JP2007281922A - 携帯通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 放送番組に応じてTV音声を自動的に切り替えることができる携帯通信端末を提供する。
【解決手段】 TV放送波の受信データから抽出された主音声又は副音声のいずれかをTV音声として出力する音声出力部14と、ユーザ選択言語を指定するユーザ言語指定情報を記憶するユーザ言語指定記憶部18aと、受信データから属性情報を抽出して副音声の有無を判別する属性判別部19と、TV音声として出力させる音声をユーザ言語指定情報及び第1言語を指定するデフォルト言語指定情報に基づいて決定するTV音声決定部20により構成される。TV音声決定部20は、ユーザ選択言語及び第1言語が一致すれば主音声を選択し、ユーザ選択言語及び第1言語が一致しなければ、属性判別部19による判別結果に基づいて主音声又は副音声のいずれかを選択する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、携帯通信端末に係り、さらに詳しくは、TV放送波を受信してTV音声を出力することができる携帯電話機などの通信端末の改良に関する。
近年、TV(TeleVision:テレビジョン)放送波を受信してTV画像を表示することができる携帯電話機が普及している。この様な携帯電話機では、ユーザが選局したチャンネルのTV放送波を受信してTV画像及びTV音声が生成され、画面表示及び音声出力が行われる。一般に、TV放送波から得られるTV音声には、主音声の他に、副音声が含まれている場合がある。この副音声は、主音声とは言語や放送内容の異なる音声であり、例えば、報道番組や映画番組などの放送番組では、主音声とは使用される言語が異なっている副音声が付加される場合が少なくない。
従来、主音声及び副音声の選択は、副音声を実際に出力させ、その再生音を聴くことによって所望の音声であるか否かをユーザが判断して行われていた。このため、放送番組に応じて所望の音声にTV音声を切り替えようとすると、放送番組の終了や他の番組への切り替わりごとにユーザがTV音声を切り替えなければならないという問題があった。
上述した携帯電話機などの携帯通信端末には、通常、メニュー表示などに使用させる言語をユーザが選択した言語に切り替える機能が備えられている。そこで、ユーザが表示用言語として選択した言語に応じて主音声及び副音声が自動的に切り替えられれば、便利である。特に、表示用言語としてユーザが予め選択指定した言語と同じ言語の音声に自動的に切り替えられれば極めて便利である。
しかしながら、スポーツ番組などの放送番組では、放送内容は異なっているが使用される言語が主音声とは異なっていない副音声が付加されることも少なくないことから、副音声が付加されているからといって単純にTV音声を副音声に切り替えると、ユーザが表示用言語として選択した言語とは異なる言語の音声がTV音声として出力される場合が生じてしまうという問題があった。
特開2001−326713号公報 特開2003−234821号公報 特開2005−241393号公報
上述した通り、従来の携帯通信端末では、放送番組に応じて所望の音声にTV音声を切り替えようとすると、放送番組の終了や他の番組への切り替わりごとにユーザがTV音声を切り替えなければならないので、操作性が良くないという問題があった。また、副音声の有無に応じてTV音声を単純に切り替えさせると、ユーザが意図する言語とは異なる言語の音声が出力される場合が生じるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、所望の音声にTV音声を自動的に切り替えることができる携帯通信端末を提供することを目的としている。特に、ユーザが表示用言語として選択した言語に応じてTV音声を適切に切り替えることができる携帯通信端末を提供することを目的としている。また、本発明の他の目的は、TV音声の切り替えに連動させて字幕を表示させることができる携帯通信端末を提供することにある。
第1の本発明による携帯通信端末は、TV放送波を受信し、ユーザが指定したチャンネルの受信データを生成するTV放送受信手段と、上記受信データから抽出された主音声又は副音声のいずれかをTV音声として出力する音声出力手段と、メニュー表示に使用される言語であって、ユーザが選択した言語をユーザ選択言語として指定するユーザ言語指定情報を記憶するユーザ言語指定記憶手段と、第1言語を指定するデフォルト言語指定情報を記憶するデフォルト言語指定記憶手段と、上記受信データから属性情報を抽出し、副音声の有無を判別する属性判別手段と、上記TV音声として出力させる音声を上記ユーザ言語指定情報及びデフォルト言語指定情報に基づいて、上記主音声又は副音声のいずれかに決定するTV音声決定手段とを備えて構成される。上記TV音声決定手段は、上記ユーザ選択言語及び上記第1言語が一致すれば、上記主音声を選択し、上記ユーザ選択言語及び上記第1言語が一致しなければ、上記属性判別手段による判別結果に基づいて上記主音声又は副音声のいずれかを選択する。
この携帯通信端末では、受信データから属性情報が抽出され、TV音声として出力させる音声がユーザ言語指定情報及びデフォルト言語指定情報に基づいて決定される。その際、ユーザがメニュー表示用の言語として選択したユーザ選択言語と、デフォルト言語指定情報が指定する第1言語とが一致すれば、主音声が選択され、一致しなければ、属性情報に基づいて主音声又は副音声のいずれかが選択される。この様な構成により、ユーザ選択言語が第1言語と一致した場合には主音声が選択され、ユーザ選択言語が第1言語と一致しなかった場合には属性情報に基づいて主音声又は副音声が選択されるので、ユーザがメニュー表示用の言語として選択した言語に応じてTV音声を自動的に切り替えさせることができる。
第2の本発明による携帯通信端末は、上記構成に加え、上記属性判別手段が、上記属性情報に含まれる放送番組のジャンル指定情報に基づいて、主音声とは言語の異なる副音声の有無を判別するように構成される。すなわち、副音声があった場合に、放送番組のジャンル指定情報に基づいて副音声の言語が主音声とは異なっているか否かが判別される。この様な構成によれば、ユーザ選択言語が第1言語と一致しなかった場合に、主音声とは言語の異なる副音声の有無の判別結果に基づいて主音声又は副音声が適切に選択されるので、ユーザが表示用言語として選択した言語とは異なる言語の音声がTV音声として選択されるのを防止することができる。従って、主音声と同じ言語の副音声が付加された放送番組の場合であっても、主音声及び副音声における言語の異同を判別することによりTV音声が適切に選択されるので、TV音声が副音声に自動的に切り替えられるのを防止することができる。
第3の本発明による携帯通信端末は、上記構成に加え、上記デフォルト言語指定情報には、上記第1言語とは異なる言語を第2言語として指定する言語指定情報が含まれ、上記TV音声決定手段が、上記副音声があった場合、上記第2言語及び上記ユーザ選択言語を比較し、この比較結果に基づいて上記副音声を選択するように構成される。すなわち、ユーザ選択言語が第1言語と一致せず、かつ、副音声があった場合、ユーザ選択言語が第2言語と比較され、この比較結果に基づいて副音声が選択される。具体的には、例えば、ユーザ選択言語が第2言語と一致すれば、副音声が選択され、ユーザ選択言語が第2言語と一致しなければ、主音声が選択される。この様な構成によれば、ユーザ選択言語及び第2言語の比較結果に基づいてTV音声が適切に選択されるので、表示用言語として選択可能な言語が3以上ある場合に、ユーザが表示用言語として選択した言語とは異なる言語の音声がTV音声として選択されるのを防止することができる。
第4の本発明による携帯通信端末は、上記構成に加え、上記TV音声決定手段が、上記主音声及び副音声に使用される言語の識別情報が上記属性情報に含まれていれば、上記識別情報に基づく言語の識別結果及び上記ユーザ言語指定情報に基づいて上記主音声又は副音声のいずれかを選択するように構成される。この様な構成によれば、主音声及び副音声に使用される言語の識別情報が属性情報に含まれていた場合には、この識別情報に基づく言語の識別結果に基づいて主音声又は副音声が適切に選択されるので、ユーザが表示用言語として選択した言語の音声にTV音声を自動的に切り替えさせることができる。
第5の本発明による携帯通信端末は、上記構成に加え、上記受信データに基づいてTV画像を画面表示する画面表示手段と、上記属性情報に基づいて字幕情報の有無を判別し、この判別結果、上記ユーザ言語指定情報及びデフォルト言語指定情報に基づいて画面上に字幕を表示させるか否かを決定する字幕表示決定手段とを備えて構成される。上記字幕表示決定手段は、上記ユーザ選択言語及び上記第1言語が一致すれば、上記字幕を表示させ、上記ユーザ選択言語及び上記第1言語が一致しなければ、上記属性判別手段による判別結果に基づいて上記字幕を表示させるか否かを決定する。この様な構成によれば、ユーザ選択言語が第1言語と一致した場合には字幕を表示させ、ユーザ選択言語が第1言語と一致しなかった場合には属性情報に基づいて字幕を表示させるか否かが決定されるので、ユーザがメニュー表示用の言語として選択した言語に応じて字幕を表示させることができる。
第6の本発明による携帯通信端末は、上記構成に加え、上記デフォルト言語指定情報には、上記第1言語とは異なる言語を第2言語として指定する言語指定情報が含まれ、上記字幕表示決定手段が、上記ユーザ選択言語及び上記第1言語が一致しなかった場合、上記第2言語及び上記ユーザ選択言語を比較し、この比較結果に基づいて上記字幕を表示させるように構成される。
本発明による携帯通信端末によれば、ユーザ選択言語が第1言語と一致した場合には主音声が選択され、ユーザ選択言語が第1言語と一致しなかった場合には属性情報に基づいて主音声又は副音声が選択されるので、ユーザがメニュー表示用の言語として選択した言語に応じてTV音声を自動的に切り替えさせることができる。特に、ユーザ選択言語が第1言語と一致しなかった場合に、主音声とは言語の異なる副音声の有無の判別結果に基づいて主音声又は副音声が適切に選択されるので、ユーザが表示用言語として選択した言語とは異なる言語の音声がTV音声として選択されるのを防止することができる。従って、ユーザが表示用言語として選択した言語に応じてTV音声を適切に切り替えることができ、所望の音声にTV音声を自動的に切り替えることができる携帯通信端末を実現することができる。
また、ユーザ選択言語が第1言語と一致した場合には字幕を表示させ、ユーザ選択言語が第1言語と一致しなかった場合には属性情報に基づいて字幕を表示させるか否かが決定されるので、ユーザがメニュー表示用の言語として選択した言語に応じて字幕を表示させることができる。従って、TV音声の切り替えに連動させて字幕を表示させることができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による携帯通信端末の概略構成の一例を示した斜視図であり、携帯通信端末の一例として折り畳み可能な携帯電話機1が示されている。この携帯電話機1は、表示画面2aを有する表示筐体2と、操作キー4a,5a〜5cを有する操作筐体4と、表示筐体2及び操作筐体4を連結するヒンジ部3からなり、表示筐体2の表示画面2a及び操作筐体4の操作面を対向させて両筐体を折り畳むことができる。なお、図1には、両筐体を展開させた状態での携帯電話機1が示されている。
表示筐体2には、折り畳んだ状態で操作筐体4の操作面に対向する面に表示画面2a及び受話用レシーバ8が配置されている。表示画面2aは、画像の出力部であり、矩形状に形成されている。ここでは、表示画面2aの長手方向が表示筐体2の長手方向と一致するように配置されている。受話用レシーバ8は、通話時における音声の出力部であり、表示筐体2におけるヒンジ部3とは反対側の端部に配置されている。
操作筐体4には、折り畳んだ状態で表示筐体2の表示画面2aに対向する面に操作キー4a,5a〜5c及び送話用マイクロホン7が配置されている。操作キー4aは、テンキー、オンフックキー、オフフックキーなどからなり、操作筐体4におけるヒンジ部3とは反対側に配置されている。
操作キー5a〜5cは、機能割り当てを示すアイコンが表示画面2a上に表示される操作キーであり、ガイドキー、機能キー、ソフトキーなどと呼ばれることもある。各操作キー5a〜5cは、操作筐体4におけるヒンジ部3側に配置されている。
ここでは、この様な操作キーとして、メニューキー5a、終了キー5b及び方向キー5cが設けられているものとする。メニューキー5aは、メニュー表示させるための操作キーであり、操作筐体4の左側に配置されている。終了キー5bは、起動中のアプリケーションを終了させるための操作キーであり、操作筐体4の右側に配置されている。方向キー5cは、押下位置に応じて異なる入力が可能な多機能キーであり、カーソル位置などを上下左右に移動させることができる。
送話用マイクロホン7は、通話時における音声の入力部であり、操作筐体4におけるヒンジ部3とは反対側の端部に配置されている。
ヒンジ部3は、操作筐体4に対して回動可能に設けられた連結部3aと、表示筐体2を保持する保持部3bにより構成される。連結部3aは、保持部3bの一端部において互いに一定間隔を隔てて突出するように形成された2つの円筒体からなる。操作筐体4の内面における長手方向の一端部には、長手方向に垂直な方向に延びるように円筒体6が形成されており、この円筒体6が連結部3aの各円筒体間に同軸に配置されている。ヒンジ部3を操作筐体4に対して回動させることにより、端末を折り畳むことができる。
保持部3bは、表示筐体2を表示画面2aに平行な面内で回転可能に保持し、表示筐体2は、操作筐体4に対する傾斜角度を保った状態で回転できるようになっている。つまり、ヒンジ部3は、表示筐体2及び操作筐体4を連結し、表示画面2aが縦長状態及び横長状態を遷移可能となるように、操作筐体4に対して表示筐体2を回転可能に保持する手段となっている。
この様な折り畳み式の携帯電話機1は、コンパクトに折り畳んだ状態で携帯することができ、筐体を展開させれば、表示画面2aの表示を見ながら、操作キー4aを操作することができる。また、この携帯電話機1は、図1に示すように表示画面2aを縦長状態として表示筐体2の内面に耳を当てることにより、送話用マイクロホン7が口に接近するとともに、受話用レシーバ8が耳に接近し、良好に通話を行うことができるようになっている。
図2は、図1の携帯電話機1における表示筐体2を操作筐体4に対して回転させた状態を示した斜視図であり、正面から見て図1の状態から時計回りに約45°回転させた状態が示されている。図3は、図1の携帯電話機1の表示筐体2を回転させた状態を示した斜視図であり、正面から見て図1の状態から時計回りに90°回転させた状態が示されている。
ユーザは、操作筐体4を把持した状態で、表示筐体2を回転させることにより、図1に示した縦長状態と、図3に示した横長状態とを切り替えることができる。つまり、図1に示す縦長状態から表示筐体2を回転させることにより、図2の状態を経て、図3に示すような表示画面2aの横長状態に遷移させることができる。
TV放送を視聴する際には、表示画面2aを横長状態に切り替えることにより、TV画像のアスペクト比に合致させてTV画像を表示することができる。すなわち、表示画面2aは、長辺と短辺の比が16:9となっており、一般的なTV放送に用いられるTV画像のアスペクト比と一致している。
図1の状態から表示筐体2を時計回りに回転させる場合、図2に示した状態となるまでは、ヒンジ部3の保持部3b内に備えられた付勢手段により、表示筐体2に対して反時計回りに付勢力が作用するようになっている。従って、図1の状態では、表示筐体2に対して反時計回りに作用する付勢力によって、外力が作用しない限り表示筐体2が図1の状態のまま維持されるようになっている。
一方、図2の状態を超えて表示筐体2をさらに時計回りに回転させると、表示筐体2に作用する付勢力が時計回りに切り替わり、図3に示した状態で表示筐体2が係止される。これにより、外力が作用しない限り表示筐体2が図3の状態のまま維持されるようになっている。
本実施の形態では、表示筐体2は一定位置に固定された回転軸を中心に回転するのではなく、表示筐体2の回転に伴って移動する回転軸を中心に回転するようになっている。これにより、図1に示すように長手方向の一端部が操作筐体4に近接した縦長状態の表示筐体2を90°回転させても、図3に示すように表示筐体2の長手方向に垂直な方向の一端部が操作筐体4に近接し、コンパクトに横長状態とされた表示画面2aにTV画像を表示させてTV放送を視聴することができるようになっている。
また、操作筐体4を把持した状態のまま表示筐体2を縦長状態から横長状態に回転させることにより、携帯電話機1を持ち替えることなくTV放送を視聴することができる。このとき、表示筐体2に作用する付勢力により、表示筐体2を縦長状態と横長状態との間でスムーズに切り替えることができるようになっている。
図4は、図1の携帯電話機1内における機能構成の一例を示したブロック図である。この携帯電話機1は、上述した受話用レシーバ8及び送話用マイクロホン7の他に、アンテナ11a,12a、セルラー通信部11、TV放送受信部12、操作入力部13、音声出力部14、画像生成部16、LCD17、表示用言語切り替え部18、ユーザ言語指定記憶部18a、属性判別部19及びTV音声決定部20を備えており、それらの動作がプロセッサからなる主制御部15により制御される。
音声出力部14は、スピーカ14aから音声を出力させる出力装置である。通常、受話用レシーバ8が耳に近づけた状態で使用されるのに対し、スピーカ14aは、耳から離した状態で使用される。従って、スピーカ14aは、受話用レシーバ8に比べて、大きな音量の音を出力することができる。このスピーカ14aは、着信時に着信音を出力し、通話時に受話音を出力し、或いは、TV視聴時にTV音声を出力するための内蔵スピーカとして用いられる。
スピーカ14aを用いて相手方電話機との間で通話を行う場合には、相手方電話機からの音声が増幅されてスピーカ14aから出力されるとともに、送話用マイクロホン7からの入力信号が増幅されることにより、携帯電話機1を把持することなく、いわゆるハンズフリーで通話を行うことができる。このとき、送話用マイクロホン7からの入力信号は、ハウリングを防止するためのキャンセル回路に入力されるようになっている。受話用レシーバ8による通常の通話と、ハンズフリーによる通話との切り替えは、操作キー4aの操作により行うことができる。
この音声出力部14では、主制御部15を介してTV放送受信部12から入力される受信データに基づいてTV音声が生成され、再生音がスピーカ14aから出力される。その際、受信データから抽出した主音声又は副音声のいずれかがTV音声として出力される。
セルラー通信部11は、通信用のアンテナ11aを介して基地局との間で電波の送受信を行う移動体通信処理手段である。相手方電話機との間で通話回線が確立された状態では、ユーザの送話音に基づく音声信号がセルラー通信部11から送信され、相手方電話機からの送話音に基づく音声信号がセルラー通信部11で受信されることにより、通話音がリアルタイムで送受信される。
TV放送受信部12は、TV放送受信用のアンテナ12aを介して、TV局から発信されているTV放送波を受信するチューナーである。このTV放送受信部12により、TV画像、TV音声及び属性情報からなる受信データが生成される。TV局から発信されるTV放送波には、アナログ放送に対応したアナログ放送波と、デジタル放送に対応したデジタル放送波とが含まれている。このTV放送受信部12が受信するデジタル放送波は、一般のデジタルハイビジョン放送波の一定帯域に割り当てられた携帯電話機向けの1セグメント放送波であり、TV画像及びTV音声に加えて、そのTV画像に対応する字幕や関連する記事などの文字情報、副音声やステレオ放送の有無などの音声情報、受信電波の周波数帯に応じたチャンネル情報などが属性情報として含まれている。
TV放送受信部12によるTV放送波の受信処理では、ユーザが選局したチャンネルに対応する特定の周波数帯域に含まれるベースバンド信号が抽出され、受信データとして出力される。
TV放送受信部12で受信したTV放送波に基づいて、表示画面2a上にTV画像を表示するとともに、そのTV画像に対応するTV音声をスピーカ14aから出力することにより、TV放送を視聴することができる。また、TV放送波に含まれる文字情報を抽出して表示画面2aに表示させることにより、TV画像とともに字幕などの文字情報を表示させることができる。また、TV放送波に基づくTV画像やTV音声をメモリ(図示せず)に記憶させれば、TV放送を録画することができる。
操作入力部13は、各操作キー4a,5a〜5cの操作に基づいて入力信号を生成する動作を行っている。LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)17は、表示画面2aを有する画像の出力装置である。画像生成部16は、画像データを生成し、LCD17に画面表示させる動作を行っている。具体的は、待ち受け画面、着信画面、電子メールの閲覧画面、メニュー画面、TV画像などが画像データとして生成される。
待ち受け画面は、待ち受け時に表示させる画面表示であり、着信画面は、電話や電子メールの着信時に表示させる画面表示である。電子メールの閲覧画面は、受信メールのヘッダ情報やメール本文を表示し、或いは、電子メールを作成編集するための画面表示である。メニュー画面は、各種機能や制御パラメータなどをユーザに選択させる画面表示であり、例えば、メニューキー5aの操作により表示される。
画像生成部16では、主制御部15を介してTV放送受信部12から入力される受信データに基づいてTV画像が生成され、再生画像が表示画面2a上に表示される。
表示用言語切り替え部18は、メニュー画面や電子メールの閲覧画面の表示などに使用される言語をユーザ操作に基づいて切り替える処理を行っている。具体的には、表示用言語を選択させるメニュー画面上でユーザが複数の言語の中から所望の言語を選択することにより、当該言語が表示用言語に指定される。その際、ユーザが選択指定した上記言語をユーザ選択言語として指定するユーザ言語指定情報がユーザ言語指定記憶部18a内に格納される。画像生成部16では、このユーザ言語指定情報に基づいて画面表示が行われ、ユーザ選択言語で文字列などが表示される。
属性判別部19は、受信データから受信チャンネルの属性情報を抽出し、その抽出結果に基づいて副音声の有無を判別して属性判別情報を生成する処理を行っている。ここでは、属性判別部19により属性情報に含まれる放送番組のジャンル指定情報に基づいて、主音声とは言語の異なる副音声の有無が判別されるものとする。
一般に、主音声は、発信元のTV局が属する言語圏(国や地域など)で主に用いられている言語による音声である。副音声は、TV局が放送番組などに応じて付加する音声であり、主音声とは使用される言語や放送内容が異なっている。例えば、報道番組や映画番組などの放送番組では、主音声とは言語の異なる音声が副音声として付加される場合が少なくない。具体的には、日本国内の場合、主音声として日本語の音声が付加され、副音声として英語の音声が付加される。一方、スポーツ番組などの放送番組では、主音声と同じ言語の音声が副音声として付加される場合がある。
ジャンル指定情報は、番組内容や視聴対象に応じて放送番組を区分するためにTV局が付加させる付加情報である。このジャンル指定情報により、放送番組が属する区分(ジャンル)を判別することができる。例えば、受信中の放送番組が、報道番組、映画番組、スポーツ番組のいずれのジャンルに属するのかを判別することができる。属性判別部19では、この様なジャンル指定情報に基づいて主音声と言語の異なる副音声の有無が判別されるので、主音声及び副音声における言語の異同を正しく判別することができる。
TV音声決定部20は、TV音声として出力させる音声を主音声又は副音声のいずれかに決定する処理を行っている。具体的には、ユーザ言語指定記憶部18a内に格納されているユーザ言語指定情報と、デフォルトで定められている言語指定情報とに基づいて、出力音声が決定される。
図5は、図4の携帯電話機1の要部における構成例を示したブロック図であり、TV音声決定部20の詳細が示されている。このTV音声決定部20は、比較部21、デフォルト言語指定記憶部22及び出力言語指示部23により構成される。デフォルト言語指定記憶部22は、表示用言語として選択可能な複数の言語の中から第1言語22a及び第2言語22bを指定するデフォルト言語指定情報を記憶する不揮発性のメモリである。
このデフォルト言語指定情報は、TV音声の主音声に対応付ける言語を第1言語22aとし、副音声に対応付ける言語であって第1言語22aとは異なる言語を第2言語22bとして指定する言語指定情報である。ここでは、デフォルト言語指定情報が製品出荷時にデフォルト言語指定記憶部22内に書き込まれ、従って、第1言語22a及び第2言語22bは予め定められるものとする。なお、デフォルト言語指定情報は、ユーザ操作によって書き換えられるようなものであっても良い。
一般に、端末が使用される国や地域の言語圏が判明すれば、主音声や副音声に使用される言語を特定することができると考えられる。この様にして特定された言語がデフォルト言語指定情報により指定される。ここでは、第1言語22a又は第2言語22bとして指定される言語はいずれも1つであるものとする。具体的には、例えば、第1言語22aとして日本語が指定され、第2言語22bとして英語が指定される。
比較部21は、ユーザ言語指定情報及びデフォルト言語指定情報に基づいて、ユーザ選択言語と、第1言語22a及び第2言語22bとを比較し、比較結果を出力言語指示部23へ出力する処理を行っている。
出力言語指示部23は、比較部21による比較結果と、属性判別情報とに基づいて、出力音声を決定し、TV音声制御信号を生成する処理を行っている。具体的には、ユーザ選択言語及び第1言語22aが一致していれば、主音声を選択し、ユーザ選択言語及び第1言語22aが一致していなければ、属性判別情報に基づいて主音声又は副音声のいずれかを選択する動作が行われる。
ユーザ選択言語及び第1言語22aが一致していなかった場合、主音声と言語の異なる副音声がなければ、主音声が選択され、主音声と言語の異なる副音声があれば、第2言語22b及びユーザ選択言語の比較結果に基づいて副音声が選択される。ここでは、主音声と言語の異なる副音声があった場合、ユーザ選択言語及び第2言語22bが一致していれば、副音声が選択され、一致していなければ、主音声が選択されるものとする。
なお、主音声と言語の異なる副音声があるにもかかわらず、ユーザ選択言語が第1言語22a及び第2言語22bのいずれにも一致しなかった場合に、主音声を選択させるのに代えて副音声を選択させても良い。
音声出力部14では、出力言語指示部23からのTV音声制御信号に基づいて、TV音声として出力させる音声が切り替えられる。ここでは、TV放送波の受信処理開始時又は属性情報に変化が生じた際に、言語指定情報に基づく比較処理及び属性判別情報に基づく出力音声の決定処理が行われるものとする。これにより、TV視聴中における放送番組の終了や他の放送番組への切り替わりに応じて適切な音声にTV音声を自動的に切り替えさせることができる。
図6は、図4の携帯電話機1における動作の一例を示した図であり、表示用言語を選択させるメニュー画面が表示された表示画面2aが示されている。この例では、表示画面2aが横長状態にある場合にメニュー画面を表示させたケースが示されている。この横長状態では、ユーザから見て、表示領域が上下方向に比べて左右方向に拡がっている。この様な横長状態においては、表示画面2aの上端部にピクトグラム(絵文字)の表示領域31が設けられ、下端部にアイコンの表示領域33が設けられる。表示領域31及び表示領域33間は、メニュー表示やTV画像の表示領域32となっている。
表示領域31内には、電波の受信強度、電子メールの着信、電池の残量を示す各ピクトグラムが配置されている。表示領域33内には、終了アイコンなどのアイコンが配置されている。
メニュー表示される表示領域32内には、表示用言語として選択可能な複数の言語の識別情報が一覧表示34されている。この例では、識別情報として、項目番号及び言語名が表示されている。具体的には、「1.日本語」、「2.英語」、「3.フランス語」、「中国語」が表示され、ユーザは、これらの4つの言語の中から表示用言語を選択指定することができる。ここでは、方向キー5c又はテンキーを操作することにより、これらの言語のうちのいずれか1つが選択指定されるものとする。選択指定されている言語の識別情報34a(「1.日本語」)は、反転表示され、所定のキー操作によって表示用言語の切り替え処理が実行される。
図7は、図4の携帯電話機1における動作の一例を示した図であり、表示用言語を英語に切り替えた後の表示画面2aが示されている。この例では、表示用言語の切り替え後におけるメニュー画面が表示されている。表示用言語を切り替えると、アイコンとして表示される文字列や識別情報を示す文字列などの表示が切り替えられる。
具体的には、選択可能な言語の識別情報として、「1.Japanese」、「2.English」、「3.French」、「4.Chinese」が表示され、選択指定されている言語の識別情報34b(「2.English」)が反転表示されている。
図8は、図4の携帯電話機1における動作の一例を示した図であり、TV画像が表示された表示画面2aが示されている。所定のキー操作によってTVをオンさせると、TV放送波の受信処理が開始され、TV画像が表示されるとともに、TV音声が出力される。TV放送波の再生画像は、表示画面2aの表示領域32内に表示され、TV音声はスピーカ14aから再生される。
表示領域33内には、メニューアイコン33aや終了アイコン33bが配置されている。メニューアイコン33aは、メニューキー5aに対応付けられたアイコンであり、終了アイコン33bは、終了キー5bに対応付けられたアイコンである。
この例では、ユーザが選局したTV局(チャンネル2)が放送する報道番組「ニュースTV」がTV画像として表示されている。報道番組や映画番組などの放送番組では、主音声とは言語の異なる副音声がTV音声として付加されている場合が少なくない。本実施の形態では、TV放送波の受信データにこの様な副音声が付加されている場合、ユーザが表示用言語として選択した言語に応じてTV音声が自動的に切り替えられる。
具体的には、ユーザ選択言語がデフォルトで指定されている第1言語22aと一致すれば、ユーザが意図する音声は、当該ユーザ選択言語と同じ言語、すなわち、第1言語22a(ここでは、日本語)による音声であるとみなして主音声が出力される。また、ユーザ選択言語がデフォルトで指定されている第2言語22bと一致すれば、ユーザが意図する音声は、当該ユーザ選択言語と同じ言語、すなわち、第2言語22b(ここでは、英語)による音声であるとみなして副音声が出力される。また、ユーザ選択言語がデフォルトで指定されている言語のいずれにも一致しなければ、副音声は当該ユーザ選択言語とは異なる言語による音声であるとみなされ、ここでは、主音声が出力される。つまり、デフォルト言語指定情報と、属性情報としてのジャンル指定情報に基づいて副音声に使用される言語が推定され、TV音声が適切に切り替えられる。
図9のステップS101〜S108は、図4の携帯電話機1におけるTV音声の自動切替動作の一例を示したフローチャートである。まず、比較部21は、ユーザ選択言語及び第1言語22aを比較し、この比較結果を出力言語指示部23へ出力する(ステップS101)。出力言語指示部23は、ユーザ選択言語及び第1言語22aが一致していれば、主音声を指示し(ステップS102,S108)、この処理を終了する。
一方、ユーザ選択言語及び第1言語22aが一致していなければ、属性判別情報が参照され、主音声と言語の異なる副音声の有無に基づいて出力音声が指示される(ステップS103,S104)。このとき、主音声と言語の異なる副音声がなければ、主音声が指示され、この処理は終了する。また、主音声と言語の異なる副音声があれば、ユーザ選択言語が第2言語22bと比較され、この比較結果に基づいて出力音声が指示される(ステップS105,S106)
このとき、ユーザ選択言語が第2言語22bと一致していれば、副音声が指示され(ステップS107)、一致していなければ、主音声が指示される。
本実施の形態によれば、ユーザ選択言語が第1言語22aと一致した場合には主音声が選択され、ユーザ選択言語が第1言語22aと一致しなかった場合には属性判別情報に基づいて主音声又は副音声が選択されるので、ユーザが表示用言語として選択した言語に応じてTV音声を自動的に切り替えさせることができる。特に、ユーザ選択言語が第1言語22aと一致しなかった場合に、主音声とは言語の異なる副音声の有無の判別結果に基づいて主音声又は副音声が適切に選択されるので、ユーザが表示用言語として選択した言語とは異なる言語の音声がTV音声として選択されるのを防止することができる。従って、主音声と同じ言語の副音声が付加された放送番組の場合であっても、主音声及び副音声における言語の異同を判別することによりTV音声が適切に選択されるので、TV音声が副音声に自動的に切り替えられるのを防止することができる。
なお、本実施の形態では、デフォルト言語指定情報及び属性情報から副音声に使用される言語を推定してTV音声が自動的に切り替えられる場合の例について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、受信データから抽出される属性情報に主音声及び副音声に使用される言語の識別情報が含まれていれば、この識別情報に基づく言語の識別結果及びユーザ言語指定情報に基づいてTV音声を切り替えさせても良い。
具体的は、ユーザ言語指定情報及びデフォルト言語指定情報に基づいて行われる比較処理の前に、まず、受信データから抽出された属性情報に言語の識別情報が含まれているか否かを判別し、この判別結果に基づいてTV音声を切り替えさせる。すなわち、属性情報に言語の識別情報が含まれていなければ、上記比較処理を行ってその比較処理結果に基づいてTV音声を切り替えさせる。一方、属性情報に言語の識別情報が含まれていれば、当該識別情報に基づいて主音声及び副音声に使用される言語を識別し、その識別結果と、ユーザ言語指定情報に基づいてTV音声を切り替えさせる。例えば、ユーザ選択言語と同じ言語の音声にTV音声を切り替えさせる。
この様な構成によれば、主音声及び副音声に使用される言語の識別情報が属性情報に含まれていた場合には、この識別情報に基づく言語の識別結果に基づいて主音声又は副音声が適切に選択されるので、ユーザが表示用言語として選択した言語の音声にTV音声を自動的に切り替えさせることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、TV音声の主音声及び副音声が自動的に切り替えられる場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、字幕に関する属性情報に基づいて字幕を表示する場合について説明する。
図10は、本発明の実施の形態2による携帯通信端末の構成例を示したブロック図である。この携帯通信端末40は、図4の携帯電話機1と比較すれば、字幕表示決定部41を備えている点で異なる。字幕表示決定部41は、受信データから抽出された属性情報に基づいて字幕情報の有無を判別し、この判別結果、ユーザ言語指定情報及びデフォルト言語指定情報に基づいて表示画面2a上に字幕を表示させるか否かを決定する処理を行っている。
一般に、映画番組などの放送番組には、文字情報として字幕情報が付加されている場合が少なくない。ここでいう字幕とは、TV画像に対応して表示画面2a上に表示される文字列のことであり、番組内容や視聴対象に応じて付加される。具体的には、日本国内の場合、日本語による字幕が付加される。ここでは、TV画像上に表示させるものの他に、TV画像とは異なる表示領域内に表示させるものも字幕と呼ぶことにする。
字幕表示決定部41では、この様な字幕情報が付加されていた場合、ユーザ選択言語及び第1言語22aが一致すれば、字幕を表示させ、ユーザ選択言語及び第1言語22aが一致しなければ、属性判別部19による判別結果に基づいて字幕を表示させるか否かを決定する。つまり、ユーザ選択言語が第1言語22aと一致すれば、当該ユーザ選択言語は字幕に使用されている言語と同じ言語であるとみなして字幕が表示される。
一方、ユーザ選択言語及び第1言語22aが一致しなかった場合には、当該ユーザ選択言語は字幕に使用されている言語とは異なる言語であるとみなされる。このとき、第2言語22b及びユーザ選択言語が比較され、この比較結果に基づいて字幕が表示される。ここでは、ユーザ選択言語が第2言語22bと一致すれば、字幕は表示されず、ユーザ選択言語が第1言語22a及び第2言語22bのいずれとも一致しなければ、字幕は表示されるものとする。
つまり、字幕に使用されていると推定される言語(日本語)と同じ言語をユーザが表示用言語として選択すれば字幕を表示させ、字幕に使用されている言語とは異なっていると推定される第2言語22b(ここでは、英語)をユーザが表示用言語として選択すれば字幕を表示させない。従って、ユーザが表示用言語として選択した言語に応じて字幕を表示させることができるので、ユーザが意図しない言語の字幕は、自動的に非表示とすることができる。字幕を表示させないことにより、TV画像が見やすくなり、或いは、字幕の表示領域を他の目的に使用することができる。
本実施の形態によれば、ユーザ選択言語が第1言語22aと一致した場合には字幕を表示させ、ユーザ選択言語が第1言語22aと一致しなかった場合には属性情報に基づいて字幕を表示させるか否かが決定されるので、ユーザがメニュー表示用の言語として選択した言語に応じて字幕を表示させることができる。
なお、実施の形態1及び2では、TV音声を自動的に切り替えさせる場合の例について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、インターネットなどの通信ネットワーク上のウェブサーバーにアクセスしてサイト情報を取得するブラウザにおける言語設定の自動切り替えにも本発明を適用することができる。
具体的には、取得したサイト情報に基づいて表示言語の異なるリンク先情報の有無を判別させ、その様なリンク先があれば、ユーザ選択言語と同じ言語のリンク先にアクセスさせるようにすることが考えられる。この様にすれば、ウェブサイトの表示言語をユーザが表示用言語として選択した言語に自動的に切り替えさせることができる。
本発明の実施の形態1による携帯通信端末の概略構成の一例を示した斜視図であり、携帯通信端末の一例として折り畳み可能な携帯電話機1が示されている。 図1の携帯電話機1における表示筐体2を操作筐体4に対して回転させた状態を示した斜視図であり、時計回りに約45°回転させた状態が示されている。 図1の携帯電話機1の表示筐体2を回転させた状態を示した斜視図であり、時計回りに90°回転させた状態が示されている。 図1の携帯電話機1内における機能構成の一例を示したブロック図である。 図4の携帯電話機1の要部における構成例を示したブロック図であり、TV音声決定部20の詳細が示されている。 図4の携帯電話機1における動作の一例を示した図であり、表示用言語を選択させるメニュー画面が表示された表示画面2aが示されている。 図4の携帯電話機1における動作の一例を示した図であり、表示用言語を英語に切り替えた後の表示画面2aが示されている。 図4の携帯電話機1における動作の一例を示した図であり、TV画像が表示された表示画面2aが示されている。 図4の携帯電話機1におけるTV音声の自動切替動作の一例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態2による携帯通信端末の構成例を示したブロック図である。
符号の説明
1 携帯電話機
2 表示筐体
2a 表示画面
3 ヒンジ部
3a 連結部
3b 保持部
4 操作筐体
4a,5a〜5c 操作キー
7 送話用マイクロホン
8 受話用レシーバ
11 セルラー通信部
12 TV放送受信部
13 操作入力部
14 音声出力部
14a スピーカ
15 主制御部
16 表示制御部
17 LCD
18 表示用言語切り替え部
18a ユーザ言語指定記憶部
19 属性判別部
20 TV音声決定部
21 比較部
22 デフォルト言語指定記憶部
23 出力言語指示部
40 携帯通信端末
41 字幕表示決定部

Claims (6)

  1. TV放送波を受信し、ユーザが指定したチャンネルの受信データを生成するTV放送受信手段と、
    上記受信データから抽出された主音声又は副音声のいずれかをTV音声として出力する音声出力手段と、
    メニュー表示に使用される言語であって、ユーザが選択した言語をユーザ選択言語として指定するユーザ言語指定情報を記憶するユーザ言語指定記憶手段と、
    第1言語を指定するデフォルト言語指定情報を記憶するデフォルト言語指定記憶手段と、
    上記受信データから属性情報を抽出し、上記副音声の有無を判別する属性判別手段と、
    上記TV音声として出力させる音声を上記ユーザ言語指定情報及びデフォルト言語指定情報に基づいて、上記主音声又は副音声のいずれかに決定するTV音声決定手段とを備え、
    上記TV音声決定手段は、上記ユーザ選択言語及び上記第1言語が一致すれば、上記主音声を選択し、上記ユーザ選択言語及び上記第1言語が一致しなければ、上記属性判別手段による判別結果に基づいて上記主音声又は副音声のいずれかを選択することを特徴とする携帯通信端末。
  2. 上記属性判別手段は、上記属性情報に含まれる放送番組のジャンル指定情報に基づいて、主音声とは言語の異なる副音声の有無を判別することを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  3. 上記デフォルト言語指定情報には、上記第1言語とは異なる言語を第2言語として指定する言語指定情報が含まれ、
    上記TV音声決定手段は、上記副音声があった場合、上記第2言語及び上記ユーザ選択言語を比較し、この比較結果に基づいて上記副音声を選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯通信端末。
  4. 上記TV音声決定手段は、上記主音声及び副音声に使用される言語の識別情報が上記属性情報に含まれていれば、上記識別情報に基づく言語の識別結果及び上記ユーザ言語指定情報に基づいて上記主音声又は副音声のいずれかを選択することを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  5. 上記受信データに基づいてTV画像を画面表示する画面表示手段と、
    上記属性情報に基づいて字幕情報の有無を判別し、この判別結果、上記ユーザ言語指定情報及びデフォルト言語指定情報に基づいて画面上に字幕を表示させるか否かを決定する字幕表示決定手段とを備え、
    上記字幕表示決定手段は、上記ユーザ選択言語及び上記第1言語が一致すれば、上記字幕を表示させ、上記ユーザ選択言語及び上記第1言語が一致しなければ、上記属性判別手段による判別結果に基づいて上記字幕を表示させるか否かを決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯通信端末。
  6. 上記デフォルト言語指定情報には、上記第1言語とは異なる言語を第2言語として指定する言語指定情報が含まれ、
    上記字幕表示決定手段は、上記ユーザ選択言語及び上記第1言語が一致しなかった場合、上記第2言語及び上記ユーザ選択言語を比較し、この比較結果に基づいて上記字幕を表示させることを特徴とする請求項5に記載の携帯通信端末。
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