JP2007329808A - 携帯通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリが取り外された場合にも、防犯機能を活用することを可能とする。
【解決手段】携帯電話機1は、主電源として機能するメインバッテリ25と、予備電源として機能するサブバッテリ26と、メインバッテリ25の端子電圧を検出する電圧検出回路22と、電圧検出回路22によって検出された端子電圧が所定の閾値以下である場合に、メインバッテリ25からサブバッテリ26に切り換える電源切換回路23と、を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、通信装置と無線通信を介して通信可能に接続された携帯通信装置に関するものである。特に、GPS(Global Positioning System)機能を有する携帯電話機に関するものである。
近年、多数の人が携帯している携帯電話機に防犯機能を備え、危機に遭遇した場合等に活用するための種々の技術が提案されている。例えば、携帯電話機本体に、番号ボタンに加えて、110番ボタンと119番ボタンを備え、且つ、ナビゲーション機能を内蔵する携帯電話機が提案されている(特許文献1参照)。
この携帯電話機によれば、110番ボタンと119番ボタンを備えているために、これらのボタンを押すことで警察署及び消防署へ緊急事態を連絡することができると共に、該ボタンを押すと同時に内蔵しているナビゲーション機能にて危機が発生している場所を知らせることができる。
特開2001−312106号公報
しかしながら、携帯電話機に配設されている電源は、交換可能なバッテリ(=蓄電池)であり、加害者等がこのバッテリを取り外した場合には、その電力が供給されないため、携帯電話機が備える種々の防犯機能を活用することができないことになる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、バッテリが取り外された場合にも、防犯機能を活用することの可能な携帯通信装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために請求項1に記載の携帯通信装置は、通信装置と無線通信を介して通信可能に接続された携帯通信装置であって、主電源として機能する第1電源と、予備電源として機能する第2電源と、前記第1電源の端子電圧を検出する電圧検出手段と、前記電圧検出手段によって検出された端子電圧が所定の閾値以下である場合に、前記第1電源から前記第2電源に切り換える切換手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の携帯通信装置は、請求項1に記載の携帯通信装置であって、外部に対して音声を出力する音声出力手段と、外部から警報を出力する旨の操作入力を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって、外部から警報を出力する旨の操作入力が受け付けられた場合に、前記音声出力手段に対して所定の音声を出力する旨の指示情報を出力する警報指示手段と、を備えることを特徴としている。
請求項3に記載の携帯通信装置は、請求項2に記載の携帯通信装置であって、所定の条件を満たす場合に、電源をオフする旨の操作入力を無効とする電源維持手段を備え、前記受付手段が、電源をオフする旨の操作入力を受け付け、前記電源維持手段が、前記受付手段によって警報を出力する旨の操作入力が受け付けられた状態で、前記受付手段によって電源をオフする旨の操作入力が受け付けられた場合に、電源をオフする旨の操作入力を無効とすることを特徴としている。
請求項4に記載の携帯通信装置は、請求項3に記載の携帯通信装置であって、前記電源維持手段が、前記受付手段によって電源をオフする旨の操作入力が受け付けられた場合に、電源を所定期間だけオフ状態とし、その後オン状態とすることを特徴としている。
請求項5に記載の携帯通信装置は、請求項2〜請求項4のいずれかに記載の携帯通信装置であって、前記受付手段によって、外部から警報を出力する旨の操作入力が受け付けられていない場合に、前記切換手段の動作を禁止する切換禁止手段を備えることを特徴としている。
請求項6に記載の携帯通信装置は、請求項2〜請求項5のいずれかに記載の携帯通信装置であって、GPS機能を有する位置情報取得手段と、所定時間毎に、前記位置情報取得手段によって取得された位置情報を、前記通信装置に送信する位置送信手段と、を備え、前記警報指示手段が、前記受付手段によって、外部から警報を出力する旨の操作入力を受け付けられた場合に、前記位置送信手段に対して、所定時間毎に、位置情報を前記通信装置に送信する旨の指示情報を出力することを特徴としている。
請求項7に記載の携帯通信装置は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の携帯通信装置であって、前記第1電源が、交換自在に配設され、前記第2電源が、交換困難に配設されていることを特徴としている。
請求項8に記載の画像読取装置は、請求項7に記載の携帯通信装置であって、前記第2電源が、取り外し困難なカバーに覆われており、前記カバーによって外部から視認不能に配設されていることを特徴としている。
請求項9に記載の携帯通信装置は、請求項8に記載の携帯通信装置であって、前記カバーが、装置本体にボルト止めされていることを特徴としている。
請求項10に記載の携帯通信装置は、請求項8又は請求項9に記載の携帯通信装置であって、前記第2電源が、前記第1電源を取り外し、且つ、前記カバーを取り外した場合に限って、外部から視認可能となることを特徴としている。
請求項11に記載の携帯通信装置は、請求項1〜請求項10のいずれかに記載の携帯通信装置であって、電話機能を有する通話手段を備え、携帯電話機として機能することを特徴としている。
請求項1に記載の携帯通信装置によれば、主電源として機能する第1電源の端子電圧が所定の閾値以下である場合に、第1電源から、予備電源として機能する第2電源に切り換えられるため、第1電源(=バッテリ)が取り外された場合にも、第2電源から電力が供給されるので、防犯機能を活用することができる。
請求項2に記載の携帯通信装置によれば、外部から警報を出力する旨の操作入力を受け付けられた場合に、所定の音声が出力されるため、周囲の人々に非常事態の発生を報知することができると共に、犯人等を威嚇することができる。
請求項3に記載の携帯通信装置によれば、警報を出力する旨の操作入力が受け付けられた状態で、電源をオフする旨の操作入力が受け付けられた場合に、電源をオフする旨の操作入力が無効とされるため、電源をオフする旨の操作入力がされた場合にも、防犯機能を活用することができる。
請求項4に記載の携帯通信装置によれば、電源をオフする旨の操作入力が受け付けられた場合に、電源が所定期間だけオフ状態とされ、その後オン状態とされるため、犯人等は、電源をオフする旨の操作入力が有効であったと安心するため、更に防犯機能の効果を高めることができる。
請求項5に記載の携帯通信装置によれば、外部から警報を出力する旨の操作入力が受け付けられていない場合には、第1電源の端子電圧が所定の閾値以下であっても、第1電源から、予備電源として機能する第2電源に切り換えられる動作が禁止されるため、予備電源として機能する第2電源の消耗を抑制することができる。
すなわち、外部から警報を出力する旨の操作入力が受け付けられた場合に限って、第2電源からの電力を使用可能とする(=外部から警報を出力する旨の操作入力が受け付けられていない場合には、第2電源からの電力を使用させない)ことにより、予備電源として機能する第2電源の消耗を抑制することができるのである。
請求項6に記載の携帯通信装置によれば、外部から警報を出力する旨の操作入力を受け付けられた場合に、所定時間毎に位置情報が通信装置に送信されるため、該携帯通信装置の所在を通信装置に報知することができる。
請求項7に記載の携帯通信装置によれば、第1電源が交換自在に配設されているため、第1電源が寿命となった場合にも交換することができる。また、第2電源が交換困難に配設されているため、犯人等により第2電源が取り外される可能性を低減することができる。
請求項8に記載の携帯通信装置によれば、第2電源が、取り外し困難なカバーに覆われており、カバーによって外部から視認不能に配設されているため、犯人等により第2電源が取り外される可能性を更に低減することができる。
請求項9に記載の携帯通信装置によれば、カバーが、装置本体にボルト止めされているため、犯人等により第2電源が取り外される可能性を更に低減することができる。
請求項10に記載の携帯通信装置によれば、第2電源が、第1電源を取り外し、且つ、カバーを取り外した場合に限って、外部から視認可能となるため、犯人等により第2電源が取り外される可能性を更に低減することができる。
請求項11に記載の携帯通信装置によれば、携帯電話機として機能するため、第1電源(=バッテリ)が取り外された場合にも、防犯機能を活用することができる携帯電話機を実現することができる。
以下、本発明に係る携帯通信装置の一例について図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る携帯電話機の外観の一例を示す斜視図である。(a)は、オープン状態を示し、(b)は、折りたたまれた状態を示している。なお、ここでは、携帯通信装置が、折りたたみ型の携帯電話機である場合について説明するが、スライド型等のその他の型の携帯電話機である形態でもよいし、通信装置と無線通信を介して通信可能に接続されたPDA(Personal Digital Assistants)等の他の形態の携帯通信装置でもよい。図1に示すように、携帯電話機1は、入力部11、ディスプレイ12、マイクロフォン13、スピーカ14、アンテナ15、サブディスプレイ16、及びブザー17を備えている。
入力部11(警報指示手段の一部に相当する)は、外部からの警報を出力する旨の操作入力を含む種々の操作入力を受け付けるものであって、電源キー111、テンキー112、通話キー113、及び、クリアキー114を備えている。電源キー111は、電源をオンオフする場合及びオフフックする場合(=通話を終了する場合)に押下されるキーである。テンキー112は、数字等の文字を入力する場合の押下されるキーであって、0〜9の数字、「*」記号、「#」記号を入力可能に構成されている。通話キー113は、オンフック(=通話を開始する場合)する場合に押下されるキーである。
ディスプレイ12は、LCD(Liquid Crystal Display)等からなり、操作情報、ガイダンス情報、設定情報等の種々の情報を外部から視認可能に表示するものである。マイクロフォン13は、外部からの音声を受け付けるものであって、通話機能においては、ユーザの声等を受け付けるものである。スピーカ14は、種々の音声を出力するものであって、通話機能においては、携帯電話機1と中継局を介して通信可能に接続された他の携帯電話機(又は固定電話)等のユーザの発する音声等を出力するものである。
アンテナ15は、GPS衛星からのGPS信号を受信すると共に、他の携帯電話機(又は固定電話)等から発せられた音声、又は、文字情報等の送信信号を受信するものである。サブディスプレイ16は、背面側に配設されたLCD等からなり、(b)に示すように、折りたたまれた状態で時刻情報等を外部から視認可能に表示するものである。ブザー17(音声出力手段の一部に相当する)は、背面側に配設され、外部に対して音声(=ブザー音)を出力するものである。
図2は、携帯電話機1におけるバッテリの配設位置の一例を示す図である。(a)は、背面側からの斜視図であり、(b)は、側面図である。携帯電話機1は、メインバッテリ25及びサブバッテリ26を備えている。メインバッテリ25(第1電源に相当する)は、主電源として機能するものである。サブバッテリ26(第2電源に相当する)は、予備電源として機能するものである。
メインバッテリ25は、直方体状のバッテリであって、背面側から交換自在に配設されている。サブバッテリ26は、(b)に示すように、背面側から見て、メインバッテリ25の奥側に配設された円筒状のバッテリであって、取り外し困難なカバー(図示省略)に覆われており、このカバーによって外部から視認不能に配設されている。また、このカバーは、装置本体にボルト止めされている。すなわち、サブバッテリ26は、メインバッテリ25を取り外し、且つ、カバーを取り外した場合に限って、外部から視認可能となるものである。
図3は、携帯電話機1の電気的構成の一例を示すブロック図である。携帯電話機1は、図2に示すメインバッテリ25及びサブバッテリ26に加えて、GPS通信部151、電話通信部152、制御部21、電圧検出回路22、電源切換回路23、電源回路24、及び、入出力切換回路27を備えている。
GPS通信部151(位置情報取得手段の一部に相当する)は、アンテナ15を介して、GPS衛星と通信し、位置情報を取得するものである。電話通信部152は、アンテナ15を介して、他の携帯電話機(又は固定電話)等から発せられた音声、又は、文字情報等の送信信号を受信するものである。
制御部21は、図略のCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等からなり、携帯電話機1全体の動作を制御するものである。ここでは、制御部21は、外部から警報を出力する旨の操作入力を受け付けられた場合に、図1に示すブザー17に対して所定の音声を出力する旨の指示情報等を出力すると共に、メインバッテリ25からサブバッテリ26に切り換え可能とするものである。
電圧検出回路22(電圧検出手段に相当する)は、メインバッテリ25の端子電圧を検出するものである。なお、ここでは、便宜上、電圧検出回路22によって検出された端子電圧が所定の閾値(例えば、3V)以下である場合として、電源をOFFする操作入力がされた場合、メインバッテリ25が取り外された場合について説明する。
電源切換回路23(切換手段に相当する)は、例えば、トランジスタスイッチ等からなり、電圧検出回路22によって検出された端子電圧が所定の閾値(例えば、3V)以下である場合に、メインバッテリ25からサブバッテリ26に切り換えるものである。ただし、電源切換回路23は、制御部21(後述する禁止部216)によって、動作が禁止されている場合には、その指示に従うものである。すなわち、電源切換回路23は、制御部21(後述する禁止部216)によって、動作が禁止されている場合には、電圧検出回路22によって検出された端子電圧が所定の閾値以下であっても、メインバッテリ25からサブバッテリ26に切り換える動作は行わないものである。
電源回路24は、逆流防止用の保護ダイオード、メインバッテリ25及びサブバッテリ26へ一定の電圧を印加するための抵抗、ダイオード等からなり、商用電源からの電力によりメインバッテリ25及びサブバッテリ26を充電するものである。
入出力切換回路27は、マイクロフォン13、スピーカ14、及び、ブザー17に対して、時分割的に、マイクロフォン13からの入力信号を受け付けて制御部21へ伝送し、制御部21からの指示に応じてスピーカ14及びブザー17に対して出力信号を出力するものである。
図4は、制御部21の機能構成の一例を示す構成図である。制御部21は、機能的に、受付部211、警報指示部212、音声出力部213、位置情報取得部214、位置情報送信部215、禁止部216、及び、電源維持部217を備えている。ここでは、制御部21のCPUが、ROM等に予め格納されたプログラムを読み出して実行することにより、受付部211、警報指示部212、音声出力部213、位置情報取得部214、位置情報送信部215、禁止部216、及び、電源維持部217等の機能部として機能するものである。
また、RAM、ROMに格納された各種データのうち装着脱可能な記録媒体に格納され得るデータは、例えばハードディスクドライブ、光ディスクドライブ、フレキシブルディスクドライブ、シリコンディスクドライブ、カセット媒体読み取り機等のドライバで読み取り可能にしてもよく、この場合、記録媒体は、例えばハードディスク、光ディスク、フレキシブルディスク、CD、DVD、半導体メモリ等である。
受付部211(受付手段に相当する)は、外部から警報を出力する旨の操作入力を受け付けるものである。ここでは、例えば、受付部211は、警報を出力する旨の操作入力として、図1に示す入力部11に配設されたテンキー112の内、「#」記号に対応するキーが所定時間(例えば、2秒間)以上連続して押下された(いわゆる「長押し」がされた)ことを受け付けるものである。また、受付部211は、電源をOFFする操作入力(例えば、図1に示す入力部11に配設された電源キー111の押下)を受け付けるものである。
警報指示部212(警報指示手段に相当する)は、受付部211によって警報を出力する旨の操作入力が受け付けられた場合に、音声出力部213に対して所定の音声(ここでは、ブザー音)を出力する旨の指示情報を出力するものである。また、警報指示部212は、受付部211によって警報を出力する旨の操作入力を受け付けられた場合に、位置情報送信部215に対して、所定時間毎(例えば、10秒毎)に、位置情報を通信装置(例えば、保護者の携帯電話機)に送信する旨の指示情報を出力するものである。
音声出力部213(音声出力手段の一部に相当する)は、外部に対して音声を出力するものであって、ここでは、図1に示すブザー17を介してブザー音を出力するものである。
位置情報取得部214(位置情報取得手段に相当する)は、GPS機能を有するものであって、図3に示すGPS通信部151を介して位置情報を取得するものである。
位置情報送信部215(位置送信手段に相当する)は、所定時間毎(例えば、10秒毎)に、位置情報取得部214によって取得された位置情報を、通信装置(例えば、保護者の携帯電話機)に送信するものである。
禁止部216(禁止手段に相当する)は、受付部211によって警報を出力する旨の操作入力が受け付けられていない場合に、図3に示す電源切換回路23の動作を禁止するものである。すなわち、禁止部216は、受付部211によって警報を出力する旨の操作入力が受け付けられた場合に限って、図3に示すサブバッテリ26からの電力を使用可能とする(=受付部211によって警報を出力する旨の操作入力が受け付けられていない場合には、サブバッテリ26からの電力を使用させない)ものである。
電源維持部217(電源維持手段に相当する)は、所定の条件を満たす場合に、電源をオフする旨の操作入力を無効とするものである。より具体的には、電源維持部217は、受付部211によって警報を出力する旨の操作入力が受け付けられた状態で、受付部211によって電源をオフする旨の操作入力が受け付けられた場合に、電源を所定期間(例えば、1分)だけオフ状態とし、その後オン状態とすることにより、オフする旨の操作入力を無効とするものである。
図5は、本発明に係る携帯電話機1(主に制御部21)の動作の一例を説明するフローチャートである。まず、禁止部216によって、受付部211により警報を出力する旨の操作入力が受け付けられたか否かの判定が行われる(S101)。警報を出力する旨の操作入力が受け付けられていないと判定された場合(S101でNO)には、処理が待機状態とされる。
警報を出力する旨の操作入力が受け付けられたと判定された場合(S101でYES)には、警報指示部212によって、音声出力部213を介してブザー音が出力される(S103)。そして、位置情報送信部215によって、位置情報取得部214によって取得された位置情報が送信される(S105)。次に、電源維持部217によって、受付部211により電源をオフする旨の操作入力が受け付けられたか否かが判定される(S107)。
電源をオフする旨の操作入力が受け付けられていないと判定された場合(S107でNO)には、電源切換回路23によって、電圧検出回路22によって検出された端子電圧が所定の閾値以下であるか否かの判定(ここでは、実質上「メインバッテリ25が取り外されたか否か」の判定となる)が行われる(S109)。端子電圧が所定の閾値(例えば、3V)以下ではないと判定された場合(S109でNO)には、処理がステップS103に戻され、ステップS103以降の処理が繰り返し実行される。端子電圧が所定の閾値(例えば、3V)以下であると判定された場合(S109でYES)には、電源切換回路23によって、メインバッテリ25からサブバッテリ26に切り換えられ(S111)、処理がステップS103に戻され、ステップS103以降の処理が繰り返し実行される。
ステップ107において、電源をオフする旨の操作入力が受け付けられたと判定された場合(S107でYES)には、電源維持部217によって、電源がオフ状態とされ(S113)、計時が開始される(S115)。そして、電源維持部217によって、所定期間(例えば、1分)が経過したか否かの判定が行われる(S117)。所定期間が経過していないと判定された場合(S117でNO)には、処理が待機状態とされる。所定期間が経過したと判定された場合(S117でYES)には、電源維持部217によって、電源がオン状態とされ(S119)、処理がステップ103に戻され、ステップS103以降の処理が繰り返し実行される。
このようにして、主電源として機能するメインバッテリ25の端子電圧が所定の閾値以下である場合に、メインバッテリ25から、予備電源として機能するサブバッテリ26に切り換えられるため、メインバッテリ25が取り外された場合にも、サブバッテリ26から電力が供給されるので、防犯機能を活用することができる。
また、外部から警報を出力する旨の操作入力を受け付けられた場合に、所定の音声が出力されるため、周囲の人々に非常事態の発生を報知することができると共に、犯人等を威嚇することができる。
更に、警報を出力する旨の操作入力が受け付けられた状態で、電源をオフする旨の操作入力が受け付けられた場合に、電源をオフする旨の操作入力が無効とされるため、電源をオフする旨の操作入力がされた場合にも、防犯機能を活用することができる。
加えて、電源をオフする旨の操作入力が受け付けられた場合に、電源が所定期間だけオフ状態とされ、その後オン状態とされるため、犯人等は、電源をオフする旨の操作入力が有効であったと安心するため、更に防犯機能の効果を高めることができる。
また、外部から警報を出力する旨の操作入力が受け付けられていない場合には、メインバッテリ25の端子電圧が所定の閾値以下であっても、メインバッテリ25から、予備電源として機能するサブバッテリ26に切り換えられる動作が禁止されるため、予備電源として機能するサブバッテリ26の消耗を抑制することができる。
更に、外部から警報を出力する旨の操作入力を受け付けられた場合に、所定時間毎に位置情報が通信装置(例えば、保護者の携帯電話機等)に送信されるため、携帯電話機1の所在を通信装置に報知することができる。
加えて、メインバッテリ25が交換自在に配設されているため、メインバッテリ25が寿命となった場合にも交換することができる。また、サブバッテリ26が交換困難に配設されているため、犯人等によりサブバッテリ26が取り外される可能性を低減することができる。
また、サブバッテリ26が、取り外し困難なカバーに覆われており、カバーによって外部から視認不能に配設されているため、犯人等によりサブバッテリ26が取り外される可能性を更に低減することができる。
更に、サブバッテリ26のカバーが、装置本体にボルト止めされているため、犯人等によりサブバッテリ26が取り外される可能性を更に低減することができる。
なお、本発明は、以下の形態にも適用可能である。
(A)本実施形態では、携帯通信装置が、折りたたみ型の携帯電話機である場合について説明するが、スライド型等のその他の型の携帯電話機である形態でもよいし、通信装置と無線通信を介して通信可能に接続されたPDA等の他の形態の携帯通信装置でもよい。
(B)本実施形態では、第2電源が蓄電池(=バッテリ)である場合について説明したが、第2電源が乾電池である形態でもよい。この場合には、第2電源を小型化することが可能となると共に、自然放電による消耗も抑制できる。
(C)本実施形態では、携帯電話機1が、GPS機能(GPS通信部151等)及び音声出力機能(ブザー17等)を有する場合について説明したが、GPS機能及び音声出力機能の少なくとも一方を備える形態でもよい。この場合には、携帯電話機1が簡略化され製造コストを削減することができる。
(D)本実施形態では、電源をOFFする操作入力がされた時、又は、メインバッテリ25が取り外された時に、電源維持部217又は電源切換回路23によって、携帯電話機1の電源が維持される場合について説明したが、電源が維持されることに加えて、図1に示すディスプレイ12及びサブディスプレイ16への電力の供給は行わない形態でもよい。この場合には、犯人等は、電源をオフする旨の操作入力等が有効であったと安心するため、更に防犯機能の効果を高めることができる。
(E)本実施形態では、電源切換回路23が、電圧検出回路22によって検出された端子電圧が所定の閾値以下である時に、メインバッテリ25からサブバッテリ26に切り換える場合について説明したが、電源切換回路23が、電圧検出回路22によって検出された端子電圧が所定の閾値以下である時に、所定時間経過後に、メインバッテリ25からサブバッテリ26に切り換える形態でもよい。この場合には、犯人等は、メインバッテリ25を取り外したことが有効であったと安心するため、更に防犯機能の効果を高めることができる。
は、本発明に係る携帯電話機の外観の一例を示す斜視図である。 は、携帯電話機におけるバッテリの配設位置の一例を示す図である。 は、携帯電話機の電気的構成の一例を示すブロック図である。 は、制御部の機能構成の一例を示す構成図である。 は、本発明に係る携帯電話機(主に制御部)の動作の一例を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話機(携帯通信装置)
11 入力部(受付手段の一部)
12 ディスプレイ
13 マイクロフォン
14 スピーカ
15 アンテナ
16 サブディスプレイ
17 ブザー(音声出力手段の一部)
21 制御部
211 受付部(受付手段の一部)
212 警報指示部(警報指示手段)
213 音声出力部(音声出力手段の一部)
214 位置情報取得部(位置情報取得手段)
215 位置情報送信部(位置情報送信手段)
216 禁止部(禁止手段)
217 電源維持部(電源維持手段)
22 電圧検出回路(電圧検出手段)
23 電源切換回路(切換手段)
24 電源回路
25 メインバッテリ(第1電源)
26 サブバッテリ(第2電源)

Claims (11)

  1. 通信装置と無線通信を介して通信可能に接続された携帯通信装置であって、主電源として機能する第1電源と、予備電源として機能する第2電源と、前記第1電源の端子電圧を検出する電圧検出手段と、前記電圧検出手段によって検出された端子電圧が所定の閾値以下である場合に、前記第1電源から前記第2電源に切り換える切換手段と、を備えることを特徴とする携帯通信装置。
  2. 外部に対して音声を出力する音声出力手段と、外部から警報を出力する旨の操作入力を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって、外部から警報を出力する旨の操作入力が受け付けられた場合に、前記音声出力手段に対して所定の音声を出力する旨の指示情報を出力する警報指示手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯通信装置。
  3. 所定の条件を満たす場合に、電源をオフする旨の操作入力を無効とする電源維持手段を備え、前記受付手段は、電源をオフする旨の操作入力を受け付け、前記電源維持手段は、前記受付手段によって外部から警報を出力する旨の操作入力が受け付けられた状態で、前記受付手段によって電源をオフする旨の操作入力が受け付けられた場合に、電源をオフする旨の操作入力を無効とすることを特徴とする請求項2に記載の携帯通信装置。
  4. 前記電源維持手段は、前記受付手段によって電源をオフする旨の操作入力が受け付けられた場合に、電源を所定期間だけオフ状態とし、その後オン状態とすることを特徴とする請求項3に記載の携帯通信装置。
  5. 前記受付手段によって、外部から警報を出力する旨の操作入力が受け付けられていない場合に、前記切換手段の動作を禁止する切換禁止手段を備えることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載の携帯通信装置。
  6. GPS機能を有する位置情報取得手段と、所定時間毎に、前記位置情報取得手段によって取得された位置情報を、前記通信装置に送信する位置送信手段と、を備え、前記警報指示手段は、前記受付手段によって、外部から警報を出力する旨の操作入力を受け付けられた場合に、前記位置送信手段に対して、所定時間毎に、位置情報を前記通信装置に送信する旨の指示情報を出力することを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれかに記載の携帯通信装置。
  7. 前記第1電源は、交換自在に配設され、前記第2電源は、交換困難に配設されていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の携帯通信装置。
  8. 前記第2電源は、取り外し困難なカバーに覆われており、前記カバーによって外部から視認不能に配設されていることを特徴とする請求項7に記載の携帯通信装置。
  9. 前記カバーは、装置本体にボルト止めされていることを特徴とする請求項8に記載の携帯通信装置。
  10. 前記第2電源は、前記第1電源を取り外し、且つ、前記カバーを取り外した場合に限って、外部から視認可能となることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の携帯通信装置。
  11. 電話機能を有する通話手段を備え、携帯電話機として機能することを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載の携帯通信装置。
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