JP2008018050A - 防煙垂壁 - Google Patents

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JP2008018050A JP2006192636A JP2006192636A JP2008018050A JP 2008018050 A JP2008018050 A JP 2008018050A JP 2006192636 A JP2006192636 A JP 2006192636A JP 2006192636 A JP2006192636 A JP 2006192636A JP 2008018050 A JP2008018050 A JP 2008018050A
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Ishiyuki Takai
石行 高井
Tadashi Aramaki
粛 荒巻
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Abstract

【課題】防煙垂壁を簡単かつ免震構造とし、施工性、安全性を向上する。
【解決手段】防煙垂壁1上端部に支持部位となるガラスブロック11を固着し、
吊下げフレーム3下方の開口部両側に防煙垂壁支持腕26を突出した回転グリップ27
を設け、回転グリップは、受座28内に嵌合して回転可能とし、自重により回転して吊下げフレームの支持ストッパー31上に支持される。
防煙垂壁上端部を該フレームの開口に押し込むと、図1(b)〜(c)のように回転グリップの支持腕は上方に押し上げられて開き、次いで図1(d)の状態で回転ブロックは自重により元の位置に復帰し、図1(e)のように支持腕がストッパー上に支持される。防煙垂壁の支持構造として、板バネなどにより防煙垂壁上端部を挿通して、その弾発力によって復帰させて支持する構造を採用することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、建築物の天井面から気流を遮断する障壁を垂下した構造により、火災時に発生する煙、有毒ガスが天井面に沿って流動することを抑制する防煙垂壁に関する。
建築基準法施行令(第126条2、及び3項)によれば、一定の基準以上の要件を満た
す建築物について、火災時の避難路の確保や、延焼防止、及び消火活動の円滑化を図る
為、建築物天井面から垂下した防煙垂壁を設けることが義務付けられている。
防煙垂壁は、その機能上不燃材で形成され、また視野を妨げない為にガラス材などが使
用されており、天井部から垂下して取り付けられる構造とされている。
それらの典型例を図5に示す。
天井部に対する支持構造は、強度のある梁材などにフレーム吊ボルト2を固定して、防煙垂壁(ガラス)吊下げフレーム3を水平に支持し、更に該吊下げフレームから適宜の間隔で防煙垂壁(ガラス)吊下げボルト4を垂下してガラス吊金具5を水平に支持する。
垂壁を構成するガラス板1は、安全のため網、又は線入りガラス板を使用し、その上縁をフレームの開口に嵌合し、下縁をガラス吊金具で支持し、さらにその外側を化粧材6で被覆して体裁を整える。
防煙垂壁の材質は、ガラスに限られないが、建築物の天井に沿って縦横に配置される構造上、不透明な材質であると視野を妨げて圧迫感を感じることとなり、また不体裁であるため、ガラス板が広く使用されている。
これらの板ガラスからなる防煙垂壁においては、天井に沿ってこれらの防煙垂壁が縦横に設置されていても透明であるため、圧迫感を感じないという利点があり、さらにガラスを支持するフレーム材や吊金具などの支持構造を細くして目立たなくすることによって広く普及している。
しかし、これらの構造は、地震等のように建築物全体が揺れると、吊り下げた支持構造とガラスとの間で生じる揺れモーメントを受けて、天井部近くの支持構造に応力が集中することとなり、破損する危険性がある。
さらに、建築物全体に生じる曲げや捻れは、上部フレーム、ガラス下部フレーム、ガラス吊金具などを介して ガラスに加わることとなるため、その変形に追従できないガラスが破損、落下する結果となる。
このような事態は、地震の際の比較的小規模な揺れでも生じる危険があり、ガラスの破片が落下、散乱して被害を一層拡大するおそれがある。
また、これらのガラス板からなる垂壁の組立作業においても、天井部にフレーム吊ボルトを固定して、フレームを水平に支持してのち、ガラス板を支持した状態でその上縁を該フレームの下向きのC字型の間隙に挿入し、その状態を維持したまま、ガラス吊金具をガラスの下縁にあてがってガラス吊下ボルトに対してガラス吊金具を固定しなければならない。これらの作業手順から明らかなように、防煙垂壁の組立作業は、少なくと二人以上で、しかも天井部近くの高い位置での作業となり、すこぶる困難を伴なうものであった。
このような防煙垂壁の取付け、組立作業を容易にするため、板ガラスからなる防煙垂壁をその上縁部で吊って支持する構造が提案されている(特開2005−6876号公報)。
その吊下げ構造によれば、図6に示すように、防煙垂壁を支持するバー本体(1)側に、吊元フック(2)を設け、垂れ壁材(3)の上端には、一又は複数箇所に吊下げフック(4)を有する固定部材(5)を設け、該吊下げフック(4)を、前記吊元フック(2)に、掛止・固定するものであり、さらに垂れ壁材(3)は固定部材(5)の接着剤
(6)と、バー本体(1)のバックアップ材(7)と、シーリング材(8)とで固定されるため、二段構えの安全性があるとしている。
しかしながら、このような板ガラス上端部から吊下げる支持構造においては、地震などによる揺れに対して支持部位に応力、荷重が集中するためこれらの掛止構造とこれらの間に介挿されるバックアップ材やシーリング材でこれらの荷重を緩衝、吸収することは困難であり、また、バックアップ材やシーリング材の施工を必要とするため取付け、組立作業は必ずしも容易ではない。
さらに、これらの支持構造は、上フレーム、ガラス下部フレーム、及びガラス吊金具などの支持部材がガラス板に密着する構造であるため寸法上のあそびがなく、ガラスが破損したり、支持構造と共に取替えなどの必要が生じたとき、ガラス板とその支持構造とはいずれも、厳密に原寸のとおりに合わせる必要が有る。ところがこれらの寸法規格は、一般に各製造元ごとに異なるため、部分的な取替えは困難であって、一般に支持構造を含めた垂壁全体を取替えることとなった。
特開2005−68766号公報 特公昭53−7543号公報
これらに対して、本発明は、
地震などにより建築物が揺れ、変形しても天井から吊り下げられた板ガラスなどからなる防煙垂壁に対する荷重や応力、衝撃などが緩和・低減され、損傷を回避可能ないわゆる免震・耐震構造とすること、施工性の向上、取り付け作業の際の安全性確保、取替え時の異なる寸法規格への対応及び省力化を達成することを課題とする。
本発明は、防煙垂壁を吊下げ支持するフレームにおいて、
該フレーム断面を下向きコの字型として、防煙垂壁上端を挿通する開口とし、
該開口両側より突出して防煙垂壁上端部を支持する防煙垂壁支持部を設け、該支持部を上方に向かう押圧力により開くと共に元の支持位置に復帰する弾発力又は自重による復帰機構を設けることにより、
防煙垂壁上端部を上記開口より挿通して該上端部支持位置を通過後に復帰した防煙垂壁支持部により防煙垂壁上端部を支持することを特徴とする、
防煙垂壁吊下げ支持フレームであり、
また、垂壁自体の支持構造として、
防煙垂壁上端縁に沿ってその両側に向けて弾発力を以って突出する掛止片を設けることにより、
下向きのコの字型断面として防煙垂壁上端部を挿通する開口を形成すると共に、その開口両端に相対して突出した防煙垂壁支持部を形成した防煙垂壁吊下げ支持フレームに対して、支持せしめることを特徴とする、
防煙垂壁であり、
さらに、下向きのコの字型断面として防煙垂壁上端部を挿通する開口を形成すると共に、その開口両端に相対して突出した支持端部を形成した防煙垂壁吊下げ支持フレームと、
防煙垂壁上端部に固着されると共に段差などからなる支持部を設けたガラスブロックを設けた防煙垂壁との間に介挿して防煙垂壁を支持する掛止片であって、
該ガラスブロックを囲うコの字型本体から延長して上記フレーム開口内に突出した防煙垂壁支持部に掛止する弾発力を具えた拡大部と内側に突出して防煙垂壁上端部の支持部を掛止する弾発力を具えた支承部とを形成した、ことを特徴とする防煙垂壁掛止片である。
さらに、具体的には上記防煙垂壁吊下げフレームにおいて、
上記防煙垂壁支持部を、該開口内方に向って突出して防煙垂壁を支持する支持腕を具えた回転グリップと該回転グリップをフレーム内壁に回転可能に支承する受座とから構成し、
回転グリップは、支持腕に向けて偏心する自重により開口内下方に回転すると共に該開口内に突出して設けられたストッパーにより防煙垂壁支持位置に支持される構成とし、
または、上記防煙垂壁支持フレームの防煙垂壁支持部として、
コの字型断面の開口両端部に開口内方に向けて弾発力を具えた板バネなどからなる支持片を突出形成してその支持片先端で防煙垂壁を支持する構成とし、
防煙垂壁上端部をフレームの開口から挿通すると、該支持片は押圧されて上方に開いて防煙垂壁端部を挿通し、垂壁上端部が所定の深さで挿通すると押圧力から開放されてその弾発力により復帰して防煙垂壁端部を支持する構成からなる、
防煙垂壁吊下げフレームであり、
また、防煙垂壁において、上記弾発力を具えた掛止片を板バネにより形成することにより、簡単な構造で効果を発揮することができる。
更に、防煙垂壁吊下げ支持フレームと防煙垂壁との間に介挿する掛止片についても、板バネによって構成することにより、同様に、簡単な構造で所期の効果を発揮することができる。
本発明の防煙垂壁支持構造は、単純に吊下げフレームの開口内に掛止して吊下げ支持する構造であるため、簡単な構造であると共に該開口内の空間に一定の遊びを有して支持され、地震などにより強く揺れても面に垂直な方向に振れる余裕があるため無理な荷重や応力の負荷により破損することが回避できる。
また、このように吊下げフレームの開口内に掛止することにより支持されているため、上下、左右いずれの方向に対しても固着されておらず、地震などによる建築物からの変形荷重や衝撃に対して支持部を介して緩衝されるため、これらの条件に対して余裕のある構造となる。
また、本発明の防煙垂壁支持構造は、その取付け作業においても天井側に吊下げフレームを取付け固定後、防煙垂壁をフレームの開口に向けて押し込むことにより、ラッチ機構と同様にして取付けが完了するため、施行が簡単で安全であると共に作業人員も最小で済み、また既存の防煙垂壁の多くは、その吊下げフレームの構造において、断面コの字型であって、下方に向けた開口を供え、また開口両端にブッシングやクッション材を充填するための突出縁部を設けていることから、これを防煙垂壁上端部の支持部に利用し、本発明の防煙垂壁の掛止片による支持構造を利用して取り付けることが可能である。
〔実施例1〕
図1(a)〜(e)は、防煙垂壁吊下げフレーム3に防煙垂壁支持部を設けた例であっ
て、天井部から吊下支持する構造は、従来技術によるものと変わらないから以下省略す
る。
図において、防煙垂壁1はガラス板からなり、上端縁部に接着剤などにより支持部位となるガラスブロック11を固着する。
吊下げフレーム3は、断面ほぼコの字型として下方の開口部両端に内側に突出した縁部
を設け、更にその端縁から上方に延長して回転グリップ27の支持ストッパー31とす
る。回転グリップは、その根端部断面形状をほぼ半円以上にわたって円形として吊下げフ
レーム内面に形成した受座28内に嵌合して回転可能に支持する。
回転グリップはこの状態で防煙垂壁支持腕26の自重により回転して吊下げフレームの支
持ストッパー上に支持される。
この状態で防煙垂壁上端部を該フレームの開口に押し込むと、図1(b)〜(c)のよ
うに回転グリップの支持腕は上方に押し上げられて開き、防煙垂壁のガラスブロックを挿
通させる。次いで、図1(d)のようにガラスブロックの通過した状態で、回転ブロック
はその押圧力から開放されて自重により元の位置に復帰し、図1(e)のように支持腕を
ストッパー上に支持された状態となり、防煙垂壁を下げると段差部を構成するガラスブ
ロックの支持部12を丁度ストッパー上に支持した状態となる。
この支持状態において、防煙垂壁は支持ストッパー上に載置された状態であるから、横方向の揺れや上下左右の振れに対して遊びがあり、直接衝撃や荷重がかかることはなく、地震などに対して安全な構造である。
この実施例における回転グリップの機能を果たす機構として、防煙垂壁の支持部を具えて軸廻りに回転する機構としてもよい。
〔実施例2〕
図2に示す防煙垂壁吊下げフレーム構造は、断面コの字型の下方開口端に上方に向けたくの字型の板バネ8を設けてそのバネ片端部により防煙垂壁のガラスブロック11に設けた段差部などのガラスブロック支持部12を受けて支持するもので、図2(b)〜(c)に示すように防煙垂壁を防煙垂壁吊下げフレームの開口にガラスブロック段差部を通過するまで押し込み、板バネをその弾発力により復帰させれば、防煙垂壁は該板バネ端部にガラスブロック支持部で支持される。この支持構造においても上記の実施例同様に横方向の揺れや上下左右の振れに対して遊びがあり、直接衝撃や荷重の影響を最小限に止めることができる。
また、この支持構造は、防煙垂壁は板バネを介して支持されているため、地震などによる衝撃や荷重に対して緩衝効果が働き、一層安全性が向上する。
〔実施例3〕
図3は、防煙垂壁側に吊下げフレームに対する支持構造を設けた例であって、 吊下げフレームの支持構造やその基本的な断面構造は上記の例と変わらない。
板ガラス上端部に沿って固着されたガラスブロック11に被せてコの字型板バネ81を固着し、板バネ両側先端を延長して拡大部85を形成した構造からなる。
取付け作業の手順を図3(b)〜(d)に示すように、板ガラス上端のガラスブロックをフレームの開口に挿通して押し込むと、板バネはフレーム開口に突出した支持部32に押圧されて窄まり、開口間隙を通過してさらに板バネ拡大部が通過したところで板バネは押圧力から開放されてもとの拡大幅に復元する。その時点で板ガラスを下に下げると、板バネ拡大部がフレーム支持部32に当接して板ガラスが支持された状態(e)となる。
この状態で、板ガラスは板バネの弾発力を介してフレームに支持され、フレーム内の空間での上下動が許容され、左右方向の移動や揺れに対しても板バネの弾発力を介して緩衝作用が働くと共に一定の動きが許容されるため、無理な荷重や衝撃を受けることがない。
この例では、板バネは図3に示すような構造としたが、防煙垂壁上端部に固着して上記の機構を達成できればよく、ガラスブロックから直接突出したバネ材やラッチ機構を採用しても良く、板バネに限らず吊下げフレームの開口を通過するときに狭められて窄まり、通過後に弾発力により開いて開口部の支持部上に支持される構造であればよい。
〔実施例4〕
図4は、防煙垂壁ガラス1、及び防煙垂吊下げフレーム2のいずれにも固定されない、防煙垂壁支持用嵌り板バネ86を介挿した構造であって、
嵌り板バネ86は、上記のコの字型板バネとくの字型板バネを組合せた構造からなる。板バネ本体はコの字状であるが、その両側に延長した拡大部88でフレーム支持縁部32に支持され、内側に突出した支承部87でガラスブロック支持部12に当接して支持する。嵌り板バネ86の構造を図4(e)に示す。この例に拠れば板バネ材のプレス成形により加工できる。
図では、これらの拡大部と支承部とをそれぞれに形成しているが、板バネ本体の延長部として拡大部を形成して、さらにその先端部を内側に曲げてガラスブロック支持部に向けた支承部として形成してもよい。
以上に挙げた例は、防煙垂壁の材質としてガラス板を挙げたが、防煙垂壁の材質として火災に対する要件を具えるものであれば、繊維強化材や樹脂材などの複合材であれ適用可能である。
また、防煙垂壁の支持構造として、防煙垂壁上端部を吊下げフレームのコの字型開口に押し込んでいわゆるラッチ機構として支持すればよいのであるから、上記の例に限らず、防煙垂壁、或いは吊下げフレーム側でそれぞれに防煙垂壁上端部の押し込み操作によりバネ作用で後退し、掛止部の通過により押圧力から開放されてバネ作用等によりもとの支持位置に復帰してガラスブロック支持部などを支持する機構であれば特に制約はない。
上記のとおり、本発明は簡単な構造により、防災上本来の火災に対する防煙機能を達成するのみでなく、地震対策に対する防災上も充分な免震構造を具えることから、広く普及することによって、これらの防災上の利点が活用され、また、産業上資することが期待される。また、既存の設備に限らず改装や修繕時などにも容易に取替えが可能であって施工時の省力化にも優れていることから、これらの方面からも広く普及することが期待できる。
(実施例1) (実施例2) (実施例3) (実施例4) (従来例) (従来例)
符号の説明
1 防煙垂壁(板ガラス)
11 ガラスブロック
12 ガラスブロック支持部
2 フレーム吊ボルト
3 防煙垂壁(板ガラス)支持フレーム
31 ストッパー
32 防煙垂壁支持部
4 ガラス吊ボルト
5 ガラス吊金具
6 化粧材
61 シーラント
26 ガラスブロック支持腕
27 回転グリップ
28 受座
8 板バネ(くの字板バネ)
81 コの字板バネ
82 拡大部
85 拡大部
86 嵌り板バネ
87 支承部
88 拡大部
(1) バー本体
(2) 吊元フック
(3) 垂れ壁材
(4) 吊下げフック
(5) 固定部材
(6) 接着剤
(7) バックアップ材
(8) シーリング材

Claims (5)

  1. 防煙垂壁を吊下げ支持するフレームにおいて、
    該フレーム断面を下向きコの字型として防煙垂壁上端を挿通する開口とし、
    該開口両側より突出して防煙垂壁上端部を支持する防煙垂壁支持部を設け、該支持部を上方に向かう押圧力により開くと共に元の支持位置に復帰する弾発力又は自重による復帰機構を設けることにより、
    防煙垂壁上端部を上記開口より挿通して該上端部支持位置を通過後に復帰した防煙垂壁支持部により防煙垂壁上端部を支持することを特徴とする、
    防煙垂壁吊下げ支持フレーム。
  2. 上記防煙垂壁吊下げフレームにおいて、
    上記防煙垂壁支持部を、該開口内方に向って突出して防煙垂壁を支持する支持腕を具えた回転グリップと該回転グリップをフレーム内壁に回転可能に支承する受座とから構成し、
    回転グリップは、支持腕に向けて偏心する自重により開口内下方に回転すると共に該開口内に突出して設けられたストッパーにより防煙垂壁支持位置に支持される構成としたことを特徴とする請求項1記載の防煙垂壁吊下げ支持フレーム。
  3. 上記防煙垂壁支持フレームにおいて
    上記防煙垂壁支持部を、コの字型断面の開口両端部に開口内方に向けて弾発力を具えた支持片を突出形成してその支持片先端で防煙垂壁上端部を支持する構成とし、
    防煙垂壁上端部をフレームの開口から挿通することにより、該支持片は押圧されて上方に開いて防煙垂壁端部を挿通し、垂壁上端部の挿通後押圧力から開放されてその弾発力により復帰して防煙垂壁上端部を支持する構成としたことを特徴とする請求項1記載の防煙垂壁吊下げ支持フレーム。
  4. 防煙垂壁において、
    防煙垂壁上端縁に沿ってその両側に向けて弾発力を以って突出する掛止片を設けることにより、
    下向きのコの字型断面として防煙垂壁上端部を挿通する開口を形成すると共に、その開口両端に相対して突出した防煙垂壁支持部を形成した防煙垂壁吊下げ支持フレームに対して、支持せしめることを特徴とする、
    防煙垂壁。
  5. 下向きのコの字型断面として防煙垂壁上端部を挿通する開口を形成すると共に、その開口両端に相対して突出した支持端部を形成した防煙垂壁吊下げ支持フレームと、
    防煙垂壁上端部に固着されると共に段差などからなる支持部を設けたガラスブロックを設けた防煙垂壁との間に介挿して防煙垂壁を支持する掛止片であって、
    該ガラスブロックを囲うコの字型本体から延長して上記フレーム開口内に突出した防煙垂壁支持部に掛止する弾発力を具えた拡大部と内側に突出して防煙垂壁上端部ガラスブロックの支持部を掛止する弾発力を具えた支承部とを形成した、ことを特徴とする防煙垂壁掛止片。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012217800A (ja) * 2011-04-14 2012-11-12 Nitto Boseki Co Ltd 着脱式防煙垂壁
JP2016027233A (ja) * 2014-06-25 2016-02-18 岡田装飾金物株式会社 壁取付部材及びシート並びにそれらを備えた区画壁構造

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