JP2008021697A - 熱分散型放熱器 - Google Patents
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Abstract
【課題】平板に取付けられた複数の半導体素子等の発熱体の発熱を平板全体に分散させて低温度差でより効率よく放熱を行うことのできる熱分散型放熱器を提供する。
【解決手段】高熱伝導性材から形成され、内部に複数の直線状の細孔を分散して平行に配設した細孔列を有する平板状の基板と、この基板の細孔列内に封入される2相凝縮性の熱輸送作動液と、前記細孔列の各細孔を上下両端において連通する上部ヘッダおよび下部ヘッダと、この上部ヘッダと下部ヘッダを基板の外側に引き出して連結する戻り管と、この戻り管に取付けられた放熱フィンとを設け、戻り管からも放熱できるようにする。
【選択図】図1
【解決手段】高熱伝導性材から形成され、内部に複数の直線状の細孔を分散して平行に配設した細孔列を有する平板状の基板と、この基板の細孔列内に封入される2相凝縮性の熱輸送作動液と、前記細孔列の各細孔を上下両端において連通する上部ヘッダおよび下部ヘッダと、この上部ヘッダと下部ヘッダを基板の外側に引き出して連結する戻り管と、この戻り管に取付けられた放熱フィンとを設け、戻り管からも放熱できるようにする。
【選択図】図1
Description
この発明は、半導体装置等の発熱密度の高い発熱体の冷却に適した熱分散型放熱器に関する。
半導体装置は高集積化、高出力化に伴って損失が増加し、ますます発熱量が増大する傾向にあるので、これを効果的に冷却することが必要となる。
半導体装置の発生損失が数Wレベルまでは半導体装置の表面からの自然放熱でもよいが、数十Wレベルでは、これまで図5に示すようにアルミニウム等の高熱伝導性材料で構成された基板51に放熱フィン52を多数取り付けて構成した放熱器50を用いるようにしていた。この放熱器50を半導体装置などの発熱体1に結合し、発熱体1の熱をこの放熱器50へ伝達し放熱フィン52から大気中への放熱することにより発熱体の熱の放熱が促進される。また、半導体装置などの発熱体の損失が数十W以上のレベルとなった場合は、この放熱器50に電動ファン60により送風することにより放熱(冷却)効果をさらに向上させるようにするのが一般的である。
半導体装置の出力がさらに増大し、または実装密度が高密度化することにより、放熱器にさらに高い単位面積あたりの放熱量が要求されるが、この場合は、一般に、図6に示すように、放熱器50に設ける櫛歯状の放熱フィン52aの間隔を可能な限り小さくしたり、図7に示すように、放熱フィン52bを格子状にしたりするにより、放熱フィン52の放熱面積を増大させて放熱(冷却)効果を高め、半導体装置の温度上昇を抑制するようにしている。
このような放熱器の放熱(冷却)性能は次の(1)式の関係にある。
放熱器の温度上昇ΔT[K]=熱抵抗R[K/W]×発熱量Q[W] ・・・(1)
ここで、熱抵抗R[K/W]は、次の(2)式で示すことができる。
ここで、熱抵抗R[K/W]は、次の(2)式で示すことができる。
熱抵抗R[K/W]=1/(放熱面積A[m2]×熱伝達率h[W/m2K]×フィン効率η)
・・・(2)
半導体装置等の発熱体1の発熱量Qが大きい場合、放熱器の温度上昇を抑制するには、放熱面積Aを大きくして、熱抵抗Rを小さくすることが必要であるため、図5に示す放熱器50の幅または長さを大きくすればよいのであるが、放熱器の基板51の熱抵抗により発熱体1の取付け部近傍と基板の端部との温度差は、放熱器の幅および長さを増加させるにしたがって大きくなるので、必ずしも、放熱器50の表面積拡大に比例して放熱器の温度上昇が低減されるものではない。
・・・(2)
半導体装置等の発熱体1の発熱量Qが大きい場合、放熱器の温度上昇を抑制するには、放熱面積Aを大きくして、熱抵抗Rを小さくすることが必要であるため、図5に示す放熱器50の幅または長さを大きくすればよいのであるが、放熱器の基板51の熱抵抗により発熱体1の取付け部近傍と基板の端部との温度差は、放熱器の幅および長さを増加させるにしたがって大きくなるので、必ずしも、放熱器50の表面積拡大に比例して放熱器の温度上昇が低減されるものではない。
このため、発熱体1で発生した熱を放熱器基板51の全面に低温度差で分散する手段が必要である。このような狙いに沿った図8に示すような熱分散型放熱器が既に特許文献1に提示されている。
この図8の放熱器は、アルミニウム等の高熱伝導性の金属で形成された櫛歯状放熱フィン52を有する放熱器50の基板51内に設けた細孔内に2相凝縮性作動液を封入して形成したヒートパイプ7を複数分散して配設し、基板51の一部に結合された半導体素子等の発熱体1から発生する熱をこのヒートパイプ7により基板51の全体に分散させて放熱フィン52に伝達するようにしたものである。これにより実効的な放熱器の放熱面積が拡大し、大気に対して低温度差での放熱が行えるようになり、放熱効果が高まる。
また、特許文献2には、図9に示すような、金属平板61の内部に細孔62を複数並べて細孔列を形成し、この細孔列の各細孔を上下両端においてヘッダ流路63により連通したうえで、細孔62列内に相変化により熱の輸送を行う2相凝縮性の作動液65を適量封入して構成した平板状ヒートパイプ60が開示されている。この平板状ヒートパイプ60は、極めて細い細孔列と細孔列を両端で連通させるヘッダ流路とにより、作動液の軸方向での振動現象と緩やかな循環を行わせることにより熱を輸送するものであるため、ヘッダ流路も細孔列の各細孔と同様に細い孔で構成される。この構成では、作動液に振動現象を生じさせて熱輸送を行い、単純な細管ヒートパイプに比べて熱輸送能力が増大するため、平板61内に形成された細孔列により形成されたヒートパイプにより半導体装置等の発熱体1から発生された熱を平板61の全体に拡散することができ平板61全体の温度分布を均一化でき、温度上昇を抑制でき、比較的大きな発熱量の大きな発熱体の放熱に対応可能となる。
しかし、半導体装置の発熱量がさらに増大し、20W/cm2レベルを超えると、前記のような放熱器では対応が難しくなり、沸騰型熱分散基板を採用した熱分散型放熱器が特許文献3などにより提案されている。
これは、熱分散基板の内部に封入した作動液の沸騰・凝縮による熱輸送を主たる熱輸送原理としたもので、熱分散基板で熱をプレート全体に分散し、このプレートに結合された放熱フィンから放熱するので、効率よく放熱することが可能となる。
また、特許文献4には、図10に示すような並列ループ型熱分散放熱器が示されている。これは、基板21の内部に細孔を多数の並列に並べた細孔列22と、この細孔列22の各細孔の上下両端で連通する上部ヘッダ24および下部ヘッダ25を形成して、作動液17を封入して構成される。発熱体である半導体モジュール1で発生した熱は並列ループ型熱分散放熱器20の作動液17に吸収される。この熱により作動液7は沸騰し、急激に蒸気泡を発生する。蒸気泡は並列細孔22内の加熱部近傍でランダムに発生するが。相互に干渉して、膨張、凝縮を繰り返し、作動液17は細孔列22を上下に移動し熱輸送を行う。このように作動液に吸収される熱量が少ない場合には、作動液体17は並列細孔22を上下に移動(振動)することにより熱輸送を行うが、吸収される熱量が大きくなると上昇流が発生し、上部ヘッダ24および戻り流路23を経由して下降流となり、下部ヘッダ25を経由して半導体モジュール1の取り付けられた加熱部に還流される。
特開2001−156229号公報(2〜4頁、図1)
特開平04−260791号公報
特開平11−132592号公報
特開2005−229102号公報
このように、半導体装置の高集積化と実装密度増加に対応して、単位面積あたりの放熱量が20W/cm2レベルを超える場合、沸騰型熱分散基板を組み込んだ熱分散型放熱器が採用されているが、この放熱器にも放熱量の限界があり、吸収された熱量が放熱される熱量を超えると半導体モジュール1の温度が上昇し、半導体モジュールの許容温度を超えることになる。
高密度で発生される熱の放熱方法として水冷方式をとることもできるが、電気的装置に適用する場合は、電気部品の絶縁手段の追加設置、冷却水循環系の漏洩防止構造、冷却水循環ポンプの信頼性確保のための冗長化、水と空気の熱交換器設置などが必要となり、空気冷却器と比べ信頼性の低下や、価格の高騰を招く欠点がある。
このように、従来の空冷式および水冷式放熱器における問題点に鑑みて、本発明は、熱拡散性能の制限を解消するため、発熱体の熱を放熱器の全体に拡散し低温度差でより効率よく放熱を行うことができるように改良した熱分散型放熱器を提供することを課題とするものである。
この課題を解決するため、この発明は、高熱伝導性材から形成され、内部に複数の直線状の細孔を分散して平行に配設した細孔列を有する平板状の基板と、この基板の細孔列内に封入される2相凝縮性の熱輸送作動液と、前記細孔列の各細孔を上下両端において連通する上部ヘッダおよび下部ヘッダと、この上部ヘッダと下部ヘッダを基板の外側に引き出して連結する戻り管と、この戻り管に取付けられた放熱フィンとを備えることを特徴とするものである。
この発明において、前記戻り管を前記基板の外側において基板の一方の放熱フィンの取り付けられた面側へ曲げるようにすることができる。
この発明によれば、基板だけでなく、基板の外側に引き出した、上部ヘッダと下部ヘッダを連結する戻り管に放熱フィンを取り付けて、戻り管からも放熱できるように構成しているため、放熱器の放熱面積がより大きくなって、より低温度差で効率のよい放熱を行うことができることにより、小形で、放熱効率の高い熱分散型放熱器を提供することができる。
以下に、この発明の実施の形態を図に示す実施例について説明する
図1は、この発明の実施例1による熱分散型放熱器の構成を示す斜視図である。
図1において、21は、平板状の熱分散基板であり、その表面の一部に発熱体としての半導体モジュール1が装着され、裏面に多数の放熱フィン23が取り付けられている。熱分散基板1の内部には、直線的に上下方向に走る細孔を多数並列に分散配置して構成した細孔列22と、この細孔列22の上端および下端において各細孔を連通する上部ヘッダ24および下部ヘッダ25が設けられ、適量の2相凝縮性の熱輸送作動液17が封入されている。そして、上部ヘッダ24および下部ヘッダ25の両端からそれぞれ基板21の外側へ戻り管26が引き出され、この戻り間26により上、下ヘッダ24,25が相互に連通される。そして、これらの戻り管26には、多数の放熱フィン27を結合して、この戻り管26からも放熱を行うようにしている。
前記の細孔列22の各細孔の断面形状は、矩形状、円形あるいは長円形状の何れでもよく、このような細孔列22を有する基板は、熱伝導度の高い銅やアルミニウムなどを押し出し加工することによって容易にかつ安価に製作することができる。上部および下部のヘッダは、内部に両端に渡る直線的な溝を有する部材を基板21の上下端において溝を細孔列に向き合わせて気密的に結合することによって構成する。各ヘッダの両端の開口に戻り管26を気密的に結合することによって基板内部の全ての細孔列を気密的に連通させることができる。
熱分散基板21に放熱フィン23を取り付ける場合は、フィンを取り付ける側の面の表面に複数の溝加工を施し、放熱フィン23をこの溝に挿入して、カシメ加工あるいはろう付け加工することより固着するか、圧入加工により固着することにより機械的および熱的な結合を行う。
また、戻り管26と放熱フィン27とは、圧入加工あるいはろう付け加工により相互に機械的および熱的に結合される。
熱分散基板21、上部ヘッダ24、下部ヘッダ25および戻り管26は、熱伝導度の高い金属、例えば、銅やアルミニウムにより形成され、基板の内部の細孔列22等からなる空洞には適量の水や、炭化水素などの2相凝縮性の熱輸送作動液17が封入される。作動液17は、基板21の半導体モジュール1の取り付けられた受熱部分に液が接するように適量を封入する。基板21の内部に、予め真空排気した上で作動液17を封入するため、基板21の内部は常に作動液とその飽和蒸気で満たされることになる。
次に、このように構成された熱分散型放熱器の放熱動作を図3を参照して説明する。
熱分散基板21に取り付けられた半導体モジュール1はスイッチング動作時に供給電力の数%が損失となり、発熱する。例えば、20kWの電力が供給される場合、1kW程度の発熱が生じる。半導体モジュール1の基板の面積が、例えば50cm2である場合、発熱密度は20W/cm2となり、通常使用されているアルミニウム製の放熱体などでは、半導体素子の許容温度以下に放熱することが困難となる。そこで、半導体モジュール1の発熱を、熱分散基板21の内部の作動液7により基板21全体に分散させて放熱フィン23に伝え、大気中に放熱するとともに、上部ヘッダ24を経由して戻り管26に作動液を流す構造であるため、この戻り管26から放熱フィン27を経由して大気中へ放熱される。このように、基板21に取り付けた放熱フィン23および戻り管26に取り付けた放熱フィン27の両方の放熱フィンから広い表面積で放熱できるので、高密度の発熱であっても低温度差で効率よく放熱することができるようになる。
熱輸送動作は、以下に示す(1)〜(4)のサイクルとなる。
(1)半導体モジュール1で発生した熱が熱分散基板21へ伝達され、細孔列22の内壁から細孔列内に封入された作動液17へ伝わる。
(2)この熱により、作動液17が基板21の細孔列22内において加熱され、沸騰し蒸気となり、浮力により細孔内を上昇する。作動液17は、作動液自身の温度を上げるための顕熱と、蒸気となる際の気化潜熱相当の熱量を半導体モジュール1から吸収する。
(3)作動液17の蒸気は、上部ヘッダ24を経由して温度の低い戻り管26へ移動し、放熱フィン27から放熱して凝縮して液化する。
(4)戻り管26内で液化した作動液17は重力により戻り管26内を落下し、下部ヘッダ25を経由して、基板21内の細孔列22へ還流する。
(1)半導体モジュール1で発生した熱が熱分散基板21へ伝達され、細孔列22の内壁から細孔列内に封入された作動液17へ伝わる。
(2)この熱により、作動液17が基板21の細孔列22内において加熱され、沸騰し蒸気となり、浮力により細孔内を上昇する。作動液17は、作動液自身の温度を上げるための顕熱と、蒸気となる際の気化潜熱相当の熱量を半導体モジュール1から吸収する。
(3)作動液17の蒸気は、上部ヘッダ24を経由して温度の低い戻り管26へ移動し、放熱フィン27から放熱して凝縮して液化する。
(4)戻り管26内で液化した作動液17は重力により戻り管26内を落下し、下部ヘッダ25を経由して、基板21内の細孔列22へ還流する。
このようなサイクルで、作動液17が基板21および戻り管26で構成された閉回路内を相状態は変えながら循環することによって、半導体モジュール1で発生された熱が放熱器全体に輸送され分散される。このように放熱器全体に分散された熱が放熱フィン23および27によって大気中へ放熱されるので、低温度差での放熱ができ、放熱(冷却)効率が向上する。
この発明における熱分散基板21は、上部ヘッダ24および下部ヘッダ25によって熱分散基板21内の細孔列22内の多数の細孔が連通され、かつ上部ヘッダ24と下部ヘッダ25とが戻り管26によって連通されているため、前記のような作動液7の気液循環サイクルにより、半導体モジュール1で発生された熱を、これを吸収した作動液17の蒸気および液体が熱分散基板21内および戻り管26に分散移動することによって、基板21全体および戻り管26に分散させることができる。このため、半導体モジュール1から基板1の接触面に集中して伝わる熱が基板21および戻り管26へ分散された熱を、基板21の放熱フィン23および戻り管26の放熱フィン27によりより広い面積に拡散して大気中へ放熱するため、低温度差で放熱ができ、放熱(冷却)効率を向上することができる。そして、戻り管26に放熱フィン27が付け加わることによって放熱面積がより拡大し、放熱効率をより一層高めることができる。これにより、同一の容量の半導体モジュールに適用する場合は、放熱器全体を小形に構成することができる。
熱分散基板21に複数の半導体モジュール1を装着した場合に、各半導体モジュール間で発熱量の違いが生じた場合は、発熱量の大きい半導体モジュールの装着された部分において作動液の沸騰が活発となり、いわゆる沸騰熱伝達率が大きくなって熱抵抗が低下し、複数の半導体モジュール間の温度の均一化が図られる。
半導体モジュール1の容量が増大して、放熱フィン23、27からの自然放熱だけでは、半導体モジュール1の温度を許容温度に以下に保てない場合は、電動ファン12により、放熱フィンに冷却風を送り、強制冷却することも可能である。
図4にこの発明の実施例2による熱分散型放熱器20の構成を示す。
この実施例2の熱分散型放熱器20は、熱分散基板21の上部ヘッダ24、下部ヘッダ25を連通する戻り管26を、熱分散基板21の放熱フィン23を取り付けた面側へ、折り曲げて構成し、この戻り管26の折り曲げた部分に放熱フィン27を取り付けている。
このように構成すると、戻り管26に取り付ける放熱フィン27を、熱分散基板1に取り付けた放熱フィン23の高さの範囲に納めることができるとともに、基板21の両側への張り出しを抑えることができるので、放熱器全体の設置取り付け面積を縮小できる効果が得られる。
1:発熱体
20:熱分散型放熱器
21:基板
22:細孔列
23:放熱フィン
24:上部ヘッダ
25:下部ヘッダ
26:戻り管
27:放熱フィン
20:熱分散型放熱器
21:基板
22:細孔列
23:放熱フィン
24:上部ヘッダ
25:下部ヘッダ
26:戻り管
27:放熱フィン
Claims (2)
- 高熱伝導性材から形成され、内部に複数の直線状の細孔を分散して平行に配設した細孔列を有する平板上の基板と、この基板の細孔列内に封入される2相凝縮性の熱輸送作動液と、前記細孔列の各細孔を上下両端において連通する上部ヘッダおよび下部ヘッダと、この上部ヘッダと下部ヘッダを基板の外側において連結する戻り管と、この戻り管に取り付けられた放熱フィンとを備えることを特徴とする熱分散型放熱器。
- 請求項1の熱分散型放熱器において、前記戻り管を前記基板の外側において基板の一方の放熱フィンの取り付けられた面側へ曲げたことを特徴とする熱分散型放熱器。
Priority Applications (1)
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