JP2007331211A - 液体吐出装置 - Google Patents

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【課題】 圧電素子のクロストークを抑制することができる液体吐出装置を提供する。
【解決手段】 液体吐出装置1は、圧電素子2とキャビティ部3と変位伝達部4とを備えている。圧電素子2は、圧電体5と、この圧電体5を挟んで対向する複数の内部個別電極6及び内部共通電極7とを複数層にわたって有している。キャビティ部3は、液体11を収容するための複数の液室12を有している。これらの液室12は、各内部個別電極6に対応する位置に形成されている。変位伝達部4は、圧電素子2とキャビティ部3との間に配置され、圧電体5の積層方向の変位を対応する液室12内の液体11に伝える。変位伝達部4は、各液室12の底面を形成する底板部18と、底板部18と圧電素子1との間に配置された複数の壁部19とを有している。各壁部19は、各内部個別電極6に対応する位置に設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、圧電式の液体吐出装置に関するものである。
従来の圧電式液体吐出装置としては、例えば特許文献1に記載されているように、列状に形成された複数の圧力室を有するキャビティプレートと、このキャビティプレートに対して積層され、各圧力室に対応するように列状に形成された複数の個別電極と共通電極とを有する圧電アクチュエータ(圧電素子)とを備えたものが知られている。
特開2002−36568号公報
しかしながら、上記従来技術においては、以下の問題が存在する。即ち、圧電素子には、活性部(個別電極と共通電極とに挟まれる圧電体)と不活性部とが同一面内に交互に形成されている。このため、個別電極と共通電極との間に電圧を印加して、活性部を厚み方向に変位させたときに、隣り合う活性部同士が干渉し合う、いわゆるクロストークが生じることがある。
本発明の目的は、圧電素子のクロストークを抑制することができる液体吐出装置を提供することである。
本発明の液体吐出装置は、圧電体を挟んで対向する複数の個別電極及び共通電極を有する圧電素子と、各個別電極に対応する位置に設けられ液体を収容する複数の液室を有するキャビティ部と、圧電素子とキャビティ部との間に配置され、圧電体の厚み方向の変位を液体に伝える変位伝達部とを備え、変位伝達部は、各個別電極に対応する位置に設けられた複数の壁部を有することを特徴とするものである。
このような液体吐出装置においては、キャビティ部の各液室に液体が入っている状態で、圧電素子の個別電極と共通電極との間に電圧が印加されると、圧電体における個別電極と共通電極とに挟まれる部分(活性部)が圧電体の厚み方向に変位する。そして、その変位が変位伝達部を介して対応する液体に伝わり、当該液体が液室から吐出される。ここで、変位伝達部において各個別電極に対応する位置には、壁部が設けられている。このため、変位伝達部の各壁部間には、例えば空隙が形成されていることになる。従って、活性部の変位が隣の活性部に伝わろうとしても、その変位は当該空隙で吸収されるようになるので、隣り合う活性部同士のクロストークを抑制することができる。また、そのような空隙が変位伝達部に存在することで、変位伝達部が圧電体の厚み方向の変位を阻害することも殆ど無い。
好ましくは、変位伝達部は、各液室の底面を形成する底板部を更に有し、複数の壁部は、底板部と圧電素子との間における各個別電極に対応する位置に設けられている。このように各液室の底面を形成する底板部を設けることにより、壁部の面内寸法(幅または径)を特に大きくしなくても、圧電素子が液体に接触することは無く、圧電素子が液体から確実に保護されるようになる。従って、壁部の面内寸法を小さくすることで、隣り合う活性部同士のクロストークを一層抑制することができると共に、圧電体の厚み方向の変位を増大させることができる。
このとき、好ましくは、複数の壁部は、底板部と圧電素子との間における液室に対応する領域及び個別電極に対応する領域よりも内側に設けられている。これにより、壁部の面内寸法が十分小さくなるため、隣り合う活性部同士のクロストークをより確実に抑制することができると共に、圧電体の厚み方向の変位を更に増大させることができる。
また、好ましくは、底板部と圧電素子との間には、複数の開口部を有する板状体が設けられ、板状体における各開口部間の部分が壁部を構成している。板状体の開口部は、例えばエッチング加工やレーザ光の照射等によって簡単に且つ精度良く形成することができる。従って、底板部と複数の壁部とを有する変位伝達部を容易に作ることができる。
また、底板部には、複数の突起が一体形成されており、突起が壁部を構成していても良い。この場合には、変位伝達部を構成する部品点数が1つで済み、板状部と複数の壁部との貼り合わせが不要となる。
さらに、好ましくは、複数の個別電極及び共通電極は、圧電体を介して複数層にわたって積層されている。このように圧電素子を積層構造とすることで、活性部の高さ寸法が大きくなるので、その分だけ圧電体の厚み方向の変位を増大させることができる。
本発明によれば、圧電素子のクロストークを抑制することができる。これにより、複数の個別電極を狭ピッチで配置・形成可能となるので、圧電素子及び液体吐出装置の小型化を図ることができる。
以下、本発明に係わる液体吐出装置の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係わる液体吐出装置の一実施形態を示す断面図であり、図2は、図1に示す液体吐出装置の分解斜視図である。各図において、本実施形態の液体吐出装置1は、例えばマイクロポンプユニットに用いられる装置である。
液体吐出装置1は、直方体状の積層型圧電素子2と、キャビティ部3と、圧電素子2とキャビティ部3との間に配置された変位伝達部4とを備えている。なお、図1及び図2では、液体吐出装置1は、上下方向を逆にして示してある。つまり、実際には、圧電素子2は上側に位置し、キャビティ部3は下側に位置している。
圧電素子2は、圧電体5と、この圧電体5を挟んで対向する複数の内部個別電極6及び内部共通電極7とを複数層にわたって有している。各内部個別電極6及び内部共通電極7は、圧電体5を介して交互に積層されている。圧電体5における各内部個別電極6と内部共通電極7とに挟まれた部分は、内部個別電極6と内部共通電極7との間に電圧が印加された時に積層方向(厚み方向)のモードを使用した変位(33モードによる直接変位)が発生する活性部5aを構成している。
内部個別電極6は、図3(e)に示すように、各層において2列に形成されている。このとき、圧電素子2の長手方向に垂直な方向に隣り合う内部個別電極6同士は、圧電素子2の長手方向に対してずれるように配列されている。また、内部個別電極6は、圧電素子2の長手方向に垂直な方向に延びるような矩形状を呈している。
圧電素子2の上面には、各層の複数の内部個別電極6とそれぞれスルーホール(図示せず)等を介して電気的に接続された複数の外部個別電極8と、各層の内部共通電極7とスルーホール(図示せず)等を介して電気的に接続された外部共通電極9とが設けられている。各外部個別電極8には、入力端子10が接続される。
圧電体5は、例えばPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)を主成分とした圧電セラミック材料で形成されている。内部個別電極6及び内部共通電極7は、例えばAg及びPdで形成されている。外部個別電極8及び外部共通電極9は、例えば内部個別電極6及び内部共通電極7と同様、Ag及びPdが印刷焼付けにより形成されている。なお、外部個別電極8及び外部共通電極9としては、ハンダ付けを考慮して更にAgを重ねても良い。
このような圧電素子2は、以下のようにして作製する。即ち、例えばPZTを主成分とした圧電セラミックを用意し、これに有機バインダ・有機溶剤等を混合したペーストを作製する。そして、PETフィルムをキャリアフィルムとしてペーストをシート成形することで、上記の圧電体5となるセラミックグリーンシートを形成する。
続いて、例えばAg:Pd=7:3の比率で構成された導電材料と有機バインダ・有機溶剤等とを混合した導電ペーストを作製し、例えばスクリーン印刷法を用いて、上記の複数の内部個別電極6及び内部共通電極7を異なるグリーンシートに形成する。続いて、内部個別電極6が印刷されたグリーンシートと内部共通電極7が印刷されたグリーンシートと電極を印刷していないグリーンシートとを、所定の順序で積層する。
続いて、そのグリーン積層体に対して熱プレス加工を行った後、グリーン積層体を所定の寸法に切断する。続いて、グリーン積層体の脱脂(脱バインダ)を行った後、グリーン積層体を焼成する。続いて、印刷焼付けやスパッタリング等を用いて、焼成後の素子(焼結体)の上面に、例えばAgからなる外部個別電極8及び外部共通電極9を形成する。
キャビティ部3は、液体11を収容するための複数の液室12を有している。これらの液室12は、各内部個別電極6に対応する位置に形成されている。つまり、液室12は、内部個別電極6に対応して2列に形成されている(図4参照)。キャビティ部3の下部には、各液室12から液体11を吐出させるための複数の吐出口13が設けられている。これらの吐出口13は、キャビティ部3の下面中央部に形成されている(図4参照)。
キャビティ部3は、図2及び図3に示すように、各液室12の一部を形成する複数の開口部14を有する複数枚(ここでは4枚)の金属板15と、各吐出口13を形成する複数の開口部16を有する金属板17とを積み重ねてなるものである。開口部14は、金属板15の長手方向に垂直な方向に延びるような矩形状を呈している。開口部14,16は、例えば金属板15,17をエッチング加工することによって形成される。金属板15,17は、ニッケル合金鋼、クロム合金鋼やシリコン等の導電性材料で形成されている。
なお、特に図示はしないが、キャビティ部3には、外部から各液室12に液体11を供給・流通するための流路が設けられている。
変位伝達部4は、圧電体5(活性部5a)の積層方向の変位を対応する液室12内の液体11に伝える層である。変位伝達部4は、各液室12の底面を形成する底板部18と、底板部18と圧電素子1との間に配置された複数の壁部19とを有している。各壁部19は、各内部個別電極6に対応する位置に設けられている。各壁部19間の領域は、空隙となっている。
壁部19の幅寸法Wは、内部個別電極6の幅寸法W及び液室12の幅寸法Wよりも狭くなっている。そして、そのような幅寸法Wを有する壁部19は、内部個別電極6に対応する領域及び液室12に対応する領域よりも内側の領域に形成されている。
変位伝達部4は、図2及び図3に示すように、底板部18を形成する金属薄板20と、内部個別電極6に対応して2列に形成された複数の開口部21aを有する金属板21とからなっている。開口部21aは、金属板21の長手方向に垂直な方向に延びるような矩形状を呈している。そして、金属板21における各開口部21a間の桁部分21bが壁部19を構成している。開口部21aは、例えば金属板21をエッチング加工することによって形成される。金属薄板20及び金属板21は、上記の金属板15,17と同様の導電性材料で形成されている。
以上のような圧電素子2、変位伝達部4及びキャビティ部3を順に積層して、接着剤で貼り合わせることにより、図1に示すような液体吐出装置1が得られる。このとき、変位伝達部4の各壁部19(金属板21の各桁部分21b)は、図4(a)に示すように、圧電素子2の各内部個別電極6の真上位置に配置される。そして、キャビティ部3の各液室12は、図4(b)に示すように、変位伝達部4の各壁部19の真上位置に配置される。さらに、キャビティ部3の各吐出口13は、図4(c)に示すように、各液室12の真上位置に配置される。
なお、圧電素子2の分極処理は、圧電素子2、変位伝達部4及びキャビティ部3を貼り合わせる前に行っても良いし、これらを貼り合わせた後に行っても良い。また、液体吐出装置1を作製するときは、圧電素子2の上に金属板21、金属薄板20、複数の金属板14及び金属板17を順に積層して貼り合わせても良い。
以上のような液体吐出装置1において、キャビティ部3の各液室12には予め液体11が入っている。このとき、変位伝達部4の底板部18の下面18aは各液室12の底面を形成しているので、液体11が圧電素子2に接することは無い。つまり、圧電素子2は、底板部18によって液体11から保護されることになる。また、使用する液体11の種類を選ぶ必要も無い。
その状態で、外部共通電極9がGND電位となるように何れかの外部個別電極8と外部共通電極9との間に所定の電圧を印加すると、選択された外部個別電極8に対応する内部個別電極6と内部共通電極7との間に電圧が印加されることとなる。すると、各層の圧電体5における当該内部個別電極6と内部共通電極7との間の活性部5aに電界が生じ、この活性部5aが積層方向に変位するようになる。そして、その変位が、変位伝達部4の壁19及び底板部18を介して対応する液室12内の液体11に伝えられる。その結果、当該液室12の容積が減少し、その容積減少分に相当する量の液体11が吐出口13から吐出される(図1参照)。
ここで、比較例として、従来一般の液体吐出装置の一つを図5に示す。同図において、液体吐出装置100は、積層型圧電素子2と、この圧電素子2の下面に接合されたキャビティ部3とからなっている。つまり、液体吐出装置100は、上記の変位伝達部4を有していない構造をなしている。ただし、圧電素子2の最下層2aは、全く電界がかからない不活性層であるため変位抑制層となっている。
このような液体吐出装置100において、内部個別電極6と内部共通電極7との間に電圧が印加されると、両者間に電界が生じて活性部5aが積層方向に変位し、その変位が対応する液室12内の液体11に伝えられ、当該液体11が吐出口13から吐出される。このとき、各内部個別電極6の配列ピッチが狭い場合には、任意の活性部5aの変位が隣の活性部5aに伝わり、活性部5a同士の干渉(クロストーク)が生じることがある。この場合には、任意の活性部5aの変位が隣の活性部5aに対応する液室11内の液体12にも伝えられるため、その液体12も吐出口13から少し吐出されてしまう。
これに対し本実施形態では、圧電素子2とキャビティ部3との間における各内部個別電極6に対応する位置に、変位伝達部4の一部を構成する壁部19をそれぞれ設けたので、隣り合う活性部5a同士が空間を介して物理的に分断されることになる。このため、内部個別電極6と内部共通電極7との間に電圧を印加して、活性部5aを積層方向に変位させたときに、隣の活性部5aに伝わろうとする変位は当該空間で吸収されるので、隣り合う活性部5a同士のクロストークの発生が抑えられる。従って、任意の活性部5aの変位の影響によって、隣の活性部5aに対応する液室12内から液体11吐出されてしまうことが防止される。
これにより、内部個別電極6の狭ピッチ化が可能となるので、圧電素子2の小型化及び高集積化を図ることができ、結果的に液体吐出装置1の小型化の要求に対処することが可能となる。
また、変位伝達部4の壁部19を内部個別電極6に対応する領域及び液室12に対応する領域よりも内側に設けることにより、変位伝達部4における空隙の領域が増えるため、圧電体5の積層方向の変位が変位伝達部4で拘束されにくくなる。これにより、圧電体5の変位量を増大させることができる。
さらに、金属材料からなる変位伝達部4に内部共通電極7と同じ電圧(GND電圧)を印加することにより、変位伝達部4が共通電極の役割を果たすことになり、最下層の圧電体5にも活性部5aが存在するようになるため、圧電体5の変位量を更に増大させることができる。
図6は、本発明に係わる液体吐出装置の他の実施形態を示す断面図であり、図7は、図6に示す液体吐出装置の分解斜視図である。図中、上述した実施形態と同一または同等の部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
各図において、本実施形態の液体吐出装置30は、上述した実施形態における変位伝達部4に代えて、変位伝達部31を備えている。変位伝達部31は、図6及び図8に示すように、キャビティ部3の各液室12の底面を形成する底板部32を有し、この底板部32には、複数の突起(壁部)33が一体形成されている。各突起33は、図9に示すように、圧電素子2の各内部個別電極6に対応する位置に設けられている。突起33の幅寸法、内部個別電極6及び液室12に対する突起33の形成位置は、上述した実施形態における壁部19と同様である。各突起33間の領域は、空隙となっている。
変位伝達部31は、上記の変位伝達部4と同じ材料で形成されている。変位伝達部31は、例えば金属平板をハーフエッチングすることにより得られる。
液体吐出装置30の他の構成は、上述した実施形態と同様である。液体吐出装置30を作製するときは、上述した実施形態と同様に、圧電素子2、変位伝達部31及びキャビティ部3を順に積層して貼り合わせる。
本実施形態においても、圧電素子2における隣り合う活性部5a同士のクロストークを抑制できるので、圧電素子2の小型化及び高集積化を図ることができる。また、圧電素子2の圧電体5の変位量を増大させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、変位伝達部の各壁部間の領域を空間としたが、その空間内に柔らかい樹脂(接着樹脂)等を充填させておいても良い。
また、上記実施形態では、変位伝達部がキャビティ部3の各液室12の底面を形成する底板部を有する構成となっているが、そのような底板部を設けずに、圧電素子2の内部個別電極6に対応する位置に設けられた壁部がキャビティ部3の各液室12の底面を形成するような構造としても良い。
さらに、変位伝達部の材料としては、ニッケル合金鋼、クロム合金鋼や導電性シリコン等の金属材料に限られず、セラミック材料や樹脂等であっても良い。また、各層の内部個別電極6の形状、数、配列構成等については、特に上記実施形態のものには限られない。
また、上記実施形態の液体吐出装置は、複数層の圧電体を有する積層型圧電素子を備えているが、特に大きな変位量を必要としないのであれば、単層構造の圧電体を有する圧電素子を備えた構成としても良い。
本発明に係わる液体吐出装置の一実施形態を示す断面図である。 図1に示す液体吐出装置の分解斜視図である。 図1に示す圧電素子と変位伝達部及びキャビティ部の構成部品の平面図である。 図1に示す圧電素子と変位伝達部とキャビティ部の構成部品との位置関係を示す図である。 従来一般の液体吐出装置の一つを示す断面図である。 本発明に係わる液体吐出装置の他の実施形態を示す断面図である。 図6に示す液体吐出装置の分解斜視図である。 図5に示す変位伝達部の斜視図である。 図6に示す圧電素子と変位伝達部及びキャビティ部の構成部品の平面図である。
符号の説明
1…液体吐出装置、2…積層型圧電素子、3…キャビティ部、4…変位伝達部、5…圧電体、6…内部個別電極、7…内部共通電極、11…液体、12…液室、18…底板部、19…壁部、21…金属板(板状部)、21a…開口部、21b…桁部分、30…液体吐出装置、31…変位伝達部、32…底板部、33…突起(壁部)。

Claims (6)

  1. 圧電体を挟んで対向する複数の個別電極及び共通電極を有する圧電素子と、
    前記各個別電極に対応する位置に設けられ液体を収容する複数の液室を有するキャビティ部と、
    前記圧電素子と前記キャビティ部との間に配置され、前記圧電体の厚み方向の変位を前記液体に伝える変位伝達部とを備え、
    前記変位伝達部は、前記各個別電極に対応する位置に設けられた複数の壁部を有することを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記変位伝達部は、前記各液室の底面を形成する底板部を更に有し、
    前記複数の壁部は、前記底板部と前記圧電素子との間における前記各個別電極に対応する位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載の液体吐出装置。
  3. 前記複数の壁部は、前記底板部と前記圧電素子との間における前記液室に対応する領域及び前記個別電極に対応する領域よりも内側に設けられていることを特徴とする請求項2記載の液体吐出装置。
  4. 前記底板部と前記圧電素子との間には、複数の開口部を有する板状体が設けられ、
    前記板状体における前記各開口部間の部分が前記壁部を構成していることを特徴とする請求項2または3記載の液体吐出装置。
  5. 前記底板部には、複数の突起が一体形成されており、
    前記突起が前記壁部を構成していることを特徴とする請求項2または3記載の液体吐出装置。
  6. 前記複数の個別電極及び前記共通電極は、前記圧電体を介して複数層にわたって積層されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の液体吐出装置。
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