JP2007302398A - 接合シート貼付装置及び方法 - Google Patents

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一夫 森
Takeshi Maeda
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Abstract

【課題】接合シートの一面に基材層が接合された接合シート連続体から、上記基材層を剥離させて上記接合シートのみを略四角形状の基板に貼り付ける接合シート貼付において、上記基板における互いに直交する方向沿いのそれぞれの端部への上記接合シートの貼付を効率的に行うことができ、その生産性を向上することができるような接合シート貼付装置及び方法を提供する。
【解決手段】略四角形状の基板における互いに直交する方向沿いの端部に対して、接合シートの貼付動作を行う2つの独立した貼付ユニットを備えさせることで、基板保持ステージにより保持された上記基板を、90度程度回転させるような回動動作を実施することなく、互いに直交するそれぞれの端部に対して接合シートの貼付動作を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、接合シートの一面に基材層が接合された接合シート連続体から、上記基材層を剥離させて上記接合シートのみを基板に貼り付ける接合シート貼付装置及び方法に関する。
従来、電子部品、機械部品、光学部品等の部品、あるいはフレキシブルプリント配線基板(FPC基板)等の基板を、液晶ディスプレイ(LCD)基板やプラズマディスプレイ(PDP)基板等の基板(以下、「パネル基板」とする)に接合する際に、「接合シート」と呼ばれるシート状(あるいは帯状)の接合部材が使用されている。例えば、パネル基板にFPC基板を実装する際には、このような接合シートとして異方性導電膜シートが(Anisotropic Conductive Film Sheet(以下、「ACFシート」という))が使用されている。
このACFシートは、導電性の金属粒子が混入されたエポキシ系の合成樹脂などにより形成されたシート状の接合部材であって、部材間に配置されることでその接合力(粘着力)による接合機能を有するとともに、その接合部分において接合のために押圧されると、その内部に混入されている金属粒子が互いに接した状態とされて、当該接合部分における部材間の電気的な導通機能をも有している。
例えば、このようなACFシートを使用したパネル基板(例えばLCD基板)へのFPC基板の実装は、大別すると以下の3つの工程により実行される(例えば、特許文献1参照)。まず、第1の工程では、ACFシートを、ACFシート自体の接合力により上面に基材層が付着した状態で、略四角形状のパネル基板における一辺端部上の所定の貼付位置に供給し、ACFシートの下面を上記貼付位置に貼り付けるとともに、ACFシートの上面の基材層を剥離する。次いで、第2の工程では、FPC基板をパネル基板に対して位置合わせを行った後、ACFシートを介してパネル基板上にFPC基板を仮圧着する(すなわち配置する)。そして第3の工程では、ACFシートを介して配置されたFPC基板をさらに押圧することで、FPC基板をパネル基板に対して本圧着する(すなわち電気的に接合された状態とさせる)。
特開2001−294361号公報
また、このようなパネル基板(LCD基板)は略長方形状の形状を有しており、その長辺側の一の端部をソース側端部としてソース機能を有するFPC基板等が実装され、その短辺側の一の端部をゲート側端部としてゲート機能を有するFPC基板等が実装されるように構成されている。そのため、上記第1に工程においては、互いに直交するソース側端部とゲート側端部とのそれぞれに沿ってACFシートを貼り付ける必要がある。
一方、このようなACFシートの貼付装置においては、パネル基板における一辺の端部へのACFシートの貼付を行う貼付ユニットが備えられており、例えば、パネル基板におけるソース側端部へのACFシートの貼付を貼付ユニットにより行った後、パネル基板をその表面沿いにおいて90度回動させることで、ゲート側端部と貼付ユニットとの位置合わせを行って、ゲート側端部へのACFシートの貼付を貼付ユニットにより行うというような手法が採られている。すなわち、パネル基板を回転させることで、互いに直交する端部へのACFシートの貼付が行われている。
近年、このようなACFシートが貼り付けられるパネル基板の大型化が益々顕著となってきている。従来のように、比較的小型のパネル基板(例えば、19インチ以下程度のLCD基板)では、パネル基板を位置合わせのために90度回転させるような構成が貼付装置において採用されていても、その回転領域は比較的小さな領域であり、装置スペースとしても問題となるようなことはなかった。
しかしながら、大型化されたパネル基板(例えば、20インチ以上程度、あるいは30インチ以上程度、さらには50インチ以上のLCD基板の基板)では、その回転領域が大きくなり、このような回転領域を確保するために装置サイズを大型化する必要が生じるようになる。このように装置の大型化を伴うことは、生産コストの低減化を抑制する一つの要因ともなって、生産性の向上を阻害させることにつながる。
また、大型化されたパネル基板では、その一辺の長さも長くなり、ACFシートを貼り付ける箇所も増加することとなるため、その貼付動作に要する時間を短縮して効率的な貼付動作を行い、生産性を向上させたいという要望も増えつつある。
従って、本発明の目的は、上記問題を解決することにあって、接合シートの一面に基材層が接合された接合シート連続体から、上記基材層を剥離させて上記接合シートのみを略四角形状の基板に貼り付ける接合シート貼付において、上記基板における互いに直交する方向沿いのそれぞれの端部への上記接合シートの貼付を効率的に行うことができ、その生産性を向上することができるような接合シート貼付装置及び方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
本発明の第1態様によれば、接合シートの一面に基材層が接合された接合シート連続体から、上記基材層を剥離させて上記接合シートのみを略四角形板状の基板に貼り付ける接合シート貼付装置において、
上記基板を保持する基板保持ステージと、
上記基板保持ステージに保持された上記基板における第1の方向沿いの端部に沿って供給された上記接合シート連続体を当該基板の端部に押圧して上記接合シートを貼り付ける第1の貼付ユニットと、
上記保持された基板における上記第1の方向と直交する第2の方向沿いの端部に沿って供給された上記接合シート連続体を、上記第1の貼付ユニットとは独立して当該基板の端部に押圧して上記接合シートを貼り付ける第2の貼付ユニットと、
上記基板保持ステージに保持された上記基板における上記第1の方向沿いの端部と上記第1の貼付ユニットとの位置合わせ、及び上記第2の方向沿いの端部と上記第2の貼付ユニットとの位置合わせを行う位置決め装置とを備えることを特徴とする接合シート貼付装置を提供する。
本発明の第2態様によれば、上記基板保持ステージは、その表面沿いにおいて上記保持された基板を90度以上回転させるような回動が制限された領域範囲内にて上記基板の保持を行う第1態様に記載の接合シート貼付装置を提供する。
本発明の第3態様によれば、上記位置決め装置は、上記回動が制限された領域範囲内にて、上記基板保持ステージを上記第1又は第2の方向に移動させることにより上記貼付のための位置決めを行うステージ移動装置である第2態様に記載の接合シート貼付装置を提供する。
本発明の第4態様によれば、上記ステージ移動装置は、上記保持する基板の上記第1の方向の端部を上記第1の貼付ユニットによる貼付位置に位置させる位置合わせ動作を、上記保持する基板の上記第2の方向の端部を上記第2の貼付ユニットによる貼付位置に位置させる位置合わせ動作と、別個に行う第3態様に記載の接合シート貼付装置を提供する。
本発明の第5態様によれば、上記ステージ移動装置は、上記保持する基板の上記第1の方向の端部を上記第1の貼付ユニットによる貼付位置に位置させる位置合わせ動作を、上記保持する基板の上記第2の方向の端部を上記第2の貼付ユニットによる貼付位置に位置させる位置合わせ動作と、実質的に同時に行う第3態様に記載の接合シート貼付装置を提供する。
本発明の第6態様によれば、上記ステージ移動装置により保持された上記基板の上記第1の方向の端部を上記第1の貼付ユニットによる上記貼付位置に位置させると、上記第2の方向の端部が上記第2の貼付ユニットによる上記貼付位置に位置されるように、上記第1及び第2の貼付ユニットが配置されている第5態様に記載の接合シート貼付装置を提供する。
本発明の第7態様によれば、上記第1及び第2の貼付ユニットは、
上記基板保持ステージに保持された上記基板の端部に沿って上記接合シート連続体を供給する接合シート供給装置と、
上記接合シート供給装置により供給される上記接合シート連続体の上方において昇降可能に配置され、その下降により当該供給された接合シートを上記基板の端部に沿って押圧し、上記接合シートのみを貼り付ける貼付ヘッドとを、それぞれ個別に備える第1から第6態様のいずれか1つに記載の接合シート貼付装置を提供する。
本発明の第8態様によれば、上記基板保持ステージにより保持された状態の上記基板に対して、上記第1の方向沿いの端部に設けられた第1の基準マークの画像を撮像する第1の撮像装置と、
上記保持された状態の上記基板に対して、上記第2の方向沿いの端部に設けられた第2の基準マークの画像を撮像する第2の撮像装置と、
上記第1の撮像装置による上記第1の基準マークの撮像データと、上記第2の撮像装置による上記第2の基準マークの撮像データとにより、上記基板保持ステージによる上記基板の保持姿勢の位置ズレ量を算出する位置ズレ量算出部とを備える第1から第7態様のいずれか1つに記載の接合シート貼付装置を提供する。
本発明の第9態様によれば、上記第1及び第2の貼付ユニットは、上記各々の貼付ヘッドをその貼付対象となる上記基板の端部に沿って移動させるヘッド移動装置をそれぞれ個別にさらに備え、
上記第1及び第2の貼付ユニットにおいて、上記ヘッド移動装置により上記貼付ヘッドを順次移動させて、上記貼付ヘッドにより上記各々の端部の複数箇所に上記接合シートの貼付が行われる第1から第8態様のいずれか1つに記載の接合シート貼付装置を提供する。
本発明の第10態様によれば、上記第1及び第2の貼付ユニットにおいて、一方の上記ヘッド移動装置による上記貼付ヘッドの移動方向が、他方の貼付対象となる上記端部へ近接する方向であり、他方の上記ヘッド移動装置による上記貼付ヘッドの移動方向が、一方の貼付対象となる上記端部より離間する方向となるように、上記それぞれの貼付ヘッドの移動が行われる第9態様に記載の接合シート貼付装置を提供する。
本発明の第11態様によれば、接合シートの一面に基材層が接合された接合シート連続体から、上記基材層を剥離させて上記接合シートのみを略四角形板状の基板に貼り付ける接合シート貼付方法において、
上記基板における第1の方向沿いの端部に沿って供給された上記接合シート連続体を貼り付ける第1の貼付ユニットにより、上記接合シート連続体を上記基板の上記第1の方向沿いの端部に押圧して上記接合シートを貼り付ける第1の貼付工程と、
上記基板における上記第1の方向と直交する第2の方向沿いの端部に沿って供給された上記接合シート連続体を上記第1の貼付ヘッドとは独立して貼り付ける第2の貼付ユニットにより、上記接合シート連続体を上記基板の第2の方向沿いの端部に押圧して上記接合シートを貼り付ける第2の貼付工程と、
一方の方向沿いの上記端部を他方の方向沿いに位置させるような上記基板の回動を実質的に伴うことなく、上記第1の貼付ユニットと上記基板の上記第1の方向沿いの端部との上記第1の貼付工程実施のための位置合わせを行う第1の位置合わせ工程と、
上記基板の回動を実質的に伴うことなく、上記第2の貼付ユニットと上記基板の上記第2の方向沿いの端部との上記第2の貼付工程実施のための位置合わせを行う第2の位置合わせ工程とを含むことを特徴とする接合シート貼付方法を提供する。
本発明の第12態様によれば、上記第1の位置合わせ工程と上記第2の位置合わせ工程とが実質的に同時に行われ、上記第1の貼付工程と上記第2の貼付工程とが実質的に同時に行われる第11態様に記載の接合シート貼付方法を提供する。
本発明によれば、略四角形状の基板における互いに直交する方向沿いの端部に対して、接合シートの貼付動作を行う2つの貼付ユニットが備えられているため、基板保持ステージにより保持された上記基板を、例えば90度程度回転させるような回動動作を行うことなく、互いに直交するそれぞれの端部に対して接合シートの貼付動作を行うことができる。従って、その装置サイズをコンパクトなものとすることができるとともに、接合シートの貼付動作に要する時間を短縮化して効率的な貼付処理を行うことができ、生産性が向上された貼付処理を実現することができる。
以下に、本発明にかかる実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1の実施形態にかかる接合シート貼付装置の一例であるシート貼付装置100の主要な構成を示す模式斜視図を図1に示す。このシート貼付装置100は、接合シートの一面に基材層が接合された接合シート連続体から、上記基材層を剥離させて上記接合シートのみを基板に貼り付ける装置であり、具体的には、上記接合シートの一例であるACFシートを基板の一例であるパネル基板(例えばLCD基板)に貼り付ける装置である。
図1に示すように、シート貼付装置100は、略四角形状のパネル基板1をACFシートの貼付処理のために保持する第1の基板保持ステージ2と、この第1の基板保持ステージ2に保持されたパネル基板1における図示X軸方向沿いの端部に対するACFシートの貼付処理を行う第1の貼付ユニット4と、図示Y軸方向沿いの端部に対するACFシートの貼付処理を行う第2の貼付ユニット5と、供給されるパネル基板1を保持して第1の基板保持ステージ2へ保持されたパネル基板1を搬入する基板搬入装置6と、第1の基板保持ステージ2にてACFシートの貼付処理が行われたパネル基板1を保持して搬出する基板搬出装置7とを備えている。また、シート貼付装置100において、第2の貼付ユニット5を除く上記それぞれの構成は基台30の上面に支持されており、また、第2の貼付ユニット5は、基台30上に固定されたフレーム31により基台30の上方においてつり下げられるようにして支持されている。また、シート貼付装置100の主要な構成を示す模式平面図である図2に示すように、シート貼付装置100には、第2の貼付ユニット5に対して、第1の基板保持ステージ2の配置位置と対象となる配置位置にパネル基板1を別個に保持する第2の基板保持ステージ3が備えられている。すなわち、シート貼付装置100においては、第1の基板保持ステージ2の図示X軸方向右側に、第2の貼付ユニット5を挟むようにして第2の基板保持ステージ3が備えられている。なお、図1及び図2において、図示X軸方向とY軸方向とは、共に略水平方向に配置されかつ互いに直交する方向であり、第1の方向と第2の方向の一例となっている。
ここで、シート貼付装置100における主要な構成を示す部分拡大模式斜視図を図3に示し、シート貼付装置100におけるさらに詳細な構成について、図1から図3を用いて以下に説明する。
第1の基板保持ステージ2は、例えば略円形状の平坦な支持面を有し、当該支持面上に配置されたパネル基板1に対して吸着力を選択的に付与することで、支持された状態のパネル基板1の保持を行うステージ32と、このステージ32を支持しながら、ステージ32のX軸方向の進退移動を行うX軸移動装置33と、X軸移動装置33をY軸方向に進退移動させるY軸移動装置34とが備えられている。なお、ステージ32は、略円形形状に形成されるような場合についてのみ限られるものではなく、その他略四角形状、あるいは複数に分割された形状等、様々な形態を採り得る。図3に示すように、X軸移動装置33は、ステージ32の下面に固定されたガイドブロック33aと、このガイドブロック33aと係合され、かつガイドブロック33aのX軸方向の進退移動(すなわちステージ32の進退移動)を案内しながらその支持を行う2本のガイドレール33bと、ガイドブロック33aに固定されたナット部(図示せず)に螺合されたボールネジ軸部33cと、このボールネジ軸部33cの回転駆動を行うことで、ガイドブロック33aの進退移動を行う駆動モータ33dとにより構成されている。また、Y軸移動装置34は、X軸移動装置33の下面に固定された2個のガイドブロック34aと、このガイドブロック34aと係合され、かつガイドブロック34aのY軸方向の進退移動(すなわちX軸移動装置33の進退移動)を案内しながらその支持を行う2本のガイドレール34bと、X軸移動装置33の下面中央付近において固定されたナット部(図示せず)に螺合されたボールネジ軸部34cと、このボールネジ軸部34cの回転駆動を行うことで、X軸移動装置33の進退移動を行う駆動モータ34dとにより構成されている。また、ステージ32は、上述した吸着保持機能を有している他、保持されたパネル基板1をその表面沿いの方向の微小に回動させることで、その回動位置の補正を行う回動補正機能と、保持されたパネル基板1を昇降させる昇降機能とを備えている。このように第1の基板保持ステージ3が構成されていることにより、保持されたパネル基板1をX軸方向及びY軸方向に進退移動させることができるとともに、パネル基板1の水平方向における回動位置を補正(すなわち、いわゆるθ補正)することや昇降させることが可能となっている。なお、第2の基板保持ステージ3は、その詳細な構成については図示を省略するが、第1の基板保持ステージ2と同様な構成・機能を有している。また、本第1実施形態においては、このようなX軸移動装置33及びY軸移動装置34、さらにはステージ32の昇降機構やθ補正のための回動機構によりステージ移動装置が構成されており、このステージ移動装置が位置決め装置の一例となっている。
また、第1の貼付ユニット4は、供給リール11、切断装置12、貼付ヘッド10、ヘッド昇降装置13、回収部14、可動フレーム15、フレーム移動装置16、ベースフレーム17、及び基板端部支持台18を備えている。
供給リール11は、図3に示すように、ACFシート連続体8を供給可能に巻き付けられた状態で収容している。ここで、ACFシート連続体8の構成について、図4に示す模式断面図を用いて説明する。図4に示すように、ACFシート連続体8は、多数の導電性粒子8cが分散された状態で含まれたエポキシ系の絶縁性の合成樹脂層8dなどにより形成されているACFシート8aと、このACFシート8a自体の接合力(粘着力)によりACFシート8aの上面に付着して、当該上面における接合面を保護している基材層(あるいは剥離層)8bとにより構成されている。ACFシート8aは、加熱されると硬化するという特性と有しており、このような特性によりACFシート8aを2個の部材間に配置させることで、両部材を接合することが可能となっている。なお、加熱して硬化された後のACFシート8aの接合力は、ACFシート8aと基材層8bとの接合力よりも強くなるように設定されている。
貼付ヘッド10は、帯状のACFシート8aと略同様、あるいはやや大きな幅を有する平坦な押圧面をその下面に有しており、可動フレーム15に固定されたヘッド昇降装置13により昇降させることが可能となっている。また、貼付ヘッド10の下方における基台30上には、X軸方向に沿って配置され、その上面に配置されたパネル基板1におけるX軸方向沿いの端部(以下、X端部とする)1aを受けるようにして支持する基板端部支持台18が固定されている。この基板端部支持台18は、パネル基板1のX端部1aにおいて、ACFシート8aが貼り付けられる領域に相当する部分をその下方から支持することができるような大きさに例えば剛体によりその支持面が略平坦な面となるように形成されている。このように構成されていることにより、パネル基板1のX端部1aが基板端部支持台18上に載置された状態にて、X端部1aと貼付ヘッド10との間に供給されたACFシート連続体8を、ヘッド昇降装置13により貼付ヘッド10を下降させることにより押圧することで、X端部1a上にACFシート8aを貼り付けることが可能となっている。なお、本第1実施形態においては、貼付ヘッド10の押圧面のX軸方向の長さが、パネル基板1のX端部1aの長さと比して、十分に小さくなるように設定されている。
また、可動フレーム15には、供給リール11より供給されるACFシート連続体8を走行可能に支持する2つのローラ19が回転可能に取り付けられている。これら2つのローラ19は、走行可能に支持するACFシート連続体8が、貼付ヘッド10の下方においてX軸方向に沿って略水平な姿勢を保つように、その配置が決定されている。なお、2つのローラ19により支持された状態のACFシート連続体18は、その下面側にACFシート8aが位置され、上面側に基材層8bが位置されるように供給される。また、供給リール11とローラ19との間におけるACFシート連続体8の供給部分には、可動フレーム15に固定された切断装置12が配置されている。この切断装置12は、ACFシート連続体8における基材層8bを切断することなく、ACFシート8aのみを切断する機能を有している。このように切断装置12が設けられていることにより、パネル基板1の貼付領域に大きさ(長さ)に合わせて、ACFシート8aを切断することが可能となっている。また、それぞれのローラ19間に支持されたACFシート連続体8は、貼付ヘッド10によりパネル基板1への貼付動作が行われることで、ACFシート8aのみがパネル基板1へ貼り付けられて、基材層8bのみが残ることになるが、このように残った基材層8bを吸引して回収する回収部14が、可動フレーム15に設けられている。これにより、供給リール11より供給されたACFシート連続体8が、2個のローラ19間にて支持されて、貼付ヘッド10による貼付動作が行われ、残った基材層8bが回収部14に回収されるまでの一連の供給・回収ルートが構成されている。なお、この供給・回収ルートにおいては、ACFシート連続体8に弛み等が生じないように所定の張力が付与されている。
また、貼付ヘッド10や供給リール11等を支持する可動フレーム15は、基台30上に固定された剛体により構成されるベースフレーム17により、X軸方向に進退移動可能に支持されている。具体的には、図3に示すように、可動フレーム15の図示裏面に固定された2個のガイドブロック17aと、それぞれのガイドブロック17aと係合されて、可動フレーム15を支持するとともにX軸方向の移動を案内するベースフレーム17に固定された2本のガイドレール17bとにより、X軸方向の進退移動が可能とされている。さらに、第1の貼付ユニット4には、このように進退移動可能に支持された状態の可動フレーム15をX軸方向に移動させるフレーム移動装置16が備えられている。このフレーム移動装置16により、可動フレーム15をX軸方向に移動させることで、貼付ヘッド10をパネル基板1のX端部1a上方の所望の位置に位置させることができ、当該位置へのACFシート8aの貼付を行うことが可能となる。なお、本第1実施形態では、このようなフレーム移動装置16がヘッド移動装置の一例となっている。
また、図3に示すように、第2の貼付ユニット5は、上述のような構成を有する第1の貼付ユニット4と同様な構成を有している。具体的には、第2の貼付ユニット5は、供給リール21、切断装置22、貼付ヘッド20、ヘッド昇降装置23、回収部24、可動フレーム25、フレーム移動装置26、ベースフレーム27、基板端部支持台28、ローラ29、ガイドブロック27a、及びガイドレール27bを備えている。図3に示すように、基板端部支持台28が、パネル基板1におけるY軸方向沿いの図示奥側の端部(Y端部とする)1bを支持可能なように、Y軸方向に延在するように配置され、貼付ヘッド20を支持する可動フレーム25が、フレーム移動装置26によりY軸方向に沿って移動されるような構成は、その配置方向あるいは移動方向がY軸方向となっている点の除いては、第1の貼付ユニット4と同様な構成となっている。このような構成された第2の貼付ユニット5により、供給リール21から供給されたACFシート連続体8を貼付ヘッド20により押圧して、パネル基板1のY端部1bにACFシート8aのみを貼り付けることが可能となっている。ただし、図3に示すように、第2の貼付ユニット5におけるベースフレーム27は、基台30に固定されているのではなく、シート貼付装置100のフレーム31によりその上方からつり下げられて支持された構成が採用されている点において、第1の貼付ユニット4とは異なる支持構成を有している。このように上方から支持される構成が採用されていることにより、可動フレーム25及びベースフレーム27の下部と基台30の上面との間に空間を形成することができ、このような空間を利用して、第1の基板保持ステージ2から第2の基板保持ステージ3へのパネル基板1の移動を行うことが可能となっている。
また、図3に示すように、第1の基板保持ステージ2の周囲には、その撮像結果に基づいてその保持位置(保持姿勢)を認識するために、保持されたパネル基板1に予め設けられている識別マークの画像を撮像する撮像装置の一例であるX端部撮像装置35と、Y端部撮像装置36が備えられている。具体的には、X端部撮像装置35は、第1の基板保持ステージ2により保持されたパネル基板1におけるX端部1aに設けられた識別マーク(図示せず)の画像をその下方から撮像するXカメラ35aと、このXカメラ35aをX軸方向に沿って進退移動させるボールネジ機構により構成されたXカメラ移動装置35bとにより構成されている。同様に、Y端部撮像装置36は、第1の基板保持ステージ2により保持されたパネル基板1におけるY端部1bに設けられた識別マーク(図示せず)の画像をその下方から撮像するYカメラ36aと、このYカメラ36aをY軸方向に沿って進退移動させるボールネジ機構により構成されたYカメラ移動装置36bとにより構成されている。なお、図3に示すように、X端部撮像装置35は、第1の貼付ユニット4における基板端部支持台18の図示手前側近傍に配置されており、また、Y端部撮像装置36は、第2の貼付ユニット5における基板端部支持台28の図示手前側近傍に配置されている。
また、図2に示すように、シート貼付装置100においては、X軸方向図示左側の位置が、パネル基板1がACFシート8aの貼付処理のために搬入される基板搬入位置P1と、この基板搬入位置P1の図示右側に隣接された位置であって、第1の基板保持ステージ2によりパネル基板1が保持される第1の基板保持位置P2と、その図示右側に隣接された位置であって、第2の基板保持ステージ3によりパネル基板1が保持される第2の基板保持位置P3との大きく3つの位置が割り当てられている。
基板搬入装置6は、基板搬入位置P1に供給されたパネル基板1を解除可能に保持するとともに、当該保持されたパネル基板1を第1の基板保持位置P2へと搬送し、第1の基板保持ステージ2に受け渡すような搬入(搬送)動作を行う装置である。また、基板搬出装置7は、第1の基板保持位置P2にて第1の基板保持ステージ2により保持されたパネル基板1を、保持するとともに図示X軸方向右向きに搬出して、第2の基板保持位置P3へと搬送し、第2の基板保持ステージ3に受け渡すような搬出(搬送)動作を行う装置である。具体的には、基板搬入装置6は、大略コ字形状を有し、その上面を吸着保持面として、上面側に接したパネル基板1を吸着保持しながらその支持を行う搬送アーム6aと、この搬送アーム6aを支持しながら基板搬入位置P1と第1の基板保持位置P2との間でX軸方向に沿って進退移動させるアーム移動装置6bとを備えている。なお、このようなアーム移動装置6bは、例えばボールネジ機構等により構成することができる。また、基板搬出装置7は、大略コ字形状を有し、その下面を吸着保持面として、下面側に接したパネル基板1を吸着保持しながらその保持を行う搬送アーム7aと、この搬送アーム7aを支持しながら第1の基板保持位置P2と第2の基板保持位置P3との間でX軸方向に沿って進退移動させるアーム移動装置7bとを備えている。なお、このような搬送アームを用いた吸着保持構成は、このような構造にのみ限られるものではなく、その他様々な構成を適用することができる。
なお、図2に示すように、基板搬入装置6によるX軸方向沿いの搬送アーム6aの移動経路は、基板搬出装置7によるX軸方向沿いの搬送アーム7aの移動経路よりも図示Y軸方向下側へ位置されている。また、基板搬出装置7において第1の基板保持位置P2と第2の基板保持位置P3との間で進退移動される搬送アーム7aは、第2の貼付ユニット5におけるフレーム31とベースフレーム27の下部と基板端部支持台28の上部との間に設けられた空間を通過して、第2の貼付ユニット5の構成部材と干渉しないようにその移動を行うことが可能に構成されている。すなわち、搬送アーム7aにより吸着保持されたパネル基板1及び搬送アーム7a自体が干渉することなく通過できるような大きさ(高さ)が確保されるように、上記空間が設定されている。なお、搬送アーム7aがパネル基板1の上面側を吸着保持するように構成されているのは、その移動の際に、基板端部支持台28との干渉を防止するためである。
また、図1に示すように、シート貼付装置100においては、上述のようなそれぞれの構成部の動作制御を互いに関連づけながら統括的に行う制御装置9が備えられている。具体的には、この制御装置9は、第1及び第2の貼付ユニット4、5によるACFシート8aの貼付動作、第1及び第2の基板保持ステージ2、3によるパネル基板1の保持あるいは移動動作、基板搬入装置6によるパネル基板1の搬送動作、基板搬出装置7によるパネル基板1の搬送動作、及びそれぞれの撮像装置35、36によるパネル基板1の識別マークの画像撮像動作のそれぞれの動作制御を統括的に行うことが可能となっている。また、制御装置9には、パネル基板1の保持姿勢の基準データが予め記憶されており、制御装置9においては、それぞれの撮像装置35、36により撮像された画像データに基づいて、その認識処理を行い、基準データとの位置ズレ量を算出して、その保持姿勢の補正量データを算出する機能を有する位置ズレ量算出部(図示せず)が備えられている。なお、制御装置9は、このように算出された補正量データに基づいて、第1の基板保持ステージ2を制御することで、パネル基板1の保持姿勢の補正制御を行うことが可能となっている。
次に、このような構成を有するシート貼付装置100によるパネル基板1に対するACFシート8aの貼付方法について説明する。この貼付方法における主要な手順を示すフローチャートを図5に示すとともに、図5のフローチャートのそれぞれの手順におけるシート貼付装置100の状態を示す模式説明図を図6Aから図19に示す。なお、図6Aから図19に示す模式説明図においては、シート貼付装置100の模式平面図と模式側面図とが含まれており、その手順の内容に応じて視覚的に理解し易い形態の図面を用いるとともに、その手順における主要な動作に関連する部材を中心に図示している。
まず、図5のフローチャートにおけるステップS1において、シート貼付装置100の基板搬入位置P1にパネル基板1が搬入される。図6A及び図6Bに示すように、基板搬入位置P1においては、基板搬入装置6の搬送アーム6aが位置されており、この搬送アーム6aの上面に載置されるようにパネル基板1が供給される。載置されたパネル基板1は、搬送アーム6aにより吸着保持され、その載置位置が保持された状態とされる。
次に、ステップS2において、基板搬入位置P1から第1の基板保持位置P2へのパネル基板1の搬送が行われる。具体的には、図7A及び図7Bに示すように、パネル基板1を吸着保持した状態の搬送アーム6aがアーム移動装置6bにより図示X軸方向右向きに移動されることにより、搬送アーム6aに吸着保持された状態のパネル基板1が、第1の基板保持位置P2へと移動される。この状態においては、図7Bに示すように、第1の基板保持ステージ2のステージ32は、その昇降動作範囲における下限高さ位置H1に位置された状態とされており、一方、パネル基板1は搬送アーム6aにより保持された状態で、第1の基板搬送高さ位置H2に位置された状態にある。このような状態において、搬送アーム6aによる吸着保持を解除するとともに、ステージ32を第1の基板搬送高さ位置H2に上昇させてパネル基板1の下面を吸着保持させて、その後、図8Bに示すようにステージ32をさらに上昇させて、第1の基板搬送高さ位置H2よりもやや上方に位置させる(例えば、離脱高さ位置)。これにより、搬送アーム6aよりパネル基板1が離脱し、ステージ32へ受け渡された状態とされたことになる。その後、図8Aに示すように、ステージ32を図示Y軸方向上向きに移動させて、X端部1a及びY端部1bが、X端部撮像装置35及びY端部撮像装置36の上方へと位置されるようにその位置決めが行われる。
その後、ステップS3において、X端部撮像装置35及びY端部撮像装置36により、ステージ32によりパネル基板1の基板保持姿勢の認識処理が行われる。図8Aに示すように、パネル基板1の略四角形状の角部分には、複数の識別マークが予め設けられており、例えば、X端部1aの両角部分に設けられた識別マークM1及びM2とY端部1bの両角部分に設けられた識別マークM2及びM3との合計3個の識別マークM1〜M3の認識処理が行われる。具体的には、図8Aに示すように、パネル基板1においてX端部1aとY端部1bの共通する角部分に配置された識別マークM2の下方にYカメラ36aが位置されるようにYカメラ移動装置36bによるYカメラ36aの移動が行われ、Yカメラ36aによる識別マークM2の画像が取得される。その後、図9に示すように、X端部1aの識別マークM1の下方にXカメラ35aが位置されてその画像が取得されるとともに、Y端部1bの識別マークM3の下方にYカメラ36aが位置されてその画像が取得される。このように取得されたそれぞれの画像データは、制御装置9に入力されて、制御装置9の位置ズレ量算出部にてその認識処理が行われ、基板保持姿勢の補正量データが認識結果として作成される。
次に、ステップS4において、この認識結果である補正量データを用いて、第1の貼付ユニット4とパネル基板1のX端部1aとの位置合わせが行われるとともに、第2の貼付ユニット5とパネル基板1のY端部1bとの位置合わせが行われる。なお、このとき、既にパネル基板1の吸着保持を解除した状態にある基板搬入装置6の搬送アーム6aが、基板搬入位置P1へ移動されるとともに、第2の基板保持位置P3に位置された状態にある基板搬出装置7の搬送アーム7aが、第2の貼付ユニット5の可動フレーム25及びベースフレーム27の下部と基板端部支持台18の上部との間の空間を通過するようにして、第1の基板保持位置P2へと移動される。なお、図8B及び図10Bに示すように、基板搬出装置7の搬送アーム7aの搬送が行われる第2の基板搬送高さ位置H3は、このような空間を通過可能なように、かつ、第1の基板保持ステージ2にて保持された状態のパネル基板1と干渉することが無いように、第1の基板搬送高さ位置H2よりも上方かつこの状態におけるステージ32によるパネル基板1の保持高さよりも上方となるように設定されている。また、この位置合わせは、ステージ32をX軸方向又はY軸方向に移動させるだけでなく、必要に応じてθ補正を行うための微小な回動も行われる。そして、この位置合わせが行われた後、ステージ32が僅かに下降されて第1の基板搬送高さ位置H2に位置されて、その結果、パネル基板1におけるX端部1aに相当する部分が、第1の貼付ユニット4の基板端部支持台18の上面に載置され、かつY端部1bに相当する部分が、第2の貼付ユニット5の基板端部支持台28の上面に載置された状態とされる。すなわち、第1の基板搬送高さ位置H2は、パネル基板1に対するACFシート8aの貼付動作が行われる貼付高さ位置でもある。
また、後述する手順にて用いる図11Aに示すように、パネル基板1のX端部1aには、ACFシート8aが貼り付けられる複数の貼付位置(すなわち、第1から第n貼付位置(nは整数))が配置されており、同様にY端部1bにも複数の貼付位置(すなわち、第1から第n貼付位置(nは整数))が配置されている。この貼付手順の説明にて用いる例では、例えば、X端部1aには第1貼付位置から第4貼付位置までの合計4箇所の貼付位置が設定されており、Y端部1bには第1貼付位置から第3貼付位置までの合計3箇所の貼付位置が設定されている。なお、個々の貼付位置の長さは、それぞれの貼付ヘッド10及び20の押圧面の長さに対応している。従って、上述の位置合わせの際には、第1の貼付ユニット4において、X端部1aの第1貼付位置(例えば図示左端の位置)の上方に貼付ヘッド10が位置されるように両者の位置決めが行われ、同様に、第2の貼付ユニット5において、Y端部1bの第1貼付位置(例えば図示上端の位置)の上方に貼付ヘッド20が位置されるように両者の位置決めが行われる。
この位置合わせが完了すると、ステップS5にて、それぞれの貼付ユニット4及び5によるACFシート8aの貼付動作が開始される。具体的には、第1の貼付ユニット4において、ヘッド昇降装置13により貼付ヘッド10が下降されて、その下方に配置されているACFシート連続体8をパネル基板1のX端部1aにおける第1貼付位置へ押圧し、その後上昇され、さらに図示しない剥離機構等により基材層8bが剥離されることで、ACFシート8aのみが第1貼付位置に貼り付けられる。同様に、第2の貼付ユニット5において、パネル基板1のY端部1bにおける第1貼付位置へACFシート連続体8を押圧し、基材層8bが剥離されてACFシート8aのみが第1貼付位置に貼り付けられる。それぞれの貼付ヘッド10及び20による押圧動作が行われても、X端部1a及びY端部1bは、基板端部支持台18及び28により下方から支持されているため、確実な押圧動作を行うことができ、ACFシート8aの確実な貼付動作を行うことができる。このように、それぞれの第1貼付位置へのACFシート8aの貼付が行われた状態が、図10A及び図10Bに示す状態である。
第1貼付位置に対する貼付動作が完了すると、ステップS6にて全ての貼付位置への貼付動作が完了したかどうか、すなわち、次に貼付動作を行うべき貼付位置が存在するかが判断されて、それぞれの端部1a及び1bについて第2貼付位置が選択される。第1の貼付ユニット4においては、フレーム移動装置16により可動フレーム15の図示X軸方向右向きの移動が行われ、貼付ヘッド10と第2貼付位置との位置合わせが行われる(ステップS13)。同様に、第2の貼付ユニット5においては、フレーム移動装置26により可動フレーム25の図示Y軸方向下向きの移動が行われ、貼付ヘッド20と第2貼付位置との位置合わせが行われる。その後、それぞれの第1貼付位置への貼付動作と同様な手順にて、それぞれの第2貼付位置へのACFシート8aの貼付動作が行われる(ステップS5)。このような一連の手順が順次繰り返されて、図11A及び図11Bに示すように、X端部1aの第3貼付位置及び第4貼付位置へのACFシート8aの貼付動作、及びY端部1bの第3貼付位置へのACFシート8aの貼付動作が行われる。なお、このような第1の基板保持ステージ2により吸着保持されたパネル基板1に対するACFシート8aの貼付処理が行われている間を利用して、基板搬入位置P1に位置された搬送アーム6aへ次に貼付処理が行われる別のパネル基板1が供給される。
ステップS6にて、X端部1a及びY端部1bについての全ての貼付位置へのACFシート8aの貼付動作が完了したものと判断されると、ステップS7にて、第1の基板保持ステージ2から基板搬出装置7へのパネル基板1の受け渡しが行われる。具体的には、図12に示すように、第1の基板搬送高さ位置H2から第2の基板搬送高さ位置H3へとステージ32が上昇され、予め第2の基板搬送高さ位置H3にて待機状態にある基板搬出装置7の搬送アーム7aの下面へとパネル基板1が当接されるとともに、その吸着保持が行われる。その後、図13に示すように、ステージ32による吸着保持が解除されて、このステージ32が下限高さ位置H1にまで下降されることにより、第1の基板保持ステージ2から基板搬出装置7へのパネル基板1の受け渡しが行われる。
その後、図14に示すように、ステップS8にて、基板搬出装置7によりパネル基板1が、第1の基板保持位置P2から第2の基板保持位置P3へと搬送される。具体的には、第1の基板保持位置P2にてパネル基板1を吸着保持する搬送アーム7aが、アーム移動装置7bにより図示X軸方向右向きに移動されて、第2の基板保持位置P3へと移動される。この移動の際、搬送アーム7aにより吸着保持されているパネル基板1の下面は、基板端部支持台28の最上部よりも高い位置に位置されており、また、第2の貼付ユニット5において、貼付ヘッド20もその昇降の上限位置に位置されており、搬送アーム7aと干渉することがないようにされている。パネル基板1が第2の基板保持位置P2に位置されると、図15に示すように、第2の基板保持ステージ3において、ステージ37が第2の基板搬送高さ位置H3にまで上昇されて、パネル基板1の下面に当接されるとともにその吸着保持が行われる。その後、搬送アーム7aによる吸着保持が解除されることによりステージ37へのパネル基板1の受け渡しが完了する。なお、この基板搬出装置7における搬送アーム7aの移動に合わせるようにして、基板搬入装置6における搬送アーム6aの移動、すなわち基板搬入位置P1にて吸着保持された別のパネル基板1が、第1の基板保持位置P2へと搬送される。
その後、ステップS9にて、ステージ37により吸着保持された状態のパネル基板1におけるY軸方向沿いの別の端部(すなわち、ACFシートの貼付が行われたY端部と対向する端部であり、以下、別のY端部とする)1cと、第2の貼付ユニット5との位置合わせが行われ、別のY端部1cが、第2の貼付ユニット5の基板端部支持台28上に載置される。なお、この位置合わせは、既に算出されている補正量データに基づいて、ステージ37をX軸方向又はY軸方向に移動させること、あるいはθ回転させること等により行われる。
次に、図16に示すように、ステップS10にて、第2の貼付ユニット5により、別のY端部1cへのACFシート8aの貼付処理が行われる。具体的な手順は、上述したステップS5における第2の貼付ユニット5によるY端部1bへの貼付処理と同様である。すなわち、別のY端部1cにおける第1貼付位置と貼付ヘッド20との位置合わせが行われた後、貼付ヘッド20が下降されて、ACFシート8aが第1貼付位置に押圧されて貼り付けられる。図17A及び図17Bに示すように、本第1実施形態にて図示する例では、別のY端部1cにおいて第1から第3貼付位置の合計3箇所の貼付位置が存在し、これらの貼付位置に対してステップS10、S11、及びS14の手順が繰り返されてACFシート8aの貼付動作が順次行われる。
ステップS11において、別のY端部1cにおける全ての貼付位置に対するACFシート8aの貼付動作が完了したことが確認されると、図18に示すように、ステージ37が僅かに上昇されて、パネル基板1における別のY端部1cが、基板端部支持台28の上面より離間されて、その後、ステップS12にて、ステージ37の移動、吸着保持解除を経て、第2の基板保持ステージ3よりパネル基板1の搬出、すなわち、第2の基板保持位置P3よりのパネル基板1の搬出が行われる(図19参照)。
これにより、パネル基板1の3つの端部、すなわち、X端部1a、Y端部1b、及び別のY端部1cに対するACFシート8aの貼付処理が完了する。その後、図19に示すように、第1の基板保持位置P2にて、第2の基板保持ステージ2により吸着保持された別のパネル基板1に対して、ステップS3からS14までの手順が行われて、ACFシート8aの貼付処理が行われる。
なお、上記説明においては、パネル基板1の3つの端部1a、1b、及び1cに対してACFシート8aの貼付処理が行われるような場合について説明したが、本第1実施形態の貼付方法はこのような場合についてのみ限定されるものではない。このような場合に変えて、例えば、パネル基板1のX端部1aとY端部1bのみに対して、ACFシート8aの貼付処理が行われるような場合であってもよい。このような場合にあっては、シート貼付装置100において、第2の基板保持ステージ3が備えられないような構成にても、実現することが可能である。
また、パネル基板1のX端部1aとY端部1bとに対して、同時的にACFシート8aの貼付動作が行われるような場合について説明したが、同時に行うことなく、例えばX端部1aに対する貼付動作を行った後に、Y端部1bに対する貼付動作が行われるような場合であってもよい。このように別々に行うことの利点としては、例えば、X端部1aとY端部1bとの共通する角部分にまで確実にACFシート8aを貼り付けることができるという点がある。
なお、上述したステップS5における貼付動作においても、図11Aに示すように、貼付ヘッド10と貼付ヘッド20とが互いに接近した状態が生じないように、それぞれの貼付ヘッド10及び20の移動順序、すなわち貼付位置に対する貼付順序を設定することが好ましい。このように設定することで、例えば貼付ヘッド10をよりY端部1bに近づけた位置にまで移動させることができるとともに、貼付ヘッド20をよりX端部1aに近づけた位置にまで移動させることができ、無駄の少ない効率的な貼付処理を実現することができる。
また、上述の説明においては、第2の貼付ユニット5が水平方向には移動されない構成について説明したが、このような場合に代えて、第2の貼付ユニット5を水平方向に移動可能、例えば、X方向、Y方向、及びθ方向へ移動可能な構成とするような場合であっても良い。このように第2の貼付ユニット5を水平方向に移動可能な構成とすることで、パネル基板1の端部における所望の位置、例えば段差部近傍の位置にまでACFシート8aを貼り付けることが可能となる。
上記第1実施形態によれば、略四角形状のパネル基板1に対するACFシート8aの貼付動作を行うシート貼付装置100において、パネル基板1の搬送方向(X軸方向)沿いの端部であるX端部1aに対するACFシート8aの貼付処理を行う第1の貼付ユニット4だけでなく、上記搬送方向と直交する方向(Y軸方向)沿いの端部であるY端部1bに対するACFシート8aの貼付処理を行う第2の貼付ユニット5が備えられていることにより、Y端部1bをX軸方向沿いに配置させるようなパネル基板1の回動を伴うことなく、それぞれの端部1a、1bに対する貼付処理を実現することができる。すなわち、図2の模式平面図に示すように、第1の基板保持ステージ2が、図示点線にて囲まれた領域Rの範囲内にて、パネル基板1の保持やその位置合わせのための移動が行われる。このような領域Rの範囲内ではパネル基板1を例えば90度回転させるような回動を行おうとしても、その周囲の部材等をパネル基板1とが干渉することとなるため、この領域Rは、パネル基板1の回動が制限された領域であるということができる。このような領域Rのみを確保すれば、第1の基板保持ステージ2によりパネル基板1を保持させて、ACFシート8aの貼付動作を実現することができるため、装置サイズをコンパクトなものとすることができる。特に、近年、益々パネル基板の大型化が顕著となりつつあるような状況のもとでは、このような回動のために必要なスペースはかなり大きなものであり、このようなスペース確保を不要とすることで、シート貼付装置における装置サイズの小型化を図ることが可能となる。
また、このようなパネル基板1の回動を伴うことなく、互いに直交する2つの端部に対して、ACFシート8aの貼付動作を実施することができるため、貼付処理を効率的なものとすることができる。特に、このような2つの端部に対して、同時に貼付動作を行うような場合にあっては、さらにその処理の効率性を向上させることに繋がる。
また、パネル基板1の搬送方向であるX軸方向下流側に、第2の貼付ユニット5が配置されているような構成において、可動フレーム25やベースフレーム27を基台30上に設置するのではなく、上方からつり下げられた構成が採用されていることで、これらの部材の下方にパネル基板1をX軸方向下流側へ搬出させるために必要な空間を確保することが可能となる。特に、第2の貼付ユニット5において基台30上に配置される基板端部支持台28の上方を円滑にパネル基板1が通過できるように、基板搬出装置7の搬送アーム7aがパネル基板1を上面側より吸着保持する機能を備えていることは、装置構成の簡素化の観点からも効果的なものである。
また、X端部1a及びY端部1bに対するACFシート8aの貼付処理が完了したパネル基板1を、第1の基板保持位置P2から第2の基板保持位置P3へと搬送させて、第2の基板保持ステージ3により保持させることで、第2の貼付ユニット5により別のY端部1cに対するACFシート8aの貼付処理を行うことができる。すなわち、大型化されたパネル基板1を回動させることなく、3つの端部それぞれへのACFシート8aの貼付処理を行うことが可能となる。
従って、パネル基板が大型化されても、その装置サイズの小型化を実現しながら、効率的な貼付処理を実現することができ、生産性が向上させることができるシート貼付装置を提供することができる。
(第2実施形態)
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、本発明の第2の実施形態にかかる接合シート貼付装置の一例であるシート貼付装置200における第1の基板保持ステージ2周辺の主要な装置構成を示す模式斜視図を図20に示す。図20に示すように、本第2実施形態のシート貼付装置200は、上記第1実施形態のシート貼付装置100と比較して、第1及び第2の貼付ユニット204、205の構成が異なっており、その他の構成は実質的に同一である。同一の構成部材には同じ参照番号を付してその説明を省略し、以下にその相違点を主体として説明を行う。
図20に示すように、シート貼付装置200は、パネル基板1におけるX端部1aに対するACFシート8aの貼付動作を行う第1の貼付ユニット204と、Y端部1bに対するACFシート8aの貼付動作を行う第2の貼付ユニット205とを備えている。上記第1実施形態のそれぞれの貼付ユニット4、5においては、貼付ヘッド10、20の長さ寸法が、パネル基板1のそれぞれの端部1a、1bに対して十分に短くなるように設定されており、複数回の貼付動作を行うことで、端部1a、1b全体に対するACFシート8aの貼付が行われるものである。これに対して、本第2実施形態のそれぞれの貼付ユニット204、205は、それぞれの端部1a、1bと略同じか僅かに短い程度の長さ寸法を有する貼付ヘッド210、220を備えており、これらの貼付ヘッド210、220によりそれぞれ1回の貼付動作で、端部1a、1b全体に対するACFシート8aの貼付を行うように構成されている。
具体的には、図20に示すように、第1の貼付ユニット204は、供給リール211、切断装置212、2個のローラ219、及び回収部214がそれぞれ動作可能に固定されたベースフレーム217と、このベースフレーム217に設けられたヘッド昇降装置213により昇降されるとともに、その下降によりACFシート8aをX端部1aに押圧して、貼り付ける貼付ヘッド210とを備えている。この貼付ヘッド210は、その下面が押圧面となっており、押圧面の幅がACFシート8aの幅寸法に対応するとともに、その長さ寸法がパネル基板1のX端部1aの長さ寸法と略対応している。さらに、この貼付ヘッド210には、2個のガイドブロック217aが固定されており、ベースフレーム217には、それぞれのガイドブロック217aと係合されながらその上限方向の移動を案内する2本のガイドレール217bが固定されており、このような構成により、貼付ヘッド210の姿勢を保ちながらの昇降動作を円滑に行うことが可能となっている。
第2の貼付ユニット205も、略同様な構成を有しており、供給リール221、切断装置222、2個のローラ229、回収部224、ベースフレーム227、ヘッド昇降装置223、貼付ヘッド220、ガイドブロック227a、及びガイドレール227bが備えられており、貼付ヘッド220において、パネル基板1のY端部1bの長さ寸法に略対応するようにその長さ寸法が設定されている。なお、第2の貼付ユニット205において、ベースフレーム227が上方からつり下げられて、その下方にパネル基板1を通過させるための空間が形成されている構成が採用されている。
次に、このような構成を有するシート貼付装置200において、パネル基板1に対するACFシート8aの貼付処理を行う手順について、図21に示すフローチャートと、図22A〜図37に示す模式説明図(平面図と側面図)とを用いて以下に説明する。なお、これらの動作は、制御装置9によりシート貼付装置200の各構成部が統括的に制御されることにより行われる。
まず、図21のステップS21において、基板搬入位置P1に供給されたパネル基板1が、搬送アーム6aにより吸着保持され、その後、ステップS22にて、第1の基板保持位置P2へと搬送され、第1の基板保持ステージ2のステージ32に受け渡される(図22A〜図23B参照)。その後、ステップS23にて、それぞれの撮像装置35及び36により識別マークM1〜M3の画像撮像が行われ、その画像データが制御装置9に入力されて位置ズレ量算出部によりその認識処理が行われる(図24A〜図25)。
その後、ステップS24にて、認識結果に基づいて、パネル基板1のX端部1aと第1の貼付ユニット204との位置合わせが行われ、この位置合わせの後、ステージ32が下降して、X端部1aが基板端部支持台218上に載置された状態とされる。次に、ステップS25にて、ヘッド昇降装置213により貼付ヘッド210の下降が開始され、図26A及び図26Bに示すように、ACFシート連続体8がX端部1aの貼付位置に押圧される。その後、貼付ヘッド210が上昇され、図示しない剥離機構により基材層8bが剥離されることで、ACFシート8aのみがX端部1aに貼り付けられる。これにより、X端部1aの端部沿いの方向の略全体にACFシート8aが貼り付けられた状態とされる。
その後、ステージ32が僅かに上昇されるとともにステージ32のX軸方向及びY軸方向の移動が行われて、ステップS26にて、認識結果に基づいて、パネル基板1のY端部1bと第2の貼付ユニット205との位置合わせが行われ(図27参照)、この位置合わせの後、ステージ32が下降して、Y端部1bが基板端部支持台228上に載置された状態とされる(図28参照)。次に、ステップS27にて、ヘッド昇降装置223により貼付ヘッド220の下降が開始され、図29A及び図29Bに示すように、ACFシート連続体8がY端部1bの貼付位置に押圧される。その後、貼付ヘッド220が上昇され、図示しない剥離機構により基材層8bが剥離されることで、ACFシート8aのみがY端部1bに貼り付けられる。これにより、Y端部1bの端部沿いの方向の略全体にACFシート8aが貼り付けられた状態とされる。
次に、ステップS28にて、ステージ32が上昇されて、その上方で待機状態にある搬送アーム7aにパネル基板1が受け渡される(図30参照)。パネル基板1が受け渡されると、ステージ32は下降され、その後、ステップS29にて、第1の基板保持位置P2から第2の基板保持位置P3へのパネル基板1の搬送が、搬送アーム7aの移動により行われる(図31及び図32参照)。このとき、第2の貼付ユニット205において、貼付ヘッド220はその昇降の上端位置にまで上昇されており、搬送されるパネル基板1や搬送アーム7aとの干渉が防止されている。パネル基板1が第2の基板保持位置P3に位置されると、第2の基板保持ステージ3のステージ37が上昇されて、搬送アーム7aからステージ37へパネル基板1が受け渡される(図33参照)。
その後、ステップS30にて、第2の貼付ユニット205とパネル基板1の別のY端部1cとの位置合わせが行われる。この位置合わせの後、ステージ37が下降されてパネル基板1の別のY端部1cが基板端部支持台228上に載置される。その後、ステップS31にて、図34A及び図34Bに示すように、第2の貼付ユニット205により、別のY端部1cに対してACFシート8aの貼付動作が行われる。このようの貼付動作が行われた状態が、図35に示す状態である。
その後、ステップS32にて、3つの端部1a、1b、及び1cの全てに対してACFシート8aの貼付処理が行われたパネル基板1が、ステージ37、すなわち第2の基板保持位置P3より排出される(図36及び図37参照)。これにより、パネル基板1に対するACFシート8aの貼付処理が完了する。
なお、これらの処理が行われている間に、パネル基板1が搬出された第1の基板保持位置P2には、別のパネル基板1が搬入されて、その貼付処理に対する準備が行われおり、その後、適切なタイミングにて、別のパネル基板1に対するACFシート8aの貼付処理が行われる。
上記手順の説明においては、第2の基板保持位置P2において、パネル基板1のX端部1aに対する貼付動作と、Y端部1bに対する貼付動作とが、異なるタイミングにて別々に行われるような場合について説明したが、上記第1実施形態の場合と同様に、同じタイミングにて同時的に行うことも可能である。ただし、別々に貼付動作を行う場合には、それぞれの貼付ユニット204、205とそれぞれの端部1a、1bとの位置合わせも別々に行うことができるため、例えば、X端部1aとY端部1bとが交差する角部分にまでACFシート8aを貼り付けるという要望にも応えることが可能となるという利点がある。
上記第2実施形態によれば、それぞれの貼付ヘッド210、220の長さ寸法が、パネル基板1の端部1a、1bの長さ寸法と略同じとなるように設定されているため、それぞれ1回の貼付動作で、端部1a、1bの略全体に対するACFシート8aの貼付動作を完了させることができるため、より効率的な貼付処理を実現することが可能となる。
また、このような構成においても、Y端部1bをX軸方向沿いに配置させるようなパネル基板1の回動を必要としないため、装置サイズをコンパクト化することができ、高い生産性を有するシート貼付装置を提供することができる。
なお、上記それぞれの実施形態においては、第1の基板保持位置P2からパネル基板1が第2の基板保持位置P3へとX軸方向に沿って搬出されるような場合について説明したが、パネル基板1を第2の基板保持位置P3へと移動させるという必要性が存在しないような場合にあっては、第1の基板保持位置P2からのパネル基板1の搬出が、Y軸方向図示手前側に行われるような場合であってもよい。
また、第2の基板保持ステージ3が第1の基板保持ステージ2と同様な構成を有し、ステージ37をX軸方向又はY軸方向に移動させる機能が備えられているような場合について説明したが、このような場合に代えて、ステージ37のXY移動機能が備えられていないような場合であってもよい。もちろん、それぞれのステージ32、37にθ補正機能が備えられていないような構成を採用することも可能である。
また、基板搬出装置7の搬送アーム7aが、パネル基板1をその上面側より吸着保持するような構成について説明したが、このような場合に代えて、搬送アーム6aと同様にその下面側から吸着保持するような構成を採用することもできる。このような構成を採用した場合には、第1の基板保持位置P2から第2の基板保持位置P3へのパネル基板1の搬送の際に、第2の貼付ユニット5との干渉を防止する構成を変更する必要があるものの、パネル基板1を支持する構成を簡単なものにすることができるという利点がある。
なお、上記様々な実施形態のうちの任意の実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明の第1実施形態にかかるシート貼付装置の模式斜視図。 図1のシート貼付装置の模式平面図。 図1のシート貼付装置の主要な構成を示す模式斜視図。 ACFシート連続体の構成を示す模式断面図。 上記第1実施形態のシート貼付方法の手順を示すフローチャート。 基板搬入位置にパネル基板が搬入された状態の装置模式平面図。 図6Aの状態を示すシート貼付装置の模式側面図。 第1の基板保持位置にパネル基板が搬送された状態の装置模式平面図。 図7Aの状態を示すシート貼付装置の模式側面図。 識別マークの認識が行われている状態の装置模式平面図。 図8Aの状態を示すシート貼付装置の模式側面図。 識別マークの認識が行われている状態の装置模式平面図。 それぞれの貼付ユニットにより貼付動作が行われている状態の装置模式平面図。 図10Aの状態を示すシート貼付装置の模式側面図。 それぞれの貼付ユニットにより最後の貼付位置に対する貼付動作が行われている状態の装置模式平面図。 図11Aの状態を示すシート貼付装置の模式側面図。 搬送アームへのパネル基板の受け渡しが行われている状態の装置模式側面図。 搬送アームへのパネル基板の受け渡しが完了した状態の装置模式側面図。 第1の基板保持位置から第2の基板保持位置へのパネル基板の移動が行われている状態の装置模式側面図。 搬送アームからステージへパネル基板の受け渡しが行われている状態の装置模式側面図。 別のY端部への貼付動作が行われている状態の装置模式側面図。 3つの端部それぞれへの貼付動作が完了した状態の装置模式平面図。 図17Aの状態を示すシート貼付装置の模式側面図。 基板端部支持台より別のY端部が離脱された状態の装置模式側面図。 第2の基板保持位置からパネル基板が搬出された状態の装置模式平面図。 本発明の第2実施形態にかかるシート貼付装置における主要な構成を示す模式斜視図。 上記第2実施形態のシート貼付方法の手順を示すフローチャート。 基板搬入位置にパネル基板が搬入された状態の装置模式平面図。 図22Aの状態を示すシート貼付装置の模式側面図。 第1の基板保持位置にパネル基板が搬送された状態の装置模式平面図。 図23Aの状態を示すシート貼付装置の模式側面図。 識別マークの認識が行われている状態の装置模式平面図。 図24Aの状態を示すシート貼付装置の模式側面図。 識別マークの認識が行われている状態の装置模式平面図。 第1の貼付ユニットによりX端部への貼付動作が行われている状態の装置模式平面図。 図26Aの状態を示すシート貼付装置の模式側面図。 第2の貼付ユニットとY端部との位置決めが行われている状態の装置模式側面図。 基板端部支持台にY端部が載置された状態の装置模式側面図。 第2の貼付ユニットによりY端部への貼付動作が行われている状態の装置模式平面図。 図29Aの状態を示すシート貼付装置の模式側面図。 搬送アームへのパネル基板の受け渡しが行われている状態の装置模式側面図。 搬送アームへのパネル基板の受け渡しが完了した状態の装置模式側面図。 第1の基板保持位置から第2の基板保持位置へのパネル基板の移動が行われている状態の装置模式側面図。 搬送アームからステージへパネル基板の受け渡しが行われている状態の装置模式側面図。 別のY端部への貼付動作が行われている状態の装置模式側面図。 図34Aの状態を示すシート貼付装置の模式側面図。 3つの端部それぞれへの貼付動作が完了した状態の装置模式側面図。 基板端部支持台より別のY端部が離脱された状態の装置模式側面図。 第2の基板保持位置からパネル基板が搬出された状態の装置模式平面図。
符号の説明
1 パネル基板
1a X端部
1b Y端部
1c 別のY端部
2 第1の基板保持ステージ
3 第2の基板保持ステージ
4 第1の貼付ユニット
5 第2の貼付ユニット
6 基板搬入装置
6a 搬送アーム
6b アーム移動装置
7 基板搬出装置
7a 搬送アーム
7b アーム移動装置
8 ACFシート連続体
8a ACFシート
8b 基材層
9 制御装置
10、20 貼付ヘッド
11、21 供給リール
12、22 切断装置
13、23 ヘッド昇降装置
14、24 回収部
15、25 可動フレーム
16、26 フレーム移動装置
17、27 ベースフレーム
18、28 基板端部支持台
19、29 ローラ
30 基台
31 フレーム
32 ステージ
33 X軸移動装置
34 Y軸移動装置
35 X端部撮像装置
36 Y端部撮像装置
37 ステージ
100 シート貼付装置
P1 基板搬入位置
P2 第1の基板保持位置
P3 第2の基板保持位置

Claims (12)

  1. 接合シートの一面に基材層が接合された接合シート連続体から、上記基材層を剥離させて上記接合シートのみを略四角形板状の基板に貼り付ける接合シート貼付装置において、
    上記基板を保持する基板保持ステージと、
    上記基板保持ステージに保持された上記基板における第1の方向沿いの端部に沿って供給された上記接合シート連続体を当該基板の端部に押圧して上記接合シートを貼り付ける第1の貼付ユニットと、
    上記保持された基板における上記第1の方向と直交する第2の方向沿いの端部に沿って供給された上記接合シート連続体を、上記第1の貼付ユニットとは独立して当該基板の端部に押圧して上記接合シートを貼り付ける第2の貼付ユニットと、
    上記基板保持ステージに保持された上記基板における上記第1の方向沿いの端部と上記第1の貼付ユニットとの位置合わせ、及び上記第2の方向沿いの端部と上記第2の貼付ユニットとの位置合わせを行う位置決め装置とを備えることを特徴とする接合シート貼付装置。
  2. 上記基板保持ステージは、その表面沿いにおいて上記保持された基板を90度以上回転させるような回動が制限された領域範囲内にて上記基板の保持を行う請求項1に記載の接合シート貼付装置。
  3. 上記位置決め装置は、上記回動が制限された領域範囲内にて、上記基板保持ステージを上記第1又は第2の方向に移動させることにより上記貼付のための位置決めを行うステージ移動装置である請求項2に記載の接合シート貼付装置。
  4. 上記ステージ移動装置は、上記保持する基板の上記第1の方向の端部を上記第1の貼付ユニットによる貼付位置に位置させる位置合わせ動作を、上記保持する基板の上記第2の方向の端部を上記第2の貼付ユニットによる貼付位置に位置させる位置合わせ動作と、別個に行う請求項3に記載の接合シート貼付装置。
  5. 上記ステージ移動装置は、上記保持する基板の上記第1の方向の端部を上記第1の貼付ユニットによる貼付位置に位置させる位置合わせ動作を、上記保持する基板の上記第2の方向の端部を上記第2の貼付ユニットによる貼付位置に位置させる位置合わせ動作と、実質的に同時に行う請求項3に記載の接合シート貼付装置。
  6. 上記ステージ移動装置により保持された上記基板の上記第1の方向の端部を上記第1の貼付ユニットによる上記貼付位置に位置させると、上記第2の方向の端部が上記第2の貼付ユニットによる上記貼付位置に位置されるように、上記第1及び第2の貼付ユニットが配置されている請求項5に記載の接合シート貼付装置。
  7. 上記第1及び第2の貼付ユニットは、
    上記基板保持ステージに保持された上記基板の端部に沿って上記接合シート連続体を供給する接合シート供給装置と、
    上記接合シート供給装置により供給される上記接合シート連続体の上方において昇降可能に配置され、その下降により当該供給された接合シートを上記基板の端部に沿って押圧し、上記接合シートのみを貼り付ける貼付ヘッドとを、それぞれ個別に備える請求項1から6のいずれか1つに記載の接合シート貼付装置。
  8. 上記基板保持ステージにより保持された状態の上記基板に対して、上記第1の方向沿いの端部に設けられた第1の基準マークの画像を撮像する第1の撮像装置と、
    上記保持された状態の上記基板に対して、上記第2の方向沿いの端部に設けられた第2の基準マークの画像を撮像する第2の撮像装置と、
    上記第1の撮像装置による上記第1の基準マークの撮像データと、上記第2の撮像装置による上記第2の基準マークの撮像データとにより、上記基板保持ステージによる上記基板の保持姿勢の位置ズレ量を算出する位置ズレ量算出部とを備える請求項1から7のいずれか1つに記載の接合シート貼付装置。
  9. 上記第1及び第2の貼付ユニットは、上記各々の貼付ヘッドをその貼付対象となる上記基板の端部に沿って移動させるヘッド移動装置をそれぞれ個別にさらに備え、
    上記第1及び第2の貼付ユニットにおいて、上記ヘッド移動装置により上記貼付ヘッドを順次移動させて、上記貼付ヘッドにより上記各々の端部の複数箇所に上記接合シートの貼付が行われる請求項1から8のいずれか1つに記載の接合シート貼付装置。
  10. 上記第1及び第2の貼付ユニットにおいて、一方の上記ヘッド移動装置による上記貼付ヘッドの移動方向が、他方の貼付対象となる上記端部へ近接する方向であり、他方の上記ヘッド移動装置による上記貼付ヘッドの移動方向が、一方の貼付対象となる上記端部より離間する方向となるように、上記それぞれの貼付ヘッドの移動が行われる請求項9に記載の接合シート貼付装置。
  11. 接合シートの一面に基材層が接合された接合シート連続体から、上記基材層を剥離させて上記接合シートのみを略四角形板状の基板に貼り付ける接合シート貼付方法において、
    上記基板における第1の方向沿いの端部に沿って供給された上記接合シート連続体を貼り付ける第1の貼付ユニットにより、上記接合シート連続体を上記基板の上記第1の方向沿いの端部に押圧して上記接合シートを貼り付ける第1の貼付工程と、
    上記基板における上記第1の方向と直交する第2の方向沿いの端部に沿って供給された上記接合シート連続体を上記第1の貼付ヘッドとは独立して貼り付ける第2の貼付ユニットにより、上記接合シート連続体を上記基板の第2の方向沿いの端部に押圧して上記接合シートを貼り付ける第2の貼付工程と、
    一方の方向沿いの上記端部を他方の方向沿いに位置させるような上記基板の回動を実質的に伴うことなく、上記第1の貼付ユニットと上記基板の上記第1の方向沿いの端部との上記第1の貼付工程実施のための位置合わせを行う第1の位置合わせ工程と、
    上記基板の回動を実質的に伴うことなく、上記第2の貼付ユニットと上記基板の上記第2の方向沿いの端部との上記第2の貼付工程実施のための位置合わせを行う第2の位置合わせ工程とを含むことを特徴とする接合シート貼付方法。
  12. 上記第1の位置合わせ工程と上記第2の位置合わせ工程とが実質的に同時に行われ、上記第1の貼付工程と上記第2の貼付工程とが実質的に同時に行われる請求項11に記載の接合シート貼付方法。
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