JP2008004330A - 切り分け端子台、切り分け方法及び無停電切替装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この切り分け端子台は、少なくとも断接部11、12、14、15(第1乃至第4の断接部)を備え、断接部11、12の断接部を直列接続した第1の回路と、断接部14、15を直列接続した第2の回路との一端Aを共通にして接続し、第1の回路と第2の回路の他端を制御装置に夫々接続する構成とした。
【選択図】図2
Description
また他の目的は、制御対象機器の制御方法が電圧値又は電流値の何れかの場合、夫々に対応した切り分け端子台を提供することである。
また他の目的は、本発明の切り分け端子台を使用し、制御対象機器へ制御電圧及び制御電流を供給している回路や、制御対象機器の電流値や電圧値を計測するための計測信号を伝達している回路を無停電で切り替える無停電切替装置を提供することである。
制御対象機器の制御が電圧値により制御される場合、制御電圧が交換時に途切れないようにするために、2つの断接部を並列に接続して夫々の端子から同じ制御電圧を印加しておき、旧制御装置を取り外して新制御装置に切り替える。この場合、制御対象機器側からみると、制御電圧が停止することなく供給されていることになる。
制御対象機器の制御が電流値により制御される場合、制御電流が交換時に途切れないようにするために、2つの断接部を並列に接続して夫々の端子から同じ制御電流を印加しておき、旧制御装置を取り外して新制御装置に切り替える。この場合、制御対象機器側からみると、制御電流が停止することなく供給されていることになる。
各切り分け端子は所定の形状で構成されている。従って、これらの切り分け端子を重ねて構成すると、各断接部の距離が一定の距離となる。そこで本発明では、隣接する断接部の距離になるように短絡バーをコ字形状に構成し、コ字形状の導体と絶縁体を背中合わせに貼り合わせるものである。
電圧値により制御する場合、制御対象機器の制御線に夫々直列に切り分け端子台を挿入する。そして、電圧値の大小で制御を行なうため、制御線の両端を短絡しないように絶縁バーにより断接部を断状態とする。即ち、制御装置を接続したり切り離す場合に断接部を断状態とし、それ以外の場合は断接部を接状態となるようにするものである。
電流値により制御する場合、制御対象機器の制御線に夫々直列に切り分け端子台を挿入する。そして、電流値が途切れないようにするため、制御線の両端を短絡バーにより短絡する。このとき、制御対象機器側の制御線は短絡するが、制御装置側の制御線は開放状態としておく。この状態で新旧の制御装置の切り替えを行い、切り替えが完了すると、全ての断接部が接状態となるようにする。
本発明の切り分け端子台を制御対象機器と制御装置の間に備え、絶縁バーをコ字形状に構成して使用することにより、電圧値により制御される制御対象機器の稼動状態を維持したまま制御装置を切り替えることができる。更に、制御対象機器の電圧値を計測する計測回路も同時に切り替えることができる。
本発明の切り分け端子台を制御対象機器と制御装置の間に備え、短絡バーをコ字形状に構成して使用することにより、電流値により制御される制御対象機器の稼動状態を維持したまま制御装置を切り替えすることができる。更に、制御対象機器の電流値を計測する計測回路も同時に切り替えることができる。
次に図2(b−B)を参照すると、断接部23に絶縁バー25(詳細は後述する)を挿入すると、可動接点23a、23bが導体23cから離れて回路が非導通となる。
この例では、図示しない制御対象機器は、制御電圧が供給されているときに稼動状態とし、制御電圧が供給されなくなると運転を停止するものとする。このような状況下で制御対象機器の稼動状態を維持したまま、旧制御装置を新制御装置に交換するためには、制御電圧を停止しないことが必要である。
step2:step1の状態からまず、新制御装置を切り分け端子台の端子22に接続するために、断接部21に絶縁バー25を挿入して断状態とする。これにより、新制御装置42を接続している際に発生するノイズや異常電圧を線路に流して制御電圧を乱すことを防止することができる。この状態で新制御装置の電源電圧をチェックして制御電圧が正常値であることを確認する(図5(b))。
step3:そして、ケーブル29を端子22に接続して、絶縁バー25を引き抜き、断接部21を再び接状態とする。これにより、新制御装置と旧制御装置の電源が線路に並列に供給されたことになる(尚、条件として新制御装置と旧制御装置の制御電圧Vは同電位とする)(図5(c))。
step4:次に旧制御装置を切り離すために、断接部23に絶縁バー25を挿入して断状態として、ケーブル28を端子24から取り外す。これにより、旧制御装置を切り離している際に発生するノイズや異常電圧を線路に流して制御電圧を乱すことを防止することができる。そして旧制御装置の切り離しが完了すると、絶縁バー25を引き抜き、断接部23を再び接状態とする(図示せず)。この結果、制御対象機器を稼動状態のまま、制御装置が旧制御装置から新制御装置に切り替わったことになる(図5(d))。
step2:まず、新制御装置のケーブル31a、31bを切り分け端子台の端子13a.13bに接続するために、断接部12a、12bに絶縁バー25を挿入して断状態とする。そして新制御装置のケーブル31a、31bを切り分け端子台の端子13a.13bに接続する。これにより、新制御装置を接続している際に発生するノイズや異常電圧をケーブル30a、30bに流して制御電流を乱すことを防止することができる(図6(b))。
step3:次にケーブル30a、30bに接続された制御対象機器側を短絡し、且つ制御装置側を断状態とするために、2つの短絡バー26を断接部11a、11b及び14a、14b間に挿入する。この状態ではケーブル30a、30bは断接部11a、11b及び14a、14bにより短絡され、電流ループが形成される(図6(c))。
step4:次に断接部15a、15bに絶縁バー25を挿入して断接部15a、15bを断状態とする(図6(d))。
step5:次にこの状態のまま短絡バー26と断接部12a、12bに挿入した絶縁バー25を引き抜き、断接部11a、12a、11b、12bを接状態とする。これにより、新制御装置とケーブル30a、30bが接続されたことになる。次に旧制御装置のケーブル32a、32bを端子16a、16bから取り外す(図6(e))。
step6:最後に絶縁バー25を断接部15a、15bから引き抜き、断接部15a、15bを接状態とする。この結果、制御対象機器を稼動状態のまま、制御装置が旧制御装置から新制御装置に切り替わったことになる(図6(f))。
また、制御対象機器に制御電圧を供給する往復線路に切り分け端子台を夫々直列に挿入し、各断接部を接状態として断接部23に旧制御装置を接続した状態で旧制御装置を新制御装置に切り替える場合、断接部21を断状態として新制御装置を接続し、次に断接部21を接状態として新制御装置から制御電圧を供給すると共に、断接部23を断状態として旧制御装置を切り離すので、電圧値により制御される制御対象機器の稼動状態を維持したまま、この制御対象機器を制御していた旧制御装置を新制御装置に切り替えることができる。
また、電流回路用の切り分け端子台は、少なくとも断接部11、12、14、15を備え、断接部11、12を直列接続した第1の回路と断接部14、15を直列接続した第2の回路との一端を共通にして接続し、各回路の他端を旧制御装置及び新制御装置に夫々接続する構成としたので、新旧の制御装置を個別に断接することができる。
また、短絡バー26はコ字形状を有し、コ字形状の導体26aと絶縁体26bを背中合わせに貼り合わせた構成としたので、隣接する断接部の異なる断接部を同時に接状態若しくは断状態とすることができる。
また、制御対象機器に制御電流を供給する線路に切り分け端子台を夫々直列に挿入し、各断接部を接状態として第1の回路に旧制御装置を接続した状態でこの旧制御装置を新制御装置に切り替える場合、制御対象機器の稼動状態を維持したまま切り替え可能としたので、制御電流を送信する制御回路と制御対象機器の電流値を計測する計測回路も同時に無停電状態で切り替え作業を行うことができる。
Claims (7)
- 電圧値により制御される制御対象機器の稼動状態を維持したまま、該制御対象機器を制御していた旧制御装置を新制御装置に切り替える切り分け端子台であって、
前記切り分け端子台は、少なくとも第1の断接部及び第2の断接部を備え、該第1の断接部及び第2の断接部の一端を共通にして接続し、前記各断接部の他端を前記旧制御装置及び前記新制御装置に夫々接続する構成としたことを特徴とする切り分け端子台。 - 電流値により制御される制御対象機器の稼動状態を維持したまま、該制御対象機器を制御していた旧制御装置を新制御装置に切り替える切り分け端子台であって、
前記切り分け端子台は、少なくとも第1乃至第4の断接部を備え、前記第1及び第2の断接部を直列接続した第1の回路と前記第3及び第4の断接部を直列接続した第2の回路との一端を共通にして接続し、前記各回路の他端を前記旧制御装置及び前記新制御装置に夫々接続する構成としたことを特徴とする切り分け端子台。 - コ字形状を有し、該コ字形状の導体と絶縁体を背中合わせに貼り合わせた構成の短絡バーを備えたことを特徴とする請求項2に記載の切り分け端子台。
- 制御対象機器に制御電圧を供給する往復線路に請求項1に記載の切り分け端子台を夫々直列に挿入し、前記各断接部を接状態として前記第1の断接部に前記旧制御装置を接続した状態で該旧制御装置を前記新制御装置に切り替える場合、
前記第2の断接部を断状態として前記新制御装置を接続し、次に該第2の断接部を接状態として前記新制御装置から前記制御電圧を供給すると共に、前記第1の断接部を断状態として前記旧制御装置を切り離す手順により行なうことを特徴とする切り分け端子台の切り分け方法。 - 制御対象機器に制御電流を供給する往復線路に請求項2又は3に記載の切り分け端子台を夫々直列に挿入し、前記各断接部を接状態として前記第1の回路に前記旧制御装置を接続した状態で該旧制御装置を前記新制御装置に切り替える場合、
前記第2の回路に備えられた前記新制御装置側に近い断接部を断状態として該新制御装置を接続し、次に前記制御対象機器側に近い各断接部に前記短絡バーを挿入してループを形成するように前記往復線路を短絡すると共に、前記旧制御装置側の線路を遮断し、その状態のまま前記第1の回路に接続された前記旧制御装置側に近い断接部を断状態とした後、前記短絡バーを取り除くと共に、前記第2の回路に接続され前記新制御装置側に近い断接部を接状態として前記旧制御装置を切り離す手順により行なうことを特徴とする切り分け端子台の切り分け方法。 - 請求項1に記載の切り分け端子台と、電圧値により制御される制御対象機器と、該制御対象機器に制御電圧を供給すると共に、該制御対象機器の電圧値を計測する制御装置と、を備え、
前記制御対象機器に制御電圧を供給する往復線路に前記切り分け端子台を夫々直列に挿入し、前記各断接部を接状態として前記第1の断接部に前記旧制御装置を接続した状態で該旧制御装置を前記新制御装置に切り替える場合、前記制御対象機器の稼動状態を維持したまま切り替え可能としたことを特徴とする無停電切替装置。 - 請求項2又は3に記載の切り分け端子台と、電流値により制御される制御対象機器と、該制御対象機器に制御電流を供給すると共に、該制御対象機器の電流値を計測する制御装置と、を備え、
前記制御対象機器に制御電流を供給する往復線路に前記切り分け端子台を夫々直列に挿入し、前記各断接部を接状態として前記第1の回路に前記旧制御装置を接続した状態で該旧制御装置を前記新制御装置に切り替える場合、前記制御対象機器の稼動状態を維持したまま切り替え可能としたことを特徴とする無停電切替装置。
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