JP2008058650A - 色域変換装置、色域変換方法 - Google Patents

色域変換装置、色域変換方法 Download PDF

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Abstract

【課題】入力画像信号値の負値が0にクリップされない色域変換であって、かつそのために3DLUTの容量の増大や精度の低下を招かない色域変換装置の実現。
【解決手段】入力画像データDinに負値が含まれていた場合に、その入力画像データを第2の色域に変換する前の段階で、負信号処理部2で、入力画像データに負値が含まれなくなるようにする変換処理を行う。例えば3×3線形マトリクスの変換係数を用いて単なる0クリップではない変換処理を実行する。即ち、3DLUT31を用いた色域変換を行う前の段階で、負の値がゼロ又は正の値で表現できるようにする。これにより、色相の変化や階調性をできるだけ維持しつつ、0及び正値のみの格子点を有する3DLUTで対応できるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、異種デバイスや異種メディアの間での適切な色再現を実現する、いわゆるカラーマネージメントシステムで利用できる色域変換装置、色域変換方法に関するものである。
特開平10−84487号公報 特開平7−236069号公報 特開2006−33575号公報 特開2002−152530号公報 特開平9−98298号公報 特許第3635673号公報
異種デバイス、異種メディア間で色再現を実現するためには、入出力デバイスの色域の違いを補正する必要があり、この技術のことを色域変換又は色域圧縮と呼ぶ。例えば画像表示を行う表示出力デバイスとしてはCRT(Cathode Ray Tube)、プロジェクタ、液晶パネルなどが存在し、またプロジェクタにはいわゆるDLP方式、SXRD方式など、液晶パネルにはLEDバックライト方式など、多様なタイプのものが存在する。そしてこれらはそれぞれが再現可能な色域として異なる色域を有している。
例えば図13に、上記のような各種の表示出力デバイスをデバイスA・・・デバイスEとして、それらの色域の差をXYZ色度図で例示している。
このように表現可能な色域はデバイスによって異なるため、例えば或る画像信号を或る表示出力デバイスで表示させる際には、画像信号をその表示出力デバイスに応じた色域に補正することが必要である。
色域の変換(色域の圧縮)を行う場合、色空間を三次元ルックアップテーブルを参照することにより変換するのが一般的である。
例えば図14のように、R、G、Bを軸とする正方立方体の三次元ルックアップテーブル(以下、ルックアップテーブルを「LUT」、三次元ルックアップテーブルを「3DLUT」と記す)を考える。この3DLUTでは、入力されるR、G、B値を各軸上でそれぞれ17個の係数ポイント(3D骨格の格子点)に分割しており、17×17×17の変換テーブル係数のテーブルを構成している。つまり●を付した格子点が17×17×17=4913個存在し、それぞれの格子点に出力R、G、B値、もしくは出力R、G、B値を導く係数値が記憶されているものである。つまり入力RGB値から或る格子点を参照することで色域圧縮された出力RGB値が得られる。
ここで、入力R、G、B値が、それぞれ8ビットデータとされている場合、その入力値の量子化語長に合わせて、本来は3DLUTの各軸の係数ポイント(格子点)の数は256個であることが望ましい。つまり256×256×256の3DLUTを構築することが望ましい。ところがその場合、256×256×256=16777216であり、つまり3DLUTは、R、G、Bそれぞれについて、約1677万個のデータを持つ膨大なサイズとなる。
これだけの量の変換テーブル係数を持つことは、ハードウェアの実装およびコストが問題となるのみでなく、さらに変換テーブル係数の量の多さから、取り扱いに問題が生じ、たとえば、係数データの受け渡し方法、処理時間などシステムや、作業者の大きな負担となってしまう。このような事情から、各軸上の係数を17×17×17ぐらいに間引き、その間を補完して変換係数を求めるのが一般的である。
ところで、このような3DLUTでは、多くの場合、格子点を0.0から1.0までの値に割り当てている。つまり、入力されるR値、G値、B値として、0.0から1.0までの値を想定している。換言すると、3DLUTでは、負の信号値が入力されることは想定されていないことが多い。
この場合、負の信号が入力されると、その信号値は0にクリップされることになるが、その場合、結果として色相の変化や階調性の低下が生じてしまう。
例えば、R値、G値、B値が(−0.1,0.5,0.5)という入力RGB信号と(−0.2,0.5,0.5)という入力RGB信号を考えると、これらは同じ(0.0,0.5,0.5)という信号として3DLUTに入力されることになる。これでは、元々は異なる色だった2色の色が同じ色になってしまい階調が失われるとともに、それぞれの色相も変わってしまう。
このようなことを避けるためには、3DLUTの格子点を増やして、負の値をもつようにすれば良いわけであるが、それは3DLUTに必要なメモリ容量の増大につながる。例えば上記17×17×17の3DLUTは、必要なメモリ容量の低減を目的としたものであるため、例えば負方向の値として格子点をα個、増加させ、(17+α)×(17+α)×(17+α)とすることは好ましくない。
また、格子点を増やさない(メモリ容量を増大させない)ということを考えるのであれば、現状の格子点の一部を負の値に割り当てるという手法もある。例えば17個の格子点の内のβ個を負の値に割り当て、(17−β)個の格子点を0.0〜1.0の値に割り当てる。ところがこの場合、当然ながら入力信号値から見た格子点の間隔(隣り合う格子点に割り当てられる信号値の差分)が広くなるため、精度の低下につながる。
例えば17×17×17の3DLUTにおいて、3つの格子点を負値に割り当てると、格子間隔は、負値を持たない14×14×14の3DLUTと同等となってしまう。
そこで本発明では、入力される画像信号値の負値が0にクリップされない色域変換であって、かつそのために3DLUTの容量の増大や精度の低下を招かない色域変換装置及び色域変換方法を実現することを目的とする。
本発明の色域変換装置は、第1の色域の入力画像データを第2の色域に変換して出力画像データとする色域変換装置であって、上記入力画像データを構成する画像信号値に負値が含まれていた場合に負値が含まれなくなるように、上記入力画像データを構成する画像信号値の変換処理を行う負信号処理部と、上記負信号処理部で画像信号値が変換された入力画像データを上記第2の色域に変換して出力画像データとする色域変換部とを備える。
また上記負信号処理部は、上記入力画像データを構成する画像信号値として負値が存在するか否かを判定する負値判定部と、上記負値判定部で負値の画像信号値が存在すると判定された入力画像データについて、その入力画像データを構成する画像信号値に負値が含まれなくなるようにする変換処理を行う負値変換部とを有する構成とされる。
また上記入力画像データを構成する画像信号値とは、第1,第2,第3の色信号値である。
そして上記負値変換部で行う上記変換処理は、予め設定された3×3マトリクス係数を用いた演算を行い、負値を含まない第1,第2,第3の色信号値を算出する処理である。
また上記色域変換部は、上記負信号処理部から出力された第1,第2,第3の色信号値について、三次元ルックアップテーブルで三次元色域変換を行い、出力画像データを構成する第1,第2,第3の色信号値を得る。
本発明の色域変換方法は、上記入力画像データを構成する画像信号値に負値が含まれていた場合に、負値が含まれなくなるように、上記入力画像データを構成する画像信号値の変換処理を行う負信号処理ステップと、上記負信号処理ステップで画像信号値が変換された入力画像データを、上記第2の色域に変換して出力画像データとする色域変換ステップとを備える。
即ち本発明では、入力画像データに負値が含まれていた場合に、その入力画像データを第2の色域に変換する前の段階で、負信号処理部(負信号処理ステップ)で、入力画像データに負値が含まれなくなるようにする変換処理を行う。例えば3×3線形マトリクスの変換係数を用いて単なる0クリップではない変換処理を実行する。即ち、3DLUTによる色域変換部に入力する前に、負の値がゼロ又は正の値で表現できるようにする。
負の信号を0クリップではない変換処理で、ゼロ又は正の値で表現されるようにすることで、色相の変化を最小限とし、また階調性の低下を招かないようにしつつ、0及び正値のみの格子点を有する3DLUTで対応できるようになる。
本発明によれば、入力画像データを構成する画像信号値に負値が含まれていた場合には、その入力画像データを構成する画像信号値が負値を含まないものとなるように変換処理が行われ、ゼロ又は正の画像信号値で構成される入力画像データが、色域変換部に入力される。この場合、例えば3×3線形マトリクスの変換係数を用いて単なる0クリップではない変換処理を実行して負の信号値を0及び正の信号値で表現することで、色相の変化や階調性の低下を最小限とし、その上で0及び正値のみの格子点を有する3DLUTによって適切な色域変換が可能になる。
つまり、3DLUTサイズの増大や変換精度の低下を招かずに、負の信号値が入力される場合にも高品位な色域変換を実行できる。
以下、本発明の実施の形態の色域変換装置及び色域変換方法を説明する。
図1は実施の形態の色域変換装置1と、マトリクス係数算出装置50の構成例を示している。
色域変換装置1は、第1の色域の入力画像データDinを、第2の色域の出力画像データDoutに変換する装置である。本例では、DCI(Digital Cinema Initiatives)規格のRGB信号を入力画像データDinとし、このDCI規格の画像データを、ITU−R(International Telecommunication Union Radiocommunication sector)709規格の色域を持つ表示装置で表示するために、3DLUTを利用して色域変換する装置であるとする。出力画像データDoutは、ITU−R709規格の色域の画像データとなる。
なお、以下の説明において、第1の色域をDCI規格の色域、第2の色域をITU−R709規格の色域とするのは一例にすぎず、色域変換装置1への入力画像データDinの色域や、色域変換装置1からの出力画像データDoutの色域は多様な例が考えられ、色域変換装置1では入出力色域に応じた色域変換が行われれば良いことは言うまでもない。
色域変換装置1は、負信号処理部2と色域変換部3を有する。
負信号処理部2には入力画像データDinとして、DCI規格のRGB信号が入力される。この負信号処理部2には、負値判定部21と負値変換部22が設けられる。
負値判定部21は、入力されたRGB信号におけるR値、G値、B値の画像信号値として、負値となっているものがあるか否かを判定する。
負値変換部22は、マトリクス係数メモリ23に記憶された3×3マトリクス係数を用いた演算による変換処理を行う。この負値変換部22は、入力されたR値、G値、B値のうちに1つでも負値が存在した場合に、そのR値、G値、B値を3×3マトリクス係数を用いた演算でR’値、G’値、B’値に変換するものである。
即ち、負値変換部22の演算処理は、次の(数1)で表される。
Figure 2008058650
なお、a,b,c,d,e,f,g,h,iとしてのマトリクス係数が、マトリクス係数メモリ23に記憶されている。
この3×3マトリクス係数は、予め外部のマトリクス係数算出装置50において算出され、本例の色域変換装置1のマトリクス係数メモリ23に記憶されるものである。マトリクス係数算出装置50の構成及びマトリクス係数算出手法については後述する。
負信号処理部2は、このように、入力されたRGB信号におけるR値、G値、B値において1つでも負値となっているものがあった場合は、上記(数1)でR’値、G’値、B’値に変換し、これを色域変換部3に出力する。
また、入力されたRGB信号におけるR値、G値、B値の全てが0又は正値であった場合は、該R値、G値、B値をそのままR’値、G’値、B’値として色域変換部3に出力する。
色域変換部3は、3DLUT31を備え、供給されたR’値、G’値、B’値について3DLUTを用いて色域変換する。
例えば図14に示したように、R軸、G軸、B軸についてそれぞれ17個の格子点(係数ポイント)を備えた17×17×17の変換テーブルとしての3DLUT31を有する。これは、●を付した格子点が17×17×17=4913個存在し、それぞれの格子点に出力R、G、B値、もしくは出力R、G、B値を導く係数値が記憶されているものである。
色域変換部3は、入力されてくるR’値、G’値、B’値について、3DLUT31における或る格子点を参照することで、色域変換された出力RGB値を得、色域変換後の出力画像データDoutとして出力する。
この例の場合、3DLUT31は、DCI規格の色域のRGB信号を、ITU−R709規格の色域のRGB信号に変換するための3DLUTである。
また、この3DLUT31は、17個の格子点は、入力されるR値、G値、B値として例えば0.0〜1.0の範囲で対応づけられている。つまり、0及び正値のみの入力を想定した変換テーブルとされている。
この図1に示したような色域変換装置1は、映像表示装置に内蔵されるものであっても良いし、映像表示装置に対して外部装置として形成されて接続されるものでも良い。
図2(a)は、色域変換装置1が映像表示装置100に内蔵された例を示している。この場合、映像表示装置100に対する入力画像データDinが、まず色域変換装置1において色域変換された出力画像データDoutとされる。この出力画像データDoutは、映像信号処理部101で所要の処理が施されて表示部102で表示される。
例えば表示部102が、ITU−R709規格の色域を持つディスプレイ(例えばCRT)であったとすると、例えばDCI規格のRGB信号である入力画像データDinが、色域変換装置1でITU−R709規格の色域のRGB信号とされてから、映像信号処理部101で処理され、表示部102で表示されることで、表示部102の色域に合った表示が実現される。
図2(b)は、色域変換装置1が映像表示装置100の外部装置とされている例である。例えばDCI規格のRGB信号である入力画像データDinに対して、映像表示装置100の表示部102がITU−R709規格の色域を持つディスプレイであるとすると、このように色域変換装置1を接続し、色域変換装置1でITU−R709規格の色域のRGB信号とした出力画像データDoutが、映像表示装置100に供給されるようにすることで、表示部102の色域に合った表示が実現される。
図3に、色域変換装置1の負信号処理部2で行われる処理を示す。
ステップF101として、入力画像データDinとしてのDCI規格の色域のRGB信号入力があると、負信号処理部2では、まず負値判定部21が入力されたR値、G値、B値についてステップF102,F103,F104の判定を行う。即ちR値、G値、B値のそれぞれについて、負の値であるか否かを判定する。
そしてR値、G値、B値のうち、1つでも負値のものがあった場合は、ステップF105に進んで負値変換を行う。即ちこの場合、負値変換部22で、3×3マトリクス係数を用いた上記(数1)の演算を行うことで、R値、G値、B値の全てが負値ではない状態に変換する。そして変換結果として負値がなくなった状態のR’値、G’値、B’値を、ステップF106で色域変換部3に出力する。
またステップF101で入力されたR値、G値、B値が全て0又は正値であって、負値が1つもなかった場合は、ステップF102,F103,F104の判定の後、ステップF106に進む。この場合は、入力されたR値、G値、B値は、そのままR’値、G’値、B’値として色域変換部3に出力されることになる。
入力画像データDinとして入力されてくるRGB信号について、負値変換部22でこのような処理が行われることで、色域変換部3には、RGB信号値として負値が供給されることはなくなる。
従って、入力値として負値を想定していない3DLUT31、つまり格子点が例えば0.0〜1.0の値に対応して設定されている3DLUTにおいて、負値が0にクリップされるようなことは発生せず、従って、色域変換においてクリップによる色相の変化や階調性の低下は発生しない。特に適切な3×3マトリクス係数で負の信号値が0又は正の信号値に変換されるようにすることで、階調性を残すことや、より忠実な色を表示することができる。
また、3DLUT31で負値入力を想定しなくて良いことから、負値入力に対応するために3DLUT31で格子点を増やす必要もなく、つまり3DLUT31のサイズを拡大する必要もない。或いは、格子点の一部を負値に割り当てることで精度が低下するということもない。
ところで負信号処理部2では、RGB信号に負値が含まれるときに、そのRGB信号の信号値に負値が含まれないようにする変換処理を3×3マトリクス係数を用いて行うわけであるが、その変換によっても色相や階調性を維持できるようにするためには、3×3マトリクス係数が適切に設定されていなければならない。
この3×3マトリクス係数は、予め設定され、マトリクス係数メモリ23に記憶される。
図1においては、色域変換装置1のマトリクス係数メモリ23に記憶させる3×3マトリクス係数を算出するマトリクス係数算出装置50を示したが、このマトリクス係数算出装置50は、演算部51,メモリ部52、データベース53としての機能を備えた装置で実現できる。
演算部51は、RGB信号とL*a*b*信号の変換処理、ΔE*演算、ΔE*94演算等、テーブル形成演算など、後述するマトリクス係数算出のための各種演算処理を行う。
メモリ部52は、例えばROM、RAM、不揮発性メモリなどのメモリ領域を有して成る。ROM領域には、演算部51の演算処理のプログラム、処理係数などが格納される。プログラムとは、後述するマトリクス係数算出のプログラムである。メモリ部52におけるRAM領域は演算処理のワーク領域や後述するテーブルデータの記憶領域として用いられる。
データベース53は、RGB信号とL*a*b*信号の変換のための係数等を格納する。
このようなマトリクス係数算出装置50は、例えば汎用のコンピュータ装置等の各種情報処理装置において、後述するマトリクス係数算出処理を実行するプログラムをインストールすることで実現できる。
また、このマトリクス係数算出装置50は、色域変換装置1に内蔵される装置部としてもよい。
このマトリクス係数算出装置50で実行される3×3マトリクス係数の算出について、以下説明していく。
まず、3×3マトリクス係数の算出手法に先立って、3×3マトリクス係数によってどのような変換処理を行うかのイメージ、つまり上記負値変換部22で行われる変換処理のイメージを図4で述べておく。
図4は、L*a*b*表色系空間として、L*軸、a*軸、b*軸の3次元空間を示しており、この3次元空間における球体Rは、RGB信号としてR値、G値、B値の全てが0以上(0又は正値)になる範囲を示しているとする。つまりRGB信号としてR値、G値、B値のうち1つでも負値が存在すると、それはL*a*b*表色系空間において、球体Rの外のポイントとなるものとする。
例えばポイントPT1は、R値、G値、B値のうち1つ以上が負値となっているRGB信号値をL*a*b*表色系空間上で示したポイントである。
なおL*a*b*表色系はCIE(Commission Internationale de l'Eclairage:国際照明委員会)が定めたデバイス非依存の表色系であり、L*は明度であり、a*,b*の組み合わせですべての色相を表す。そしてa*値はレッド〜グリーンの彩度、b*値はイエロー〜ブルーの彩度である。
本例の色域変換装置1の負値変換部22で実行する変換処理とは、例えばL*a*b*表色系における上記のポイントPT1のRGB信号を、球体R内(球体Rの表面以内)のRGB信号に変換する処理である。
ここで、ポイントPT1のRGB信号値を、球体R内として無数に存在する、どのポイントのRGB信号値に変換するかは多様に考えられるが、色相変化や階調性の低下を最小限とするための考え方の1つとして、後述するΔE*又はΔE*94に代表される色差式を用いて、これら最小となるポイント、即ち最も色差が小さい色となるポイントに変換するという手法が考えられる。
例えばポイントPT1の変換先の色として、図のように球体R内のポイントPT2,PT3,PT4という候補点があるとする。これらポイントPT2,PT3,PT4はそれぞれ、R値、G値、B値のすべてが0又は正値となっているポイントである。
この場合、これらの候補点についてPT1との間のΔE*を算出し、ΔE*が最も小さい候補点に変換する。例えばポイントPT1−PT2のΔE*が最小であれば、ポイントPT2を変換先とするものである。
そして、以下で説明する3×3マトリクス係数とは、このように例えばΔEが最小となる変換先を導くための係数である。
このような3×3マトリクス係数を算出するためのマトリクス係数算出装置50の処理を図5に示す。図5はマトリクス係数算出装置50における演算部51がメモリ部52やデータベース53を利用して実行する処理を示している。
まず演算部51はステップF201として、テーブルTB1〜TB6の記憶領域をメモリ部52に確保する。
テーブルTB1からTB6とは、以下説明していくが、負の信号RGBテーブルTB1、正の信号RGBテーブルTB2、負の信号L*a*b*テーブルTB3、正の信号L*a*b*テーブルTB4、変換L*a*b*テーブルTB5、変換R’G’B’テーブルTB6である。
ステップF202では、演算部51は、負の信号RGBテーブルTB1を生成する。また、演算部51はステップF203で、正の信号RGBテーブルTB2を生成する。
負の信号RGBテーブルTB1及び正の信号RGBテーブルTB2の例を図6に示す。
まず、R値、G値、B値のそれぞれについて、負値を含めて14段階の値を想定する。例えば「−0.3」「−0.2」「−0.1」「0.0」「0.1」「0.2」・・・「0.9」「1.0」である。
このように、例えば0.1刻みで14段階の値を考えた場合、R値、G値、B値の値の組み合わせの総数は、14の3乗で2744とおりとなる。
この2744とおりの組み合わせの中で、R値、G値、B値の全てが0又は正値の組み合わせを考えると、それは「0.0」「0.1」・・・「0.9」「1.0」の11段階の値の組み合わせであるので、11の3乗で1331とおりとなる。
すると、R値、G値、B値のうちで1つでも負値が存在する組み合わせは、
2744−1331=1413(とおり)
となる。
ステップF202では、この1413とおりのR値、G値、B値の値の組み合わせを、負の信号RGBテーブルTB1として登録する。
図6のように、組み合わせ番号としてm0・・・m1412の1413とおりの組み合わせを示しているが、各組み合わせとして、1つ以上の負値を含むR値、G値、B値の値の組み合わせが登録される。例えばm0組は、R値、G値、B値が「−0.3」「−0.3」「−0.3」の組であり、m1組は、R値、G値、B値が「−0.3」「−0.3」「−0.2」の組であり、・・・m1412組はR値、G値、B値が「1」「1」「−0.1」の組とされる。
また、ステップF203で生成する、正の信号RGBテーブルTB2は、R値、G値、B値が全て正の信号値となる組み合わせを登録する。
図6では例えば、値として「0.0」〜「1.0」までを0.01刻みで101段階に分けた場合の全ての組み合わせを登録した正の信号RGBテーブルTB2を示している。
例えば全ての組み合わせの総数は101の3乗で1030301個となる。図6ではこれらの各組を組み合わせ番号としてp0・・・p1030300として示している。
例えばp0組はR値、G値、B値が「0」「0」「0」の組であり、p1組は、R値、G値、B値が「0」「0」「0.01」の組であり、・・・m1030300組はR値、G値、B値が「1」「1」「1」の組とされる。
次に演算部51はステップF204として、負の信号RGBテーブルTB1の各組のRGB値を、L*a*b*値に変換し、負の信号L*a*b*テーブルTB3に登録する。
この様子を図7に示す。負の信号L*a*b*テーブルTB3は、負の信号RGBテーブルTB1の各組m0〜m1412の値を、L*値、a*値、b*値において登録したものである。
例えばm0組のR値、G値、B値である「−0.3」「−0.3」「−0.3」が、L*a*b*値に変換され、負の信号L*a*b*テーブルTB3のm0組のL*値、a*値、b*値に「−270」「0」「0」として登録される。
m1組以降も同様に、R値、G値、B値がL*値、a*値、b*値に変換されて負の信号L*a*b*テーブルTB3のm1組以降に登録される。
なおR、G、Bの値からは、次の(数2)によりL*値、a*値、b*値を得ることができる。
Figure 2008058650
ここでXn,Yn,Znは、光源の3刺激値であり、例えば標準イルミナントD65の場合は(Xn,Yn,Zn)=(95.04,100.00,108.89)である。
次に演算部51はステップF205として、正の信号RGBテーブルTB2の各組のRGB値を、上記ステップF204の場合と同様にL*a*b*値に変換し、正の信号L*a*b*テーブルTB4に登録する。
この様子を図8に示す。正の信号L*a*b*テーブルTB4は、正の信号RGBテーブルTB2の各組p0〜p1030300の値を、L*値、a*値、b*値として登録したものである。
例えばp0組のR値、G値、B値である「0」「0」「0」が、L*a*b*値に変換され、正の信号L*a*b*テーブルTB4のm0組のL*値、a*値、b*値(「0」「0」「0」)として登録される。
またp1組のR値、G値、B値である「0」「0」「0.01」が、L*a*b*値に変換され、正の信号L*a*b*テーブルTB4のm1組のL*値、a*値、b*値(「7」「31」「−51」)として登録される。m2組以降も同様である。
以上のように負の信号L*a*b*テーブルTB3、正の信号L*a*b*テーブルTB4を生成したら、続いて演算部51はステップF206、F207,F208,F209の処理で、変換L*a*b*テーブルTB5を生成する。
即ち演算部51は、ステップF206で変数x=0とし、ステップF207で、負の信号L*a*b*テーブルTB3のm(x)組のL*値、a*値、b*値について、最も近いL*値、a*値、b*値の組を、正の信号L*a*b*テーブルTB4から探しだし、その探し出したL*値、a*値、b*値の組を、変換L*a*b*テーブルTB5のm(x)組のL*値、a*値、b*値として登録する。
従ってまず最初にx=0の時点では、図9に示すように、負の信号L*a*b*テーブルTB3におけるm0組のL*a*b*値に対して、正の信号L*a*b*テーブルTB4におけるp0組〜p1030300組の中から最も近いL*a*b*値の組を選択することになる。
負の信号L*a*b*テーブルTB3に登録されている各組のL*a*b*値は、図4でいえば球体Rの外側に位置するL*a*b*値であり、正の信号L*a*b*テーブルTB4に登録されている各組のL*a*b*値は、球体Rの内側に位置するL*a*b*値である。
従ってステップF207の処理は、例えば図4で示したポイントP1のL*a*b*値に対して、最も近いL*a*b*値である例えばポイントP3を探し出す処理に相当する。
この処理を、ステップF208で変数x=xmaxとなるまで、ステップF209で変数xをインクリメントしながら繰り返す。xmaxとは、負の信号L*a*b*テーブルTB3の組み合わせ総数であり、この例の場合、1412である。
つまり、負の信号L*a*b*テーブルTB3の各組のL*a*b*値について、最も近いL*a*b*値となる組が正の信号L*a*b*テーブルTB4から探し出され、それが、図10の変換L*a*b*テーブルTB5のm0組〜m1412組に登録される。
負の信号L*a*b*テーブルTB3の各組のL*a*b*値について、最も近いL*a*b*値となる組とは、CIEが定義した色差式であるΔE*もしくはΔE*94の色差式の値が最小となるL*a*b*値を選択すればよい。ΔE*,ΔE*94の色差式を(数3)(数4)に示す。
Figure 2008058650
Figure 2008058650
なお、これらの式において、ΔL*はL*値の差分、Δa*はa*値の差分、Δb*はb*の差分である。またC*、H*は、いわゆるL*C*H*表色系の値で、C*は彩度、H*は色相である。
C*、H*は次のように算出される。
Figure 2008058650
例えば上記(数3)のΔE*を用いるとする場合、負の信号L*a*b*テーブルTB3のm0組のついて言えば、このm0組のL*値、a*値、b*値と、正の信号L*a*b*テーブルTB4の全ての組との間でΔE*を求める。
即ちm0組のL*a*b*値とp0組のL*a*b*値についてΔE*、m0組のL*a*b*値とp1組のL*a*b*値についてΔE*、・・・m0組のL*a*b*値とp1030300組のL*a*b*値についてΔE*を、それぞれ算出する。そしてこの結果としてp0組〜p1030300組の中で、m0組に対してΔE*が最小となる組を選択し、その選択されたp組のL*a*b*値を、変換L*a*b*テーブルTB5のm0組に登録する。
ステップF206、F207、F208、F209において、このような処理をm0組からm1412組について行うことにより、図10の変換L*a*b*テーブルTB5のm0組〜m1412組には、それぞれ図4で述べた球体Rの内側のポイントとしてのL*a*b*値が登録されたものとなる。
次にステップF210では、演算部51は、変換L*a*b*テーブルTB5のm0組からm1412組の各L*a*b*値を、RGB値に変換して変換R’G’B’テーブルTB6のm0組からm1412組に登録する。
図11にその様子を示す。例えばm0組のL*値、a*値、b*値がRGB値に変換され、変換R’G’B’テーブルTB6のm0組のR’値、G’値、B’値として登録される。m1組以降も同様である。変換L*a*b*テーブルTB5に登録された全てのL*a*b*値は図4の球体R内のポイントであるため、これらをRGB値に変換した変換R’G’B’テーブルTB6の各組の値は、全て0又は正の値となる。
最後に演算部51は、ステップF211で、図12に示すように、負の信号RGBテーブルTB1と変換R’G’B’テーブルTB6から、最小二乗法を用いて3×3マトリクス係数を求める。即ち、
Figure 2008058650
のように、負の信号RGBテーブルTB1のRGB値と、変換R’G’B’テーブルTB6のR’G’B’値についての変換係数であるa,b,c,d,e,f,g,h,iを算出する。
以上の処理により、3×3マトリクス係数が求められる。
結局、このようにして求めた3×3マトリクス係数は、例えば図4のポイントPT1に相当するRGB値から、ΔE*が最小となり、かつ負の値が含まれないRGB値のポイントPT3を導く変換係数となる。
この3×3マトリクス係数が色域変換装置1のマトリクス係数メモリ23に格納され、負値変換部22が、この3×3マトリクス係数を用いて、負値の含まれるRGB値を、負値が含まれないRGB値に変換することにより、負値入力を想定しない3DLUT31を用いて適切に色域変換ができるとともに、その際の色相変化を最小限とし、また階調性を維持できる。
換言すれば、3DLUT31のサイズの増大や変換精度の低下を招かずに、負の信号値が入力される場合にも高品位な色域変換を実行し、表示部102において、より忠実な色の表示を行うことができる。
なお、図5のような3×3マトリクス係数を算出するプログラムを、パーソナルコンピュータその他の情報処理装置にインストールすることで、各種情報処理装置で3×3マトリクス係数の算出を実行できる。もちろん上述したように、色域変換装置1自体が、当該プログラムに基づく演算を行う演算部を設けて、3×3マトリクス係数の算出機能を備えるようにしてもよい。
また色域変換装置1としては、負信号処理部2としての図3の処理を行うプログラムと、色域変換部3としての色域変換処理を行うプログラムを有すればよく、例えば汎用のコンピュータ装置においてこれらのプログラムをインストールすることで、色域変換装置1を実現することもできる。
これら、3×3マトリクス係数の算出プログラムや、色域変換装置1を実現するプログラムは、パーソナルコンピュータや、映像編集システム上の機器に内蔵されている記録媒体としてのHDDや、CPUを有するマイクロコンピュータ内のROM等に予め記録しておくことができる。
あるいはまた、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、MO(Magnet optical)ディスク、DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリ、メモリカードなどのリムーバブル記録媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウェアとして提供することができる。
また、これらのプログラムは、リムーバブル記録媒体からパーソナルコンピュータ等にインストールする他、ダウンロードサイトから、LAN(Local Area Network)、インターネットなどのネットワークを介してダウンロードすることもできる。
本発明の実施の形態の色域変換装置及びマトリクス係数算出装置のブロック図である。 実施の形態の色域変換装置の映像表示装置との関係の説明図である。 実施の形態の負信号処理部の処理のフローチャートである。 実施の形態の負信号の変換処理のイメージの説明図である。 実施の形態の3×3マトリクス係数算出処理のフローチャートである。 実施の形態の負の信号RGBテーブル及び正の信号L*a*b*テーブルの説明図である。 実施の形態の負の信号L*a*b*テーブルの生成の説明図である。 実施の形態の正の信号L*a*b*テーブルの生成の説明図である。 実施の形態の最も近いL*a*b*組の選択の説明図である。 実施の形態の変換L*a*b*テーブルの説明図である。 実施の形態の変換R’G’B’テーブルの説明図である。 実施の形態の3×3マトリクス係数算出の説明図である。 各種の表示デバイスの色域の説明図である。 3DLUTの説明図である。
符号の説明
1 色域変換装置、2 負信号処理部、3 色域変換部、21 負値判定部、22 負値変換部、23 マトリクス係数メモリ、31 3DLUT、50 マトリクス係数算出装置、51 演算部、52 メモリ部、53 データベース

Claims (6)

  1. 第1の色域の入力画像データを第2の色域に変換して出力画像データとする色域変換装置において、
    上記入力画像データを構成する画像信号値に負値が含まれていた場合に、負値が含まれなくなるように、上記入力画像データを構成する画像信号値の変換処理を行う負信号処理部と、
    上記負信号処理部で画像信号値が変換された入力画像データを、上記第2の色域に変換して出力画像データとする色域変換部と、
    を備えたことを特徴とする色域変換装置。
  2. 上記負信号処理部は、
    上記入力画像データを構成する画像信号値として負値が存在するか否かを判定する負値判定部と、
    上記負値判定部で負値の画像信号値が存在すると判定された入力画像データについて、その入力画像データを構成する画像信号値に負値が含まれなくなるようにする変換処理を行う負値変換部と、
    を有する構成とされることを特徴とする請求項1に記載の色域変換装置。
  3. 上記入力画像データを構成する画像信号値とは、第1,第2,第3の色信号値であることを特徴とする請求項1に記載の色域変換装置。
  4. 上記入力画像データを構成する画像信号値とは、第1,第2,第3の色信号値であり、
    上記負値変換部で行う上記変換処理は、予め設定された3×3マトリクス係数を用いた演算を行い、負値を含まない第1,第2,第3の色信号値を算出する処理であることを特徴とする請求項1に記載の色域変換装置。
  5. 上記入力画像データを構成する画像信号値とは、第1,第2,第3の色信号値であり、
    上記色域変換部は、上記負信号処理部から出力された第1,第2,第3の色信号値について、三次元ルックアップテーブルで三次元色域変換を行い、出力画像データを構成する第1,第2,第3の色信号値を得ることを特徴とする請求項1に記載の色域変換装置。
  6. 第1の色域の入力画像データを第2の色域に変換して出力画像データとする色域変換方法において、
    上記入力画像データを構成する画像信号値に負値が含まれていた場合に、負値が含まれなくなるように上記入力画像データを構成する画像信号値の変換処理を行う負信号処理ステップと、
    上記負信号処理ステップで画像信号値が変換された入力画像データを、上記第2の色域に変換して出力画像データとする色域変換ステップと、
    を備えたことを特徴とする色域変換方法。
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