JP2008091840A - 固体撮像装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】開口率の低下を抑制しながらも、所望の特性改善が可能な固体撮像装置を提供する。
【解決手段】固体撮像装置1を、複数の画素1aのうち、少なくとも一部において、フォトダイオード5及びトランジスタと分離された独立第1導電型領域9が設けられ、独立第1導電型領域9が、隣り合う画素間で連続して、かつ、各画素内では不均一に設けられた構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体撮像装置、及びこの固体撮像装置を有する電子機器に関する。
2次元マトリクス状に配列された複数の画素のそれぞれに、フォトダイオードを含む光電変換部が設けられた、固体撮像装置が知られている。
中でも、光電変換部で得られた電子を信号として検出するMOS(Metal-Oxide-Semiconductor)トランジスタを含む増幅回路部を有し、CMOS(Complementary MOS)プロセスで製造される、所謂CMOS型の固体撮像装置は、駆動が低電圧かつ低消費電力でなされることや、周辺回路を含めたワン・チップ化が可能であることなど、多くの長所を有するため、携帯型機器をはじめとする電子機器での搭載が進められている。
図4は、この従来の固体撮像装置の構成を示すブロック図である。
この従来の固体撮像装置101は、画素101aが、2次元マトリクス状(行列状)に複数配置されてなる画素アレイ102と、垂直駆動回路103と、カラム信号処理回路104と、水平駆動回路105と、水平信号線106と、出力回路107と、制御回路108とを有している。
この固体撮像装置101において、画素アレイ102は、2次元マトリクス状に配置された複数の画素101aに対して、画素行ごとに行制御線が図の横方向(左右方向)に配線され、画素列ごとに垂直信号線109が、図の縦方向(上下方向)に配線されている。
この構成による固体撮像装置101では、シフトレジスタなどによって構成される垂直駆動回路103によって、画素アレイ102の各画素101aが行単位で順次選択走査される。これにより、その選択行の各画素に対して、前述した行制御線を通して必要な制御パルスが供給される。
選択行の各画素から出力された信号は、垂直信号線109を通してカラム信号処理回路104に供給される。カラム信号処理回路104は、1行分の画素101aから出力される信号を画素列ごとに受ける。そして、その信号に対し、画素101a固有の固定パターンノイズを除去するCDS(Correlated Double Sampling)や信号増幅等の処理がなされる。
処理がなされた信号は、カラム信号処理回路104の各々からの画素信号として、出力される。具体的には、例えばシフトレジスタなどによって構成される水平駆動回路105により、カラム信号処理回路104の各々が順番に選択されることによって、水平走査パルスφH1〜φHnとして、順次出力される。
なお、出力回路107では、カラム信号処理回路104の各々から水平信号線106を通して順に供給される信号に対して種々の信号処理が施される。この出力回路107での具体的な信号処理としては、例えば、バッファリングが挙げられるが、バッファリングの前処理として、黒レベル調整、列ごとのばらつきの補正、信号増幅、色関係処理なども挙げられる。
また、制御回路108は、固体撮像装置101の動作モードなどを指令するデータを外部から受け取り、また従来の固体撮像装置101の情報を含むデータを外部に出力するとともに、垂直同期信号、水平同期信号、マスタークロック等に基づいて、垂直駆動回路103、カラム信号処理回路104及び水平駆動回路105などの動作の基準となるクロック信号や制御信号などを生成し、垂直駆動回路103、カラム信号処理回路104及び水平駆動回路105などに対して与える。
ここで、画素1aに用いられ得る回路構成としては、例えば図5に示す所謂3トランジスタ型の回路構成が挙げられる。
この回路構成においては、フォトダイオード(PD)のカソード(n領域)が、転送トランジスタTr1を介して増幅トランジスタTr3のゲートに接続される。この増幅トランジスタTr3のゲートと電気的に繋がったノードをフローティング・ディフージョン(FD)と呼ぶ。転送トランジスタTr1はフォトダイオード(PD)とフローティング・ディフュージョン(FD)との間に接続され、ゲートに転送線111を介して転送パルスφTRGが与えられることによりオン状態となり、フォトダイオード(PD)で光電変換された信号電荷をフローティング・ディフージョン(FD)に転送する。
リセットトランジスタTr2は、ドレインが画素電源Vdd1に接続され、ソースがフローティング・ディフージョン(FD)に接続される。リセットトランジスタTr2は、ゲートにリセット線112を介してリセットパルスφRSTが与えられることによってオン状態となり、フォトダイオード(PD)からフローティング・ディフージョン(FD)への信号電荷の転送に先立って、フローティング・ディフージョン(FD)の電荷を画素電源Vdd1に捨てることによりフローティング・ディフージョン(FD)をリセットする。
増幅トランジスタTr3は、ゲートがフローティング・ディフージョン(FD)に接続され、ドレインが画素電源Vdd2に接続され、ソースが垂直信号線113に接続される。増幅トランジスタTr3は、リセットトランジスタTr2によってリセットした後のフローティング・ディフージョン(FD)の電位をリセットレベルとして垂直信号線に出力し、さらに転送トランジスタTr1によって信号電荷を転送した後のフローティング・ディフージョン(FD)の電位を信号レベルとして垂直信号線113に出力する。
なお、画素の駆動に伴い画素電源Vdd1が高レベルと低レベルとに切り換えられる影響を受け、増幅トランジスタTr3のドレインは変動する。
一方、画素101aに用いられ得る他の回路構成としては、例えば図6に示す所謂4トランジスタ型の回路構成が挙げられる。
この回路構成においては、光電変換素子、例えばフォトダイオード(PD)に加えて4つのトランジスタTr1〜Tr4が設けられる。ここで、トランジスタTr1〜Tr4は、例えばNチャネルのMOSトランジスタとして構成される。
フォトダイオード(PD)は、受光した光をその光量に応じた電荷量の光電荷(ここでは、電子)に光電変換する。フォトダイオード(PD)のカソード(N型領域)は、転送トランジスタTr1を介して増幅トランジスタTr3のゲートと接続されている。この増幅トランジスタTr3のゲートと電気的に繋がったノードがフローティングディフュージョン(FD)となる。
横方向の配線、即ち転送線114、リセット線115および選択線116は、同一行の画素について共通となっており、垂直駆動回路によって制御される。但し、画素1aのpウェル電位を固定するためのpウェル配線117は、グランド電位に固定されている。
また、この構成において、転送トランジスタTr1は、フォトダイオード(PD)のカソードとフローティング・ディフュージョン(FD)との間に接続され、ゲートに転送線114を介して転送パルスφTRGが与えられることによってオン状態となり、フォトダイオード(PD)で光電変換された光電荷をフローティング・ディフュージョン(FD)に転送する。
リセットトランジスタTr2は、ドレインが画素電源Vddに、ソースがフローティング・ディフュージョン(FD)にそれぞれ接続され、ゲートにリセット線115を介してリセットパルスφRSTが与えられることによってオン状態となり、フォトダイオード(PD)からフローティング・ディフュージョン(FD)への信号電荷の転送に先立って、フローティング・ディフュージョン(FD)の電荷を画素電源Vddに捨てることによってこのフローティングディフュージョン(FD)をリセットする。
増幅トランジスタTr3は、ゲートがフローティング・ディフュージョン(FD)に、ドレインが画素電源Vddにそれぞれ接続され、リセットトランジスタTr2によってリセットした後のフローティング・ディフュージョン(FD)の電位をリセットレベルとして出力し、さらに転送トランジスタTr1によって信号電荷を転送した後のフローティング・ディフュージョン(FD)の電位を信号レベルとして出力する。
選択トランジスタTr4は、例えば、ドレインが増幅トランジスタTr3のソースに、ソースが垂直信号線118にそれぞれ接続され、ゲートに選択線116を介して選択パルスφSELが与えられることによってオン状態となり、画素101aを選択状態として増幅トランジスタTr3から出力される信号を垂直信号線118に中継する。
図7A及び図7Bは、従来の固体撮像装置101の画素101aの構成を示す、概略上面図と、この概略上面図のA−A線上における断面図である。なお、ここでは、増幅回路部が、前述した4トランジスタ型の回路構成に対応した構成を有する。
図7Aに示すように、従来の画素101aは、電荷蓄積領域を含むフォトダイオードを有する光電変換部(図中x)と、フォトダイオードによって得られた電荷を読み出すトランジスタ(図中Tr1〜Tr4)を有する増幅回路部(図中x)とからなる。光電変換部では、入射光による光電変換を行い、発生した電荷が蓄積される。増幅回路部では、電荷蓄積領域に溜まった電子が、前述した画素の選択に応じて変換増幅される(例えば特許文献1参照)。
光電変換部は、図7Bに示すように、不純物濃度の低い第1導電型(P型)または任意の濃度の第2導電型(N型)の半導体基板(例えばシリコン基板)122の一主面側(本例では上面側)に、高濃度のP型不純物領域123及びN型不純物領域124によるフォトダイオード(光電変換素子)125が設けられた構成を有する。フォトダイオード125は、光電変換部の要部となる埋め込み型フォトダイオードであり、表面の高濃度P型不純物領域123によって暗電流の低減が図られている。
一方、増幅回路部には、前述したフォトダイオード125をソースとする転送トランジスタTr1の、ゲート126を挟んで対向する位置に、この転送トランジスタのドレインとなる高濃度のN型不純物領域127が設けられている。この転送トランジスタの外側には、フォトダイオード125とN型不純物領域127に接して、この主面側に露出しかつP型不純物領域123及びN型不純物領域127よりも深い位置まで、素子分離手段128a及び128bが形成されている。これら素子分離手段128a及び128bは、STI(Shallow Trench Isolation)やLOCOS(Local Oxidation of Silicon)などが挙げられる。
ところで、CMOS型固体撮像装置で改善が望まれる特性の1つに、全画素同時に行われる、フォトダイオードの電子シャッタ動作特性が挙げられる。従来の画素構成による固体撮像装置においては、全画素同時のフォトダイオードのシャッタ動作は、転送トランジスタ(Tr1)及びリセットトランジスタ(Tr2)がON状態とされて、フォトダイオード及びフローティングディフュージョンの電圧が電源電圧Vddに振られることによって行われる。この従来構成による限り、フローティングディフュージョンとフォトダイオードは必ず同時にリセットされることから、フローティングディフュージョンとフォトダイオードとを個別に電圧変動(選定)させることは、不可能である。
しかし、この電子シャッタ動作特性の改善を図るために、基板122の電位を変動させることは、好ましいとは言い難い。これは、CMOS型固体撮像装置の半導体基板122が、周辺の他の回路や素子などと共通の基板として設けられており、半導体基板122の電位が変化すると、周辺の回路や素子に対して悪影響が生じるおそれが強いためである。
また、この電子シャッタ動作特性の改善を図るために、個別の電圧変動を可能とする配線を別途設けた構成も、フォトダイオードの開口率低下を招いてしまうため、好ましくない。これは、別途設けた配線が、増幅回路部の面積拡大を要するためである。
CMOS型固体撮像装置に対して改善が期待される特性は幾つかあるが、この例に代表されるように、CMOS型固体撮像装置は、特性の改善を図る上で、制約が厳しい。
特開2006−120804号公報
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、基板電位の変動に依存することなく、かつ開口率の低下を抑制しながら、特性改善を図ることが可能な固体撮像装置と、この固体撮像装置を有する電子機器を提供することにある。
本発明に係る固体撮像装置は、第1導電型の電荷蓄積領域を含むフォトダイオードと、このフォトダイオードによって得られた電荷を読み出すトランジスタと、を有する画素が、複数、2次元マトリクス状に配列されて撮像領域を構成する固体撮像装置であって、上記複数の画素の少なくとも一部において、上記フォトダイオード及び上記トランジスタと分離された、独立第1導電型領域が設けられ、上記独立第1導電型領域が、隣り合う画素間で連続して、かつ、各画素内では不均一に設けられていることを特徴とする。
この固体撮像装置においては、独立第1導電型領域に、独自の電位を付与することが可能となる。
本発明に係る電子機器は、固体撮像装置を備えた電子機器であって、上記固体撮像装置は、第1導電型の電荷蓄積領域を含むフォトダイオードと、このフォトダイオードによって得られた電荷を読み出すトランジスタと、を有する画素が、複数、2次元マトリクス状に配列されて撮像領域を構成する固体撮像装置であって、上記複数の画素の少なくとも一部において、上記フォトダイオード及び上記トランジスタと分離された、独立第1導電型領域が設けられ、上記独立第1導電型領域が、隣り合う画素間で連続して、かつ、各画素内では不均一に設けられていることを特徴とする。
この電子機器においては、この電子機器の要部となる固体撮像装置において、独立第1導電型領域に、独自の電位を付与することが可能となる。
本発明に係る固体撮像装置によれば、独立第1導電型領域が、隣り合う画素間で連続して、かつ、各画素内では不均一に設けられていることから、基板電位の変動に依存することなく、かつ開口率の低下を抑制しながらも、独立第1導電型領域に付与される電位の選定による、所望の特性改善が可能となる。
本発明に係る電子機器によれば、この電子機器の要部となる固体撮像装置において、独立第1導電型領域が、隣り合う画素間で連続して、かつ、各画素内では不均一に設けられていることから、基板電位の変動に依存することなく、かつ開口率の低下を抑制しながらも、独立第1導電型領域に付与される電位の選定による、所望の特性改善が可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
本実施形態では、本発明に係る固体撮像装置の一例として、カメラや携帯電話などの電子機器の要部となるCMOS型の固体撮像装置について説明する。なお、本実施形態で説明するCMOS型固体撮像装置の全体構成は、図4に示した固体撮像装置101と同様である。
図1A〜図1Cは、それぞれ、本実施形態に係る電子機器の要部となる、本実施形態に係る固体撮像装置の、画素の一例の構成を示す概略上面図と、本実施形態に係る固体撮像装置の、第1及び第2の構成例における概略断面図である。
本実施形態に係る固体撮像装置1は、図1Aに示すように、その画素1aが、電荷蓄積領域を含むフォトダイオード(光電変換素子)を有する光電変換部(図中x´)と、フォトダイオードによって得られた電荷を読み出すトランジスタ(図中Tr1〜Tr4)を有する増幅回路部(図中x´)とからなる。
光電変換部は、任意の不純物濃度の第1導電型(N型)または低濃度の第2導電型(P型)の半導体基板である例えばシリコン基板2の一主面側(本例では上面側)に、高濃度のP型不純物領域3及びN型不純物領域4によるフォトダイオード5が設けられた構成を有する。フォトダイオード5は、光電変換部の要部となる埋め込み型フォトダイオードであり、入射光による光電変換を行う。発生した電荷は、電荷蓄積領域4に蓄積される。また、表面の高濃度P型不純物領域3によって暗電流の低減が図られている。
一方、増幅回路部には、前述したフォトダイオード5をソースとする転送トランジスタTr1の、ゲート6を挟んで対向する位置に、この転送トランジスタのドレインとなる高濃度のN型不純物領域7が設けられている。増幅回路部では、電荷蓄積領域に溜まった電子が、前述した画素の選択に応じて変換増幅される。
また、転送トランジスタTr1の外側には、フォトダイオード5とN型不純物領域7に接して、この主面側に露出しかつP型不純物領域3及びN型不純物領域7よりも深い位置まで、素子分離手段8a及び8bが形成されている。これら素子分離手段8a及び8bの具体例としては、STI(Shallow Trench Isolation)やLOCOS(Local Oxidation of Silicon)などが挙げられる。
更に、本実施形態に係る固体撮像装置は、フォトダイオード及びトランジスタと分離された、独立第1導電型領域(本実施形態では独立N型領域)9が設けられている。
以下、この独立N型領域9の配置形状について、第1構成例及び第2構成例を挙げて、説明する。
図1Bに、本実施形態に係る固体撮像装置の第1の構成例として、独立N型領域9の配置形状に関する、画素1aの概略断面図を示す。
この第1の構成例において、この独立N型領域9は、複数の画素1aがマトリクス状に配列される2次元平面とは直交する深さ方向に関して、フォトダイオード5の位置とは異なる位置を含む領域として設けられている。より具体的には、この第1の構成例における独立N型領域9は、フォトダイオード5よりも深い位置に設けられている。
また、この第1の構成例において、独立N型領域9は、フォトダイオード5を構成するN型不純物領域4及びトランジスタを構成するN型不純物領域7のいずれからも、半導体基板2のP型領域を介して分離された構成を有している。
図1Cに、本実施形態に係る固体撮像装置の第2の構成例に関する、画素1aの概略断面図を示す。
この第2の構成例において、この独立N型領域9は、複数の画素1aがマトリクス状に配列される2次元平面とは直交する深さ方向に関して、フォトダイオード5と共通の位置を含む領域として設けられている。より具体的には、この第2の構成例における独立N型領域9は、フォトダイオード5の脇に設けられている。
また、この第2の構成例において、独立N型領域9は、フォトダイオードを構成するN型不純物領域4及びトランジスタを構成するN型不純物領域7のいずれからも、半導体基板2のP型領域を介して分離された構成を有している。
これら第1構成例及び第2構成例で例示されるように、本実施形態に係る固体撮像装置においては、独立N型領域9が、各画素1a内で(全面に渡って)均一に設けられることはない。すなわち、独立N型領域9は、各画素1a内で、不均一に、例えば全面に渡ることなく一部の幅を占めて設けられている。
このような独立N型領域9を有する構成によれば、トランジスタのドレインとなるN型不純物領域7や、フォトダイオード5を構成するN型不純物領域とは別に、独自の電位を設定することが可能となる。したがって、本実施形態に係る固体撮像装置においては、基板電位に依存することなく、独立N型領域9に付与される電位に応じて、所望の特性改善を図ることが可能となる。
改善が図られる特性の具体例としては、電子シャッタの動作特性を挙げることができる。
すなわち、独立N型領域9が設けられた本実施形態に係る固体撮像装置においては、その作製にあたり、予め、フォトダイオード5と独立N型領域9との間のポテンシャル障壁(バリア)が、後述するVddの印加によって一定の程度まで低くなるように、独立N型領域9の不純物濃度と、N型不純物領域7の不純物濃度とが選定されている。
独立N型領域9の電位は、通常時には(例えば素子分離手段8a及び8bがP型不純物領域によって構成される場合にはこのP型不純物領域と同様の)0Vに設定しておく。そして、フォトダイオード5の電子をシャッタ動作で掃きだしたい時のみ、Vddを印加してフォトダイオード5の電子をポテンシャルの障壁の低い独立N型領域9へと流すことにより、フローティングディフュージョンの電位とは無関係にシャッタ動作を実現することが可能となる。
なお、後述する第2構成例におけるように、独立N型領域9の位置や不純物濃度の選定などによって、オーバーフローパスの構築やブルーミングの抑制など、他の特性について改善を図ることも考えられる。
また、前述の第2構成例で説明した画素構成による場合に、特に改善が図られる特性として、フォトダイオード5内に過剰に蓄積された電子を流出させるオーバーフローパスの構築を挙げることができる。
すなわち、フォトダイオード5と独立N型領域9とのポテンシャル障壁を、独立N型領域9の電位を一定値に維持して低くしておくことによって、フォトダイオード5に過剰に電子が蓄積された際に、独立N型領域9をオーバーフローパスとすることができる。
このようなオーバーフローパスの構築によって、フォトダイオードで過剰に生じた電子を、3次元的オーバーフローパスとなった独立N型領域9へと優先的に(安定して)移動させることができることから、従来のCMOS型固体撮像装置において問題となっていた、フォトダイオードで過剰に生成した電子が縦方向(深さ)にも横方向(画素が配列される水平面内方向)にもランダム(不規則;予測困難)に移動して画質の低下をもたらすという問題を回避することもできる。
更に、オーバーフローパスの構築によって、N型不純物領域7を介してフローティングディフュージョンに電子を流入させる構成に依存する必要がなくなることから、フローティングディフュージョンのリセット動作が不要になる。
また、従来、比較的高価なN型基板(あるいはN型エピタキシャル成長層)を必要としていた縦型オーバーフロードレインを、前述した本実施形態に係る固体撮像装置の構成によれば、イオンインプランテーションを1回追加するのみで、簡潔かつ低コストで実現できる。
また、特に第2の構成例で説明した画素構成による場合に、特に改善が図られる他の特性としては、ブルーミングの抑制を挙げることができる。すなわち、独立N型領域9の不純物濃度及び電位を選定して、この独立N型領域9にポテンシャルの窪みを形成することにより、ブルーミングの原因となる、外部(他の画素)からのフォトダイオード5内へ流入しかけた電子を、独立N型領域9で吸収させることができる。
この他にも、第2の構成例で説明した画素構成によれば、第1の構成例で説明した画素構成による場合よりも、更に多くの利点が生じると考えられる。
まず、比較的浅い位置に独立N型領域9を形成できることから、形成を行うことが容易になると考えられる。
また、従来の固体撮像装置において、光電変換部のN型不純物領域4の深さ(4〜5μm)と増幅回路部のN型不純物領域7の深さ(1μm)との格差から生じてしまっていたデッドスペースを、シャッタ動作、オーバーフローパス、ブルーミング抑制などに活用できることも利点である。
更に、CMOS型固体撮像装置においては、構造上、高い電圧をかけることが好ましくないため、不純物濃度の高いN型不純物領域7とフォトダイオード5との間の比較的大きなポテンシャル障壁との差を利用して低電圧駆動が可能となる位置に、独立N型領域9を設けることが好ましいとも考えられる。
なお、これら第1構成例や第2構成例による場合をはじめ、本実施形態に係る固体撮像装置においては、独立N型領域9の不純物濃度を、N型不純物領域7との関係と、改善を図りたい特性とに基づいて、選定することが必要と考えられる。例えば、N型不純物領域7の不純物濃度が1×1016/cmオーダーである場合、独立N型領域9の不純物濃度は、電子シャッタの場合には1×1015/cmオーダー、ブルーミング抑制の場合にはポテンシャルのバランスから1×1012/cm〜1×1013/cmオーダー、オーバーフローパスの場合には1×1012/cm〜1×1013/cmオーダーと考えられる。なお、これらの数値(範囲)以外でも、不純物濃度は適宜選定可能であり、例えば、トランジスタのN型不純物領域7の不純物濃度以下、フォトダイオード5のN型不純物領域4の不純物濃度以上であれば、特に好適と考えられる。
このように、不純物濃度を適宜選定することにより、1つの独立N型領域9によって、上述した、電子シャッタ動作、オーバーフローパス、ブルーミング抑制などの特性のうち、2つ以上の改善を図ることも可能と考えられる。
ところで、本実施形態に係る固体撮像装置1において、独立N型領域9は、この独立N型領域9に電位を供給する電極に、2次元マトリクス状に配列された複数の画素1a(画素アレイ)よりも外側で、連結(接続)されることが好ましい。このように、電極に対して画素アレイよりも外側で連結されることにより、電極配置のために一部の画素を犠牲にすることを回避できるためである。
この、独立N型領域9と電極との連結、及び電極の配置について、図2A及び図2Bを参照して説明する。なお、図2A及び図2Bにおいては、各画素1aの断面について、図1Bや図1Cに例示したフォトダイオード5などを省略し、独立N型領域9のみを模式図示している。
本実施形態に係る固体撮像装置1において、独立N型領域9は、図2Aに示すように、画素1aがマトリクス状に配列される2次元平面内の、第1の方向(例えば画素アレイ内の垂直方向)について隣り合う画素間では連続し、第2の方向(例えば画素アレイ内の水平方向)について隣り合う画素間では非連続となる領域として設けられている。すなわち、独立N型領域9は、各画素を第1の方向についてのみパイプライン状に連通した状態で(すだれ状に)形成されている。
すだれ状に形成されたパイプライン状の独立N型領域9は、図2Bに示すように、画素アレイが終了する画素端1bで、画素アレイの外側で、画素アレイと略同じ高さまで一続きに形成されたN型不純物領域を通じ、例えばアルミニウム(Al)による電極(上部配線層)10と連結される。
この構成によれば、第2の方向に延在する複数の画素を区別しながら、第1の方向に延在する複数の画素に対しては同時に、所定の動作を行うことが可能となる。なお、各画素における具体的な動作は、前述した第1構成例及び第2構成例での動作と同様であるので、説明を省略する。
続いて、前述した第2の構成例による場合を例として、本実施形態に係る固体撮像装置の製造方法の一例について、図3A〜図3Bを参照して説明する。
本実施形態における固体撮像装置の製造方法においては、まず、N型の半導体基板2を用意し、この基板2に対して画素内及び画素間の素子分離すべき位置に素子分離手段8a及び8bを形成する。これらの素子分離手段の深さは、例えば0.3μm〜0.5mとすることができる。
続いて、この基板の上面から、所定の深さ位置にイオン注入により、ホウ素(B)や二フッ化ホウ素(BF)などの不純物を供給することによって、P型のウェル領域を形成する。
その後、図3Aに示すように、最終的に得る独立N型領域の水平位置に対応して開口が設けられたレジスト11aを形成し、このレジスト11aの開口を通じて、イオン注入により、ヒ素(As)やリン(P)などの不純物を供給することによって、所定の深さ位置に独立N型領域9を形成する。この独立N型領域は、後で形成する転送トランジスタのドレインよりも深い位置に、例えば0.2μm以上離して形成することが好ましい。
その後、図3Bに示すように、最終的に転送トランジスタを構成するゲート6を、CVDによって形成する。このゲート6は、例えば厚さ0.2μmの多結晶シリコンによって構成することができる。
続いて、フォトダイオードに対応する位置に開口が設けられたレジスト11bを形成し、このレジスト11bの開口を通じて、フォトダイオードを構成するN型領域4と高濃度のP型領域3とを、イオン注入により形成する。このフォトダイオードは、後で形成する転送トランジスタのドレインより深く形成することが好ましい。
その後、図3Cに示すように、N型領域4をソースとする転送トランジスタのドレインとなる高濃度のN型領域7に対応する開口が設けられたレジスト11cを形成し、このレジスト11cの開口を通じて、高濃度のN型領域7を形成する。
なお、独立N型領域の形成、及び画素トランジスタ(転送トランジスタ)のドレインの形成においては、レジスト11a及び11cの開口を、画素セル単位に対して30〜40%程度とすることが好ましい。一方、フォトダイオードの形成におけるレジストの開口11bは、画素セル単位に対して60%〜70%程度とすることが好ましい。
このようにして、固体撮像装置1を得る。
以上の実施の形態及び実施例で説明したように、本発明に係る固体撮像装置及び電子機器によれば、固体撮像装置において、独立第1導電型領域が、隣り合う画素間で連続して、かつ、各画素内では不均一に設けられていることから、基板電位への依存や開口率の低下を抑制しながらも、独立第1導電型領域に付与される電位の選定による、所望の特性改善が可能となる。
すなわち、本実施形態に係る固体撮像装置によれば、増幅回路部を構成するN型不純物領域7や光電変換部を構成するN型不純物領域4とは別の、独立N型領域9を有することから、この独立N型領域9に、独立した電位を設定することができる。この独立N型領域の電位設定を、N型不純物領域7やN型不純物領域4における不純物濃度の選定と併せて行うことにより、電子シャッタ、オーバーフローパス、ブルーミング抑制など、所望の特性改善を図ることが可能となる。
このような不純物濃度の選定は、独立N型領域と、画素トランジスタのN型ドレインやN型フォトダイオードとの分離を考慮して行うことが好ましい。すなわち、P型領域の不純物濃度は、そもそも画素トランジスタやフォトダイオード(あるいは周辺トランジスタ)の電気特性を考慮して選定する必要があるため、独立N型領域との関係のみならず、これら全てのN型領域との関係を考慮することが好ましい。
考慮すべき点の具体例としては、以下の点が挙げられる。まず、均一濃度のP型領域の中に独立N型領域を設けるにあたり、独立N型領域と画素トランジスタのドレインとの間のポテンシャル障壁に対して、及び独立N型領域とフォトダイオードとの間のポテンシャル障壁が略等しい場合、フォトダイオードからオーバーフローした電子が、画素トランジスタのドレインに移動するか、独立N型領域に移動するか微妙な(ランダムな)箇所が残ってしまう。よって、より有用な構成としては、独立N型領域とフォトダイオードのN型不純物領域の位置を近づける(独立N型領域とフォトダイオードとの間の障壁を低くする)構成や、画素トランジスタと独立N型領域の位置を遠ざける構成、及びフォトダイオードと独立N型領域との間のみに、極低濃度のN型不純物を導入(イオンインプランテーション)する構成などが考えられる。
また、特に本実施形態に係る固体撮像装置によれば、フローティングディフュージョンへの転送が済めば、すぐにフォトダイオードで次の蓄積を開始することができるため、動作の速度や効率の向上が図られると考えられる。
そして、本実施形態に係る固体撮像装置によれば、このような動作の改善を、バルク中で図ることができるため、開口率の低下を抑制することができる。従来の提案によれば、フォトダイオードに別途リセットトランジスタを設けることにより、フォトダイオードがオーバーフローする前に一定電位でフォトダイオードにリセットをかけて電子を吐き出させ、それを積算することでダイナミックレンジを広げている。しかしながら、この従来構成では、画素内に別途トランジスタを構成する面積が必要となり、開口率の点では不利になる。
本実施形態に係る構成によれば、このように、特性改善のために別途配線を設ける必要を回避できることから、特性改善に伴う増幅回路部の面積拡大(つまりフォトダイオードの開口率低下)を回避することもできる。したがって、フォトダイオードのリセット動作を、フローティングディフュージョンとは別に行うことができる構成を、開口率を犠牲にすることなく設けることが可能となる。
また、本実施形態に係る固体撮像装置によれば、所謂CCD(Charge Coupled Device)の長所として知られている、フォトダイオードの単独リセットやオーバーフロードレイン、ブルーミングの抑制という動作や構造を、CMOSイメージセンサにおいて実現することが可能になると考えられる。
CCDにおいては、一般的な横型オーバーフロードレイン(Lateral Overflow Drain)を設ける場合、画素表面付近にオーバーフロー用の面積を確保することが必要になるため、開口率の低下を招くことが知られている。この横型オーバーフロードレインを改良しながらブルーミング対策を試みる提案もなされているが、やはり横型オーバーフロードレインであるため、開口率の低下が避けられない。また、CCDで採用される縦型オーバーフロードレインでは、基板電位を大きく変動させる必要があるため、消費電力が大きく、更に同一チップ内にロジック回路が混載されるCMOSイメージセンサでは、回路への影響が懸念されるため現実的とは言い難い。
本実施形態に係る固体撮像装置によれば、CMOSイメージセンサ型の固体撮像装置において、ブルーミングを一定以下に抑制することが可能になることに加え、前述した諸問題(開口率の低下、消費電力の増大、回路への影響)を回避することも可能になると考えられる。
なお、以上の実施の形態の説明で挙げた使用材料及びその量、処理時間及び寸法などの数値的条件は好適例に過ぎず、説明に用いた各図における寸法形状及び配置関係も概略的なものである。すなわち、本発明は、この実施の形態に限られるものではない。
例えば、前述の実施の形態では、第1導電型がN型、第2導電型がP型となる場合を例として説明を行ったが、両者を逆導電型とすることも可能である。
また、前述の実施の形態では、独立第1導電型領域が各画素内で不均一に設けられる例として、全面に渡ることなく一部の幅のみを占めて(第2の方向について非連続に)、設けられる例を挙げたが、各画素内で不均一であれば、画素の全面に渡っていても良い。この例としては、独立第1導電型領域が、前述した第1の構成例において独立第1導電型領域が設けられた(フォトダイオード直下の)位置のみを特に厚くされ、かつ、2次元平面内の第1の方向のみならず第2の方向についても隣り合う画素間で連続となることによって、画素アレイ中のより広い範囲をカバーする構成が挙げられる。このような構成によれば、例えば前述の第2の方向に延在する複数の画素をも区別することなく、全画素同時に所定の動作を行うことが可能となる。
また、例えば、独立N型領域は、各画素に1つとは限られない。例えば、フォトダイオードとは異なる深さ位置と、フォトダイオードの脇とに、それぞれ1つずつ、合わせて2つの独立N型領域を設けた構成を挙げることができる。この構成による場合、前述した電子シャッタ、オーバーフローパス、ブルーミング抑制などの特性改善を分担させることもできるし、従来埋め込まれていなかった配線を一方の独立N型領域に置き換えることによって、フォトダイオードの開口率向上を図ることもできる。
また、例えば、前述の実施の形態では、増幅回路部が、図6に示した4トランジスタ型の画素回路構成を有する場合を例として説明を行ったが、画素回路構成として、図5に示した3トランジスタ型など、他の複数トランジスタ構成によることもできる。
また、例えば、本発明に係る固体撮像装置は、ワンチップとして形成された素子状のものでもよいし、複数のチップから構成されるもの、更にはモジュールとして構成されたものでもよいなど、本発明は、種々の変形及び変更をなされうる。
A〜C それぞれ、本発明に係る電子機器の要部となる固体撮像装置の、画素の一例の構成を示す概略上面図と、第1及び第2の構成例における概略断面図である。 A,B それぞれ、本発明に係る電子機器の要部となる固体撮像装置の一例の構成を示す斜視図と、電極の説明に供する拡大斜視図である。 A〜C それぞれ、本発明に係る電子機器の要部となる固体撮像装置の、製造方法の一例を示す工程図である。 固体撮像装置の説明に供する概略構成図である。 固体撮像装置の説明に供する回路図である。 固体撮像装置の説明に供する回路図である。 従来の固体撮像装置の、画素の構成を示す断面図である。
符号の説明
1・・・固体撮像装置、1a・・・画素、1b・・・画素端、2・・・半導体基板、3・・・P型不純物領域、4・・・N型不純物領域、5・・・フォトダイオード(光電変換素子)、6・・・ゲート、7・・・N型不純物領域、8a,8b・・・素子分離手段、9・・・独立第1導電型領域(独立N型不純物領域)、10・・・電極、101・・・従来の固体撮像装置、101a・・・画素、102・・・画素アレイ、103・・・垂直駆動回路、104・・・カラム処理信号回路、105・・・水平駆動回路、106・・・水平信号線、107・・・出力回路、108・・・制御回路、109・・・垂直信号線、111・・・転送線、112・・・リセット線、113・・・垂直信号線、114・・・転送線、115・・・リセット線、116・・・選択線、117・・・ウェル配線、118・・・垂直信号線、122・・・半導体基板、123・・・P型不純物領域、124・・・N型不純物領域、125・・・フォトダイオード(光電変換素子)、126・・・ゲート、127・・・N型不純物領域、128a,128b・・・素子分離手段

Claims (6)

  1. 第1導電型の電荷蓄積領域を含むフォトダイオードと、該フォトダイオードによって得られた電荷を読み出すトランジスタと、を有する画素が、複数、2次元マトリクス状に配列されて撮像領域を構成する固体撮像装置であって、
    上記複数の画素の少なくとも一部において、上記フォトダイオード及び上記トランジスタと分離された、独立第1導電型領域が設けられ、
    上記独立第1導電型領域が、隣り合う画素間で連続して、かつ、各画素内では不均一に設けられている
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 上記独立第1導電型領域が、上記2次元平面と直交する深さ方向に関して、上記フォトダイオードと異なる位置を含む領域とされている
    ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 上記独立第1導電型領域が、上記2次元平面と直交する深さ方向に関して、上記フォトダイオードと共通の位置を含む領域とされている
    ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  4. 上記独立第1導電型領域が、上記2次元平面内の、第1の方向について隣り合う画素間では連続で、第2の方向について隣り合う画素間では非連続な領域とされている
    ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  5. 上記独立第1導電型領域が、第2導電型領域を介して、上記フォトダイオード及び上記トランジスタと分離されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  6. 固体撮像装置を備えた電子機器であって、
    上記固体撮像装置は、
    第1導電型の電荷蓄積領域を含むフォトダイオードと、該フォトダイオードによって得られた電荷を読み出すトランジスタと、を有する画素が、複数、2次元マトリクス状に配列されて撮像領域を構成する固体撮像装置であって、
    上記複数の画素の少なくとも一部において、上記フォトダイオード及び上記トランジスタと分離された、独立第1導電型領域が設けられ、
    上記独立第1導電型領域が、隣り合う画素間で連続して、かつ、各画素内では不均一に設けられている
    ことを特徴とする電子機器。
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