JP2007290262A - 筆記具 - Google Patents

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Naotoshi Hayakawa
尚利 早川
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Abstract

【課題】接着剤を螺合部に多量に塗布した場合でも、接着剤が外部にはみ出すことを防止する。
【解決手段】筆記具1は、内面にメネジ部31を備えた前軸3と、前記前軸3のメネジ部31に螺合可能なオネジ部41を備えた後軸4とからなる軸筒2を有する。後軸4のオネジ部41の後方に凹部42を形成する。後軸4のオネジ部41の山部と山部の間の谷部に接着剤6を塗布する。その後、後軸4のオネジ部41に前軸3のメネジ部31を螺合させる。その際に、凹部42と前軸3の内面との間に接着剤6の余剰分を収容可能に構成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、内面にメネジ部を備えた第1の部材と、前記第1の部材のメネジ部に螺合可能なオネジ部を備えた第2の部材とからなる軸筒を有する筆記具に関する。尚、本発明で「前」とは、第1の部材でメネジ部の内奥部側、第2の部材でオネジ部の螺合開始側を指し、「後」とは、その反対側を指す。
特許文献1には、複数の部材の螺合部に接着剤を配置する筆記具用部材の連結構造が開示されている。
特開2001−239785号公報
前記従来の構造は、接着剤を螺合部に多量に塗布した場合、接着剤が外部にはみ出し、外観性を阻害するおそれがある。
本発明は、前記従来の問題点を解決するものであって、接着剤を螺合部に多量に塗布した場合でも、接着剤が外部にはみ出すことを防止できる筆記具を提供しようとするものである。
本発明は、内面にメネジ部31を備えた第1の部材3と、前記第1の部材3のメネジ部31に螺合可能なオネジ部41を備えた第2の部材4とからなる軸筒2を有する筆記具であって、前記第2の部材4のオネジ部41の後方に凹部42を形成し、前記第2の部材4のオネジ部41の山部と山部の間の谷部に接着剤6を塗布した後、前記第2の部材4のオネジ部41に第1の部材3のメネジ部31を螺合させた際に、前記凹部42と前記第1の部材3の内面との間に前記接着剤6の余剰分を収容可能に構成したこと(構成1)を要件とする。
前記構成1の筆記具1は、第1の部材3の内面とオネジ部41後方の第2の部材4の内面との間に、接着剤6の余剰分が収容可能な大きな収容空間を確保でき、接着剤6をオネジ部41に多量に塗布した場合でも、接着剤6が外部にはみ出すことを十分に防止できる。
また、前記構成1において、前記凹部42の底面が、前記オネジ部41の谷部の底面よりも径方向内方に位置してなること(構成2)が好ましい。それにより、凹部42と第1の部材3の内面との間に大きな収容空間を確保でき、前記オネジ部41の谷部から移行した接着剤6の余剰分が凹部42に十分に保持でき、外部への接着剤6のはみ出しを一層、防止できる。
また、前記構成1または2において、前記凹部42に軸方向の幅Aが、前記オネジ部41の谷部の底面の軸方向の幅Bより大きく設定されること(構成3)が好ましい。それにより、凹部42と第1の部材3の内面との間に大きな収容空間を確保でき、前記オネジ部41の谷部から移行した接着剤6の余剰分が凹部42に十分に保持でき、外部への接着剤6のはみ出しを一層、防止できる。
また、前記構成1、2または3において、前記オネジ部41の山部に切り欠き部43を軸方向に貫設したこと(構成4)が好ましい。それにより、オネジ部41の谷部に部分的に塗布された接着剤6が、切り欠き部43を介して他の谷部に迅速に行き渡るとともに、その余剰分が凹部42にも迅速に移行される。
本発明は、構成1により、接着剤をオネジ部に多量に塗布した場合でも、接着剤が外部にはみ出すことを十分に防止できる。
本発明は、構成2により、接着剤をオネジ部に多量に塗布した場合でも、外部への接着剤のはみ出しを一層、防止できる。
本発明は、構成3により、接着剤をオネジ部に多量に塗布した場合でも、外部への接着剤のはみ出しを一層、防止できる。
本発明は、構成4により、オネジ部の谷部に部分的に塗布された接着剤が、切り欠き部を介して他の谷部に迅速に行き渡るとともに、その余剰分が凹部にも迅速に移行される。
図1及び図2に本発明の実施の形態を示す。
本実施の形態の筆記具1は、軸筒2と、該軸筒2内に収容される筆記体5とからなる。
前記軸筒2は、前軸3(第1の部材)と、該前軸3の後端部に螺着される後軸4(第2の部材)とからなる。
前記筆記体5は、ペン先51(例えばボールペンチップ)と、前記ペン先51を前端に保持するペン先保持部材52と、前記ペン先保持部材52が前端に固着されたインキ収容管53とからなる。前記ペン先保持部材52は、インキ収容管53の外径より大きい外径を有する鍔部52aを備える。前軸3と後軸4の螺着後、前記鍔部52aが、前軸3のメネジ部31前方の内面の段部と後軸4の前端面とにより前後方向に挟持されるとともに、ペン先51が、前軸3の前端孔32より外部に突出される。
前記前軸3は、先細状の前端部を備えた円筒体であり、金属材料により構成される。前記前軸3の後端部内面にメネジ部31が形成される。また、前軸3の前端には、筆記体5のペン先51が外部に突出可能な前端孔32が形成される。
前記後軸4は、前端が開口され且つ後端が閉鎖された有底の筒体であり、合成樹脂の成形体(例えば、ブロー成形または射出成形等)により得られる。前記後軸4の前端部外面には、外径が後方の外面より小さい縮径部44が形成される。前記縮径部44の外面には、オネジ部41が形成される。前記オネジ部41の後方の縮径部44外面には、凹部42が形成される。また、前記オネジ部41の山部には、軸方向の切り欠き部43が貫設される。前記切り欠き部43は、軸線に対して対称位置の二箇所に形成される。前記切り欠き部43に、パーティングライン(金型の合わせ面)が配置される。
前記凹部42の底面は、オネジ部41の山部と山部との谷部の底面よりも径方向内方に位置される。また、前記凹部42の軸方向の幅Aは、オネジ部41の山部と山部との谷部の底面の軸方向の幅Bよりも大きく設定される。また、前記凹部42の周方向の長さは、オネジ部41の山部の周方向の長さと略等しく設定される。即ち、凹部42は、オネジ部41の山部後方の、オネジ部41の山部に沿った位置のみに配置される。
本実施の形態の作用について説明する。
後軸4のオネジ部41の山部と山部の間の谷部に接着剤6を塗布した後、前記後軸4のオネジ部41と前軸3のメネジ部31とを螺合させる。もし、多量の接着剤6がオネジ部41に塗布された場合、接着剤6の余剰分が、オネジ部41の後方に移行し、凹部42と前軸3内面との間の空間に収容される。そのため、外部に接着剤6がはみ出すことを十分に防止できる。また、前記オネジ部41に接着剤6を塗布することにより、メネジ部31に接着剤を塗布することに比較して接着剤6の塗布が容易となる。また、メネジ部31とオネジ部41との間に接着剤を介在させることにより、前軸3と後軸4の螺合が緩むことを防止できる。
また、前記凹部42の底面が、オネジ部41の山部と山部との谷部の底面よりも径方向内方に位置され、且つ、前記凹部42の軸方向の幅Aが、山部と山部との谷部の底面の軸方向の幅Bよりも大きく設定されることにより、接着剤6をオネジ部41に多量に塗布した場合でも、外部への接着剤6のはみ出しを十分に防止できる。
また、前記オネジ部41の山部に軸方向に切り欠き部43が貫設されることにより、オネジ部41の谷部に部分的に塗布された接着剤6が、切り欠き部43を介して他の谷部に迅速に行き渡るとともに、その余剰分が凹部42にも迅速に移行される。
本発明の筆記具の実施の形態を示す縦断面図である。 図1の要部拡大図である。
符号の説明
1 筆記具
2 軸筒
3 前軸(第1の部材)
31 メネジ部
32 前端孔
4 後軸(第2の部材)
41 オネジ部
42 凹部
43 切り欠き部
44 縮径部
5 筆記体
51 ペン先
52 ペン先保持部材
52a 鍔部
53 インキ収容管
6 接着剤
A 凹部の軸方向の幅
B オネジ部の谷部の底面の軸方向の幅

Claims (4)

  1. 内面にメネジ部を備えた第1の部材と、前記第1の部材のメネジ部に螺合可能なオネジ部を備えた第2の部材とからなる軸筒を有する筆記具であって、前記第2の部材のオネジ部の後方に凹部を形成し、前記第2の部材のオネジ部の山部と山部の間の谷部に接着剤を塗布した後、前記第2の部材のオネジ部に第1の部材のメネジ部を螺合させた際に、前記凹部と前記第1の部材の内面との間に前記接着剤の余剰分を収容可能に構成したことを特徴とする筆記具。
  2. 前記凹部の底面が、前記オネジ部の谷部の底面よりも径方向内方に位置してなる請求項1記載の筆記具。
  3. 前記凹部の軸方向の幅が、前記オネジ部の谷部の底面の軸方向の幅より大きく設定される請求項1または2記載の筆記具。
  4. 前記オネジ部の山部に切り欠き部を軸方向に貫設した請求項1、2または3記載の筆記具。
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