JP2008123779A - プラグインユニット付回路遮断器 - Google Patents
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Abstract
【課題】プラグイン接続端子の挿入荷重を減少させることができ、母線バーへの挿入後は所定の圧着力を得ることができ、しかも構造が簡単で組み付け作業性も良好なプラグインユニット付回路遮断器を提供する。
【解決手段】母線バーBに嵌着されるプラグイン接続端子3をベース1に設けたプラグインユニット付回路遮断器であり、ベース1に設けたリブ10をプラグイン接続端子3のプラグ4の先端に当接してプラグの先端を初期間隔よりも押し広げる。またリブ10をサブカバーに設けてベース1に取り付けることもできる。プラグ4の先端が初期間隔よりも押し広げられているため、挿入荷重が少なくなり、母線バーBへの嵌着作業が容易になる。
【選択図】図5
【解決手段】母線バーBに嵌着されるプラグイン接続端子3をベース1に設けたプラグインユニット付回路遮断器であり、ベース1に設けたリブ10をプラグイン接続端子3のプラグ4の先端に当接してプラグの先端を初期間隔よりも押し広げる。またリブ10をサブカバーに設けてベース1に取り付けることもできる。プラグ4の先端が初期間隔よりも押し広げられているため、挿入荷重が少なくなり、母線バーBへの嵌着作業が容易になる。
【選択図】図5
Description
本発明は、プラグイン接続端子を母線バーに嵌着して使用されるプラグインユニット付回路遮断器に関するものである。
プラグインユニット付回路遮断器は、回路遮断器の電源側端子と電気的に接続されたプラグイン接続端子を母線バーに嵌着して使用されるものである。中型以上のプラグインユニット付回路遮断器は、特許文献1に示されるように、回路遮断器本体が搭載されるベースの裏面にプラグイン接続端子を備えた構造のものが一般的である。プラグイン接続端子としては、略U字状のプラグに円弧状のスプリングを組み込み、母線バーの両側面を強固に挟み込む構造が広く用いられている。
大容量の母線バーに嵌着して使用されるプラグインユニット付回路遮断器は、プラグイン接続端子が大型であり、また母線バー自体の幅も広くなっている。このため、プラグイン接続端子を母線バーに嵌着させるために必要な挿入荷重も大きくなり、手の力だけで押し込むことは難しくなっている。
そこで特許文献1の発明では、略U字状のプラグの内側に軸線方向にスライドできる金具を設け、コイルスプリングの力でこの金具をプラグの先端側に弾発することによってプラグ先端を押し広げ、挿入荷重を低減している。この構造によれば、母線バーへの取付け前にプラグの先端を母線バーの幅程度に開いておくことができ、母線バーへの挿入が容易となる。なお母線バーへの挿入によりコイルスプリングに抗して金具はプラグの奥側に押し込まれ、プラグ先端を押し広げる力はなくなるので、プラグイン接続端子と母線バーとの圧着力が損なわれることはない。
このように特許文献1の構造は挿入荷重の低減には有効である。しかしプラグイン接続端子の内部に金具やコイルスプリングを組み込まねばならないため、構造が複雑で部品組み付けの作業性が悪いという問題があった。また圧縮されたコイルスプリングが、プラグイン接続端子を母線バーから離脱させる方向の荷重を加えるため、振動等により離脱する可能性もあった。
特開2004−363066号公報
本発明は上記した従来の問題点を解決し、プラグイン接続端子の挿入荷重を減少させることができ、また母線バーへの挿入後は所定の圧着力を得ることができ、しかも構造が簡単で組み付け作業性も良好なプラグインユニット付回路遮断器を提供するためになされたものである。
上記の課題を解決するためになされた第1の発明は、母線バーに嵌着されるプラグイン接続端子をベースに設けたプラグインユニット付回路遮断器において、プラグイン接続端子のプラグの先端に当接してプラグの先端を初期間隔よりも押し広げるリブを、ベースに設けたことを特徴とするものである。
また同一の課題を解決するためになされた第2の発明は、母線バーに嵌着されるプラグイン接続端子をベースに設けたプラグインユニット付回路遮断器において、プラグイン接続端子のプラグの先端に当接してプラグの先端を初期間隔よりも押し広げるリブを備えたサブカバーを、ベースに取り付けたことを特徴とするものである。
これらの発明のプラグインユニット付回路遮断器においては、プラグイン接続端子のプラグの先端が、ベースまたはサブカバーのリブにより初期間隔(リブのないときのプラグの先端間隔)よりも予め押し広げられているため、初期間隔から母線バーの幅までプラグを押し広げる従来品に比較して、挿入荷重を減少させることができる。また、プラグの先端がリブから離れた後はリブの影響を受けることがないので、プラグイン接続端子と母線バーとの圧着力が損なわれることがないうえに、プラグイン接続端子を母線バーから離脱させる方向の荷重を受けることもない。
以下に各発明の実施形態を示す。
図1〜図5は第1の発明の実施形態を示すもので、図1は母線バーへの取付け前の部分断面図、図2は底面図、図3は図1の要部拡大断面図、図4は母線バーへの取付け後の部分断面図、図5はその要部拡大断面図である。
図1〜図5は第1の発明の実施形態を示すもので、図1は母線バーへの取付け前の部分断面図、図2は底面図、図3は図1の要部拡大断面図、図4は母線バーへの取付け後の部分断面図、図5はその要部拡大断面図である。
図1、図2に示される1は樹脂製のベースであり、その上に回路遮断器本体2が搭載されている。ベース1の裏面(下面)には、母線バーBに対応させてプラグイン接続端子3が設けられている。プラグイン接続端子3は弾性金属からなる逆U字状のプラグ4と、このプラグ4の先端を内側に弾発する円弧状のスプリング5を備えたものであり、ベース1の内部に組み込まれた導体6にネジ7によって固定されている。導体6の他端は回路遮断器本体2の電源側端子に接続されている。また図2に示されるように、プラグイン接続端子3はブレーカの極数に対応させて設けられており、この実施形態では3ケ所にプラグイン接続端子3が配置されている。
図3に拡大して示したように、ベース1の裏面にはプラグイン接続端子3の両外側に垂下する壁面8が一体に形成されており、その先端を内側に屈曲させたうえ、更に上向きに屈曲させ、プラグイン接続端子3のプラグ4の先端の外向きガイド部9に当接するリブ10を形成してある。これらのリブ10は、プラグ4の先端をスプリング5に抗して初期間隔よりも押し広げるが、その押し広げ幅は母線バーBの幅よりも狭くなるように設定されている。
このように構成された第1の発明のプラグインユニット付回路遮断器は、図4、図5に示すようにプラグイン接続端子3を母線バーBに嵌着して使用されるものであるが、ベース1の裏面のリブ10によって予めプラグ4の先端が初期間隔よりも押し広げられているため、母線バーBを図5のようにプラグ4の内部にまで挿入するために必要な挿入荷重が、リブ10のない場合よりも少なくなり、母線バーBへの嵌着作業が容易になる。しかも母線バーBによってプラグ4の先端が押し広げられ、リブ10から離れた後はリブ10の影響がなくなり、プラグ4はスプリング5により設定された所定の圧着荷重で母線バーBの側面に圧着される。
この構造はベース1の裏面にリブ10を一体に形成しておくだけでよいため、特許文献1のようにプラグイン接続端子3の構造が複雑化することはなく、組み付け作業も容易である。
図6以下は第2の発明の実施形態を示す図であり、図6は母線バーへの取付け前の部分断面図、図7は図6の要部拡大断面図、図8はサブカバー装着前の斜視図、図9はサブカバー装着後の斜視図、図10は母線バーへの取付け後の要部拡大断面図である。
前記した第1の発明ではリブ10をベース1に一体的に形成したが、第2の発明ではサブカバー11にリブ10を形成した。サブカバー11は図8に示すように中が空洞のU字状のブロックであり、ネジ12によってベース1の裏面の垂下壁13内に装着されている。なおこの部分は充電部に近い位置であるため、サブカバー11のネジ取り付け部14は図示のようにネジ12の外側を覆う形状となっている。
このサブカバー11の下端部も前記と同様に屈曲されて、プラグイン接続端子3のプラグ4の先端の外向きガイド部9に当接するリブ10を形成してある。これによりプラグ4の先端が予め押し広げられ、図10のように母線バーBをプラグ4の内部にまで挿入するために必要な挿入荷重が少なくなり、母線バーBへの嵌着作業が容易になる。また母線バーBによってプラグ4の先端が押し広げられ、リブ10から離れた後はリブ10の影響がなくなることも、第1の発明と同様である。
しかし、ベース1よりもサブカバー11の方が小さいためにひねり等の変形が生じにくく、第1の発明よりも精度よくプラグ4の先端を押し広げることができる利点がある。
以上に説明したように、これらの発明によれば母線バーBへの挿入荷重を減少させることができ、装着作業が容易となるうえに、プラグ4の先端がリブ10から離れた後はリブ10の影響を受けることがないので、プラグイン接続端子3と母線バーBとの圧着力が損なわれることがない利点がある。またプラグイン接続端子3の内部に他の部品を組み込む必要がないため、組み付け作業が容易となる。
1 ベース
2 回路遮断器本体
3 プラグイン接続端子
4 プラグ
5 スプリング
6 導体
7 ネジ
8 壁面
9 外向きガイド部
10 リブ
11 サブカバー
12 ネジ
13 垂下壁
14 ネジ取り付け部
B 母線バー
2 回路遮断器本体
3 プラグイン接続端子
4 プラグ
5 スプリング
6 導体
7 ネジ
8 壁面
9 外向きガイド部
10 リブ
11 サブカバー
12 ネジ
13 垂下壁
14 ネジ取り付け部
B 母線バー
Claims (2)
- 母線バーに嵌着されるプラグイン接続端子をベースに設けたプラグインユニット付回路遮断器において、プラグイン接続端子のプラグの先端に当接してプラグの先端を初期間隔よりも押し広げるリブを、ベースに設けたことを特徴とするプラグインユニット付回路遮断器。
- 母線バーに嵌着されるプラグイン接続端子をベースに設けたプラグインユニット付回路遮断器において、プラグイン接続端子のプラグの先端に当接してプラグの先端を初期間隔よりも押し広げるリブを備えたサブカバーを、ベースに取り付けたことを特徴とするプラグインユニット付回路遮断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006305042A JP2008123779A (ja) | 2006-11-10 | 2006-11-10 | プラグインユニット付回路遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006305042A JP2008123779A (ja) | 2006-11-10 | 2006-11-10 | プラグインユニット付回路遮断器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008123779A true JP2008123779A (ja) | 2008-05-29 |
Family
ID=39508323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006305042A Withdrawn JP2008123779A (ja) | 2006-11-10 | 2006-11-10 | プラグインユニット付回路遮断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008123779A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010010015A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Kawamura Electric Inc | 回路遮断器の端子構造 |
-
2006
- 2006-11-10 JP JP2006305042A patent/JP2008123779A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010010015A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Kawamura Electric Inc | 回路遮断器の端子構造 |
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Legal Events
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20100202 |