JP2008126480A - 射出成形装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】射出成形装置の可動架台に、複数の方向から型合わせ、脱型する金型を設けるにあたり、簡単な構成で型合わせ、脱型作動ができるような構成とする。
【解決手段】射出成形体であるランプ1の任意の成形面であるボディ対向面部3dを成形するにあたり、ボディ対向面部3dを成形するべく対向配設した可動架台12に、先端部に先端側ほど成形面から離れる方向に傾斜する傾斜面15aが形成された一対の案内体15の基端部を、傾斜面15aが互いに対向する状態で一体的に設け、前記案内体傾斜面15aに、第一、第二金型8、9を傾斜方向移動自在に設ける構成とする。
【選択図】図5
【解決手段】射出成形体であるランプ1の任意の成形面であるボディ対向面部3dを成形するにあたり、ボディ対向面部3dを成形するべく対向配設した可動架台12に、先端部に先端側ほど成形面から離れる方向に傾斜する傾斜面15aが形成された一対の案内体15の基端部を、傾斜面15aが互いに対向する状態で一体的に設け、前記案内体傾斜面15aに、第一、第二金型8、9を傾斜方向移動自在に設ける構成とする。
【選択図】図5
Description
本発明は、車両のボディに取り付けられるサイドウインカーやヘッドライト、さらにはサイドミラーやテールランプ等の射出成形装置の技術分野に属するものである。
一般に、射出成形体の例として、車両の左折、右折等の進行方向をボディ側面からも視認できるように設けられるランプ(燈体)であるサイドウインカーランプがあり、サイドウインカーランプを、ランプの光源が取り付けられるランプ本体と、該ランプ本体を覆蓋するように設けられるレンズ体とにより構成したものが知られている。
ところで、このようなサイドウインカーランプは、破損したり光源(電球や発光ダイオード等の発光体)が切れたりした場合に、ランプ自体の交換や光源の入れ換えをすることがあり、このようなことを考慮してボディに着脱自在な状態で取り付けられている。そして、このような着脱可能な取り付け手段として、ランプ本体のボディに対向する側面となるボディ対向面部の一端側に位置して、基端部がランプ本体側に支持され、先端がボディ対向面部側に向いて自由端となっている弾性係止片を形成する一方、ボディ対向面部の他端側に位置して、突起状の固定係止片を形成し、これら弾性係止片と固定係止片とを介して、ボディに形成される取り付け孔に対し、弾性係止片の弾性変形に基づいて無理嵌め状に嵌合組み込みすることで取り付けるようにしたものがある。この場合、弾性係止片の弾性変形を許容するためのスペースが必要となり、該スペースとして、弾性係止片の先端部が対向するランプ本体のボディ対向面部に凹状部を形成したものが提唱されている。
特開2002−36289号公報
特開2002−46141号公報
ところが、前記従来のものにおいて、弾性係合片と、該弾性係合片に対向し、レンズ体側に向けて凹設される凹状部とは、両者共にランプ本体のボディ対向面部に形成されている。このため、ランプ本体を射出成形する場合、ボディ対向面に対して直交状に型合わせ、脱型される金型の他に、弾性係合片の内側面と凹状部とを形成するべくボディ対向面部に沿って型合わせ、脱型される金型を用いなければならず、型合わせ、脱型の方向が二方向になって射出成形装置の構成が複雑になるという問題がある。さらには、ボディ対向面に形成される凹状部は、ボディ対向面の端縁に至る部位にまで形成されるため、このように形成されたサイドターンランプを、ボディに取り付けた場合、ボディの表面とランプ本体とのあいだに前記凹状部が露出して、外観が損なわれるばかりでなく、雨水が凹状部からボディ内に入る惧れがある等の問題がある。そこで、凹状部が露出しない形状に形成することが好ましいが、このような形状のものを射出成形するには、ボディ対向面部に凹状の突部を形成した金型を用いればよいが、このようにすると、突部が逆テーパとなって金型をボディ対向面に沿って脱型することができなくなるという問題があり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、射出成形体の任意の成形面を形成する金型を、成形面に対向配設した架台に支持し、該架台の変位により金型の型合わせ、脱型をする射出成形装置において、前記架台に、成形面側の先端部に先端側ほど成形面から離れる方向に傾斜する傾斜面が形成された案内体の基端部を一体的に設け、前記案内体の傾斜面に、金型を傾斜方向移動自在に設ける構成とし、金型を、傾斜面上における相対移動に基づいて成形面に沿って変位させることで、金型の型合わせ、脱型がなされるようにした射出成形装置である。
請求項2の発明は、射出成形体の任意の成形面を形成する金型を、成形面に対向配設した架台に支持し、該架台の変位により金型の型合わせ、脱型をする射出成形装置において、前記架台に、成形面側の先端部に先端側ほど成形面から離れる方向に傾斜する傾斜面が形成された案内体の一対の基端部を、各案内体の傾斜面が互いに対向する状態で一体的に設ける一方、前記金型を二つ割り状の第一、第二金型により構成し、案内体の各傾斜面に、第一、第二金型をそれぞれ傾斜方向移動自在に設ける構成とし、第一、第二金型を、傾斜面上における相対移動に基づいて成形面に沿って離接変位させることで、第一、第二金型の型合わせ、脱型がなされるようにした射出成形装置である。
請求項3の発明は、金型の変位は、所定の傾斜角度に設定されたガイド体に案内されるように構成されている請求項1または2に記載の射出成形装置である。
請求項4の発明は、第一、第二金型は、射出成形体の側面に凹状部を形成するように形成されている請求項3に記載の射出成形装置である。
請求項5の発明は、射出成形体に形成される凹状部の形状は、V溝面形状に形成されている請求項4に記載の射出成形装置である。
請求項6の発明は、射出成形体に形成される凹状部の形状は、第一、第二金型の突き当て部となる中央部が溝深な平滑面または円弧面形状をし、端縁に至るほど溝浅に形成されている請求項4に記載の射出成形装置である。
請求項2の発明は、射出成形体の任意の成形面を形成する金型を、成形面に対向配設した架台に支持し、該架台の変位により金型の型合わせ、脱型をする射出成形装置において、前記架台に、成形面側の先端部に先端側ほど成形面から離れる方向に傾斜する傾斜面が形成された案内体の一対の基端部を、各案内体の傾斜面が互いに対向する状態で一体的に設ける一方、前記金型を二つ割り状の第一、第二金型により構成し、案内体の各傾斜面に、第一、第二金型をそれぞれ傾斜方向移動自在に設ける構成とし、第一、第二金型を、傾斜面上における相対移動に基づいて成形面に沿って離接変位させることで、第一、第二金型の型合わせ、脱型がなされるようにした射出成形装置である。
請求項3の発明は、金型の変位は、所定の傾斜角度に設定されたガイド体に案内されるように構成されている請求項1または2に記載の射出成形装置である。
請求項4の発明は、第一、第二金型は、射出成形体の側面に凹状部を形成するように形成されている請求項3に記載の射出成形装置である。
請求項5の発明は、射出成形体に形成される凹状部の形状は、V溝面形状に形成されている請求項4に記載の射出成形装置である。
請求項6の発明は、射出成形体に形成される凹状部の形状は、第一、第二金型の突き当て部となる中央部が溝深な平滑面または円弧面形状をし、端縁に至るほど溝浅に形成されている請求項4に記載の射出成形装置である。
請求項1、2、3の発明とすることにより、型合わせ、脱型の方向が異なる金型を可動架台側に設けて一体に作動させることができるので、射出成形装置の構成の簡略化を図れて、コスト低下、製作時間の短縮を図れる。
請求項4.5、6の発明とすることにより、種々の形状の凹状部を形成する金型を、逆テーパとすることなく脱型することができる。
請求項4.5、6の発明とすることにより、種々の形状の凹状部を形成する金型を、逆テーパとすることなく脱型することができる。
つぎに、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図面において、1はサイドウインカーランプ(以下、単に「ランプ」という)であって、該ランプ1は、車両のボディBの側部に穿設した取り付け孔B1に着脱自在に取り付けられるように設定されている。前記ランプ1は、光源部材(電気部品)2が組込まれるランプ本体3と、該ランプ本体3を覆うように設けられるレンズ体4とにより構成されている。前記ランプ本体3は、長円形状の外形を有し、ボディBの表面に沿うよう形成されるベース部3aを備えて構成されており、該ベース部3aの中央部には、ボディB側(レンズ体4組み込み側とは反対の方向)に突出し、前記光源2が収容される光源組み込み部3bが形成され、該光源組み込み部3bの突出端部からは、ベース部3aの長手方向一方側に向けて延出し、外部カプラを接続するためのカプラ部3cが光源組み込み部3bに連通する状態で一体形成されている。そして、ランプ本体3のベース部3aの外周縁に、樹脂剤5を用いてレンズ体4を一体化することにより、ランプ1が形成されるように設定されている。
図面において、1はサイドウインカーランプ(以下、単に「ランプ」という)であって、該ランプ1は、車両のボディBの側部に穿設した取り付け孔B1に着脱自在に取り付けられるように設定されている。前記ランプ1は、光源部材(電気部品)2が組込まれるランプ本体3と、該ランプ本体3を覆うように設けられるレンズ体4とにより構成されている。前記ランプ本体3は、長円形状の外形を有し、ボディBの表面に沿うよう形成されるベース部3aを備えて構成されており、該ベース部3aの中央部には、ボディB側(レンズ体4組み込み側とは反対の方向)に突出し、前記光源2が収容される光源組み込み部3bが形成され、該光源組み込み部3bの突出端部からは、ベース部3aの長手方向一方側に向けて延出し、外部カプラを接続するためのカプラ部3cが光源組み込み部3bに連通する状態で一体形成されている。そして、ランプ本体3のベース部3aの外周縁に、樹脂剤5を用いてレンズ体4を一体化することにより、ランプ1が形成されるように設定されている。
さて、ランプ本体3は、ベース部3aのボディBに対向する側の面となるボディ対向面部3dに、光源組み込み部3bを挟んで長手方向一方側であって、カプラ部3cが延出する側に位置して弾性係止片3eが一体形成される一方、他端側に位置して固定係止片3fが突出形成されている。前記弾性係止片3eは、ボディ対向面部3dからカプラ部3c形成側に突設する支持片部3gの突出先端をボディ対向面部3d側に折り返すことにより形成されており、該折り返し端部となる弾性係止片3eの先端部3hは、ボディ対向面部3dに近接対向する自由端に形成されていて、支持片部3g側に向けて弾性変形するように構成されている。そして、前記自由端となる先端部3hに段差状に形成される長手方向一方側を向く係止端面3iがボディBの取り付け孔B1の一方の孔端面に係止するように設定されている。
また、前記固定係止片3fは、ランプ本体ベース部3aのボディ対向面部3dからボディB側に向けて突出形成されているが、突出中間部ほどベース部3aの長手方向他方側に膨出形成されており、突出基端部には、ボディBの取り付け孔B1の他方の孔端面に係止する係止凹部3jが形成されている。
また、前記固定係止片3fは、ランプ本体ベース部3aのボディ対向面部3dからボディB側に向けて突出形成されているが、突出中間部ほどベース部3aの長手方向他方側に膨出形成されており、突出基端部には、ボディBの取り付け孔B1の他方の孔端面に係止する係止凹部3jが形成されている。
そしてランプ1は、カプラ部3cおよび光源組み込み部3bを取り付け孔B1に嵌入した状態とし、弾性係止片3eを取り付け孔B1の一端側に、固定係止片3fを取り付け孔B1の他端側に位置させた状態とし、弾性係止片3eを弾性変形させることにより取り付け孔B1に止着されるように設定されている。このため、ベース部3aのボディ対向面部3dには、弾性係止片3eの先端部3hに対向する部位から支持片部3g側の範囲において、ボディ対向面部3dを反ボディB側に向けて凹設する凹状部3kが形成されており、これによって、該凹状部3kが弾性係止片3eの弾性変形における変形代となって、弾性係止片3eの先端部3hがボディ対向面部3dに当接するなく弾性変形が許容されるように設定されている。そして、本実施の形態の凹状部3kは、ベース部3aの長手方向に直交する幅方向内側において形成され、かつ、その溝底面の形状は、内側ほど溝深となる傾斜面で、かつ、幅方向中央部において最も溝深となるように形成されていて、ベース部3aの外周に凹状部3kが露出することがないように構成されている。
このように構成されるランプ1は、型移動を伴う一次射出でランプ本体3とレンズ体4とを射出成形した後、二次射出で樹脂剤5を射出することによりランプ本体3とレンズ体4とを固着する手法を用いて製造されるが、この場合に、つぎのような射出成形装置Dを用いて形成されており、これによって、ボディ対向面部3dに、弾性係止片3eと、傾斜状の溝底面を有した凹状部3kとが形成されるにもかかわらず、凹状部3kがボディ対向面部3dの端縁部に露出することがないような意匠性の高い形状のランプ1を、型合わせ、脱型が容易な状態で形成することができるように構成されている。
つぎに、ランプ1の射出成形について説明するが、説明を容易にするため、図2(B)において、ベース部3aを基準としてボディ対向面部3d側を下側、光源部材2が臨める側(レンズ体4が組込まれる側)を上側、長尺方向一方側である弾性係止片3eが形成される側を紙面の前方、固定係止片3fが形成される側を紙面の後方、ベース部3aの短尺方向を左右方向として便宜上の方向付けをして説明するが、本発明はこれに限定されるものでないことは言うまでもない。
ここで、ランプ本体3を射出成形する場合、レンズ体4が組み込まれる側の面を成形する上金型6、カプラ部3cの左右外面に形成される補強リブ3mの位置よりも下側の面を形成する下金型7、前記補強リブ3mの位置よりも上側からベース部3aのボディ対向面部3dおよび外周面を形成する左右一対の金型であって、本発明の第一、第二金型8、9、そしてカプラ部3cの内側面を形成する前金型10の各金型を用いて型成形されるように設定されている。これら金型のうち、上下金型6、7は、上下鉛直方向、即ち、ベース部3aに直交する方向の移動、前金型10は左右水平方向の移動に基づいてそれぞれ型合わせ、脱型するように構成され、第一、第二金型8、9については、ベース部3aを基準とする基準面Pに対して傾斜角度αの傾斜角を存して型合わせ、脱型するべく型移動するように構成されている。そして、ランプ本体3のボディ対向面部3dに、前記弾性係止片3eの弾性変形を許容する変形代として、先端部3hが遊嵌状に嵌合する凹状部3kを形成する場合に、第一、第二金型8、9の上金型6との突き合せ面に、上金型6側に突出する突部8p、9pを形成し、該突部8p、9pを傾斜角度αの傾斜面とすることにより、凹状部3kを、中央側ほど深く左右端側ほど浅い傾斜角度αの傾斜面を備えたV溝状に形成することができ、しかも、前記突部8p、9pが逆テーパとなって射出成形体(ランプ本体3)から第一、第二金型8、9を脱型できなくなるようなことがないように設定されている。これによって、ボディ対向面部3dに凹状部3jを形成したとき、凹状部3jの左右方向両端部がベース部3aの端縁にまで至ることがなく、意匠性が優れたランプ本体1を形成できる。
そしてこの場合に、第一、第二金型8、9は、基準面Pに対し傾斜角度αだけ傾斜した方向で型移動をするものであるため、第一、第二金型8、9によって形成されるランプ本体3は、凹状部3kの溝底片の他に、第一、第二金型8、9により形成される上下面のうち下側抜き面となる支持片部3gと弾性係止片3eとのあいだのU字状部における内側面(上側面)3n、弾性係止片3eの先端部3hにおける上面3p、弾性係止片先端部3hの係止端面3iの下方部位における上面3q、カプラ部3cにおける上面3r、カプラ部3cの補強リブ3mにおける上面3s、固定係止片3eの係合溝下面3tについても傾斜面となるが、この場合に、これら傾斜面における傾斜角度は、前記傾斜角度αと等しいか、これよりも小さい角度の傾斜面とすることができ、前記小さい角度よりも大きな角度、例えばカプラ3bの上側コーナー面3sのように円弧状にしても問題なく型抜きすることができるように設定されている。
つぎに、射出成形装置Dの具体例を説明する。本実施の形態の射出成形装置Dは、射出成形体であるランプ1の上面となるレンズ体4に対向する固定架台11と、ランプ本体3のボディ対向面部3dに対向する可動架台12とを備えて構成されており、固定架台11には、左方に位置してレンズ体4成形用のレンズ用上金型13が上方に凹設される形状で設けられ、右方に位置してランプ本体3成形用の前記上金型6が設けられている。
ここで、前記上金型6は、中央部に位置し可動架台12側に突出し、ランプ本体3の光源組み込み部3bを形成する光源組み込み部形成部6aと、該光源組み込み部形成部6aの突出基端部から外周縁部に延出し、ベース部3aの反ボディ側面を形成する本体部6bとにより構成されている。
ここで、前記上金型6は、中央部に位置し可動架台12側に突出し、ランプ本体3の光源組み込み部3bを形成する光源組み込み部形成部6aと、該光源組み込み部形成部6aの突出基端部から外周縁部に延出し、ベース部3aの反ボディ側面を形成する本体部6bとにより構成されている。
一方、可動架台12は、固定架台11に対して左右方向(水平方向)と、上下方向(垂直方向であって、可動架台12に遠近する方向)への変位(移動)が自在な状態で設けられており、左方に位置して、レンズ用下金型14が上方に突出する形状で設けられ、右方に位置してランプ本体3成形用の下金型7と、第一、第二金型8、9と、前金型10とが設けられているが、ランプ本体3成形用の各金型7、8、9、10はつぎのように可動架台12に設けられている。
前記可動架台12の右方には、固定架台11側に向けて直交状に延出する一対の第一案内体15の基端部が、ランプ本体3の左右幅よりも広い所定間隙を存して一体的に設けられており、該第一案内体15の互いに対向する対向面には、固定架台11側となる上側半部が先端(固定架台11)側ほど離間する(対向間隔が広くなる)、即ち、先端ほどランプ本体3成形面から離れる方向に傾斜する傾斜面15aに形成されている。そして、これら傾斜面15aに第一、第二金型8、9がそれぞれ支持されるが、各傾斜面15aには傾斜方向を向くガイド部15bが形成される一方、第一、第二金型8、9の左右方向外側面8a、9aには、前記ガイド部15bに係止して傾斜方向に移動自在なガイド受け部8b、9bが形成されている。これによって、第一、第二金型8、9は、第一案内体傾斜面15aを基端側と先端側とのあいだを相対移動することに基づいて、互いの対向面8c、9cが離接(遠近)変位する(第一案内体15を上下方向に相対移動することに基づいて左右方向への変位がなされる)ように構成されている。
前記可動架台12の右方には、固定架台11側に向けて直交状に延出する一対の第一案内体15の基端部が、ランプ本体3の左右幅よりも広い所定間隙を存して一体的に設けられており、該第一案内体15の互いに対向する対向面には、固定架台11側となる上側半部が先端(固定架台11)側ほど離間する(対向間隔が広くなる)、即ち、先端ほどランプ本体3成形面から離れる方向に傾斜する傾斜面15aに形成されている。そして、これら傾斜面15aに第一、第二金型8、9がそれぞれ支持されるが、各傾斜面15aには傾斜方向を向くガイド部15bが形成される一方、第一、第二金型8、9の左右方向外側面8a、9aには、前記ガイド部15bに係止して傾斜方向に移動自在なガイド受け部8b、9bが形成されている。これによって、第一、第二金型8、9は、第一案内体傾斜面15aを基端側と先端側とのあいだを相対移動することに基づいて、互いの対向面8c、9cが離接(遠近)変位する(第一案内体15を上下方向に相対移動することに基づいて左右方向への変位がなされる)ように構成されている。
さらに、可動架台12には、一対の第一案内体15基端部の対向間に位置して下金型7が設けられている。前記下金型7は、下端部(基端部)が可動架台12に支持され、先端部がランプ本体3の光源組み込み部3bを形成するべく、第一、第二金型8、9を貫通するように配される光源組み込み部形成部7aと、該光源組み込み部形成部7aの外周縁に一体的に固定され、第一、第二金型8、9の下方に位置する本体部7bとを備えて構成されている。
ここで、下金型7(光源組み込み部形成部7aおよび本体部7b)は、可動架台12の左右方向の変位、所定量の上下方向の変位であって、後述する可動架台12の基準位置と第一位置とのあいだに相当する変位については可動架台12とともに一体に変位することが許容されるが、可動架台12がこれを越える変位をしようとした場合では、下金型7に対して可動架台12が相対移動するように構成されている。
ここで、下金型7(光源組み込み部形成部7aおよび本体部7b)は、可動架台12の左右方向の変位、所定量の上下方向の変位であって、後述する可動架台12の基準位置と第一位置とのあいだに相当する変位については可動架台12とともに一体に変位することが許容されるが、可動架台12がこれを越える変位をしようとした場合では、下金型7に対して可動架台12が相対移動するように構成されている。
さらに、前記本体部7bは、本発明のガイド体に相当しており、光源組み込み部形成部7aを基準として左右に位置する上面であるガイド面7cは、それぞれ第一案内体傾斜面15a側ほど低位な傾斜面に形成されている。一方、前記ガイド面7cの上方に配される第一、第二金型8、9の下面8d、9dは、それぞれ前記ガイド面7cの傾斜と同様に第一案内体傾斜面15a側ほど低位な傾斜面に形成されているが、各傾斜面は、水平方向を基準線Pとしたとき、該基準線Pに対し傾斜角度αとなるように設定されている。さらに、下金型ガイド面7cにはガイド部7dが傾斜方向に長く形成される一方、第一、第二金型下面8d、9dには前記ガイド部7dにガイドされるガイド受け部8e、9eが形成されている。そして、第一、第二金型8、9は、第一案内体傾斜面15aを相対移動して左右方向に互いに離接する状態で変位する場合に、下金型ガイド面7cに沿って変位することにより、基準線Pに対して前記傾斜角度αを存した方向で変位するように構成されている。
尚、7eはそれぞれ下金型本体部7bに一体的に設けられた補助金型であり、11aはレンズ用上金型13、上金型7の左右および前方に凹設され、第一、第二案内体15、16の先端部が抜き差し自在に嵌入する凹部である。
尚、7eはそれぞれ下金型本体部7bに一体的に設けられた補助金型であり、11aはレンズ用上金型13、上金型7の左右および前方に凹設され、第一、第二案内体15、16の先端部が抜き差し自在に嵌入する凹部である。
さらに、可動架台12の前方には第二案内体16の基端部が設けられており、該第二案内体16上半部の後方(ランプ本体3側)を向く面には、先端ほど前方に(先端ほどランプ本体3から離間するように)変位する傾斜面16aが形成されており、該傾斜面16aに、前後方向に長い前金型10の前端部に設けられた支持体10aが傾斜方向移動自在に設けられている。尚、第二案内体傾斜面16aと支持体10aとのガイド状態は、前記第一案内体傾斜面15aと第一、第二金型8、9とのガイド構成と同様に形成されている。そして、図10に示すように、前金型10は、可動架台12が後述する第一位置から第二位置に変位することに基づいて後方に変位して、第一、第二金型8、9と下金型本体部7bとのあいだに型合わせされるように設定されている。因みに、前金型10は、左右方向に水平移動するように設定されており、このため、前金型10に対向する下金型7の前方部位における上面(ガイド面)7fは、前金型10のガイド体として水平形状に形成されている。
つぎにランプ1の成形手順について図6〜図10に基づいて説明する。
まず、図6の実線に示すように、固定架台11に対する可動架台12を、左右方向位置については、レンズ体4の金型13、14同士、ランプ本体3の金型同士6、8、9とが上下方向に対向し、上下方向位置については、可動架台12の所定の基準位置にセットする。このとき、ランプ本体3形成側の可動架台12に設けられる第一、第二金型8、9は、案内体傾斜面15aの先端側(延出先端側)に位置する状態となっており、下金型7の左右方向外方(ガイド面7cの案内体傾斜面15a側)に偏寄して、第一、第二金型8、9同士が左右方向に互いに離間する状態となっている。さらに、前金型10は第二案内体傾斜面16aの先端側に位置する状態となっている。尚、固定架台11の上金型6には、予め光源部材2として端子2aが組み込まれている。
前記状態から、可動架台12を固定架台11側(上方)となる第一位置に上方変位させ、図6の仮想線で示すように、下金型7の光源組み込み部形成部7aは上金型光源組み込み部形成部6aに突き当てられる型合せ状態とし、第一、第二金型8、9の上端面は、上金型本体部7bの下面に近接対向する状態とする。このとき、第一、第二金型8、9と上金型6とのあいだに形成される隙間の大きさは、第一、第二金型8、9が下金型本体部ガイド面7cに沿い、基準線Pに対して傾斜角度αを存した方向で近接するように変位して上金型6に突きあてて型合わせするために必要な大きさに設定されている。
まず、図6の実線に示すように、固定架台11に対する可動架台12を、左右方向位置については、レンズ体4の金型13、14同士、ランプ本体3の金型同士6、8、9とが上下方向に対向し、上下方向位置については、可動架台12の所定の基準位置にセットする。このとき、ランプ本体3形成側の可動架台12に設けられる第一、第二金型8、9は、案内体傾斜面15aの先端側(延出先端側)に位置する状態となっており、下金型7の左右方向外方(ガイド面7cの案内体傾斜面15a側)に偏寄して、第一、第二金型8、9同士が左右方向に互いに離間する状態となっている。さらに、前金型10は第二案内体傾斜面16aの先端側に位置する状態となっている。尚、固定架台11の上金型6には、予め光源部材2として端子2aが組み込まれている。
前記状態から、可動架台12を固定架台11側(上方)となる第一位置に上方変位させ、図6の仮想線で示すように、下金型7の光源組み込み部形成部7aは上金型光源組み込み部形成部6aに突き当てられる型合せ状態とし、第一、第二金型8、9の上端面は、上金型本体部7bの下面に近接対向する状態とする。このとき、第一、第二金型8、9と上金型6とのあいだに形成される隙間の大きさは、第一、第二金型8、9が下金型本体部ガイド面7cに沿い、基準線Pに対して傾斜角度αを存した方向で近接するように変位して上金型6に突きあてて型合わせするために必要な大きさに設定されている。
つぎに、可動架台12を第一位置からさらに固定架台11側に上方変位させて第二位置とし、案内体15の先端部を固定架台11に形成された凹部11aに嵌入させる。このとき、可動架台12と第一、第二案内体15、16とは一体に変位するが、下金型7(光源組み込み部形成部7aおよび本体部7b)は可動架台12との一体変位を規制されている。これによって、第一案内体15が固定架台11側(上方)に変位することに伴い、第一、第二金型8、9は傾斜面15aを基端側に向けて相対移動(相対変位)するとともに、下金型ガイド面7cによるガイドを受けて強制的に左右方向内方へ案内され、第一、第二金型8、9同士が、基準線Pに対し傾斜角度αを存した状態で互いに近接する方向(左右方向内側)に変位し、図7の実線で示すように、第一、第二金型8の上面が上金型6の下面に当接する型合わせ状態となるように設定されている。
一方、固定、可動の各架台11、12の左方であるレンズ用上金型13とレンズ用下金型14とは、案内体15を凹部11aに嵌入させるべく可動架台12を第二位置に変位することにより、直交方向に互いに突き当てられて型合わせがなされるように設定されている。
尚、前述したように、可動架台12が第一位置から第二位置に変位することに合わせて、第一案内体15とともに第二案内体16も変位しており、これによって、前金型10は、傾斜面16aの先端側に位置する状態(図10の仮想線)から相対移動して基端側に位置する状態(図10の実線)になることに基づいて後方に変位して、第一、第二金型8、9と下金型7とのあいだに型合わせされるように設定されている。
一方、固定、可動の各架台11、12の左方であるレンズ用上金型13とレンズ用下金型14とは、案内体15を凹部11aに嵌入させるべく可動架台12を第二位置に変位することにより、直交方向に互いに突き当てられて型合わせがなされるように設定されている。
尚、前述したように、可動架台12が第一位置から第二位置に変位することに合わせて、第一案内体15とともに第二案内体16も変位しており、これによって、前金型10は、傾斜面16aの先端側に位置する状態(図10の仮想線)から相対移動して基端側に位置する状態(図10の実線)になることに基づいて後方に変位して、第一、第二金型8、9と下金型7とのあいだに型合わせされるように設定されている。
このように、レンズ体4側、ランプ本体4側の各金型13、14、6、7、8、9、10が型合わせがなされた状態となると一次射出がなされ、レンズ用上金型13とレンズ用下金型14とのあいだ、上金型6と下金型7、第一、第二金型8、9、前金型10とのあいだに、レンズ体4、そして、端子2aがインサートモールドされたランプ本体3とが成形される。続いて、図7の仮想線で示すように、可動架台12を、前記基準位置よりも前記第一位置と第二位置とのあいだのストローク分だけ上方の位置である第三位置に下動させるが、このとき、射出成形体であるレンズ体4は固定架台11側に残す一方、ランプ本体3は可動架台12側に残すように設定されており、該可動架台12に設けられる金型8、9、10は、第一、第二案内体15、16の先端側に位置する状態に保持されており、この工程において、光源部材2である端子2aにランプ2bが組み込まれる。尚、第一、第二金型8、9は、第一案内体傾斜面15aの基端側に、前金型10は第二案内体傾斜面16aの基端側に位置したままとなっている。
前記状態から、可動架台12を左方に変位せしめ、図8の実線で示すように、ランプ本体3とレンズ体4とを上下方向に対向させる位置関係とする。そして、この状態から、可動架台12を固定架台11側(上方)であって、前記第二位置に変位させ、図8の仮想線で示すように、第一、第二案内体傾斜面15a、16aの先端部が固定架台11のレンズ用上金型13の左右両側部、および前方に形成された凹部11aに嵌入する状態として、ランプ本体3とレンズ体4とを突き合せた型合わせ状態とし、この状態において、レンズ体4トランプ本体3との外周部に二次射出をすることにより、ランプ体3とレンズ体4との外周に樹脂剤5が充填されて一体化され、ランプ1が形成される。
続いて、可動架台12を、図9の実線で示すように、可動架台12側にランプ1の射出成形体を付けたままの状態で前記第三位置に下動させる。そして、この状態において、可動架台12を第三位置から下動させることにより、可動架台12が基準位置に復帰するが、このとき、可動架台12と第一、第二案内体15、16とは一体に下方変位するが、下金型7(光源組み込み部形成部7aおよび本体部7b)は可動架台12との一体変位を規制されるように構成されている。これによって、第一、第二案内体15、16の基準位置側(下方)への変位に伴い、第一、第二金型8、9、前金型10が下金型ガイド面7c、7fに強制的に案内される状態で第一、第二案内体傾斜面15a、16aを先端側に相対移動することにより、第一、第二金型8、9同士は、図9の仮想線で示すように、基準線Pに対し傾斜角度αを存した状態で互いに離間する方向(左右方向外側)に変位して脱型がなされ、前金型10は前方に変位して脱型がなされるように設定されており、この状態において、下金型7の光源組み込み部形成部7aからランプ1が取り出されるように構成されている。
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、ランプ本体3を射出成形する場合に、射出成形装置Dの可動架台12には、ボディ対向面部3dに対して直交方向から型合わせ、脱型される下金型7、基準線P(ボディ対向面部3d)に対して所定の傾斜角度αを存した方向から型合わせ、脱型される第一、第二金型8、9、ボディ対向面部3dに対して水平方向から型合わせ、脱型される前金型10が設けられていて、それぞれの型合わせがなされることになるが、この場合に、可動架台12をボディ対向面部(成形面)3dに対して直交する方向の変位を行うことにより、下金型7、第一、第二金型8、9、前金型10とが所定の型合わせ、脱型を行うことができる。これによって、型合わせ、脱型の方向が異なる金型を可動架台12側に設けて、一体に作動させることができるので、射出成形装置Dの構成を簡略化することができて、コスト低下、製作時間の短縮を図ることが可能となる。
さらに、本発明が実施されたものにあっては、ガイド体としての下金型7のガイド面7c、7fの形状に沿って第一、第二金型8、9、前金型10を型合わせ、脱型することができ、種々の形状を形成することが可能となる。そして、本実施の形態のように、二つ割り状の第一、第二金型8、9を下金型ガイド面7cに沿って型合わせ、脱型するように構成した場合では、ボディ対向面部3dに沿う方向では逆テーパとなるような傾斜状の凹状部3kを形成することができる。これによって、射出成形されるランプ1を、外部に凹状部3kが露出することがなく、意匠性の高いものに形成することができる。
尚、本発明は、前記実施の形態に限定されないことは勿論であって、本実施の形態の凹状部は、図2(C)に示すようにランプ本体3の端縁に至る位置まで傾斜面が形成されているが、例えば図11(A)に示す第二の実施の形態のように、凹状部H1を、ボディ対向面部17の端縁部17aを残して形成することにより、ボディBに取り付けた場合に、外部への露出をより少なくすることができる。
また、図11(B)に示す第三の実施の形態の凹状部H2は、ボディ対向面部18の端縁部18aが残るとともに、傾斜面18bの中央部分が水平状の水平状部18cに形成されている。
さらに、図11(C)に示す第四の実施の形態の凹状部H3は、ボディ対向面部19の端縁部19aが残るとともに、傾斜面19bの中央部分が円弧状の傾斜面である円弧状部19cに形成されている。
さらに、図11(D)に示す第五の実施の形態の凹状部H4は、ボディ対向面部20の端縁部20aが残るとともに、底面を円弧状の傾斜面に形成した円弧状底面20bとしたものであり、第三、第四の実施の形態の凹部H3、H4について、金型8、9の型抜きを配慮して、金型8、9の型抜き方向の最大傾斜角度が角度αと同じ又は小さくなるように設定されている。
また、図11(B)に示す第三の実施の形態の凹状部H2は、ボディ対向面部18の端縁部18aが残るとともに、傾斜面18bの中央部分が水平状の水平状部18cに形成されている。
さらに、図11(C)に示す第四の実施の形態の凹状部H3は、ボディ対向面部19の端縁部19aが残るとともに、傾斜面19bの中央部分が円弧状の傾斜面である円弧状部19cに形成されている。
さらに、図11(D)に示す第五の実施の形態の凹状部H4は、ボディ対向面部20の端縁部20aが残るとともに、底面を円弧状の傾斜面に形成した円弧状底面20bとしたものであり、第三、第四の実施の形態の凹部H3、H4について、金型8、9の型抜きを配慮して、金型8、9の型抜き方向の最大傾斜角度が角度αと同じ又は小さくなるように設定されている。
1 ランプ
2 光源部材
3 ランプ本体
3a ベース部
3d ボディ対向面部
3e 弾性係止片
3k 凹状部
7 下金型
7c ガイド面
7f ガイド面
8 第一金型
8d 第一金型下面
8e ガイド受け部
9 第二金型
10 前金型
11 固定架台
12 可動架台
15 第一案内体
15a 傾斜面
16 第二案内体
16a 傾斜面
2 光源部材
3 ランプ本体
3a ベース部
3d ボディ対向面部
3e 弾性係止片
3k 凹状部
7 下金型
7c ガイド面
7f ガイド面
8 第一金型
8d 第一金型下面
8e ガイド受け部
9 第二金型
10 前金型
11 固定架台
12 可動架台
15 第一案内体
15a 傾斜面
16 第二案内体
16a 傾斜面
Claims (6)
- 射出成形体の任意の成形面を形成する金型を、成形面に対向配設した架台に支持し、該架台の変位により金型の型合わせ、脱型をする射出成形装置において、前記架台に、成形面側の先端部に先端側ほど成形面から離れる方向に傾斜する傾斜面が形成された案内体の基端部を一体的に設け、前記案内体の傾斜面に、金型を傾斜方向移動自在に設ける構成とし、金型を、傾斜面上における相対移動に基づいて成形面に沿って変位させることで、金型の型合わせ、脱型がなされるようにした射出成形装置。
- 射出成形体の任意の成形面を形成する金型を、成形面に対向配設した架台に支持し、該架台の変位により金型の型合わせ、脱型をする射出成形装置において、前記架台に、成形面側の先端部に先端側ほど成形面から離れる方向に傾斜する傾斜面が形成された案内体の一対の基端部を、各案内体の傾斜面が互いに対向する状態で一体的に設ける一方、前記金型を二つ割り状の第一、第二金型により構成し、案内体の各傾斜面に、第一、第二金型をそれぞれ傾斜方向移動自在に設ける構成とし、第一、第二金型を、傾斜面上における相対移動に基づいて成形面に沿って離接変位させることで、第一、第二金型の型合わせ、脱型がなされるようにした射出成形装置。
- 金型の変位は、所定の傾斜角度に設定されたガイド体に案内されるように構成されている請求項1または2に記載の射出成形装置。
- 第一、第二金型は、射出成形体の側面に凹状部を形成するように形成されている請求項3に記載の射出成形装置。
- 射出成形体に形成される凹状部の形状は、V溝面形状に形成されている請求項4に記載の射出成形装置。
- 射出成形体に形成される凹状部の形状は、第一、第二金型の突き当て部となる中央部が溝深な平滑面または円弧面形状をし、端縁に至るほど溝浅に形成されている請求項4に記載の射出成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006312944A JP2008126480A (ja) | 2006-11-20 | 2006-11-20 | 射出成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006312944A JP2008126480A (ja) | 2006-11-20 | 2006-11-20 | 射出成形装置 |
Publications (1)
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JP2008126480A true JP2008126480A (ja) | 2008-06-05 |
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Family Applications (1)
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JP2006312944A Pending JP2008126480A (ja) | 2006-11-20 | 2006-11-20 | 射出成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008126480A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN115056433A (zh) * | 2022-06-28 | 2022-09-16 | 东风柳州汽车有限公司 | 注塑模具 |
-
2006
- 2006-11-20 JP JP2006312944A patent/JP2008126480A/ja active Pending
Cited By (2)
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CN115056433A (zh) * | 2022-06-28 | 2022-09-16 | 东风柳州汽车有限公司 | 注塑模具 |
CN115056433B (zh) * | 2022-06-28 | 2023-10-31 | 东风柳州汽车有限公司 | 注塑模具 |
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