JP2007303719A - 熱回収装置、並びに、コージェネレーションシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】密閉型の貯留タンク10を備え、貯留タンク10を含む熱エネルギー回収流路20に、ラジエター(放熱装置)29、循環ポンプ25が設けられている。貯留タンク10に対して並列的にバイパス流路23が設けられている。貯留タンク10の底部に排出弁82が設けられており、ラジエター29の熱交換器6側に空気導入弁85が設けられている。排出モードにおいてはラジエター29からバイパス流路23を経由して貯留タンク10の頂部接続部11に至る一連のルートが開かれると共に、貯留タンクに連通する他の流路が閉鎖される。排出弁82と空気導入弁85とを開放すると、貯留タンク10側が負圧となり、ラジエター29内の液体が吸引されて貯留タンク10に流れ込む。
【選択図】 図1
Description
即ち燃料電池を発熱源とするコージェネレーションシステムでは、燃料電池が発生する排熱によって水を加熱し、加熱された水を貯留タンクに貯留するが、貯留タンクに高温の湯が満たされた状態となってしまうと排熱の行き場が無くなり、燃料電池を運転することができなくなってしまう。
一方、排熱を有効利用できず、燃料電池が発生する電気だけを利用する場合であってもエネルギー効率が高い場合があり、排熱を有効利用できない場合であっても燃料電池を運転したいという要求がある。
しかしながら、上記した様なコージェネレーションシステムはラジエター部分の水を排出することが困難であるという問題がある。
即ちラジエターは、細い管によって流路が構成されており、さらに流路が入り組んでいる。そのため単に排水栓を開放しただけでは内部の水を排出しきることができない。
一方、ラジエターを構成する細管は、熱交換効率を上げるために肉厚の薄い管が採用されている。そのためラジエターは他の構成部材に比べて機械的強度が低く、内部に水が残留し、これが凍結して膨張すると、高い確率で壊れてしまう。
即ち特許文献1に開示されたコージェネレーションシステムでは、貯留タンクは大気開放型のタンクが採用されていたが、これに代わって密閉型のタンクを使用し、貯留タンク内の負圧によって放熱装置内の液体を吸い出すことを考えた。
図18は、第一試作の熱回収装置の作動原理図である。なお第一試作の熱回収装置は、後記する様に期待した効果を発揮しなかった。
第一試作の熱回収装置100は、密閉型の貯留タンク10を備え、貯留タンク10を含む環状の熱エネルギー回収流路20に、弁101、ラジエター(放熱装置)29、循環
ポンプ25、熱交換器6が設けられている。より具体的には、貯留タンク10の下部に設けられた底部接続部12が弁101を介してラジエター29に接続され、さらにラジエター(放熱装置)29の排出口が循環ポンプ25及び熱交換器6を介して貯留タンク10の上部に設けられた頂部接続部11に接続されている。
なお、熱交換器6は、燃料電池(熱発生源)5が排出する熱を熱エネルギー回収流路20を流れる液体に移動するものである。
また図18に示す熱回収装置は、液体を温度層に分けて貯留タンク10に貯留することを意図している。
発明者らの予測では、貯留タンク10の液体が排出され、貯留タンク10内が負圧状態となり、ラジエター29内の液体が、矢印の方向に吸い上げられ貯留タンク10に回収され、さらに排出弁82から排出されると考えた。
しかしながら、第一試作の熱回収装置100は、期待した効果を発揮せず、ラジエター29内に液体が残ってしまうものであった。
この原因は、第一試作の熱回収装置100では、負圧となる貯留タンク10とラジエター29との間に、熱交換器6と循環ポンプ25が介在されるためであり、ラジエター29と貯留タンク10との間の圧力損失が大きいためであると予想された。
また液体を温度層に分けて貯留タンクに貯留する場合、低温の液体が貯留タンクに戻ると適切な層構成を乱す。そのため液体を温度層に分けて貯留タンクに貯留する場合、低温の液体が貯留タンクに戻ることは好ましくない。
そして暖機運転モードの場合は、主として熱交換器とバイパス流路を通過する環状流路に水等の液体が流される。なお「主として」とは、必ずしも全ての液体がバイパス流路を通過しなくてもよいことを明記したものである。例えば液体を分流して一部をバイパス流路に流し、残りを貯留タンクを通る流路に流してもよい。また暖機運転モードの場合は、液体を冷却する必要はないから、液体は、必ずしも放熱装置を通過する必要はない。もちろん暖機運転モードの際に液体が放熱装置を通過するものであってもよい。
また熱回収モードにおいては、液体を主として熱交換器と貯留タンクを通過する環状流路に流す。熱回収モードの場合においても、液体を冷却する必要はないから、液体は、必ずしも放熱装置を通過する必要はない。
そして排出モードにおいては電気的に開閉される弁又は弁群を制御して放熱装置とバイパス流路と貯留タンクの上部側を通過する一連のルートを開くと共にバイパス流路及びバイパス流路・貯留タンク間に連通する他の流路を閉鎖する。
この状態で空気導入弁と排出弁を開く。その結果、貯留タンク内の液体が排出弁から排出され、貯留タンクからバイパス流路及び放熱装置に至る間が負圧となる。そのため空気導入弁から空気が導入される。ここで空気導入弁は、放熱装置の熱交換器側から空気を導入するから、放熱装置内の液体は、空気導入弁から導入される大気圧に押され、バイパス流路を経て貯留タンクに回収される。そして排出弁から外部に排出される。
本発明の熱回収装置では、圧力検知手段が負圧を検知した事を条件として排出モードとなり、放熱装置・バイパス流路・貯留タンクの上部側を通過する一連のルートを開くと共にバイパス流路及びバイパス流路・貯留タンク間に連通する他の流路が閉鎖される。
そして空気導入弁が開かれると空気導入弁から空気が導入され、放熱装置内の液体は、空気導入弁から導入される大気圧に押され、バイパス流路を経て貯留タンクに回収される。そして排出弁から外部に排出される。
放熱装置を設けた設計の熱回収装置では、放熱装置の設置環境によって放熱装置の冷却能力にバラツキが発生する。そのため、放熱装置が安定した冷却能力を発揮するためには、放熱装置は、熱回収装置の設置場所等が異なっても、配置環境のバラツキが少ない位置に設置されることが望ましい。
本発明の熱回収装置は、放熱装置が貯留タンクの下方に配されている。そのため熱回収装置の設置場所や設置条件等によらず、放熱装置の設置環境が殆ど変動しない。従って、本発明の熱回収装置は、放熱装置の冷却能力が安定している。
また本発明の熱回収装置では、送風機は、送風方向が貯留タンク側に向くように設置されている。
かかる構成によれば、放熱装置において放熱することによって発生した暖かい空気を貯留タンク側に向けて送風することができる。そのため、上記した構成によれば、放熱装置において発生した暖かい空気によって貯留タンクを保温することができる。従って、本発明の熱回収装置は、放熱装置において発生した熱エネルギーを貯留タンクの保温に転用することができ、放熱に伴う熱回収装置のエネルギー効率の低下を抑制することができる。 また本発明の熱回収装置は、熱回収装置では、設置面と放熱装置との間に気体が流通可能な空間が形成されている。
そのため貯留タンクの下方に放熱装置を配した場合であっても、空気の流れを確保することができる。従って、上記した構成によれば、放熱装置において液体を十分放熱させることができる。
実施形態の説明は、先に本発明の基本構成と基本的な動作について簡単に説明し、続いてより実用的な構成例について説明することとする。
図1は、本発明の第一実施形態のコージェネレーションシステム及び熱回収装置の作動原理図である。
図1に示す熱回収装置86は、バイパス流路23を備えている点で図18に示す第一試作の熱回収装置100と異なる。
重複する構成を含めて再度説明すると、熱回収装置86は、密閉型の貯留タンク10を備え、貯留タンク10を含む環状の熱エネルギー回収流路20に、加熱側三方弁28、ラジエター(放熱装置)29、循環ポンプ25、熱交換器6が設けられている。即ち貯留タンク10の下部に設けられた底部接続部12が加熱側三方弁28を介してラジエター29に接続され、さらにラジエター(放熱装置)29の排出口が循環ポンプ25及び熱交換器6を介して貯留タンク10の上部に設けられた頂部接続部11に接続されている。
バイパス流路23の、「ラジエター29と貯留タンク10の下部間」との分岐部には前記した加熱側三方弁28がある。加熱側三方弁28は自動弁である。
加熱側三方弁28を構成する3つのポートのうちの2つは熱エネルギー回収流路20の貯留タンク10の下部からラジエター29に至る流路に接続されており、残りのポートにはバイパス流路23を構成する配管が接続されている。即ち、バイパス流路23は、加熱側三方弁28を介して熱エネルギー回収流路20の加熱往き側流路21に接続されている。
本実施形態では、熱エネルギー回収流路20に2個の電磁弁88,89を設けたが、往き側回路遮断用電磁弁88については、電磁弁に代わって手動弁を採用してもよい。
一方、空気導入弁85の位置は、前記した第一試作とは異なり、ラジエター29の熱交換器6側に設けられている。
即ちラジエター29と往き側回路遮断用電磁弁88との間を分岐し、当該分岐流路83に空気導入弁85が設けられている。
本実施形態では、排出弁82と空気導入弁85は手動弁であるが、電磁弁等の自動弁であってもよい。
そして負荷側電磁弁93を開くと、給水口92に接続された上水の圧力に押されて貯留タンク10内の湯が頂部接続部11から排出され、負荷側電磁弁93から排出される。負荷側電磁弁93から排出された湯は、図示しない給湯回路等に供給され、所望の用途に供される。
また本実施形態では、制御装置60は動作モードとして暖機運転モードと、熱回収モード及び排出モードを備える。なお、排出モード以外の場合は、排出弁82と空気導入弁85は手動で閉じられている。
暖機運転モードは、燃料電池の運転初期の段階で実行される運転モードであり、貯留タンク10を迂回した流路に液体を流す運転モードである。
即ち暖機運転モードにおいては、循環ポンプ25、熱交換器6、分岐点90、バイパス流路23、ラジエター29によって構成される環状流路に液体を流す。即ち往き側回路遮断用電磁弁88及び戻り側回路遮断用電磁弁89を開き、加熱側三方弁28は、バイパス流路23とラジエター29が連通する状態とする。
熱交換器6を流れる液体は、直前に熱交換器6を出た液体であるから、過度に低温ではない。そのため燃料電池の各部が過度に吸熱されず、早期に暖機運転を終了させることができる。また循環する湯水は早期に昇温する。
熱回収モードは、暖機運転に続く運転モードである。熱回収モードは、定常的な運転モードであると言える。
熱回収モードでは、バイパス流路23を閉止し、貯留タンク10を経由する流路に液体を流す。即ち往き側回路遮断用電磁弁88及び戻り側回路遮断用電磁弁89を開き、加熱側三方弁28は、貯留タンク10の底部接続部12とラジエター29が連通する状態とする。
この状態で循環ポンプ25を起動し、熱交換器6で昇温された液体を貯留タンク10の上部からタンク内に導入する。
また貯留タンク10の底部接続部12から低温の液体(水)が押し出され、ラジエター29を経て熱交換器6に至る。
図4は、図1に示すコージェネレーションシステムが排出モードで動作する際の作動状態を示す作動原理図である。
本実施形態に即して説明すると、加熱側三方弁28を、バイパス流路23とラジエター29間が連通し、貯留タンク10との間が遮断される状態とし、ラジエター29からバイパス流路23を経由して貯留タンク10の頂部接続部11に至る一連のルートを開く。
なお貯留タンク10の底部接続部12とバイパス流路23との間は、前記した加熱側三方弁28によって閉鎖されている。
排出モードにおいては、往き側回路遮断用電磁弁88についても閉塞され、ラジエター29と循環ポンプ25間が閉じられる。
その結果、貯留タンク10内の液体が排出弁82から排出され、貯留タンク10からバイパス流路23及びラジエター29に至る間が負圧となる。一方、貯留タンク10からバイパス流路23は、ラジエター29とのみ連通し、他の機器や配管からの空気や液体の導入は無い。そのためラジエター29を経由してのみ貯留タンク10側に空気が導入されることとなる。
また空気導入弁85は、ラジエター29の熱交換器6側(循環ポンプ25側)にあり、且つラジエター29の熱交換器6側(循環ポンプ25側)の電磁弁88は閉鎖されているから、空気導入弁85から系内に導入された空気は、その全量がラジエター29に導入される。その結果、ラジエター29内の液体(水)は、空気導入弁85から供給される大気圧に押され、バイパス流路23側に流れる。この水は、バイパス流路23を経て貯留タンク10に流れ込み、最終的に排出弁82から外部に排出される。
そのためラジエター29内の水は円滑に排出される。
例えば貯留タンク10の圧力が急激に低下した場合や、貯留タンク10の水位が急激に低下した場合に自動的に排出モードに切り替える。
本実施形態の熱回収装置95は、貯留タンク10の圧力を検知する圧力検知部材96を持つ。他の構成は先の実施形態と同一であるので同一の番号を付すことによって重複した説明を省略する。
本実施形態の熱回収装置95は、貯留タンク10の圧力を検知する圧力検知部材96を持ち、常時貯留タンク10内の圧力を検知している。
そして貯留タンク10の圧力が低下すると、排出モードに切り替わり、制御装置60の指令によって、ラジエター29からバイパス流路23を経由して貯留タンク10の頂部接続部11に至る一連のルートが開かれると共に、バイパス流路23やバイパス流路・貯留タンク間に連通する他の流路が閉鎖される。
さらに弁の位置についても変形例が考えられる。例えば図6に示すようにバイパス流路23に電磁弁97を設け、さらに分岐点90と、頂部接続部11との間にもう一つの電磁弁98を設けても同様の作用が期待できる。
図6は、本発明の第三実施形態のコージェネレーションシステム及び熱回収装置の作動原理図である。
図7は、本発明の第四実施形態の熱回収装置の作動原理図である。
図7において、1は本実施形態のコージェネレーションシステムである。コージェネレーションシステム1は、大別して発電装置2と熱回収装置3とを組み合わせて構成されており、これらによってコージェネレーション系Sが構成されている。
往き側回路遮断用手動弁45は、ラジエター29と循環ポンプ25との間に設けられており、両者の流路を開閉するものである。
並列流路7のバイパス流路23の合流点には暖房切り替え用三方弁9が設けられている。暖房切り替え用三方弁9は、並列流路7の一方を選択して流路を開くものであり、暖房用熱交換器8が設けられた流路を開くことによって暖房運転を可能とし、暖房用熱交換器8が設けられていない側の流路を開くことによって暖房運転を停止することができる。
また更に本実施形態で採用する暖房切り替え用三方弁9は、並列流路7の双方と、バイパス流路23との流通を閉鎖することもできる。
そして流量調整弁15の下流側にもう一つの流量調整弁16を介して後述する給水系統Cの給湯用給水流路51が接続されている。
また給湯用給水流路51との接続部32よりも更に下流側には、入口側温度センサ33が設けられている。
給湯バイパス流路35は、コージェネレーション系Sの外部から供給される水を直接的に給湯装置31の下流側に送り込む、即ち給湯流路30をショートカットするための流路であり、中途にバイパス弁36を有する。また、給湯流路30は、給湯装置31よりも下流側に比例弁37、出口側温度センサ38と流水検知センサ40とを有する。
なお給湯バイパス流路35には、給湯流路30側から給水源側に向けて湯水が逆流するのを防止するための逆止弁17が設けられている。
なお給水口46の下流側には減圧弁18が設けられており、給水口46から供給された水は所定の圧力に減圧されてコージェネレーション系Sに導入される。
また給水系統Cには安全弁19が設けられており、コージェネレーション系S内の水圧が過度に上昇することが防止されている。
本実施形態では、排水用機器は、排出弁82と、空気導入弁85とによって構成されている。
即ち本実施形態の熱回収装置1では、貯留タンク10の底部接続部12に排出弁82が設けられている。またラジエター29と往き側回路遮断用手動弁45との間を分岐し、当該分岐流路83に空気導入弁85が設けられている。
コージェネレーションシステム1は、熱回収モードと給湯モードとを単独で実施することも、組み合わせて実施することも可能である。以下、コージェネレーションシステム1の動作について、各動作モード毎に説明する。
なお、排出モード以外の場合は、排出弁82と空気導入弁85は閉じられている。さらに排出モード以外の場合は、往き側回路遮断用手動弁45が開放されている。
暖機運転モードは、前記した様にコージェネレーションシステム1の運転初期の段階で実行される運転モードであり、貯留タンク10を迂回した流路に湯水を循環させる運転モードである。
これにより、熱交換器6、バイパス流路23、ラジエター29、循環ポンプ25によって構成される図13にハッチングで示すような湯水の循環系統が形成される。
熱回収モードは、循環ポンプ25を作動させて熱エネルギー回収流路20内に水流を発生させ、燃料電池5の動作に伴って発生する排熱(熱エネルギー)を回収して湯水を加熱し、この湯水を貯留タンク10に貯留する動作モードである。コージェネレーションシステム1が熱回収モードで動作する場合、制御装置60は、熱エネルギー回収流路20の加熱側三方弁28をバイパス流路23に対して閉じ、加熱往き側流路21の上流側(貯留タンク10側)および下流側(発電装置2側)に開いた状態に調整する。これにより、加熱往き側流路21、加熱戻り側流路22、熱交換器6および貯留タンク10により、図14にハッチングで示すような湯水の循環系統が形成される。
給湯モードは、上記した熱回収モードによって貯留タンク10内に貯留された高温の湯水を利用して給湯を行う動作モードである。コージェネレーションシステム1が給湯モードで動作する場合、制御装置60は、給湯流路30の二つの流量調整弁15、16の開度を調節すると共に、熱エネルギー回収流路20の加熱側三方弁28を閉止した状態とする。また、この時、制御装置60は、支流弁58に通電し、支流弁58を閉じた状態にする。
次に排出モードにおける動作について説明する。機器内の水を排水する場合には、予め往き側回路遮断用手動弁45を閉じる。そして排出モードに切り替えた後に、排出弁82と空気導入弁85とを開く。
コージェネレーションシステム1が排出モードで動作する場合、制御装置60は、ラジエター29からバイパス流路23を経由して貯留タンク10の頂部接続部11に至る一連のルートを開き、バイパス流路23やバイパス流路・貯留タンク間に連通する他の流路を閉鎖する。
本実施形態に即して説明すると、加熱側三方弁28を、バイパス流路23とラジエター29間が連通し、貯留タンク10との間が遮断される状態とし、ラジエター29からバイパス流路23を経由して貯留タンク10の頂部接続部11に至る一連のルートを開く。
また貯留タンク10の底部接続部12とバイパス流路23との間は、前記した加熱側三方弁28によって閉鎖されている。
排出モードを実行するのに先立って前記した様に往き側回路遮断用手動弁45が閉じられているので、ラジエター29と循環ポンプ25間も閉じられる。
即ちこの状態で排出弁82と空気導入弁85とを手動開放すると、貯留タンク10内の液体が排出弁82から排出され、貯留タンク10からバイパス流路23及びラジエター29に至る間が負圧となる。一方、貯留タンク10からバイパス流路23は、ラジエター29とのみ連通し、他の機器や配管からの空気や液体の導入は無い。そのためラジエター29を経由してのみ貯留タンク10側に空気が導入されることとなる。
また空気導入弁85は、ラジエター29の熱交換器6側(循環ポンプ25側)にあり、且つラジエター29と熱交換器6側(循環ポンプ25側)の往き側回路遮断用手動弁45は閉鎖されているから、空気導入弁85から系内に導入された空気は、その全量がラジエター29に導入される。その結果、ラジエター29内の液体は、空気導入弁85から供給される大気圧に押され、バイパス流路23側に流れる。この液体は、バイパス流路23を経て貯留タンク10に流れ込み、最終的に排出弁82から外部に排出される。
例えば貯留タンク10の圧力が急激に低下した場合や、貯留タンク10の水位が急激に低下した場合に自動的に排出モードに切り替える。
本実施形態の熱回収装置61は、貯留タンク10の圧力を検知する圧力検知部材96を持つ。他の構成は先の実施形態と同一であるので同一の番号を付すことによって重複した説明を省略する。
本実施形態の熱回収装置61は、貯留タンク10の圧力を検知する圧力検知部材96を持ち、常時貯留タンク10内の圧力を検知している。
そして貯留タンク10の圧力が低下すると、排出モードに切り替わり、制御装置60の指令によって、ラジエター29からバイパス流路23を経由して貯留タンク10の頂部接続部11に至る一連のルートが開かれると共に、バイパス流路23や貯留タンク間に連通する他の流路が閉鎖される。
例えば本実施形態の熱回収装置61では、加熱系統Hの一部に暖房系統Dを持ち、暖房系統Dに暖房用熱交換器8が設けられている。
本実施形態の熱回収装置61では、暖房用熱交換器8が破損すると加熱系統Hの圧力が変動する。そこで圧力検知部材96で加熱系統Hの圧力変動を監視し、加熱系統Hに所定の圧力変動が生じると、暖房用熱交換器8が破損したものと予想し、所定の警報等を発する構成とすることができる。
2 発電装置
3,61,86,94,95 熱回収装置
5 燃料電池(熱発生源)
10 貯留タンク
20 熱エネルギー回収流路
23 バイパス流路
25 循環ポンプ
28 加熱側三方弁
29 ラジエター(放熱装置)
29a 放熱器
29b 送風機
39 空間
60 制御装置
64a 開口(導入口)
70 底上げ部材
73 空気通路
82 排出弁
83 当該分岐流路
85 空気導入弁
96 圧力検知部材
S コージェネレーション系
H 加熱系統(熱エネルギー回収系統)
Claims (7)
- 熱発生源が発生する熱を熱交換器を介して液体に移動させ、当該液体を貯留タンクに貯留する熱回収装置であって、前記熱交換器に至る液体の温度を低下させる放熱装置を備えた熱回収装置において、貯留タンクの下部側と前記熱交換器と貯留タンクの上部側とが順に環状に配管結合された熱エネルギー回収流路と、少なくとも貯留タンクを迂回するバイパス流路と、熱エネルギー回収流路及び/又はバイパス流路に設けられた電気的に開閉される弁又は弁群と、放熱装置の熱交換器側から空気を導入させる空気導入弁と、貯留タンクの下部と連通する排出弁と、電気的に開閉される弁又は弁群を制御する制御装置を有し、制御装置は運転モードとして暖機運転モードと、熱回収モードと、排出モードを備え、暖機運転モードにおいては、電気的に開閉される弁又は弁群を制御して液体を主として熱交換器とバイパス流路を通過する環状流路に流し、熱回収モードにおいては、電気的に開閉される弁又は弁群を制御して液体を主として熱交換器と貯留タンクを通過する環状流路に流し、排出モードにおいては電気的に開閉される弁又は弁群を制御して放熱装置とバイパス流路と貯留タンクの上部側を通過する一連のルートを開くと共にバイパス流路及びバイパス流路・貯留タンク間に連通する他の流路を閉鎖することを特徴とする熱回収装置。
- 熱発生源が発生する熱を熱交換器を介して液体に移動させ、当該液体を貯留タンクに貯留する熱回収装置であって、前記熱交換器に至る液体の温度を低下させる放熱装置を備えた熱回収装置において、貯留タンクの下部側と前記熱交換器と貯留タンクの上部側とが順に環状に配管結合された熱エネルギー回収流路と、少なくとも貯留タンクを迂回するバイパス流路と、熱エネルギー回収流路及び/又はバイパス流路に設けられた電気的に開閉される弁又は弁群と、放熱装置の熱交換器側から空気を導入させる空気導入弁と、貯留タンクの下部と連通する排出弁と、貯留タンクに連通する流路の圧力を検知する圧力検知手段と、電気的に開閉される弁又は弁群を制御する制御装置を有し、制御装置は運転モードとして排出モードを備え、圧力検知手段が負圧を検知した事を条件として排出モードとなり、電気的に開閉される弁又は弁群を制御して放熱装置とバイパス流路と貯留タンクの上部側を通過する一連のルートを開くと共にバイパス流路及びバイパス流路・貯留タンク間に連通する他の流路を閉鎖することを特徴とする熱回収装置。
- 貯留タンクの下部側と放熱装置とを接続するか、あるいはバイパス流路と放熱装置とを接続するかを選択的に切り替える流路切替弁を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の熱回収装置。
- 空気導入弁と熱交換器との間の経路を遮断する閉止弁を備え、排出モードの際には前記閉止弁が自動的に遮断されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の熱回収装置。
- 放熱装置が貯留タンクの下方に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の熱回収装置。
- 放熱装置は、放熱用熱交換器と当該放熱用熱交換器に対して送風可能な送風機とを備えており、前記送風機は、放熱用熱交換器と貯留タンクとの間であって前記貯留タンクを放熱装置側に投影して形成される投影領域内に設置され、且つ送風方向が貯留タンク側に向くように設置されており、さらに熱回収装置の設置面と放熱装置との間に気体が流通可能な空間が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の熱回収装置。
- 請求項1乃至6のいずれかに記載の熱回収装置を備え、熱発生源が燃料電池であることを特徴とするコージェネレーションシステム。
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