JP2007299156A - 記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複合機は、ASIC10、SDRAM20、電源回路40、バックアップ電源80、バックアップ電源監視用IC60などから構成される。電源回路40は図示しない電源コードを介して供給された主電源からの交流電圧を整流した後、所定の低い直流電圧に降圧して各装置に供給するためのものである。バックアップ電源80は、主電源を通じての電力供給が断たれたときに、SDRAM20に電源電圧を供給する。本実施形態では、バックアップ電源監視用ICを用いて、バックアップ電源80の電源電圧の変動を監視し、これに基づいて、バックアップ中の記憶情報の正否を判断することとした。電源電圧の変動は、SDRAM20ついて不具合(記憶不良)を生じさせる根本原因となるものであるので、これに基づいて記憶されたデータの正否を判定してやれば、必然的に信頼性の高い判定結果が得られる。
【選択図】図1
Description
しかし、この種の判断方法は、読み出した一部を代表させて情報の正否を判断しているに過ぎず、読み出されていない情報については、正否を確認することは出来ない。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、記憶された情報の正否について信頼性に優れる判定機能を備えた記憶装置を提供することを目的とする。
尚、ここでいう、「記憶手段に記憶されている情報の正否を判定する」というのは「記憶手段に記憶された情報が、正しく記憶され続けていたのか(情報の一部に破損の恐れはないか)、どうかを判定する」という意味である。
請求項1の発明では、電源電圧の変動を監視し、これに基づいて記憶手段についての不具合、すなわち記憶情報の正否を判定することとした。電源電圧の変動は、記憶手段について不具合を生じさせる根本原因となるものであるので、これに基づいて情報の正否を判定してやれば、必然的に信頼性の高い判定結果が得られる。
請求項2の発明によれば、記憶装置は、主電源を通じて蓄電手段が充電されるように回路構成されている。そのため、使用中に蓄電手段の電源電圧が所定基準値を下回っている状態であったとしても、主電源が立ち上がったときには、蓄電手段に対する充電が開始される結果、主電源起動後、蓄電手段の電源電圧は上昇して所定基準値を上回る状態になる。一方、判定手段は主電源の起動後に立ち上がるので、判定は、必然的に主電源の起動後に行われることとなる。そのため、実際に使用されていたときの蓄電手段の電源電圧のレベルについて判定を行なうには、電圧検出手段の検出結果を主電源起動後まで保持(ラッチ)しておく必要がある。
このような構成であれば、リセット回路のパワーONリセット機能にも対応することが可能となる。
請求項4の発明によれば、記憶手段を動作させる電源電圧について、記憶手段に最も近いところの電圧を監視することとしたので、信頼性の高い判定結果が得られる。
電圧検出手段が汎用ICにより構成されているので、低コスト化の推進に好適である。
このような構成であれば、所定時間T1、並びに遅延時間T2の設定(調整)を、コンデンサの選択という簡単な作業で行なうことが出来る。
時計手段が正常に動作しているか、否かの判定を、記憶情報の正否判定に兼用させているので、時計手段に対しても電圧検出・判定手段を専用に設ける場合に比べて、回路構成を簡素化することが出来、低コスト化に寄与する。
本実施形態は、本発明の記憶装置を複合機(ファクシミリ機能付きのプリンタ)に適用したものであり、図1は複合機の電気的構成を示すブロック図である。図1に示す符号10はASIC(Application Specific Integrated Circuit)、符号20はSDRAM(シンクロナスDRAM)、符号30は時計ICである。
(1)バックアップ電源80によるバックアップ動作
(2)ASIC10による判定処理
尚、ここでは、複合機を使用してメモリ送信を行なう場合を例にとり、また、主電源→電源回路40を通じて各装置に電力が供給されて、すでに、複合機全体が起動状態にあるものとして説明を開始する。
メモリ送信を行なうときには、まず、画像読取部(図示せず)によって原稿について読み取りが行なわれ、読み取られた原稿の画像データはSDRAM20に記憶される。そして、全頁について、画像データがSDRAM20に記憶されると、今度は、SDRAM20から各頁ごとに画像データの読み出しが行なわれ、これが通信部を通じて相手側の装置に送信される。
主電源が復旧すると、電源回路40を通じてASIC10などの各装置に電源電圧が再び供給され始める。リセットIC50は、先にも述べたように、電源回路40のOUT1の出力電圧を監視しており、主電源が復旧しても、電源回路40のOUT1の出力電圧が2.8V以下の場合には、出力端子OUT3のレベルを「Lレベル」に設定することで、ASIC10にシステムリセット信号Saを与え続けてASIC10をリセット状態に制御する。
T2=α×C2
α・・・係数(IC固有の定数)
C2・・・・IC50に外付けされるコンデンサの静電容量
T1=α×C1
α・・・係数(IC固有の定数)
C1・・IC60に外付けされるコンデンサの静電容量
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
20…SDRAM(本発明の記憶手段の一例)
30…時計IC(本発明の時計手段の一例)
50…リセットIC(本発明のリセット回路の一例)
60…バックアップ電源監視用IC(本発明の電圧検出手段の一例)
70…レギュレータ(本発明の定電圧回路の一例)
80…バックアップ電源(本発明の蓄電手段の一例)
Claims (7)
- 情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に電力を供給する蓄電手段と、
前記蓄電手段の電源電圧の変動を検出する電圧検出手段と、
前記電圧検出手段の検出結果に基づいて、前記記憶手段に記憶されている情報の正否を判定する判定手段と、を備えた記憶装置。 - 前記蓄電手段を通じて前記記憶手段に電力を供給する電力供給系統とは別に、主電源を通じての電力供給系統が設けられるとともに、前記主電源が駆動しているときには、前記主電源側から前記蓄電手段に充電電流が供給されて前記蓄電手段が充電されるよう回路構成され、
前記主電源を通じての電力の供給が停止したときに、前記蓄電手段を通じて前記記憶手段に電力の供給がなされるものであって、
前記電圧検出手段は、前記蓄電手段の電源電圧のレベルが所定基準値を下回ることを条件として、前記検出信号として第一レベルの信号を出力し、
前記蓄電手段の電源電圧のレベルが所定基準値を上回ることを条件として、前記検出信号として第二レベルの信号を出力し、
かつ前記蓄電手段の電源電圧のレベルが所定基準値を下回っている状態から上回る状態に変化した場合には、電源電圧のレベルが所定基準値を上回った以降も、前記第一レベルの信号を所定時間T1の間持続して出力し、当該所定時間T1が経過した後に第二レベルの信号を出力する遅延機能を有することを特徴とする請求項1に記載の記憶装置。 - 前記主電源側の電力供給系統を通じて判定手段に印加される電圧値を監視して、同電圧値のレベルが所定レベルを下回ったときに、前記判定手段にリセット信号を与えて同判定手段をリセット状態に制御するリセット回路を備えるとともに、
このリセット回路に、前記電圧値のレベルが所定レベルを下回った状態から上回った状態に変化したときに、所定の遅延時間T2は前記リセット状態を持続させ、その後に前記リセット状態を解除する遅延機能が設けられたものにおいて、
前記電圧検出手段による所定時間T1は少なくとも、前記リセット回路の遅延時間T2より長く設定され、前記判定手段のリセット状態が解除された以降も、前記第一レベルの信号の出力が維持されることを特徴とする請求項2に記載の記憶装置。 - 前記記憶手段の電源電圧の入力段に定電圧回路が設けられて、前記主電源、並びに前記蓄電手段の電源電圧が前記定電圧回路により定電圧化された後に、前記記憶手段に印加されるように回路構成されるとともに、
前記電圧検出手段は、前記蓄電手段の電源電圧の変動として定電圧回路の出力電圧の変化を検出することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の記憶装置。 - 前記リセット回路並びに前記電圧検出手段は共に、入力された電圧の大きさを基準値と比較し、比較結果に応じた2値信号を出力するリセットICより構成されることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の記憶装置。
- 前記リセット回路としてのリセットIC、並びに電圧検出手段としてのリセットICは共に、コンデンサの外付けが可能とされた遅延機能付きのものであり、同コンデンサの静電容量の選択により、前記所定時間T1、並びに前記遅延時間T2が決定されることを特徴とする請求項5に記載の記憶装置。
- 時刻を計時する時計手段を備えるとともに、この時計手段は前記記憶手段に電力を供給する電力供給ラインに前記記憶手段と共通接続される回路構成とされ、
前記判定手段による前記記憶情報の正否判断により、前記時計手段が正常に動作しているか否かの判定が兼用されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の記憶装置。
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