JP2007269466A - 乗客コンベアの乗降口用点検柵 - Google Patents

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浩二 山下
Kenichi Fujitani
健一 藤谷
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Abstract

【課題】外部から点検柵を搬入することなく、乗降口に点検柵を簡単に形成しえる生産性の優れた乗客コンベアの乗降口用点検柵の提供。
【解決手段】上記課題は、乗客コンベアの進行方向に対して直角方向に立設される正面乗降板6と、乗客コンベアの進行方向に沿って両側に立設される左右乗降板7、8と、正面乗降板6及び左右乗降板7、8の立設状態を保持する保持溝10を設けた床枠11とを、少なくとも備え、正面乗降板6及び左右乗降板7、8によって乗客コンベア1の乗降口周辺の三方を遮蔽するとともに、正面乗降板6及び左右乗降板7、8を倒した状態では、乗客コンベア1の乗降口周辺の床面4と同一高さとなる構造にした乗客コンベアの乗降口周辺用点検柵によって、達成できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、外部から点検柵を搬入することなく、乗客コンベアの乗降口に点検柵を構成することを可能にした乗客コンベアの乗降口用点検柵に関するものである。
従来の乗客コンベアの乗降口用点検柵としては、乗客コンベアの進行方向に沿って両側に観音開き状になるように二分割された乗降板本体と、この乗降板本体の背面に、回動自在に、かつ、伸縮自在に保持した複数個の柵用部材と、前記乗降板本体を開いた状態で倒れないように固定するロック装置とを具備し、前記乗降板本体を開いた状態で前記柵用部材を組み合わせて乗客コンベアの乗降口への部外者の進入を阻止する柵を形成するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−177974号公報(段落番号0007〜段落番号0012、図1と図8)
ところが、特開2000−177974号公報に記載に記載されている乗客コンベアの乗降口用点検柵では、前記乗降板本体と前記柵用部材を組み合わせて柵を形成する場合、二分割された乗降板本体の背面のそれぞれに保持した柵用部材を、伸張させたり、回動させたりすることによって、それら柵用部材を連結する必要があるため、柵用部材の組み合わせ作業に手間が掛かってしまうとともに、柵用部材を、回動自在で、かつ、伸縮自在とする複雑な構造とする必要があるため、生産性が悪いという問題があった。
本発明の目的は、上記問題点にかんがみなされたものであって、簡単に、乗客コンベアの乗降口への部外者(点検作業の関係者以外の者)の進入を阻止する柵を、簡単に形成することができる生産性の優れた乗客コンベアの乗降口用点検柵を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、乗客コンベアの進行方向に対して直角方向に立設される正面乗降板と、乗客コンベアの進行方向に沿って両側に立設される左右乗降板と、前記正面乗降板及び左右乗降板の立設状態を保持する保持溝を設けた床枠とを、少なくとも備え、前記正面乗降板及び左右乗降板によって乗客コンベアの乗降口周辺の三方を遮蔽するとともに、前記正面乗降板及び左右乗降板を倒した状態では、その正面乗降板及び左右乗降板の上面と前記乗降口の床面とが面一となるようにしたことを特徴としている。
さらに、本発明は、前記正面乗降板及び左右乗降板が立設した状態では、前記正面乗降板の上端と左右乗降板の上端が略同一高さとなるようにしたことを特徴としている。
さらに、本発明は、左右乗降板の一端側には、その左右乗降板を倒して前記乗降口の最も踏板に近い部分に設けた専用乗降板に重ねても、その専用乗降板の上面と左右乗降板の上面とを面一とにするための専用乗降板用薄板部を形成し、かつ、左右乗降板の他端側には、その左右乗降板を倒した後、前記正面乗降板を倒して前記左右乗降板に重ねても、その正面乗降板の上面と左右乗降板の上面とを面一とにするための正面乗降板用薄板部を形成してなることを特徴としている。
さらに、本発明は、前記左右乗降板の少なくとも一方に、内部確認窓を設けたことを特徴としている。
さらに、本発明は、前記専用乗降板を、前記正面乗降板及び左右乗降板が立設状態のとき形成される開口上を摺動可能にとなるように前記床枠に設けたことを特徴としている。
本発明によれば、外部から点検柵を搬入することなく、正面乗降板及び左右乗降板が立設することによって、乗降口に点検柵を簡単に形成することができ、しかも、構造が簡単であって、生産性の向上を図ることができる乗客コンベアの乗降口用点検柵がえられる。
以下、本発明に係る乗客コンベアの乗降口用点検柵の実施形態を、図1〜図9に、基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る乗客コンベアの乗降口用点検柵が乗降口周辺に立設された状態を示す要部斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る乗客コンベアの乗降口用点検柵を倒した状態を示す要部斜視図である。図3は、本発明の一実施形態に係る乗客コンベアの乗降口用点検柵を倒した状態の要部拡大断面図である。図4は、本発明の一実施形態に係る乗客コンベアの乗降口用点検柵における正面乗降板を90度回動させた状態を示す要部拡大断面図である。図5は、本発明の一実施形態に係る乗客コンベアの乗降口用点検柵における正面乗降板を保持溝に挿入した状態を示す要部拡大断面図である。図6は、本発明の一実施形態に係る乗客コンベアの乗降口用点検柵における正面乗降板と左右乗降板の連結構造を示す要部拡大斜視図である。図7は、本発明の一実施形態に係る乗客コンベアの乗降口用点検柵における正面乗降板のみを立設させた状態を示す要部斜視図である。図8は、図7において正面乗降板を省略した場合の要部斜視図である。図9は、本発明の他実施形態に係る乗客コンベアの乗降口用点検柵が乗降口周辺に立設された状態を示す要部斜視図である。
図1に示す一実施形態の乗客コンベア1は、エスカレーターであって、無端状に連結された複数個の踏板2と、この踏板2の左右にそれぞれ立設された欄干3とを有している。乗客コンベア1の乗降口の床面4には、乗客コンベア1の保守点検作業時に、乗降口用点検柵5が組み立てられる。
乗降口用点検柵5は、図1に示すように、乗客コンベア1の進行方向に対して直角方向に立設される正面乗降板6と、乗客コンベアの進行方向に沿って両側に立設される左右乗降板7、8と、乗客コンベア1の乗降口の最も踏板3に近い部分に設けた専用乗降板9と、正面乗降板6及び左右乗降板7、8の立設状態を保持する保持溝10を設けた床枠11とを備え、正面乗降板6及び左右乗降板7、8によって、乗客コンベア1の乗降口周辺の三方を遮蔽するように構成されている。
乗降口周辺用点検柵5は、図2に示すように、正面乗降板6及び左右乗降板7、8を倒した状態(閉じた状態)では、乗客コンベア1の乗降口の床面4と正面乗降板6及び左右乗降板7、8の上面とが面一となるように設定されている。乗降口用点検柵5の正面乗降板6及び左右乗降板7、8は、その正面乗降板6及び左右乗降板7、8が立設した状態(開いた状態)では、図2に示すように、正面乗降板6の上端と左右乗降板7、8の上端が略同一高さとなるように設定されているとともに、左右乗降板7、8の欄干3における手擦り3Aに接触しないように左右乗降板7、8の大きさが設定されている。
左右乗降板7、8は、図1に示すように、一端側には、その左右乗降板7、8を倒して乗降口の最も踏板2に近い部分に設けた専用乗降板9に重ねても、その専用乗降板9の上面と左右乗降板7、8の上面とを面一とにするための専用乗降板用薄板部7A、8Aを形成し、かつ、他端側には、その左右乗降板7、8を倒した後、正面乗降板6を倒して左右乗降板7、8に重ねても、その正面乗降板6の上面と左右乗降板7、8の上面とを面一とにするための正面乗降板用薄板部7B、8Bを形成する構成にしてある。専用乗降板9には、左右乗降板7、8の専用乗降板用薄板部7A、8Aが収納される段部9Aが形成されている。正面乗降板6は、閉じた状態の左右乗降板7、8の正面乗降板用薄板部7B、8Bに重ねた際に、図2に示すように、その正面乗降板6と左右乗降板7、8との間に隙間が生じることがないように設定されている。
正面乗降板6の側面には、図3〜図5に示すように、細長状穴6Aが設けられている。この細長状穴6Aに床枠11に取り付けられる軸体12を挿入した状態とすることで、軸体12を軸として、正面乗降板6が、少なくとも90度回動できるようにしてある。細長状穴6Aの長手方向の長さは、正面乗降板6を図4の矢印P1方向に90度回動させて立設状態にした後、正面乗降板6を図5の矢印P2方向に押すことでその正面乗降板6を床枠11に設けた保持溝10に挿入した状態のときに、図5に示すように、正面乗降板6の下面が保持溝10の内底に接触する状態となるように設定されている。左右乗降板7、8は、正面乗降板6と同様にして、床枠11に設けられた保持溝10に立設保持されるようにしてある。
左右乗降板7、8の少なくとも一方には、内部確認窓13が設けられる。本実施例では、図8に示すように、左乗降板7に内部確認窓13が設けられている。内部確認窓13は、乗客コンベア1の乗降口の床面4の下方に位置する機械室内を目視できるとともに、その機械室内に設置された駆動機の電源スイッチなどの制御スイッチ(図示せず)を操作できる位置に設けられている。内部確認窓13は、1つでなく、左右乗降板7、8のそれぞれに設けるようにしてもよい。専用乗降板9は、点検作業者の足場として利用することができるように、正面乗降板6及び左右乗降板7、8が立設状態のときに形成される開口4A上を摺動可能(スライド可能)に床枠11に設けられる。
立設した状態における正面乗降板6及び左右乗降板7、8を連結する連結金具14は、略コ字状の金属棒からなっている。連結金具14は、一端側が立設した状態における正面乗降板6の上面に設けた取り付け穴6Bに圧入されるとともに、他端側が立設した状態における左右乗降板7、8の上面に設けた取り付け穴8Cに圧入される。これにより、正面乗降板6及び左右乗降板7、8は、立設した状態が堅牢に維持される。連結金具14は、点検作業者が乗客コンベア1の点検作業時に持参するようにしてよいし、乗客コンベア1の乗降口の床面4の下方に位置する機械室内に保管しておくようにしてもよい。
正面乗降板6には、左右乗降板7、8を倒した(閉じた)後、その左右乗降板7、8に正面乗降板6を固定する皿螺子15を螺合させる螺子穴6Cが設けられている。正面乗降板6及び左右乗降板7、8を立設状態にした後、正面乗降板6の螺子穴6Cにフック17を挿入して、そのフック17を利用して、吊り下げ式表示板16を正面乗降板6に取り付けるようにしてある。吊り下げ式表示板16には、「点検中」などの点検作業中であることを注意喚起する文字などの表示がなされている。
次に、上記一実施形態の乗降口用点検柵5の組み立て作業を、説明する。
まず、乗客コンベア1を停止させた後、図2に示す皿螺子15を抜き取って螺子穴6Cに専用工具(図示せず)を挿入して、その専用工具で正面乗降板6を引き上げることにより、図4に示すように、略垂直に立ち上げ、その後、その正面乗降板6を床枠11に設けた保持溝10に挿入することで、正面乗降板6を立設した状態にする。
次いで、倒した状態の左右乗降板7、8に設けられた内部確認窓13から手を挿入して、機械室内に設置された駆動機の電源スイッチを、安全のために、遮断(開放)する。その後、正面乗降板6と同様にして、左右乗降板7、8を略垂直に立ち上げて床枠11に設けた保持溝10に挿入することにより、左右乗降板7、8を立設した状態にする。
次いで、正面乗降板6と左右乗降板7、8を、連結金具14で連結した後、正面乗降板6の螺子穴6Cにフック17を挿入し、その後、そのフック17に吊り下げ式表示板16を取り付けることにより、乗降口用点検柵5の組み立て作業が完了する。
次に、上記一実施形態の乗降口用点検柵5の分解作業を、説明する。
まず、正面乗降板6のフック17から吊り下げ式表示板16を取り除いた後、正面乗降板6及び左右乗降板7、8から連結金具14を取り除く。
次いで、左右乗降板7、8を床枠11に設けた保持溝10から引き上げた後、その左右乗降板7、8を倒す。その後、内部確認窓13から点検作業者が機械室内に手を入れて、その機械室内に設置された駆動機の電源スイッチを、閉成させる。
次いで、正面乗降板6を倒すことによって、その正面乗降板6を閉じられた左右乗降板7、8に重ねた後、皿螺子15によって、正面乗降板6を左右乗降板7、8に固定すれば、乗降口用点検柵5の分解作業が完了する。
上記一実施形態の乗降口用点検柵5によれば、正面乗降板6及び左右乗降板7、8を、床枠11に設けた保持溝10に挿入して、立設状態にすることで、乗客コンベア1の乗降口に点検柵を簡単に形成することができるとともに、正面乗降板6及び左右乗降板7、8を倒すことで、乗降口用点検柵5を分解することができ、乗降口用点検柵5の組み立て作業及び分解作業に手間が掛かってしまうことがない。しかも、上記一実施形態の乗降口用点検柵5は、従来の乗降口用点検柵のように、回動自在で、かつ、伸縮自在とする複雑構造の柵用部材を必要としないので、生産性に優れている。
さらに、上記一実施形態の乗降口用点検柵5によれば、正面乗降板6及び左右乗降板7、8が立設した状態では、正面乗降板6及び左右乗降板7、8の高さが同一となっているので、見栄えがよい。
さらに、上記一実施形態の乗降口用点検柵5によれば、左右乗降板7、8の一端側には、その左右乗降板7、8を倒して乗客コンベア1の乗降口の最も踏板2に近い部分に設けた専用乗降板9に重ねても、左右乗降板7、8の上面と専用乗降板9の上面を面一にする専用乗降板用薄板部7A、8Aが形成され、かつ、左右乗降板7、8の他端側には、その左右乗降板7、8を倒した後、正面乗降板6を倒してその正面乗降板6を左右乗降板7、8に重ねても、正面乗降板6の上面と左右乗降板7、8の上面を面一にするする正面乗降板用薄板部7B、8Bが形成されているので、左右乗降板7、8を倒した際に、その左右乗降板7、8と専用乗降板9を難なく面一にすることができ、乗客コンベア1の乗降口に段差ができることがなく、安全である。
さらに、上記一実施形態の乗降口用点検柵5によれば、左右乗降板7、8の少なくとも一方に、内部確認窓13を設けたので、正面乗降板6のみを立てる(開く)ことで、内部確認窓13から乗客コンベア1の乗降口の床面4下方に位置する機械室内の状況を確認することができるとともに、万一、乗降口用点検柵5の分解作業が完了後、機械室内に設置された駆動機の電源スイッチの投入忘れに気づいた場合に、左右乗降板7、8を立てる(開く)ことなく、内部確認窓13から駆動機の電源スイッチの投入を行うことができるので、便利である。
さらに、上記一実施形態の乗降口用点検柵5によれば、専用乗降板9を、正面乗降板6及び左右乗降板7、8が立設状態のときに形成される開口4A上を摺動可能にとなるように床枠11に設けたので、専用乗降板9を点検作業者の足場として利用することができ、乗降口の床面4に形成される開口4Aの周辺の点検作業を安全に安心して行うことができる。
図9に示す本発明の他実施形態に係る乗降口用点検柵18は、上記一実施形態の乗降口用点検柵5の吊り下げ式表示板16に替えて、立設状態の正面乗降板6の機械室側面(背面)から引き出して上方に設置される引き出し式枠体19を、立設状態の左乗降板7の機械室側面(背面)から引き出して上方に設置される引き出し式枠体19Aを、立設状態の右乗降板8の機械室側面(背面)から引き出して上方に設置される引き出し式枠体19Bを、それぞれ、設けるとともに、その引き出し式枠体19、19A、19Bに貼着式表示板20、20A、20Bを設けるようにしたものであり、それ以外の点は、上記一実施形態の乗降口用点検柵5と同一である。貼着式表示板20、20A、20Bには、図9に示すように、「点検中」などの点検作業中であることを注意喚起する文字などの表示がなされる。
図9に示す乗降口用点検柵18では、正面乗降板6及び左右乗降板7、8を閉じた(倒した)状態では、その正面乗降板6の機械室側面(背面)に引き出し式枠体19が、左乗降板7の機械室側面(背面)に引き出し式枠体19Aが、左右乗降板8の機械室側面(背面)に引き出し式枠体19Bが、それぞれ、縮小して収納されるようにしてある。なお、図9において、図1乃至図8と同一符号は、同一内容を示す。
図9に示す本発明の他実施形態に係る乗降口用点検柵18によれば、立設状態の正面乗降板6及び左右乗降板7、8の上方に貼着式表示板20、20A、20Bが取り付けられるので、点検作業中であることの注意喚起が効果的に行うことができる。しかも、立設状態の正面乗降板6及び左右乗降板7、8を部外者が跨いで、乗降口の床面4に形成される開口4Aに侵入するのを、貼着式表示板20、20A、20Bが阻止する効果がある。
上記実施形態の乗客コンベア1は、エスカレーターであるが、これに限定されない。動く歩道、斜行エレベーターなどにも、上記実施形態の乗降口用点検柵5,18を適用することができる。また、上記実施形態の踏板3には、フレームの踏板及びライザーを取り付けてなる、いわゆる、踏段に限定されるのでなく、パレット式やゴムベルト式の構造も含まれる。また、上記実施形態の乗降口用点検柵5、18は、専用乗降板9が開口4A上を摺動可能となるように取り付けられているが、乗客コンベア1の乗降口の最も踏板3に近い部分に専用乗降板9を固定するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態の乗降口用点検柵5、18では、立設した状態における正面乗降板6及び左右乗降板7、8を連結金具14で連結するようにしているが、床枠11に設けた保持溝10の深さ寸法を大きくとることができて、その保持溝10に正面乗降板6及び左右乗降板7、8を深く挿入することができる場合には、連結金具14の取り付けを省略することができる。
本発明の一実施形態に係る乗客コンベアの乗降口用点検柵が乗降口周辺に立設された状態を示す要部斜視図である。 本発明の一実施形態に係る乗客コンベアの乗降口用点検柵を倒した状態を示す要部斜視図である。 本発明の一実施形態に係る乗客コンベアの乗降口用点検柵を倒した状態の要部拡大断面図である。 本発明の一実施形態に係る乗客コンベアの乗降口用点検柵における正面乗降板を90度回動させた状態を示す要部拡大断面図である。 本発明の一実施形態に係る乗客コンベアの乗降口用点検柵における正面乗降板を保持溝に挿入した状態を示す要部拡大断面図である。 本発明の一実施形態に係る乗客コンベアの乗降口用点検柵における正面乗降板と左右乗降板の連結構造を示す要部拡大斜視図である。 本発明の一実施形態に係る乗客コンベアの乗降口用点検柵における正面乗降板のみを立設させた状態を示す要部斜視図である。 図7において正面乗降板を省略した場合の要部斜視図である。 本発明の他実施形態に係る乗客コンベアの乗降口用点検柵が乗降口周辺に立設された状態を示す要部斜視図である。
符号の説明
1 乗客コンベア
2 踏板
3 欄干
3A 手擦り
4 乗降口の床面
4A 開口
5 乗降口用点検柵(一実施形態)
6 正面乗降板
6A 細長状穴
6B 取り付け穴
6C 螺子穴
7、8 左右乗降板
7A、8A 専用乗降板用薄板部
7B、8B 正面乗降板用薄板部
8C 取り付け穴
9 専用乗降板
9A 段部
10 保持溝
11 床枠
12 軸体
13 内部確認窓
14 連結金具
15 皿螺子
16 吊り下げ式表示板
17 フック
18 乗降口用点検柵(他実施形態)
19、19A、19B 引き出し式枠体
20、20A、20B 貼着式表示板

Claims (5)

  1. 乗客コンベアの進行方向に対して直角方向に立設される正面乗降板と、乗客コンベアの進行方向に沿って両側に立設される左右乗降板と、前記正面乗降板及び左右乗降板の立設状態を保持する保持溝を設けた床枠とを、少なくとも備え、
    前記正面乗降板及び左右乗降板によって乗客コンベアの乗降口周辺の三方を遮蔽するとともに、前記正面乗降板及び左右乗降板を倒した状態では、その正面乗降板及び左右乗降板の上面と前記乗降口の床面とが面一となるようにしたことを特徴とする乗客コンベアの乗降口用点検柵。
  2. 前記正面乗降板及び左右乗降板が立設した状態では、前記正面乗降板の上端と左右乗降板の上端が略同一高さとなるようにしたことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベアの乗降口用点検柵。
  3. 左右乗降板の一端側には、その左右乗降板を倒して前記乗降口の最も踏板に近い部分に設けた専用乗降板に重ねても、その専用乗降板の上面と左右乗降板の上面とを面一とにするための専用乗降板用薄板部を形成し、かつ、左右乗降板の他端側には、その左右乗降板を倒した後、前記正面乗降板を倒して前記左右乗降板に重ねても、その正面乗降板の上面と左右乗降板の上面とを面一とにするための正面乗降板用薄板部を形成してなることを特徴とする請求項1または2記載の乗客コンベアの乗降口用点検柵。
  4. 前記左右乗降板の少なくとも一方に、内部確認窓を設けたことを特徴とする請求項3記載の乗客コンベアの乗降口用点検柵。
  5. 前記専用乗降板を、前記正面乗降板及び左右乗降板が立設状態のとき形成される開口上を摺動可能となるように前記床枠に設けたことを特徴とする請求項3または4記載の乗客コンベアの乗降口用点検柵。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015205770A (ja) * 2014-04-23 2015-11-19 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 乗客コンベアの安全装置
JP2019199332A (ja) * 2018-05-17 2019-11-21 東芝エレベータ株式会社 乗客コンベア及びその取付け方法

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