JP2008081264A - ラフィングジブの吊り荷重検出装置 - Google Patents

ラフィングジブの吊り荷重検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 吊り荷用ロープの中間部で張力を検出するものでありながらも、ブームの起伏角度を用いる必要が無いため吊り荷重の演算が簡単で、しかも張力検出シーブの追加が不要なため装置全体が簡単なラフィングジブの吊り荷重検出装置を提供する。
【解決手段】 旋回台に配置された吊荷用ウインチから繰出され第1マスト61及び第2マストを経由してラフィンブジブ本体先端ガイドシーブから吊下され吊荷用フックに連結又はかけ回される吊荷用ロープ75a、bと、第1マスト61に配置され当該吊荷用ロープ75a、bをガイドする第1マストガイドシーブ80と、第2マストに配置され前記吊荷用ロープ75をガイドする第2マストガイドシーブ81と、を備えたラフィングジブにおいて、前記第1マストガイドシーブ80a、bに作用する力を検出するガイドシーブ作用力検出手段と、当該ガイドシーブ作用力から吊り荷重を演算する吊り荷重演算手段と、を備えた。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ラフィングジブの吊り荷重を検出する装置に関する。
移動式クレーンの伸縮ブームの先端に装着されるラフィングジブは、ラフィングジブの自重及び吊り荷の重量により発生するラフィングジブ本体基端部枢着軸回りのモーメントをラフィンブジブ本体の背面及び伸縮ブームの背面に配置したテンション装置で支持する構造となっている。すなわち、伸縮ブームの起伏シリンダが、伸縮ブームとラフィングジブの自重及び吊り荷により発生するモーメントの全ては支持しない構造である。そのため、起伏シリンダ保持圧力を検出して、当該保持圧力から吊り荷重を求めることができない。
ラフィングジブの吊り荷重検出装置としては、ラフィングジブ先端シーブから吊下した吊り荷用ロープを吊り荷用フックに掛け回し、そのロープの先端をラフィングジブ先端に吊下したロードセルに接続してロープ張力を直接検出し、当該ロープ張力とロープ掛け数から吊り荷重を演算する吊り荷重検出装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
図8は特許文献1に記載された吊り荷重検出装置の荷重検出部の説明図である。41はラフィングジブ先端のシーブであって、42は吊り荷用フックである。24は吊り荷用ロープであって、吊り荷用ウインチから繰出されたのち、ラフィングジブ先端シーブ41、吊り荷用フックのシーブ43に掛け回された後、索端44に接続されている。45はラフィングジブ先端に吊下されたロードセルであって、前記索端44が接続されている。
上述した吊り荷重検出装置は吊り荷用ロープの張力を直接そのロープ端部で検出するので、検出した荷重の精度が非常に良いという特徴を持っている。ところが、ロードセル45をラフィングジブ先端に吊下しそれに吊り荷用ロープ先端を接続する構成であるため、ロープの掛け数が偶数本でなければならないという制約があり、全てのラフィングジブに使用できないという問題があった。
図9は上記特許文献1に記載された別形式のラフィングジブの吊り荷重検出装置における荷重検出部の説明図である。旋回台2に配置されたジブ起伏用ウインチ21から繰出されたジブ起伏用ロープ22が上空の空中シーブとブーム3基端部に連結された固定シーブ25とに往復して掛け回されている。26はジブ起伏用ロープ22端部が接続された索端であって、27は当該索端26が接続されたロードセルである。ロードセル26は固定シーブ25のサポートの一部に接続されている。この形式の荷重検出装置は、上述したロードセルが検出したジブ起伏用ロープ22の張力からラフィンブジブ本体の自重及び吊り荷重により発生しているモーメントを演算し、当該モーメントからラフィングジブ本体の自重成分を減算することにより吊り荷重分のモーメントを求め、さらにその時のラフィングジブ本体部分の作業半径から吊り荷重を求めている。
この吊り荷重検出方式では、前述した吊り荷用ロープ端部で検出する方式のようにラフィングジブ先端での吊り荷用フックのロープ掛け数が偶数本でなければならないという制約が無い点で有効である。しかし、上述したように最初に非常に大きな重量を有するラフィングジブ本体の自重によるモーメント成分を含んだ全体モーメントを検出し、その後の演算過程で、当該ラフィングジブ本体の自重によるモーメント成分を減算するので、後に残ったモーメントから演算される吊り荷重の精度が高くないという問題があった。特に、ラフィングジブによる作業半径が大きくなり吊り荷重が小さくなるほどその精度が低下する傾向があった。
以上のような問題から、ラフィングジブの吊り荷重検出装置としては、吊り荷用ロープ中間部でその張力を検出し吊り荷重を演算する方法が有効なものと考えられた。古くから吊り荷用ロープの中間部に3点ローラを配置して、その中間のローラに作用する力を検出する方法が知られている。しかし、この3点ローラ方式はロープが逆方向に曲げられるためロープ寿命を短くするという点で好ましくなかった。そこで、ロープ寿命を短くする恐れがないものであって、吊り荷用ロープ中間部で張力検出するものとして下記に記載する特許文献2及び特許文献3に記載された吊り荷重検出装置が提案された。
図10は特許文献2に記載された吊り荷重検出装置の吊り荷用ロープの張力検出部を示したものである。ブーム1先端に固設されたブラケット4a、5aにピン2及び3によってリンク4、5がそれぞれ連結されている。リンク4と5の交差する位置にブーム先端シーブ6が回転可能に軸支されている。吊り荷用ロープ10はガイドシーブ7とブーム先端シーブ6に掛け回されている。リンク4には張力を検出するストレスゲージ11が貼られている。ストレスゲージ11によって検出された張力信号とブーム1の基部に設けられた角度検出器12によって検出されたブーム角度信号とから吊り荷用ロープ10の張力を演算する。
一方、図11は特許文献3に記載された吊り荷重検出装置の吊り荷用ロープの張力検出部を示している。ブーム3の先端に設けられたガイドシーブ31と、ブーム先端シーブ32と、これら両シーブの間に設けられた張力検出シーブ33とから構成されている。張力検出シーブ33は、シーブ支持部材35の他端部にシーブ支持軸34を介して軸支されている。そして、シーブ支持部材35の一端部はブーム3の先端部に設けられた取り付け軸37に連結されロードセル36が取り付けられている。吊り荷用ロープ10による張力検出シーブ33の反力が、当該ロードセル36で検出されるようになっている。この検出値から吊り荷用ロープ10の張力を演算する。
特開平11−139760号公報(第2−3頁、第4図、第6図) 実開昭58−134389号全文公報(第3−5頁、第2図) 特開2001−89078号公報(第7−8頁、第2図)
特許文献2に記載された吊り荷重検出装置では、吊り荷重を演算するためにリンクの軸力のみならずブームの起伏角度をも用いる必要があるため、吊り荷重の演算が複雑になるという問題があった。また、特許文献3に記載された吊り荷重検出装置では、張力検出シーブを追加するものであるため装置全体が複雑になってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、吊り荷用ロープの中間部で張力を検出するものでありながらも、ブームの起伏角度を用いる必要が無いため吊り荷重の演算が簡単で、しかも張力検出シーブの追加が不要なため装置全体が簡単なラフィングジブの吊り荷重検出装置を提供しようとするものである。
本願の請求項1に記載されたラフィングジブの吊り荷重検出装置は、伸縮ブームの先端に装着されるラフィングジブの基本構成に加えて、旋回台に配置された吊荷用ウインチから繰出され前記第1マスト及び第2マストを経由して前記ラフィンブジブ本体先端ガイドシーブから吊下され吊荷用フックに連結又はかけ回されその先端部がラフィンブジブ本体先端部又は当該吊荷用フックに連結される吊荷用ロープと、第1マストに配置され当該吊荷用ロープをガイドする第1マストガイドシーブと、第2マストに配置され前記吊荷用ロープをガイドする第2マストガイドシーブと、を備えたラフィングジブを対象とする。そして、前記第1マストガイドシーブに作用する力を検出するガイドシーブ作用力検出手段と、当該ガイドシーブ作用力から吊り荷重を演算する吊り荷重演算手段と、を備えたことを特徴とする。
本願の請求項2に記載されたラフィンブジブの吊り荷重検出装置は、請求項1に記載された構成に加えて、前記ガイドシーブ作用力検出手段が、ガイドシーブを回転自在に支持するシーブ支持サポートと、前記第1マストに配置され当該シーブ支持サポートをスライド自在に支持するスライド支持手段と、前記シーブ支持サポートと第1マストとの間に介装され前記ガイドシーブに作用する力を検出するロードセルと、を備えたことを特徴とする。
本願の請求項3に記載されたラフィングジブの吊り荷重検出装置は、請求項1又は2に記載された構成に加えて、前記吊り荷重演算手段が、前記ガイドシーブ作用力検出手段からのガイドシーブ作用力信号と前記ラフィングジブ本体の長さを検出するジブ本体長さ検出手段又はラフィングジブ本体長さを手動入力するジブ本体長さ入力手段からのジブ本体長さ信号とから吊荷用ロープ張力を演算するロープ張力演算部と、当該ロープ張力演算部からのロープ張力信号と吊荷用フックのロープ掛け数を検出するロープ掛け数検出手段又はロープ掛け数を手動入力するロープ掛け数入力手段からのロープ掛け数信号とから吊り荷重を演算する吊り荷重演算部と、を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載されたラフィングジブの吊り荷重検出装置では、第1マストに配置されている第1マストガイドシーブに作用する力をガイドシーブ作用力検出手段により検出し、当該ガイドシーブ作用力から荷重演算手段で吊り荷重を演算するようにしたので、ガイドシーブ作用力にブーム又はラフィングジブの起伏角度は影響しない。そのため、吊り荷重を演算する際にブーム又はラフィングジブの起伏角度を用いる必要が無くなり吊り荷重の演算が簡単なものとなる。また、ラフィングジブの第1マストには吊り荷用ロープをガイドするための第1マストガイドシーブが通常配置されており、請求項1に記載されたラフィングジブの吊り荷重検出装置は、その第1マストガイドシーブを張力検出シーブとして利用するものである。そのため、新たな張力検出シーブの追加が不要であり吊り荷重検出装置全体が簡単なものとなる。
請求項2に記載されたラフィングジブの吊り荷重検出装置では、ガイドシーブを回転自在に支持するシーブ支持サポートを第1マストに配置されたスライド支持手段によりスライド自在に支持したうえでガイドシーブに作用する力を検出するロードセルを前記シーブ支持サポートと第1マストとの間に介装したので、ガイドシーブに作用する力を検出できるとともにガイドシーブを第1マストに対して所定の位置に規制することができる。そのため、ラフィングジブ作業中あるいはラフィングジブ分解搬送中にガイドシーブが揺れ動くことがなく、ガイドシーブが周囲の部材と衝突して損傷等することが防止できる。
請求項3に記載されたラフィングジブの吊り荷重検出装置では、前記吊り荷重演算手段がロープ張力演算部を備えているので、当該ロープ張力演算部によりガイドシーブ作用力信号とジブ本体長さ信号とから吊り荷用ロープ張力を演算することができる。すなわち、ラフィンブジブ本体の長さに対して所定のジブ部テンション部材の長さが決められているので、ラフィングジブ本体長さ信号が入力されればラフィンブジブ本体に対する第1マストの角度が決定される。さらに、マスト部テンション部材の長さも一定であるので第1マストと第2マストがなす角度も一定である。そのため、ラフィングジブ本体長さが決まればガイドシーブ作用力とロープ張力との関係は所定の関係で表され、ガイドシーブ作用力からロープ張力を求めることができるのである。さらに、前記吊り荷重演算手段が吊り荷重演算部を備えているので、当該吊り荷重演算部により前記ロープ張力とロープ掛け数とから吊り荷重を演算することができる。すなわち、吊り荷重はロープ張力のロープ掛け数倍であるので容易に吊り荷重を演算することができるのである。
図1に、本発明を実施するための最良の形態に係るラフィングジブの吊り荷重検出装置を搭載したオールテレーンクレーン50を示す。オールテレーンクレーン50はアウトリガ51を張出した車両部52に旋回台53を旋回自在に搭載している。当該旋回台53は伸縮ブーム54基端部が起伏自在に軸支されている。旋回台53と伸縮ブーム54の間には起伏シリンダ55が介装されており、当該起伏シリンダ55により伸縮ブーム54が起伏駆動される。
56は伸縮ブーム54の先端部に着脱自在なジブサポートである。57はラフィングジブ本体であって、前記ジブサポート56先端部にその基端部を起伏自在に軸支されている。ラフィングジブ本体57は、その基端部を前記ジブサポート56先端部に連結された基端分割ジブ58、必要に応じその連結個数が選択される中間分割ジブ59及び先端分割ジブ60を連結して構成されている。61は前記基端分割ジブ58の基端部にその基端部を軸支されラフィングジブ本体57起伏面に沿って起伏自在に立設された第1マストである。62はその基端部を第1マスト61基端部近傍に軸支されラフィングジブ本体57起伏面に沿って起伏自在に立設された第2マストであって、当該第2マスト62は前記第1マスト61よりも伸縮ブーム54寄りの位置に展開するようになっている。
63はジブ部テンション部材であって、前記先端分割ジブ60先端部と第1マスト61先端部とを連結する。ジブ部テンション部材63は、前記基端分割ジブ58に応じた長さの基端分割ロッド64、前記中間分割ジブ59に応じた長さの中間分割ロッド65及び前記先端分割ジブ60に応じた長さの先端分割ロッド66を連結して構成されている。このように、ジブ部テンション部材63はラフィンブジブ本体57を構成する分割ジブ長さに応じた分割ロッドが連結されるので、ジブテンション部材63全体の長さはラフィングジブ本体57の長さに対して所定の関係となるようになっている。69は前記第1マスト61先端部と第2マスト62先端部とを連結するマスト部テンション部材であって、2つのロッドが連結されて構成されている。
68は前記旋回台53後部に配置されたジブ起伏用ウインチ67から繰出されたジブ起伏用ロープである。繰出されたジブ起伏用ロープ68は、前記第2マスト62先端部からブーム部テンション部材70により吊下げられた空中シーブ71と旋回台53後部に配置された固定シーブ72との間を掛け回される。ジブ起伏用ロープ68先端部は、固定シーブ72に連結される。上述した、ジブ起伏用ウインチ67、ジブ起伏用ロープ68、ブーム部テンション部材70、空中シーブ71及び固定シーブ72によってジブ起伏調整手段73ジブが構成される。ジブ起伏調整手段73は、ジブ起伏用ウインチ67がジブ起伏用ロープ68を繰出し、繰入れして伸縮ブーム54に対する第2マスト62の立設角度を変更することにより、ラフィングジブ本体57の伸縮ブーム54に対する起伏角度を調整する。
75は前記旋回台53後部に配置された吊り荷用ウインチ74から繰出された吊り荷用ロープである。吊り荷用ロープ75は、前記第2マスト62、第1マスト61を経由して前記先端分割ジブ60先端に配置された2個のラフィングジブ本体先端ガイドシーブ76から吊下され、その先端が吊り荷用フック77に連結される。なお、図1には1本吊り用フック77が示されているが、吊り荷用フック77はシーブを内蔵する多数本掛けのものでもよくその場合は、前記吊り荷用ロープ75先端部は前記先端分割ジブ60先端部又は吊り荷用フック77に連結される。すなわち、ロープ掛け数は偶数でも奇数でも選択可能である。
80は前記第1マスト61に配置された前記吊り荷用ロープ75をガイドする第1マストガイドシーブである。また、81は前記第2マスト62に配置された前記吊り荷用ロープ75をガイドする第2マストガイドシーブである。
図2は図1に示した第1マスト61と第2マスト62の周辺を拡大して示したものである。第1マストガイドシーブ80によってガイドされる吊り荷用ロープ75の第1マスト61よりもジブ先端側部分75aとジブ基端側部分75bとによって形成される角度θは伸縮ブーム54の起伏角度に関係なく一定である。また、第1マストガイドシーブ80部分の吊り荷用ロープ75の角度θは、ラフィングジブ本体57の伸縮ブーム54に対する起伏角度に関係なく一定である。このことから、吊り荷用ロープ75によって第1マストガイドシーブ80に作用する力は、伸縮ブーム54起伏角度及びラフィングジブ本体57起伏角度に関係なく一定であることが判る。したがって、本願発明に係るラフィングジブの吊り荷重検出装置は、第1マストガイドシーブ80に作用する力を検出するようにしたので、吊り荷重の演算にあたってブーム54起伏角度もラフィングジブ起伏角度も用いる必要がないため、吊り荷重の演算が簡単になるのである。
図3は図2のA矢視詳細図である。また、図4は図3のB−B断面詳細図である。さらに図5は図3のC−C断面詳細図である。以降は、図3から図5によって、第1マストガイドシーブ80に作用する力を検出するガイドシーブ作用力検出手段を説明する。図3に示すように第1マスト61は2本のマスト部材82aと82bがほぼ左右平行に配置されその先端部が先端部材83によって連結されて構成されている。
図4に示す84は第1マストガイドシーブ80を回転自在に支持するシーブ支持サポートである。シーブ支持サポート84は第1マストガイドシーブ80を中心に接近して配置された2枚の縦長形状のプレートが組み合わされて構成されている。シーブ支持サポート84の中央部はピン85が貫通して配置されており、当該ピン85が第1ガイドシーブ80の支持軸となっている。図4に示すようにシーブ支持サポート84の片側の面には4個のローラ86が上下及び左右に対称となる位置にそれぞれ回転自在に配置されている。また、シーブ支持サポート84にはローラ86のさらに上方及び下方に2個のスライドプレート87が配置されている。図3に示されたように、上記ローラ86とスライドプレート87は、第1マストガイドシーブ80を中心として対称となるようスライドシーブ支持サポート84の反対側の面にも同様に配置されている。
図4に示すようにスライドシーブ支持サポート84はその上部で、ロードセル88とピン89によって連結されている。ロードセル88は前記第1マスト61の先端部材83に対してピン90、クロスジョイント91及びピン92を介して連結されている。このように連結されることで、ロードセル88はシーブ支持サポート84と第1マスト61との間に介装され第1マストガイドシーブ80に作用する力を検出する。なお、ロードセル88に圧縮荷重が作用するようにシーブ支持サポート84と第1マスト61との間に介装し、当該圧縮荷重を第1マストガイドシーブ80に作用する力として検出するようにしても良いことは勿論である。
93は前記シーブ支持サポート84をガイドするガイド部材である。図4に示すようにガイド部材93は第1マスト61に溶接されたサポート96とサポート97にボルトで取り付けられる。図5に示すようにガイド部材93は、その断面がハット形状に曲げ加工された縦長の一対の部材が前記シーブ支持サポート84を取り囲んで構成されている。前記シーブ支持サポート84のローラ86が、第1ガイドシーブ80と直交するガイド部材93の両側の内面93aに接触し回転することによりガイドされる。また、前記シーブ支持サポート84のスライドプレート87が、第1ガイドシーブ80と平行なガイド部材93の内面93bに接触し摺動することによりガイドされる。以上のローラ86、スライドプレート87、ガイド部材93によりスライド支持手段が構成される。図4に示されたように当該スライド支持手段によって、第1マスト61に対してやや傾斜したスライド軸94に沿ってシーブ支持サポート84はスライド自在に支持される。
上述したガイドシーブ作用力検出手段による検出は以下のようになされる。図1に示したようにラフィングジブ本体57先端に吊下した吊り荷95の荷重Wによって吊り荷用ロープ75には張力Tが発生する。その時の第1マストガイドシーブ80付近でも図4に示すように、ジブ先端側75a及びジブ基端側75bに向かって吊り荷用ロープ75には張力Tが発生している。ジブ先端側吊り荷用ロープ75aと第1ガイドシーブ80のスライド軸94とのなす角度をθ1、ジブ基端側吊り荷用ロープ75bと第1ガイドシーブ80のスライド軸94とのなす角度をθ2とし、第1マストガイドシーブ80に作用する力をFとすると以下の関係が成立する。
F=TCOSθ1+TCOSθ2
したがって、張力Tは上記作用力Fが測定されると以下の式により求めることができる。
T=F/(COSθ1+COSθ2)
なお、吊り荷用ロープ75がシーブを経由する際のシーブ効率を考慮するとより精度良く張力を求めることができる。
図6はガイドシーブ作用力検出手段に関する他の実施の形態を示した図である。98は第1マストガイドシーブ80を回転自在に支持するシーブ支持サポートである。シーブ支持サポート98をスライド自在に支持するスライド支持手段は省かれている。これにより、シーブ支持サポート98の中心軸99はジブ先端側吊り荷用ロープ75aとジブ基端側吊り荷用ロープ75bのなす角度の2等分線上に位置するようになる。そのため、張力Tは
T=F/2COSθ3
となる。
図7は本願発明の実施の形態に係るラフィングジブの吊り荷重検出装置のブロック図を示したものである。100はガイドシーブ作用力検出手段であって、第1マストガイドシーブに作用する力を検出するものであり、具体的には既述のロードセル88が該当する。101はジブ本体長さ検出手段であって、前記ラフィングジブ本体59の長さを検出するものである。なお、ジブ本体長さ検出手段101に代えてラフィングジブ本体長さを手動入力するジブ本体長さ入力手段としてもよい。102は吊り荷重演算手段であって、その内部にはロープ張力演算部103と吊り荷重演算部104とを備えている。ロープ張力演算部103には前記ガイドシーブ作用力検出手段100からガイドシーブ作用力Fの信号が入力され、前記ジブ本体長さ検出手段101からはラフィングジブ本体長さ信号が入力される。ロープ張力演算部103は、既述したロープ張力Tとガイドシーブ作用力Fとの関係に基づきロープ張力Tを演算する。
105はロープ掛け数検出手段であって、吊り荷用フック77のロープ掛け数を検出するものである。なお、ロープ掛け数検出手段105に代えてロープ掛け数を手動入力するロープ掛け数入力手段としてもよい。吊り荷重演算部104には前記ロープ張力演算部103からロープ張力信号が入力され、前記ロープ掛け数検出手段105からロープ掛け数信号が入力される。吊り荷重演算部104は両信号から吊り荷重Wを演算し、演算された吊り荷重Wの信号はオールテレーンクレーン50に備えられた過負荷防止装置本体106に入力され、過負荷防止制御に使用される。
本発明に係るラフィングジブの吊り荷重検出装置を搭載した移動式クレーン50である。 第1マスト61と第2マスト62の周辺を拡大して示した図である。 図2のA矢視詳細図である。 図3のB−B断面詳細図である。 図3のC−C断面詳細図である。 ガイドシーブ作用力検出手段に関する他の実施の形態を示した図である。 本願発明の実施の形態に係るラフィングジブの吊り荷重検出装置のブロック図である。 特許文献1に記載された吊り荷重検出装置の荷重検出部である。 特許文献1に記載された別形式のラフィングジブの吊り荷重検出装置における荷重検出部である。 特許文献2に記載された吊り荷重検出装置の吊り荷用ロープの張力検出部を示したものである。 特許文献3に記載された吊り荷重検出装置の吊り荷用ロープの張力検出部を示したものである。
符号の説明
53:旋回台
54:伸縮ブーム
56:ジブサポート
57:ラフィングジブ本体
61:第1マスト
62:第2マスト
63:ジブ部テンション部材
67:ジブ起伏用ウインチ
68:ジブ起伏用ロープ
69:マスト部テンション部材
71:空中シーブ
72:固定シーブ
73:ジブ起伏調整手段
74:吊り荷用ウインチ
75:吊り荷用ロープ
76:ラフィングジブ本体先端ガイドシーブ
77:吊り荷用フック
80:第1マストガイドシーブ
81:第2マストガイドシーブ
84:シーブ支持サポート
88:ロードセル
100:ガイドシーブ作用力検出手段
101:ジブ本体長さ検出手段
102:吊り荷重演算手段
103:ロープ張力演算部
104:吊り荷重演算部
105:ロープ掛け数検出手段

Claims (3)

  1. 旋回台にその基端部を起伏自在に軸支された伸縮ブームの先端部に着脱自在なジブサポートと、当該ジブサポート先端部にその基端部を起伏自在に軸支された複数の分割ジブを連結してなるラフィングジブ本体と、前記ジブサポート又はラフィングジブ基端部にその基端部を軸支されラフィングジブ本体起伏面に沿って起伏自在に立設された第1マスト及び第2マストと、前記ラフィングジブ本体先端部と第1マスト先端部とを連結するジブ部テンション部材と、前記第1マスト先端部と第2マスト先端部とを連結するマスト部テンション部材と、前記旋回台に配置されたジブ起伏用ウインチから繰出されたジブ起伏用ロープが前記第2マスト先端部からブー前記旋回台に配置された吊荷用ウインチから繰出され前記第1マスト及び第2マストを経由して前記ラフィンブジブ本体先端ガイドシーブから吊下され吊荷用フックに連結又はかけ回されその先端部がラフィンブジブ本体先端部又は当該吊荷用フックに連結される吊荷用ロープと、前記第1マストに配置され当該吊荷用ロープをガイドする第1マストガイドシーブと、前記第2マストに配置され前記吊荷用ロープをガイドする第2マストガイドシーブと、を備えたラフィングジブの吊り荷重検出装置において、ム部テンション部材により吊下げられた空中シーブと伸縮ブーム基端部又は旋回台に配置された固定シーブとの間を掛け回されその先端部が該固定シーブに連結されて構成されたジブ起伏調整手段と、前記旋回台に配置された吊荷用ウインチから繰出され前記第1マスト及び第2マストを経由して前記ラフィンブジブ本体先端ガイドシーブから吊下され吊荷用フックに連結又はかけ回されその先端部がラフィンブジブ本体先端部又は当該吊荷用フックに連結される吊荷用ロープと、前記第1マストに配置され当該吊荷用ロープをガイドする第1マストガイドシーブと、前記第2マストに配置され前記吊荷用ロープをガイドする第2マストガイドシーブと、を備えたラフィングジブの吊り荷重検出装置において、
    前記第1マストガイドシーブに作用する力を検出するガイドシーブ作用力検出手段と、当該ガイドシーブ作用力から吊り荷重を演算する吊り荷重演算手段と、を備えたことを特徴とするラフィングジブの吊り荷重検出装置。
  2. 前記ガイドシーブ作用力検出手段が、ガイドシーブを回転自在に支持するシーブ支持サポートと、前記第1マストに配置され当該シーブ支持サポートをスライド自在に支持するスライド支持手段と、前記シーブ支持サポートと第1マストとの間に介装され前記ガイドシーブに作用する力を検出するロードセルと、を備えたことを特徴とする請求項1に記載されたラフィンブジブの吊り荷重検出装置。
  3. 前記吊り荷重演算手段が、前記ガイドシーブ作用力検出手段からのガイドシーブ作用力信号と前記ラフィングジブ本体の長さを検出するジブ本体長さ検出手段又はラフィングジブ本体長さを手動入力するジブ本体長さ入力手段からのジブ本体長さ信号とから吊荷用ロープ張力を演算するロープ張力演算部と、当該ロープ張力演算部からのロープ張力信号と吊荷用フックのロープ掛け数を検出するロープ掛け数検出手段又はロープ掛け数を手動入力するロープ掛け数入力手段からのロープ掛け数信号とから吊り荷重を演算する吊り荷重演算部と、を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載されたラフィングジブの吊り荷重検出装置。
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