JP2007319577A - 食器皿洗浄装置 - Google Patents

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Harunori Ishino
晴紀 石野
Takashi Nakano
隆 中野
Shintaro Sasahara
新太郎 笹原
Toshihiro Yoshida
利浩 吉田
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Abstract

【課題】食器皿の洗浄効果を低減させることなく、水を効率よく使用して水の使用コストを低減することができる食器皿洗浄装置を提供すること。
【解決手段】 食器皿の投入口と排出口とが形成された筐体内Bに、前記食器皿を搬送可能な搬送部が前記投入口から前記排出口まで延設されるとともに、前記投入口から投入された食器皿が前記搬送部を介して前記搬出口まで搬送される間に洗浄され、前記排出口から排出されるようになっている食器皿洗浄装置1において、前記食器皿の洗いに使用する第1洗浄液41を吐出する第1吐出手段6a、6bと、前記第1洗浄液41にて洗われた食器皿のすすぎに使用する第2洗浄液40を吐出する第2吐出手段7a、7b、7cと、前記食器皿のすすぎに使用された使用済みの第2洗浄液40’の少なくとも一部を前記第1洗浄液として使用するために前記第1吐出手段6a、6bに供給する供給手段22、P1と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、主に飲食店等にて使用され、例えば寿司等の飲食物を載置する食器皿を自動的に洗浄する食器皿洗浄装置に関する。
従来、この種の食器皿洗浄装置としては、上面に食器皿の投入口と排出口とが形成された筐体内に、食器皿を搬送可能な搬送部が投入口から排出口に延びるように設けられ、該投入口から投入された食器皿が搬送部を搬送される間に洗浄された後、排出口から排出されるものがある。
具体的には、投入口より搬送部上に案内された食器皿は、まず第1噴射ノズルから噴射される洗浄液によって洗浄され、回転ブラシにより食器皿上下面のブラッシングにより払拭されたのち、更に搬送過程で食器皿上下面に付着された洗浄液が、第2噴射ノズルから噴射されるすすぎ液(水)により洗い流される。次に、食器皿の上下面がエアー噴射ノズルの噴射口から噴射されるエアーによって、水切りされて乾燥されたのち排出部に移動され、押上げ装置12の作動によって食器皿が上昇され、排出案内筒に排出収納される(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−86092号公報(段落0031〜0034、図2,4)
しかしながら、特許文献1に記載の食器皿洗浄装置にあっては、食器皿を洗浄する際に第1噴射ノズルから噴射される洗浄液と、第2噴射ノズルから噴射されるすすぎ液とによって洗浄を行うものであり、食器皿の洗浄に大量の水を消費するため、水の使用コストが嵩むといった問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、食器皿の洗浄効果を低減させることなく、水を効率よく使用して水の使用コストを低減することができる食器皿洗浄装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の食器皿洗浄装置は、
食器皿の投入口と排出口とが形成された筐体内に、前記食器皿を搬送可能な搬送部が前記投入口から前記排出口まで延設されるとともに、前記投入口から投入された食器皿が前記搬送部を介して前記搬出口まで搬送される間に洗浄され、前記排出口から排出されるようになっている食器皿洗浄装置において、
前記食器皿の洗いに使用する第1洗浄液を吐出する第1吐出手段と、
前記第1洗浄液にて洗われた食器皿のすすぎに使用する第2洗浄液を吐出する第2吐出手段と、
前記食器皿のすすぎに使用された使用済みの第2洗浄液の少なくとも一部を前記第1洗浄液として使用するために前記第1吐出手段に供給する供給手段と、
を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、第1洗浄液にて洗われた食器皿のすすぎに使用された使用済みの第2洗浄液は、洗浄の第1過程である洗いに使用された使用済みの第1洗浄液に比べて比較的きれいであるため、この第2洗浄液を第1洗浄液として再利用しても、食器皿の洗いの効果を著しく低下させることがないため、食器皿の洗い及びすすぎにかかる水の使用量およびコストを効果的に低減できる。
また、前記第1洗浄液や第2洗浄液は、それぞれ冷水や温水のいずれであってもよい。また、両者とも真水であってもよいし、両者またはいずれか一方が洗剤や殺菌剤等を含む液体であってもよい。
本発明の請求項2に記載の食器皿洗浄装置は、請求項1に記載の食器皿洗浄装置であって、
前記第2吐出手段は、前記搬送部における前記第1吐出手段よりも搬送方向の下流側に配置されており、
前記筐体内には、前記食器皿の洗いに使用された使用済みの第1洗浄液を受ける第1洗浄液受部と、前記使用済みの第2洗浄液を受ける第2洗浄液受部とが、それぞれ別個に設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、使用済みの第2洗浄液と使用済みの第1洗浄液とを、それぞれ別個に設けられた排水受部にて受けることができるので、使用済みの第2洗浄液のみを第1吐出手段に向けて確実に、かつ簡単に供給することができるとともに、使用済みの第1洗浄液のみを確実に排水することができる。
本発明の請求項3に記載の食器皿洗浄装置は、請求項2に記載の食器皿洗浄装置であって、
前記第2洗浄液受部には、前記使用済みの第2洗浄液を貯留可能な貯留部が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、第2吐出手段からの第2洗浄液の吐出量と供給手段による第1吐出手段への供給量とのバランスを調整することができるため、使用済みの第2洗浄液を常に安定して第1吐出手段へ供給できる。
本発明の請求項4に記載の食器皿洗浄装置は、請求項3に記載の食器皿洗浄装置であって、
前記貯留部の上部には、前記使用済みの第2洗浄液に含まれる厨芥を捕捉可能な透水性フィルターが設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、使用済みの第2洗浄液に含まれる厨芥がフィルターでろ過されるので、供給手段や第1吐出手段での目詰まりが未然に防止される。
本発明の請求項5に記載の食器皿洗浄装置は、請求項3または4に記載の食器皿洗浄装置であって、
前記貯留部内には、該貯留部内に貯留された使用済みの第2洗浄液を加熱可能なヒータが設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、使用済みの第2洗浄液をヒータで加熱した状態で第1吐出手段に供給できるため、第1洗浄液による食器皿の洗い能力をさらに高めることができる。
本発明の請求項6に記載の食器皿洗浄装置は、請求項3〜5のいずれかに記載の食器皿洗浄装置であって、
前記貯留部には、該貯留部内に貯留された使用済みの第2洗浄液をオーバーフローさせるオーバーフロー管が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、第1吐出手段からの吐出量よりも第2洗浄液の貯留量の方が上回った場合であっても、余分な第2洗浄液を排出できる。
本発明の請求項7に記載の食器皿洗浄装置は、請求項1〜6のいずれかに記載の食器皿洗浄装置であって、
前記供給手段は、前記使用済みの第2の洗浄液に洗剤を混合する洗剤混合手段を含むことを特徴としている。
この特徴によれば、すすぎに使用された使用済みの第2洗浄液に洗剤を混合して第1吐出手段に供給できるため、第1洗浄液による食器皿の洗い能力をさらに高めることができる。
本発明の実施例を以下に説明する。
図1は、本発明の実施例における食器皿洗浄装置の全体像を示す斜視図であり、図2は、図1のA−A線に沿う断面図であり、図3は、食器皿の洗浄に用いられる洗浄液の供給経路および排水経路を示す概略図である。
図1および図2に示されるように、食器皿洗浄装置(以下洗浄装置1と称する)を構成する密閉された略直方体の筐体Bの内部に、食器皿Dを一方から他方に搬送する搬送部Sが略水平に配設されている。筐体Bの一方には食器皿Dを1枚ずつ分離装置24により分離して間歇的に搬送部Sの一端上面に供給する供給部2が設けられている。水平に配設された搬送部Sの上流側には、後述する食器皿Dの第1吐出手段に相当する第1噴射ノズル6a,6bが配置されているとともに、搬送部Sの下流側、つまり第1噴射ノズル6a,6bよりも搬送方向の下流側には、第2吐出手段に相当する第2噴射ノズル7a,7b,7cがそれぞれ配置されている。更に洗浄装置1の下流側には、洗浄後に搬送部Sによって移送される食器皿Dを排出する排出部3が配設されている。
供給部2における筐体Bの天板16に形成された投入口H1の下方には、食器皿Dを挿通する案内筒としての投入案内筒4が搬送部Sに向けて延びるように天板16の下面に取付けられている。この投入案内筒4の途中には、供給された複数の食器皿Dを積載状態に支持するとともに、積載された食器皿Dを1枚ずつ分離して搬送部S上に落下する円柱状の分離部材24a、24bから成る分離装置24が配置されている。
搬送部Sは、搬送方向の両側に食器皿D上部の浮き上がりを押さえる押さえロッドR1と、この押さえロッドR1の下方に並設され食器皿Dの下面を支持する食器皿受けロッドR2とから成る案内レール25が搬送路の両側に並設され、両ロッドR1,R2の外側には、食器皿Dを搬送部Sの一方から他方に向けて搬送可能な一対の搬送スクリューS1,S2が並設して設置されている。一対の搬送スクリューS1,S2には、互いに反対向のリード溝が刻設され、これらリード溝に食器皿Dの両縁部下面を係合支持し、搬送スクリューS1,S2の反対方向の回転により食器皿Dを洗浄する洗浄部13から洗浄後の食器皿Dを排出する排出部3に向けて移動される。
洗浄部13には、食器皿Dの搬送方向に向けて、後述する第1洗浄液で食器皿Dの洗いを行う第1噴射ノズル6a,6bおよび食器皿Dのブラッシングを行う回転ブラシ8a,8bを上下位置に配設した第1洗浄部13aと、後述する第2洗浄液で食器皿Dのすすぎを行う第2噴射ノズル7a,7b,7cを上下位置に配設した第2洗浄部13bと、食器皿Dの水切りおよび乾燥を行うエアー噴射ノズル9a,9bを上下位置に配設した乾燥部13cとが、配設されている。
これら食器皿Dの搬送方向に向けて配設された第1洗浄部13a、第2洗浄部13b及び乾燥部13cは、上下方向に立設された仕切板20、21によってそれぞれ仕切られており、特に仕切板20には、両ロッドR1,R2と一対の搬送スクリューS1,S2及び食器皿Dを通過可能な開口が形成されている。詳しくは、第1洗浄部13aと第2洗浄部13bとの間に立設された仕切板21は、搬送部Sの下部から筐体Bの底面に向けて延設されており、第2洗浄部13bと乾燥部13cとの間に立設された仕切板20は、筐体Bの天板16の下面から後述するフィルター31の上部まで延設されており、上下方向の中央位置には食器皿Dを通過可能な開口が形成されている。
また、排出部3には、エアー噴射ノズル9a,9bの水切り乾燥後に、一対の搬送スクリューS1,S2によって搬送されてきた食器皿Dを排出すべく、案内筒としての排出案内筒5が、筐体Bの天板16に形成された開口H2の下面に、搬送部Sに向けて延びるように取付けられている。
排出部3の排出案内筒5直下には、食器皿Dを上方に押し上げる押上げ装置12が配設され、排出案内筒5の途中には、押上げ装置12により押上げられた食器皿Dを1枚ずつ順次支持する支持爪Jが排出案内筒5周囲の3箇所に配設されており、押上げ装置12により支持爪Jを押し上げて通過した食器皿Dを、押上げ装置12の下降により支持し、順次下方から食器皿Dを積載できるようになっている。
図2に示されるように、洗浄装置1の筐体B内の下部には、使用済みの第1洗浄液を収集する排水タンク32と、使用済みの第2洗浄液を貯留する貯留部に相当する貯留タンク26と、が配設されている。詳しくは、排水タンク32は第1噴射ノズル6a,6bが配設された第1洗浄部13aの下方に配設され、貯留タンク26は第2噴射ノズル7a,7b,7cが配設された第2洗浄部13b及びエアー噴射ノズル9a,9bが配設された乾燥部13cの下方に配設されており、これら排水タンク32と貯留タンク26とは仕切り板21により区画されている。
従って、第1噴射ノズル6a,6bから噴射された第1洗浄液40は、洗いに使用された後に第1洗浄液受部としての排水タンク32内に落下し、また、第2噴射ノズル7a,7b,7cから噴射された第2洗浄液40は、すすぎに使用された後に第2洗浄液受部としての貯留タンク26内に落下するようになっている。つまり、使用済みの第1洗浄液41’と使用済みの第2洗浄液40’とは、それぞれ筐体B内に別個に配設された排水タンク32及び貯留タンク26にそれぞれ落下して収集されるようになっているため、食器皿Dの洗いとすすぎとが同時に行われ、使用済みの第1洗浄液41’及び使用済みの第2洗浄液40’が同時に排水される場合であっても、後述するように、簡単に使用済みの第2洗浄液40’のみを集めて第1噴射ノズル6a、6bに供給することができる。また、貯留タンク26の内部には、使用済みの第2洗浄液40’を加熱可能なヒータ27が設けられている。
第1噴射ノズル6a,6bの下方に配設された排水タンク32の下部には、使用済みの第1洗浄液41’を排水する排水部としての排水孔32aが形成されている。第2噴射ノズル7a,7b,7cの下方に配設された貯留タンク26の下部には、後述する第2洗浄液循環路22に連通する供給孔26aが形成されている。
排水孔32aには排水路32bが連設されており、使用済みの第1洗浄液41’が排水孔32bから排水路32bを介して筐体Bの外部に排水される。供給孔26aには、第2洗浄液循環路22が連設されており、貯留タンク26内に貯留された使用済みの第2洗浄液40’を供給手段の一部であるポンプP1を介して供給孔26aから第2洗浄液循環路22に向けて循環可能になっている。また、第2洗浄液循環路22の下流側端部は第1噴射ノズル6a,6bに接続されており、第2洗浄液循環路22に供給される使用済みの第2洗浄液40’が、第1噴射ノズル6a,6bから噴射される第1洗浄液として再利用される。また、第2洗浄液循環路22と排水路32bとは連結管33で接続されており、連結管33には使用済みの第2洗浄液40’を排水路32bに排出可能とする排水手段の一部である排水バルブ28が設けられている。
仕切板21には、一端が排水タンク32側に連通したオーバーフロー管34が設けられており、貯留タンク26内に貯留される使用済みの第2洗浄液40’が所定水位以上となったときに、該第2洗浄液40’を排水タンク32側に排水可能となっている。
排水タンク32及び貯留タンク26の上部には、それぞれ透水性を有するフィルター30,31が設けられており、第1噴射ノズル6a,6bおよび回転ブラシ8a,8bや第2噴射ノズル7a,7b,7cによる洗浄の際に、フィルター30,31によって使用済みの第1洗浄液41’及び使用済みの第2洗浄液40’に含まれる厨芥等が確実にろ過(捕捉)されるので、食器皿Dからの塵や付着物等と水分とが分別され、排水タンク32や貯留タンク26内に堆積させることなく、排水孔32aおよび排水路32bや供給孔26aおよび第2洗浄液循環路22、排水バルブ28、ポンプP1等での詰まりを未然に防ぐことができる。また、フィルター30,31は着脱自在に設けられているので、取り外すだけで簡便に清掃を行えるため、洗浄装置1の下部の複雑なメンテナンス作業の手間を省ける。
次に、図3に示されるように、清浄装置1における第1洗浄液40,40’の排水経路および第2洗浄液41,41’の循環経路と、その作用について具体的に説明する。
前述したように、貯留タンク26の下部に形成された供給孔26aから連設された第2洗浄液循環路22は、第1噴射ノズル6a、6bに接続されているとともに、該洗浄液循環路22に配設されたポンプP1を適宜駆動することで、貯留タンク26内に貯留された使用済みの第2洗浄液40’を第1噴射ノズル6a、6bに供給できるようになっている。
また、洗浄液循環路22の所定箇所から分岐された連結管33は、排水タンク32の下部に形成された排水孔32aから連設された排水路32bに接続されており、連結管33に配設された排水バルブ28を開放することで、貯留タンク26内に貯留された使用済みの第2洗浄液40’を外部に排水することもできるようになっている。また、排水タンク32に収集された使用済みの第1洗浄液41’は、排水路32bを介して外部に排水できるようになっている。
一方、洗浄装置1は、湯沸器35で加熱された温水を貯留する温水槽38を備えており、温水槽38は、ポンプP4を介して第2噴射ノズル7a,7b,7cに接続されており、ポンプP4を駆動することで、温水槽38内に貯留された温水を前述の食器皿の洗いおよびブラッシング後の食器皿のすすぎにおいて、第2噴射ノズル7a,7b,7cから噴射する第2洗浄液40として使用できるようになっている。
また、温水槽38は、ポンプP3を介して第2洗浄液循環路22に配設された供給バルブ39に接続されており、温水槽38内に貯留された温水を第2洗浄液循環路22にも供給できるようになっている。つまり、ポンプP3を駆動することで温水を第1噴射ノズル6a、6bに供給することができるようになっている。
また、第2洗浄液循環路22における供給バルブ39よりも下流側には、洗剤(本実施例では液状洗剤)を貯留可能な洗剤槽29がポンプP2を介して接続されており、第2洗浄液循環路22内に洗剤を供給することができるようになっている。つまり、第2洗浄液循環路22を流れる洗浄液に洗剤を混合して介した状態で第1噴射ノズル6a、6bに供給できるようになっている。
このように、第2噴射ノズル7a,7b,7cから噴射され、食器皿のすすぎに使用された使用済みの第2洗浄液40’は、第2噴射ノズル7a,7b,7cの配置位置下方に配設された貯留タンク26内に貯留され、ヒータ27により加熱されるとともに、該貯留タンク26内に貯留された使用済みの第2洗浄液40’は、ポンプP1の駆動により、供給孔26aから流出して第2洗浄液循環路22を介して第1噴射ノズル6a、6bに供給されるようになっているため、該第2洗浄液40’を、第1噴射ノズル6a、6bから噴射する第1洗浄液41として再利用することができる。つまり、これら貯留タンク26、供給孔26a、第2洗浄液循環路22及びポンプP1は、本発明の供給手段を構成している。
また、第2洗浄液循環路22内において、第2洗浄液に洗剤槽29から供給された洗剤が混合され、該洗剤を含む第2洗浄液が第1噴射ノズル6a、6bから噴射されるため、第1噴射ノズル6a、6bされる洗浄液による洗い効果がより高まる。
また、例えば洗浄装置1の駆動初期時等において、貯留タンク26内に使用済みの第2洗浄液40’が貯留されていないときや、使用済みの第2洗浄液40’の貯留量が少ないときには、使用済みの第2洗浄液40’の代替として、温水槽38からの温水を供給バルブ39を介して引き込むことで第1噴射ノズル6a,6bに供給することが可能である。
以上説明してきたように、本発明の実施例としての洗浄装置1にあっては、第1噴射ノズル6a、6bから噴射された第1洗浄液41にて洗われた食器皿のすすぎに使用された使用済みの第2洗浄液40’は、洗浄の第1過程である洗いに使用された使用済みの第1洗浄液41’に比べて比較的きれいであるため、この第2洗浄液40’を第1洗浄液41として再利用しても、食器皿の洗いの効果を著しく低下させることがないため、食器皿の洗い及びすすぎにかかる水の使用量およびコストを効果的に低減できる。
また、使用済みの第2洗浄液41’を貯留タンク26内においてヒータ27で加熱した状態で第1噴射ノズル6a、6bに供給できるため、第1洗浄液41(使用済みの第2洗浄液40’)による食器皿の洗い能力をさらに高めることができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれ、上記実施例では、洗浄装置1の下部に使用済みの洗浄液40’を貯留する貯留タンク26が設けられたことで、常に使用済みの第2洗浄液40’の供給を安定した状態で行えることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、貯留タンク26を設けることなく第2洗浄液循環路22の大きさを大径として、貯留部の一部を兼ね備えるようにしてもよい。
また、上記実施例では、第2洗浄液40に水(温水)を用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、水のほかにも市販される公知のアルコール洗浄液等のすすぎ専用洗浄液を用いて食器皿のすすぎを行うようにしても良い。また、第1洗浄液についても同様である。
また、上記実施例では、第2洗浄液40’に洗剤を混合して洗浄能力を高めた第1洗浄液41としたことから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1噴射ノズル6a,6bの噴射における水圧を高めることで、洗剤を用いることなく食器皿の洗浄力を高めることもできる。同様にして第2噴射ノズル7a,7b,7cの噴射も高圧とすることですすぎ力も向上できる。
また、上記実施例では、第1噴射ノズル6a,6b及び第2噴射ノズル7a,7b,7cは洗浄液を噴射するものであったが、噴射に限られず、単に洗浄液を吐出するものであってもよい。
また、上記実施例では、貯留タンク26やポンプP1は筐体B内に配設されていたが、これらは筐体Bの外部に配設されていてもよい。
本発明の実施例における食器皿洗浄装置の全体像を示す斜視図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 食器皿の洗浄に用いられる洗浄液の供給経路および排水経路を示す概略図である。
符号の説明
1 洗浄装置(食器皿洗浄装置)
2 供給部
3 排出部
6a,6b 第1噴射ノズル(第1吐出手段)
7a,7b,7c 第2噴射ノズル(第2吐出手段)
13 洗浄部
13a 第1洗浄部(洗い部)
13b 第2洗浄部(すすぎ部)
13c 乾燥部
19、20、21 仕切板
22 第2洗浄液循環路(供給手段)
26 貯留タンク(貯留部、第2洗浄液受部)
26a 供給孔(供給手段)
27 ヒータ
28 排水バルブ
29 洗剤槽(混合手段)
30,31 フィルター
32 排水タンク(第1洗浄液受部)
32a 排水孔(排水部)
32b 排水路
34 オーバーフロー管
38 温水槽
40 第2洗浄液
40’ 使用済みの第2洗浄液
41 第1洗浄液
41’ 使用済みの第1洗浄液
B 筐体
D 食器皿
H1 投入口
H2 排出口
P1 ポンプ(供給手段)
P2 ポンプ(洗剤混合手段)
S 搬送部

Claims (7)

  1. 食器皿の投入口と排出口とが形成された筐体内に、前記食器皿を搬送可能な搬送部が前記投入口から前記排出口まで延設されるとともに、前記投入口から投入された食器皿が前記搬送部を介して前記搬出口まで搬送される間に洗浄され、前記排出口から排出されるようになっている食器皿洗浄装置において、
    前記食器皿の洗いに使用する第1洗浄液を吐出する第1吐出手段と、
    前記第1洗浄液にて洗われた食器皿のすすぎに使用する第2洗浄液を吐出する第2吐出手段と、
    前記食器皿のすすぎに使用された使用済みの第2洗浄液の少なくとも一部を前記第1洗浄液として使用するために前記第1吐出手段に供給する供給手段と、
    を備えることを特徴とする食器皿洗浄装置。
  2. 前記第2吐出手段は、前記搬送部における前記第1吐出手段よりも搬送方向の下流側に配置されており、
    前記筐体内には、前記食器皿の洗いに使用された使用済みの第1洗浄液を受ける第1洗浄液受部と、前記使用済みの第2洗浄液を受ける第2洗浄液受部とが、それぞれ別個に設けられている請求項1に記載の食器皿洗浄装置。
  3. 前記第2洗浄液受部には、前記使用済みの第2洗浄液を貯留可能な貯留部が設けられている請求項2に記載の食器皿洗浄装置。
  4. 前記貯留部の上部には、前記使用済みの第2洗浄液に含まれる厨芥を捕捉可能な透水性フィルターが設けられている請求項3に記載の食器皿洗浄装置。
  5. 前記貯留部内には、該貯留部内に貯留された使用済みの第2洗浄液を加熱可能なヒータが設けられている請求項3または4に記載の食器皿洗浄装置。
  6. 前記貯留部には、該貯留部内に貯留された使用済みの第2洗浄液をオーバーフローさせるオーバーフロー管が設けられている請求項3〜5のいずれかに記載の食器皿洗浄装置。
  7. 前記供給手段は、前記使用済みの第2の洗浄液に洗剤を混合する洗剤混合手段を含む請求項1〜6のいずれかに記載の食器皿洗浄装置。
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