JP2008116129A - 暖冷房システム - Google Patents

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JP2008116129A
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Daisuke Asagiri
大介 朝桐
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Abstract

【課題】大容量の蓄熱材を設ける必要がなく、しかも室温の制御も簡単に行える暖冷房システムを提供する。
【解決手段】建物6の床下11に形成した通気層12と、この通気層12に設けた蓄熱材16と、建物の部屋13の暖冷房を行う暖冷房器20とを備え、暖冷房器20から送風される空気を通気層12へ循環させる循環ダクト21,22と吸気ダクト20Aと送風ダクト20Bと、暖冷房器20から送風される空気を部屋13へ循環させる循環ダクト23,24と、部屋13の空気を通気層12へ循環させる循環ダクト21,22と循環ダクト23,24とを切り換え可能に設けた。
【選択図】図1

Description

この発明は、建物の床下に形成した通気層に蓄熱材を設けた暖冷房システムに関する。
従来から、建物の床下に設けた蓄熱槽と、ヒートポンプとを備えた暖冷房システムが知られている(特許文献1参照)。
かかる暖冷房システムは、土間コンクリートに冷温水管を埋設し、ヒートポンプで加熱された温水または冷却された冷水を冷温水管へ循環させて、土間コンクリートに蓄熱または蓄冷するようになっている。そして、暖房または冷房を行う場合には、空気を蓄熱槽へ送り込んで熱交換し、この熱交換した空気を部屋に送り込んで暖房または冷房を行うものである。
特開平9−324936号公報
しかしながら、この暖冷房システムにあっては、蓄熱槽で蓄熱された蓄熱だけで暖房や冷房を行うものであるから、蓄熱槽は大容量が必要であり、また、室温制御も難しいという問題があった。
この発明の目的は、大容量の蓄熱材を設ける必要がなく、しかも室温の制御も簡単に行える暖冷房システムを提供することにある。
請求項1の発明は、建物の床下に形成した通気層と、この通気層に設けた蓄熱材と、建物の部屋の暖冷房を行う暖冷房器とを備えた暖冷房システムであって、
前記暖冷房器から送風される空気を前記通気層へ循環させる第1循環風路と、
前記暖冷房器から送風される空気を前記部屋へ循環させる第2循環風路と、
前記部屋の空気を前記通気層へ循環させる第3循環風路とを切り換え可能に設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、夜間の間、第1循環風路に切り換えられて、前記暖冷房器によって蓄熱材が蓄熱または蓄冷し、
日中の間、前記暖冷房器の動作が停止されるとともに第3循環風路に切り換えられて、前記蓄熱材からの放熱または放冷によって部屋の暖房または冷房が行われることを特徴とする。
請求項3の発明は、前記蓄熱材に蓄熱または蓄冷された熱量が所定以下になったとき、第2循環風路に切り換えられて、前記暖冷房器によって部屋の暖房または冷房が行われることを特徴とする。
この発明によれば、大容量の蓄熱材を設けずに部屋の暖冷房を行うことができ、しかも部屋の温度制御も簡単に行える。
以下、この発明に係る暖冷房システムの実施の形態である一実施例を図面に基づいて説明する。
暖冷房システム10は、図1に示すように、建物6の床下11に形成した通気層12と、部屋13に設けた暖冷房器20と、暖冷房器20と通気層12とを連通した循環ダクト21,22と、部屋13と暖冷房器20とを連通する循環ダクト23,24と、切換弁25,26等とを備えている。
通気層12は、図2に示すように、断熱材15の上に蓄熱材16を重ねて一体化したものである。蓄熱材16はNaNH3・10H2Oやコンクリートやパラフィンなどである。
また、通気層12には送風ファン18(図1参照)が設けられており、空気を矢印方向へ流すようになっている。通気層12の下流には蓄熱材16の温度すなわち蓄熱量を検出する温度センサS1が設けられている。
暖冷房器20の吸気ダクト20Aは切換弁25を介して循環ダクト21に接続され、暖冷房器20の送風ダクト20Bは切換弁26を介して循環ダクト22に接続されている。
切換弁25は、図示しない弁の切り換により循環ダクト21と吸気ダクト20Aとを連通したり、循環ダクト21と循環ダクト23とを連通したり、循環ダクト23と吸気ダクト20Aとを連通したりするものである。
切換弁26は、図示しない弁の切り換により循環ダクト22と送風ダクト20Bとを連通したり、循環ダクト22と循環ダクト24とを連通したり、循環ダクト24と送風ダクト20Bとを連通したりするものである。
そして、循環ダクト21,22と吸気ダクト20Aと送風ダクト20Bとで第1循環風路が形成され、吸気ダクト20Aと送風ダクト20Bとで第2循環風路が形成され、循環ダクト21,22と循環ダクト23,24とで第3循環風路が形成されている。
循環ダクト21,22は部屋13の壁13A内に設けられている。また、部屋13には操作部40が設けられており、この操作部40には暖房や冷房を設定する設定ボタン(図示せず)や部屋13の温度を設定する設定ボタン(図示せず)やタイマを設定する設定ボタン(図示せず)などが設けられている。S2は部屋13の温度を検出する温度センサである。7は床であり、8,9は基礎である(図2参照)。
図3は暖冷房システム10の制御系の構成を示したブロック図である。図3において、50はCPUなどから構成される制御装置であり、この制御装置50は操作部の操作や温度センサS1,S2の検出温度に基づいて暖冷房器20や切換弁25,26や送風ファン18を制御するものである。
次に、上記のように構成される暖冷房システム10の動作について説明する。
操作部40の操作ボタンを操作して例えば暖房モードを設定する。そして、夜間になると、切換弁25,26が切り換えられて循環ダクト21と吸気ダクト20Aとが連通され、循環ダクト22と送風ダクト20Bとが連通される。また、暖冷房器20が暖房運転され、暖冷房器20の送風ダクト20Bから暖められた空気が送風され、この暖められた空気が循環ダクト22を介して通気層12に送り込まれていく。
この通気層12に送り込まれた空気は、さらに送風ファン18によって図1の矢印方向に示すように蓄熱材16の上面に沿って流れていき、この蓄熱材16の上面に沿って流れた空気は循環ダクト21を介して暖冷房器20へ循環していく。この循環により、空気の熱が蓄熱材16に蓄熱されていく。すなわち、深夜電力を利用して蓄熱材16に蓄熱するので電気代を節約することができる。
そして、所定時刻になると暖冷房器20および送風ファン18の駆動が停止される。
日中になると、切換弁25,26が切り換わって循環ダクト21と循環ダクト23とが連通され、循環ダクト22と循環ダクト24とが連通される。また、送風ファン18が駆動される。なお、深夜や日中等の判断は図示しない内部時計の時刻に基づいて制御装置50が判断していく。
そして、送風ファン18の駆動により、図4に示すように部屋13の空気が循環ダクト24から吸引されて循環ダクト22を介して通気層12に送り込まれていく。この通気層12に送り込まれた空気は蓄熱材16に暖められて循環ダクト21,23を介して部屋13へ循環していく。この循環により部屋13の暖房が行われる。
蓄熱材16に蓄熱されている蓄熱量が少なくなってきたとき、すなわち温度センサS1が検知する温度が所定温度以下になっとき、制御装置50は送風ファン18の駆動を停止させるとともに、切換弁25,26を切り換えて循環ダクト23と吸気ダクト20Aとを連通し、循環ダクト24と送風ダクト20Bとを連通する。そして、暖冷房器20を動作させる。この暖冷房器20の動作により、部屋13の暖房が行われる。
このように、蓄熱材16の残熱量が不足しても暖冷房器20が駆動されるので、部屋13の暖房を確実に行うことができ、このため大容量の蓄熱材16を必要としない。
また、通気層12へ空気が送り込まれていない間、蓄熱材16から熱が放熱されるが、この放熱によって床7が暖められるので蓄熱材16に蓄熱された熱は無駄になることがな。また、床7が暖められることにより快適性の高い住環境となる。
上記実施例では、夜間の間、部屋13の暖房を行わずに暖冷房器20で加熱された空気を通気層12だけに送り込んでいるが、切換弁25,26の切り換えにより図6の実線と破線の矢印で示すように、蓄熱材16の蓄熱と、部屋13の暖房とを交互に行うようにすれば、部屋13の暖房を行いながら蓄熱材16の蓄熱を行うことができる。
また、蓄熱材16の蓄熱を利用した部屋13の暖房と、暖冷房器20による暖房とを交互に行うようにすれば、部屋13の温度制御が容易なものとなる。
また、上記実施例では、部屋13を暖房する場合について説明したが、冷房する場合も上記と同様に行えばよいので、その説明は省略する。
上記実施例では、断熱材15と蓄熱材16とを一体化させているので、低コストで施工性が向上する。
この発明の暖冷房システムの構成を概念的に示した説明図である。 図1に示す通気層を示した説明図である。 図1の暖冷房システムの制御系の構成を示したブロック図である。 蓄熱を利用した暖房時の空気の流れを示した説明図である。 暖冷房器による部屋の暖房時の空気の流れを示した説明図である。 蓄熱材の蓄熱と部屋の暖房とを交互に行ったときの空気の流れを示した説明図である。
符号の説明
6 建物
10 暖冷房システム
11 床下
12 通気層
16 蓄熱材
20 暖冷房器
20A 吸気ダクト
20B 送風ダクト
21〜24 循環ダクト

Claims (3)

  1. 建物の床下に形成した通気層と、この通気層に設けた蓄熱材と、建物の部屋の暖冷房を行う暖冷房器とを備えた暖冷房システムであって、
    前記暖冷房器から送風される空気を前記通気層へ循環させる第1循環風路と、
    前記暖冷房器から送風される空気を前記部屋へ循環させる第2循環風路と、
    前記部屋の空気を前記通気層へ循環させる第3循環風路とを切り換え可能に設けたことを特徴とする暖冷房システム。
  2. 夜間の間、第1循環風路に切り換えられて、前記暖冷房器によって蓄熱材が蓄熱または蓄冷し、
    日中の間、前記暖冷房器の動作が停止されるとともに第3循環風路に切り換えられて、前記蓄熱材からの放熱または放冷によって部屋の暖房または冷房が行われることを特徴とする請求項1に記載の暖冷房システム。
  3. 前記蓄熱材に蓄熱または蓄冷された熱量が所定以下になったとき、第2循環風路に切り換えられて、前記暖冷房器によって部屋の暖房または冷房が行われることを特徴とする請求項2に記載の暖冷房システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014156151A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 パナソニック株式会社 冷暖房装置

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