置10Bは、温度センサ161〜163により開始温度TijRを検出した時点で、動作態様(i,j)で動作するように制御部11Bにより制御される。動作態様(i,j)で動作することによりカード型無線通信端末装置10Bの温度が下がり始め、今度は温度センサ161〜163が終了温度TijPを検出すると、動作態様(i,j)から動作態様(k,l)へと復帰する。
以上説明したように、本実施形態では、温度センサ161〜163が、カード型無線通信端末装置10Bにおける複数の所定位置の温度を検出する。この温度検出結果に基づいて、動作態様変更指令部21Bが、温度制御のための動作態様の変更が必要であるか否かを判定する。この判定の結果が肯定的であった場合には、動作態様変更指令部21Bが、変更後の動作態様を指定した動作態様の変更の指令を通信制御部22に対して発行する。
動作態様の変更の指令を受けた通信制御部22は、指定された動作態様に対応して、無線通信部12、ホストインターフェース部13、クロック発生部15及び制御部11Bの少なくとも1つの動作態様を変更する。この結果、全体的又は局所的な消費電力が変化し、カード型無線通信端末装置10Bにおける温度分布が制御される。したがって、本実施形態のカード型無線通信端末装置10Bによれば、温度上昇を適切に抑制することができる。
また、本実施形態では、温度センサ161〜163による検出結果に対応して設定すべき動作態様が登録された動作態様テーブル14TBが記憶部14に記憶されるとともに、動作態様変更指令部21Bが、動作態様テーブル14TBを参照して、動作態様の変更の指令を発行する。このため、温度センサ161〜163による検出結果に対応して設定すべき動作態様を、カード型無線通信端末装置10Bの利用環境に応じて変更すべき事情が生じた場合には、動作態様テーブル14TBの変更をすることにより、簡易に変更することができる。
また、動作態様テーブル14TBには、設定すべき動作態様ごとに、設定開始温度及び前記設定開始温度よりも低温の設定終了温度が登録される。このため、動作態様の変更動作が、いわゆるヒステリシス特性を有する事になるので、各動作態様に対応して温度閾値が1つのみ設定されている場合に生じる当該温度閾値付近における頻繁な動作態様の変更の発生を防止することができる。
[実施形態の変形]
なお、上記の第1及び第2実施形態では、変更の対象となる動作態様の要素を、送信パワー、クロック周波数、間欠動作の周期及び通信速度の4種とした。これに対し、これら4種の内の1種の要素とすることもできるし、2又は3種の要素の任意の組み合せとすることもできる。また、上記の4種の要素以外を、変更の対象となる動作態様の要素として加えることもできる。
また、上記の第1実施形態では温度センサの数を1個とし、上記の第2実施形態では温度センサの数を3個としたが、検出される温度と、装置が正常に動作する温度範囲との相関が判ってさえいれば、温度センサの数はいくつであってもよい。
また、上記の実施形態では、温度センサごとに、温度検出結果に対応して、設定すべき動作態様を登録するようにした。これに対し、複数の温度センサによる検出結果の組み合せに対応して、設定すべき動作態様を登録するようにすることもできる。
また、上記の実施形態では、ホスト装置を携帯型パーソナルコンピュータとしたが、デスクトップ型パーソナルコンピュータ等の他の情報処理装置をホスト装置とすることもできる。
また、上記の実施形態では、小型無線通信端末装置をカード型無線通信端末装置として説明したが、小型無線通信端末装置の形状は、カード型に限定されない。
以上説明したように、本発明の小型無線通信端末装置は、ホスト装置からの電力供給を受けて、移動通信網の基地局と無線通信を行う小型無線通信端末装置に適用することができる。また、本発明の温度制御方法は、小型無線通信端末装置において使用される温度制御に適用することができる。
本発明の第1実施形態に係るカード型無線通信端末装置の利用形態を説明するための図である。 図1のカード型無線通信端末装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図2の動作態様テーブルの内容例を説明するための図である。 図2の装置の温度制御動作を説明するためのフローチャートである。 図2の装置による動作態様の変化を説明するための図である。 本発明の第1実施形態に係るカード型無線通信端末装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図6の動作態様テーブルの内容例を説明するための図である。 図6の装置の温度制御動作を説明するためのフローチャートである。 図6の装置による動作態様の変化を説明するための図である。
符号の説明
10A,10B…カード型無線通信端末装置、11A,11B…制御部、12…無線通信部(無線通信手段)、13…ホストインターフェース部(ホストインターフェース手段)、14…記憶部(動作態様記憶手段)、14TA,14TB…動作態様テーブル、15…クロック発生部(クロック信号発生手段)、16,161〜163…温度センサ(温度検出手段)、21A,21B…動作態様変更指令部(動作態様変更指令手段)、22…通信制御部(通信制御手段)、90…携帯型パーソナルコンピュータ(ホスト装置)、96…基地局。

Claims (9)

  1. ホスト装置からの電力供給を受けて、移動通信網の基地局と無線通信を行う小型無線通信端末装置であって、
    前記基地局との間で無線通信を行う無線通信手段と;
    前記ホスト装置との間でデータの授受を行うホストインターフェース手段と;
    前記無線通信手段及び前記ホストインターフェース手段を制御する通信制御手段と;
    前記小型無線通信端末装置における少なくとも1つの所定位置の温度を検出する温度検出手段と;
    前記温度検出手段による検出結果に基づいて、前記通信制御手段に対して動作態様の変更の指令を発行する動作態様変更指令手段と;を備える小型無線通信端末装置。
  2. 前記温度検出手段は、複数の所定位置の温度を検出する、ことを特徴とする請求項1に記載の小型無線通信端末装置。
  3. 前記動作態様の変更には、前記無線通信手段における送信パワーの変更が含まれる、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の小型無線通信端末装置。
  4. 前記通信制御手段に供給される動作用クロック信号を発生するクロック信号発生手段を更に備え、
    前記動作態様の変更には、前記動作用クロックの周波数の変更が含まれる、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の小型無線通信端末装置。
  5. 前記動作態様の変更には、前記通信制御手段による間欠動作の周期の変更が含まれる、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の小型無線通信端末装置。
  6. 前記動作態様の変更には、前記無線通信手段における通信速度の変更が含まれる、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の小型無線通信端末装置。
  7. 前記温度検出手段による検出結果に対応して設定すべき動作態様が登録された動作態様テーブルを記憶する動作態様記憶手段を更に備え、
    前記動作態様変更指令手段は、前記動作態様テーブルを参照して、前記動作態様の変更の指令を発行する、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の小型無線通信端末装置。
  8. 前記動作態様テーブルには、前記設定すべき動作態様の少なくとも1つの特定動作態様ごとに、設定開始温度及び前記設定開始温度よりも低温の設定終了温度が登録され、
    前記動作態様変更指令手段は、
    前記温度検出手段による検出結果が前記設定開始温度よりも低温から前記設定開始温度以上となった場合に、前記特定動作態様への変更の指令を発行し、
    前記特定動作態様での動作中に、前記温度検出手段による検出結果が前記設定開始温度よりも高温から前記設定終了温度以下となった場合に、前記動作態様を前記特定動作態様から変更する、ことを特徴とする請求項7に記載の小型無線通信端末装置。
  9. ホスト装置からの電力供給を受けて、移動通信網の基地局と無線通信を行う小型無線通信端末装置において使用される温度制御方法であって、
    前記小型無線通信端末装置における少なくとも1つの所定位置の温度を検出する温度検出工程と;
    前記温度検出工程における検出結果に基づいて、前記小型無線通信端末装置の動作態様の変更して、前記小型無線通信端末装置における温度分布を制御する温度分布制御工程と;を備える温度制御方法。
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