JP2008052839A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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快弥 宇佐美
Yuki Tone
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Abstract

【課題】チルト制御をより適切に行うことを可能とする。
【解決手段】レンズ駆動装置は、水平方向に沿って並んで配置される2つの異なる磁極領域によって2つの異なる磁界を形成可能な着磁パターンを夫々有する一対のマグネット11、12と、対物レンズ31を有すると共に、基準方向に沿って相対的に長いチルト制御用のコイルが側面に取り付けられたレンズホルダ30と、コイルが一対のマグネット11、12と対向するように、レンズホルダ30を一対のマグネット11、12の間で傾斜可能に保持する保持手段とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、ディスクに情報を記録したり、記録された情報を読み取るディスクプレーヤのレンズ駆動装置に関するものであり、特に平面状コイルを用いたレンズ駆動装置の構造に関する。
光学的に情報を記録したディスクから情報を読み取る際に、読み取りビームをディスク面に集束させるために対物レンズをレンズ光軸方向(フォーカス方向)に駆動させたり、読み取りビームを情報トラックに追従させるため対物レンズをレンズ光軸方向と直角方向(トラッキング方向)に駆動させたり、読み取りビームの光軸をディスク面に対して垂直に照射させるために対物レンズをディスク面のそり方向(チルト方向)に駆動させたりする、レンズ駆動装置が知られている。特に、田の字の形状である、4つの磁極領域において、N極面とS極面とが交互に隣り合うように結合して構成されたマグネットに、メガネ形状の2つのチルト制御用及びフォーカス制御用のコイルが対向するように配置されているレンズ駆動装置も提案されている。
特開2001−229557公報
しかしながら、上述したレンズ駆動装置では、メガネ形状の相対的にコイル線長が短い2つのチルト制御用のコイルを、4つの磁極領域に対向させることによって、チルト制御を行っているので、1つ単位でのチルト制御用のコイルに対する鎖交磁束が小さくなってしまい、対物レンズを可動する可動部に作用する力が小さくなってしまい、チルト制御用のコイルに流れる制御電流の極性及び大きさを入力情報としたチルト駆動量の制御における感度が小さくなってしまうという技術的な問題が生じてしまう。
本発明は、上述した従来の問題点に鑑みなされたものであり、チルト制御をより適切に行うことが可能なレンズ駆動装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載のレンズ駆動装置は、基準方向(水平方向)に沿って並んで配置される2つの異なる磁極領域によって2つの異なる磁界を形成可能な着磁パターンを夫々有する一対のマグネットと、(i)対物レンズを有すると共に、(ii)前記基準方向に沿って相対的に長いチルト制御用のコイルが、側面に取り付けられたレンズホルダと、前記コイルが前記一対のマグネットと対向するように、前記レンズホルダを前記一対のマグネットの間で傾斜可能に保持する保持手段と、を備える。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施の形態から明らかにされよう。
以下、発明を実施するための最良の形態としての本発明の実施形態に係るレンズ駆動装置について順に説明する。
(レンズ駆動装置の実施形態)
本発明のレンズ駆動装置に係る実施形態は、基準方向(水平方向)に沿って並んで配置される2つの異なる磁極領域によって2つの異なる磁界を形成可能な着磁パターンを夫々有する一対のマグネットと、(i)対物レンズを有すると共に、(ii)前記基準方向に沿って相対的に長いチルト制御用のコイルが、側面に取り付けられたレンズホルダと、前記コイルが前記一対のマグネットと対向するように、前記レンズホルダを前記一対のマグネットの間で傾斜可能に保持する保持手段と、を備える。
本発明のレンズ駆動装置に係る実施形態によれば、一対のマグネットを所定の間隔をもって対向配置することにより、一対のマグネットの間に磁界(磁場)が形成される。この磁場内で、対物レンズを有するレンズホルダの側面に取り付けられたチルト制御用のコイルに通電することにより、保持手段に保持されたレンズホルダが傾斜すると共に、例えばフォーカス方向及びトラッキング方向に移動する。
特に、本実施形態では、基準方向に沿って相対的に長い(言い換えると、相対的にコイル線長が長い)、単一のチルト制御用のコイルが、レンズホルダの一の側面、又は、他の側面に取り付けられる。このように規定されたコイルと、マグネットによって、チルト制御が行われる。
仮に、基準方向に沿って並んで配置された、基準方向に沿って相対的に短い2つのコイルを、磁極領域に対向させることによって、チルト制御を行う場合、コイルに対する鎖交磁束が小さくなってしまい、レンズホルダに作用する、チルト制御のための力は、小さくなってしまう。よって、コイルに流れる制御電流の極性及び大きさを入力情報としたチルト駆動量の制御における感度が小さくなってしまい、適切なチルト駆動を実現するために、大きな電力が必要となってしまう。
これに対して、本実施形態に係るコイルは、上述したように、基準方向に沿って相対的に長い(言い換えると、相対的にコイル線長が長い)、単一のチルト制御用のコイルが、レンズホルダの一の側面、又は、他の側面に取り付けられる。より具体的には、このチルト制御用のコイルにおける、マグネットの大きさを基準にした基準方向(例えば水平方向)の大きさと可動範囲は、コイルの両端部が、マグネットが形成する磁界に含まれないように、当該コイルの基準方向の長さと可動範囲が規定される。このように規定されたコイルと、マグネットによって、チルト制御が行われる。
この結果、コイルの大きさを基準方向に沿って長くさせ、磁極領域に対向させることによって、コイルに対する鎖交磁束を大きくして、コイルに流れる制御電流の極性及び大きさを入力情報としたチルト駆動量の制御における感度を大きくさせ、磁気回路のより効率的な利用を実現可能である。
以上の結果、より少ない電力で、より適切なチルト駆動を実現することが可能である。
本発明のレンズ駆動装置に係る実施形態の一の態様は、前記コイルにおける、前記基準方向の両端部は、前記磁界に含まれない。
この態様によれば、チルト制御用のコイルにおける、マグネットの大きさを基準にした基準方向(例えば水平方向又はトラッキング方向)の大きさと可動範囲は、コイルにおける、基準方向の両端部が、マグネットが形成する磁界に含まれないように、当該コイルの基準方向の長さと可動範囲が規定される。このように規定されたコイルと、マグネットによって、チルト制御が行われる。
この結果、コイルの両端部が磁界に含ませないことによって、フォーカス方向(垂直方向、又は、縦方向)に流れる電流に起因するチルト駆動と相反する方向への力の影響を殆ど又は完全に無くし、コイルに流れる制御電流の極性及び大きさを入力情報としたチルト駆動量の制御における感度を大きくさせ、磁気回路のより効率的な利用を実現可能である。
本発明のレンズ駆動装置に係る実施形態の他の態様は、前記一対のマグネットは、(i)前記2つの磁極領域の第2着磁境界線と、(ii)前記第2着磁境界線と交差する第1着磁境界線とによって規定される4つの磁極領域によって4つの磁界を形成可能な着磁パターンを夫々有する。
この態様によれば、コイルの大きさを基準方向に沿って長くさせ、4つの磁極領域に対向させることによって、コイルに対する鎖交磁束を大きくして、コイルに流れる制御電流の極性及び大きさを入力情報としたチルト駆動量の制御における感度を大きくさせ、磁気回路のより効率的な利用を実現可能である。
上述した保持手段に係る態様では、前記保持手段は、前記コイルの上側部が、前記基準方向に沿った前記第1着磁境界線を跨らないと共に、前記コイルの下側部が、前記第1着磁境界線を跨らないように、前記レンズホルダを保持するように構成してもよい。
このように構成すれば、マグネットの大きさを基準にした、コイルのフォーカス方向の可動範囲は、(i)コイルの上側部が、第1着磁境界線を跨らなく、(ii)コイルの下側部が、第1着磁境界線を跨らなく、更に、(iii)第1着磁境界線は、コイルの中央部(即ち、コイルが巻いていない部分)を通過するように規定される。このように規定されたコイルと、マグネットによって、チルト制御が行われる。
この結果、チルト制御によりレンズホルダが傾斜したときに、コイルの一部が意図しない逆磁界に入って誤動作することを効果的に防止することが可能である。
更に、上述した保持手段に係る態様では、前記保持手段は、前記コイルの重心が、前記基準方向に沿った前記第1着磁境界線を跨るように、前記レンズホルダを保持するように構成してもよい。
このように構成すれば、マグネットの大きさを基準にした、コイルのフォーカス方向の可動範囲は、(i)コイルの中央部(即ち、コイルが巻いていない部分)に含まれるコイルの重心は、第1着磁境界線を跨り、更に、(ii)コイルの上側部が、第1着磁境界線を跨らなく、(iii)コイルの下側部が、第1着磁境界線を跨らないように規定される。このように規定されたコイルと、マグネットによって、チルト制御が行われる。
この結果、チルト制御によりレンズホルダが傾斜したときに、コイルの一部が意図しない逆磁界に入って誤動作することを効果的に防止することが可能である。
更に、上述したコイルに係る態様では、前記コイルにおける前記基準方向と直交する直交方向の長さは、当該コイルの上側の中心部、及び、当該コイルの下側の中心部が、前記磁界に含まれるように、規定されるように構成してもよい。
このように構成すれば、コイルの上側の中心部、及び、当該コイルの下側の中心部を含む、コイルの大部分を、4つの磁極領域に対向させることによって、コイルに対する鎖交磁束を大きくして、コイルのチルト駆動量の制御における感度を大きくさせ、磁気回路のより効率的な利用を実現可能である。
本発明のレンズ駆動装置に係る実施形態の他の態様は、前記基準方向は、略水平方向である。
この態様によれば、コイルの大きさを水平方向に沿って長くさせ、磁極領域に対向させることによって、コイルに対する鎖交磁束を大きくして、コイルのチルト駆動量の制御における感度を大きくさせ、磁気回路のより効率的な利用を実現可能である。
本発明のレンズ駆動装置に係る実施形態の他の態様は、前記保持手段は、前記コイルの上側部、及び前記コイルの下側部のうちいずれか一方は、前記磁界に含まれないように、前記レンズホルダを保持する。
この態様によれば、コイルの上側部、及び下側部のうちいずれか一方が、2つの磁極領域に対向させることによって、コイルに対する鎖交磁束を大きくして、コイルのチルト駆動量の制御における感度を大きくさせ、磁気回路のより効率的な利用を実現可能である。
加えて、この結果、チルト制御によりレンズホルダが傾斜したときに、コイルの上側部の一部が逆磁界に入って誤動作することを防止することが可能である。或いは、チルト制御によりコイル基板が傾斜したときに、コイルの下側部の一部が逆磁界に入って誤動作することを防止するが可能である。
本発明のレンズ駆動装置に係る実施形態の他の態様は、前記レンズホルダは、フォーカス制御用及びチルト制御用の一のコイルを、更に重ねて側面に取り付ける。
この態様によれば、上述したチルト制御用のコイルに加えて、フォーカス制御用及びチルト制御用の一のコイルに基づいて、チルト駆動量に加えてフォーカス駆動量の制御における感度を大きくさせ、磁気回路のより効率的な利用を実現可能である。
以上の結果、より少ない電力で、より適切なチルト駆動及びフォーカス駆動を実現することが可能である。
本発明のレンズ駆動装置に係る実施形態の他の態様は、前記レンズホルダは、フォーカス制御用の一のコイル、並びに、トラッキング制御用の他のコイルを、更に重ねて側面に取り付ける。
この態様によれば、上述したチルト制御用のコイルに加えて、フォーカス制御用の一のコイル、並びに、トラッキング制御用の他のコイルに基づいて、チルト駆動量に加えてフォーカス駆動量、並びに、トラッキング駆動量の制御における感度を大きくさせ、磁気回路のより効率的な利用を実現可能である。
以上の結果、より少ない電力で、より適切なチルト駆動、フォーカス駆動及びトラッキング駆動を実現することが可能である。
本発明のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施例から更に明らかにされる。
以上説明したように、本発明のレンズ駆動装置に係る実施形態によれば、一対のマグネットと、基準方向に沿って相対的に長いチルト制御用のコイルが、側面に取り付けられたレンズホルダと、保持手段と、を備える。従って、コイルの大きさを基準方向に沿って長くさせ、磁極領域に対向させることによって、コイルに対する鎖交磁束を大きくして、コイルに流れる制御電流の極性及び大きさを入力情報としたチルト駆動量の制御における感度を大きくさせ、磁気回路のより効率的な利用を実現可能である。以上の結果、より少ない電力で、より適切なチルト駆動を実現することが可能である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
(1)基本構成
次に、図1から図4を参照して、本発明の実施例にかかるレンズ駆動装置150の基本構成について説明する。
(1−1)全体的な構成
先ず、図1及び図2を参照しつつレンズ駆動装置150の全体的な構成について説明する。ここに、図1は、本発明の実施例にかかるレンズ駆動装置150の基本構成を示した平面図(図1(a))、及び側面図(図1(b))である。また、図2は、本発明の実施例によるレンズ駆動装置150を構成するマグネット11及び12、コイル基板80及び90の位置関係を模式的に示した斜視図である。
図1(a)及び図1(b)に示されるように、本発明の実施例によるレンズ駆動装置150においては、板状のアクチュエータベース10上に、磁場形成用のマグネット11又は12を固定した一対のL状のヨーク13が所定の磁気ギャップを設けて対向配置され、アクチュエータベース10に対して複数のネジ14で固定されている。また、アクチュエータベース10上に支持ベース20がネジ14により固定されており、支持ベース20の4本の支持ワイヤ21が可動部100をマグネット11と12に挟まれる位置において、傾斜可能であると共に、上下及び左右方向に移動可能に支持している。
可動部100は、内部に対物レンズ31を収納した略方形状のレンズホルダ30と、マグネット11と対向するレンズホルダ30のジッタ(図中矢印J)方向の側面に接着剤等で固定されたコイル基板80と、マグネット12と対向するレンズホルダ30のジッタ方向の側面に接着剤等で固定されたコイル基板90とを備える。レンズホルダ30のトラッキング(図中矢印T)方向に突出して形成された4本の保持部32a、32bが4本の支持ワイヤ21で支持され、これにより可動部100は、傾斜可能であると共に、フォーカス(図中矢印F)方向及びトラッキング方向に移動可能に支持されている。
支持ワイヤ21は、導電性の棒状又は板状の弾性部材で構成され、一方端が圧延拡大して引出部22aが形成され、支持ベース20の成形時に支持ワイヤ21の一部がアウトサート成形等により一体成形される。また、支持ワイヤ21の他方端は、同様に、圧延拡大されて接続部22bが形成され、レンズホルダ30に設けられた4本の保持部32a、32bに接着剤等で固定される。
マグネット11及び12は、図2に示すように、例えば四角形の平面形状の4つの磁石のN極面とS極面とを組み合わせて構成される。図4(a)にマグネット11の平面図を示し、図4(b)にマグネット12の平面図を示す。図4(a)及び図4(b)に示されるように、マグネット11及び12は、ほぼ同一形状の四角形の磁石を、それらのN極面とS極面とが交互に隣り合うように結合されて構成される。その結果、各磁石の境界線が、トラッキング方向の第1着磁境界線L1、及び、フォーカス方向の第2着磁境界線L2を構成する。
再び、図1に示すように、マグネット11及び12を所定の間隔をもって対向配置することにより、マグネット11と12の間に磁場が形成される。この磁場内で、レンズホルダ30に固定されたコイル基板80及び90上の、後述されるチルト制御用のコイル、フォーカスコイル及びトラッキングコイルに通電することにより、可動部100が傾斜すると共に、フォーカス方向及びトラッキング方向に移動する。
図3に、コイル基板80及び90の平面図を示す。図示のように、コイル基板80及び90の各々は、チルト制御用のコイル50(以下、適宜「チルトコイル50」と称す)を備える。コイル基板80及び90は、例えばガラスエポキシ材などの積層プリント基板であり、その両面のうち一方の面にチルトコイル50が形成される。他方の面にフォーカス制御用コイルとトラッキング制御用コイルとが形成される。尚、この一方の面においては、チルトコイル50に加えて、例えばフォーカス制御用及びチルト制御用等の多機能のコイルが、多層構造として、チルトコイル50に積層されて形成されるようにしてもよい。
本実施例では、図3に示すように、コイル基板上の、チルトコイル50を配置している。より具体的には、コイル基板の左右方向に横長にチルトコイル50を形成する。つまり、チルトコイル50は、図3及び、図4に示されるマグネット11、12のトラッキング方向の第1着磁境界線L1を跨るように配置される。加えて、チルトコイル50は、図3及び、図4に示されるマグネット11、12のフォーカス方向の第2着磁境界線L2を跨るように配置される。ここで、チルトコイル50が第1及び第2着磁境界線L1及びL2を跨るとは、第1及び第2着磁境界線L1及びL2がチルトコイル50の幅方向の中央、又は、高さ方向の中央を通る場合に限らず、中央から多少ずれた位置を通る場合も含む。言い換えれば、第1及び第2着磁境界線L1及びL2が、チルトコイル50の中央の領域(コイルが巻回されていない領域)を通れば、必ずしもチルトコイル50の中央を通らなくてもよい。これは、第1及び第2着磁境界線L1及びL2が必ずしもチルトコイル50の中央を通らなくても、第1及び第2着磁境界線L1及びL2によりチルトコイル50がおよそ対称に近い状態で2つの領域に分けられるような配置であれば、チルトコイル50に通電する電流と第1及び第2着磁境界線により規定される磁界によって、レンズホルダの駆動力が正しく得られるからである。
(1−2)チルトコイル及びマグネットの相対的な大きさと可動範囲
次に、図5を参照して、本実施例に係るチルトコイル及びマグネットの相対的な大きさと可動範囲について説明する。ここに、図5は、本実施例に係るチルトコイル及びマグネットにおける、トラッキング方向の相対的な大きさと可動範囲を図式的に示した模式図(図5(a))、及びフォーカス方向の相対的な大きさと可動範囲を図式的に示した模式図(図5(b))である。
図5(a)に示されるように、例えば、マグネットの大きさを基準にした、チルトコイル50のトラッキング方向の大きさと可動範囲の条件としては、チルトコイル50の両端部(即ち、右端部及び左端部)が、マグネットが形成する磁界に含まれないようにチルトコイル50のトラッキング方向の長さと可動範囲が規定されることが好ましい。尚、チルトコイル50がトラッキング方向の右方向又は左方向に可動する場合、可動した後に、可動コイルの右端部及び左端部のうち、少なくとも一方が、磁界に含まれないように、チルトコイル50のトラッキング方向の長さと可動範囲を規定してもよい。
この結果、チルトコイル50を横長にし、4つの磁極領域に対向させることによって、チルトコイル50に対する鎖交磁束を大きくして、チルトコイル50に流れる制御電流の極性及び大きさを入力情報としたチルト駆動量の制御における感度を大きくさせ、磁気回路のより効率的な利用を実現可能である。尚、この感度は、チルトコイル50の大きさや巻数に基づいて、実験的、理論的、経験的、シミュレーション等によって個別具体的に規定可能である。
加えて、チルトコイル50の両端部が磁界に含ませないことによって、フォーカス方向(垂直方向、又は、縦方向)に流れる電流に起因するチルト駆動と相反する方向への力の影響を殆ど又は完全に無くし、チルトコイル50に流れる制御電流の極性及び大きさを入力情報としたチルト駆動量の制御における感度を大きくさせ、磁気回路のより効率的な利用を実現可能である。
以上の結果、より少ない電力で、より適切なチルト駆動を実現することが可能である。
詳細には、図5(b)中の真ん中の図に示されるように、マグネットの大きさを基準にした、チルトコイル50のフォーカス方向の大きさと可動範囲の条件としては、(i)マグネットの第1着磁境界線L1と、(ii)チルトコイル50の中心を通過し、トラッキング方向の線分と、を重ねた場合、チルトコイル50の上側部と下側部が、マグネットが形成する磁界に含まれることが好ましい。尚、チルトコイル50がフォーカス方向の上方向又は下方向に可動する場合、可動した後に、チルトコイル50の上側部及び下側部のうち、少なくとも一方が、磁界に含まれないように、チルトコイル50のフォーカス方向の長さと可動範囲を規定してもよい。
加えて、図5(b)に示されるように、マグネットの大きさを基準にした、チルトコイル50のフォーカス方向の可動範囲の条件としては、少なくとも次の3つの条件を満たすことが好ましい。即ち、図5(b)中の左側の図に示されるように、(i)チルトコイル50の上側部が、第1着磁境界線L1を跨らないことが好ましい。加えて(ii)第1着磁境界線L1は、チルトコイル50の中央部(即ち、コイルが巻いていない部分)を通過することが好ましい。更に、図5(b)中の左側の図に示されるように、(iii)コイルの下側部が、第1着磁境界線L1を跨らないことが好ましい。
この結果、チルト制御によりコイル基板が傾斜したときに、チルトコイル50の一部が意図しない逆磁界に入って誤動作することを効果的に防止することが可能である。
(2)チルト制御の原理
次に、図6を参照して、本実施例に係るレンズ駆動装置のチルト制御時の動作原理について説明する。ここに、図6は、本実施例に係るチルト制御時の動作と、マグネット11又は12とコイル基板80又は90の位置関係とを図式的に示した一及び他の模式図(図6(a)及び図6(b))である。
先ず、図6(a)を参照して、トラッキング方向(又は水平方向)を基準として右側部が上側へ傾斜するチルト制御について説明する。尚、図6(a)及び図6(b)中のマーク100及び101はマグネットの4つの領域の各々における磁束の方向を示している。マーク100は、磁束が紙面の裏面側から表面側へ向いていることを示し、マーク101は、磁束が紙面の表面側から裏面側へ向いていることを示している。
図6(a)に示されるように、チルトコイル50に、矢印I1からI4の方向に電流が流されると、その電流とマーク100及び101により示される磁束の方向により、力F1からF4が夫々発生する。従って、可動部100は、フォーカス方向を基準とした下側方向へ向かう力F1及びF2、並びに、フォーカス方向を基準とした上側方向へ向かう力F3及びF4に基づいて、図6(a)中の可動部100の右側部が相対的に上側へ向かう方向に傾斜(チルト)する。
他方、図6(b)に示されるように、チルトコイル50に流す電流の極性を反転すれば、チルトコイル50に流れる電流の方向が逆になり、矢印I1rからI4rの方向に電流が流されると、その電流とマーク100及び101により示される磁束の方向により、力F1rからF4rが夫々発生する。従って、可動部100は、フォーカス方向を基準とした上側方向へ向かう力F1r及びF2r、並びに、フォーカス方向を基準とした下側方向へ向かう力F3r及びF4rに基づいて、図6(b)中の可動部100の右側部が相対的に下側へ向かう方向に傾斜(チルト)する。
この結果、チルトコイル50に流す制御電流の極性及び大きさを変化させることにより、可動部100を所定の方向に傾斜させることが可能である。
尚、フォーカス制御、又は、トラッキング制御については、コイル基板80及び90に形成された、フォーカス制御用コイルとトラッキング制御用コイルによって、各種の手法に基づいて行われる。
このように、本発明のレンズ駆動装置では、(i)チルトコイル50と、(ii)フォーカス制御用コイル、若しくは、トラッキング制御用コイルとの駆動制御を独立に行うことができるので、チルト制御、フォーカス制御、及びトラッキング制御のうち少なくとも2つの制御を兼用するコイルを適用する場合と比較して、少なくともチルト制御を単純化することが可能である。
(3)本実施例に係る作用と効果との検討
次に、図7を参照して、本実施例に係る作用と効果とについて検討する。ここに、図7は、本実施例、並びに、比較例に係るチルト制御時の動作と、マグネット11又は12とコイル基板80又は90の位置関係とを図式的に示した模式図(図7(a)、並びに、図7(b))である。
図7(a)に示されるように、本実施例に係るチルトコイル50においては、例えば、マグネットの大きさを基準にした、チルトコイル50のトラッキング方向の大きさと可動範囲は、単一のチルトコイル50の両端部が、マグネットが形成する磁界に含まれないようにチルトコイル50のトラッキング方向の長さと可動範囲が規定される。このように規定されたチルトコイル50と、マグネットによって、チルト制御が行われる。
仮に、図7(b)に示されるように、比較例に係る、2つのチルトコイル50x及び50wを、4つの磁極領域に対向させることによって、チルト制御を行う場合、チルトコイル50x及び50wに対する鎖交磁束が小さくなってしまい、可動部100に作用する、フォーカス方向を基準とした下側方向へ向かう力Fs1及びFs2、並びに、フォーカス方向を基準とした上側方向へ向かう力Fs3及びFs4は、小さくなってしまう。よって、チルトコイル50x及び50wに流れる制御電流の極性及び大きさを入力情報としたチルト駆動量の制御における感度が小さくなってしまい、適切なチルト駆動を実現するために、大きな電力が必要となってしまう。加えて、比較例に係るチルトコイル50xにおいては、矢印I5a、I5b、I6a、I6bの方向に電流が流されると、その電流とマーク100及び101により示される磁束の方向により、トラッキング方向の意味のない力(言い換えると、コイルをトラッキング方向にせん断する方向の力)が夫々発生し、チルト制御を妨げる可能性が生じてしまう。尚、チルトコイル50wについても同様である。
これに対して、本実施例に係るチルトコイル50は、上述したように、例えば、マグネットの大きさを基準にした、チルトコイル50のトラッキング方向の大きさと可動範囲は、単一のチルトコイル50の両端部が、マグネットが形成する磁界に含まれないようにチルトコイル50のトラッキング方向の長さと可動範囲が規定される。更に、例えばマグネットの大きさを基準にした、チルトコイル50のフォーカス方向の大きさと可動範囲は、(i)マグネットの第1着磁境界線L1と、(ii)チルトコイル50の中心を通過し、トラッキング方向の線分と、を重ねた場合、チルトコイル50の上側部と下側部が、マグネットが形成する磁界に含まれるように規定される。加えて、マグネットの大きさを基準にした、チルトコイル50のフォーカス方向の可動範囲は、(i)チルトコイル50の上側部が、第1着磁境界線L1を跨らなく、(ii)第1着磁境界線L1は、チルトコイル50の中央部(即ち、コイルが巻いていない部分)を通過し、更に、(iii)コイルの下側部が、第1着磁境界線L1を跨らないように規定される。このように規定されたチルトコイル50と、マグネットによって、チルト制御が行われる。
この結果、チルトコイル50を横長にし、4つの磁極領域に対向させることによって、チルトコイル50に対する鎖交磁束を大きくして、チルトコイル50に流れる制御電流の極性及び大きさを入力情報としたチルト駆動量の制御における感度を大きくさせ、磁気回路のより効率的な利用を実現可能である。加えて、チルトコイル50の両端部が磁界に含ませないことによって、フォーカス方向(垂直方向、又は、縦方向)に流れる電流に起因するチルト駆動と相反する方向への力の影響を殆ど又は完全に無くし、チルトコイル50に流れる制御電流の極性及び大きさを入力情報としたチルト駆動量の制御における感度を大きくさせ、磁気回路のより効率的な利用を実現可能である。
以上の結果、より少ない電力で、より適切なチルト駆動を実現することが可能である。
(4)コイル基板の変形例
次に、図8を参照して、本実施例に係るコイル基板の変形例について説明する。ここに、図8は、本実施例に係るコイル基板の変形例を図式的に示した模式図(図8(a)及び図8(b))である。本実施例に係るコイル基板の変形例は、略矩形(所謂、略長方形)ではなく、三角形のコイルを採用している。即ち、図8(a)のコイル基板は、三角形のチルトコイル50aを備える。また、図8(b)のコイル基板は、三角形のチルトコイル50bを備える。
このように、チルトコイルの形状は、略矩形に限定されるわけではなく、円形などでも構わない。即ち、三角形、略矩形、円形などのコイルの中央部(所謂、空隙)が、マグネットにより形成される上述した第1及び第2着磁境界線を跨ぐように配置すれば、チルト制御用のコイルとして機能することができる。
(5)マグネットの変形例
次に、図9を参照して、本実施例に係るマグネットの変形例について説明する。ここに、図9は、本実施例に係るマグネット11及び12の変形例を図式的に示した模式図(図9(a)及び図9(b))である。前述した図4に示すマグネット11及び12と比較するとわかるように、マグネットの一の変形例は、図9(a)中のマグネット11a及び12aに示されているように、第1着磁境界線L1の下側半分の部分、即ち、チルトコイル50の下側部に対向するS極面とN極面との部分が存在しないように構成されている。これは、チルト制御によりコイル基板が傾斜したときに、チルトコイル50の上側部の一部が逆磁界に入って誤動作することを防止するためである。即ち、チルト制御によりコイル基板が傾斜した場合に、チルトコイル50の上側部の一部が第1着磁境界線L1を超えて逆磁界領域に入らないようにするためである。
他方、マグネットの他の変形例は、図9(b)中のマグネット11b及び12bに示されているように、第1着磁境界線L1の上側半分の部分、即ち、チルトコイル50の上側部に対向するN極面とS極面との部分が存在しないように構成されている。これは、チルト制御によりコイル基板が傾斜したときに、チルトコイル50の下側部の一部が逆磁界に入って誤動作することを防止するためである。即ち、チルト制御によりコイル基板が傾斜した場合に、チルトコイル50の下側部の一部が第1着磁境界線L1を超えて逆磁界領域に入らないようにするためである。
尚、チルトコイル50と、第1着磁境界線L1との相対的な位置関係は、チルト制御によるチルトコイル50の可動範囲を基準に定めればよい。また、図4及び図9に示すマグネットは、四角形形状の個別のマグネットをN極面とS極面とが交互に隣接するように一体化することにより製作することもできるし、磁性体を着磁装置により磁化して製作することもできる。
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うレンズ駆動装置もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
本発明の実施例にかかるレンズ駆動装置150の基本構成を示した平面図(図1(a))、及び側面図(図1(b))である。 本発明の実施例によるレンズ駆動装置150を構成するマグネット11及び12、コイル基板80及び90の位置関係を模式的に示した斜視図である。 本発明の実施例によるレンズ駆動装置150を構成するコイル基板80及び90の平面図である。 本発明の実施例によるレンズ駆動装置150を構成するマグネット11の平面図(図4(a))、及びマグネット12の平面図(図4(b))である。 本実施例に係るチルトコイル及びマグネットにおける、トラッキング方向の相対的な大きさと可動範囲を図式的に示した模式図(図5(a))、及びフォーカス方向の相対的な大きさと可動範囲を図式的に示した模式図(図5(b))である。 本実施例に係るチルト制御時の動作と、マグネット11又は12とコイル基板80又は90の位置関係とを図式的に示した一及び他の模式図(図6(a)及び図6(b))である。 本実施例、並びに、比較例に係るチルト制御時の動作と、マグネット11又は12とコイル基板80又は90の位置関係とを図式的に示した模式図(図7(a)、並びに、図7(b))である。 本実施例に係るコイル基板の変形例を図式的に示した模式図(図8(a)及び図8(b))である。 図9は、本実施例に係るマグネット11及び12の変形例を図式的に示した模式図(図9(a)及び図9(b))である。
符号の説明
10 アクチュエータベース
11、12 マグネット
30 レンズホルダ
50 チルトコイル
80、90 コイル基板

Claims (10)

  1. 基準方向に沿って並んで配置される2つの異なる磁極領域によって2つの異なる磁界を形成可能な着磁パターンを夫々有する一対のマグネットと、
    (i)対物レンズを有すると共に、(ii)前記基準方向に沿って相対的に長いチルト制御用のコイルが、側面に取り付けられたレンズホルダと、
    前記コイルが前記一対のマグネットと対向するように、前記レンズホルダを前記一対のマグネットの間で傾斜可能に保持する保持手段と、
    を備えることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記コイルにおける、前記基準方向の両端部は、前記磁界に含まれないことを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記一対のマグネットは、(i)前記2つの磁極領域の第2着磁境界線と、(ii)前記第2着磁境界線と交差する第1着磁境界線とによって規定される4つの磁極領域によって4つの磁界を形成可能な着磁パターンを夫々有することを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記保持手段は、前記コイルの上側部が、前記基準方向に沿った前記第1着磁境界線を跨らないと共に、前記コイルの下側部が、前記第1着磁境界線を跨らないように、前記レンズホルダを保持することを特徴とする請求項3に記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記保持手段は、前記コイルの重心が、前記基準方向に沿った前記第1着磁境界線を跨るように、前記レンズホルダを保持することを特徴とする請求項3又は4に記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記コイルにおける前記基準方向と直交する直交方向の長さは、当該コイルの上側の中心部、及び、当該コイルの下側の中心部が、前記磁界に含まれるように、規定されることを特徴とする請求項3から5のうちのいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
  7. 前記基準方向は、略水平方向であることを特徴とする請求項1から6のうちのいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
  8. 前記保持手段は、前記コイルの上側部、及び前記コイルの下側部のうちいずれか一方は、前記磁界に含まれないように、前記レンズホルダを保持することを特徴とする請求項1から7のうちのいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
  9. 前記レンズホルダは、フォーカス制御用及びチルト制御用の一のコイルを、更に重ねて側面に取り付けることを特徴とする請求項1から8のうちのいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
  10. 前記レンズホルダは、フォーカス制御用の一のコイル、並びに、トラッキング制御用の他のコイルを、更に重ねて側面に取り付けることを特徴とする請求項1から9のうちのいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
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