JP2008046774A - 生産設備接続情報作成装置及び生産設備接続情報作成方法 - Google Patents

生産設備接続情報作成装置及び生産設備接続情報作成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】生産設備接続データを、容易、且つ、正確に作成することが可能な生産設備接続情報作成装置を提供する。
【解決手段】生産設備接続情報作成装置1を、接続形態表示図形データ作成手段2、設備接続データ作成手段3、入力手段4、及び、表示手段5を備えて構成する。この内、接続形態表示図形データ作成手段2には、複数の生産設備を結合して構成される生産ラインに関し、生産設備接続形態表示図形データを入力手段4に対するマニュアル操作に基づき作成しつつ表示手段5に図形画像として表示する機能を備えて構成し、設備接続データ作成手段3には、生産ラインのシミュレータの入力情報として使用されるシミュレーションモデルの構成要素である生産設備接続データを、上記の接続形態表示図形データ作成手段2で作成された生産設備接続形態表示図形データに基づき作成する機能を備えて構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の生産設備を結合して構成される生産ラインに対して、該生産ラインのシミュレータの入力情報として使用されるシミュレーションモデルの構成要素である生産設備接続データを作成する、生産設備接続情報作成装置、及び、生産設備接続情報作成方法に関する。
複数の生産設備を結合して構成される生産ラインのシミュレーションでは、一般に、搬送設備等を含むこれらの生産設備について、これらの設備の形状や配置、動作内容、性能、及び、各設備相互の接続関係のデータを、生産ラインをシミュレートするシミュレータに入力する必要がある。これらの入力データをまとめて、シミュレーションモデルと称する。
即ち、生産ラインのシミュレーションでは、最初にシミュレータに入力されるデータでシミュレーションモデルが作成され、作成されたこのシミュレーションモデルに基づいて、生産ラインのシミュレータによりシミュレートが行われる。そして、このシミュレーションにより当初に意図した結果が得られない場合は、シミュレーションモデルを変更して更にシミュレーションを行い、意図した結果が得られるまで、これを繰返す。
従って、生産ラインのシミュレーションでは、シミュレーションモデルの作成が非常に重要であり、作成されたシミュレーションモデルが実際の生産ラインと異なるようなことがあれば、正確なシミュレーションを行うことはできない。そのため、シミュレーションモデルの作成及び変更に際しては、誤りを生じないようにする必要がある。又、シミュレーションを効率的に行う観点からは、シミュレーションモデルの作成が、データの入力も含めて、効率的に行える必要がある。この点でも、シミュレーションモデルの作成及び変更が容易かつ正確に行える仕組みが重要である。
そこで、シミュレーションモデルの作成及び変更が、容易、且つ、正確に行える仕組みについて、さまざまな提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1は、シミュレーションシステムに関するもので、シミュレーションモデルを構成する設備の形状データや配置データとして、CADデータを用いることにより、シミュレーションモデルの作成及び変更を、容易かつ正確に行おうとするものである。
これに対して、シミュレーションモデルを構成する各設備相互の接続関係のデータ(以下、生産設備接続データと称する)としては、通常、各設備相互の接続関係をテキスト形式で表したデータが用いられ、このテキストデータを変更する方法として、一般に、個別のシミュレータに固有のメニューを使用する方法や、変更したテキストデータを再度入力する方法等が用いられている。
特開平9−248738号公報
しかしながら、シミュレーションモデルを構成する生産設備接続データを、テキスト形式で表現するのは、分かりにくく、生産設備に似たような名称が用いられている場合等には、入力ミスも生じやすく、容易かつ正確に作成する観点からは問題であった。又、この生産設備接続データを修正する場合においても、個別のシミュレータに固有のメニューを使用する方法や、変更したテキストデータを再度入力する方法のいずれにおいても、作成時と同様の問題を生じることから、生産設備接続データを容易かつ正確に作成する仕組みが要望されていた。
そこで、この発明は、このような状況に対処するためになされたものであって、生産設備接続データを、容易、且つ、正確に作成することが可能な生産設備接続情報作成装置及び生産設備接続情報作成方法を提供しようとするものである。
尚、上述したように、生産ラインをシミュレートする生産ラインのシミュレータには、一般に、入力データに基づいて、シミュレーションモデルを作成するシミュレーションモデル作成機能が含まれている。そこで、このようなシミュレータでは、シミュレーションモデルを構成する生産設備接続データを作成する本発明の生産設備接続情報作成装置は、その機能が上記のシミュレータに含まれ、本発明の生産設備接続情報作成装置は、上記のシミュレータの一部を構成することになると共に、本発明の生産設備接続情報作成方法は、上記のシミュレータにより実行されることになる。
しかし、本発明の生産設備接続情報作成装置は、上記のシミュレータとは独立した装置であってもよく、或いは、本発明の生産設備接続情報作成方法は、上記のシミュレータとは別のコンピュータ等で実行されるものであってもよい。これらの場合は、本発明の生産設備接続情報作成装置で作成された生産設備接続データや、本発明の生産設備接続情報作成方法を用いて作成された生産設備接続データが、シミュレーションモデル作成用のデータとして、生産ラインのシミュレータに入力されることになる。
最初に、本発明の生産設備接続情報作成装置について説明する。図1は、本発明の生産設備接続情報作成装置の構成を示したブロック図である。図1において、本発明の生産設備接続情報作成装置1は、接続形態表示図形データ作成手段2、設備接続データ作成手段3、入力手段4、及び、表示手段5を備えている。
この内、接続形態表示図形データ作成手段2は、複数の生産設備を結合して構成される生産ラインに関し、生産設備接続形態表示図形データを、入力手段4に対するマニュアル操作に基づき作成しつつ表示手段5に図形画像として表示する機能を備えている。又、設備接続データ作成手段3は、生産ラインのシミュレータの入力情報として使用されるシミュレーションモデルの構成要素である生産設備接続データを、上記の接続形態表示図形データ作成手段2で作成された生産設備接続形態表示図形データに基づき作成する機能を備えている。
上記の接続形態表示図形データ作成手段2は、具体的には、表示手段5に対して、次に述べるような内容の図形画像が表示されるデータ、即ち、生産設備接続形態表示図形データを作成する機能を備えている。この表示手段5に表示される表示の内容は、まず、列番号及び行番号が付された格子状の2次元平面を形成して表示する。そして、この2次元平面上で交差する行と列の交差部分で、該交差部分の列番号と行番号の組合せで構成されるアドレスで識別される単位ブロックのみ、又は、この単位ブロックを識別する列番号又は行番号のいずれかに1を加算又は減算して構成されるアドレスで識別される隣接単位ブロックと単位ブロックとの組合せを少なくとも1つで、矩形を形成して表示する。
そして、この矩形に、生産設備を表象する設備表象名称を付与して表示する。さらに、上記の生産ラインを構成する各生産設備に関して、この各生産設備に結合される他の生産設備を表象する設備表象名称が付与された矩形を、結合される側の生産設備を表象する設備表象名称が付与された矩形に隣接させて配置して表示するのである。
又、本発明の生産設備接続情報作成装置1を構成する上記の設備接続データ作成手段3は、上記の接続形態表示図形データ作成手段2が作成した生産設備接続形態表示図形データに基づいて、次のような機能を遂行する。即ち、まず、設備表象名称が付与された矩形を構成する単位ブロックを抽出する単位ブロック抽出を行う。そして、該単位ブロック抽出により抽出された単位ブロックを識別する列番号又は行番号のいずれかに1を加算又は減算して構成されるアドレスで識別される隣接単位ブロックを抽出する隣接単位ブロック抽出を行う。さらに、この隣接単位ブロック抽出により抽出された隣接単位ブロックの中から、上記の単位ブロック抽出により抽出された単位ブロックにより構成される矩形に付与されている設備表象名称と異なる設備表象名称が付与されている矩形を構成する隣接単位ブロックを抽出する隣接単位ブロック選択抽出を行う。
そして、この隣接単位ブロック選択抽出により抽出された隣接単位ブロックが構成する矩形に付与されている設備表象名称を、上記の単位ブロック抽出により抽出された単位ブロックで構成される矩形に付与された設備表象名称に対置させて記録する今回対置記録を行う。さらに、この今回対置記録が、既に行われた以前の隣接単位ブロック選択抽出の際になされた記録である前回対置記録と同じである場合は、上記の今回対置記録を削除する。このようにして、生産ラインを構成する各生産設備に対して、この各生産設備を表象する設備表象名称が付与された矩形に関する今回対置記録で構成される生産設備接続データを作成するのである。
上記の生産設備接続情報作成装置1によれば、生産ラインのシミュレータの入力情報として使用されるシミュレーションモデルの構成要素である生産設備接続データを作成するのに先立って、生産設備接続形態表示図形データが作成される。この生産設備接続形態表示図形データとしては、生産設備接続情報作成装置1の表示手段5に、生産設備を表象する設備表象名称が付された矩形を形成して表示すると共に、結合する生産設備の設備表象名称が付された矩形を、結合される側の生産設備の設備表象名称が付された矩形に隣接させて表示することで、相互に結合される生産設備の結合状態を表示するようなデータが作成される。
従って、生産設備接続情報作成装置1の表示手段5の表示を目視する等により、生産設備の結合状態を、2次元平面上に形成された矩形の隣接状態で把握することができるので、生産設備の結合状態を、生産ラインのシミュレータの操作者等が、目視で、容易、且つ、正確に確認することができる。そのため、生産設備接続データを作成するのに用いられる生産設備接続形態表示図形データを、容易、且つ、正確に作成することができる。又、シミュレーションモデルの構成要素である生産設備接続データは、上記の生産設備接続形態表示図形データから自動的に作成される。それ故、生産設備接続データを、容易、且つ、正確に作成することができる。
上記の生産設備接続情報作成装置1において、設備表象名称として、矩形に付与する番号を用いるようにしてもよい。このようにすることにより、生産設備接続形態表示図形データの表現をシンプルにすることができ、生産設備接続形態表示図形データによる生産設備の結合状態の確認を、より一層、容易、且つ、正確に行うことができる。
次に、本発明の生産設備接続情報作成方法について説明する。本発明の生産設備接続情報作成方法は、複数の生産設備を結合して構成される生産ラインに関し、生産ラインのシミュレータの入力情報として使用されるシミュレーションモデルの構成要素である生産設備接続データを作成するのに用いられる生産設備接続形態表示図形データを作成する接続形態表示図形データ作成方法を含んでいる。
この接続形態表示図形データ作成方法は、コンピュータにより実行され、このコンピュータに備えられた入力手段に対するマニュアル操作に基づいて生産設備接続形態表示図形データを作成しつつ、上記のコンピュータに備えられた表示手段に図形画像として表示するものである。
この接続形態表示図形データ作成方法は、具体的には、表示手段に、図形画像として表示させるためのデータ、即ち、生産設備接続形態表示図形データを作成する方法であり、2次元平面作成ステップ、矩形作成ステップ、名称付与ステップ、及び、矩形隣接配置ステップで構成される。この内、2次元平面作成ステップは、列番号及び行番号が付された格子状の2次元平面を表示手段に表示させるデータを作成するステップである。
矩形作成ステップは、該2次元平面上で交差する行と列の交差部分で、該交差部分の列番号と行番号の組合せで構成されるアドレスで識別される単位ブロックのみ、又は、単位ブロックを識別する列番号又は行番号のいずれかに1を加算又は減算して構成されるアドレスで識別される隣接単位ブロックと単位ブロックとの組合せを少なくとも1つで矩形を形成して表示手段に表示させるデータを作成するステップである。
又、名称付与ステップは、該矩形に、生産設備を表象する設備表象名称を付与して表示手段5に表示させるデータを作成するステップである。そして、矩形隣接配置ステップは、生産設備に結合される他の生産設備を表象する設備表象名称が付与された矩形を、結合される側の生産設備を表象する設備表象名称が付与された矩形に隣接させて配置して表示手段に表示させるステップである。
又、本発明の生産設備接続情報作成方法は、上述した生産設備接続形態表示図形データ作成方法で作成された生産設備接続形態表示図形データに基づき、生産設備接続データを作成する生産設備接続データ作成方法を含んでおり、この生産設備接続データ作成方法は、上記のコンピュータで実行される。
この生産設備接続データ作成方法は、単位ブロック抽出ステップ、隣接単位ブロック抽出ステップ、隣接単位ブロック選択抽出ステップ、今回対置記録ステップ、及び、今回対置記録削除ステップで構成される。この内、単位ブロック抽出ステップは、設備表象名称が付与された矩形を構成する単位ブロックを抽出する単位ブロック抽出を行うステップである。
隣接単位ブロック抽出ステップは、単位ブロック抽出により抽出された単位ブロックを識別する列番号又は行番号のいずれかに1を加算又は減算して構成されるアドレスで識別される隣接単位ブロックを抽出する隣接単位ブロック抽出を行うステップである。
隣接単位ブロック選択抽出ステップは、隣接単位ブロック抽出により抽出された隣接単位ブロックの中から、単位ブロック抽出された単位ブロックにより構成される矩形に付与されている設備表象名称と異なる設備表象名称が付与されている矩形を構成する隣接単位ブロックを抽出する隣接単位ブロック選択抽出を行うステップである。
今回対置記録ステップは、隣接単位ブロック選択抽出により抽出された隣接単位ブロックが構成する矩形に付与されている設備表象名称を、単位ブロック抽出により抽出された単位ブロックで構成される矩形に付与された設備表象名称に対置させて記録する今回対置記録を行うステップである。
そして、今回対置記録削除ステップは、今回対置記録が、既に行われた以前の隣接単位ブロック選択抽出の際になされた記録である前回対置記録と同じである場合は、今回対置記録を削除するステップである。
上記の生産設備接続情報作成方法において、設備表象名称として、矩形に付与した番号を用いるようにしてもよい。
上記の本発明の生産設備接続情報作成方法は、上述した生産設備接続情報作成装置1におけるのと同様の効果を有している。
本発明によれば、生産ラインのシミュレータの入力情報として使用されるシミュレーションモデルの構成要素である生産設備接続データを作成するのに先立って、生産設備接続形態表示図形データが作成される。この生産設備接続形態表示図形データとしては、生産設備接続情報作成装置の表示手段に、生産設備を表象する設備表象名称が付された矩形を形成して表示すると共に、結合する生産設備の設備表象名称が付された矩形を、結合される側の生産設備の設備表象名称が付された矩形に隣接させて表示することで、相互に結合される生産設備の結合状態を表示するようなデータが作成される。
従って、生産設備接続情報作成装置の表示手段の表示を目視する等により、生産設備の結合状態を、2次元平面上に形成された矩形の隣接状態で把握することができるので、生産設備の結合状態を、生産ラインのシミュレータの操作者等が、目視で、容易、且つ、正確に確認することができる。そのため、生産設備接続データを作成するのに用いられる生産設備接続形態表示図形データを、容易、且つ、正確に作成することができる。又、シミュレーションモデルの構成要素である生産設備接続データは、上記の生産設備接続形態表示図形データから自動的に作成される。それ故、生産設備接続データを、容易、且つ、正確に作成することができる。
以下、本発明の実施の形態における生産設備接続情報作成装置について、図面を参照しながら説明する。
<生産設備接続情報作成装置の一般的な説明>
図2は、本実施の形態における生産設備接続情報作成装置10の構成を示したブロック図である。図2において、本実施の形態における生産設備接続情報作成装置10は、CPU11、HDD12、メモリ13、表示部14、操作部15、LAN・IF16、及び、プリンタ17で構成される。これらの各部は、CPU11に接続されたデータバスやアドレスバス等で構成される制御ライン18を介して、相互に接続されている。
CPU11は、マイクロプロセッサで構成されている。HDD12は、ハードディスクドライブであり、生産設備接続情報作成装置10を制御するのに必要なOSや各種の処理プログラム等のソフトウエアが格納されている。CPU11は、このHDD12に搭載されたソフトウエアにより、各種の処理を行う。又、このこのHDD12は、生産設備接続情報作成装置10で作成される各種データの格納にも用いられる。メモリ12は、フラッシュメモリやRAM等で構成されており、CPU11のワークエリア等として使用される。
表示部14は、LCDで構成されており、生産設備接続情報作成装置10の出力の表示を行うのに用いられる。操作部14は、シフトキーやコントロールキー等を備えたフルキーボードとクリックボタンを備えたマウスとで構成されており、生産設備接続情報作成装置10の操作者により行われる生産設備接続情報作成装置10への入力操作に用いられる。LAN・IF16は、LAN19に接続するためのインターフェイスである。本実施の形態における生産設備接続情報作成装置10は、このLAN・IF16により、LAN19を介して生産ラインのシミュレータに接続される。プリンタ17は、生産設備接続情報作成装置10の出力を印刷するのに用いられる。
本実施の形態における生産設備接続情報作成装置10は、複数の生産設備を結合して構成される生産ラインに対して、この生産ラインのシミュレートを行うシミュレータに入力されるデータの一部を作成するものである。具体的には、まず、複数の生産設備を結合して構成される生産ラインに関する生産設備接続形態表示図形データを作成した後、この作成された生産設備接続形態表示図形データを用いて、生産ラインのシミュレータの入力情報として使用されるシミュレーションモデルの構成要素である生産設備接続データを作成するものである。
図3は、本実施の形態において、シミュレータを用いて行われるシミュレーションの対象である生産ライン20の構成を示した生産ライン構成図である。図3において、この生産ライン20は、バッファ(スタッカークレーン)21、装置第1ポート22、装置第2ポート23、荷積込ポート24、荷積降ポート25、加工装置26、装置27、及び、搬送ルート30で構成されている。搬送ルート30には、荷積込ポート24に繋がる荷積降ポイント28、及び、荷積降ポート25に繋がる荷積込ポイント29が設けられていると共に、この搬送ルート30上を、生産ライン20で加工される加工物を搬送する搬送車31が走行する。
図3に示す生産ライン20では、加工物の移動は、次のように行われる。搬送車31は搬送ルート30に沿って移動する。生産ライン20で加工される加工物は、搬送車31に積載されて、荷積降ポイント28まで運ばれる。ここで、加工物は、バッファ21に備えられている荷積込ポート24が空くのを待ち、空いた段階で荷積込ポート24に移される。次に加工物は、バッファ21内にあるスタッカークレーンで荷積込ポート24から空いている装置第1ポート22、又は、装置第2ポート23に移載される。
加工装置26に空きが生じると、装置第1ポート22、又は、装置第2ポート23内に存在する加工物は、加工装置26内に取込まれ、加工が開始される。加工装置26での加工が終了すると、加工物は空いている装置第1ポート22、又は、装置第2ポート23に移される。この装置第1ポート22、又は、装置第2ポート23に存在している加工物は、スタッカークレーンで荷積降ポート25に搬送される。搬送車31は荷積込ポイント29で停止し、荷積降ポート25から加工物を受けとり、次工程の生産ラインへ搬送する。
上記の生産ライン20のシミュレーションを行うシミュレータには、生産ライン20に関するデータを入力する必要があり、シミュレータ内では、これらの入力データをまとめて、シミュレーションモデルが形成される。本実施の形態では、生産設備接続情報作成装置10は、最終的に、このシミュレーションモデルの構成要素である生産設備接続データを作成するが、この生産設備接続データを作成するのに先立ち、上述したように、生産設備接続形態表示図形データを作成し、この生産設備接続形態表示図形データを用いて生産設備接続データを作成する。このようにして生産設備接続情報作成装置10により作成された生産設備接続データは、上記の生産ライン20のシミュレータに入力され、シミュレーションモデルが形成されて、生産ライン20のシミュレートが行われることになる。
<生産設備接続形態表示図形データの作成に関する説明>
そこで、最初に、生産設備接続情報作成装置10による生産ライン20の生産設備接続形態表示図形データの作成について説明する。この生産設備接続形態表示図形データの作成は、生産設備接続情報作成装置10のCPU11により、HDD12に搭載されたソフトウエアが実行されることにより行われる。このソフトウエアの実行の際には、生産設備接続形態表示図形データの作成過程が、設備接続情報作成装置10の表示部14に表示される表示画面に図形画像として表示される。又、このソフトウエアの実行は、生産設備接続情報作成装置10の操作者が、設備接続情報作成装置10の表示部14の表示を見ながら、生産設備接続情報作成装置10の操作部15を構成するシフトキーやコントロールキー等を備えたフルキーボード、及び、クリックボタンを備えたマウスを用いて行う入力操作に基づいて行われる。
即ち、作成される生産設備接続形態表示図形データは、設備接続情報作成装置10の表示部14の表示画面(以下、単に表示画面と称する)に、図形画像として表示させることができるデータである。従って、表示画面に表示される図形画像と、作成過程にある生産設備接続形態表示図形データとは、1対1で対応する関係にある。
上記の生産設備接続形態表示図形データは、表示画面に表示される図形画像としては、概ね、次のようにして作成される。まず、生産ライン20のシミュレートの対象となる生産ライン20を構成する各設備に設備番号を付与する。この設備番号には、1を先頭とする連続した正の整数を用いる。そして、これらの設備番号が付与された設備を矩形で表すと共に、相互に接続される設備の接続状態を、これらの設備を表す矩形を隣接させて配置した図形で表すのである。
図4は、本実施の形態において、図3に示す生産ライン20を構成する各設備に設備番号を付与した結果を表した設備番号一覧表である。図4に示すように、設備番号として、生産ライン20のバッファ(スタッカークレーン)21に設備番号1、装置第1ポート22に設備番号2、装置第2ポート23に設備番号3、荷積込ポート24に設備番号4、荷積降ポート25に設備番号5、加工装置26に設備番号6、装置27に設備番号7、荷積降ポイント28に設備番号8、荷積込ポイント29に設備番号9、そして、搬送ルート30に設備番号10をそれぞれ付与している。
次に、生産設備接続情報作成装置10による生産ライン20の生産設備接続形態表示図形データの作成動作を、具体的に説明する。図5は、生産設備接続情報作成装置10による生産ライン20の生産設備接続形態表示図形データの作成動作を示したフローチャートである。
図5に示すフローチャートにおいて、生産設備接続形態表示図形データの作成動作としては、まず、初期設定処理を行う(S1)。そして、この初期設定処理が終了すると、次に、生産設備接続情報作成装置10の操作者による操作部15のマウスを用いた操作をイベントドリブンとする、クリックドリブン処理(S2)、及び、ドラッグドリブン処理(S3)を行う。そして、次に、生産設備接続形態表示図形データの作成のための入力操作が全て終了したことを表す入力操作の有無をチェックし(S4)、この入力操作があれば、生産設備接続形態表示図形データの作成動作を終了し、この入力操作がなければ(S5)、S2〜S5を繰返す。S4における、生産設備接続形態表示図形データの作成のための入力操作が全て終了したことを表す入力操作としては、例えば、操作部15のフルキーボードにおけるコントロールキーを押しながら、予め定められた特定のキーを押す等の方法がある。
尚、前述した2次元平面作成ステップは、初期設定処理(S1)により実現され、矩形作成ステップ、名称付与ステップ、及び、矩形隣接配置ステップは、クリックドリブン処理(S2)、及び、ドラッグドリブン処理(S3)により実現される。
図6は、上記の初期設定処理(S1)の動作を示したフローチャートである。図6において、この初期設定処理(S1)では、まず、生産ライン20の各設備に付与された設備番号を、この設備番号と対応する設備名、及び、設備属性と共に、メモリ13に設けられている設備番号登録テーブルへ、操作部15のキーボードを用いて登録する(S11)。この際、表示画面には、この設備番号登録テーブルが表示される。図9は、全ての登録が終了した状態の設備番号登録テーブルを示したものである。
図6に示すフローチャートにおいて、S11における設備番号の登録が終了すると(S12)、次に、列番号及び行番号が付された格子状の2次元平面を表示画面に表示するデータを作成する(S13)。このような表示画面は、汎用の表計算ソフトウエア等で使用されており、これらの表計算ソフトウエアにおけるのと同様の方法で、列番号及び行番号が付された格子状の2次元平面を表示画面に表示する上記のデータを作成することができる。
図10は、表示画面に表示された2次元平面を示したものである。この2次元平面には上述したように、列番号及び行番号が付されており、列番号及び行番号とも、数字1から始まる正の整数を用いている。但し、表示画面における表示としては、列番号と行番号とを明確に区別するために、行番号は数字とするが、列番号としては、数字1から始まる正の整数を、文字Aから始まるアルファベットの文字に置換えたものを用いている。
そこで、後述する列番号や行番号のインクリメント或いはデクリメントに対しては、次のような処理が行われる。即ち、行番号のインクリメント結果は、当該行番号に1を加算して得られる数字で表される番号で表される。これに対して、列番号のインクリメント結果は、当該列番号のアルファベット文字に対応する数字に、1を加算して得られる数字が対応するアルファベット文字で表される。例えば、列番号Aのインクリメント結果は、Bであり、列番号Bのインクリメント結果は、Cである。
同様に、行番号のデクリメント結果は、当該行番号から1を減算して得られる数字で表される番号で表される。これに対して、列番号のデクリメント結果は、当該列番号のアルファベット文字に対応する数字から、1を減算して得られる数字が対応するアルファベット文字で表される。例えば、列番号Cのデクリメント結果は、Bであり、列番号Bのデクリメント結果は、Aである。
図6に示す初期設定処理(S1)の動作のフローチャートにおいて、S13における2次元平面を表示画面に表示するデータの作成が終了すると、次に、メモリ13上に、図12に示すような、設備番号欄とアドレス欄とで構成される設備番号アドレステーブルを作成して(S14)、初期設定処理(S1)を終了する。この図12に示す設備番号アドレステーブルは、後述するように、この設備番号アドレステーブルのアドレス欄にデータが記入されることにより、表示画面に図形画像を表示可能な生産設備接続形態表示図形データとなる。
この図12に示す設備番号アドレステーブルは、上述したように、設備番号欄とアドレス欄とで構成され、設備番号欄には、S11で行われた登録により作成された図9に示す設備番号登録テーブルに記載されている設備番号が転載される。又、アドレス欄は、この時点では未記入であるが、後述するように、図10に示すような上述した2次元平面上に形成される矩形であって、設備番号欄に記載されている設備番号が付与された矩形のアドレスが、クリックドリブン処理(S2)や、ドラッグドリブン処理(S3)の処理過程で記入される。このアドレスは、上述した2次元平面における列番号と行番号との組合せで表される。
図10に示す2次元平面には、矩形が全く作成されていないので、図12に示す設備番号アドレステーブルには、アドレス欄の記入は全く無い。即ち、図12に示す設備番号アドレステーブルは、矩形が全く作成されていない図10に示す2次元平面の状態を表している。即ち、図10、図12は、後述する生産設備接続形態表示図形データ作成処理の開始前における状態を表している。
図5の生産設備接続形態表示図形データの作成動作を示すフローチャートにおいて、初期設定処理(S1)が終了すると、上述したように、クリックドリブン処理(S2)、及び、ドラッグドリブン処理(S3)が行われる。図7は、クリックドリブン処理(S2)の動作を示したフローチャートであり、図8は、ドラッグドリブン処理(S3)の動作を示したフローチャートである。これらのクリックドリブン処理(S2)、及び、ドラッグドリブン処理(S3)は、表示画面に表示された図10に示す2次元平面上に、図9に示す設備番号登録テーブルに記載されている設備番号欄に記載されている設備番号が付与された矩形を形成すると共に、この形成された矩形のアドレスを、上記の設備番号アドレステーブルに記入する処理、即ち、生産設備接続形態表示図形データ作成処理を行うものである。
本実施の形態におけるシミュレーションの対象である生産ライン20の生産設備接続形態表示図形データの作成に関して、上記のクリックドリブン処理(S2)、及び、ドラッグドリブン処理(S3)が行われた結果を示したのが、図11、及び、図13である。即ち、図9に示す設備番号登録テーブルに記載されている設備番号が付与された矩形が全て、図10に示す2次元平面上に作成された状態を示したのが、図11に示す表示画面図である。この場合、上記の矩形は、図10に示す2次元平面上で、交差する行と列の交差部分でこの交差部分の列番号と行番号の組合せで識別される単位ブロック(以下、セルと称する)、又は、このセルの集合で成るブロックで構成される(この矩形の例としては、図11のほか、例えば、図14(b)や、図18(b)を参照)。又、設備番号が付与された全ての矩形が作成された状態の表示画面図である図11に対応するのが、図13に示す設備番号アドレステーブル図である。上記の図11、及び、図13は、生産設備接続形態表示図形データ作成処理を全て終了したときの状態を表している。
次に、上記の図11に示す表示画面、及び、図13に示す設備番号アドレステーブルが作成される過程、即ち、生産設備接続形態表示図形データ作成処理の過程について、上記の、図7に示すクリックドリブン処理(S2)のフローチャート、及び、図8に示すドラッグドリブン処理(S3)のフローチャートを用いて説明する。
例えば、図10に示す2次元平面上のいずれかのセルを、操作部15のマウス(以下、単にマウスと称する)でクリックする場合を考える。図7に示すクリックドリブン処理(S2)を示したフローチャートにおいて、まず、マウスによるセルのクリックの有無をチェックし(S21)、セルのクリックが無いと(S22)、何もしないで、クリックドリブン処理(S2)を終了する。
S21で、マウスによるセルのクリックが有ると(S22)、クリックされたセルを太線で囲んで表示すると共に、クリックされたセルのアドレスをメモリ13に一時記憶する(S23)。そして、次に、操作部15のフルキーボード(以下、単にキーボードと称する)により、このクリックされたセルへ設備番号が入力されたか否かをチェックし(S24)、設備番号が入力されると(S25)、クリックされたセル内に入力された設備番号を表示すると共に、設備番号アドレステーブルに対して、この設備番号アドレステーブルにおける設備番号欄がこの入力された設備番号である行のアドレス欄に、S23で一時記憶されているセルアドレスを記入して(S26)、クリックドリブン処理(S2)を終了する。
上記の例において、図10に示す2次元平面上で、セルアドレスB2のセルがマウスによりクリックされた場合(S21,S22)、図14(a)に示すように、このセルアドレスB2のセルが太線で囲まれて表示されると共に、このセルアドレスB2が一時記憶される(S23)。そして、次に、このセルアドレスB2のセル内に、設備番号として1が入力されると(S24,S25)、図14(b)に示すように、設備番号1がセルアドレスB2のセル内に表示されると共に、図21に示すように、設備番号アドレステーブルにおける設備番号欄が1のアドレス欄に、上記のセルアドレスであるB2が記入されて(S26)、クリックドリブン処理(S2)を終了する。
このクリックドリブン処理(S2)が終了すると、上述したように、図8のフローチャートに示すドラッグドリブン処理(S3)が行われる。図8において、まず、表示画面の2次元平面上におけるマウスによるドラッグの有無をチェックし(S31)、ドラッグが無いと(S32)、何もしないで、ドラッグドリブン処理(S3)を終了する。マウスによるドラッグとは、マウスのクリックボタンを押しながら、図10に示す2次元平面上の任意の2つのセル間を、当該マウスを移動させる操作である(図18(a)等参照)。
尚、本実施の形態では、このマウスによるドラッグは、図10に示す2次元平面上に置いて、上から下へ向かって、又は、左から右に向かって、或いは、これらを組合せて行われるものとする。即ち、ドラッグ終了セルのセルアドレスを構成する列番号或いは行番号は、ドラッグ開始セルを構成する列番号或いは行番号と同じかそれよりも大きいことになる。
S31のチェックで、マウスによるドラッグが有ると(S32)、ドラッグ開始セルとドラッグ終了セルの各セルアドレスを取得して、メモリ13に一時記憶する(S33)。そして、次に、記憶されたドラッグ開始セルのセルアドレスと一致するセルアドレスが、設備番号アドレステーブルのアドレス欄に存在するか否かをチェックし(S34)、存在しなければ(S35)、当該ドラッグは、生産設備接続形態表示図形データ作成処理とは関係がないので、何もしないで、ドラッグドリブン処理(S3)を終了する。
S34のチェックでドラッグ開始セルのセルアドレスと一致するセルアドレスが、設備番号アドレステーブルのアドレス欄に存在すると(S35)、S36に進む。S36では、ドラッグ開始セルのセルアドレスの列番号からドラッグ終了セルのセルアドレスの列番号に至る全ての列番号のいずれかと、ドラッグ開始セルのセルアドレスの行番号からドラッグ終了セルのセルアドレスの行番号に至る全ての行番号のいずれかとの組合せで構成されるセルセルアドレスに対して、これら全てのセルアドレスで表示されるセルに、ドラッグ開始セルに付与されている設備番号と同じ設備番号を付与して、S37へ進む。
S37では、この同じ設備番号が付与された全てのセルのセルアドレスを、設備番号アドレステーブルにおける設備番号欄がこの同じ設備番号であるアドレス欄に記入する。そして、この同じ設備番号が付与されているドラッグ開始セルの周囲の太線を消すと共に、この同じ設備番号が付与されているセルの集合しているブロックの周りを、太線で囲む。そして、ドラッグ開始セル内に表示されている設備番号を消去して、代わりに、このセルの集合しているブロックの中心付近に位置するセル内に、この同じ設備番号を表示して、ドラッグドリブン処理(S3)を終了する。
上記の図14(b)に示す例の場合に、仮に、図15(a)に示すように、設備番号1が付されているセルアドレスB2のセルから下に向かってセルアドレスB4のセルまでドラッグした場合、即ち、ドラッグ開始セルのアドレスがB2で、ドラッグ終了セルのアドレスがB4の場合、表示画面は、図15(b)に示すようになると共に、設備番号アドレステーブルは、図22に示すようになる。
又、仮に、図16(a)に示すように、設備番号1が付されているセルアドレスB2のセルから右に向かってセルアドレスD2のセルまでドラッグした場合、即ち、ドラッグ開始セルのアドレスがB2で、ドラッグ終了セルのアドレスがD2の場合、表示画面は、図16(b)に示すようになると共に、設備番号アドレステーブルは、図23に示すようになる。
又、仮に、図17(a)に示すように、設備番号1が付されているセルアドレスB2のセルから斜め右下に向かってセルアドレスC4のセルまでドラッグした場合、即ち、ドラッグ開始セルのアドレスがB2で、ドラッグ終了セルのアドレスがC4の場合、表示画面は、図17(b)に示すようになると共に、設備番号アドレステーブルは、図24に示すようになる。
又、図18(a)に示すように、設備番号1が付されているセルアドレスB2のセルから、上記とほぼ同じく、斜め右下に向かってセルアドレスD4のセルまでドラッグした場合、即ち、ドラッグ開始セルのアドレスがB2で、ドラッグ終了セルのアドレスがD4の場合、表示画面は、図18(b)に示すようになると共に、設備番号アドレステーブルは、図25に示すようになる。
上記のクリックドリブン処理(S2)、及び、ドラッグドリブン処理(S3)の結果が、上述した図11、及び、図13で表される本実施の形態における生産ライン20の生産設備接続形態表示図形データの作成に関しては、次のようになる。まず、図4に示す設備番号テーブルで設備番号1が付与され、この設備番号1が、図9に示す設備番号登録テーブルに登録されたバッファ21(図3参照)の場合は、上記の、図18(a)、図18(b)、及び、図25に示すようになる。
上記の、図18(a)、図18(b)、及び、図25の作成に続けて、次に、図4に示す設備番号テーブルで設備番号2が付与され、この設備番号2が、図9に示す設備番号登録テーブルに登録されている装置第1ポート22(図3参照)を表す矩形を、図19に示すように、表示画面の2次元平面上に作成する。これは、表示画面の2次元平面上のセルアドレスE2のセルをマウスでクリックすると共に、このセルアドレスE2のセル内に、設備番号として2を入力することで行う。
このようにするのは、次のようにするためである。図3に示す生産ライン構成図からわかるように、設備番号2が付与された装置第1ポート22は、バッファ21に接続されている。即ち、被結合生産設備であるバッファ21に、結合生産設備である装置第1ポート22が結合されている。そこで、バッファ21の設備番号1が付与されている矩形に、装置第1ポート22の設備番号2が付与されている矩形が隣接して作成されるようにするためである。その結果、上述したように、表示画面は、図19に示すようになると共に、設備番号アドレステーブルは、図26に示すようになる。
この場合、設備番号2が付与されている矩形を構成するセルのセルアドレスは、E2である。他方、セルアドレスD2のセルは、図26に示す設備番号アドレステーブルから分かるように、設備番号1が付与されている矩形を構成するセルに含まれている。又、セルアドレスD2を構成する列番号Dをインクリメントすると、上述したように、Eとなり、セルアドレスE2を構成する列番号Eをデクリメントすると、上述したように、Dとなる。即ち、セルアドレスE2のセルは、セルアドレスD2のセルの列番号に1を加算した関係にあり、逆に、セルアドレスD2のセルは、セルアドレスE2のセルの列番号から1を減算した関係にある。従って、セルアドレスD2のセルと、セルアドレスE2のセルとは、列番号に1を加算又は減算した関係にあるといえる。同様のことが、行番号に関してもいえる。
さらに、上記の、図19(a)、及び、図26の作成に続けて、図4に示す設備番号テーブルで設備番号3が付与され、この設備番号3が、図9に示す設備番号登録テーブルに登録された図3に示す装置第2ポート23を表す矩形を、図20に示すように、表示画面の2次元平面上に作成する。これは、上記と同様にして、表示画面の2次元平面上の、セルアドレスE4のセルをマウスでクリックすると共に、このセルアドレスE4のセル内に、設備番号として3を入力することで行う。このようにすることにより、表示画面は、上述したように図20に示すようになると共に、設備番号アドレステーブルは、図27に示すようになる。
同様にして、図9に示す設備番号登録テーブルに登録されている全ての生産設備について、表示画面の2次元平面上に矩形を作成することができる。この結果、上述した図11に示すような表示画面、及び、図13に示すような設備番号アドレステーブルが作成される。上述したように、この図13に示す設備番号アドレステーブルが、生産設備接続形態表示図形データである。
<生産設備接続データの作成に関する説明>
上述したようにして、生産設備接続形態表示図形データの作成が終了すると、生産設備接続情報作成装置10は、次に、この生産設備接続形態表示図形データを用いて生産設備接続データを作成する。そこで、次に、この生産設備接続データの作成について説明する。
この生産設備接続データの作成も、生産設備接続形態表示図形データと同様、生産設備接続情報作成装置10のCPU11により、HDD12に搭載されたソフトウエアが実行されることにより行われる。但し、この生産設備接続データの作成は、生産設備接続形態表示図形データの場合と異なり、生産設備接続情報作成装置10の操作者の入力操作を必要とせず、生産設備接続情報作成装置10は、生産設備接続形態表示図形データを用いて、自動的に生産設備接続データを作成する。
この生産設備接続データの作成には、次のような仕組が用いられる。即ち、図10に示す2次元平面において、あるセルMに設備番号mが付与された矩形が形成されており、このセルMのセルアドレスを構成する列番号をj、行番号をkとする。すると、セルMのセルアドレスを構成する列番号又は行番号のいずれか一方のみをインクリメント又はデクリメントした新列番号又は新行番号のいずれか一方を用いて構成される新セルアドレスのセルは、セルMと隣接している。即ち、新列番号と新行番号とで構成される新セルアドレスのセルに形成されている矩形は、設備番号mが付与されている矩形と隣接している。上記の生産設備接続データの作成は、このような仕組を利用して行われる。尚、セルアドレスを、(列番号,行番号)で表すと、上記の新セルアドレスは、(j+1,k)、(j−1,k)、(j,k+1)、又は、(j,k−1)となる。
図28は、生産設備接続情報作成装置10による生産設備接続データの作成動作を示したフローチャートである。生産設備接続データの作成動作では、図28において、最初に、図9に示す設備番号登録テーブルに登録されている全ての設備番号を、メモリ13に設けられている生産設備接続データテーブルに転載して(S101)、S102へ進む。図33は、設備番号登録テーブルに登録されている全ての設備番号が転載された状態の生産設備接続データテーブルを示したものである。
S102では、設備番号n=0とし、次に、この設備番号nをインクリメントして設備番号n=設備番号n+1として(S103)、S104へ進む。S104では、生産設備接続形態表示図形データである図13に示す設備番号アドレステーブルの設備番号欄が設備番号nのアドレス欄から、セルアドレスを、記入されている順番に従って1つ取出す(S104)。
そして、このセルアドレスを基にして、セルアドレス列番号インクリメント処理(S110)、セルアドレス列番号デクリメント処理(S120)、セルアドレス行番号インクリメント処理(S130)、及び、セルアドレス行番号デクリメント処理(S140)を、この順番に行って、S105へ進む。これらのセルアドレス列番号インクリメント処理(S110)、セルアドレス列番号デクリメント処理(S120)、セルアドレス行番号インクリメント処理(S130)、及び、セルアドレス行番号デクリメント処理(S140)については、後述する。
S105では、図13に示す設備番号アドレステーブルの設備番号nのアドレス欄に記入されている全てのセルアドレスに対して、S110〜S140の処理が終了したか否かをチェックし、終了していなければ(S106)、S104に戻って上記の処理を繰返し、終了していれば(S106)、S107に進む。S107では、図13に示す設備番号アドレステーブルの設備番号欄に記載されている全ての設備番号に対して、上記の処理が終了したか否かをチェックし、終了していなければ(S108)、S103に戻って、設備番号をインクリメントした上で、上記の処理を繰返し、終了していれば(S108)、生産設備接続データの作成動作を終了する。
尚、前述した単位ブロック抽出ステップは、S104等により実現され、隣接単位ブロック抽出ステップ、隣接単位ブロック選択抽出ステップ、今回対置記録ステップ、及び、今回対置記録削除ステップは、セルアドレス列番号インクリメント処理(S110)、セルアドレス列番号デクリメント処理(S120)、セルアドレス行番号インクリメント処理(S130)、及び、セルアドレス行番号デクリメント処理(S140)により実現される。
次に、上記のセルアドレス列番号インクリメント処理(S110)、セルアドレス列番号デクリメント処理(S120)、セルアドレス行番号インクリメント処理(S130)、及び、セルアドレス行番号デクリメント処理(S140)について説明する。
まず、セルアドレス列番号インクリメント処理(S110)について説明する。図29は、このセルアドレス列番号インクリメント処理(S110)を示したフローチャートである。図29において、このセルアドレス列番号インクリメント処理では、図28の生産設備接続データの作成動作を示したフローチャートのS104で取得されたセルアドレスに対して、このセルアドレスを構成する行番号と、列番号をインクリメントした新列番号とで構成される新セルアドレスが、図13に示す設備番号アドレステーブルのアドレス欄に存在するかチェックする(S111)。
S111のチェックで、当該新セルアドレスが設備番号アドレステーブルのアドレス欄に存在しない場合は(S112)、当該新セルアドレスのセルには、設備番号が付与された矩形が作成されていないので、何もしないで、セルアドレス列番号インクリメント処理(S110)を終了する。S111のチェックで、当該新セルアドレスが設備番号アドレステーブルのアドレス欄に存在する場合は(S112)、S113へ進む。
S113では、存在が確認された当該新セルアドレスのセルに付与されている設備番号を、図13に示す設備番号アドレステーブルから取得する。そして、次に、取得されたこの設備番号が設備番号nと一致するか否かをチェックし(S114)、一致すると(S115)、当該新セルアドレスのセルは、設備番号nが付与された矩形を構成するセルであり、設備番号nが付与された矩形に隣接するセルではないので、何もしないで、セルアドレス列番号インクリメント処理(S110)を終了する。
S114のチェックで、設備番号アドレステーブルから取得された設備番号が設備番号nと一致しなければ(S115)、当該新セルアドレスのセルは、設備番号nが付与された矩形に隣接するセルであるので、取得された当該設備番号を、図33に示す生産設備接続データテーブルにおける設備番号nの接続設備番号欄に記入して(S116)、S117へ進む。
S117では、この記入された当該設備番号が、設備番号nの接続設備番号欄に記入されている他の既に取得された設備番号と同じか否かをチェックし、同じでなければ(S118)、何もしないで、セルアドレス列番号インクリメント処理(S110)を終了する。S117のチェックで、記入された当該設備番号が、既に取得されている設備番号と同じであると(S118)、当該設備番号の記入をそのまま維持したのでは2重に記録することになるので、記入された当該設備番号を削除して、セルアドレス列番号インクリメント処理(S110)を終了する。
次に、セルアドレス列番号デクリメント処理(S120)について説明する。図30は、このセルアドレス列番号デクリメント処理(S120)を示したフローチャートである。図30において、このセルアドレス列番号デクリメント処理では、図28の生産設備接続データの作成動作を示したフローチャートのS104で取得されたセルアドレスに対して、このセルアドレスを構成する行番号と、列番号をデクリメントした新列番号とで構成される新セルアドレスが、図13に示す設備番号アドレステーブルのアドレス欄に存在するかチェックする(S121)。
S121のチェックで、当該新セルアドレスが設備番号アドレステーブルのアドレス欄に存在しない場合は(S122)、当該新セルアドレスのセルには、設備番号が付与された矩形が作成されていないので、何もしないで、セルアドレス列番号デクリメント処理(S120)を終了する。S121のチェックで、当該新セルアドレスが設備番号アドレステーブルのアドレス欄に存在する場合は(S122)、S123へ進む。
S123では、存在が確認された当該新セルアドレスのセルに付与されている設備番号を、図13に示す設備番号アドレステーブルから取得する。そして、次に、取得されたこの設備番号が設備番号nと一致するか否かをチェックし(S124)、一致すると(S125)、当該新セルアドレスのセルは、設備番号nが付与された矩形を構成するセルであり、設備番号nが付与された矩形に隣接するセルではないので、何もしないで、セルアドレス列番号デクリメント処理(S120)を終了する。
S121のチェックで、設備番号アドレステーブルから取得された設備番号が設備番号nと一致しなければ(S125)、当該新セルアドレスのセルは、設備番号nが付与された矩形に隣接するセルであるので、取得された当該設備番号を、図33に示す生産設備接続データテーブルにおける設備番号nの接続設備番号欄に記入して(S126)、S127へ進む。
S127では、この記入された当該設備番号が、設備番号nの接続設備番号欄に記入されている他の既に取得された設備番号と同じか否かをチェックし、同じでなければ(S128)、何もしないで、セルアドレス列番号インクリメント処理(S120)を終了する。S127のチェックで、記入された当該設備番号が、既に取得されている設備番号と同じであると(S128)、当該設備番号の記入をそのまま維持したのでは2重に記録することになるので、記入された当該設備番号を削除して、セルアドレス列番号インクリメント処理(S120)を終了する。
次に、セルアドレス行番号インクリメント処理(S130)について説明する。図31は、このセルアドレス行番号インクリメント処理(S130)を示したフローチャートである。図31において、このセルアドレス行番号インクリメント処理では、図28の生産設備接続データの作成動作を示したフローチャートのS104で取得されたセルアドレスに対して、このセルアドレスを構成する列番号と、行番号をインクリメントした新行番号とで構成される新セルアドレスが、図13に示す設備番号アドレステーブルのアドレス欄に存在するかチェックする(S131)。
S131のチェックで、当該新セルアドレスが設備番号アドレステーブルのアドレス欄に存在しない場合は(S132)、当該新セルアドレスのセルには、設備番号が付与された矩形が作成されていないので、何もしないで、セルアドレス行番号インクリメント処理(S130)を終了する。S131のチェックで、当該新セルアドレスが設備番号アドレステーブルのアドレス欄に存在する場合は(S132)、S133へ進む。
S133では、存在が確認された当該新セルアドレスのセルに付与されている設備番号を、図13に示す設備番号アドレステーブルから取得する。そして、次に、取得されたこの設備番号が設備番号nと一致するか否かをチェックし(S134)、一致すると(S135)、当該新セルアドレスのセルは、設備番号nが付与された矩形を構成するセルであり、設備番号nが付与された矩形に隣接するセルではないので、何もしないで、セルアドレス行番号インクリメント処理(S130)を終了する。
S131のチェックで、設備番号アドレステーブルから取得された設備番号が設備番号nと一致しなければ(S135)、当該新セルアドレスのセルは、設備番号nが付与された矩形に隣接するセルであるので、取得された当該設備番号を、図33に示す生産設備接続データテーブルにおける設備番号nの接続設備番号欄に記入して(S136)、S137へ進む。
S137では、この記入された当該設備番号が、設備番号nの接続設備番号欄に記入されている他の既に取得された設備番号と同じか否かをチェックし、同じでなければ(S138)、何もしないで、セルアドレス列番号インクリメント処理(S130)を終了する。S137のチェックで、記入された当該設備番号が、既に取得されている設備番号と同じであると(S138)、当該設備番号の記入をそのまま維持したのでは2重に記録することになるので、記入された当該設備番号を削除して、セルアドレス列番号インクリメント処理(S130)を終了する。
最後に、セルアドレス行番号デクリメント処理(S140)について説明する。図32は、このセルアドレス行番号デクリメント処理(S140)を示したフローチャートである。図32において、このセルアドレス行番号デクリメント処理では、図28の生産設備接続データの作成動作を示したフローチャートのS104で取得されたセルアドレスに対して、このセルアドレスを構成する列番号と、行番号をデクリメントした新行番号とで構成される新セルアドレスが、図13に示す設備番号アドレステーブルのアドレス欄に存在するかチェックする(S141)。
S141のチェックで、当該新セルアドレスが設備番号アドレステーブルのアドレス欄に存在しない場合は(S142)、当該新セルアドレスのセルには、設備番号が付与された矩形が作成されていないので、何もしないで、セルアドレス行番号デクリメント処理(S140)を終了する。S141のチェックで、当該新セルアドレスが設備番号アドレステーブルのアドレス欄に存在する場合は(S142)、S143へ進む。
S143では、存在が確認された当該新セルアドレスのセルに付与されている設備番号を、図13に示す設備番号アドレステーブルから取得する。そして、次に、取得されたこの設備番号が設備番号nと一致するか否かをチェックし(S144)、一致すると(S145)、当該新セルアドレスのセルは、設備番号nが付与された矩形を構成するセルであり、設備番号nが付与された矩形に隣接するセルではないので、何もしないで、セルアドレス列番号デクリメント処理(S140)を終了する。
S141のチェックで、設備番号アドレステーブルから取得された設備番号が設備番号nと一致しなければ(S145)、当該新セルアドレスのセルは、設備番号nが付与された矩形に隣接するセルであるので、取得された当該設備番号を、図33に示す生産設備接続データテーブルにおける設備番号nの接続設備番号欄に記入して(S146)、S147へ進む。
S147では、この記入された当該設備番号が、設備番号nの接続設備番号欄に記入されている他の既に取得された設備番号と同じか否かをチェックし、同じでなければ(S148)、何もしないで、セルアドレス列番号インクリメント処理(S140)を終了する。S147のチェックで、記入された当該設備番号が、既に取得されている設備番号と同じであると(S148)、当該設備番号の記入をそのまま維持したのでは2重に記録することになるので、記入された当該設備番号を削除して、セルアドレス列番号インクリメント処理(S140)を終了する。
次に、上述した生産設備接続データの作成動作を、図13に示す生産設備接続形態表示図形データ、即ち、設備番号アドレステーブルを基にして、具体的に説明する。例えば、図28に示すフローチャートのS104において、n=1の場合、即ち、設備番号1の場合に、図13に示す設備番号アドレステーブルの設備番号1のアドレス欄から、セルアドレスB2を取出して、S110〜S140の処理を行う場合を考える。
この場合、セルアドレス列番号インクリメント処理(S110)では、新セルアドレスは、C2となる。この新セルアドレスC2は、図13に示す設備番号アドレステーブルに存在し、この新セルアドレスC2のセルに付与されている設備番号は1である。従って、新セルアドレスC2のセルに付与されている設備番号は、設備番号nと一致するので、何もしないで終了する。
次に、セルアドレス列番号デクリメント処理(S120)では、新セルアドレスは、A2となる。この新セルアドレスA2は、図13に示す設備番号アドレステーブルに存在しない。そこで、何もしないで終了する。
次に、セルアドレス行番号インクリメント処理(S130)では、新セルアドレスは、B3となる。この新セルアドレスB3は、図13に示す設備番号アドレステーブルに存在し、この新セルアドレスB3のセルに付与されている設備番号は1である。従って、新セルアドレスB3のセルに付与されている設備番号は、設備番号nと一致するので、何もしないで終了する。
次に、セルアドレス行番号デクリメント処理(S140)では、新セルアドレスは、B1となる。この新セルアドレスB1は、図13に示す設備番号アドレステーブルに存在しない。そこで、何もしないで終了する。
次に、同じく、設備番号1の場合に、図13に示す設備番号アドレステーブルの設備番号1のアドレス欄から、セルアドレスB3を取出した場合、セルアドレス行番号デクリメント処理(S140)以外は、セルアドレスB2を取出した場合と同様に処理される。そこで、セルアドレス行番号デクリメント処理(S140)における処理を考えると、新セルアドレスは、B2となる。この新セルアドレスB2は、図13に示す設備番号アドレステーブルに存在し、この新セルアドレスB2のセルに付与されている設備番号は1である。従って、新セルアドレスB2のセルに付与されている設備番号は、設備番号nと一致するので、何もしないで終了する。
次に、同じく、設備番号1の場合に、図13に示す設備番号アドレステーブルの設備番号1のアドレス欄から、セルアドレスB4を取出した場合を考える。この場合、セルアドレス行番号インクリメント処理(S130)以外は、セルアドレスB3を取出した場合と同様に処理される。そこで、セルアドレス行番号インクリメント処理(S130)における処理を考えると、新セルアドレスは、B5となる。この新セルアドレスB5は、図13に示す設備番号アドレステーブルに存在し、この新セルアドレスB5のセルに付与されている設備番号は4である。従って、新セルアドレスB5のセルに付与されている設備番号は、設備番号nと一致しないので、新セルアドレスB5のセルに付与されている設備番号である4を、図33に示す生産設備接続データテーブルにおける設備番号1の接続設備番号欄に記入する。この生産設備接続データテーブルに記入された設備番号である4は、この記入が行われる前には、生産設備接続データテーブルの設備番号1の接続設備番号欄には存在していないので、この記入が削除されることはなく、この記入はそのまま維持される。図34は、この状態を示した生産設備接続データテーブルである。
次に、同じく、設備番号1の場合に、図13に示す設備番号アドレステーブルの設備番号1のアドレス欄から、セルアドレスC2を取出した場合、セルアドレス列番号デクリメント処理(S120)以外は、セルアドレスB2を取出した場合と同様に処理される。そこで、セルアドレス列番号デクリメント処理(S120)における処理を考えると、新セルアドレスは、B2となる。この新セルアドレスB2は、図13に示す設備番号アドレステーブルに存在し、この新セルアドレスB2のセルに付与されている設備番号は1である。従って、新セルアドレスB2のセルに付与されている設備番号は、設備番号nと一致するので、何もしないで終了する。
次に、同じく、設備番号1の場合に、図13に示す設備番号アドレステーブルの設備番号1のアドレス欄から、セルアドレスC3を取出した場合、セルアドレス行番号デクリメント処理(S140)以外は、セルアドレスC2を取出した場合と同様に処理される。そこで、セルアドレス行番号デクリメント処理(S140)における処理を考えると、新セルアドレスは、C2となる。この新セルアドレスC2は、図13に示す設備番号アドレステーブルに存在し、この新セルアドレスC2のセルに付与されている設備番号は1である。従って、新セルアドレスC2のセルに付与されている設備番号は、設備番号nと一致するので、何もしないで終了する。
次に、同じく、設備番号1の場合に、図13に示す設備番号アドレステーブルの設備番号1のアドレス欄から、セルアドレスC4を取出した場合、セルアドレス行番号インクリメント処理(S130)以外は、セルアドレスC3を取出した場合と同様に処理される。そこで、セルアドレス行番号インクリメント処理(S130)における処理を考えると、新セルアドレスは、C5となる。この新セルアドレスC5は、図13に示す設備番号アドレステーブルに存在しない。そこで、何もしないで終了する。
次に、同じく、設備番号1の場合に、図13に示す設備番号アドレステーブルの設備番号1のアドレス欄から、セルアドレスD2を取出した場合、セルアドレス列番号インクリメント処理(S110)以外は、セルアドレスC2を取出した場合と同様に処理される。そこで、セルアドレス列番号インクリメント処理(S110)における処理を考えると、新セルアドレスは、E2となる。この新セルアドレスE2は、図13に示す設備番号アドレステーブルに存在し、この新セルアドレスE2のセルに付与されている設備番号は2である。従って、新セルアドレスE2のセルに付与されている設備番号は、設備番号nと一致しないので、新セルアドレスE2のセルに付与されている設備番号である2を、図34に示す生産設備接続データテーブルにおける設備番号1の接続設備番号欄に記入する。
この生産設備接続データテーブルに記入された設備番号である2は、この記入が行われる前には、生産設備接続データテーブルの設備番号1の接続設備番号欄には存在していないので、この記入が削除されることはなく、この記入はそのまま維持される。図35は、この状態を示した生産設備接続データテーブルである。
次に、同じく、設備番号1の場合に、図13に示す設備番号アドレステーブルの設備番号1のアドレス欄から、セルアドレスD3を取出した場合、セルアドレス列番号インクリメント処理(S110)以外は、セルアドレスC3を取出した場合と同様に処理される。そこで、セルアドレス列番号インクリメント処理(S110)における処理を考えると、新セルアドレスは、E3となる。この新セルアドレスE3は、図13に示す設備番号アドレステーブルに存在しない。そこで、何もしないで終了する。
次に、同じく、設備番号1の場合に、図13に示す設備番号アドレステーブルの設備番号1のアドレス欄から、セルアドレスD4を取出した場合、セルアドレス列番号インクリメント処理(S110)、及び、セルアドレス行番号インクリメント処理(S130)以外は、セルアドレスD3を取出した場合と同様に処理される。そこで、まず、セルアドレス列番号インクリメント処理(S110)における処理を考えると、新セルアドレスは、E4となる。この新セルアドレスE4は、図13に示す設備番号アドレステーブルに存在し、この新セルアドレスE4のセルに付与されている設備番号は3である。従って、新セルアドレスE4のセルに付与されている設備番号は、設備番号nと一致しないので、新セルアドレスE4のセルに付与されている設備番号である3を、図35に示す生産設備接続データテーブルにおける設備番号1の接続設備番号欄に記入する。この生産設備接続データテーブルに記入された設備番号である3は、この記入が行われる前には、生産設備接続データテーブルの設備番号1の接続設備番号欄には存在していないので、この記入が削除されることはなく、この記入はそのまま維持される。図36は、この状態を示した生産設備接続データテーブルである。
更に、同じく、セルアドレスD4を取出した上記の場合において、セルアドレス行番号インクリメント処理(S130)における処理を考えると、新セルアドレスは、D5となる。この新セルアドレスD5は、図13に示す設備番号アドレステーブルに存在し、この新セルアドレスD5のセルに付与されている設備番号は5である。従って、新セルアドレスD5のセルに付与されている設備番号は、設備番号nと一致しないので、新セルアドレスD5のセルに付与されている設備番号である5を、図36に示す生産設備接続データテーブルにおける設備番号1の接続設備番号欄に記入する。この生産設備接続データテーブルに記入された設備番号である5は、この記入が行われる前には、生産設備接続データテーブルの設備番号1の接続設備番号欄には存在していないので、この記入が削除されることはなく、この記入はそのまま維持される。図37は、この状態を示した生産設備接続データテーブルである。
次に、設備番号2の場合を考える。この場合に、図13に示す設備番号アドレステーブルの設備番号2のアドレス欄から、セルアドレスE2を取出した場合、セルアドレス列番号インクリメント処理(S110)では、新セルアドレスは、F2となる。この新セルアドレスF2は、図13に示す設備番号アドレステーブルに存在し、この新セルアドレスF2のセルに付与されている設備番号は6である。従って、新セルアドレスF2のセルに付与されている設備番号は、設備番号nと一致しないので、新セルアドレスF2のセルに付与されている設備番号である6を、図37に示す生産設備接続データテーブルにおける設備番号2の接続設備番号欄に記入する。この生産設備接続データテーブルに記入された設備番号である6は、この記入が行われる前には、生産設備接続データテーブルの設備番号2の接続設備番号欄には存在していないので、この記入が削除されることはなく、この記入はそのまま維持される。図38は、この状態を示した生産設備接続データテーブルである。
次に、セルアドレス列番号デクリメント処理(S120)では、新セルアドレスは、D2となる。この新セルアドレスD2は、図13に示す設備番号アドレステーブルに存在し、この新セルアドレスD2のセルに付与されている設備番号は1である。従って、新セルアドレスD2のセルに付与されている設備番号は、設備番号nと一致しないので、新セルアドレスD2のセルに付与されている設備番号である1を、図38に示す生産設備接続データテーブルにおける設備番号2の接続設備番号欄に記入する。この生産設備接続データテーブルに記入された設備番号である1は、この記入が行われる前には、生産設備接続データテーブルの設備番号2の接続設備番号欄には存在していないので、この記入が削除されることはなく、この記入はそのまま維持される。図39は、この状態を示した生産設備接続データテーブルである。
次に、セルアドレス行番号インクリメント処理(S130)では、新セルアドレスは、E3となる。この新セルアドレスE3は、図13に示す設備番号アドレステーブルに存在しないので、何もしないで終了する。
次に、セルアドレス行番号デクリメント処理(S140)では、新セルアドレスは、E1となる。この新セルアドレスE1は、図13に示す設備番号アドレステーブルに存在しないので、何もしないで終了する。
次に、設備番号3の場合を考える。この場合に、図13に示す設備番号アドレステーブルの設備番号3のアドレス欄から、セルアドレスE4を取出した場合、設備番号2の場合と同様になり、設備番号として6と1とが、図39に示す生産設備接続データテーブルにおける設備番号3の接続設備番号欄に記入される。図40は、この状態を示した生産設備接続データテーブルである。
次に、設備番号6の場合を考える。この場合に、図13に示す設備番号アドレステーブルの設備番号6のアドレス欄から、セルアドレスF2を取出した場合、セルアドレス列番号インクリメント処理(S110)では、新セルアドレスは、G2となる。この新セルアドレスG2は、図13に示す設備番号アドレステーブルに存在し、この新セルアドレスG2のセルに付与されている設備番号は7である。従って、新セルアドレスG2のセルに付与されている設備番号は、設備番号nと一致しないので、新セルアドレスG2のセルに付与されている設備番号である7を、図40に示す生産設備接続データテーブルにおける設備番号6の接続設備番号欄に記入する。この生産設備接続データテーブルに記入された設備番号である7は、この記入が行われる前には、生産設備接続データテーブルの設備番号6の接続設備番号欄には存在していないので、この記入が削除されることはなく、この記入はそのまま維持される。図41は、この状態を示した生産設備接続データテーブルである。
次に、セルアドレス列番号デクリメント処理(S120)では、新セルアドレスは、E2となる。この新セルアドレスE2は、図13に示す設備番号アドレステーブルに存在し、この新セルアドレスE2のセルに付与されている設備番号は2である。従って、新セルアドレスE2のセルに付与されている設備番号は、設備番号nと一致しないので、新セルアドレスE2のセルに付与されている設備番号である2を、図41に示す生産設備接続データテーブルにおける設備番号2の接続設備番号欄に記入する。この生産設備接続データテーブルに記入された設備番号である2は、この記入が行われる前には、生産設備接続データテーブルの設備番号6の接続設備番号欄には存在していないので、この記入が削除されることはなく、この記入はそのまま維持される。図42は、この状態を示した生産設備接続データテーブルである。
次に、セルアドレス行番号インクリメント処理(S130)では、新セルアドレスは、F3となる。この新セルアドレスF3は、図13に示す設備番号アドレステーブルに存在し、この新セルアドレスF3のセルに付与されている設備番号は6である。従って、新セルアドレスF3のセルに付与されている設備番号は、設備番号nと一致するので、何もしないで終了する。
次に、セルアドレス行番号デクリメント処理(S140)では、新セルアドレスは、F1となる。この新セルアドレスF1は、図13に示す設備番号アドレステーブルに存在しないので、何もしないで終了する。
次に、同じく、設備番号6の場合に、図13に示す設備番号アドレステーブルの設備番号1のアドレス欄から、セルアドレスF3を取出した場合、セルアドレス行番号インリメント処理(S130)は、セルアドレスF2を取出した場合と同様に処理されるが、それ以外は異なる結果となる。そこで、まず、セルアドレス列番号インクリメント処理(S110)では、新セルアドレスは、G3となる。この新セルアドレスG3は、図13に示す設備番号アドレステーブルに存在し、この新セルアドレスG3のセルに付与されている設備番号は7である。従って、新セルアドレスG3のセルに付与されている設備番号は、設備番号nと一致しないので、新セルアドレスG3のセルに付与されている設備番号である7を、図42に示す生産設備接続データテーブルにおける設備番号6の接続設備番号欄に記入する。しかし、この生産設備接続データテーブルに記入された設備番号である7は、この記入が行われる前に、既に、生産設備接続データテーブルの設備番号6の接続設備番号欄に存在しているので、この記入は削除される。従って、この削除後の状態における生産設備接続データテーブルは、図42と同じである。
次に、セルアドレス列番号デクリメント処理(S120)では、新セルアドレスは、E3となる。この新セルアドレスE3は、図13に示す設備番号アドレステーブルに存在しない。そこで、何もしないで終了する。
次に、セルアドレス行番号デクリメント処理(S140)では、新セルアドレスは、F2となる。この新セルアドレスF2は、図13に示す設備番号アドレステーブルに存在し、この新セルアドレスF2のセルに付与されている設備番号は6である。従って、新セルアドレスF2のセルに付与されている設備番号は、設備番号nと一致するので、何もしないで終了する。
次に、同じく、設備番号6の場合に、図13に示す設備番号アドレステーブルの設備番号1のアドレス欄から、セルアドレスF4を取出した場合、セルアドレス列番号デクリメント処理(S120)、及び、セルアドレス行番号インクリメント処理(S130)以外は、セルアドレスF3を取出した場合と同様に処理される。そこで、まず、セルアドレス列番号デクリメント処理(S120)では、新セルアドレスは、E4となる。この新セルアドレスE4は、図13に示す設備番号アドレステーブルに存在し、この新セルアドレスE4のセルに付与されている設備番号は3である。従って、新セルアドレスE4のセルに付与されている設備番号は、設備番号nと一致しないので、新セルアドレスE4のセルに付与されている設備番号である3を、図42に示す生産設備接続データテーブルにおける設備番号6の接続設備番号欄に記入する。この生産設備接続データテーブルに記入された設備番号である3は、この記入が行われる前には、生産設備接続データテーブルの設備番号6の接続設備番号欄には存在していないので、この記入が削除されることはなく、この記入はそのまま維持される。図43は、この状態を示した生産設備接続データテーブルである。
更に、同じく、セルアドレスF4を取出した上記の場合において、セルアドレス行番号インクリメント処理(S130)における処理を考えると、新セルアドレスは、F5となる。この新セルアドレスF5は、図13に示す設備番号アドレステーブルに存在しないので、何もしないで終了する。
更に、上述したのと同様の処理を、図13に示す設備番号アドレステーブルの設備番号欄に記載されている全ての設備番号に対して行う。図44は、この結果、作成された生産設備接続データテーブルを示している。この生産設備接続データテーブルに記載されているデータが、生産設備接続データである。
上記の生産設備接続情報作成装置10においては、生産設備接続形態表示図形データの作成が終了した時点で、この生産設備接続形態表示図形データを生産設備接続情報作成装置10に備えられている表示部14のLCDで表示することができるのみならず、プリンタ17で印刷することができる。又、同様に、生産設備接続データの作成が終了した時点で、この生産設備接続データを生産設備接続情報作成装置10に備えられている表示部14のLCDで表示することができると共に、プリンタ17で印刷することができる。
<生産設備接続情報作成装置の効果及びその他の説明>
上述した本実施の形態における生産設備接続情報作成装置10によれば、生産ライン20のシミュレータの入力情報として使用されるシミュレーションモデルの構成要素である生産設備接続データを作成するのに先立って、生産設備接続形態表示図形データが作成される。この生産設備接続形態表示図形データとしては、2次元平面上に、生産設備を表す設備番号が付された矩形を形成して表示すると共に、相互に結合される生産設備の結合状態を、これらの生産設備を表す設備番号が付された矩形同士を隣接させて表示するようなデータが、作成される。
そのため、表示部14のLCDの表示画面に、生産設備接続形態表示図形データに基づき表示された図形で構成された画像を目視する等により、生産設備の結合状態を、2次元平面上に形成された矩形の隣接状態で把握することができる。従って、生産設備の結合状態を、生産ラインのシミュレータの操作者等が、目視で、容易、且つ、正確に確認することができる。又、シミュレーションモデルの構成要素である生産設備接続データは、上記の生産設備接続形態表示図形データから自動的に作成される。そのため、生産設備接続データを、容易、且つ、正確に作成することができる。
上述した本実施の形態における生産設備接続情報作成装置10では、生産設備接続データの作成動作におけるセルアドレス列番号インクリメント処理(S110)において、S113で取得された設備番号が設備番号nと一致するか否かのチェックで(S114)、取得された設備番号が設備番号nと一致しなければ(S115)、当該新セルアドレスのセルは、設備番号nが付与された矩形に隣接するセルである。そこで、取得された当該設備番号を、図33に示す生産設備接続データテーブルにおける設備番号nの接続設備番号欄に記入した後(S116)、この記入された当該設備番号が、設備番号nの接続設備番号欄に記入されている他の既に取得された設備番号と同じか否かをチェックし、同じであると(S118)、当該設備番号の記入をそのまま維持したのでは2重に記録することになるので、記入された当該設備番号を削除するようにしている(S119)。
しかし、このように処理する方法のほか、S114のチェックで、取得された設備番号が設備番号nと一致しない場合に(S115)、S118で行われるチェックである当該設備番号が設備番号nの接続設備番号欄に記入されている他の既に取得された設備番号と同じか否かのチェックを先に行い、このチェックで同じでない場合に、図33に示す生産設備接続データテーブルにおける設備番号nの接続設備番号欄に、当該設備番号を記入するようにしてもよい。
この場合は、同様に、セルアドレス列番号デクリメント処理(S120)のS124〜S129、セルアドレス行番号インクリメント処理(S130)のS134〜S139、及び、セルアドレス行番号デクリメント処理(S140)のS144〜S149においても、セルアドレス列番号インクリメント処理(S110)の場合と同様に処理するようにする。
又、上述した本実施の形態における生産設備接続情報作成装置10では、生産設備を表すのに、2次元平面上に形成された矩形を用いると共に、これらの生産設備の結合状態を、2次元平面上に形成された矩形の隣接状態で把握するようにしているが、この2次元平面上に形成された矩形に代えて、2次元平面上に形成された多角形を用いる方法も考えられる。
本発明の生産設備接続情報作成装置の構成を示したブロック図である。 本実施の形態における生産設備接続情報作成装置の構成を示したブロック図である。 本実施の形態におけるシミュレートを行う対象の生産ラインの構成を示した生産ライン構成図である。 本実施の形態におけるシミュレートを行う対象の生産ラインの各設備の設備番号テーブルである。 本実施の形態における生産設備接続情報作成装置による生産設備接続形態表示図形データの作成動作を示したフローチャートである。 本実施の形態における生産設備接続形態表示図形データの作成動作において初期設定処理の動作を示したフローチャートである。 本実施の形態における生産設備接続形態表示図形データの作成動作においてクリックドリブン処理の動作を示したフローチャートである。 本実施の形態における生産設備接続形態表示図形データの作成動作においてドラッグドリブン処理の動作を示したフローチャートである。 本実施の形態における設備番号登録テーブルである。 本実施の形態における生産設備接続形態表示図形データ作成処理開始時の2次元平面の表示画面図である。 本実施の形態における生産設備接続形態表示図形データ作成処理終了時の2次元平面の表示画面図である。 本実施の形態における生産設備接続形態表示図形データ作成処理開始時の設備番号アドレステーブルである。 本実施の形態における生産設備接続形態表示図形データ作成処理終了時の設備番号アドレステーブルである。 (a)、(b)は、本実施の形態における生産設備接続形態表示図形データ作成処理の途中の2次元平面の表示画面図(その1)である。 (a)、(b)は、本実施の形態における生産設備接続形態表示図形データ作成処理の途中の2次元平面の表示画面図(その2)である。 (a)、(b)は、本実施の形態における生産設備接続形態表示図形データ作成処理の途中の2次元平面の表示画面図(その3)である。 (a)、(b)は、本実施の形態における生産設備接続形態表示図形データ作成処理の途中の2次元平面の表示画面図(その4)である。 (a)、(b)は、本実施の形態における生産設備接続形態表示図形データ作成処理の途中の2次元平面の表示画面図(その5)である。 本実施の形態における生産設備接続形態表示図形データ作成処理の途中の2次元平面の表示画面図(その6)である。 本実施の形態における生産設備接続形態表示図形データ作成処理の途中の2次元平面の表示画面図(その7)である。 本実施の形態における生産設備接続形態表示図形データ作成処理の途中の設備番号アドレステーブル(その1)である。 本実施の形態における生産設備接続形態表示図形データ作成処理の途中の設備番号アドレステーブル(その2)である。 本実施の形態における生産設備接続形態表示図形データ作成処理の途中の設備番号アドレステーブル(その3)である。 本実施の形態における生産設備接続形態表示図形データ作成処理の途中の設備番号アドレステーブル(その4)である。 本実施の形態における生産設備接続形態表示図形データ作成処理の途中の設備番号アドレステーブル(その5)である。 本実施の形態における生産設備接続形態表示図形データ作成処理の途中の設備番号アドレステーブル(その6)である。 本実施の形態における生産設備接続形態表示図形データ作成処理の途中の設備番号アドレステーブル(その7)である。 本実施の形態における生産設備接続データの作成動作を示したフローチャートである。 本実施の形態における生産設備接続データの作成動作においてセルアドレス列番号インクリメント処理の動作を示したフローチャートである。 本実施の形態における生産設備接続データの作成動作においてセルアドレス列番号デクリメント処理の動作を示したフローチャートである。 本実施の形態における生産設備接続データの作成動作においてセルアドレス行番号インクリメント処理の動作を示したフローチャートである。 本実施の形態における生産設備接続データの作成動作においてセルアドレス行番号デクリメント処理の動作を示したフローチャートである。 本実施の形態における生産設備接続データ作成処理開始時の生産設備接続データテーブルである。 本実施の形態における生産設備接続データ作成処理の途中の生産設備接続データテーブル(その1)である。 本実施の形態における生産設備接続データ作成処理の途中の生産設備接続データテーブル(その2)である。 本実施の形態における生産設備接続データ作成処理の途中の生産設備接続データテーブル(その3)である。 本実施の形態における生産設備接続データ作成処理の途中の生産設備接続データテーブル(その4)である。 本実施の形態における生産設備接続データ作成処理の途中の生産設備接続データテーブル(その5)である。 本実施の形態における生産設備接続データ作成処理の途中の生産設備接続データテーブル(その6)である。 本実施の形態における生産設備接続データ作成処理の途中の生産設備接続データテーブル(その7)である。 本実施の形態における生産設備接続データ作成処理の途中の生産設備接続データテーブル(その8)である。 本実施の形態における生産設備接続データ作成処理の途中の生産設備接続データテーブル(その9)である。 本実施の形態における生産設備接続データ作成処理の途中の生産設備接続データテーブル(その10)である。 本実施の形態における生産設備接続データ作成処理終了時の生産設備接続データテーブルである。
符号の説明
1 生産設備接続情報作成装置
2 接続形態表示図形データ作成手段
3 設備接続データ作成手段
4 入力手段
5 表示手段
10 生産設備接続情報作成装置
11 CPU
12 HDD
13 メモリ
14 表示部
15 操作部
16 LAN・IF
17 プリンタ
18 制御ライン
19 LAN
20 生産ライン
21 バッファ(スタッカークレーン)
22 装置第1ポート
23 装置第2ポート
24 荷積込ポート
25 荷積降ポート
26 加工装置
27 装置
28 荷積降ポイント
29 荷積込ポイント
30 搬送ルート
31 搬送車

Claims (6)

  1. 複数の生産設備を結合して構成される生産ラインに関し、生産設備接続形態表示図形データを、入力手段に対するマニュアル操作に基づき作成しつつ表示手段に図形画像として表示する接続形態表示図形データ作成手段と、前記生産ラインのシミュレータの入力情報として使用されるシミュレーションモデルの構成要素である生産設備接続データを、前記生産設備接続形態表示図形データに基づき作成する設備接続データ作成手段と、を備えた生産設備接続情報作成装置であって、
    前記接続形態表示図形データ作成手段は、
    列番号及び行番号が付された格子状の2次元平面を形成して前記表示手段に表示し、
    該2次元平面上で交差する行と列の交差部分で、該交差部分の列番号と行番号の組合せで構成されるアドレスで識別される単位ブロックのみ、又は、前記単位ブロックを識別する列番号又は行番号のいずれかに1を加算又は減算して構成されるアドレスで識別される隣接単位ブロックと前記単位ブロックとの組合せを少なくとも1つで、矩形を形成して前記表示手段に表示し、
    該矩形に、前記生産設備を表象する設備表象名称を付与して前記表示手段に表示すると共に、
    前記生産ラインを構成する各生産設備に関して、該各生産設備に結合される他の生産設備を表象する設備表象名称が付与された矩形を、結合される側の生産設備を表象する設備表象名称が付与された矩形に隣接させて配置して前記表示手段に表示するような前記生産設備接続形態表示図形データを作成することを特徴とする生産設備接続情報作成装置。
  2. 前記設備接続データ作成手段は、前記生産設備接続形態表示図形データに基づき、
    前記設備表象名称が付与されている前記矩形を構成する前記単位ブロックを抽出する単位ブロック抽出を行い、
    該単位ブロック抽出により抽出された前記単位ブロックを識別する列番号又は行番号のいずれかに1を加算又は減算して構成されるアドレスで識別される隣接単位ブロックを抽出する隣接単位ブロック抽出を行い、
    該隣接単位ブロック抽出により抽出された隣接単位ブロックの中から、前記単位ブロック抽出により抽出された単位ブロックにより構成される前記矩形に付与されている前記設備表象名称と異なる前記設備表象名称が付与されている前記矩形を構成する隣接単位ブロックを抽出する隣接単位ブロック選択抽出を行い、
    該隣接単位ブロック選択抽出により抽出された隣接単位ブロックが構成する矩形に付与されている前記設備表象名称を、前記単位ブロック抽出により抽出された前記単位ブロックで構成される前記矩形に付与されている設備表象名称に対置させて記録する今回対置記録を行い、
    該今回対置記録が、既に行われた以前の隣接単位ブロック選択抽出の際になされた記録である前回対置記録と同じである場合は、前記今回対置記録を削除すると共に、
    前記生産ラインを構成する各生産設備に対して、該各生産設備を表象する前記設備表象名称が付与された前記矩形に関する前記今回対置記録で構成される前記生産設備接続データを作成する請求項1記載の生産設備接続情報作成装置。
  3. 前記設備表象名称として、前記矩形に付与する番号を用いた請求項1又は2記載の生産設備接続情報作成装置。
  4. 複数の生産設備を結合して構成される生産ラインに関し、前記生産ラインのシミュレータの入力情報として使用されるシミュレーションモデルの構成要素である生産設備接続データを作成するのに用いられる生産設備接続形態表示図形データを、コンピュータに備えられた入力手段に対するマニュアル操作に基づき作成しつつ前記コンピュータに備えられた表示手段に図形画像として表示する前記コンピュータにより実行される接続形態表示図形データ作成方法を含んだ生産設備接続情報作成方法であって、
    前記接続形態表示図形データ作成方法は、
    列番号及び行番号が付された格子状の2次元平面を前記表示手段に表示させるデータを作成する2次元平面作成ステップと、
    該2次元平面上で交差する行と列の交差部分で、該交差部分の列番号と行番号の組合せで構成されるアドレスで識別される単位ブロックのみ、又は、前記単位ブロックを識別する列番号又は行番号のいずれかに1を加算又は減算して構成されるアドレスで識別される隣接単位ブロックと前記単位ブロックとの組合せを少なくとも1つで矩形を形成して前記表示手段に表示させるデータを作成する矩形作成ステップと、
    該矩形に、前記生産設備を表象する設備表象名称を付与して前記表示手段に表示させるデータを作成する名称付与ステップと、
    前記生産設備に結合される他の生産設備を表象する設備表象名称が付与された矩形を、結合される側の生産設備を表象する設備表象名称が付与された矩形に隣接させて配置して前記表示手段に表示する矩形隣接配置ステップと、で構成されることを特徴とする生産設備接続情報作成方法。
  5. 前記生産設備接続形態表示図形データに基づき前記生産設備接続データを作成する前記コンピュータにより実行される生産設備接続データ作成方法を含んだ請求項4記載の生産設備接続情報作成方法であって、
    前記生産設備接続データ作成方法は、
    前記設備表象名称が付与された前記矩形を構成する前記単位ブロックを抽出する単位ブロック抽出を行う単位ブロック抽出ステップと、
    該単位ブロック抽出により抽出された前記単位ブロックを識別する列番号又は行番号のいずれかに1を加算又は減算して構成されるアドレスで識別される隣接単位ブロックを抽出する隣接単位ブロック抽出を行う隣接単位ブロック抽出ステップと、
    該隣接単位ブロック抽出により抽出された隣接単位ブロックの中から、前記単位ブロック抽出された単位ブロックにより構成される前記矩形に付与されている前記設備表象名称と異なる前記設備表象名称が付与されている前記矩形を構成する隣接単位ブロックを抽出する隣接単位ブロック選択抽出を行う隣接単位ブロック選択抽出ステップと、
    該隣接単位ブロック選択抽出により抽出された隣接単位ブロックが構成する矩形に付与されている前記設備表象名称を、前記単位ブロック抽出により抽出された前記単位ブロックで構成される前記矩形に付与された設備表象名称に対置させて記録する今回対置記録を行う今回対置記録ステップと、
    該今回対置記録が、既に行われた以前の隣接単位ブロック選択抽出の際になされた記録である前回対置記録と同じである場合は、前記今回対置記録を削除する今回対置記録削除ステップと、で構成される生産設備接続情報作成方法。
  6. 前記設備表象名称として、前記矩形に付与した番号を用いる請求項4又は5記載の生産設備接続情報作成方法。
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