JP2008063934A - 壁埋め込み収納ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】充分な量の防災用品等を収納でき、これらの防災用品等を、まとめて取り出すことができるとともに、壁面の見栄えの良い壁埋め込み収納ボックスを提供するものである。
【解決手段】中空壁102の内部空間に少なくとも一部が埋め込まれて保持される収納ボックス本体104と、上記収納ボックス本体の正面開口部108を着脱可能に覆う蓋体106と、上記収納ボックス本体の埋め込み周壁部から上記中空壁の内部空間に延出して設けられる拡張ボックス158,159とを備えて構成される。
【選択図】図2

Description

本願発明は、壁埋め込み収納ボックスに関する。詳しくは、内部に非常用具等を収納できるとともに、非常照明としても使用できる壁埋め込み収納ボックスに関する。
消火器や懐中電灯、携帯ラジオ等の防災用具は、玄関の棚等に収納されることが多い。しかしながら、マンション等の玄関は狭く、これら防災用具を収納するスペースを確保するのが困難である。上記問題を解消するため、壁埋め込みタイプの収納箱が提案されている。
特開2005−296579
上記特許文献1に記載されている壁埋め込み型常設防災用品収納箱は、防災用品の常備収納手段として、間仕切壁面に埋め込み型収納箱を設置するものである。上記手法を採用することにより、壁を有効利用して防災用品を収納することができる。
上記特許文献1に記載されている壁埋め込み型収納箱は、壁面に、埋め込みタイプの棚を設置するものである。このため、収納した防災用品を容易に取り出すことができるものの、防災用品が常時目に触れることになり、見栄えが良いとはいえない。したがって、玄関等に設けるのは敬遠される。
また、収納量を確保するには大きな収納箱を設置するのが好ましいが、そうすると、壁面に大きな開口部を設ける必要がある。ところが、壁面に大きな開口部を設けると壁面の見栄えが低下するばかりでなく、壁自体の強度が低下したり、収納箱の設置工事が困難になったりする恐れもある。しかも、マンション等の間仕切壁は、厚さが小さいため、大きな収納スペースを確保するのも困難である。
防災用品等は、非常の際に一度に持ち出せるように準備しておくのが好ましい。このため、防災用品をまとめて収納する防災袋が採用されることが多いが、複数の防災用品等を一つの防災袋に収納した場合袋が大きくなる。したがって、上記収納箱に上記防災袋を収容する大きなスペースを確保する必要が生じる。ところが、上記のような壁面に設けた収納箱では上記防災袋を収納するスペースを確保することが困難であり、上記従来の防災袋を収納するのは非常に困難であった。
一方、複数の防災用品をばらばらに収納したのでは、非常の際に持ち出すことが困難になる。
さらに、夜間に地震が発生した場合、停電して暗闇になることが多い。このような場合、防災用具の収納場所を探すのは困難である。上記特許文献1に記載されている発明においては、蓄光型、反射型の発光テープ等を貼り付けることにより、上記課題を解決しようとしている。
しかしながら、マンションの玄関等は、太陽光が入らない場合が多く、照明も常時消灯されていることが多い。このため、上記発光テープ等では対応できない。
本願発明は、上記従来の問題を解決し、充分な量の防災用品等を収納できるものである。また、これらの防災用品等を、まとめて取り出すことができるとともに、壁面の見栄えが良く、しかも、停電時等の照明装置としても利用できる壁埋め込み収納ボックスを提供するものである。
請求項1に記載した埋め込み収納ボックスは、中空壁の内部空間に少なくとも一部が埋め込まれて保持される収納ボックス本体と、上記収納ボックス本体の正面開口部を着脱可能に覆う蓋体と、上記収納ボックス本体の埋め込み周壁部から上記中空壁の内部空間に延出して設けられる拡張ボックスとを備えて構成される。
本願発明においては、収納ボックス本体の少なくとも一部を壁に埋め込むことにより、中空壁内部のスペースを有効利用できる。
また、上記収納ボックス本体の正面開口部には、蓋体が着脱可能に設けられる。上記蓋体を設けることにより、上記収納ボックス本体内に収納した防災用品等が目に触れることがなくなる。このため、外観見栄えが良くなり、収納場所が制限されることがなくなる。しかも、上記蓋体は、着脱可能に装着されているため、非常時において、防災用品を取り出す際に邪魔になることはない。
上記収納ボックスの形態は特に限定されることはない。たとえば、直方体状のみならず円形、ハート型等のデザイン性の高い収納ボックスを採用することができる。
さらに、本願発明では、上記収納ボックス本体の埋め込み周壁部から上記中空壁の内部空間に延出する拡張ボックスが設けられる。
上記拡張ボックスは、収納ボックス本体から中空壁の内部空間に延出して設けられる。このため、上記収納ボックス本体を装着するための壁面開口部を大きくすることなく、収納量を増加させることが可能となる。したがって、壁面の見栄えを低下させることなく、大きな容量の収納ボックスを設置することが可能となる。
上記拡張ボックスの形態、延出位置及び数は特に限定されることはない。また、拡張ボックスを設ける目的も限定されることはない。
上記拡張ボックスを設ける埋め込み周壁部は特に限定されることはない。たとえば、正面視矩形状の収納ボックス本体を採用する場合、左右壁や上下側壁の選択した1又は2以上の部位に拡張ボックスを設けることができる。また、中空壁の内部空間の厚さが大きい場合には、背面側に拡張ボックスを設けることもできる。また、左右壁のほぼ全面に上記拡張ボックスを設けることもできるし、これらの一部から延出する拡張ボックスを設けることもできる。さらに、上記拡張ボックスを収納を目的として設けることができるばかりでなく、電源や照明装置を設置するために設けることもできる。
請求項2に記載した発明は、上記拡張ボックスの総容量を、収納ボックス本体の容量の2倍以上に設定したものである。たとえば、埋め込み部分の周壁部のうち、上下左右の側壁部に拡張ボックスを設ける場合、理論的には収納ボックス本体の容量の4倍近い容量の拡張ボックスを設置することが可能となる。非常用品を充分に収納するため、左右の側壁部に、合計で上記収納ボックス本体容量の2倍以上の容量を備える拡張ボックスを設けるのが好ましい。
請求項3に記載した発明は、拡張ボックスを複数の連結ボックスから構成することによって、収納ボックスの容量を増加させるものである。
上記収納ボックス本体及び上記拡張ボックスは、壁面に設けた開口部を介して壁の内部空間に埋め込み設置される。上記拡張ボックスは上記壁面開口部を介して収納ボックス本体内に挿入され、上記収納ボックス本体の周壁部に設けた取付開口部から中空壁の内部空間に延出させられる。したがって、単体の拡張ボックスでは上記収納ボックス本体以上の容量をもつ拡張ボックスを設けることは困難である。また、拡張ボックスの上下左右の寸法以上の寸法を備える拡張ボックスを設けることも困難である。
請求項3に記載した発明では、拡張ボックスを複数の連結ボックスから構成することによって、収納ボックス本体以上の容量や寸法を備える拡張ボックスを設けることも可能となる。
上記連結ボックスの形態は特に限定されることはない。たとえば、2以上の連結ボックスを入れ子状に構成して、収納ボックス本体から壁の内部空間へ順次延出させて拡張ボックスを構成することができる。これにより、収納ボックス本体より大きな容量の拡張ボックスを設置することも可能となる。また、収納ボックスの寸法以上の寸法を備える拡張ボックスを設けることも可能となる。これにより、長尺状の収納品を収納することも可能となる。
また、壁の内部空間には、補強桟や筋交いが設けられている。大きさや形態の異なる連結ボックスを連結して拡張ボックスを構成することにより、壁の内部空間に対応した収納スペースを設けることも可能となる。
上記拡張ボックスは、上記収納ボックス本体の正面開口部を介して収納ボックス本体内に導入した後に、収納ボックス本体の側壁等から壁の内部空間に延出して設置することができる。これにより、収納ボックス本体を設置するための壁面開口部を設けるだけで、収納ボックス本体以上のスペースや寸法を備える収納ボックスを設置することができる。
上記拡張ボックス及び上記連結ボックスの取付方法は特に限定されることはない。たとえば、ネジや嵌合構造を用いて固定的に連結することができる。また、収納ボックス本体の下方に延出させて拡張ボックスを設ける場合には、鍔等によって掛止するのみの構造を採用することもできる。
請求項4に記載した発明は、上記拡張ボックスを上記収納ボックス本体内に仮収納できるように構成したものである。
上記拡張ボックスを収納ボックス内に仮収納できるように構成することにより、搬送する際の製品の容量を小さく設定できるとともに、取付作業を容易行うことができる。たとえば、拡張ボックスを収納ボックス本体内に仮収納した状態で取付現場まで搬送し、拡張ボックスを仮収納した収納ボックス本体を壁に埋め込み設置した後に、上記収納ボックス本体から壁の内部空間へ上記拡張ボックスを延出させることができる。
請求項5に記載した発明は、上記拡張ボックスの少なくとも上記正面開口部側の側壁部を、上記埋め込み周壁部に近づくに従って上記正面開口部に近接するテーパ状に形成したものである。
拡張ボックスは、収納ボックス本体の周壁部から壁の内部空間に延出して設けられる。このため、上記拡張ボックスの側壁部を収納ボックス本体の周壁に直交直する方向に延出させると、収納品を取り出す際に拡張ボックスと収納ボックス本体の角部に引っ掛かって、円滑に取り出せない恐れがある。
上記拡張ボックスの正面開口部側の側壁部を、埋め込み周壁部に近づくにしたがって上記正面開口部に近接するテーパ状に形成することにより、上記角部の角度が緩和されて、収納品を円滑に取り出すことが可能となる。上記テーパの形態は特に限定されることはない。たとえば、45度の面取状に形成することもできる。
請求項6に記載した発明は、収納物を収容するとともに、上記収納ボックス本体及び/又は拡張ボックスに内配置される2以上の収納袋と、これら収納袋を、上記正面開口部から順次引き出せるように連結した連結紐体とを備えるものである。
本願発明に係る収納ボックスは、中空壁への埋め込みを前提としているため、一つの大きな収納空間を確保するのは困難である。一方、上記拡張ボックスを設けることにより、複数の収納空間を確保することは可能であり、これら複数の収納空間に非常用品等を分散して収納することはできる。
ところが、非常用品を分散して収納すると、非常の際に一度に取り出すことができない。本願の請求項6に記載した発明は、この問題を解決するために考案されたものである。
上記複数の非常用品を、上記収納ボックス本体ないし上記拡張ボックスに分散して収容できる複数の収納袋に収容し、これら収容袋を上記連結紐体で連結することにより、複数の収納品を一度に取り出すことが可能となる。しかも、上記複数の収納袋は、上記連結紐体によって順次引き出されるように構成されているため、収納ボックス本体の正面開口部が小さくても、円滑かつ迅速に収納袋を取り出すことが可能となる。
上記連結紐体の構成は特に限定されることはない。収納ボックス本体の正面開口部に近い収納袋から順次引き出せるように、連結されていればよい。
また、上記連結紐体の一部を上記収納ボックス本体の正面開口部近傍に配置し、まずこの連結紐体の一部を握持して、複数の収納袋を順次引き出すように構成することもできる。この場合、上記収納袋を非常用として拡張ボックス内に分散配置する一方、収納ボックス本体に非常用でないものを収納しておくことも可能となる。
特に、本願発明では、拡張ボックス内に複数の収納袋が分散収納されているため、収納袋が正面開口から見えない場合も多い。このため、上記連結紐体を介して収納袋を連結することにより、複数の収納袋を円滑かつ迅速に収納ボックスから取り出すことが可能となる。さらに、上記連結紐体によって複数の収納袋をループ状に連結して、避難する際に使用者の肩や胴体に掛止あるいは巻き付けるように構成することもできる。
請求項7に記載した発明は、上記収納袋を網状材料から形成したものである。
上記収納袋を網状材料で形成することにより、網目に手指を掛止して引き出したり、携帯することが可能になる。また、網状材料に収納した非常用品を一見して識別することが可能となる。さらに、懐中電灯や消化器等を、収納袋に収納したままで使用することも可能になる。このため、収納ボックスから非常用品をまとめて取り出し、迅速かつ確実に判別できるのみならず、収納袋から取り出すことなく使用することも可能となる。
請求項8に記載した発明は、上記収納ボックス本体及び/又は上記拡張ボックス内に設けられる内部照明と、上記蓋体に設けられる外部照明と、少なくとも停電時に、上記内部照明及び外部照明を点灯させることのできる電源装置とを備えて構成したものである。
本願発明に係る壁埋め込み収納ボックスは、上記収納ボックス本体及び/又は上記拡張ボックス内に設けられる内部照明と、上記蓋体に設けられる外部照明とを備えて構成されている。しかも、少なくとも停電時に、上記内部照明及び外部照明を点灯させることのできる電源装置が設けられている。
停電時に上記外部照明を点灯させることにより、上記収納ボックスの位置を容易に見つけることができる。また、上記外部照明が上記蓋体に設けられているため、上記蓋体の取り外しを容易に行うことができる。さらに、上記外部照明は、非常時のみに利用されるものではなく、日常の照明として利用することができる。このため、本願発明に係る壁埋め込み収納ボックスを玄関等に設置して通常照明として利用することも可能となる。
一方、蓋体を取り外すと、上記蓋体の照明は利用できなくなるが、本願発明では、上記収納ボックス本体内部に内部照明を設けているため、上記蓋体を取り外しても非常照明としての機能を維持することができる。また、内部照明によって、収納ボックス本体内部に収納した非常用品等を取り出し、操作等を行うことも可能となる。
上記電源装置の構成は特に限定されることはないが、通常時に蓄電できる蓄電池を備えて構成し、停電時に上記外部照明及び上記内部照明に電力を供給できるように構成するのが好ましい。
本願の請求項9に記載した発明は、上記蓋体を上記収納ボックス本体の開口部から取り外すことにより、上記内部照明を点灯させる切替えスイッチを備えて構成したものである。
上記蓋体を装着している場合には、上記収納ボックス本体内の内部照明を点灯させる必要はない。したがって、上記切替えスイッチを設けることにより、省エネルギ化を図ることができる。上記切替えスイッチとして種々の手法を採用できる。たとえば、上記蓋体を装着することにより、内部照明をOFFとするスイッチを設け、上記蓋体を取り外すことにより内部照明が自動的にONするように構成するのが望ましい。また、収納ボックス本体等に蓋体が装着されていることを検出できる近接センサー等を設け、上記切替えスイッチを構成することができる。
本願の請求項10に記載した発明は、上記外部照明として複数あるいは連続的な発光体を上記蓋体の縁部に沿って設けることにより、上記蓋体の輪郭が判別できるように構成したものである。停電を伴う非常時に、上記蓋体を迅速に取り外すには、蓋体の輪郭を識別できる必要がある。上記構成を採用することにより、蓋体の輪郭全体を視認することが可能となり、停電した場合でも迅速に蓋体を取り外して非常用品等を取り出すことができる。
上記外部照明として、種々の発光装置を採用できる。たとえば、多数のLED発光体を帯状部材に所定間隔で設けたテープライトを採用することができる。また、種々の面状発光体を採用することができる。さらに、LEDランプ等の発光体を上記蓋の縁部に沿って所定間隔で直接設置しても良い。
本願の請求項11に記載した発明は、上記蓋体の表面内側部に、展示物を保持できる展示物保持スペースを設けたものである。
写真、絵画等を上記蓋体に保持することにより、一種の装飾家具を構成できる。このため、非常用具を収納するものであるにも係わらず、見栄えが問題になることはなくなる。したがって、種々の場所に設置することが可能となる。
上記展示物保持スペースは、写真等を貼着できるように構成することもできるし、アクセサリ等を係止できるフック等を設けて構成することもできる。また、絵画等に適する額縁形態の展示物保持スペースを設けることもできる。さらに、小さな置物等を載置できる凹部を設けることもできる。特に、本願発明では、拡張ボックス内に非常用品を収納できるため、収納ボックス本体内のスペースを上記展示物保持スペースとして利用することが可能となる。
本願の請求項12に記載した発明は、上記外部照明によって、上記展示物を照らすように構成したものである。
本願発明では、上記外部照明を蓋部の縁部に設けているため、この外部照明の一部を内側に向けて照射し、上記展示物保持スペースを照らすことができる。
上記展示物保持スペースを照らすことにより、本願発明に係る壁埋め込み収納ボックスの装飾性がさらに高まる。これにより、本願発明に係る外部照明は、通常時の照明機能と、非常時の照明機能と、非常時に上記蓋体の輪郭を識別する機能と、上記展示物を照明する機能とを合わせもつことになる。
上記外部照明で展示物を照明する手法は特に限定されることはない。発光体から照射される光の一部によって上記展示物を照明するように構成することもできるし、展示物を直接照明するように構成してもよい。
本願の請求項13に記載した発明は、上記蓋体の外周縁部に上記蓋体の表面内側部に向けて開口する凹溝を設け、この凹溝に発光体を配置して上記外部照明を構成したものである。
上記構成を採用することにより、上記展示物を直接照明できるだけではなく、設置空間の間接照明として機能させることも可能となり、さらに装飾機能を高めることが可能となる。また、発光体を覆うカバー等を設けることにより、より雰囲気のよい照明を構成することができる。
本願発明の蓋体は、非常時には容易に取り外すことができるように保持する必要がある。たとえば、本願の請求項14に記載した発明のように、上記蓋体を、上記収納ボックスの開口縁部との間に設けられる面ファスナーによって着脱可能に保持することができる。
面ファスナーを利用することにより、非常時等に上記蓋体を極めて容易に取り外すことが可能となる。また、金具等を用いる場合に比べて凹凸がなく、また柔軟性があるため、皮膚が接触しても怪我をする恐れがない。このため、容易に着脱できるばかりでなく、非常時における安全性がきわめて高い。
本願の請求項15に記載した発明は、上記収納ボックス本体を、壁面開口部の縁部に連結される取付枠を介して壁面に連結固定したものである。
上記取付枠を採用することにより、壁内部に収納ボックス本体を固定するスペースや部材が存在しない場合であっても、収納ボックス本体を壁面に設けた開口部に確実に固定することが可能となる。このため、種々の壁面に取り付けることが可能となる。また、収納ボックス本体の一部が壁面から突出した状態で取り付けることも可能となる。
以下、本願発明を図に基づいて具体的に説明する。
図1に本願発明の第1の実施形態に係る壁埋め込み収納ボックス101の全体斜視図を、図2にこの壁埋め込み収納ボックス101の取付手順を示す分解斜視図を示す。
上記壁埋め込み収納ボックス101は、中空壁102の内部空間に少なくとも一部が埋め込まれて保持される収納ボックス本体104と、上記収納ボックス本体104の正面開口部108を着脱可能に覆う蓋体106と、上記収納ボックス本体104の左右側壁部から上記中空壁102の内部空間に延出して設けられる拡張ボックス158,159とを備える。
上記収納ボックス本体104は、上記正面開口部108を有する矩形箱状に形成されているとともに、上記正面開口部108の周囲に鍔部105が形成されている。上記収納ボックス本体104は、上記中空壁102に設けた壁面開口部103に嵌め込まれ、上記鍔部105を上記壁面開口部103の表面側縁部に添着した状態で取り付けられる。上記収納ボックス本体104は、上記鍔部105を上記中空壁表面の壁面開口縁部にネジ止めし、あるいは、収納ボックス本体104の背面を中空壁の奥面等にネジ止め等することにより固定される。
上記拡張ボックス158,159は、上記収納ボックス本体104の内部空間に開口する収容空間158b,159bを備える矩形箱状に形成されている。上記収容空間158b,159bの開口縁部には、上記収納ボックス本体に止着される鍔部161,162が形成されており、上記収納ボックス本体104の左右壁部に設けた取付開口部155,156から、中空壁102の内部空間に延出させて取り付けられる。
上記拡張ボックス158.159の正面開口部側の側壁部158a,159aは、これが取付られた収納ボックス本体104の側壁部に近づくに従って上記正面開口部108に近接するテーパ状に形成されている。これにより、上記収納ボックス本体104と上記拡張ボックス158,159の連結角部の角度が緩和され、上記拡張ボックス158,159内に収納した収納品を、上記正面開口部108から円滑に取り出すことができる。
上記拡張ボックス158.159は、図2に示すように、上記正面開口部108から収納ボックス本体104の内部空間へ挿入することができる形態に形成されているとともに、上記取付開口部155,156から中空壁102の内部空間へ延出させられる。その後、上記鍔部161,162を上記収納ボックス本体104の上記取付開口部155,156の縁部にねじ等を用いて固定される。
上記収納ボックス本体104の鍔部108の上部には、上記蓋体106を掛止できるフック211が設けられている。上記蓋体106は、上記フック211を介して上記正面開口部108及び上記鍔部105を覆うようにして着脱可能に装着される。上記蓋体106の表面には、絵柄等の装飾模様107を設けたり、写真等の装飾品を保持できるように構成することができる。これにより、収納ボックスの正面開口部108を塞いで収納物を見えなくするとともに、デザイン性を向上させることが可能となる。
図3は、本実施形態に係る壁埋め込み収納ボックス101に、非常用品等を収容した収納袋170を収納した状態を示す断面図である。
本実施形態に係る収納袋170は、2つの収納袋171,172を、連結紐体173を用いて連結するとともに、取り出し用の引き出し部174を設けて構成される。
上記収納袋170は、一方の収納袋171が図3の右側の拡張ボックス158内に収納される一方、他方の収納袋172が左側の拡張ボックス159に収納される。また、上記引き出し部174は、正面開口部108の近傍に配置される。これにより、複数の非常用品等を上記収納ボックス本体104や拡張ボックス158,159に分散して収納することが可能となる。
上記連結紐体173及び上記引き出し部174は、上記引き出し部174を正面開口部108から引き出すと、上記収納袋172及び上記収納袋171が上記収納ボックスの正面開口部から順次引き出されるように構成されている。したがって、2つの収納袋171,172が、上記正面開口部108から引き出される際に干渉することはなく、非常時等にこれら2つの収納袋を、円滑かつ迅速に取り出すことが可能となる。
図4及び図5に、収納袋の他の実施形態を示す。
収納袋180は、網状材料から形成された3つの収納袋181,182,183を、連結紐体184,185で一体的に連結した構造を備える。
上記収納袋183は、他の収納袋181,182より大きく設定されているとともに、この大きな収納袋183を収納ボックス本体104内に収納するとともに、他の収納袋181,182は、左右の拡張ボックス158,159内に収納される。
本実施形態に係る上記収納袋180は網状材料から形成されているため、図3に示す実施形態の引き出し部を設けることなく、収納袋183の網目に直接手指を掛止して容易に引き出すことができる。
また、上記連結紐体184,185を用いて3つの収納袋を連結することにより、各収納袋を上記収納ボックス内に分散配置できるとともに、順次引き出すことができる。したがって、正面開口部108を通過する際に干渉することなく、複数の収納袋を円滑かつ迅速に引き出すことができる。
さらに、収納袋181,182,183を網状材料で形成することにより、収容した非常用品、たとえば、懐中電灯192や消化器191を収納袋の外側から容易に識別することができる。
しかも、網目を所定の大きさに設定することにより、上記消化器191や上記懐中電灯192を、収納袋181,182に収納したままで使用することも可能となる。このため、非常の際に、これらの非常用品を迅速かつ確実に使用することも可能となる。
さらに、本実施形態では、図5に示すように、収納袋181と収納袋183を連結する連結紐体186を設けている。上記連結紐体186を設けることにより、3つの収納袋183,182,181が、ループ状に連結される。このため、上記連結紐体186を使用者の肩等に掛止して持ち運ぶことが可能となる。これにより、使用者の手があき、避難の際等における安全性を格段に向上させることができる。
図6に、本願発明に係る収納ボックスの第2の実施形態を示す。
図6に示す壁埋め込み収納ボックス201は、2つの拡張ボックス258,259を収納ボックス本体204内に仮収納できるように構成したものである。
上記2つの拡張ボックス258,259を収納ボックス本体204内に仮収納するため、一方の拡張ボックス259を、他方の拡張ボックス258より大きく形成して、この大きな拡張ボックス259内に、小さな拡張ボックス258を入れ子状に収容できるように構成している。
拡張ボックス258,259を仮収容した状態で、上記収納ボックス本体204が取付現場まで搬送され、中空壁202の取付開口部203に嵌め込んで取り付けられる。その後、上記拡張ボックス258,259が中空壁202の内部空間に延出させられて固定される。
上記構成を採用することにより、搬送の際の体積及び部品点数を減少させることが可能となる。また、取付手順を簡略化することもできる。
図7に、本願発明に係る収納ボックスの第3の実施形態を示す。
この実施形態では、拡張ボックス370を3つの連結ボックス358,359,360を連結して構成したものである。
各連結ボックス358,359,360は、収納ボックス本体304の内部空間に開口する開口部をそれぞれ備えるとともに、これら開口部の縁部に連結用の鍔部361,362,363がそれぞれ形成されている。また、上記収納ボックス本体304に連結される連結ボックス358とこれに連結される連結ボックス359には、下方に連結される連結ボックスを延出させるための開口部356,357がそれぞれ形成されている。これら連結ボックスを上記正面開口部308、取付開口部355、上記開口部356,357を介して挿入し、順次下方に延出させることにより、拡張ボックス370が形成される。
上記構成を採用することにより、上記収納ボックス本体304より長さの大きな収納空間を確保することが可能となる。一方、中空壁302に設けた取付開口部303は、上記収納ボックス本体304を埋め込めるだけの大きさで形成すればよいため、上記拡張ボックス370に対応した大きさの取付開口部を設ける必要がない。このため、外観が小さいように見えて収納容量の大きな収納ボックスを設けることが可能となる。
本実施形態では、上記各連結ボックス358,359,360は下方に延出させられて、上記鍔部361,362,363によって連結される。この場合、これらの連結ボックスをネジ等で固定することなく、上記拡張ボックス370を構成することができる。なお、ネジ等を用いて固定的に連結してもよい。
図8に、本願発明に係る壁埋め込み収納ボックスの第4の実施形態の外観図を、図9に上記壁埋め込み収納ボックス401の分解斜視図を示す。
これらの図に示すように、上記壁埋め込み収納ボックス401は、壁402に設けた壁面開口部403に埋め込み状に保持される矩形箱状の収納ボックス本体404と、上記壁面開口部403の縁部に固定されるとともに、上記収納ボックス本体404の開口縁部が連結される取付枠405と、上記取付枠405に着脱可能に保持される蓋体406と、上記蓋体406の外面中央部に保持される装飾プレート417とを備えて構成される。
上記壁面開口部403は、上記収納ボックス本体404の形態及び寸法に対応して壁面を切り欠くことにより設けられる。また、内部が中空であれば、種々の壁面に上記埋め込み収納ボックス401を設置することができる。さらに、収納ボックス本体404の全部を埋め込む必要はなく、中空壁402の内部空間の厚さ等に応じて、収納ボックス本体404の一部を埋め込むように構成することもできる。
図9及び図11に示すように、上記取付枠405は、矩形枠状に形成されており、裏面内周側に上記収納ボックス本体404の開口縁部408が、ネジ409によって連結される。一方、上記取付枠405の裏面外周側が、壁402の上記開口部周縁にネジ410によって連結される。なお、図9に示すように、上記取付枠405には、上記ネジの位置決めを容易に行うことができるように、位置決め穴411,412が形成されている。
上記構成を採用することにより、壁内部に収納ボックス本体404を固定できる桟等がない場合においても、上記収納ボックス本体404を確実に固定することができる。また、上記収納ボックス本体404を、種々の壁面に設置することが可能となる。なお、上記収納ボックス本体404の底部を、上記中空壁402の内部の桟等に直接連結することもできる。上記収納ボックス本体404の内側上面には内部照明装置413及び電源装置414が設置されている。
上記蓋体406は、上記取付枠405より一回り大きな矩形板状に形成されており、外側周縁部に外部照明装置415が設けられている。
図10及び図12に示すように、上記外部照明装置415は、LED発光体416を帯状部材417に所定間隔で設けて導通させたテープライトが採用されている。上記LED発光体416は、正面視矩形枠状のカバー418内に収納されている。上記発光体416から延びる電力供給回路419が、上記蓋体406の内部と上記取付枠405の内部を通って、上記電源装置414まで設けられている。
図12に示すように、上記電力供給回路419の途中において、上記蓋体406の上方内周部420と、上記取付枠405の上方外周部421には、上記蓋体406の重量によって互いに接触して導通させられる蓋接点422と取付枠接点423とがそれぞれ設けられている。上記蓋体406を取り外すと、上記接点422,423が開かれ、上記外部照明が消灯させられる。
本実施の形態では、上記蓋体406の裏面側に上記取付枠405を囲むようにして段付き部420を形成するとともに、この蓋体406の裏面側角部と上記取付枠405の表面側角部に、面ファスナーF1 ,F2 が設けられている。この面ファスナーにF1 ,F2 よって、上記蓋体406が上記取付枠405に保持されている。
上記面ファスナーF1 ,F2 を採用することにより、上記蓋体406を上記取付枠405に確実に保持できるとともに、容易に取り外すことができる。このため、非常時に上記蓋体406の取り外しに手間がかかることはない。また、面ファスナーF1 ,F2 は、柔軟な樹脂で形成されているため、皮膚が接触しても怪我をする恐れはなく、非常時等に蓋体406を安全に取り外すことができる。
図13に、本実施の形態に係る照明装置の回路の概略を示す。
商用電源425から供給される交流電力は、変圧器及び交流直流変換器426によって、所定電圧の直流電力に変換される。上記直流電力は、通常時に上記照明413,415を点灯する回路C1 と、非常時に上記照明を点灯する回路C2 に分岐して供給される。
通常時使用回路C1 には、明かりセンサー427と、この明かりセンサー427によって制御される点灯スイッチ428が設けられており、設置環境が暗くなった場合に上記外部照明装置415を点灯するように構成されている。
内部照明装置413は、上記蓋体406が装着されている状態では点灯させる必要はない。このため、蓋センサー429とこの蓋センサー429によって制御される切替えスイッチ430とが設けられている。上記蓋センサー429は、蓋体406が装着されている場合は、上記切替えスイッチ430を制御して上記外部照明装置415に電力を供給して点灯させる。一方、上記蓋体406を取り外した場合には、上記内部照明装置413に電力を供給して点灯させる。
上記蓋センサー429として、種々の手法を採用できる。たとえば、上記接点422,423が開かれたことを関知して作動するセンサーを採用できる。また、蓋体406と取付枠405とに近接センサーを設けて構成することもできる。
また、上述したように、上記取付枠405と上記蓋体406との間には、取付枠接点423と蓋接点422とが設けられており、上記蓋体406を取り外すと上記外部照明装置415への回路が開いて消灯するように構成されている。
一方、上記非常用回路C2 には、蓄電池431が設けられており、上記変圧器、交流直流変換器426から分岐して電力が常時供給されることにより、通常時に蓄電できるように構成されている。また、上記非常用回路には、上記交流電源の停電を関知できる停電関知リレー432が設けられており、商用電源425が停電した場合には、上記蓄電池431に蓄電した電力を、上記外部照明装置415及び上記内部照明装置413に直接供給して点灯させるように構成されている。
上記回路を採用することにより、通常時には、一般照明として利用できるとともに、非常時には非常照明として利用することが可能となる。しかも、上記外部照明装置415と上記内部照明装置413とを設けることにより、蓋体406の装着の有無に係わらず照明を確保できる。
図14に、本願発明の第5の実施形態を示す。この実施形態は、外部照明装置541を上記装飾プレート507を照らすように構成したものである。
上記蓋体506の外周部には、上記蓋体506の内側に向けて開口する枠状の傘部542が設けられている。そして、上記傘部542の内面に、上記蓋体506の内方に向かうように、発光体543を備える照明装置541が取り付けられている。
上記傘部542は不透明な材料から形成されており、上記発光体543の光を上記装飾プレート507に照射することができる。このため、上記蓋体506の装飾性が格段に高まる。また、一種の間接照明を構成できるため、これまでにない装飾効果を期待することができる。一方、上記傘部542は、上記蓋体506の外周縁部に設けられているため、非常時において蓋体506の輪郭を容易に把握することも可能となる。
なお、上記傘部542を半透明な材料で形成して、一部の光を上記傘部542を通して漏れ出るように構成することもできる。
図15及び図16に、本願発明の第6の実施形態を示す。この実施形態では、上記収納ボックス本体604の下側側壁651,左右の側壁652,653に矩形状の取付開口部654,655,656を設け、この取付開口部654,655,656に、中空壁602の内部空間へ延出する拡張ボックス657,658,659を設けたものである。
上記拡張ボックス657,658,659には、鍔部660,661,662が設けられており、上記鍔部660,661,662を上記取付開口部654,655,656の縁部に連結することにより、上記拡張ボックス657,658,659が、上記収納ボックス本体604に連結固定される。
上記拡張ボックス657,658,659は、上記収納ボックス本体604の側部から中空壁602の内部空間に延出するように設置されている。このため、収納スペースを増加させることができる。
しかも、上記拡張ボックス657,658,659は、上記収納ボックス本体604の内側から設置できるように構成しているため、上記収納ボックス本体604を埋め込む壁面開口部603の寸法を変更することない。このため、外部からみた設置スペースを増加させることなく、収納スペースを増加させることが可能となる。
なお、本実施の形態では、収納ボックス本体604の下及び左右の側壁部に、異なる大きさの拡張ボックス657,658,659を設けている。これにより、中空壁内部の梁や桟等を回避してできるだけ大きな拡張ボックスを設けることが可能となる。また、この実施の形態では、内部照明663及び電源回路664を上記拡張ボックス657,658,659と同様に、中空壁602の内部空間に延出させた拡張ボックス665内に設けている。これにより、上記収納ボックス本体604の収納スペースをさらに増加させることができる。
本願発明は、上述の実施の形態に限定されることはない。実施の形態では、全体が矩形箱状の埋め込み収納ボックスを形成したが、ボックス形態は限定されることはない。たとえば、正面視3角形状やハート型形状のボックスを採用し、ボックス形状自体に装飾性をもたせることができる。特に、本実施の形態では、蓋体を面ファスナーで装着するように構成しているため、箱体と蓋体とに所望の形態のものを採用することができる。
また、拡張ボックスの形態及び取付手法も実施の形態に限定されることはなく、種々の手法を用いて種々の形態の拡張ボックスを設けることができる。
さらに、上述の電気回路も実施の形態に限定されることはなく、停電時に上記外部照明と上記内部照明とを点灯させることができる種々の回路を採用できる。
また、本実施例では、防災用品等を収納するための壁埋め込み収納ボックスに本願発明を適用したが、リビング等に設置される装飾収納家具等として利用することもできる。
本願発明の第1の実施形態に係る壁埋め込み収納ボックスの全体斜視図である。 図1に示す壁埋め込み収納ボックスの取付手順を示す分解斜視図である。 図1における III−III 線に沿う断面図であり、図1に示す壁埋め込み収納ボックスに収納した収納袋及びこれを取り出す態様を示す図である。 収納袋の他の実施形態を示す図である。 図4に示す収納袋の具体的形状を示す図である。 本願発明の第2の実施形態に係る壁埋め込み収納ボックスを示す図であり、図3に相当する断面図である。 本願発明の第3の実施形態に係る壁埋め込み収納ボックスを示す縦断面図である。 本願発明の第4の実施形態に係る壁埋め込み収納ボックスの取付状態を示す外観斜視図である。 図8に示す壁埋め込み収納ボックスの概略構成を示す分解斜視図である。 図8に示す壁埋め込み収納ボックスの正面図である。 図10におけるXI−XI線に沿う断面図である。 図11の要部の拡大図である。 外部照明及び内部照明を点灯させる回路の一例である。 本願発明の第5の実施形態を示す図であり、図12に相当する断面図である。 本願発明の第6の実施の形態を示す図であり、図12に相当する断面図である。 図12におけるXVI−XVI線に沿う断面図である。
符号の説明
102 中空壁
104 収納ボックス本体
106 蓋体
108 正面開口部
158 拡張ボックス
159 拡張ボックス

Claims (15)

  1. 中空壁の内部空間に少なくとも一部が埋め込まれて保持される収納ボックス本体と、
    上記収納ボックス本体の正面開口部を着脱可能に覆う蓋体と、
    上記収納ボックス本体の埋め込み周壁部から上記中空壁の内部空間に延出して設けられる1又は2以上の拡張ボックスとを備える、壁埋め込み収納ボックス。
  2. 上記拡張ボックスの総容量を、収納ボックス本体の容量の2倍以上に設定した、請求項1に記載の壁埋め込み収納ボックス。
  3. 上記拡張ボックスは、複数の連結ボックスを備えて構成されている、請求項1又は請求項2のいずれかに記載の壁埋め込み収納ボックス。
  4. 上記拡張ボックスは、上記収納ボックス本体内に仮収納できるように構成されている、請求項1から請求項3のいずれかに記載の壁埋め込み収納ボックス。
  5. 上記拡張ボックスの上記正面開口部側の側壁部を、上記埋め込み周壁部に近づくに従って上記正面開口部に近接するテーパ状に形成した、請求項1から請求項4のいずれかに記載の壁埋め込み収納ボックス。
  6. 収納物を収容するとともに、上記収納ボックス本体及び/又は上記拡張ボックス内に配置される2以上の収納袋と、
    これら収納袋を、上記正面開口部から順次引き出せるように連結した連結紐体とを備える、請求項1から請求項5のいずれかに記載の壁埋め込み収納ボックス。
  7. 上記収納袋が網状材料から形成されている、請求項6に記載の壁埋め込み収納ボックス。
  8. 上記収納ボックス本体及び/又は上記拡張ボックス内に設けられる内部照明と、
    上記蓋体に設けられる外部照明と、
    少なくとも停電時に、上記内部照明及び外部照明を点灯させることのできる電源装置とを備える、請求項1から請求項7のいずれかに記載の壁埋め込み収納ボックス。
  9. 上記蓋体を上記収納ボックス本体の正面開口部から取り外すことにより、上記内部照明を点灯させる切替えスイッチを備える、請求項8に記載の壁埋め込み収納ボックス。
  10. 上記外部照明は、上記蓋体の輪郭が判別できるように、複数あるいは連続的な発光体が上記蓋体の縁部に沿って設けられている、請求項8又は請求項9のいずれかに記載の壁埋め込み収納ボックス。
  11. 上記蓋体の表面内側部に展示物を保持できる展示物保持スペースを設けた、請求項8から請求項10のいずれかに記載の壁埋め込み収納ボックス。
  12. 上記外部照明は、上記展示物を照らすように構成されている、請求項8から請求項11のいずれかに記載の壁埋め込み収納ボックス。
  13. 上記蓋体の外周縁部に上記蓋体の表面内側部に向けて開口する凹溝を設け、この凹溝に発光体を配置して上記外部照明が構成されている、請求項8から請求項12のいずれかに記載の壁埋め込み収納ボックス。
  14. 上記蓋体は、上記収納ボックス本体の正面開口部の縁部との間に設けられる面ファスナー又は磁石によって着脱可能に保持されている、請求項1から請求項13のいずれかに記載の壁埋め込み収納ボックス。
  15. 上記収納ボックス本体を、壁面開口部の縁部に装着される取付枠を介して壁面に連結固定した、請求項1から請求項14のいずれかに記載の壁埋め込み収納ボックス。

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