JP2008027772A - 陰極線管及び表示装置 - Google Patents

陰極線管及び表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008027772A
JP2008027772A JP2006199831A JP2006199831A JP2008027772A JP 2008027772 A JP2008027772 A JP 2008027772A JP 2006199831 A JP2006199831 A JP 2006199831A JP 2006199831 A JP2006199831 A JP 2006199831A JP 2008027772 A JP2008027772 A JP 2008027772A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cathode
support member
ray tube
structures
assembly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006199831A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Fujii
宏治 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MT Picture Display Co Ltd
Original Assignee
MT Picture Display Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MT Picture Display Co Ltd filed Critical MT Picture Display Co Ltd
Priority to JP2006199831A priority Critical patent/JP2008027772A/ja
Publication of JP2008027772A publication Critical patent/JP2008027772A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

【課題】高周波数の映像信号を劣化させずに陰極構体に供給して、ハイビジョン映像などを高画質で表示する。
【解決手段】電子銃において、絶縁材料からなる一体構造の支持部材30が一直線上に順次配置された第1〜第3の陰極構体20R,20G,20Bを保持している。支持部材の第1陰極構体と第2陰極構体との間の領域、及び、支持部材の前記第2陰極構体と第3陰極構体との間の領域のうちの少なくとも一方に、少なくとも一つの貫通孔が形成されている。これにより、隣り合う陰極構体間で発生する静電容量を低減することができるので、高周波数の映像信号を劣化させずに陰極構体に供給することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、陰極線管、及び陰極線管を用いた表示装置に関する。
陰極線管について、その構造、及び、その動作原理について簡単に説明する。図6は代表的な陰極線管の断面図である。陰極線管は、フェースパネル16とファンネル15とが接合されてなり、内部が1×10-5Pa以下の高真空状態に保持されたガラス製のバルブを備える。バルブの内部には、電子銃11、内部磁気シールド17、シャドウマスク18等が封入されている。電子銃11は、ファンネル15のネック部12内に収納され、フェースパネル16の内面に形成されたスクリーン面19に向かって水平方向に一列配置された3電子ビームを発射する。内部磁気シールド17は、3電子ビームを外部磁界から遮蔽する。シャドウマスク18は、3電子ビームを選択的に通過させる多数の電子ビーム通過孔が形成された板状の金属板からなり、スクリーン面19に対向して配置される。ファンネル15の外側には、コンバーゼンスヨーク13、及び、3電子ビームを水平方向及び垂直方向に偏向させる偏向ヨーク14が取り付けられている。電子銃11の末端(スクリーン面19とは反対側端)に搭載された3つの熱陰極から取り出された3電子ビームは、電子銃11内に形成される電子レンズによってスクリーン面19に形成された蛍光面上に収束され、且つ、偏向ヨーク14によってスクリーン面19を順次走査することで、スクリーン面19に映像が形成される。
熱陰極を含む陰極構体について、簡単に説明する。図7は代表的な陰極構体の一部切り欠き斜視図である。陰極構体20は、ヒーター23を収納した略円筒状の金属製のスリーブ21と、スリーブ21の外側面を取り囲むように配置された略円筒状の陰極保持部材22とを備える。略円筒状のスリーブ21と略円筒状の陰極保持部材22とはほぼ同心円状に配置されている。スリーブ21の上面には、実際に電子を放出するエミッタ24が塗布により形成されている。スリーブ21及び陰極保持部材22はエミッタ24と電気的に同電位である。
電子銃11は、赤(R),緑(G),青(B)に対応する3電子ビームを放出するために3つの陰極構体20を備える。RGBの3つの映像信号は互いに電気的に分離されている必要があるので、3つの陰極構体20は互いに電気的に絶縁されていなければならない。
具体的には、図8に示すように、セラミックやガラスなどの絶縁材料からなる一体構造の共通の支持部材30に、3つの陰極構体20R,20G,20Bが互いに絶縁された状態でこの順に一直線上に配置されている。3つの陰極構体20R,20G,20Bは板状の支持部材30を貫通して支持部材30に保持されている。3つの陰極構体20R,20G,20Bは、順に赤(R),緑(G),青(B)用の3電子ビームを放出する。このようにして保持された3つの陰極構体20R,20G,20Bは電子銃11に搭載される。
陰極線管を動作させる場合、3つの陰極構体20R,20G,20Bには赤、緑、青のそれぞれに対応した映像信号が入力される。映像信号の周波数が低い場合は、所望の映像信号が陰極構体20R,20G,20Bに正しく伝達される。ところが、ハイビジョン映像などに対応した高周波数の映像信号が入力される場合、各部で発生する浮遊容量成分によって映像信号が劣化し、所望の映像信号が陰極構体20R,20G,20Bに正しく伝達されないときがある。浮遊容量成分が発生する箇所としては、陰極線管を搭載する映像装置の回路基板上の配線や電子銃の電極構造部分などが挙げられる。特に電子銃の電極構造部分で発生する浮遊容量成分の静電容量は極めて大きく、主要なものとして、陰極構体20R,20G,20Bとこれらに最も近いG1電極(図示せず)との間で発生する容量成分や、隣り合う陰極構体間(例えば陰極構体20Rと陰極構体20Gとの間)で発生する容量成分などがある。
陰極構体とG1電極との間で発生する容量成分の静電容量を低減するための手法は従来より多数提案されている(例えば特許文献1参照)。これに対して、隣り合う陰極構体間で発生する容量成分については、従来からほとんど注目されることがなく、従ってこの静電容量を低減する具体的な手法もほとんど提案されていない。しかしながら、電子銃の構造によっては、陰極構体とG1電極との間の静電容量よりも、隣り合う陰極構体間の静電容量のほうが大きい場合もあり、このような場合は隣り合う陰極構体間の静電容量が映像信号を劣化させる主原因となる。
特開平10−308186号公報
本発明は、隣り合う陰極構体間で発生する容量成分を低減することにより、高周波数の映像信号を劣化させずに陰極構体に供給することができ、その結果、ハイビジョン映像などを高画質で表示できる陰極線管及び表示装置を提供することを目的とする。
本発明の陰極線管は、一直線上に順次配置された第1〜第3の陰極構体と、絶縁材料からなり、前記第1〜第3の陰極構体を保持する一体構造の支持部材とを備えた電子銃を含む。
本発明の第1の陰極線管では、前記支持部材の前記第1陰極構体と前記第2陰極構体との間の領域、及び、前記支持部材の前記第2陰極構体と前記第3陰極構体との間の領域のうちの少なくとも一方に、少なくとも一つの貫通孔が形成されている。
本発明の第2の陰極線管では、前記支持部材の前記第1陰極構体と前記第2陰極構体との間の領域、及び、前記支持部材の前記第2陰極構体と前記第3陰極構体との間の領域のうちの少なくとも一方に、前記第1〜第3の陰極構体にそれぞれ入力される陰極信号のいずれもが入力されない少なくとも一つの金属導電体が設けられている。
本発明の表示装置は、上記の本発明の第1又は第2の陰極線管を備える。
本発明によれば、陰極構体に供給される映像信号の劣化を抑制することができるので、高画質な映像を表示することができる。
本発明の陰極線管の基本的構成は、後述する3つの陰極構体を保持する支持部材の周辺構造を除いて特に制限はなく、例えば図6に示した従来の陰極線管と同じであってもよい。また、陰極構体も、特に制限はなく、例えば図7に示した従来の陰極構体と同じであってもよい。従って、従来と共通する部分については重複する説明を省略し、本発明に特有の構成を以下に具体的な実施形態を示しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は陰極構体20R,20G,20Bとこれを支持する支持部材30とからなる、本発明の実施の形態1に係る陰極支持構造体を示した斜視図である。図1に示すように、セラミックやガラスなどの絶縁材料からなる一体構造の共通の支持部材30に、3つの陰極構体20R,20G,20Bが互いに絶縁された状態でこの順に一直線上に配置されている。3つの陰極構体20R,20G,20Bは板状の支持部材30を貫通して支持部材30に保持されている。
図8に示した従来の陰極支持構造体と異なり、互いに隣り合う陰極構体20Rと陰極構体20Gとの間の支持部材30の領域に貫通孔31aが形成されており、互いに隣り合う陰極構体20Gと陰極構体20Bとの間の支持部材30の領域に貫通孔31bが形成されている。支持部材30の主面に対する法線方向に沿って見た貫通孔31a,31bの端縁形状は略矩形状である。
図1に示した本実施の形態1の陰極支持構造体及び図8に示した従来の陰極支持構造体のサンプルを5個製作し、互いに隣り合う陰極構体20Rと陰極構体20Gとの間、及び互いに隣り合う陰極構体20Gと陰極構体20Bとの間の静電容量を測定しそれらの平均値を求めた。その結果、本実施の形態1では静電容量の平均値は2.4pFであったのに対して、従来品は3.8pFであった。本実施の形態1では、従来品と比較すると、静電容量を約40%程度低減できた。
この理由を簡単に説明する。図2は本実施の形態1を示した図1において隣り合う一対の陰極構体20R,20G間の合成容量の等価回路図であり、図9は従来品を示した図8において隣り合う一対の陰極構体20R,20G間の合成容量の等価回路図である。本実施の形態1及び従来品のいずれにおいても、隣り合う一対の陰極構体20R,20Gは絶縁材料からなる支持部材30により支持されているから、一対の陰極構体20R,20G間にはコンデンサが形成される。図9に示す従来品では、一対の陰極構体20R,20G間に形成されるコンデンサの静電容量は、対向電極41R,41Gの面積S、絶縁層45の厚みD、絶縁層45の誘電率εを用いて、ε×S/Dで表現できる。つまり、絶縁層45(即ち支持部材30)の誘電率εが大きいほど静電容量が大きくなる。これに対して、図2に示す本実施の形態1では、一対の陰極構体20R,20G間に形成されるコンデンサは、対向電極42R,42Gの面積S/2、絶縁層45の厚みD、絶縁層45の誘電率εを用いて表現されるε×S/(D×2)の静電容量を有するコンデンサと、対向電極43R,43Gの面積S/2、真空層46の厚みD、真空層46の誘電率ε0を用いて表現されるε0×S/(D×2)の静電容量を有するコンデンサとの合成容量を有する。絶縁層45の誘電率εは真空層46の誘電率ε0よりも大きい(ε>ε0)から、一対の陰極構体20R,20G間に形成されるコンデンサの静電容量は、本実施の形態1の方が、従来品よりも小さい。
従って、本実施の形態1によれば、隣り合う陰極構体間で発生する静電容量が低減されているので、高周波数の映像信号を劣化させずに陰極構体に供給することができる。その結果、ハイビジョン映像などを高画質で表示できる。
図1では、2つの貫通孔31a,31bを設けた例を示したが、いずれか一方のみであってもよい。即ち、互いに隣り合う陰極構体20Rと陰極構体20Gとの間、及び互いに隣り合う陰極構体20Gと陰極構体20Bとの間のいずれか一方のみの支持部材30の領域に貫通孔が形成されていてもよい。
また、図1では互いに隣り合う一対の陰極構体の間に1つの貫通孔を設けた例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図3に示すように、互いに隣り合う陰極構体20Rと陰極構体20Gとの間の支持部材30の領域に2つの貫通孔32を形成し、互いに隣り合う陰極構体20Gと陰極構体20Bとの間の支持部材30の領域に2つの貫通孔32を形成しても良い。
また、図1及び図3では、貫通孔の端縁形状が矩形である場合を示したが、貫通孔の端縁形状はこれに限定されず、例えば、円、楕円、又は多角形など、どのような形状であってもよい。また、貫通孔の開口面積は、支持部材30の機械的強度を確保できる範囲で可能な限り大きい方が、形成されるコンデンサの静電容量を小さくすることができるので好ましい。
支持部材30に貫通孔を形成することは、上述の静電容量の低減以外に、以下の利点を有する。支持部材30の一方の面の、互いに隣り合う一対の陰極構体の間の領域に、貫通孔ではなく、局所的に厚みを薄くした凹部(例えば溝)を形成しても、隣り合う陰極構体間で発生する静電容量を低減することは可能である。ところが、凹部を形成した場合には、凹部の有無によって支持部材30の表裏を区別する必要が生じる。これに対して、貫通孔であれば、支持部材30の表裏を区別する必要がない。従って、電子銃の組み立て工程において、支持部材30の表裏を気にすることなく、支持部材30に陰極構体20R,20G,20Bを組み付けることができる。これにより、電子銃の製造ラインにおいて、支持部材30の表裏を判別して支持部材30を配列する繁雑な作業が不要になり、製造工程及び製造装置の簡略化が可能になる。
(実施の形態2)
図4は陰極構体20R,20G,20Bとこれを支持する支持部材30とからなる、本発明の実施の形態2に係る陰極支持構造体を示した斜視図である。図4に示すように、セラミックやガラスなどの絶縁材料からなる一体構造の共通の支持部材30に、3つの陰極構体20R,20G,20Bが互いに絶縁された状態でこの順に一直線上に配置されている。3つの陰極構体20R,20G,20Bは板状の支持部材30を貫通して支持部材30に保持されている。
図8に示した従来の陰極支持構造体と異なり、中央の陰極構体20Gの周囲は、板状の支持部材30を貫通する筒状の金属導電体35により取り囲まれている。金属導電体35には、3つの陰極構体20R,20G,20Bにそれぞれ入力される赤、緑、青に対応した映像信号のいずれも入力されていない。
このように、中央の陰極構体20Gを電気的にシールドする金属導電体35は以下の作用を奏する。陰極構体20Gに入力される緑に対応した映像信号を、陰極構体20Gと隣り合う陰極構体20R,20Bにそれぞれ入力される赤、青に対応した映像信号からの影響を少なくして電気的に安定化させることができるので、緑に対応した映像信号の劣化を抑制することができる。逆に、陰極構体20R,20Bにそれぞれ入力される赤、青に対応した映像信号を、陰極構体20R,20Bと隣り合う陰極構体20Gに入力される緑に対応した映像信号からの影響を少なくして電気的に安定化させることができるので、赤及び青に対応した映像信号の劣化を抑制することができる。このようにして、赤、緑、青に対応した各映像信号の相互間の影響を少なくして、映像信号の劣化を抑制できる。
金属導電体35を接地すると、更に強いシールド効果を得ることができる。但し、この場合には以下の注意を要する。即ち、金属導電体35を接地すると、隣り合う陰極構体間の静電容量を大幅に低減することができるが、陰極構体20R,20G,20Bとこれに最も近いG1電極との間で発生する容量成分の静電容量が増大する。なぜなら、一般的にG1電極は接地して使用される場合が多いため陰極構体と金属導電体との間の静電容量が大きくなることは、陰極構体とG1電極との間の静電容量が大きくなることを意味するからである。隣り合う陰極構体間の静電容量と、陰極構体とG1電極との間の静電容量とのバランスの観点から、陰極構体と金属導電体35との間の距離を適切に設定することが好ましい。具体的には、陰極構体20Rと陰極構体20Gとの間の中間位置、及び陰極構体20Gと陰極構体20Bとの間の中間位置に、金属導電体35が位置することが好ましい。即ち、図4に示すように、中央の陰極構体20Gの中心と外側の陰極構体20R(又は20B)の中心との間の距離をLとしたとき、中央の陰極構体20Gの中心から金属導電体35までの距離と、外側の陰極構体20R(又は20B)の中心から金属導電体35までの距離とがいずれもL/2であることが好ましい。
図4では、中央に位置する陰極構体20Gの周囲を、筒状の金属導電体35で取り囲む例を示したが、陰極構体が筒状の金属導電体で取り囲まれていなくても、本発明の上記の効果を得ることができる。例えば、図5に示すように、互いに隣り合う陰極構体20Rと陰極構体20Gとの間に金属導電体36aを設け、互いに隣り合う陰極構体20Gと陰極構体20Bとの間に金属導電体36bを設けてもよい。金属導電体36a,36bは、板状部材からなり、板状の支持部材30を貫通している。金属導電体36a,36bには、3つの陰極構体20R,20G,20Bにそれぞれ入力される赤、緑、青に対応した映像信号のいずれも入力されていない。金属導電体36a,36bは、3つの陰極構体20R,20G,20Bを相互にシールドして、赤、緑、青に対応した各映像信号の相互間の影響を少なくして、映像信号の劣化を抑制する。金属導電体36a,36bを接地する場合には、図4の場合と同様に、金属導電体36aは陰極構体20Rと陰極構体20Gとの間の中間位置に位置することが好ましく、金属導電体36bは陰極構体20Gと陰極構体20Bとの間の中間位置に位置することが好ましい。即ち、図5に示すように、中央の陰極構体20Gの中心と外側の陰極構体20R(又は20B)の中心との間の距離をLとしたとき、中央の陰極構体20Gの中心から金属導電体36a(又は36b)までの距離と、外側の陰極構体20R(又は20B)の中心から金属導電体36a(又は36b)までの距離とがいずれもL/2であることが好ましい。
陰極構体をシールドする効果の観点からは、図5の金属導電体36a,36bよりも図4の陰極構体20Gを取り囲む金属導電体35の方が好ましい。
図5では、2つの金属導電体36a,36bを設けた例を示したが、いずれか一方のみであってもよい。即ち、互いに隣り合う陰極構体20Rと陰極構体20Gとの間、及び互いに隣り合う陰極構体20Gと陰極構体20Bとの間のいずれか一方のみに金属導電体を設けてもよい。
実施の形態1,2では陰極線管について説明したが、本発明はこの陰極線管を備えた表示装置にも適用することができる。ここで、表示装置とは、具体的には、陰極線管を用いたTV受像装置、コンピューター用ディスプレイ装置などを例示できる。
本発明の利用分野は特に制限はなく、陰極構体に供給される映像信号の劣化が抑制され、高画質な映像を表示できる陰極線管及び表示装置として広く利用することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る陰極線管において、3つの陰極構体が支持部材に保持された陰極支持構造体を示した斜視図である。 図2は、図1に示した陰極支持構造体において、隣り合う一対の陰極構体間の等価回路を示した図である。 図3は、本発明の実施の形態1に係る陰極線管において、3つの陰極構体が支持部材に保持された別の陰極支持構造体を示した斜視図である。 図4は、本発明の実施の形態2に係る陰極線管において、3つの陰極構体が支持部材に保持された陰極支持構造体を示した斜視図である。 図5は、本発明の実施の形態2に係る陰極線管において、3つの陰極構体が支持部材に保持された別の陰極支持構造体を示した斜視図である。 図6は、陰極線管の一例の概略構成を示した断面図である。 図7は、陰極構体の一例の一部切り欠き斜視図である。 図8は、従来の陰極線管において、3つの陰極構体が支持部材に保持された陰極支持構造体を示した斜視図である。 図9は、図8に示した陰極支持構造体において、隣り合う一対の陰極構体間の等価回路を示した図である。
符号の説明
11 電子銃
12 ネック部
13 コンバーゼンスヨーク
14 偏向ヨーク
15 ファンネル
16 フェースパネル
17 内部磁気シールド
18 シャドウマスク
19 スクリーン面
20,20R,20G,20B 陰極構体
21 スリーブ
22 陰極保持部材
23 ヒーター
24 エミッタ
30 支持部材
31a,31b,32 貫通孔
35,36a,36b 金属導電体
41R,41G,42R,42G,43R,43G 対向電極
45 絶縁層
46 真空層

Claims (6)

  1. 一直線上に順次配置された第1〜第3の陰極構体と、絶縁材料からなり、前記第1〜第3の陰極構体を保持する一体構造の支持部材とを備えた電子銃を含む陰極線管であって、
    前記支持部材の前記第1陰極構体と前記第2陰極構体との間の領域、及び、前記支持部材の前記第2陰極構体と前記第3陰極構体との間の領域のうちの少なくとも一方に、少なくとも一つの貫通孔が形成されていることを特徴とする陰極線管。
  2. 前記支持部材の前記第1陰極構体と前記第2陰極構体との間の領域、及び、前記支持部材の前記第2陰極構体と前記第3陰極構体との間の領域に、少なくとも一つの貫通孔がそれぞれ形成されている請求項1に記載の陰極線管。
  3. 一直線上に順次配置された第1〜第3の陰極構体と、絶縁材料からなり、前記第1〜第3の陰極構体を保持する一体構造の支持部材とを備えた電子銃を含む陰極線管であって、
    前記支持部材の前記第1陰極構体と前記第2陰極構体との間の領域、及び、前記支持部材の前記第2陰極構体と前記第3陰極構体との間の領域のうちの少なくとも一方に、前記第1〜第3の陰極構体にそれぞれ入力される陰極信号のいずれもが入力されない少なくとも一つの金属導電体が設けられていることを特徴とする陰極線管。
  4. 前記第1〜第3の陰極構体のうちの少なくとも一つの周囲が前記金属導体によって取り囲まれれている請求項3に記載の陰極線管。
  5. 前記少なくとも一つの金属導体は接地されている請求項3又は4に記載の陰極線管。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の陰極線管を備えた表示装置。
JP2006199831A 2006-07-21 2006-07-21 陰極線管及び表示装置 Withdrawn JP2008027772A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006199831A JP2008027772A (ja) 2006-07-21 2006-07-21 陰極線管及び表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006199831A JP2008027772A (ja) 2006-07-21 2006-07-21 陰極線管及び表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008027772A true JP2008027772A (ja) 2008-02-07

Family

ID=39118191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006199831A Withdrawn JP2008027772A (ja) 2006-07-21 2006-07-21 陰極線管及び表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008027772A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10223159A (ja) カラー陰極線管
JP2008027772A (ja) 陰極線管及び表示装置
JP2000200561A (ja) 陰極線管
JP2000357478A (ja) 陰極線管における信号取出し電極の取り付け方法および陰極線管における信号取り出し方法並びに陰極線管
CN1316540C (zh) 具有聚焦荫罩和带有改进边界框的支撑框架组件的阴级射线管
CN1261965C (zh) 阴极射线管的电子枪
KR100839417B1 (ko) 음극선관용 편향 장치
US7355332B2 (en) Cathode ray tube
KR100316102B1 (ko) 칼라음극선관용 전자총 지지체
JP2000182542A (ja) ネック部を有するファンネル及びこれを採用した陰極線管
KR100761144B1 (ko) 음극선관
JPH11154473A (ja) 陰極線管
JP2000149815A (ja) カラー陰極線管
KR20030066209A (ko) 블록형 평판전극구조의 음극선관
JPH11176348A (ja) 電子銃構体及びこの電子銃構体を備えたカラー受像管
JP2000057968A (ja) 偏向ヨークおよびカラー陰極線管装置
KR20030087391A (ko) 칼라 음극선관
JPH01232642A (ja) 陰極線管
KR20030074179A (ko) 음극선관 및 영상 표시장치
KR20060008757A (ko) 전장을 축소한 브라운관
JP2000021329A (ja) 陰極線管
JPH0684480A (ja) 陰極線管
KR20020021479A (ko) 음극선관
KR20000038621A (ko) 음극선관의 전자총
KR20090058302A (ko) 음극선관용 전자총

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20091006