JP2007299066A - 集合住宅警報監視統合システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】警報監視統合盤1は、各住戸に設置された住宅情報盤2を通じて、感知器回線L3に感知器アドレスを含んだ問い合わせ信号を所定の順序でアドレスを変更させて送出し、それに対して返信を受ける毎に、返信を受けたアドレスを記憶させることで、各住戸の感知器回線L3に接続されている火災感知器Sの有効なアドレスを自動登録することを特徴としている。
【選択図】図1
Description
このシステムは、下記特許文献1に示されているように、各住戸において、火災感知器と住宅情報盤との間に介在させた試験端子付中継器を住戸の玄関先に設置し、点検業者などが試験端子付中継器に遠隔試験器を接続して、住戸の玄関先から住戸内に施設された火災感知器の試験発報を簡易に行えるようにしたものである。
管理人室などに設置される警報監視統合盤1は、制御線L1と通話線L2とを通じて、各住戸に設置される住宅情報盤2に接続されており、各住戸の住宅情報盤2には、感知器回線L3を導出して、複数の火災感知器Sが接続されており、警報監視統合盤1より、各住戸の警報監視制御、各住戸の通話制御がなされている。
システムの火災感知器Sには、感知器回線L3毎に、所定の最小アドレスから最大アドレスの範囲で、途中の抜けがないように異なる感知器アドレスが割り付けられており、これらの感知器アドレスや設置台数は、後述する感知器アドレス自動登録モード、感知器アドレス簡易自動登録モード、感知器台数自動登録モードによって、警報監視統合盤1に登録されるようにしている。
この警報監視統合盤1は、CPU等で構成され各部を制御する信号処理部11と、ハンドセットHなどを接続し、通話線L2を介した通話を可能にする通話回路12と、制御線L1を介して、各住宅情報盤2、火災感知器Sとの多重伝送を行うための多重伝送回路13と、各種キー、スイッチ、ボタン等で構成された操作部14と、各住宅情報盤2に対応した表示窓や、液晶画面、各種表示灯などで構成された表示部15と、音声警報メッセージなどを記憶する記憶部16と、スピーカSPを備え、火災警報を出力するための音声出力部17とを備えている。
この住宅情報盤2からは感知器回線L3が導出されており、感知器アドレスの付加された火災感知器3が接続される。感知器回線L3の終端には終端抵抗器6が接続されている。
接点25a,25aをb閉じにした状態では、制御回路20側に感知器回線L3が接続されるので、住宅情報盤2は、火災感知器Sが火災を検知すると感知器回線L3の短絡を検出して火災警報を出力するとともに、警報監視統合盤1に火災信号を送出する。
試験モードは、この状態で行われ、制御線L1を通じて、警報監視統合盤1から火災感知器Sに駆動電源が送られ、アドレスを指定した試験信号が送出されるので、火災感知器Sの発報による動作確認信号が警報監視統合盤1に返信される。
また、感知器アドレス自動登録モード、感知器アドレス簡易自動登録モード、感知器台数自動登録モードも、この状態で行われ、制御線L1を通じて、警報監視統合盤1から火災感知器Sに駆動電源が送られ、アドレスを指定した問い合わせ信号が送出されるので、火災感知器Sの応答が警報監視統合盤1に返信される。
以上のようなシステムにおいて、警報監視統合盤1は、通常モード時には、住宅情報盤2から火災信号を受信したときには所定の警報処理をなし、また、集合住宅の共同玄関に設置されたロビーインターホンから特定住戸への呼出を受けたときに、その住戸の住宅情報盤2を呼出して、ロビーインターホンと住宅情報盤2との間で通話制御をなすなど、集合住宅の監視通話のために公知の動作を行う。
その結果、警報監視統合盤1は制御線L1を通じて感知器回線L3に接続されるので、その状態で火災感知器Sのアドレスを含んだ試験信号を順次変化させて送出して、火災感知器Sを試験発報させて、動作確認信号を待つ。
そして、火災感知器Sから動作確認信号を受ける毎に、その火災感知器Sを正常と判断する一方、動作確認信号を受けなかった場合には、その火災感知器Sを異常と判定し、各住戸の感知器回線L3に接続される全ての火災感知器Sの試験発報を終了すれば、感知器遮断信号を送出して、感知器回線L3と制御線L1との接続を遮断させる。
以上の動作を、すべての住戸の住宅情報盤2に対して順次行い、集合住宅内のすべての火災感知器Sを試験発報させて火災感知器Sの正常、異常を判別する。
この感知器アドレス自動登録モードでは、警報監視統合盤1は、上記した試験モードと同様にして、それぞれの住戸の住宅情報盤2を呼出して、住戸の感知器回線L3を制御線L1に接続した後は、最小アドレスから順次変更しながら、いわゆる総当たり式のポーリングを行って、火災感知器Sの有効なアドレスを自動登録するようにしている。
なお、火災感知器Sの有効な設置台数のみを登録するようにしてもよい。図3は、感知器台数自動登録モードの基本動作の一例を示すフローチャートであり、各住戸の火災感知器Sから返信信号を受信する毎に、火災感知器Sの設置台数をカウントして、1住戸あたりの火災感知器Sのカウント値に基づいて、有効な設置台数として登録する動作を、各住戸毎に繰り返し行うようにしている(300〜309)。
警報環視統合盤1を制御線L1に接続した状態で、予め定められた所定のアドレスを基準として(ここでは「中間値M」)、問い合わせ信号を送出して返信があると、そのアドレスをインクリメントして、更に問い合わせを行い、返信があれば、更にアドレスをインクリメントして返信を確認する動作を繰り返し行う。
すなわち、感知器アドレス「m」まで問い合わせた結果、返信がなくなると、最小アドレスからアドレス「m−1」までを有効な感知器アドレスとして登録する。
このような問い合わせを、返信があるまで行い、返信があると、最小アドレスから返信のあったアドレスまでを有効な感知器アドレスとして自動的に登録する(降順ポーリング)。
すなわち、感知器アドレス「54」で返信があった場合には、「00」〜「54」までの設置台数を登録する。
すなわち、図2のフローチャートでは、中間値「M」を呼び出し返信があった場合には、アドレスをデクリメントして問い合わせを降順に行い、最初に返信のあったアドレスから最大アドレスまでを有効なアドレスとみなして登録する一方、中間値「M」を呼び出し返信がなかった場合には、アドレスをインクリメントして問い合わせを昇順に行い、最初に返信のあったアドレスから最大アドレスまでを有効なアドレスとみなして登録するようにすればよい。
この場合、感知器設置台数は、最初に返信のあったアドレスから最大アドレスまでの火災感知器Sの設置台数を登録する。
一方、中間値「88」で問い合わせて返信がなかった場合に、アドレスを順次インクリメントしながら問い合わせを行った結果、アドレス「54」で返信があった場合には、アドレス「54」から最大アドレス「FF」までを登録するとともに、この範囲の設置台数を登録する。
2 住宅情報盤
L1 制御線
L3 感知器回線
S 火災感知器
Claims (4)
- 火災感知器を接続した感知器回線を導出させ、各住戸に設置された住宅情報盤と、警報監視統合盤とを少なくとも制御線で接続し、警報監視統合盤から住宅情報盤を通じて、感知器回線に接続されている火災感知器を試験発報させるようにした集合住宅警報監視統合システムであって、
上記警報監視統合盤は、各住戸に設置された上記住宅情報盤を通じて、上記感知器回線に感知器アドレスを含んだ問い合わせ信号を所定の順序でアドレスを変更させて送出し、それに対して返信を受ける毎に、返信を受けたアドレスを記憶させることで、各住戸の上記感知器回線に接続されている火災感知器の有効なアドレスを自動登録することを特徴としている、集合住宅警報監視統合システム。 - 請求項1において、
上記各住戸の感知器回線に接続された火災感知器には、所定の最小アドレスから最大アドレスの範囲で、途中の抜けがないように異なるアドレスが割り付けられており、
上記警報監視統合盤は、上記感知器回線に対して、上記範囲に含まれる所定のアドレスで問い合わせを行ったときに、その返信の有無によって、昇順あるいは降順にアドレスを変更させて問い合わせを行って、最初に返信があったアドレスを判別し、最小アドレスあるいは最大アドレスからその返信のあったアドレスまでの連続したアドレスを、火災感知器の有効なアドレスとみなして、自動的に登録することを特徴としている、警報住宅警報監視統合システム。 - 請求項1または2において、
上記警報監視統合盤では、上記火災感知器の自動登録に基づいて、火災感知器の有効な設置台数を算出して、その台数を登録することを特徴としている、集合住宅警報監視統合システム。 - 火災感知器を接続した感知器回線を導出させ、各住戸に設置された住宅情報盤と、少なくとも制御線で接続され、上記住宅情報盤を通じて、感知器回線に接続されている火災感知器を試験発報させる試験モードを実行するようにした警報監視統合盤であって、
上記住宅情報盤に感知器接続信号を送出して、上記制御線を感知器回線に接続した後は、該感知器回線に感知器アドレスを含んだ問い合わせ信号を所定の順序でアドレスを変更させて送出し、それに対して返信を受ける毎に、返信を受けたアドレスを記憶することで、各住戸の上記感知器回線に接続されている火災感知器の有効なアドレスを自動登録する構成にしている、警報監視統合盤。
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