JP2008115823A - 車両運転支援システム - Google Patents

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    • Y02T10/40Engine management systems

Abstract

【課題】道路状況に応じて、停止している車両のエンジンの停止、始動を制御できる車両運転支援システムを提供する。
【解決手段】車両が停止することを検出する車両停止検出手段11と、オートフォーカス機構を有するTVカメラ18を備え、車両の進行方向の道路状況を撮像した画像データを検出する画像検出手段12と、車両停止検出手段11から車両の停止信号を受信し、画像データに基づいて、車両の進行方向に信号機、踏切またはブレーキランプが点灯した先行車両のいずれかを検出し、検出結果に応じて、車両のエンジンを停止させるか否かの第1の判断と、前記停止したエンジンを始動させるか否かの第2の判断とを行う画像解析手段13と、第1および第2の判断結果に基づいて、車両のエンジンを停止および始動させるエンジン制御手段14と、を具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両運転支援システムに関する。
車両が道路状況、例えば信号待ち、踏切、渋滞等により一時停止したときに、一般には運転手はエンジンを停止することなく、アイドリング状態で待機している。
車両が停止しているにもかかわらず、アイドリング状態で待機することにより、燃料が無駄に消費されるだけでなく、二酸化炭素(CO)などの地球温暖化物質や、窒素酸化物(NO)などの人体に有害なガスが排出される。
そのため、「アイドリングストップ」が奨励されているが、運転者の自己判断にまかされているため、バス等の一部の車両で実施されているに過ぎない。
これに対して、運転者が意識しなくても、信号待ちあるいは先行車両の停止に伴って停止したときに、自動的にエンジンを停止し、青信号になる直前あるいは先行車両の発進に伴って、停止したエンジンを始動させるシステムが知られている(例えば特許文献1、または特許文献2参照)。
特許文献1に開示された交通信号機を利用したアイドリング制御信号送信システムは、交通信号機の制御回路ボックス内から赤信号情報が回路に送られる。制御回路は、赤信号点灯波形をn分割し、赤信号点灯波形が基準時間以上の長さの場合、第1の分割部分でアイドリング停止のためのストップ信号を発生し、最後の分割部分(青信号になる直前)でエンジンを始動させるスタート信号を発生する。
赤信号で止まった車は光ビーコン送信器から該制御信号を受け取り、自動的にエンジンのアイドリング状態がストップし、再度エンジンが始動する。
然しながら、特許文献1に開示された交通信号機を利用したアイドリング制御信号送信システムは、システムが整備されていない交通信号機では利用することができず、全ての信号機にシステムを整備するには、多大な時間と費用を要するという問題がある。
特許文献2に開示されたアイドル制御装置は、レーザレーダにより先行車との車間距離を導出し、先行車の停止及び発進を検知する先行車検知部と、先行車検知部の出力から先行車が停止したか発進したかを判断し、先行車が停止したと判断される状態で自車が停止したかどうかを判断する判断部と、判断部により自車が停止したと判断されるときに自車のエンジンを停止状態に制御するエンジン制御部とを具備している。
然しながら、特許文献2に開示されたアイドル制御装置は、先行車のみを対象にしており、信号機や踏切などで停止する場合には対応できないという問題がある。
また、撮像手段により撮像した画像を処理し、その画像の時間的な変化から車間距離を導出する画像像処理装置が記載されているが、具体的には何ら開示していない。
更に、車両が停止すべき状況を確実に検出し、その時に限って車両を停止させるための運転支援を行なう車両運転支援装置が知られている(例えば特許文献3参照)。
特許文献3に開示された車両運転支援装置は、CCDカメラが撮像した画像信号に対してテンプレートマッチングによる画像認識処理を施し、自車両が停止すべきことを示す特定対象物(先行車両の発光しているブレーキランプ、赤信号となっている信号機、一時停止を指示する道路標識等)を抽出する。
そして、複数の特定対象物が抽出された場合に限って、車両を停止させるための運転支援に関する処理を実行している。
然しながら、特許文献3に開示された車両運転支援装置は、交差点等における追突防止を目的として、走行中の車両を停止させるためのものであり、「アイドリングストップ」については何ら開示していない。
特開2001−28096号公報 特開2000−45819号公報 特開2005−170154号公報
本発明は、道路状況に応じて、停止している車両のエンジンの停止、始動を制御できる車両運転支援システムを提供する。
本発明の一態様の車両運転支援システムは、車両が停止することを検出する車両停止検出手段と、オートフォーカス機構を有するTVカメラを備え、前記車両の進行方向の道路状況を撮像した画像データを検出する画像検出手段と、前記車両停止検出手段から前記車両の停止信号を受信し、前記画像データに基づいて、前記車両の進行方向に信号機、踏切またはブレーキランプが点灯した先行車両のいずれかを検出し、前記検出結果に応じて、前記車両のエンジンを停止させるか否かの第1の判断と、前記停止したエンジンを始動させるか否かの第2の判断とを行う画像解析手段と、前記第1および第2の判断結果に基づいて、前記車両のエンジンを停止および始動させるエンジン制御手段と、を具備することを特徴としている。
本発明によれば、道路状況に応じて、停止している車両のエンジンの停止、始動を制御できる車両運転支援システムが得られる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
本発明の実施例に係る車両運転支援システムについて、図1および図2を用いて説明する。図1は車両運転支援システムの構成を示すブロック図、図2は車両運転支援システムの動作を示すフローチャートである。
図1に示すように、本実施例の車両運転支援システム10は、車両が停止することを検出する車両停止検出手段11と、車両の進行方向の道路状況を撮像した画像データを検出する画像検出手段12と、車両停止検出手段11からの停止信号を受信し、画像データに基づいて、車両の進行方向に信号機、踏切またはブレーキランプが点灯した先行車両のいずれかを検出し、検出結果に応じて、車両のエンジンを停止させるか否かの第1の判断と停止したエンジンを始動させるか否かの第2の判断とを行う画像解析手段13と、第1および第2の判断結果に基づいて、車両のエンジンを停止および始動させるエンジン制御手段14と、を具備している。
車両停止検出手段11は、例えば車速センサ15と、ブレーキセンサー16とを具備している。
車速センサ15は車両の走行速度がゼロであることを検出し、ブレーキセンサー16は運転者がブレーキシステム17を作動させていることを検出する。
車速センサ15およびブレーキセンサー16の両方の出力に基づいて、車両が停止していると判断され、車両停止信号が画像解析手段13に出力される。
画像検出手段12は、オートフォーカス機構を有し、撮像素子として例えばCCD(Charge Coupled device)を用いたTVカメラ18と、オートフォーカスおよびカメラの動作を制御するAF/カメラ制御部19を有し、車両の進行方向の道路状況を撮像した画像データを検出する。
道路状況を特定する対象物には、比較的遠方に位置する信号機や踏切と、比較的直近に位置するブレーキランプが点灯した先行車両がある。
従って、オートフォーカス機構を有するTVカメラ18は、比較的遠方に位置する信号機、踏切を撮像する用途と、比較的直近に位置するブレーキランプが点灯した先行車両を撮像する用途に応じて、焦点距離が異なる光学レンズ系を有し、且つ少なくとも焦点距離の短い方の光学レンズ系にオートフォーカス機構を備えていることが望ましい。これにより、それぞれ最適な画像データを得ることができる。
画像解析手段13は、画像検出手段12からの画像データをデジタルデータに変換するアナログデジタル変換部20と、デジタル変換された画像データを記憶する画像記憶部21と、画像データから信号機、踏切、ブレーキランプが点灯した先行車両をパターンマッチングにより検出するための画像処理プロセッサーと、検出結果に応じてエンジンの停止/始動を判断するマイクロプロセッサとを有する演算部22と、演算データを一時記憶するデータ記憶部23と、演算部の処理手順を記憶したプログラム記憶部24と、外部とのデータや信号をやり取りするインターフェイス25とを具備している。
エンジン制御手段14は、電子制御回路26と、エンジン制御ユニット27とを具備し、電子制御回路26は画像解析手段からエンジン28の停止信号を受信すると、エンジン制御ユニット27を駆動してエンジン28を停止させる。
同様に、電子制御回路26は画像解析手段からエンジン28の始動信号を受信すると、エンジン制御ユニット27を駆動してエンジン28を始動させる。
更に、画像解析手段13は、車両にカーナビゲーションシステム30が装備されている場合に、インターフェイス25を介してカーナビゲーションシステム30から現在地の地図に登録されている信号機および踏切の設置場所の情報を事前に得ることができる。
図2に示すように、運転者は赤信号、踏切、またはブレーキランプが点灯した先行車両を認識すると、認識した状況に応じてフットブレーキを踏んで減速し、車両を停止させる。
車両停止検出手段11が、車両の停止を検出すると(ステップS01)、画像検出手段12が、車両の進行方向の道路状況の画像データを検出する(ステップS02)。
次に、画像解析手段13が、画像データに基づいて、車両の進行方向に赤色点灯している信号機、赤色点滅している踏み切り、ブレーキランプが点灯している先行車両のいずれかを検出する(ステップS03)。
次に、検出結果が、信号機の場合に(ステップS04のYes)、信号機用アイドリングストップ動作を選択する(ステップS05)。
検出結果が、踏切の場合に(ステップS06のYes)、踏切用アイドリングストップ動作を選択する(ステップS07)。
検出結果が、ブレーキランプが点灯している先行車両の場合に(ステップS08のYes)、ブレーキランプが点灯している先行車両用アイドリングストップ動作を選択する(ステップS09)。
次に、選択されたアイドリングストップ動作に従い、エンジン28を停止させるか否かの第1の判断を行う(ステップS10)。
エンジン28を停止させる場合に(ステップS10のYes)、エンジン制御手段14にエンジン停止信号を送出してエンジン28を停止する(ステップS11)。一方、エンジン28を停止しない場合は(ステップS10のNo)、車両運転支援を終了する。
次に、選択されたアイドリングストップ動作に従い、エンジン28を始動させるか否かの第2の判断を行う(ステップS12)。
エンジン28を始動させる場合に(ステップS12のYes)、エンジン制御手段14にエンジン始動信号を送出してエンジン28を始動する(ステップS13)。
一方、エンジン28を始動しない場合に(ステップS12のNo)、ステップ12に戻り、エンジン28を始動する条件が満たされるまで、ステップ12を繰り返す。
図3乃至図9を用いて、検出結果に応じて選択されたアイドリングストップ動作について具体的に説明する。
図3は信号機が設置された交差点における第1の道路状況を示す模式図、図4は信号機用アイドリングストップ動作を示すフローチャートである。
図3に示すように、第1の道路状況40は、第1道路41と第2道路42が交差する交差点43において、第1道路41側に第1信号機44が設置され、第2道路42側に第2信号機45が設置されている。
第1信号機44は赤信号であり、第1車両46が交差点43の手前で停止している。第2信号機45は青信号であり、第2車両47が交差点43内を走行している。
図4に示すように、運転支援システム10は、第1車両46の車速が、例えば10km/h以下になるとモニタ動作を開始する。
即ち、車両停止検出手段11は、車速が10km/hに減速されたのを検知すると(ステップS20)、画像解析手段13は、カーナビゲーションシステム30から現在地の地図に登録されている信号機の情報を入手し(ステップS21)、画像検出手段12のTVカメラ18を起動し(ステップS22)、交差点43の手前での減速かを判断し(ステップS23)、第1信号機44をモニタできるようにTVカメラ18のフォーカスを合わせる(ステップS24、S25)。
次に、画像検出手段12により検出された画像データに基づいて、第1車両46の進行方向に信号機があることが検出される(ステップS26)。
ここで、検出結果をカーナビゲーションシステム30のモニタに表示し、運転者が確認できるようにしておくことが望ましい。
次に、第1車両46のエンジン28を停止させるか否かの第1の判断処理に進む。
即ち、第1信号機44が赤信号と判断されると(ステップS27)、第1信号機44が矢印つき信号機で無いことがチェックされる(ステップS28)。
矢印つき信号機で無い場合に(ステップS28のYes)、車両が停止したことを検知してから(ステップS29)、エンジン28を停止させる旨をカーナビゲーションシステム30のモニタ画面に表示して(ステップS30)、エンジン28を停止させる(ステップS31)。
一方、第1信号機44が矢印つき信号機の場合は(ステップS28のNo)、矢印が点灯しているか否かがチェックされる(ステップS32)。
矢印が点灯している場合に(ステップS32のYes)、矢印の方向と点滅するウインカーが指示する第1車両46の進行方向とが一致しているか否かがチェックされる(ステップS33)。
矢印の方向と点滅するウインカーが指示する第1車両46の進行方向とが一致していない場合に(ステップS33のNo)、ステップS29に行く。
これは、第1信号機44が赤信号でも進行できることを示す矢印を有する場合に、ウインカーと連動させることにより、矢印の方向と第1車両46の進行方向とが一致しているか否かで、アイドリング停止等の判断をさせるためである。
次に、第1車両46のエンジン28を始動させるか否かの第2の判断処理に進む。
即ち、第1信号機44が青信号か、または矢印が点灯しているか否かがチェックされる(ステップS34)。
第1信号機44が青信号か、または矢印が点灯している場合に(ステップS34のYes)、ステップS35へ行く。
第1信号機44が青信号の場合に(ステップS35のNo)、エンジン28を始動させ(ステップS37)、通常動作に切り換える。
第1信号機44の矢印が点灯している場合に(ステップS35のYes)、矢印の方向と点滅するウインカーの指示する第1車両46の進行方向とが一致しているか否かがチェックされる(ステップS36)。
矢印の方向と点滅するウインカーの指示する第1車両46の進行方向とが一致している場合に(ステップS36のYes)、ステップS37へ行き、エンジン28を始動させる。
一方、矢印の方向と点滅するウインカーの指示する第1車両46の進行方向とが一致していない場合に(ステップS36のNo)、ステップS34に戻る。
これにより、第1信号機44が赤信号のときに、自動的にエンジン28を停止させることができるので、運転者が意識することなく、アイドリングストップを行うことが可能である。
また、第1信号機44が青信号になってからエンジン28を始動させるので、見切り発車を防止し、信号切換り時の急発進による事故も防ぐことができる。
図5は踏切における第2の道路状況を示す模式図、図6は踏切用アイドリングストップ動作を示すフローチャートである。
図5に示すように、第2の道路状況50は、道路51と鉄道52とが交差する踏切53に警報機54が設置されている。
警報機54は赤色灯が点滅し、電車55が踏切53を通過しようとしている。車両56が踏切53の手前で停止している。
図6に示すように、カーナビゲーションシステム30と連動させることにより、現在地の地図に登録されている踏切の情報を入手し(ステップS40)、踏切53付近に近づいているか否かを判断する(ステップS41)。
カーナビゲーションシステム30のディスプレイに表示されている地図が、詳細モードか否かをチェックし(ステップS42)、詳細モードでない場合は(ステップS42のNo)、詳細モードに切替え(ステップS43)、踏切53への接近案内をディスプレイに表示させる(ステップS44)。
車両がさらに踏切53に接近すると、カーナビゲーションシステム30は踏切接近の警告音もしくは案内を音声で運転者に知らせる(ステップS45)。
車速が10km/h以下か否かがチェックされ(ステップS46)、車速が10km/h以下であれば(ステップS46のYes)、カーナビゲーションシステム30と連動して、TVカメラ18が起動され(ステップS47)、TVカメラ18が踏切53の警報機54を認識できるか否かがチェックされ(ステップS48)、TVカメラ18が踏切53を認識できると(ステップS48のYes)、TVカメラ18が適切な位置に踏切53の警報機54を捉えているか否かがチェックされ(ステップS49)、TVカメラ18の位置合わせが必要な場合に(ステップS49のYes)、TVカメラ18の位置調整を行う(ステップS50)。
これにより、TVカメラ18が踏切53の警報機54を正しく認識することができる(ステップS51)。
次に、車両が停止したか否かがチェックされる(ステップS52)。車両が停止すると(ステップS52のYes)、車両56のエンジン28を停止させるか否かの第1の判断処理に進む。
即ち、踏切53の警報機54の赤色灯が点滅しているか否かをチェックし、踏切が稼動しているか否かを判断する(ステップS53)。
踏切が稼動している場合に(ステップS53のYes)、遮断機が降りているか否かがチェックされ(ステップS54)、遮断機が降りている場合に(ステップS54のYes)に、エンジン28を停止する(ステップS55)。
次に、車両56のエンジン28を始動させるか否かの第2の判断処理に進む。
次に、遮断機が上がったか否かがチェックされ(ステップS56)、遮断機が上がった場合に(ステップS56のYes)、エンジン28を始動する(ステップS57)。
一方、遮断機が認識されない場合(ステップS54のNo)、TVカメラ18が踏切53の警告灯の点滅(踏切稼動)を認識した際は(ステップS58のYes)、エンジン28を停止する(ステップS559)。
次に、踏切53の警告灯の点滅が停止したか否かがチェックされ(ステップS60)、点滅が停止すると(ステップS60のYes)、数秒間ウェイトした後(ステップS61)、ステップ57へ行き、エンジン28を始動させる。
踏切信号点滅停止確認後数秒間(2〜5秒ぐらい)の間隔を置いて、エンジン28を始動しているのは、車両56が先頭車両ではない場合に、TVカメラ18による遮断機の認識が不可能なので、エンジン28の始動が先頭車両より早くなることを防止し、見切り発車による追突を防ぐためである。
図7はブレーキランプが点灯している先行車両がある第3の道路状況を示す模式図で、図7(a)乃至図7(g)はその時間変化を示す図、図8はブレーキランプが点灯している先行車両用アイドリングストップ動作を示すフローチャートである。
図7(a)に示すように、第3の道路状況60は、先行車両61のブレーキランプ62が点灯している。
その後、図7(b)に示すように、先行車両61の運転者がフットブレーキを踏み続け、図7(c)に示すように、先行車両61が停車し続ける場合がある。
一方、図7(d)、図7(e)に示すように、先行車両61の運転者がフットブレーキを解除して、ブレーキランプ64が消灯する場合がある。
その後、図7(f)に示すように、先行車両61の運転者がサイドブレーキを引き、ブレーキランプ64が消灯した状態で、先行車両61が停車し続ける場合がある。
また、図7(g)に示すように、先行車両61の運転者がアクセルを踏み込み、先行車両61が発進する場合がある。
図8に示すように、車速が10km/h以下に減速したか否かをチェックし(ステップS70)、車速が10km/h以下である場合に(ステップS70のYes)、TVカメラ18を起動し(ステップS71)、画像解析手段13を起動し(ステップS72)、先行車両61のブレーキランプ62が点灯しているか否かをチェックし(ステップS73)、先行車両61のブレーキランプ62が点灯している場合(ステップS73のYes)に、自車両のブレーキランプが作動したか否かを確認し(ステップS74)、自車両が停止したことを確認する(ステップS75)。
次に、自車両のエンジン28を停止させるか否かの第1の判断処理に進む。
即ち、先行車両61のブレーキランプ62が継続して点灯しているか否かがチェックされ(ステップS76)、ブレーキランプ62が継続して点灯している場合に(ステップS76のYes)、自車両の停止時間のカウントを開始する(ステップS77)。
次に、自車両が所定時間停止した後、先行車両61のブレーキランプ62が継続して点灯しているか否かがチェックされ(ステップS78)、先行車両61のブレーキランプ62が点灯している場合に(ステップS78のYes)に、先行車両61は停止中と判断され、自車両のエンジン28を停止し(ステップS79)、エンジン28が停止中であることを示すエンジン停止フラグをセットする(ステップS80)。
一方、先行車両61のブレーキランプ62が消灯している場合に(ステップS78のNo)に、先行車両61のナンバープレート認識モードに移行し、先行車両61のナンバープレートがTVカメラ18で認識、例えばナンバープレートの数値が読み取れるか否かを確認する(ステップS81)。
先行車両61のナンバープレートが確認できた場合に(ステップS81のYes)、ステップS85へ行く。
一方、先行車両61のナンバープレートが確認できない場合に(ステップS81のNo)、オートフォーカスのピント合わせ有効時間を設定して(ステップS82)、オートフォーカスにてピント合わせを行い(ステップS83)、有効時間内に先行車両61のナンバープレートが確認できた場合に(ステップS84のYes)、テップS85へ行き、確認できない場合は(ステップS84のNo)、通常動作とする。
次に、エンジン停止フラグの有無を確認し(ステップS85)、エンジン停止フラグがセットされていない場合に(ステップS82のYes)、自車両の停止時間をカウントして所定時間ウェイトする(ステップS86)。
次に、ウェイト中に先行車両61のナンバープレートのフォーカスに変動が無いかがチックされ(ステップS87)、フォーカスの変動が無い場合は(ステップS87のYes)、先行車両61が停車中と判断し、エンジン28を停止する(ステップS88)。
次に、自車両のエンジン28を始動させるか否かの第2の判断処理に進む。
即ち、先行車両61のナンバーモニターを行い(ステップS89)、ステップS87からステップS89を繰り返し、先行車両61が走行開始したか否かをチェックする。
一方、フォーカスの変動がある場合は(ステップS87のNo)、フォーカスの変動量を確認し(ステップS90)、フォーカスの変動量が所定値より小さいか否かがチェックされ(ステップS91)、フォーカスの変動量が所定値より小さい場合に(ステップS91のYes)、先行車両61は停止中であると判断して、ステップ88へ行く。
フォーカスの変動量が所定値より大きい場合に(ステップS91のNo)、エンジン28の停止状況を確認する(ステップS92)。
エンジン28が停止状態であれば(ステップS92のYes)、フットブレーキの状態を確認し(ステップS93)、フットブレーキが踏まれていない場合に(ステップS93のNo)、音声にて運転者に踏込みを促す。これは自車輌の暴走および先行車両61への追突を避けるためである。
一方、フットブレーキの踏込みを確認できた場合に(ステップS93のYes)、エンジン停止フラグをリセットし(ステップS95)、エンジン28をエンジン制御手段14により始動させ(ステップS96)、通常の動作モードに移行する(ステップS97)。
以上説明したように、本実施例の車両運転支援システム10は、オートフォーカス機構を有するTVカメラ18を備え、車両が停止した後に、自車両の進行方向の道路状況を検出し、検出結果に応じて、自車両のエンジン28を停止、始動させている。
その結果、運転車が意識することなく、道路状況に応じて、停止している車両のエンジン28の停止、始動を制御できる車両運転支援システム10が得られる。
ここでは、車両の停止のチェックを開始する走行速度が10km/h以下の場合について説明したが、車両が減速していればよく、特に限定されない。
先行車両61がオートマチック車で、操作レバーをDからPまたはNレンジへシフトしたため、ブレーキランプ62が点灯していないケースが発生する場合がある。
本実施例では、エンジン28を停止する(ステップS79)前に、ブレーキランプの点灯をチェックし(ステップS76)、ナンバープレート認識モードへ移行するので(ステップS81)、先行車両61の操作レバーがDからPおよびNレンジへシフトされたか否かの判断はしなくても、エンジン28を停止させることができる。
また、エンジン28の停止状態からの復帰を自動で行う場合について説明したが、フットブレーキの状態だけでなく、より安全にPレンジへのシフトを音声で促がしたあと、手動で始動させても構わない。
更に、カーナビゲーションシステム30と連動して、検出した第1信号機44などの点灯色をディスプレイに色および文字で表示し、またはスピーカから音声で発することもできる。
これによれば、例えば逆光等で点灯色を認識しづらい場合に、運転者が道路状況を把握するのを支援することも可能である。
また、車両が停止してから画像検出・解析を行う場合について説明したが、車速センサ15で、例えば車速が5km/h以下になったときを検出して画像検出・解析を開始し、車両の停止を確認したら、アイドリングストップ動作を始めてもよい。
本発明の実施例に係る車両運転支援システムの構成を示すブロック図。 本発明の実施例に係る車両運転支援システムの動作を示すフローチャート。 本発明の実施例に係る車両運転支援システムの第1の道路状況を示す模式図。 本発明の実施例に係る車両運転支援システムの信号機用アイドリングストップ動作を示すフローチャート。 本発明の実施例に係る車両運転支援システムの第2の道路状況を示す模式図。 本発明の実施例に係る車両運転支援システムの踏切用アイドリングストップ動作を示すフローチャート。 本発明の実施例に係る車両運転支援システムの第3の道路状況を示す模式図。 本発明の実施例に係る車両運転支援システムのブレーキランプが点灯した先行車両用アイドリングストップ動作を示すフローチャート。 本発明の実施例に係る車両運転支援システムのブレーキランプが点灯した先行車両用アイドリングストップ動作を示すフローチャート。
符号の説明
10 車両運転支援システム
11 車両検出手段
12 画像検出手段
13 画像解析手段
14 エンジン制御手段
15 車速センサ
16 ブレーキセンサー
17 ブレーキシステム
18 TVカメラ
19 AF/カメラ制御部
20 A/D変換部
21 画像記憶部
22 演算部
23 データ記憶部
24 プログラム記憶部
25 インターフェイス
26 電子制御回路
27 エンジン制御ユニット
28 エンジン
30 カーナビゲーションシステム
40 第1道路状況
41 第1道路
42第2道路
43 交差点
44 第1信号機
45 第2信号機
46 第1車両
47 第2車両
48 建物
50 第2道路状況
51 道路
52 鉄道
53 踏切
54 警報機
55 電車
56 車両
60 第3道路状況
62 ブレーキランプ(点灯)
61 先行車両
63 ナンバープレート
64 ブレーキランプ(消灯)

Claims (5)

  1. 車両が停止することを検出する車両停止検出手段と、
    オートフォーカス機構を有するTVカメラを備え、前記車両の進行方向の道路状況を撮像した画像データを検出する画像検出手段と、
    前記車両停止検出手段から前記車両の停止信号を受信し、前記画像データに基づいて、前記車両の進行方向に信号機、踏切またはブレーキランプが点灯した先行車両のいずれかを検出し、前記検出結果に応じて、前記車両のエンジンを停止させるか否かの第1の判断と、前記停止したエンジンを始動させるか否かの第2の判断とを行う画像解析手段と、
    前記第1および第2の判断結果に基づいて、前記車両のエンジンを停止および始動させるエンジン制御手段と、
    を具備することを特徴とする車両運転支援システム。
  2. 前記画像検出手段が、焦点距離が異なる光学レンズ系を有し、且つ少なくとも焦点距離の短い方の光学レンズ系にオートフォーカス機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両運転支援システム。
  3. 前記検出結果が信号機の場合に、前記信号機の信号灯が赤色であるときに前記エンジンを停止し、前記信号灯が赤色から青色に切り替わった後に前記エンジンを始動することを特徴とする請求項1に記載の車両運転支援システム。
  4. 前記検出結果が踏切の場合に、前記踏切の信号灯が点滅しているときに前記エンジンを停止し、前記踏切の信号灯が点滅から非点滅に切り替わり、且つ前記踏切に遮断機があるときは、前記遮断機が上っているときに前記エンジンを始動することを特徴とする請求項1に記載の車両運転支援システム。
  5. 前記検出結果が、ブレーキランプが点灯した先行車両の場合に、前記先行車両のブレーキランプが所定時間点灯しているか、または前記先行車両のナンバープレートに対する前記TVカメラのオートフォーカスの変動がないときに前記エンジンを停止し、前記先行車両のナンバープレートに対する前記TVカメラのオートフォーカスが遠方にシフトしたときに前記エンジンを始動することを特徴とする請求項1に記載の車両運転支援システム。
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