JP2007309626A - 熱間等方圧加圧装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】処理室Rを形成する処理容器2と、処理容器2を収容する断熱体3と、断熱体3を収容する圧力容器4と、圧力容器4を冷却する冷却ユニット5と、処理容器2の流出口6と流入口7とを連通して処理室R内の圧媒を処理容器2と断熱体3の間に循環させる圧媒循環路8と、圧媒循環路8に分岐接続された圧媒冷却路9とを備え、圧媒冷却路9は、断熱体3と圧力容器4の間の冷却部34と、冷却部34を通過した圧媒を圧媒循環路8に返送する返送部35とを備えている。冷却部34と返送部35の何れか一方に冷却部34に流通する圧媒に対して冷却を促進する流れを付与する流れ付与手段を配備し、返送部35に冷却部34を通過した圧媒を流入口7近傍に返送する返送手段を配備する。
【選択図】図1
Description
圧力容器内の昇温や降温には多大な時間を要するため、上記熱間等方圧加圧法のサイクルタイムは昇温・降温工程が律速であると考えられる。サイクルタイムの短縮を図るべく、特に降温工程(冷却工程)の時間短縮を図った熱間等方圧加圧装置が開発されてきている。
該熱間等方圧加圧装置によれば、バルブ装置を開閉することにより、処理室と圧媒冷却路を循環する圧媒の流量を調整することができ、これによって圧力容器内での温度差を駆動力として自己循環する圧媒の降温時間を調整することができる。
かかる問題を解決すべく、特許文献2には、急冷に伴う処理室上下の温度勾配の緩斜化を図りつつ降温工程の短縮を試みた熱間等方圧加圧装置が開示されている。
即ち、本発明における課題解決のための技術的手段は、
被処理材を処理する処理室を形成する処理容器と、該処理容器を収容する断熱体と、該断熱体を収容する圧力容器と、該圧力容器を冷却する冷却ユニットと、処理容器に形成された流出口と流入口とを連通して処理室内の圧媒を処理容器と断熱体の間に循環させる圧媒循環路と、該圧媒循環路に分岐接続された圧媒冷却路とを備え、
該圧媒冷却路は、断熱体と圧力容器の間に設けられて冷却ユニットによって冷却された圧力容器により圧媒を冷却する冷却部と、該冷却部を通過して冷却された圧媒を圧媒循環路に返送する返送部とを備えている熱間等方圧加圧装置において、
前記冷却部と返送部の何れか一方に前記冷却部に流通する圧媒に対して冷却を促進させる流れを付与する流れ付与手段が配備され、
前記返送部に前記冷却部を通過した圧媒を前記流入口近傍に返送する返送手段が配備されていることを特徴としている。
本発明の熱間等方圧加圧装置を用いて処理室内を急冷するには、先ず、ポンプ装置により処理室の流入口に向けて、圧媒冷却路を通過してきたことにより圧力循環路内の圧媒よりも低温となった圧媒を供給する。これにより、圧媒循環路を循環中の高温の圧媒は該低温の圧媒と混ざり合い、温度が低下する。そして、該低温の圧媒が処理室に流入して被処理材と熱交換を行うことにより、被処理材が冷却されることとなる。
ここで、昇温工程のみならず、降温工程においても、圧力容器は冷却ユニットによって冷却されており、これによって冷却部は低温とされている。上述の如く圧媒循環路から圧媒冷却路に流れ込んだ高温の圧媒は、冷却部に流入することにより冷却された圧力容器と断熱体との間を通過することとなり、これによって圧媒は、圧力容器との間で熱交換を行い、冷却される。この様に、ポンプ装置により圧媒循環路に圧媒を導入することにより圧媒循環路内の圧媒は圧媒冷却路に流れ込むこととなり、この作用によりポンプ装置は流れ付与手段として機能しているのである。
また、冷却能力は、処理室の流入口近傍に導入される低温の圧媒の導入量が多いほど高くなるため、必要な冷却能力に応じた任意のポンプ能力を選択することにより、圧媒循環路内の圧媒の温度を調整することができる。特に、処理室内の温度が低下して圧力容器内での圧媒の温度差が僅少となる降温工程後半であっても、上述の如きポンプ装置による圧媒の導入により圧媒冷却路における圧媒の駆動力を維持することができ、これによって冷却効率の低下を抑制することができる。
また、前記圧力容器は、筒状の胴体と該胴体の上下開口を塞ぐ上蓋及び下蓋とを備え、前記圧媒循環路が処理容器と断熱体の間を上下方向に設けられると共に、前記圧媒冷却路の冷却部が断熱体と圧力容器の間を上下方向に設けられ、
前記下蓋には、圧力容器と断熱体との間を上下方向に伸びて前記冷却部を断熱体側の内流路部と圧力容器側の外流路部とに仕切る整流スリーブが立設されており、
前記圧媒循環路が前記冷却部の内流路部の下端部に連通され、該内流路部の上端部が外流路部の上端部に連通され、該外流通部の下端部が前記返送部に連通されていることが好ましい。
また、前記圧媒冷却路の返送部には、前記冷却部を通過した圧媒を冷却する冷却器が配備されていることが好ましい。
これによれば、圧媒冷却路の冷却部を通過した圧媒をさらに冷却することができる。
また、前記圧媒冷却路の冷却部に前記流れ付与手段が配備され、前記返送部に前記返送手段が配備され、前記断熱体が外断熱層と内断熱層とを備えてなり、
前記流れ付与手段は、前記圧力容器と前記外断熱層との間に形成される外冷却部と、前記外断熱層と前記内断熱層との間に形成される内冷却部と、該内冷却部の圧媒を外冷却部の圧媒流入側に流通可能な第1連通口と、外冷却部を通過した圧媒を内冷却部に再び流入可能な第2連通口と、第1連通口を閉塞可能な開閉弁とを備えていることが好ましい。
第1急速冷却においては、先ず、開閉弁を開き状態に設定し、既に稼働している冷却ユニットにより圧力容器を冷却する。これによって、外断熱層内側の内冷却部と外断熱層外側の外冷却部との温度差による圧媒の密度差を駆動力として内冷却部内の比較的高温の圧媒が開状態の第1連通口から外冷却部に流出する。
該外冷却部に流出した圧媒は、冷却ユニットにより冷却された圧力容器によって冷却される。ここで、外冷却部は返送部に連通していると共に第2連通口を介して内冷却部にも連通しているため、該冷却された圧媒の一部は返送部に流れ込み、一部は再び内冷却部に流入することとなる。ここに、内冷却部→外冷却部→内冷却部となる圧媒の循環路が形成されることとなり、該循環路を循環する圧媒は、内冷却部を通過する間に内断熱層内側から外側への伝熱による熱を奪い、外冷却部を通過する間に圧力容器との間で熱交換を行って熱を放出する。このとき、外断熱層によって外冷却部と内冷却部とは伝熱が制限されているため、これら外冷却部と内冷却部の間での熱交換は抑制される。これにより、内冷却部と外冷却部の間の温度差は維持され、該温度差を駆動力とした上述の圧媒の循環は効率よく行われる。
一方、圧媒冷却路の返送部に流入する圧媒によって第2急速冷却が展開される。該第2急速冷却においては、前記返送部に流入した圧媒を返送手段によって処理室の流入口の近傍に送り込み、該圧媒を圧媒循環路内の圧媒に混入させる。
該圧媒流入路内の圧媒は、循環中に前記第1急速冷却によって冷却されており、該圧媒に返送手段により冷却された圧媒がさらに混入することにより、処理室に流入する圧媒は処理室流出時よりも著しく低温なものとなり、該圧媒が処理室内にて被処理材と熱交換を行うことにより、被処理材は速やかに冷却されることとなる。
また、かかる点に鑑みれば、前記圧媒冷却路の冷却部に前記流れ付与手段が配備され、前記返送部に前記返送手段が配備され、前記断熱体が外断熱層と内断熱層とを備えてなり、
前記流れ付与手段は、前記圧力容器と前記外断熱層との間に形成される外冷却部と、前記外断熱層と前記内断熱層との間に形成される内冷却部と、該内冷却部の圧媒を外冷却部の圧媒流入側に流通可能な第1連通口と、外冷却部を通過した圧媒を内冷却部に再び流入可能な第2連通口と、該第2連通口を閉塞可能な開閉弁とを備えていることも好ましい。
また、前記圧媒循環路には、圧媒をさらに導入するための圧媒導入手段が連通されていることが好ましい。
圧力容器内の降温が進行すると、該圧力容器内の圧力は圧媒の温度低下による圧媒の体積収縮により低下し、これによって圧媒の対流による熱伝達が低下するが、圧媒導入手段により圧媒を補充して圧力容器内の圧力を高圧に維持することにより、熱伝達の低下を抑制することができる。
液化ガスは低温であり、しかもガスの気化潜熱による吸熱作用も有しているので、該液化ガスを圧媒循環路に導入することにより該圧媒循環路内のガス温度を下げることができ、これによって冷却速度を向上させることができる。液化ガスに代わって液化ガスを気化させた低温ガスを用いた場合も、同様の効果が得られる。
〈第1の実施の形態〉
図1に示す如く、本実施の形態の熱間等方圧加圧装置1は、被処理材Wを処理する処理室Rを形成する処理容器2と、該処理容器2を収容する断熱体3と、該断熱体3を収容する圧力容器4と、圧力容器4を冷却する冷却ユニット5と、処理容器2に形成された流出口6と流入口7とを連通して処理室R内の圧媒を処理容器2と断熱体3の間に循環させる圧媒循環路8と、該圧媒循環路8に分岐接続された圧媒冷却路9とを備えている。
圧力容器4は、上下方向の軸心を有する円筒状の胴体11と、該胴体11の上端開口を閉塞する上蓋12と、胴体11の下端開口を閉塞する下蓋13とから構成されている。
冷却ユニット5は、胴体11の外周に配備されて該胴体11の軸方向に伸びる側ジャケット14と、上蓋12の内部に同心円状に配備された上ジャケット15とを備えており、各ジャケット14、15に水等の冷媒を通過させることで胴体11及び上蓋12は冷却され、これによって、胴体11及び上蓋12は、昇温昇圧工程時又は保持工程時に圧力容器4としての強度に問題のない温度以下に保たれる。本実施の形態においては、下蓋13に冷却設備を配備していないが、必要に応じて上蓋12と同様の構成とすることも可能である。
また、下蓋13には、圧力容器4の内部に複数種の圧媒を供給するための圧媒供給管16が配備されている。
断熱体3は、天井部が閉じた倒立コップ状の上断熱体21と、該上断熱体21の下部の開口を塞ぐ下断熱体22とを備えており、圧力容器4との間に隙間を有して該圧力容器4内に収容されている。
また、処理室Rの底部であって処理容器2の開口部の直上となる位置には、処理室R内の圧媒を循環させるための圧媒循環ファン25が配備されている。
また、圧媒循環ファン25は、開口部の下方から圧媒を吸い込み、処理室R上方に向けて圧媒を送り出す構成とされている。
上述の如く圧媒循環ファン25が構成されていることにより、処理室R内の圧媒は底部から上部に向けて流動する。このため、処理室Rの上部開口が処理室Rから圧媒が流出する流出口6となり、開口部が処理室Rに圧媒が流入する流入口7となる。
圧媒循環路8は、処理容器2の側壁と上断熱体21の側壁との間に設けられた圧媒流出部31と、処理容器2の底壁と断熱体3の下断熱体22との間に設けられた圧媒流入部32とを備えている。
圧媒流出部31の上端部は、処理容器2の上端縁と上断熱体21の天板面との間に設けられた隙間S1を介して処理容器2の流出口6に連通されている。また、圧媒流出部31の下端部が圧媒流入部32と圧媒冷却路9とに分岐している。圧媒流入部32は処理容器2の流入口7を通じて処理室Rに連通されており、ここに、処理室R→流出口6→圧媒流出部31→圧媒流入部32→流入口7→処理室Rとなる圧媒循環路8が形成されている。
また、圧媒冷却路9の冷却部34は、圧力容器4の胴体11及び上蓋12に沿って設けられており、該胴体11及び上蓋12がジャケット14、15を通過する冷媒によって冷却されることにより、これら冷却された胴体11及び上蓋12と断熱体3との間を通過中の圧媒との間で熱交換が行われ、これによって該圧媒が冷却されることとなる。また、該冷却部34は、上蓋12の下方に回り込んだ位置にて返送部35に接続されている。
また、管路36の中途部には、圧媒循環路8内の圧媒に圧媒冷却路9を通過する流れを付与する流れ付与手段と圧媒冷却路9を通過して冷却された圧媒を、流入口7近傍の圧媒流入部32に強制的に返送する返送手段とを兼ねるポンプ装置41が配備されている。
ポンプ装置41は、圧媒流入部32に圧媒冷却路9を通過して冷却された圧媒を圧送可能に形成されており、該ポンプ装置41を稼働させることにより、所定の圧媒が圧媒循環路8の圧媒流入部32に導入され、該導入された圧媒と略同量の圧媒が圧媒通路33を通じて圧媒冷却路9に溢れ出す。これにより、圧媒には、圧媒通路33→冷却部34→返送部35と流通する流れが付与され、この作用によりポンプ装置41は流れ付与手段として機能するのである。また、該圧媒は、返送部35に流入した後、ポンプ装置41によって圧媒流入部32に強制的に返送される。この作用によりポンプ装置41は返送手段として機能するのである。これにより、圧媒循環路8の圧媒は、冷却部34と返送部35からなる圧媒冷却路9を経由して圧媒循環路8に環流することとなるのである。
本実施の形態は以上の構成からなるものであって、次に、本実施の形態の熱間等方圧加圧装置1を用いた処理工程について説明していく。
本実施の形態の熱間等方圧加圧装置1を用いた熱間等方圧加圧法においては、先ず、処理室R内に複数の被処理材Wを段状に収容し、その後、昇温昇圧工程を開始する。この昇温昇圧工程において、昇圧は、圧媒供給管16から圧媒圧縮機(図示省略)により高圧の圧媒を導入することで実施される。また、昇温は、抵抗加熱式ヒータに通電することで実施される。
そして、処理室Rが被処理材Wに必要な温度・圧力状態に達すると、保持工程に移行する。該保持工程においては、処理室R内の温度・圧力状態が処理品に必要とされる温度・圧力状態に一定時間保持される。
そして、保持工程完了後、降温工程に移行する。
該降温工程においては、昇温昇圧工程と同様に、圧力容器4の胴体11及び上蓋12に配備された各ジャケット14、15に水等の冷媒を流通させて圧力容器4は冷却されている。
先ず、ポンプ装置41を稼働させ、圧媒循環路8の圧媒流入部32に圧媒冷却路9を通過してきたことにより圧力循環路8内の圧媒よりも低温となった圧媒を導入する。該低温の圧媒を圧媒流入部32に導入して圧媒循環路8内の圧媒に混入することにより、該圧媒循環路8内の圧媒の温度は低下し、処理室Rには処理室R内よりも低温の圧媒が流入することとなる。そして、該圧媒が圧媒循環ファン25により処理室R内の被処理材Wと接触しながら処理室Rの下方から上方に向けて流動することにより、被処理材Wの急速冷却が実現される。
また、圧媒冷却路9により冷却された低温の圧媒がポンプ装置41によって定量的に圧媒循環路8の圧媒流入部32に供給されることにより、圧媒冷却路9の冷却部34を流れる圧媒に十分な駆動力が付与される。このため、特に降温工程後半等、従来技術では圧力容器4内の温度が低下して圧媒の循環駆動力となる圧力容器4内の温度差が小さなものとなる場合にも、降温工程初期と同様に圧媒にポンプ装置41による駆動力を付与することができ、これによって冷却効率の低下を抑制することができ、降温工程が短縮されることとなる。
なお、本実施の形態においては、図中に2点差線で示す如く、圧媒冷却路9の返送部35の管路36に冷却器42を配備することも可能である。これによれば、冷却部34を通過した圧媒をさらに冷却することが可能となる。
〈第2の実施の形態〉
本実施の形態においては、図2に示す如く、断熱体3と圧力容器4の胴体11との間に介在する筒状の整流スリーブ43が下蓋13に立設されている。該整流スリーブ43は、下蓋13から断熱体3の上端部と略同じ高さ位置まで延設されている。
なお、管路36の接続位置は最下端である必要はない。
なお、本実施の形態においては、図3に示す如く、圧力容器4内にポンプ装置41を配備することも可能であり、これにより、装置構成の簡素化が図られるばかりでなく、圧力容器4の下蓋13の周囲の省スペース化が図られる。
〈第3の実施の形態〉
本実施の形態においては、図5に示す如く、圧媒循環路8の圧媒流入部32に、処理室Rに圧媒をさらに導入するための圧媒導入手段48が連通されている。
上記降温工程では、ガス温度の低下によるガスの体積収縮により圧力容器4内の圧力が低下し、これにより対流による熱伝達が小さくなり、冷却効率が低下する虞がある。これを補う手段として、本実施の形態においては圧媒導入手段48を追加設置し、該圧媒導入手段48に圧媒を補充することにより圧力容器4内の圧力低下を抑制し、これにより熱伝達の低下を抑制している。
この様な液化ガス又は低温ガスの利用は、圧媒循環路8を循環する圧媒の温度がある程度下がって冷却速度が低下した場合に、処理室R内の温度をさらに室温に近い温度域にまで降温させるときに特に効果的である。これにより、降温工程はさらに短縮化されることとなり、保持工程後早期に被処理材Wをハンドリングする場合にも、火傷防止等のための特別な治具等を使用することなく行うことができる。
〈第4の実施の形態〉
本実施の形態において、図6に示す如く、断熱体3は、内断熱層50と外断熱層51、及び下断熱体22とから構成される。また、流れ付与手段は、圧力容器4と、外断熱層51と、該外断熱層51の天板部の略中央部に設けられた第1連通口52と、外断熱層51の下端部と下断熱体22の外周縁との間に設けられた第2連通口53と、該第1連通口52に配備された開閉弁54とによって構成されている。
また、外断熱層51を配備することにより、圧媒冷却路9の冷却部34は、内断熱層50と外断熱層51の間の内冷却部56と、外断熱層51と圧力容器4の間の外冷却部57とに仕切られる。内冷却部56と外冷却部57とは、上端部どうしが第1連通口52を介して連通されており、下端部どうしが第2連通口53を介して連通されている。また、外冷却部57の下端部は、返送部35にも連通されている。
本実施の形態は以上の構成からなるものであって、次に、本発明の熱間等方圧加圧装置1を用いた処理工程について説明していく。
そして、一定時間の保持動作完了後、降温工程に移行する。
本実施の形態においては、降温工程にて圧力容器4内にて以下の第1急速冷却と第2急速冷却が展開される。
このとき、内冷却部56内の圧媒の温度は外冷却部57の圧媒の温度よりも高く、これにより、両冷却部56、57の圧媒密度は内冷却部56<外冷却部57となっているため、開閉弁54を開くことにより、両冷却部34の密度差(温度差)を駆動力として、内冷却部56内の圧媒が内冷却部56を上昇して開状態の開閉弁54から外冷却部57に流出する。
そして、外冷却部57の下端部まで下降した圧媒は、一部が圧媒返送部35に流れ込み、一部が再び内冷却部56に流入することとなる。ここに、内冷却部56→外冷却部57→内冷却部56となる冷却用の循環路が形成されることとなり、該冷却用の循環路を循環する圧媒は、内冷却部56を上昇する間に内断熱層50内側から外側への伝熱による熱を奪い、外冷却部57を下降する間に圧力容器4との間で熱交換を行って熱を放出する。また、外断熱層51によって外冷却部57と内冷却部56とは伝熱が制限されているため、これら外冷却部57と内冷却部56の間での熱交換は抑制され、これにより内冷却部56と外冷却部57の間の温度差は維持され、該温度差を駆動力とした上述の圧媒の循環は効率よく行われる。
また、開閉弁54の開き具合を調整することにより上記冷却用の循環路を循環する圧媒の流量を調整することができ、これにより、処理室R内の温度状態を調整することが可能となる。
そして、該第1急速冷却を所定時間行って処理室R内の温度を低下させた後、第2急速冷却を行う。
これにより、圧媒流入部32に圧媒冷却路9を通過して冷却された圧媒が導入されることとなる。圧媒循環路8を循環する圧媒は、圧媒流出部31を通過中に前記第1急速冷却によって冷却されており、該圧媒に圧媒冷却路9を循環して冷却された圧媒が混ざり合うことにより、処理室Rに流入する圧媒は処理室R流出時よりも十分に低温なものとなり、該圧媒が処理室R内にて被処理材Wと熱交換を行うことにより、被処理材Wの冷却は促進される。
また、ファン装置60による圧媒流入部32への圧媒の導入量を調整することにより処理室Rに流入する圧媒の温度を調整することができ、これによっても処理室R内の温度を調整することが可能となる。
また、本実施の形態においても、図中に2点鎖線で示す如く、圧媒循環路8の圧媒流入部32に、処理室Rに圧媒をさらに導入するための圧媒導入手段48を配備することも可能である。
〈第5の実施の形態〉
本実施の形態においては、図7に示す如く、外断熱層51の下端部と下蓋13の間となる位置、即ち、外冷却部57から第2連通口53と返送部35に分岐する流路に開閉弁54が配備されている。該開閉弁54を閉じ状態とすることにより、外冷却部57と内冷却部56及び圧媒返送部35への連通状態は遮断されることとなる。
また、降温工程においては、開閉弁54を開き状態に設定することによりにより、外冷却57と内冷却部56は連通されることとなり、上述の如き第1急速冷却及び第2急速冷却は実現される。
本実施の形態によれば、開閉弁54には冷却部34を通過して十分に冷却された圧媒が接触することとなるため、開閉弁54への熱的負荷が抑制されて該開閉弁54の早期の劣化が回避されることとなる。
また、処理室R内の圧媒循環手段として圧媒循環ファン25を使用し、処理容器2内の圧媒を圧媒冷却路9に流通させると共に該圧媒冷却路9を通過した圧媒を圧媒流入部32に返送する手段としてポンプ装置41を使用しているが、これらの手段はファン・ポンプ装置に限定されるものではなく、必要な機能を果たす他の手段、例えばエジェクタ等を使用することもできる。
2 処理容器
3 断熱体
4 圧力容器
5 冷却ユニット
6 流出口
7 流入口
8 圧媒循環路
9 圧媒冷却路
11 胴体
12 上蓋
13 下蓋
21 上断熱体
22 下断熱体
31 圧力流出部
32 圧力流入部
33 圧媒通路
34 冷却部
35 返送部
41 ポンプ装置
43 整流スリーブ
45 内冷却部
46 外冷却部
48 圧媒導入手段
50 内断熱層
51 外断熱層
52 第1連通口
53 第2連通口
54 開閉弁
56 内冷却部
57 外冷却部
R 処理室
W 被処理材
Claims (8)
- 被処理材を処理する処理室を形成する処理容器と、該処理容器を収容する断熱体と、該断熱体を収容する圧力容器と、該圧力容器を冷却する冷却ユニットと、処理容器に形成された流出口と流入口とを連通して処理室内の圧媒を処理容器と断熱体の間に循環させる圧媒循環路と、該圧媒循環路に分岐接続された圧媒冷却路とを備え、
該圧媒冷却路は、断熱体と圧力容器の間に設けられて冷却ユニットによって冷却された圧力容器により圧媒を冷却する冷却部と、該冷却部を通過して冷却された圧媒を圧媒循環路に返送する返送部とを備えている熱間等方圧加圧装置において、
前記冷却部と返送部の何れか一方に前記冷却部に流通する圧媒に対して冷却を促進させる流れを付与する流れ付与手段が配備され、
前記返送部に前記冷却部を通過した圧媒を前記流入口近傍に返送する返送手段が配備されていることを特徴とする熱間等方圧加圧装置。 - 前記圧媒冷却路の返送部に前記流れ付与手段と返送手段とが設けられ、これら流れ付与手段と返送手段とが1つのポンプ装置により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の熱間等方圧加圧装置。
- 前記圧力容器は、筒状の胴体と該胴体の上下開口を塞ぐ上蓋及び下蓋とを備え、前記圧媒循環路が処理容器と断熱体の間に上下方向に設けられると共に、前記圧媒冷却路の冷却部が断熱体と圧力容器の間に上下方向に設けられ、
前記下蓋には、圧力容器と断熱体との間を上下方向に伸びて前記冷却部を断熱体側の内流路部と圧力容器側の外流路部とに仕切る整流スリーブが立設されており、
前記圧媒循環路が前記冷却部の内流路部の下端部に連通され、該内流路部の上端部が外流路部の上端部に連通され、該外流通部の下端部が前記返送部に連通されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の熱間等方圧加圧装置。 - 前記圧媒冷却路の返送部には、前記冷却部を通過した圧媒を冷却する冷却器が配備されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の熱間等方圧加圧装置。
- 前記圧媒冷却路の冷却部に前記流れ付与手段が配備され、前記返送部に前記返送手段が配備され、前記断熱体が外断熱層と内断熱層とを備えてなり、
前記流れ付与手段は、前記圧力容器と前記外断熱層との間に形成される外冷却部と、前記外断熱層と前記内断熱層との間に形成される内冷却部と、該内冷却部の圧媒を外冷却部の圧媒流入側に流通可能な第1連通口と、外冷却部を通過した圧媒を内冷却部に再び流入可能な第2連通口と、第1連通口を閉塞可能な開閉弁とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の熱間等方圧加圧装置。 - 前記圧媒冷却路の冷却部に前記流れ付与手段が配備され、前記返送部に前記返送手段が配備され、前記断熱体が外断熱層と内断熱層とを備えてなり、
前記流れ付与手段は、前記圧力容器と前記外断熱層との間に形成される外冷却部と、前記外断熱層と前記内断熱層との間に形成される内冷却部と、該内冷却部の圧媒を外冷却部の圧媒流入側に流通可能な第1連通口と、外冷却部を通過した圧媒を内冷却部に再び流入可能な第2連通口と、該第2連通口を閉塞可能な開閉弁とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の熱間等方圧加圧装置。 - 前記圧媒循環路には、圧媒をさらに導入するための圧媒導入手段が連通されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の熱間等方圧加圧装置。
- 前記圧媒は不活性ガスによって構成され、前記圧媒導入手段により圧媒循環路に導入する圧媒は、液化ガス又は液化ガスを気化させた低温ガスであることを特徴とする請求項7に記載の熱間等方圧加圧装置。
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