JP2008056045A - 自動制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動制御が実行された後に容易に実行前の状態に戻せる自動制御装置を提供する。
【解決手段】実行した自動制御に関する情報を記憶しておき、ユーザからの指示に応じて復帰可能な自動制御を一覧表示させた復帰リストを表示させる。そして、一覧の中からユーザが選択した自動制御について、当該自動制御が実行される前の状態に戻すための動作指令を対応する装置等に送信する。
【選択図】図8

Description

本発明は、車両に搭載された複数の機器に対して動作信号を送信可能な自動制御装置に関する。
近年、車両内において様々な自動制御、例えば、ナビゲーションシステムからの情報により、トンネル進入前にライトの点灯、ドアウィンドウのクローズ、エアコンの内気循環への切り替え等が自動的に行われる仕組みが考えられている。しかしながら、この手の自動制御は、万人全ての意思に基づいた制御ではなく、万人の平均的な感覚を基準に制御がなされるようになっており、必ずしも実際の乗員の意思にあった制御がなされるとは限らない。そのため、意思にそぐわない制御がなされ乗員が不快感を覚える場合も考えられる。
そこで、下記の特許文献1に記載の発明が提案され、上記問題が解決されている。この発明に係る自動制御システムは、制御内容を事前に乗員に報知し、乗員がその制御内容に対する実行可否を回答することによってはじめて自動制御が行われる。
特開2000−127869号公報
しかしながら、乗員が自動制御の内容を十分に理解しておらず自動制御の内容が乗員の想像していたものではなかった場合や、乗員が自動制御を許可した後に気が変わった場合には、自動制御を実行する前の状態に戻したいと乗員が考えることもある。その場合、乗員は、自動制御の内容を元に戻すように、それぞれの自動制御の内容に応じた操作を行わなければならず大変な手間である。
本発明はこのような問題にかんがみなされたものであり、自動制御を実行するシステムにおいて、自動制御が実行された後に容易に実行前の状態に戻すことができる自動制御装置に関する。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の自動制御装置は、受付手段と、検知手段と、制御手段とを備える。受付手段はユーザからの指令を受け付ける手段であり、検知手段は、複数種類の自動制御について、各々の自動制御が実行されたことを検知する手段である。また、制御手段は、検知手段により自動制御が実行されたことを検知した後、自動制御が実行される前の状態に戻す旨の指令を受付手段が受け付けると、自動制御が実行される前の状態に戻すための動作信号を該当機器に送信する手段である。なお、ここで言う「状態」というのは、機器の動作状態を意味する。
このような自動制御装置によれば、ユーザは、自動制御が実行される前の状態に戻す旨の指令を受付手段に入力するだけで、自動制御が実行される前の状態に戻すことができる。つまり、ユーザは、個々の自動制御の内容に応じた操作を行わなくてもよいため、従来より容易に元の状態に戻すことができる。
なお、このような自動制御装置の検知手段及び制御手段が扱う自動制御としては、各自動制御が複数の処理から構成されたものであると特によい(請求項2)。なぜなら、自動制御が複数の処理から構成されたものであれば、実行された状態を戻すためには、ユーザが一つ一つの処理に対応した戻し操作を行わなければならず、特に手間であったからである。
したがって、本発明の自動制御装置にように、自動制御が実行される前の状態に戻す旨の指令を受付手段に入力するだけで元の状態に戻すことができれば、特にユーザの手間を削減する効果が大きい。
ところで、ユーザは自動制御が実行されたことに気づかない場合も考えられる。その場合には、当然、自動制御が実行される前の状態に戻すことができることにも気づかないと考えられる。したがって、請求項3に記載のように、さらに、ユーザに情報を報知する報知手段を備えるように自動制御装置を構成し、制御手段は、検知後、当該自動制御が実行される前の状態に戻すことが可能である旨を報知手段に報知させるようになっているとよい。
このようになっていれば、ユーザは、自動制御が実行される前の状態に戻すことができる旨を、より確実に知ることができる。
しかしながら、このような自動制御装置が動作することにより、自動制御が実行される前の状態に戻されることが不適切な場合も考えられる。例えば、トンネル進入直前に、ライトの点灯や、ドアウィンドウのクローズ、エアコンの内気循環への切り替え等が行われた後、トンネル走行中にこれらが元の状態に戻されるような場合である。
したがって、請求項4に記載のように、さらに、車両の状態に関する情報又は車両周辺環境の状態に関する情報を取得する状態情報取得手段を備えるように自動制御装置を構成し、制御手段は、状態情報取得手段によって取得された情報に基づき、自動制御が実行される前の状態に戻してもよいか否かを判定し、戻してもよいと判定した場合に限り、上述した動作信号を送信するようになっているとよい。なお、ここで言う「車両の状態に関する情報」というのは、車両に搭載された各種のECU等から得られる情報であり、例えば、車速情報、シフトポジション情報、ブレーキ制御情報、位置情報、各種機器の動作情報等である。また、「車両周辺環境の状態に関する情報」というのは、車両に搭載された各種のECUや、これらECUが車両外のサーバ等から取得した情報であり、例えば、天気情報や、交通情報や、障害物の情報等である。また、「戻してもよいか否かを判定する」というのは、所定の条件に合致するか否かで判定するようになっていてもよいし、戻すことによって不都合が生じるか否かをAI等により推論することによって判定するようになっていてもよい。
このような自動制御装置によれば、自動制御が実行される前の状態に戻されることが不適切な場合には、自動制御が実行される前の状態に戻されないようにすることができる。したがって、例えば、トンネル進入直前に、ライトの点灯や、ドアウィンドウのクローズ、エアコンの内気循環への切り替え等が行われた後、トンネル走行中にこれらが元の状態に戻されることはない。
ところで、自動制御を構成する各処理のうち、処理が実行されることにより、機器の状態が別の状態に遷移したのち元の状態に戻るもの(例えば、ウォッシャー液を一定時間だけ吐出させるようなもの)については上述した動作信号を送信する必要はない。したがって、請求項5に記載のように、制御手段は、自動制御を構成する各処理のうち、処理が実行されることにより機器の状態が別の状態に遷移したままになる処理については、元の状態に戻すための動作信号を該当機器に送信し、処理が実行されることにより機器の状態が別の状態に遷移したのち元の状態に戻る処理については、上述した動作信号を送信しないようになっているとよい。
このようになっていれば、不必要な動作信号が送信されることがなくなり、制御の効率性が高まる。
また、自動制御が複数実行されるような場合には、一の自動制御が実行される前の状態に戻すための指令を受付手段に入力する前に、別の自動制御が実行されるような場合が考えられる。したがって、実行済みの複数の自動制御について実行の順序にかかわらず、任意の自動制御について実行前の状態に戻すことができるようになっているとよい。つまり、請求項6に記載のように、制御手段は、検知手段により検知された複数の自動制御に関する情報を自動制御毎に記憶しておき、受付手段を介してユーザより指定された自動制御について、上記動作信号を該当機器へ送信するようになっているとよい。
このようになっていれば、自動制御が複数実行されるような場合であっても、任意の自答制御について実行前の状態に戻すことができるため、ユーザの使い勝手が向上する。
また、自動制御を構成する各処理のうち、ユーザが一部の処理についてのみ元に戻すことを希望する場合も考えられる。したがって、請求項7に記載のように、制御手段は、自動制御を構成する処理のうち、受付手段を介してユーザより指定された処理について、動作信号を該当機器へ送信するようになっているとよい。
このようになっていれば、自動制御を構成する一部の処理についてのみ元に戻すことが可能になり、ユーザの使い勝手が向上する。
上記課題を解決するためになされた請求項8に記載の自動制御装置は、受付手段と、報知手段と、制御手段とを備える。受付手段はユーザからの指令を受け付ける手段であり、報知手段はユーザに情報を報知する手段である。また、制御手段は、複数種類の自動制御のうちの少なくとも一つの自動制御の実行を、報知手段を介してユーザに提案するとともに、ユーザから受付手段を介して実行する旨の指令を受け取ると、提案した制御処理を実行して該当機器に動作信号を送信する手段である。そして制御手段はさらに、動作信号を送信後、自動制御が実行される前の状態に戻す旨の指令を受付手段が受け付けると、自動制御が実行される前の状態に戻すための動作信号を該当機器に送信する。なお、ここで言う「状態」というのは、機器の動作状態を意味する。
このような自動制御装置によれば、ユーザは、自動制御が実行される前の状態に戻す旨の指令を受付手段に入力するだけで、受諾した提案内容に係る自動制御が実行される前の状態に戻すことができる。つまり、ユーザは、個々の自動制御の内容に応じた操作を行わなくてもよいため、従来より容易に元の状態に戻すことができる。
なお、このような自動制御装置の制御手段が扱う自動制御としては、各自動制御が複数の処理から構成されたものであると特によい(請求項9)。なぜなら、自動制御が複数の処理から構成されたものであれば、実行された状態を戻すためには、ユーザが一つ一つの処理に対応した戻し操作を行わなければならず、特に手間であったからである。
したがって、本発明の自動制御装置にように、自動制御が実行される前の状態に戻す旨の指令を受付手段に入力するだけで元の状態に戻すことができれば、特にユーザの手間を削減する効果が大きい。
ところで、上述したように、自動制御が実行される前の状態に戻すことが不適切な場合も考えられる。
したがって、請求項10に記載のように、さらに、車両の状態に関する情報又は車両周辺環境の状態に関する情報を取得する状態情報取得手段を備えるように自動制御装置を構成し、制御手段は、状態情報取得手段によって取得された情報に基づき、自動制御が実行される前の状態に戻してもよいか否かを判定し、戻してもよいと判定した場合に限り、動作信号を送信するようになっているとよい。なお、「車両の状態に関する情報」、「車両周辺環境の状態に関する情報」及び「戻してもよいか否かを判定」というのは、上述した通りである。
このような自動制御装置によれば、自動制御が実行される前の状態に戻されることが不適切な場合には、自動制御が実行される前の状態に戻されないようにすることができる。つまり、例えば、トンネル進入直前に、ライトの点灯や、ドアウィンドウのクローズ、エアコンの内気循環への切り替え等が行われた後、トンネル走行中にこれらが元の状態に戻されることはない。
また、自動制御を構成する各処理のうち、処理が実行されることにより機器の状態が遷移したのち元の状態に戻る処理(例えば、ウォッシャー液を一定時間だけ吐出させるような処理)については上述した動作信号を送信する必要はない。したがって、請求項11に記載のように、制御手段は、自動制御を構成する各処理のうち、処理が実行されることにより機器の状態が遷移したままの状態にとどまる処理については、元の状態に戻すための動作信号を該当機器に送信し、処理が実行されることにより機器の状態が遷移したのち元の状態に戻る処理については、上述した動作信号を送信しないようになっているとよい。
このようになっていれば、不必要な動作信号が送信されることがなくなり、制御の効率性が高まる。
また、自動制御が複数実行されるような場合には、一の自動制御が実行される前の状態に戻すための指令を受付手段に入力する前に、次の自動制御が実行されるような場合が考えられる。したがって、実行済みの複数の自動制御について実行の順序にかかわらず、任意の自動制御について実行前の状態に戻すことができるようになっているとよい。つまり、請求項12に記載のように、制御手段は、実行した複数の自動制御に関する情報を自動制御毎に記憶しておき、受付手段を介してユーザより指定された自動制御についての上記動作信号を該当機器へ送信するようになっているとよい。
このようになっていれば、自動制御が複数実行されるような場合であっても、任意の自答制御について実行前の状態に戻すことができるため、ユーザの使い勝手が向上する。
また、自動制御を構成する各処理のうち、ユーザが一部の処理についてのみ元に戻すことを希望する場合も考えられる。したがって、請求項13に記載のように、制御手段は、自動制御を構成する処理のつい、受付手段を介してユーザより指定された処理について、動作信号を該当機器へ送信するようになっているとよい。
このようになっていれば、自動制御を構成する一部の処理についてのみ元に戻すことが可能になり、ユーザの使い勝手が向上する。
以下、本発明が適用された実施形態について図面を用いて説明する。尚、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[構成の説明]
図1は、実施形態の自動制御システム11の概略構成を示すブロック図である。自動制御システム11は、自動制御装置12と、走行系ECU13と、ボデー系ECU14と、乗員モニタECU15と、外部通信装置16と、表示部17と、スピーカ18と、マイク19と、操作部20とを備える。
自動制御装置12は、走行系ECU13、ボデー系ECU14、乗員モニタECU15及び外部通信装置16と図示しない車内LANを介し接続されている。また、表示部17、スピーカ18、マイク19及び操作部20とは直接接続されている。自動制御装置12の内部構成については後述する。
走行系ECU13は、エンジンECU,AT−ECU,ブレーキECU等の走行に関連するECUから構成されるECU群である。
ボデー系ECU14は、ドアロックECU,ウィンドウECU,エアコンECU,オーディオECU等の車両装備に関連するECUから構成されるECU群である。
乗員モニタECU15は、座席に設置されたセンサ、乗員の顔面を撮影するカメラ等から得られた情報をモニタするECUである。
外部通信装置16は、VICSのセンタや、他車両と通信を行うための通信機能を有した通信装置である。
表示部17は、液晶パネルや有機ELパネル等から構成され、自動制御装置12から送られてきた情報を表示させる装置である。表示部17の表示面には、感圧方式,電磁誘導方式,静電容量方式等によるタッチパネルが積層一体化されており、ユーザからの操作指令を受け付けることができるようになっている。なお、表示部17は、複数から構成されていてもよく、その場合はそれぞれの表示部17が表示内容を分担しているとよい。また、それぞれの表示部17が各座席に設置されていてもよい。
スピーカ18は、自動制御装置12から送られてきた音声信号を音声として出力するものであり、主に運転者に対して音声を聞かせることができるような位置に設置されている。
マイク19は、乗員が発した音声を入力して音声信号に変換して自動制御装置12へ出力するものであり、運転者の音声を入力できるような位置に設置されている。
操作部20は、メカニカルなキースイッチや、ハプティックデバイス(操作者の操作に対して反力を与えることが可能な装置)や、ジェスチャーデバイス(操作者が行った身体操作をカメラ等によって検知し、それを指令として認識することができる装置)等から構成され、入力された指令を自動制御装置12へ出力するようになっている。なお、操作部20は、運転者が操作可能な位置に設置されており、特にキースイッチである場合には、ハンドルに設けられているとよい。
次に自動制御装置12の内部構成について図2のブロック図を用いて詳説する。図2に示すように、自動制御装置12は、外部通信I/F21と、制御部22と、記憶部23とを備える。
外部通信I/F21は、上述した各種のECU、装置等との通信機能を担う部位であり、通信用のマイクロコンピュータ等から構成される。
制御部22は、CPU、ROM、RAM、バス等から構成され、これらによって、自動制御検知部31、対話部32及び自動制御実行部33が論理的に実現されている。
自動制御検知部31は、走行系ECU13及びボデー系ECU14の動作状態を監視し、予め定められた所定の自動制御が実行されたことを検知する。具体的には、エアコンECUがウィンドウの曇りを防止するために自動的にコンプレッサーとファンを動作させたことや、オーディオECUが外部騒音に合わせて低域の音量と高域の音量を自動的に上げたこと等を検知する。なお、本実施形態で言うところの「自動制御」というのは、ユーザが個別に指令をしなくても一又は複数の処理がひとまとまりに実行される処理を意味する(以下、同様)。また、自動制御検知部31が検知する自動制御は、自動制御実行部33が実行させた自動制御以外の自動制御を対象としている。
対話部32は、走行系ECU13、ボデー系ECU14、乗員モニタECU15及び外部通信装置16から得られる情報に基づいて自動制御が可能かどうか判断し、可能であればその自動制御を表示部17及びスピーカ18によってユーザに情報を伝達する。そして、マイク19及び操作部20によってユーザから入力された情報に基づいて、自動制御を実行させるか否かを判定し、実行させると判定した場合は、自動制御実行部33にその自動制御を実行させる。
自動制御実行部33は、対話部32から自動制御を実行する旨の指令を受け取ると、記憶部23から実行に必要な情報を読み出し、その読み出した情報に基づいて、走行系ECU13やボデー系ECU14に動作信号を送信する。
記憶部23は、フラッシュメモリ等から構成され、各種情報を記憶する。具体的には、制御部22が、自動制御検知部31、対話部32及び自動制御実行部33を実現するためのプログラムコードや、これら各部が実行時に用いるデータを記憶する。
[動作の説明]
次に、自動制御装置12の制御部22が実行する各種の処理について説明する。なお、以下の説明では、説明を容易にするため、自動制御検知部31、対話部32及び自動制御実行部33を基本的に区別せず、制御部22が実行する処理として説明を行う。
(1)自動制御検知処理
まず、自動制御検知処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。なお、自動制御検知処理は自動制御装置12への電力供給が開始された際に実行が開始される。
自動制御装置12の制御部22は、自動制御検知処理の実行を開始すると、まず自動制御の実行の検知を開始する(S110)。これは、外部通信I/F21を介して、走行系ECU13及びボデー系ECU14の動作状態を監視し、予め定められた所定の自動制御が実行されたことを検知する。具体的には、上述したように、エアコンECUがウィンドウの曇りを防止するために自動的にコンプレッサーとファンを動作させたことや、オーディオECUが外部騒音に合わせて低域の音量と高域の音量を自動的に上げたこと等を検知する。
続いて、自動制御が実行されたことを検知したか否かを判定する(S120)。この結果、自動制御が実行されたことを検知した場合は(S120:Yes)、S130へ処理を移行し、自動制御が実行されたことを検知していない場合は(S120:No)、自動制御が実行されたことを検知するまで本ステップにとどまる。
自動制御が実行されたことを検知した場合に進むS130では、記憶部23に記憶されている実行情報テーブルに、検知した自動制御に関する情報を追加する。この「実行情報テーブル」の詳細については、後述する。
制御部22は、検知した自動制御に関する情報を実行情報テーブルに追加するとS120へ処理を戻す。
以上、自動制御検知処理について説明したが、ここで、記憶部23に記憶されている実行情報テーブルについて図6のテーブルレイアウト図を用いて説明する。
実行情報テーブルのレコードは、各自動制御に対応しており、レコードを一意に特定可能なIDと、自動制御名称と、後述する対話処理による提案によって実行された処理であるかそれとも装置自体によって自律的に実行された処理であるかを示す制御方法と、状態復帰を行ってもよいかどうかを示す復帰可否と、作動中であるかを示す作動中有無とから構成されている。
例えば、処理IDが「1」のレコードからは、自動制御名称は「トンネル走行」であり、後述する対話処理による提案によって実行が開始された処理であり、現在、復帰は不可能であり、現在、作動中であることがわかる。
(2)対話処理
次に、自動制御装置12が実行する対話処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。なお、対話処理は自動制御装置12への電力供給が開始された際に実行が開始される。
自動制御装置12の制御部22は、対話処理の実行を開始すると、まず実行可能な自動制御があるか否かを判定する(S210)。これは、走行系ECU13、ボデー系ECU14、乗員モニタECU15及び外部通信装置16からの情報に基づいて、実行可能な自動制御(例えば、トンネル進入時のウィンドウクローズや、濃霧地域に近づいた際のフォグランプ点灯等)があるか否かを判定することである。もちろん、現在の状況に適した自動制御であることは言うまでもない。なお、自動制御の内容、実行条件等についての情報は、記憶部23に記憶されているが、これらの情報は周知技術であるため説明は省略する。
この判定の結果、実行可能な自動制御があると判定した場合は(S210:Yes)、S220へ処理を移行し、実行可能な自動制御はないと判定した場合は(S210:No)、実行可能な自動制御ができるまで本ステップにとどまる。
実行可能な自動制御があると判定した場合に進むS220では、その自動制御の実行を提案する。具体的には、表示部17に提案内容を表示させると共にスピーカ18から提案内容を音声出力させることによって提案を行う。
続いて、提案が受け入れられたか否かを判定する(S230)。具体的には、提案を受け入れる旨の音声がマイク19に入力されたか否か、又は、提案を受け入れる旨の操作が操作部20に対してなされたか否かを判定することによって行う。その結果、提案は受け入れられたと判定した場合は(S230:Yes)、S240へ処理を移行し、提案は受け入れられなかったと判定した場合は(S230:No)、S210へ処理を戻す。
提案は受け入れられたと判定した場合に進むS240では、自動制御を実行する。具体的には、記憶部23に記憶されている自動制御の内容に基づき、走行系ECU13及びボデー系ECU14に対して動作信号を送信することによって行う。
その後、制御部22は、実行した自動制御に関する情報を実行情報テーブルに追加する(S250)。そして、S210へ処理を戻す。
(3)復帰処理
次に、自動制御装置12が実行する復帰処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。なお、復帰処理は自動制御装置12への電力供給が開始された際に実行が開始される。
自動制御装置12の制御部22は、復帰処理の実行を開始すると、まず新たなレコードが、実行情報テーブルに追加されたか否かを判定する(S305)。新たなレコードが実行情報テーブルに追加されたと判定した場合は(S305:Yes)、S310へ処理を移行し、新たなレコードは実行情報テーブルに追加されていないと判定した場合は(S305:No)、S330へ処理を移行する。
新たなレコードが実行情報テーブルに追加されたと判定した場合に進むS310では、追加されたレコードに対応する自動制御は復帰可能であるか否かを判定する。これは、現在の状況において、自動制御がなされる前の状態に戻したとしても、走行上の支障のある処理が含まれるかどうかを判断し、支障のある処理は含まれていないと判断した場合には復帰可能であると判定し、支障のある処理が含まれていると判断した場合には復帰不可能であると判定することである。この判断は、走行系ECU13、ボデー系ECU14、乗員モニタECU15及び外部通信装置16からの情報に基づいて行う。一例としては、トンネル走行中という状況において、ヘッドライトを点灯させるような処理については、前の状態に戻すと走行上の支障がある処理と判断し、同じ状況において、エアコンの設定温度を上げる処理については、前の状態に戻しても走行上の支障のない処理と判断する例が考えられる。
このS310における判定において、追加されたレコードに対応する自動制御は復帰可能であると判定した場合は(S310:Yes)、S315へ処理を移行し、追加されたレコードに対応する自動制御は復帰不可能であると判定した場合は(S310:No)、S305へ処理を戻す。
追加されたレコードに対応する自動制御は復帰可能であると判定した場合に進むS315では、自動制御の内容及び復帰が可能である旨の画面を表示部17に表示させる。なお、この際に同旨の音声をスピーカ18から出力させる。そして、S320へ移行する。
ここで、上記画面の一例を、図7の画面501を用いて説明する。
図7に示すように、画面501は、メッセージ部503と、継続ボタン505と、復帰ボタン505とから構成される。メッセージ部503には、「結露防止のため、エアコンとリアデフォッガーの動作が実行されました。元の状態に復帰させますか?」というメッセージが表示されている。継続ボタン505は、ユーザによってタッチされるとタッチされたことを表すために色が変化するようになっている。復帰ボタン507も同様である。
説明を図5に戻し、続くS320では、所定時間内に復帰指令があったか否かを判定する。これは、上記画面内の復帰ボタン507がユーザによってタッチされた場合(又は復帰ボタン507をタッチすることと同等の操作が操作部20に対してなされた場合)に復帰指令があったと判定することである。一方、上記画面内の継続ボタン505がユーザによってタッチされた場合(又は継続ボタン505をタッチすることと同等の操作が操作部20に対してなされた場合)には、復帰指令がなかったと判定する。なお、ここでいう「所定時間」というのは、30秒〜3分程度が適当であると考えられる。この結果、所定時間内に復帰指令あったと判定した場合は(S320:Yes)、S350へ処理を移行し、所定時間内に復帰指令がなかったと判定した場合は(S320:No)、S325へ処理を移行する。
S325では、本処理(復帰処理)において表示部17に表示させた画面を消去する。そして、S305へ処理を戻す。
上記S305の判定において、新たなレコードは実行情報テーブルに追加されていないと判定した場合に進むS330では、復帰可能な自動制御を一覧表示させた復帰リスト画面を表示させる旨の指令があったか否かを判定する(S330)。この判定は、表示部17の表示面に積層一体化されたタッチパネルからの情報、又は操作部20から得られた情報に基づいて行う。その結果、復帰リスト画面を表示させる旨の指令があったと判定した場合は(S330:Yes)、S335へ処理を移行し、復帰リスト画面を表示させる旨の指令はなかったと判定した場合は(S330:No)、S305へ処理を戻す。
復帰リスト画面を表示させる旨の指令があったと判定した場合に進むS335では、実行情報テーブルにおける各レコードの復帰可否を更新する。これは、走行系ECU13、ボデー系ECU14、乗員モニタECU15及び外部通信装置16からの情報に基づいて行う。一例としては、トンネル走行中という状況において、ヘッドライトを点灯させるような、前の状態に戻すと走行上の支障がある処理を含む自動制御については、「復帰不可」(つまり”×”)に更新し、同じ状況において、エアコンの設定温度を上げる処理のような、前の状態に戻しても走行上の支障がない処理のみから構成される自動制御については、「復帰可」(つまり”○”)に更新する例が考えられる。
続いて、更新した実行情報テーブルに基づいて、復帰リスト画面を表示部17に表示させる(S340)。なお、この際に表示させる自動制御は、「復帰可否」が”○”であり、作動中有無が”○”であるもののみである。
ここで、この画面の一例を、図8の画面551を用いて説明する。
図8に示すように、画面551は、メッセージ部553と、トンネル走行ボタン555と、後退アシストボタン557と、オーディオ設定変更ボタン559と、キャンセルボタン561とから構成される。メッセージ部553には、「以下の自動制御について復帰させることができます。復帰させる自動制御を選択してください。」というメッセージが表示されている。トンネル走行ボタン555は、自動制御名が「トンネル走行」である自動制御(ヘッドライトを点灯させ、全ウィンドウをクローズさせ、空調装置を内気循環にさせる自動制御)に対応したボタンである。後退アシストボタン557は、自動制御名が「後退アシスト」である自動制御(ユーザがバックギヤーに入れた際に実行される自動制御であり、バックモニタをオンにさせ、ドアミラーを後退用の角度に変更させ、雨天時のみ後方ワイパーを機能させる自動処理)に対応したボタンである。オーディオ設定変更ボタン559は、自動制御名が「オーディオ設定変更」である自動制御(高速道路走行時にも音楽が聴きやすくさせるために、低音と高音を強調させ、全体の音量をアップさせる自動制御)に対応したボタンである。キャンセルボタン561は、画面551を終わらせるためのボタンである。なお、トンネル走行ボタン555、後退アシストボタン557、オーディオ設定変更ボタン559及びキャンセルボタン561は、ユーザによってタッチされるとタッチされたことを表すために色が変化するようになっている。
説明を図5に戻し、続くS345では、所定時間内にリスト中の何れかの自動制御が選択されたか否かを判定する。これは、上記画面内の、トンネル走行ボタン555、後退アシストボタン557及びオーディオ設定変更ボタン559がユーザによってタッチされた場合(又はこれらのボタンをタッチすることと同等の操作が操作部20に対してなされた場合)に何れかの自動制御が選択されたと判定する。一方、上記画面内のキャンセルボタン561がユーザによってタッチされた場合(又はキャンセルボタン561をタッチすることと同等の操作が操作部20に対してなされた場合)には、何れの自動制御も選択されなかったと判定する。なお、ここでいう「所定時間」というのは、30秒〜3分程度が適当であると考えられる。この結果、所定時間内にリスト中の何れかの自動制御が選択されたと判定した場合は(S345:Yes)、S350へ処理を移行し、所定時間内にリスト中の何れの自動制御も選択されなかったと判定した場合は(S345:No)、S325へ処理を以降する。
S350では、自動制御を復帰させるための動作指令を生成して送信する。例えば、復帰させる自動制御が「トンネル走行」である場合は、以下のような動作指令を生成して送信する。自動制御が実行される前はヘッドライトが消灯していたのであれば、ヘッドライトの動作を制御するECUに対してヘッドライトを消灯させる旨の動作指令を生成して送信する。また、自動制御が実行される前に開いていたウィンドウがあるならば、ウィンドウを制御するECUに対して該当ウィンドウを元の位置まで開ける動作指令を生成して送信する。また、自動制御が実行される前の空調装置が外気循環の状態であったのであれば、空調装置を制御するECUに対して外気循環の状態に変更させる動作指令を生成して送信する。
続いて、実行情報テーブルから復帰させた自動制御に対応するレコードを削除する(S355)。そして、S325へ処理を以降する。
[実施形態の効果]
上記実施形態の自動制御システム11によれば、ユーザは、自動制御が実行される前の状態に戻す旨の簡単な操作を、表示部17の表示面に積層一体化されたタッチパネル又は操作部20に対して行うだけで、自動制御が実行される前の状態に戻すことができる。つまり、ユーザは、個々の自動制御の内容に応じた操作を行わなくてもよいため、従来より容易に元の状態に戻すことができる。また、自動制御が複数の処理から構成されているときは、特にユーザの手間を削減する効果が大きい。
また、上記実施形態の自動制御システム11では、ユーザに対し、自動制御が実行される前の状態に戻すことが可能である旨を表示部17に表示させるようになっている(S315,S340)。したがって、たとえ自動制御(特に装置自体による自律的な自動制御)が実行されたことにユーザが気づかなかったとしても、自動制御が実行される前の状態に戻すことができることをユーザに伝達することができる。
また、上記実施形態の自動制御システム11では、自動制御が実行される前の状態に戻してもよいかどうかを判断するようになっている(S310,S335)。このため、不適切な復帰処理(自動制御が実行される前の状態に戻すこと)は行われず、復帰処理がなされることにより不都合も生じない。
また、自動制御が複数実行された場合でも、それらを個別に復帰させることができるようになっている(図8)。したがって、ユーザの使い勝手がよい。
[他の実施形態]
(1)上記実施形態では自動制御単位で復帰可否を判断するようになっていたが、自動制御装置12は自動制御を構成する処理毎に復帰可否を判断するようになっていてもよい。例えば、自動制御「トンネル走行」が、ヘッドライトを点灯させる処理と、ウィンドウを全閉させる処理と、空調装置を内気循環にさせる処理とから構成される場合、ヘッドライトを元の状態に戻してもよいか(例えば消灯させてもよいか)、ウィンドウを元の状態に戻してもよいか(例えばウィンドウを全開させてもよいか)、空調装置を元の状態に戻してもよいか(例えば外気循環に変更してもよいか)をそれぞれ判断する。その結果、例えば照度センサの値からヘッドライトを元の状態に戻すことは適切ではないと判断した場合には、ヘッドライトの状態はそのままに、ウィンドウと空調装置のみ元の状態に戻すように動作信号を送信するようになっているとよい。
また、自動制御を構成する各処理のうち、処理が実行されることにより機器の状態が別の状態に遷移したのち元の状態に戻るもの(例えば、ウォッシャー液を一定時間だけ吐出させるようなもの)については、復帰不可能な処理として扱うとよい。このように、機器の状態が別の状態に遷移したのち元の状態に戻る処理としては、他には、クラクションを一定時間だけ鳴らす処理や、ワイパーを一定回数だけ動作させる処理等が考えられる。
このようになっていれば、不必要な動作信号が送信されることがなくなり、制御の効率性が高まる。
(2)上記実施形態ではユーザは自動制御単位で復帰を指示することができるようになっていたが(図7,図8)。自動制御を構成する処理毎に復帰を指示することができるようになっていてもよい。具体的には、図7でユーザが復帰指示を行った後、又は、図8でユーザが復帰させる自動制御を選択した後、図9に示すような画面601を表示部17に表示させ、復帰させる処理をユーザが選択できるようになっているとよい。画面601は、メッセージ部603と、ヘッドライトボタン605と、ウィンドウボタン607と、空調装置ボタン609と、キャンセルボタン611とから構成される。メッセージ部603には、「自動制御『トンネル走行』について、復帰させる処理を選択してください。」というメッセージが表示されている。ヘッドライトボタン605は、ヘッドライトを消灯させる復帰処理に対応するボタンである。ウィンドウボタン607は、ウィンドウを全開させる復帰処理に対応するボタンである。空調装置ボタン609は、空調装置を外気循環の状態にさせる復帰処理に対応するボタンである。キャンセルボタン611は、画面601を終わらせるためのボタンである。
このような画面601を表示部17に表示させ、ユーザによって選択された復帰処理のみを実行するようになっていれば、ユーザの使い勝手が向上する。
[特許請求の範囲との対応]
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲で用いた用語との対応を示す。表示部17の表示面に積層一体化されたタッチパネル(図示せず)及び操作部20が受付手段に相当し、制御部22の自動制御検知部31が検知手段に相当し、制御部22の対話部32及び自動制御実行部33が制御手段に相当する。また、表示部17及びスピーカ18が報知手段に相当し、外部通信I/F21が状態情報取得手段に相当する。
自動制御システムの概略構成を示すブロック図である。 自動制御装置に概略構成を示すブロック図である。 自動制御検知処理を説明するためのフローチャートである。 対話処理を説明するためのフローチャートである。 復帰処理を説明するためのフローチャートである。 実行情報テーブルを説明するためのテーブルレイアウト図である。 自動制御の内容及び復帰が可能である旨を示す画面例である。 復帰可能な自動制御を並べた画面例である。 復帰可能な処理を並べた画面例である。
符号の説明
11…自動制御システム、12…自動制御装置、13…走行系ECU、14…ボデー系ECU、15…乗員モニタECU、16…外部通信装置、17…表示部、18…スピーカ、19…マイク、20…操作部、21…外部通信I/F、22…制御部、23…記憶部、31…自動制御検知部、32…対話部、33…自動制御実行部。

Claims (13)

  1. ユーザからの指令を受け付ける受付手段と、
    複数種類の自動制御について、各々の自動制御が実行されたことを検知可能な検知手段と、
    前記検知手段により前記自動制御が実行されたことを検知した後、前記自動制御が実行される前の状態に戻す旨の指令を前記受付手段が受け付けると、前記自動制御が実行される前の状態に戻すための動作信号を該当機器に送信する制御手段と、
    を備えることを特徴とする自動制御装置。
  2. 請求項1に記載の自動制御装置において、
    前記検知手段及び前記制御手段が扱う前記自動制御は、複数の処理から構成されたものであること、
    を特徴とする自動制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の自動制御装置において、
    さらに、ユーザに情報を報知する報知手段を備え、
    前記制御手段は、前記検知後、当該自動制御が実行される前の状態に戻すことが可能である旨を前記報知手段に報知させること、
    を特徴とする自動制御装置。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の自動制御装置において、
    さらに、車両の状態に関する情報又は車両周辺環境の状態に関する情報を取得する状態情報取得手段を備え、
    前記制御手段は、前記状態情報取得手段によって取得された前記情報に基づき、前記自動制御が実行される前の状態に戻してもよいか否かを判定し、戻してもよいと判定した場合に限り、前記動作信号を送信すること、
    を特徴とする自動制御装置。
  5. 請求項2を引用する、請求項3又は4に記載の自動制御装置において、
    前記制御手段は、前記自動制御を構成する各処理のうち、処理が実行されることにより機器の状態が別の状態に遷移したままになる処理については、元の状態に戻すための前記動作信号を該当機器に送信し、処理が実行されることにより機器の状態が別の状態に遷移したのち元の状態に戻る処理については、前記動作信号を送信しないこと、
    を特徴とする自動制御装置。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載の自動制御装置において、
    前記制御手段は、前記検知手段により検知された複数の前記自動制御に関する情報を前記自動制御毎に記憶しておき、前記受付手段を介してユーザより指定された前記自動制御について、前記動作信号を該当機器へ送信すること、
    を特徴とする自動制御装置。
  7. 請求項2を引用する、請求項3〜6の何れかに記載の自動制御装置において、
    前記制御手段は、前記自動制御を構成する処理のうち、前記受付手段を介してユーザより指定された処理について、前記動作信号を該当機器へ送信すること、
    を特徴とする自動制御装置。
  8. ユーザからの指令を受け付ける受付手段と、
    ユーザに情報を報知する報知手段と、
    複数種類の自動制御のうちの少なくとも一つの自動制御の実行を、前記報知手段を介してユーザに提案するとともに、ユーザから前記受付手段を介して実行する旨の指令を受け取ると、提案した前記制御処理を実行して該当機器に動作信号を送信する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記動作信号を送信後、前記自動制御が実行される前の状態に戻す旨の指令を前記受付手段が受け付けると、前記自動制御が実行される前の状態に戻すための動作信号を該当機器に送信する制御手段と、
    を備えることを特徴とする自動制御装置。
  9. 請求項8に記載の自動制御装置において、
    前記制御手段が扱う前記自動制御は、複数の処理から構成されたものであること、
    を特徴とする自動制御装置。
  10. 請求項8又は9に記載の自動制御装置において、
    さらに、車両の状態に関する情報又は車両周辺環境の状態に関する情報を取得する状態情報取得手段を備え、
    前記制御手段は、前記状態情報取得手段によって取得された前記情報に基づき、前記自動制御が実行される前の状態に戻してもよいか否かを判定し、戻してもよいと判定した場合に限り、前記動作信号を送信すること、
    を特徴とする自動制御装置。
  11. 請求項9を引用する、請求項10に記載の自動制御装置において、
    前記制御手段は、前記自動制御を構成する各処理のうち、処理が実行されることにより機器の状態が別の状態に遷移したままになる処理については、元の状態に戻すための前記動作信号を該当機器に送信し、処理が実行されることにより機器の状態が別の状態に遷移したのち元の状態に戻る処理については、前記動作信号を送信しないこと、
    を特徴とする自動制御装置。
  12. 請求項8〜11の何れかに記載の自動制御装置において、
    前記制御手段は、実行した複数の前記自動制御に関する情報を前記自動制御毎に記憶しておき、前記受付手段を介してユーザより指定された前記自動制御について、前記動作信号を該当機器へ送信すること、
    を特徴とする自動制御装置。
  13. 請求項9を引用する、請求項10〜12の何れかに記載の自動制御装置において、
    前記制御手段は、前記自動制御を構成する処理のうち、前記受付手段を介してユーザより指定された処理について、前記動作信号を該当機器へ送信すること、
    を特徴とする自動制御装置。
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