JP2008064645A - 電圧出力回路 - Google Patents

電圧出力回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2008064645A
JP2008064645A JP2006243747A JP2006243747A JP2008064645A JP 2008064645 A JP2008064645 A JP 2008064645A JP 2006243747 A JP2006243747 A JP 2006243747A JP 2006243747 A JP2006243747 A JP 2006243747A JP 2008064645 A JP2008064645 A JP 2008064645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
vcc
circuit
resistor
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006243747A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Ishikawa
和義 石川
Juichi Uno
寿一 宇野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
System Solutions Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Semiconductor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Semiconductor Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2006243747A priority Critical patent/JP2008064645A/ja
Publication of JP2008064645A publication Critical patent/JP2008064645A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)

Abstract

【課題】差動増幅回路が有するオフセット電圧等を解消する目的で、電池電源から発生する第1電圧と第2電圧(<第1電圧)に応じた電圧との差を求める場合、第1電圧及び第2電圧に応じた電圧を出力する電圧出力回路を提供することを目的とする。
【解決手段】電池電源から発生する第1電圧を第1要求信号に応じて選択し、前記電池電源から発生する第2電圧(<前記第1電圧)を第2要求信号に応じて選択するスイッチ回路と、前記スイッチ回路から選択出力される前記第1電圧と前記第2電圧が印加される演算増幅回路と、前記演算増幅回路から出力される電圧が印加され、前記第1電圧と前記第2電圧に応じた電圧を出力する出力回路と、を備え、前記第1電圧と前記第2電圧に応じた電圧の差を求める場合、前記スイッチ回路は、前記第1電圧及び前記第2電圧を選択するべく切り替わる、ことを特徴とする
【選択図】図1

Description

本発明は、電圧出力回路に関する。
現在、携帯機器等の負荷を動作可能とするべく、携帯機器等に電圧を印加する電池電源がある。この電池電源の残容量は、携帯機器等の負荷に電圧を印加するにつれて減少していくこととなる。一方、携帯機器等の負荷の利用者は、携帯機器等の負荷を引き続き利用するために、残容量が減少した電池電源を充電したり、新しい電池電源に交換する等の行為を行う。このため、携帯機器等の負荷の利用者にとっては、電池電源の正確な残容量を示す情報を取得する必要がある。そこで、電池電源から負荷に印加される電圧から、電池電源の残容量を示す情報を取得等するための電圧を出力する電圧出力回路がある。
以下、図3を参照しつつ、従来の電圧出力回路100について説明する。電池電源101と負荷102との間には抵抗R1が接続され、A点の電圧が電源電圧として負荷102に印加される。電圧出力回路100は、演算増幅回路103、抵抗R2、R3、pnp型トランジスタ104から構成される。抵抗R2、pnp型トランジスタ104、抵抗R3は、電池電源101と接地との間に直列接続される。演算増幅回路103は、+入力端子がA点と接続され、−入力端子がB点と接続される。
電池電源101からの電流I1が抵抗R1に供給されることにより、負荷102に印加されるA点の電圧はVcc−I1・R1となる。このため、演算増幅回路103の+入力端子に、A点の電圧(Vcc−I1・R1)が印加される。演算増幅回路103の+入力端子と−入力端子とは、イマジナリショートにより電圧レベルが等しくなるため、B点の電圧は、A点の電圧と等しいVcc−I1・R1となる。この結果、電圧出力回路100は、Vcc−(Vcc−I1・R1)−Vce=I1・R1−Vceの電圧Voutを出力する。このように、電圧出力回路100は、電池電源101から負荷102に印加される電圧(Vcc−I1・R1)に応じた電圧Vout(I1・R1−Vce)を出力することとなる。そして、例えばマイクロコンピュータ(不図示)等によって、電圧Voutに基づいた電池電源101の残容量の算出等が行われることとなる。
ところで、この負荷102に印加されるA点の電圧(Vcc−I1・R1)は、抵抗R1の抵抗値が大きく設定されるに従って、当該抵抗R1にて発生する電圧(I1・R1)が上昇するため、相対的に降下することになる。そのため、抵抗R1の抵抗値を大きく設定し過ぎると、負荷102が可動可能なレベルの電圧が印加されなくなる虞があった。また、抵抗R1にて発生する発熱量も大きくなる。これらの理由等により、抵抗R1は、出来うる限り小さい抵抗値で設定されることが望ましい。
特開2006−50724号公報
しかしながら、一般的に演算増幅回路103は、演算増幅回路103を構成するトランジスタの温度特性、製造誤差等に起因するオフセット電圧等を有している。このため、従来の電圧出力回路100が出力する電圧Voutが、電池電源101から負荷102に印加される電圧(Vcc−I1・R1)を正確に反映したものとならない虞があった。尚、オフセット電圧とは、例えば+入力端子と−入力端子とに0Vを印加したときに出力端子に発生する0Vではない電圧のことである。
以下、演算増幅回路103が有するオフセット電圧等を±αとして詳述すると、このオフセット電圧等(±α)により、B点の電圧は、A点の電圧(Vcc−I1・R1)にオフセット電圧等(±α)が加算されたVcc−I1・R1±αとなる。このため、電圧出力回路100が出力する電圧Voutは、I1・R1±α−Vceとなる。このように、演算増幅回路103がオフセット電圧等(±α)を有している場合、電圧Voutは、電池電源101から負荷102に印加される電圧(Vcc−I1・R1)を正確に反映したものとならない虞があった。そして、この電圧Vout(I1・R1±α−Vce)に基づいて、電池電源101の残容量の算出等が行われるため、例えば携帯機器等の負荷102の利用者に、不正確な電池電電源101の残容量を示す情報が伝わる可能性があった。この結果、例えば電池電源101の残容量が無いにも関わらず、電池電源101の充電等が行われなかったり、電池電源101の残容量が十分であるにも関わらず、当該電池電源101の交換が行われる虞があった。
特に、抵抗R1の発熱量の軽減、負荷102に印加される電圧(Vcc−I1・R1)の昇圧等を図る場合、抵抗R1の抵抗値をより小さく設定することが望ましいが、抵抗R1の抵抗値が小さく設定するにつれて、負荷102に印加される電圧(Vcc−I1・R1)に対する電圧Vout(I1・R1±α−Vce)の不正確性が大きくなる虞があった。
そこで、本発明は、差動増幅回路が有するオフセット電圧等を解消する目的で、電池電源から発生する第1電圧と第2電圧(<第1電圧)に応じた電圧との差を求める場合、第1電圧及び第2電圧に応じた電圧を出力する電圧出力回路を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための発明は、電池電源から発生する第1電圧を第1要求信号に応じて選択し、前記電池電源から発生する第2電圧(<前記第1電圧)を第2要求信号に応じて選択するスイッチ回路と、前記スイッチ回路から選択出力される前記第1電圧と前記第2電圧が印加される演算増幅回路と、前記演算増幅回路から出力される電圧が印加され、前記第1電圧と前記第2電圧に応じた電圧を出力する出力回路と、を備え、前記第1電圧と前記第2電圧に応じた電圧の差を求める場合、前記スイッチ回路は、前記第1電圧及び前記第2電圧を選択するべく切り替わる、ことを特徴とする。
本発明によれば、電池電源から発生する第1電圧と第2電圧(<第1電圧)に応じた電圧の差を求めることが可能となり、正確な第2電圧を求めることができる。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
===電圧出力回路1の全体構成及び周辺構成===
以下、図1を参照しつつ、本発明に係る電圧出力回路1の全体構成及び周辺構成について説明する。図1は、本発明に係る電圧出力回路1及び周辺構成を示す回路ブロック図である。
<<電圧出力回路1の全体構成>>
電圧出力回路1は、スイッチ回路2、演算増幅回路3、pnp型トランジスタ4(第1トランジスタ)、抵抗R2(第1抵抗)、R3を有する。尚、pnp型トランジスタ4、抵抗R2、R3は、出力回路を構成する。
スイッチ回路2は、DA(Digital Analog)コンバータ15からの例えばローレベルに基づいて、抵抗R1の他端と負荷12との接続ライン上のA点と接続されるC端子側へ切り替わる。この結果、負荷12に印加されるA点の電圧(Vcc−I1・R1)が、演算増幅回路3の+入力端子に印加されることとなる。また、スイッチ回路2は、DAコンバータ15からの例えばハイレベルに基づいて、電池電源11の電圧Vccが印加されるライン(以下、電圧Vccラインという)と接続されるD端子側へ切り替わる。この結果、電池電源11の電圧Vccが、演算増幅回路3の+入力端子に印加されることとなる。尚、スイッチ回路2の詳細な構成の一例については後述する。
抵抗R2、pnp型トランジスタ4、抵抗R3は、電圧Vccラインと接地ライン(Vss)との間に直列接続される。抵抗R2は、一端が電圧Vccラインと接続され、他端がpnp型トランジスタ4のエミッタと接続される。この抵抗R2には、抵抗R2の他端とpnp型トランジスタ4のエミッタとの接続ライン上のB点の電圧(第3電圧)が、電池電源11の電圧Vcc未満の場合、(Vcc−B点の電圧)/R2の電流I2が供給される。
演算増幅回路3は、+入力端子がスイッチ回路2と接続され、−入力端子がB点と接続され、出力端子がpnp型トランジスタ4のベースと接続される。そして、演算増幅回路3は、スイッチ回路2が選択出力する電圧(Vcc及びVcc−I1・R1)が+入力端子に印加され、B点の電圧が−入力端子に印加され、+入力端子に印加される電圧と−入力端子に印加される電圧との差に応じた電圧を、pnp型トランジスタ4のベースに出力する。また、演算増幅回路3は、B点の電圧を電池電源11の電圧Vcc未満とするための抵抗R4(第2抵抗、図2参照)を有している。尚、演算増幅回路3の詳細な構成の一例については後述する。
pnp型トランジスタ4は、ベースが演算増幅回路3の出力端子と接続され、エミッタが抵抗R2の他端と接続され、コレクタが抵抗R3の一端と接続される。そして、pnp型トランジスタ4は、ベースに印加される演算増幅回路3の出力電圧と、エミッタに印加されるB点の電圧とにより、電池電源11の電圧Vcc及びA点の電圧(Vcc−I1・R1)に応じた電圧Vout(=Vcc−B点の電圧−Vce)をコレクタに発生する。
抵抗R3は、他端が接続ラインと接続される。抵抗R3は、pnp型トランジスタ4のコレクタ電流に基づく電流I3が供給される。
<<電圧出力回路1の周辺構成>>
電池電源11は、例えば充電器(不図示)によって充電可能なリチウムイオン電池、リチウムポリマー電池、ニッケル−水素電池、ニッケル−カドニウム電池等である。尚、本実施形態において、電池電源11は、充電可能な二次電池であるものとして説明するがこれに限るものではない。例えば、電池電源11が一次電池であっても、本発明に係る電圧出力回路1は適用可能である。尚、本実施形態においては、電池電源11の電圧Vccが電圧Vccラインに印加されるものとして説明しているが、これに限るものではない。例えば、電池電源11の電圧Vccを分圧する抵抗(不図示)が、電池電源11と、抵抗R1の一端と電圧Vccラインとの接続点と、の間に接続される場合、電池電源11の電圧Vccが当該抵抗にて分圧された電圧が、電圧Vccラインに印加されることとなる。
抵抗R1は、一端が電圧Vccラインと接続され、他端が負荷12と接続される。
負荷12は、A点の電圧(=Vcc−I1・R1)が印加されることにより動作可能となる携帯機器等である。
AD(Analog Digital)コンバータ13は、電圧出力回路1が出力する電圧Voutをアナログデジタル変換し、変換結果である電圧Voutに対応したデジタル信号を出力する。
マイクロコンピュータ14は、不図示のCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、インタフェース、RAM(Random Access Memory)等で構成される。マイクロコンピュータ14は、演算増幅回路3の+入力端子に電池電源11の電圧Vccが印加されたときの電圧Voutと、演算増幅回路3の+入力端子にA点の電圧(Vcc−I1・R1)が印加されたときの電圧Voutと、に基づいて、例えば電池電源11の残容量を算出するべく、以下の処理を行う。マイクロコンピュータ14は、演算増幅回路3の+入力端子に電池電源11の電圧Vccを印加するべく、DAコンバータ15がハイレベルを出力するための信号(以下、ハイレベル信号という)を送信する。また、マイクロコンピュータ14は、演算増幅回路3の+入力端子にA点の電圧(Vcc−I1・R1)を印加するべく、DAコンバータ15がローレベルを出力するための信号(以下、ローレベル信号という)を送信する。この結果、マイクロコンピュータ14は、ADコンバータ13からの、ハイレベル信号を送信したときのデジタル信号と、ローレベル信号を送信したときのデジタル信号を取得する。そして、マイクロコンピュータ14は、ハイレベル信号を送信したときの信号{I4・R4±α−Vce}と、ローレベルを送信したときのデジタル信号との差を算出することによって、A点の電圧(Vcc−I1・R1)に応じた算出結果を取得する。そして、マイクロコンピュータ14は、A点の電圧(Vcc−I1・R1)に応じた算出結果に基づいて、電池電源11の残容量等を算出する。
DAコンバータ15は、ハイレベル信号をデジタルアナログ変換し、変換結果であるハイレベルを電圧出力回路1に出力する。また、DAコンバータ15は、ローレベル信号をデジタルアナログ変換し、変換結果であるローレベルを電圧出力回路1に出力する。
<<スイッチ回路2の構成の一例>>
以下、図2を参照しつつ、スイッチ回路2の構成の一例について説明する。図2は、図1に示すスイッチ回路2及び演算増幅回路3の構成の一例を示す回路図である。
スイッチ回路2は、インバータ回路21乃至23、N型MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)24、25、P型MOSFET26、27を有する(一点鎖線)。
インバータ回路22、N型MOSFET24、P型MOSFET26は、トランスミッションゲート(第1トランスミッションゲート)を構成する。インバータ回路22は、DAコンバータ15からのハイレベル(第1要求信号)を反転したローレベルを出力する。また、インバータ回路22は、DAコンバータ15からのローレベルを反転したハイレベルを出力する。
N型MOSFET24は、ゲートがDAコンバータ15の出力と接続され、ドレインが電圧Vccラインと接続され、ソースがnpn型トランジスタ28のベースと接続される。このN型MOSFET24は、ゲートにハイレベルが印加されることによりオンし、ローレベルが印加されることによりオフする。
P型MOSFET26は、ゲートがインバータ回路22の出力と接続され、ドレインがN型MOSFET24のドレインと共通接続され、ソースがN型MOSFET24のソースと共通接続される。このP型MOSFET26は、ゲートにローレベルが印加されることによりオンし、ハイレベルが印加されることによりオフする。この結果、N型MOSFET24、P型MOSFET26は、DAコンバータ15がハイレベルを出力する場合に共にオンし、演算増幅回路3のnpn型トランジスタ28(第4トランジスタ)のベースに電池電源11の電圧Vccが印加されることとなる。
インバータ回路21は、DAコンバータ15からのハイレベルを反転したローレベルを出力する。また、インバータ回路21は、DAコンバータ15からのローレベル(第2要求信号)を反転したハイレベルを出力する。
インバータ回路23、N型MOSFET25、P型MOSFET27は、トランスミッションゲート(第2トランスミッションゲート)を構成する。インバータ回路23は、インバータ回路21からのハイレベルを反転したローレベルを出力する。また、インバータ回路23は、インバータ回路21からのローレベルを反転したハイレベルを出力する。
N型MOSFET25は、ゲートがインバータ回路21の出力と接続され、ドレインが抵抗R1の他端と負荷12との接続ライン上のA点と接続され、ソースがnpn型トランジスタ28のベースと接続される。このN型MOSFET25は、ゲートにハイレベルが印加されることによりオンし、ローレベルが印加されることによりオフする。
P型MOSFET27は、ゲートがインバータ回路23の出力と接続され、ドレインがN型MOSFET25のドレインと共通接続され、ソースがN型MOSFET25のソースと共通接続される。このP型MOSFET27は、ゲートにローレベルが印加されることによりオンし、ハイレベルが印加されることによりオフする。この結果、N型MOSFET25、P型MOSFET27は、DAコンバータ15がローレベルを出力する場合(インバータ回路21がハイレベルを出力する場合)に共にオンし、npn型トランジスタ28のベースに、電池電源11から負荷12に印加されるA点の電圧(Vcc−I1・R1)(第2電圧)が印加されることとなる。
<<演算増幅回路3の構成の一例>>
以下、図2を参照しつつ、演算増幅回路3の構成の一例について説明する。
演算増幅回路3は、npn型トランジスタ28、29(第2トランジスタ)、30(第3トランジスタ)、31(第5トランジスタ)、pnp型トランジスタ32、33、定電流源34乃至36、抵抗R4を有する(二点鎖線)。
npn型トランジスタ28、抵抗R4、定電流源34は、電圧Vccラインと接地ラインとの間に直列接続される。npn型トランジスタ28は、エミッタフォロワで形成され、コレクタが電圧Vccラインと接続され、エミッタが抵抗R4の一端と接続される。尚、npn型トランジスタ28のベースへの電圧の印加は、図1に示す+入力端子への電圧の印加を示す。
抵抗R4は、他端が定電流源34、npn型トランジスタ29のベースと接続される。
定電流源34は、抵抗R4の他端と接地ラインとの間に接続される。定電流源34は、電流I4を抵抗R4に供給するように、図示する方向に電流を供給する。
この抵抗R4の抵抗値は、npn型トランジスタ29とnpn型トランジスタ30、npn型トランジスタ28とnpn型トランジスタ31等の温度特性、製造誤差等に起因して発生する演算増幅回路3のオフセット電圧等(±α)を調整するように設定される。
以下、npn型トランジスタ28のベース・エミッタ間の電圧をVbe28、npn型トランジスタ29のベース・エミッタ間の電圧をVbe29、npn型トランジスタ30のベース・エミッタ間の電圧をVbe30、npn型トランジスタ31のベース・エミッタ間の電圧をVbe31として、抵抗R4の抵抗値について詳述する。
先ず、抵抗R4が演算増幅回路3に設けられていない状態であって、npn型トランジスタ28のエミッタが、npn型トランジスタ29のベース、定電流源34と接続されている場合について説明する。DAコンバータ15からのローレベルに基づいて、A点の電圧(Vcc−I1・R1)がnpn型トランジスタ28のベースに印加されると、B点の電圧は、演算増幅回路3が有するオフセット電圧等(±α)を加算した、
(Vcc−I1・R1)−Vbe28−Vbe29+Vbe30+Vbe31
=Vcc−I1・R1±α
となる。このとき、仮にB点の電圧(Vcc−I1・R1±α)が電圧Vcc以上となる場合、つまり正のオフセット電圧(+α)がI1・R1以上となる場合、B点の電圧(Vcc−I1・R1±α)は、電圧Voutが発生しない電圧レベルとなる。
また、DAコンバータ15からのハイレベルに基づいて、電池電源11の電圧Vccがnpn型トランジスタ28のベースに印加されると、B点の電圧は、演算増幅回路3が有するオフセット電圧等(±α)を加算した、
Vcc−Vbe28−Vbe29+Vbe30+Vbe31
=Vcc±α
となる。このとき、仮にB点の電圧(Vcc±α)が電圧Vcc以上となる場合、つまりオフセット電圧が正(+α)である場合、B点の電圧(Vcc±α)は、電圧Voutが発生しない電圧レベルとなる。
そこで、抵抗R4の抵抗値は、B点の電圧(Vcc−I1・R1±α又はVcc±α)が電圧Vcc未満となるように設定される。尚、オフセット電圧が負(−α)の場合、B点の電圧は常に電圧Vcc未満となるため、電圧Voutは常に発生することとなる。
抵抗R4が演算増幅回路3に設けられ、DAコンバータ15がローレベルを出力するときのB点の電圧は、
(Vcc−I1・R1)−Vbe28−I4・R4−Vbe29+Vbe30+Vbe31
=Vcc−I1・R1−I4・R4±α
となる。従って、B点の電圧(Vcc−I1・R1−I4・R4±α)が電圧Vcc未満となることを満たす抵抗R4の抵抗値は、
Vcc−I1・R1−I4・R4+│α│<Vccから、
R4>(│α│−I1・R1)/I4
となる。
また、DAコンバータ15がハイレベルを出力するときのB点の電圧は、
Vcc−Vbe28−I4・R4−Vbe29+Vbe30+Vbe31
=Vcc−I4・R4±α
となる。従って、B点の電圧(Vcc−I4・R4±α)が電圧Vcc未満となることを満たす抵抗R4の抵抗値及び電流I4は、
Vcc−I4・R4+│α│<Vccから、
R4>│α│/I4
となる。
このため、抵抗R4の抵抗値は、R4>(│α│−I1・R1)/I4且つR4>│α│/I4を満たすR4>│α│/I4となるように設定される。そして、このように抵抗値が設定された抵抗R4によって、演算増幅回路3は、オフセット電圧等(±α)にI4・R4が加算された電圧を発生することとなる。この結果、電圧出力回路1は、A点の電圧(Vcc−I1・R1)に応じて常に電圧Voutを発生することが可能となる。尚、上述の抵抗R4の抵抗値及び電流I4は、例えば実験等によって経年させた後のオフセット電圧等(±α)の実測値等に基づいて求めることが可能である。
pnp型トランジスタ32、33は、npn型トランジスタ29、30のコレクタに電流を供給するべく、カレントミラー回路を構成する。pnp型トランジスタ32は、エミッタフォロワで形成され、ベースがpnp型トランジスタ33のベースと接続され、エミッタが電圧Vccラインと接続され、コレクタがnpn型トランジスタ29のコレクタと接続され、ベース・コレクタ間がダイオード接続される。
pnp型トランジスタ33は、エミッタフォロワで形成され、ベースがpnp型トランジスタ32のベースと共通接続され、エミッタが電圧Vccラインと接続され、コレクタがnpn型トランジスタ30のコレクタと接続される。
npn型トランジスタ29、30は差動接続される。詳述すると、npn型トランジスタ29は、ベースが抵抗R4の他端と定電流源34との接続ラインと接続され、コレクタがpnp型トランジスタ32のコレクタと接続され、エミッタが定電流源35と接続される。
npn型トランジスタ30は、ベースがnpn型トランジスタ31のエミッタと定電流源36との接続ラインと接続され、コレクタがpnp型トランジスタ33のコレクタと接続され、エミッタがnpn型トランジスタ29のエミッタと共通接続される。
定電流源35は、npn型トランジスタ29、30のエミッタと接地ラインとの間に接続される。定電流源35は、npn型トランジスタ29、30のエミッタ電流が等しくなるように、図示する方向に電流を供給する。
npn型トランジスタ31、定電流源36は、電圧Vccラインと接地ラインとの間に直列接続される。npn型トランジスタ31は、エミッタフォロワで形成され、ベースがB点と接続され、コレクタが電圧Vccラインと接続され、エミッタが定電流源36と接続される。尚、npn型トランジスタ31のベースへの電圧の印加は、図1に示す−入力端子への電圧の印加を示す。
定電流源36は、npn型トランジスタ31のエミッタと接地ラインとの間に接続され、図示する方向に電流を供給する。
===電圧出力回路1及び周辺構成の動作===
以下、図1、図2を適宜参照しつつ、本発明に係る電圧出力回路1及び周辺構成の動作について説明する。尚、電池電源11からの電流I1が抵抗R1を介して負荷12に供給され、A点の電圧(Vcc−I1・R1)が負荷12に印加されているものとして説明する。
マイクロコンピュータ14は、例えば電池電源11の残容量の算出等を要求する外部からの要求信号を受信すると、先ず、DAコンバータ15にハイレベル信号を送信する。DAコンバータ15は、ハイレベル信号をデジタルアナログ変換し、変換結果であるハイレベルを電圧出力回路1に出力する。
スイッチ回路2のインバータ回路22は、ハイレベルを反転したローレベルを出力する。このため、ゲートにローレベルが印加されたP型MOSFET26がオンするとともに、DAコンバータ15からのハイレベルがゲートに印加されたN型MOSFET24がオンする。この結果、演算増幅回路3のnpn型トランジスタ28のベースに、電池電源11の電圧Vccが印加されることとなる。尚、N型MOSFET25、P型MOSFET27は、インバータ回路21の出力がローベルとなるため、共にオフする。
そして、npn型トランジスタ28のベースに電圧Vccが印加されることにより、B点の電圧は、
Vcc−Vbe28−I4・R4−Vbe29+Vbe30+Vbe31
=Vcc−I4・R4±α
となる。尚、抵抗R4の抵抗値は、R4>│α│/I4を満たすように設定されていることから、B点の電圧(Vcc−I4・R4±α)は、電池電源11の電圧Vcc未満のレベルとなる。
このため、抵抗R2に電流I2が供給されることにより、pnp型トランジスタ4のコレクタと抵抗R3の一端との接続ライン上に発生する電圧は、
Vcc−(Vcc−I4・R4±α)−Vce
=I4・R4±α−Vce
となる。つまり、電圧出力回路1は、DAコンバータ15からのハイレベルに基づいて、電圧Vout(=I4・R4±α−Vce)を出力することとなる。
ADコンバータ13は、電圧出力回路1からの電圧Vout(=I4・R4±α−Vce)をアナログデジタル変換し、変換結果であるデジタル信号(I4・R4±α−Vce)を出力する。
マイクロコンピュータ14は、ADコンバータ13からのデジタル信号(I4・R4±α−Vce)を、例えばRAMに一旦記憶する。次に、マイクロコンピュータ14は、DAコンバータ15にローレベル信号を送信する。DAコンバータ15は、ローレベル信号をデジタルアナログ変換し、変換結果であるローレベルを電圧出力回路1に出力する。
スイッチ回路2のインバータ回路21は、ローレベルを反転したハイレベルを出力する。インバータ回路23は、ハイレベルを反転したローレベルを出力する。このため、ゲートにローレベルが印加されたP型MOSFET27がオンするとともに、インバータ回路21からのハイレベルが印加されたN型MOSFET25がオンする。この結果、演算増幅回路3のnpn型トランジスタ28のベースに、A点の電圧(Vcc−I1・R1)が印加されることとなる。尚、N型MOSFET24、P型MOSFET26は、DAコンバータ15の出力がローレベルとなるため、共にオフする。
そして、npn型トランジスタ28のベースにA点の電圧(Vcc−I1・R1)が印加されることにより、B点の電圧は、
(Vcc−I1・R1)−Vbe28−I4・R4−Vbe29+Vbe30+Vbe31
=Vcc−I1・R1−I4・R4±α
となる。尚、抵抗R4の抵抗値は、R4>│α│/I4を満たすように設定されていることから、B点の電圧(Vcc−I1・R1−I4・R4±α)は、電池電源11の電圧Vcc以下のレベルとなる。
このため、抵抗R2に電流I2が供給されることにより、pnp型トランジスタ4のコレクタと抵抗R3の一端との接続ライン上に発生する電圧は、
Vcc−(Vcc−I1・R1−I4・R4±α)−Vce
=I1・R1+I4・R4±α−Vce
となる。つまり、電圧出力回路1は、DAコンバータ15からローレベルに基づいて、電圧Vout(=I1・R1+I4・R4±α−Vce)を出力することとなる。
ADコンバータ13は、電圧出力回路1からの電圧Vout(=I1・R1+I4・R4±α−Vce)をアナログデジタル変換し、変換結果であるデジタル信号(I1・R1+I4・R4±α−Vce)を出力する。
マイクロコンピュータ14は、ADコンバータ13からのデジタル信号(I1・R1+I4・R4±α−Vce)を受信すると、RAMからデジタル信号(I4・R4±α−Vce
)を読み出し、デジタル信号(I1・R1+I4・R4±α−Vce)からデジタル信号(I4・R4±α−Vce)を減算する。この結果、マイクロコンピュータ14は、演算増幅回路3が有するオフセット電圧等(±α)とオフセット電圧等(±α)に加算されたI4・R4とが相殺された減算結果(I1・R1)を取得することとなる。そして、マイクロコンピュータ14は、この減算結果(I1・R1)に基づいて、A点の電圧(Vcc−I1・R1)を算出し、電池電源11の残容量を算出する。
尚、上述した実施形態によれば、電圧出力回路1は、先ずハイレベルに基づいて電圧Vout(=I4・R4±α−Vce)を出力した後、ローレベルに基づいて電圧Vout(=I1・R1+I4・R4±α−Vce)を出力しているが、これに限るものではない。例えば、インバータ回路21を、インバータ回路23、N型MOSFET25側ではなく、インバータ回路22、N型MOSFET24側に設ける。そして、電圧出力回路1は、先ずハイレベルに基づいて電圧Vout(=I1・R1+I4・R4±α−Vce)を出力した後、ローレベルに基づいて電圧Vout(=I4・R4±α−Vce)を出力するように設けても良い。また、マイクロコンピュータ14側において、先にローレベル信号を送信し、後にハイレベル信号を送信するものとしても良い。
上述した実施形態よれば、電池電源11の電圧Vccに応じた電圧Vout(=I4・R4±α−Vce)とA点の電圧(Vcc−I1・R1)に応じた電圧Vout(=I1・R1+I4・R4±α−Vce)との差を求める場合、電池電源11の電圧Vcc及びA点の電圧(Vcc−I1・R1)を選択するべくスイッチ回路2が切り替わることにより、電圧Vout(=I4・R4±α−Vce)及び電圧Vout(=I1・R1+I4・R4±α−Vce)を出力することが可能となる。この結果、電圧Vout(=I4・R4±α−Vce)と電圧Vout(=I1・R1+I4・R4±α−Vce)との差(I1・R1)を求めることが可能となり、正確なA点の電圧(Vcc−I1・R1)を求めることができる。また、抵抗R1の抵抗値に関わらず、正確なA点の電圧(Vcc−I1・R1)を算出することが可能となるため、従来と比べて抵抗値が小さい抵抗R1を用いることが可能となる。
更に、ハイレベルに応じてオンするトランスミッションゲート(インバータ回路22、N型MOSFET24、P型MOSFET26)と、ローレベルに応じてオンするトランスミッションゲート(インバータ回路23、N型MOSFET25、P型MOSFET27)と、を備えたスイッチ回路2により、電圧Vout(=I4・R4±α−Vce)と電圧Vout(=I1・R1+I4・R4±α−Vce)との差を求める場合、電池電源11の電圧Vcc及びA点の電圧(Vcc−I1・R1)を相補的に選択することが可能となる。この結果、電圧出力回路1は、電圧Vout(=I4・R4±α−Vce)及び電圧Vout(=I1・R1+I4・R4±α−Vce)を確実に出力することが可能となる。
更に、B点の電圧(Vcc−I4・R4±α及びVcc−I1・R1−I4・R4±α)を、電池電源11の電圧Vcc未満とすることが可能となり、電圧出力回路1は、電圧Vout(=I4・R4±α−Vce)及び電圧Vout(=I1・R1+I4・R4±α−Vce)を常に出力することが可能となる。この結果、電圧Vout(=I4・R4±α−Vce)と電圧Vout(=I1・R1+I4・R4±α−Vce)との差(I1・R1)を常に求めることが可能となる。
更に、抵抗R4の抵抗値を、R4>│α│/I4を満たす値に設定することによって、B点の電圧(Vcc−I4・R4±α及びVcc−I1・R1−I4・R4±α)を、確実に電池電源11の電圧Vcc未満とすることが可能となる。
更に、電池電源11の電圧Vccに応じた電圧Vout(=I4・R4±α−Vce)と、負荷12の電源電圧であるA点の電圧(Vcc−I1・R1)に応じた電圧Vout(=I1・R1+I4・R4±α−Vce)と、の差を求める場合、電圧Vout(=I4・R4±α−Vce)及び電圧Vout(=I1・R1+I4・R4±α−Vce)を出力することが可能となる。この結果、電圧Vout(=I4・R4±α−Vce)と電圧Vout(=I1・R1+I4・R4±α−Vce)との差(I1・R1)を求めることが可能となり、負荷12に印加される正確な電圧(Vcc−I1・R1)を求めることができる。
===その他の実施形態===
以上、本発明に係る電圧出力回路について説明したが、上記の説明は、本発明の理解を容易とするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得る。
本発明に係る電圧出力回路1及び周辺構成を示す回路ブロック図である。 図1に示すスイッチ回路及び演算増幅回路の構成の一例を示す回路図である。 従来の電圧出力回路を示す回路ブロック図である。
符号の説明
1、100 電圧出力回路
2 スイッチ回路
3、103 演算増幅回路
4、32、33、104 pnp型トランジスタ
11、101 電池電源
12、102 負荷
13 ADコンバータ
14 マイクロコンピュータ
15 DAコンバータ
21、22、23 インバータ回路
24、25 N型MOSFET
26、27 P型MOSFET
28、29、30、31 npn型トランジスタ
32、33 pnp型トランジスタ
34、35、36 定電流源
R1、R2、R3、R4 抵抗

Claims (5)

  1. 電池電源から発生する第1電圧を第1要求信号に応じて選択し、前記電池電源から発生する第2電圧(<前記第1電圧)を第2要求信号に応じて選択するスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路から選択出力される前記第1電圧と前記第2電圧が印加される演算増幅回路と、
    前記演算増幅回路から出力される電圧が印加され、前記第1電圧と前記第2電圧に応じた電圧を出力する出力回路と、を備え、
    前記第1電圧と前記第2電圧に応じた電圧の差を求める場合、前記スイッチ回路は、前記第1電圧及び前記第2電圧を選択するべく切り替わる、
    ことを特徴とする電圧出力回路。
  2. 前記スイッチ回路は、
    前記第1要求信号に応じてオンし、前記第1電圧を前記演算増幅回路に印加する第1トランスミッションゲートと、
    前記第2要求信号に応じて前記第1トランスミッションゲートと相補的にオンし、前記第2電圧を前記演算増幅回路に印加する第2トランスミッションゲートと、を備えた、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電圧出力回路。
  3. 前記出力回路は、
    前記第1電圧から第3電圧を発生する第1抵抗と、
    前記演算増幅回路から出力される電圧が制御電極に印加され、前記第3電圧が入力電極に印加されることにより、前記第1電圧と前記第2電圧に応じた電圧を出力電極から出力する第1トランジスタと、を備え、
    前記演算増幅回路は、
    差動接続される第2トランジスタ及び第3トランジスタと、
    前記第1電圧と前記第2電圧が制御電極に印加されて動作する第4トランジスタと、
    前記第4トランジスタの出力電極と前記第2トランジスタの制御電極との間に接続される第2抵抗と、
    出力電極が前記第3トランジスタの制御電極と接続され、前記第3電圧が制御電極に印加されて動作する第5トランジスタと、を備え、
    前記第2抵抗の抵抗値は、
    前記第3電圧を、前記第1電圧未満とする値に設定される、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電圧出力回路。
  4. 前記第2抵抗の抵抗値は、
    R>│α│/I
    (但し、R・・・前記第2抵抗の抵抗値
    α・・・前記第1電圧又は前記第2電圧と前記第3電圧との差
    I・・・前記第2抵抗に供給される電流)
    を満たすことを特徴とする請求項3に記載の電圧出力回路。
  5. 前記第2電圧は、負荷が動作するための電源電圧である、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の電圧出力回路。
JP2006243747A 2006-09-08 2006-09-08 電圧出力回路 Pending JP2008064645A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006243747A JP2008064645A (ja) 2006-09-08 2006-09-08 電圧出力回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006243747A JP2008064645A (ja) 2006-09-08 2006-09-08 電圧出力回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008064645A true JP2008064645A (ja) 2008-03-21

Family

ID=39287480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006243747A Pending JP2008064645A (ja) 2006-09-08 2006-09-08 電圧出力回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008064645A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018235562A1 (ja) * 2017-06-22 2018-12-27 株式会社オートネットワーク技術研究所 電圧検出器及び信号出力装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018235562A1 (ja) * 2017-06-22 2018-12-27 株式会社オートネットワーク技術研究所 電圧検出器及び信号出力装置
US10976356B2 (en) 2017-06-22 2021-04-13 Autonetworks Technologies, Ltd. Voltage detector and signal output device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI296459B (en) Voltage level translator circuitry and method for translating a floating cell voltage, and battery pack
US20150058654A1 (en) Semiconductor device, battery pack and personal data assistant
JP5999987B2 (ja) パワーパス回路
TWI356170B (en) Detection circuit
JP4673252B2 (ja) 電池充電回路、携帯電子機器、及び半導体集積回路
TW201041300A (en) Power supply voltage monitoring circuit and electronic circuit including the power supply voltage monitoring circuit
WO2008084593A1 (ja) 蓄電素子の電圧検出器
JP2012079083A (ja) 電流制御回路
JP2010279177A (ja) バッテリ充電回路
US10359799B2 (en) Bandgap reference voltage generation circuit and bandgap reference voltage generation system
US20100244779A1 (en) Charging control device and electronic apparatus using same
JP2011250609A (ja) 半導体装置
JP2008515378A (ja) 間接電流検出を使用する充電方法及び回路
JP6689373B2 (ja) 電池制御装置、異常検出方法、及びプログラム
JP6751679B2 (ja) 充電装置
JP2008064645A (ja) 電圧出力回路
CN105510670A (zh) 用于检测电池组中电池电压的检测电路及电池组
CN115459378A (zh) 一种电池保护电路及系统
JP7297549B2 (ja) 電圧電流変換回路、及び充放電制御装置
CN103105885B (zh) 高压基准电压产生电路
JP2005221256A (ja) 電流検出回路
JP5352328B2 (ja) 燃料電池システム
US20120007566A1 (en) Charging circuit
US20220276315A1 (en) Battery Pack Including Plurality of Current Paths
US20240272010A1 (en) Temperature sensor