JP2007526090A5 - - Google Patents

Claims (18)

1. 流動可能物質用容器であって、
   一対の対向する側壁であって、該一対の対向する側壁はそれらの間にチャンバを規定し、該対向する側壁の界面部分が、剥離シールに沿って一緒にシールされて、少なくとも２つの別々の小チャンバを規定し、該剥離シールが長さを有し、該剥離シールがその長さの少なくとも一部に沿って鋸歯状部分を有する、一対の対向する側壁；および
   導管であって、該チャンバの中に延びる部分を有し、流体入口を有する、導管、
   を備え、該流体入口が該剥離シールの一部分によって閉じられる、容器。
2. 前記剥離シールが、該剥離シールに付与された流体の圧力に応答して、閉じた位置から開いた位置へ移動可能である、請求項１に記載の容器。
3. 前記剥離シールが、第１の剥離シール活性化力を有する、前記入口に近接した第１の部分、および第２の剥離シール活性化力を有する、該入口から遠位の第２の部分を有し、該第２の剥離シール活性化力が、該第１の剥離シール活性化力よりも小さい、請求項２に記載の容器。
4. 前記導管が、断面の形状がほぼ円形であり、前記剥離シールに平行な方向に延びる軸を有する、請求項１に記載の容器。
5. 前記導管が、断面の形状がほぼ円形であり、前記剥離シールを横断して角度を規定する方向に延びる軸を有する、請求項１に記載の容器。
6. 前記角度が、鈍角、鋭角、およびほぼ直角からなる群より選択される、請求項５に記載の容器。
7. 前記側壁が、前記容器の周縁付近で永久シールに沿って一緒に連結されており、前記剥離シールが該周縁上の２点間で延びる、請求項１に記載の容器。
8. 前記剥離シールが第１のエッジおよび第２のエッジを有し、前記鋸歯状部分が、該第１のエッジと該第２のエッジとのうちの少なくとも一方に位置している、請求項１に記載の容器。
9. 前記鋸歯状部分が、内側点、外側点、該内側点と該外側点とを連結する角度のついた脚、および該外側点と該内側点との間の深さを備える、請求項１に記載の容器。
10. 前記容器の第１の側壁および第２の側壁が、前記内側点で角度のついた接合部を形成する、請求項１に記載の容器。
11. 二重チャンバ容器の小チャンバ中に別々に保存された２つの成分を混合する方法であって、
    流体容器を提供する工程であって、該流体容器は、第１のチャンバ、第２のチャンバ、該第１のチャンバを該第２のチャンバから分割する剥離シール、および該チャンバの内側に配置された流体入口を有する流体アクセスデバイスを備え、該流体入口は、該剥離シールの第１の部分によりシールされて閉じられており、そして該剥離シールは、鋸歯状部分を有する、工程；
    該剥離シールの第２の部分を活性化して、該第１の部分を活性化することなく該第１のチャンバと該第２のチャンバとの間の流体通路を提供する工程；ならびに
    該剥離シールの第１の部分を活性化して、該流体入口を開く工程、
    を包含する、方法。
12. 前記鋸歯状部分が、ホタテ貝形状のシールエッジおよび台形形状のシールエッジからなる群より選択されるエッジ形状を有する、請求項１に記載の容器。
13. 前記剥離シールが、前記対向する側壁の粘着性剥離を可能にする、請求項１に記載の容器。
14. 前記対向する側壁が、剥離シールおよび永久シールを形成し得る、請求項１に記載の容器。
15. 前記対向する側壁が、マトリクス−相ポリマー系を含む、請求項１に記載の容器。
16. 前記マトリクスポリマーが、ポリエチレンホモポリマー、エチレンαオレフィンコポリマー、ポリエチレンコポリマー、ポリプロピレンホモポリマー、またはポリプロピレンコポリマーであり、前記相ポリマーが、スチレンと炭化水素とのランダムコポリマー、スチレンと炭化水素とのブロックコポリマー、またはエチレンα−オレフィンコポリマーである、請求項１５に記載の容器。
17. 前記対向する側壁が、均一相のポリプロピレンを含む、請求項１に記載の容器。
18. 前記剥離シールが、３〜３０Ｎ／１５ｍｍの範囲の力で活性化され得る、請求項１に記載の容器。