JP2008037978A - 保護ラベルおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、製造工程とは別工程の作業を行うことなく、表裏の見分けを簡単に行うことができる構成を実現でき、製造効率を向上させ、コストダウンを計ることができると共に、品質を均一にすることができる保護ラベルおよびその製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】被着面と略同一形状を有し、被着面の表示内容の視認性を確保できる透明性を有するラベル部11と、ラベル部11の裏面に塗布され、被着面の表示内容の視認性を確保できる透明性を有する粘着剤12と、ラベル部全面が粘着剤によって仮着された矩形形状部13aと当該矩形形状部13aの一側辺から延出して形成された把持部13bとからなるセパレータ13とで構成することにより、セパレータ13に形成された把持部13bによって、ラベル部11とセパレータ13とを簡単に見分けることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶パネル等のディスプレイを保護する保護ラベルおよびその製造方法に関し、特に貼付用透明フィルムであるラベル部が裏面に塗布された粘着剤によって剥離用透明フィルムであるセパレータに仮着されている保護ラベルおよびその製造方法に関する。
液晶パネル等のディスプレイを有する携帯電話機やPDA等の携帯型電子機器向けに、ディスプレイに貼付することで、ディスプレイ表面をすり傷や汚れから保護する保護ラベルが実用化されており、当該保護ラベルは、透明性を有するラベル部が裏面に塗布された透明性を有する粘着剤によってセパレータ(剥離紙)に仮着された状態で供給されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来技術では、透明性を有するセパレータを用いる場合には、ラベル部、粘着剤およびセパレータのいずれもが透明性を有し、表裏の見分けが困難となり、表裏の見分けを簡単にできるようにするためには、セパレータに識別用のラベルを貼付する等の保護ラベルの製造工程とは別工程の作業が必要になり、製造効率が低下し、コストアップになると共に、品質にバラツキが生じてしまうという問題点があった。
特開2003−15531号公報
本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、製造工程とは別工程の作業を行うことなく、表裏の見分けを簡単に行うことができる構成を実現でき、製造効率を向上させ、コストダウンを計ることができると共に、品質を均一にすることができる保護ラベルおよびその製造方法を提供する点にある。
本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
請求項1記載の発明の要旨は、被着面に貼付し、当該被着面を保護する保護ラベルであって、前記被着面と略同一形状を有し、前記被着面の表示内容の視認性を確保できる透明性を有するラベル部と、該ラベル部の裏面に塗布され、前記被着面の表示内容の視認性を確保できる透明性を有する粘着剤と、前記ラベル部全面が前記粘着剤によって仮着された矩形形状部と当該矩形形状部の一側辺から延出して形成された把持部とからなるセパレータとを具備することを特徴とする保護ラベルに存する。
また請求項2記載の発明の要旨は、前記セパレータは、前記把持部を含む仮想矩形から前記把持部と同一形状の切り落とし部を切り落とした形状であることを特徴とする請求項1記載の保護ラベルに存する。
また請求項3記載の発明の要旨は、前記把持部には、裏面側から印刷が施されていることを特徴とする請求項1又は2記載の保護ラベルに存する。
また請求項4記載の発明の要旨は、請求項1乃至3のいずれかに記載の保護ラベルを製造する製造方法であって、前記ラベル部を形成するための帯状のラベル基材が、当該ラベル基材の裏面に塗布された前記粘着剤によって、前記セパレータを形成するためのセパレータ帯状体に仮着されている帯状のラベル原反を走行させ、前記ラベル基材および前記粘着剤に対し、前記ラベル部を切り離す一対のラベル用切り込みを所定間隔で形成して2列の前記ラベル部を連続的に型抜きすると共に、前記ラベル基材、前記粘着剤および前記セパレータ帯状体に対し、前記セパレータ帯状体を左右に切り離して前記把持部を左右それぞれに形成するための把持部形成用切り込みを形成し、前記ラベル用切り込みによって前記ラベル部から切り離された前記ラベル基材をカス部として前記ラベル原反から剥離し、前記ラベル原反の走行方向に並んだ前記ラベル部間で前記セパレータ帯状体を切断することで、前記把持部が形成された前記セパレータ一側片が互いに対向した2列の前記保護ラベルを同時に製造することを特徴とする製造方法に存する。
また請求項5記載の発明の要旨は、被着面に貼付し、当該被着面を保護する保護ラベルであって、前記被着面と略同一形状を有し、前記被着面の表示内容の視認性を確保できる透明性を有するラベル部と、該ラベル部の外周を覆い、表面に表面印刷が施された外枠部と、前記ラベル部および前記外枠部の裏面に塗布され、前記被着面の表示内容の視認性を確保できる透明性を有する粘着剤と、前記ラベル部および前記外枠部が前記粘着剤によって仮着されたセパレータとを具備することを特徴とする保護ラベルに存する。
本発明の保護ラベルは、被着面と略同一形状を有し、被着面の表示内容の視認性を確保できる透明性を有するラベル部と、ラベル部の裏面に塗布され、被着面の表示内容の視認性を確保できる透明性を有する粘着剤と、ラベル部全面が粘着剤によって仮着された矩形形状部と当該矩形形状部の一側辺から延出して形成された把持部とからなるセパレータとで構成することにより、セパレータに形成された把持部によって、ラベル部とセパレータとを簡単に見分けることができるため、セパレータに識別用のラベルを貼付する等の製造工程とは別工程の作業を行うことなく、表裏の見分けを簡単に行うことができる構成を実現でき、製造効率を向上させ、コストダウンを計ることができると共に、品質を均一にすることができるという効果を奏する。
さらに、本発明の保護ラベルにおいては、セパレータを、把持部を含む仮想矩形から把持部と同一形状の切り落とし部を切り落とした形状とすることにより、同一構成の保護ラベルを2列製造することができ、製造効率をさらに向上させ、コストダウンをさらに計ることができるという効果を奏する。
さらに、本発明の保護ラベルにおいては、把持部の裏面側に印刷を施すように構成することにより、セパレータに形成された把持部の視認が容易になり、ラベル部とセパレータとをさらに簡単に見分けることができるという効果を奏する。
また、本発明の保護ラベルは、被着面と略同一形状を有し、被着面の表示内容の視認性を確保できる透明性を有するラベル部と、ラベル部の外周を覆い、表面に表面印刷が施された外枠部と、ラベル部および外枠部の裏面に塗布され、被着面の表示内容の視認性を確保できる透明性を有する粘着剤と、ラベル部および外枠部が粘着剤によって仮着されたセパレータとで構成することより、外枠部を視認することがラベル部を容易に特定することができるため、セパレータに識別用のラベルを貼付する等の製造工程とは別工程の作業を行うことなく、さらに、セパレータの裏面から印刷を行う特殊な印刷工程と、カス部を剥離する剥離工程と省略した製造工程で、表裏の見分けを簡単に行うことができる構成を実現でき、製造効率を向上させ、コストダウンを計ることができると共に、品質を均一にすることができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明に係る保護ラベルの第1の実施の形態の構成を示す図であり、(a)は、平面図であり、(b)は、(a)に示すX−X’断面図である。図2は、図1に示す保護ラベルを製造する製造装置の構成を示す概略側面図であり、図3は、図1に示す保護ラベルの製造工程を説明するための平面図であり、図4は、図1に示す型抜き部の構成例を示す斜視図である。
第1の実施の形態の保護ラベル1は、図1を参照すると、貼付用透明フィルムであるラベル部11と、ラベル部11の裏面に塗布された粘着剤12と、ラベル部11が粘着剤12によって仮着されている剥離用透明フィルムであるセパレータ13とからなる。
ラベル部11は、液晶パネル等のディスプレイを保護する目的で、被着面であるディスプレイ表面に粘着剤12によって貼付して使用するものであり、被着面(ディスプレイ表面)と略同一形状を有し、被着面(ディスプレイ表面)の表示内容の視認性を確保できる透明性を有する透明PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム等が用いられる。
粘着剤12は、ラベル部11を被着面(ディスプレイ表面)に貼付するための粘着性と、被着面(ディスプレイ表面)の表示内容の視認性を確保できる透明性を有し、好ましくは、自己粘着性と再剥離粘着性を有するエストラマー樹脂が用いられる。
セパレータ13は、剥離性を有するシリコンPETフィルム等が用いられ、少なくともラベル部11の裏面全面が仮着される矩形形状部13aと、当該矩形形状部13aの一側辺から延出して形成された把持部13bとで構成されている。セパレータ13は、把持部13bを含む仮想矩形14から切り落とし部15を切り落とした形状を有しており、把持部13bと切り落とし部15とが同一形状になるように構成されている。また、把持部13bの裏面には、裏面印刷16が施されている。なお、裏面印刷16は、ユーザが把持部13bを認識することができるように設けられたものであり、ベタ印刷であっても、文字等の案内表記であっても良い。
保護ラベル1を製造する製造装置2は、保護ラベル1を2列製造する装置であり、図2を参照すると、帯状のラベル原反21が装着されるラベル原反供給部22と、ラベル原反供給部22から供給されるラベル原反21のセパレータ13裏面に印刷を施す印刷部23と、印刷部23によって印刷が施されたラベル原反21のラベル基材にラベルの型抜きを施す型抜き部24と、型抜き部24による型抜きによってラベル基材から切り離されたカス部25を剥離する剥離ローラ26と、剥離ローラ26によって剥離されたカス部25を巻き取るカス巻き取り部27と、カス部25が剥離されたラベル原反21を切断して保護ラベル1を形成する切断部28とを備えている。なお、図2に示す符号29は、剥離されたカス部25をカス巻き取り部27に案内する案内ローラである。また、帯状のラベル原反21は、ラベル部11を形成するための帯状のラベル基材が、ラベル基材の裏面に塗布された粘着剤12によって、セパレータ13を形成するためのセパレータ帯状体に仮着されている。
印刷部23は、ラベル原反供給部22から供給されるラベル原反21のセパレータ帯状体の裏面におけるセパレータ13の把持部13bが形成される箇所に印刷を施す印刷手段であり、例えば印刷ユニットと乾燥ユニットとからなり、印刷ユニットにおいてインキを印刷版に転移させ、この印刷版によってセパレータ帯状体の裏面へ文字や図柄などを印刷した後、乾燥ユニットにおいてセパレータ帯状体の裏面へ印刷したインキを乾燥させる。なお、印刷版は、凸版、凹版、平版、孔版、いずれの方式でも良く、印刷ユニットおよび乾燥ユニットの数は、印刷に必要となる色の数だけ設けることができる。なお、印刷部23としては、例えばサーマルヘッドとプラテンローラとを備え、サーマルヘッドとプラテンローラとの間にラベル原反21を挟持搬送して印字を施す感熱方式の印字機構や、インクをノズルから吐出して印字を施すインクジェット式の印字機構を用いることができる。
型抜き部24は、図3(a)に示すように、印刷部23から送られてくるラベル原反21のラベル基材および粘着剤12に対し、ラベル部11を切り離す一対のラベル用切り込み31を所定間隔で形成して2列のラベル部11を連続的に型抜きすると共に、幅方向に形成される一対のラベル用切り込み31の間に、ラベル原反21のセパレータ帯状体を左右に切り離す把持部形成用切り込み32を形成する。ラベル用切り込み31によってラベル部11から切り離されたラベル基材がカス部25となる。
把持部形成用切り込み32は、ラベル原反21のラベル基材、粘着剤12およびセパレータ帯状体を全カットする切り込みであり、セパレータ13の把持部13bを形成するために、矢印で示すラベル原反21の走行方向の上流側と下流側とで幅方向の異なる位置に形成される第1切り込み部32aおよび第2切り込み部32bと、第1切り込み部32aと第2切り込み部32bとを接続する第3切り込み部32cとからなる。なお、本実施の形態では、把持部形成用切り込み32を直角に折れ曲がるクランク形状、すなわち第1切り込み部32aと第2切り込み部32bとをラベル原反21の走行方向に平行な直線状に、且つ第3切り込み部32cをラベル原反21の走行方向に直交する直線状に形成するように構成したが、第1切り込み部32a、第2切り込み部32bおよび第3切り込み部32cを曲線状に形成するようにしても良い。
なお、型抜き部24としては、図4に示すように、ラベル用切り込み31を形成するダイカット刃311および把持部形成用切り込み32を形成するダイカット刃321が周面に設けられたダイカットローラ33と、図示しない受けローラとからなるロータリー式ダイカット装置を用いることができ、また、ラベル用切り込み31を形成するダイカット刃311および把持部形成用切り込み32を形成するダイカット刃321が設けられた平板状の抜き型部と、受け部とからなる打ち抜き式ダイカット装置を用いるようにしても良い。
剥離ローラ26は、型抜き部24から送られてくるラベル原反21から型抜き部24によってラベル部11から切り離されたカス部25をセパレータ帯状体から遠ざかる方向に転向させることで、カス部25をラベル原反21から剥離する剥離手段であり、剥離ローラ26によって剥離されたカス部25は、案内ローラ29経由でカス巻き取り部27に巻き取られる。なお、剥離手段として剥離ローラ26の代わりにカス部25を転向させる剥離板を用いても良い。
剥離ローラ26によってカス部25が剥離されたラベル原反21は、図3(b)に示すように、型抜き部24によって型抜きされた2列のラベル部11が間隔をおいてセパレータ帯状体に仮着されているラベル連続体となり、切断部28を用いて矢印で示すラベル原反21の走行方向に並んだラベル部11間のカット位置Cでセパレータ帯状体を切断することで、図3(c)に示すように、把持部13bが形成されたセパレータ13の一側片が互いに対向した2列の保護ラベル1が同時に製造されることになる。なお、切断部28としては、ロータリーカッタ、ギロチンカッタ等を用いることができる。また、第1の実施の形態では、保護ラベル1を2列製造する製造装置2を示したが、保護ラベル1を4以上の偶数列製造するようにしても良い。
以上説明したように、第1の実施の形態によれば、被着面と略同一形状を有し、被着面の表示内容の視認性を確保できる透明性を有するラベル部11と、ラベル部11の裏面に塗布され、被着面の表示内容の視認性を確保できる透明性を有する粘着剤12と、ラベル部全面が粘着剤によって仮着された矩形形状部13aと当該矩形形状部13aの一側辺から延出して形成された把持部13bとからなるセパレータ13とで構成することにより、セパレータ13に形成された把持部13bによって、ラベル部11とセパレータ13とを簡単に見分けることができるため、セパレータ13に識別用のラベルを貼付する等の製造工程とは別工程の作業を行うことなく、表裏の見分けを簡単に行うことができる構成を実現でき、製造効率を向上させ、コストダウンを計ることができると共に、品質を均一にすることができるという効果を奏する。
さらに、第1の実施の形態によれば、セパレータ13を、把持部13bを含む仮想矩形14から把持部13bと同一形状の切り落とし部15を切り落とした形状とすることにより、同一構成の保護ラベル1を2列製造することができ、製造効率をさらに向上させ、コストダウンをさらに計ることができるという効果を奏する。
さらに、第1の実施の形態によれば、把持部13bの裏面側に裏面印刷16を施すように構成することにより、セパレータ13に形成された把持部13bの視認が容易になり、ラベル部11とセパレータ13とをさらに簡単に見分けることができるという効果を奏する。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明に係る保護ラベルの第2の実施の形態の構成を示す図であり、(a)は、平面図であり、(b)は、(a)に示すY−Y’断面図である。図6は、図5に示す保護ラベルを製造する製造装置の構成を示す概略側面図である。
第2の実施の形態の保護ラベル10は、図5を参照すると、貼付用透明フィルムであるラベル部11と、ラベル部11の外周を覆い、表面に表面印刷17が施された外枠部18とが、粘着剤12によって、セパレータ19に仮着されている。なお、表面印刷17は、ユーザが外枠部18を認識することができるように設けられたものであり、ベタ印刷であっても、文字等の案内表記であっても良い。
保護ラベル10を製造する製造装置2aは、図6を参照すると、帯状のラベル原反21が装着されるラベル原反供給部22と、ラベル原反供給部22から供給されるラベル原反21のラベル基材表面に印刷を施す印刷部23aと、印刷部23aによって印刷が施されたラベル原反21のラベル基材にラベルの型抜きを施す型抜き部24aと、ラベル原反21を切断して保護ラベル10を形成する切断部28とを備えている。なお、第1の実施の形態で説明した製造装置2と同一の構成には、同一の符号を付して説明を省略する。
印刷部23aは、ラベル原反供給部22から供給されるラベル原反21のラベル基材表面における外枠部18が形成される箇所に印刷を施す印刷手段であり、その他の構成は、第1の実施の形態の印刷部23と同一の構成を有している。
型抜き部24aは、第1の実施の形態のように把持部形成用切り込み32を形成することなく、印刷部23aから送られてくるラベル原反21のラベル基材および粘着剤12に対し、ラベル部11と外枠部18とを切り離すラベル用切り込み31のみを所定間隔で形成してラベル部11を連続的に型抜きする。
印刷部23aによって外枠部18が形成される箇所に印刷を施され、型抜き部24aによってラベル部11と外枠部18とが切り離されたラベル原反21を、切断部28を用いてラベル原反21の走行方向に並んだラベル部11間を全カットすることで、保護ラベル10が製造される。なお、製造装置2aは、把持部形成用切り込み32を形成する必要がないため、単列生産でも、多列生産でも対応することができる。
以上説明したように、第2の実施の形態によれば、被着面と略同一形状を有し、被着面の表示内容の視認性を確保できる透明性を有するラベル部11と、ラベル部11の外周を覆い、表面に表面印刷17が施された外枠部18と、ラベル部11および外枠部18の裏面に塗布され、被着面の表示内容の視認性を確保できる透明性を有する粘着剤12と、ラベル部11および外枠部18が粘着剤によって仮着されたセパレータ19とで構成することより、外枠部18を視認することがラベル部11を容易に特定することができるため、セパレータ19に識別用のラベルを貼付する等の製造工程とは別工程の作業を行うことなく、さらに、セパレータ19の裏面から印刷を行う特殊な印刷工程と、カス部25を剥離する剥離工程と省略した製造工程で、表裏の見分けを簡単に行うことができる構成を実現でき、製造効率を向上させ、コストダウンを計ることができると共に、品質を均一にすることができるという効果を奏する。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
本発明に係る保護ラベルの第1の実施の形態の構成を示す図であり、(a)は、平面図であり、(b)は、(a)に示すX−X’断面図である。 図2は、図1に示す保護ラベルを製造する製造装置の構成を示す概略側面図である。図である。 図1に示す保護ラベルの製造工程を説明するための平面図である。 図1に示す型抜き部の構成例を示す斜視図である。 本発明に係る保護ラベルの第2の実施の形態の構成を示す図であり、(a)は、平面図であり、(b)は、(a)に示すY−Y’断面図である。 図5に示す保護ラベルを製造する製造装置の構成を示す概略側面図である。
符号の説明
1 保護ラベル(第1の実施の形態)
10 保護ラベル(第2の実施の形態)
2 製造装置
2a 製造装置
11 ラベル部
12 粘着剤
13 セパレータ
13a 矩形形状部
13b 把持部
14 仮想矩形
15 切り落とし部
16 裏面印刷
17 表面印刷
18 外枠部
19 セパレータ
21 ラベル原反
22 ラベル原反供給部
23 印刷部
23a 印刷部
24 型抜き部
24a 型抜き部
25 カス部
26 剥離ローラ
27 カス巻き取り部
28 切断部
29 案内ローラ
31 ラベル用切り込み
32 把持部形成用切り込み
32a 第1切り込み部
32b 第2切り込み部
32c 第3切り込み部

Claims (5)

  1. 被着面に貼付し、当該被着面を保護する保護ラベルであって、
    前記被着面と略同一形状を有し、前記被着面の表示内容の視認性を確保できる透明性を有するラベル部と、
    該ラベル部の裏面に塗布され、前記被着面の表示内容の視認性を確保できる透明性を有する粘着剤と、
    前記ラベル部全面が前記粘着剤によって仮着された矩形形状部と当該矩形形状部の一側辺から延出して形成された把持部とからなるセパレータとを具備することを特徴とする保護ラベル。
  2. 前記セパレータは、前記把持部を含む仮想矩形から前記把持部と同一形状の切り落とし部を切り落とした形状であることを特徴とする請求項1記載の保護ラベル。
  3. 前記把持部には、裏面側から印刷が施されていることを特徴とする請求項1又は2記載の保護ラベル。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の保護ラベルを製造する製造方法であって、
    前記ラベル部を形成するための帯状のラベル基材が、当該ラベル基材の裏面に塗布された前記粘着剤によって、前記セパレータを形成するためのセパレータ帯状体に仮着されている帯状のラベル原反を走行させ、
    前記ラベル基材および前記粘着剤に対し、前記ラベル部を切り離す一対のラベル用切り込みを所定間隔で形成して2列の前記ラベル部を連続的に型抜きすると共に、前記ラベル基材、前記粘着剤および前記セパレータ帯状体に対し、前記セパレータ帯状体を左右に切り離して前記把持部を左右それぞれに形成するための把持部形成用切り込みを形成し、
    前記ラベル用切り込みによって前記ラベル部から切り離された前記ラベル基材をカス部として前記ラベル原反から剥離し、
    前記ラベル原反の走行方向に並んだ前記ラベル部間で前記セパレータ帯状体を切断することで、前記把持部が形成された前記セパレータ一側片が互いに対向した2列の前記保護ラベルを同時に製造することを特徴とする製造方法。
  5. 被着面に貼付し、当該被着面を保護する保護ラベルであって、
    前記被着面と略同一形状を有し、前記被着面の表示内容の視認性を確保できる透明性を有するラベル部と、
    該ラベル部の外周を覆い、表面に表面印刷が施された外枠部と、
    前記ラベル部および前記外枠部の裏面に塗布され、前記被着面の表示内容の視認性を確保できる透明性を有する粘着剤と、
    前記ラベル部および前記外枠部が前記粘着剤によって仮着されたセパレータとを具備することを特徴とする保護ラベル。
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