JP2007268036A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の手段による演出のそれぞれのタイミングを合わせることが困難である。
【解決手段】弾球遊技機は、遊技効果ランプ90の点滅パターンが定義された点滅パターンデータ220を記憶するランプデータ記憶手段と、音声データ224を記憶する音声データ記憶手段と、ランプデータ記憶手段から点滅パターンデータ220を読み出し、点滅パターンデータ220に従って遊技効果ランプ90の点滅させるランプ演出制御手段と、音声データ記憶手段から音声データ224を読み出し、その音声データ224に従って音声再生手段に音声を再生させる音声演出制御手段とを備える。ランプデータ記憶手段は、点滅パターンデータ220として、音声データ224の再生開始タイミングを指定するトリガデータ222を含むデータを記憶し、音声演出制御手段は、トリガデータ222により指定された再生開始タイミングにおいて音声データ224の再生を開始する。
【選択図】図5

Description

本発明は、ぱちんこ遊技機等の弾球遊技機に関し、特に遊技の演出を実行するタイミングの制御技術に関する。
従来、各種の弾球遊技機のうち、いわゆる第1種ぱちんこ遊技機と呼ばれていた遊技機は、遊技盤の略中央に設けられた液晶ディスプレイなどの表示領域に複数の図柄を変動させながら表示する(以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」等という)。この遊技機は、複数列の図柄変動を停止させたときの図柄の組合せが特定の態様となった場合に、通常遊技より多くの賞球が得られる、いわゆる大当たりと呼ばれる特別遊技へと移行するものとして知られている(例えば、特許文献1参照)。表示領域における図柄の変動表示は、単に複数の図柄が変動表示されるだけでなく、いわゆるリーチ画面と呼ばれる状態のように、あと一つ図柄が揃えば大当たりとなる状態で変動表示の時間を通常よりも長くする等、遊技者の期待感を高めるための演出が図られている。また、図柄等の画像にキャラクタを用いて変動表示にストーリーを持たせる演出を施したり、特別遊技への移行確率を変動させる確率変動等の特定遊技の制御を行ったりすることによっても遊技者の期待感を高めている。
特開2003−230714号公報
遊技の演出は、ランプ、音声、可動役物、画像表示等、様々な手段を用いて実行される。一般に、遊技中において複数の手段を用いた演出が同時に実行される場合が多い。複数手段の演出のタイミングを合わせることにより演出はより斬新なものとなる。しかし、複数の手段による演出のそれぞれがクロック数の異なる個々のCPU(Central Processing Unit)により制御される場合、各手段による演出が同時に開始されたとしても演出が進行するにつれて演出のタイミングにずれが生じてしまうおそれがある。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の手段による演出のタイミングにずれが生じにくい弾球遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の弾球遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動入賞口と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な可変入球装置と、始動入賞口へ遊技球が入球した後、所定の条件が満たされたときに、可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態へ変化させることにより通常遊技より遊技者に有利な状態となる特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、点滅して遊技を演出する演出ランプと、遊技中に再生すべき音声を再生する音声再生手段と、演出ランプの点滅パターンが定義された点滅パターンデータを記憶するランプデータ記憶手段と、遊技中に再生すべき音声データを記憶する音声データ記憶手段と、ランプデータ記憶手段から点滅パターンデータを読み出し、遊技中、点滅パターンデータに従って演出ランプの点滅による演出を進行させるランプ演出制御手段と、音声データ記憶手段から音声データを読み出し、その音声データに従って音声再生手段に遊技を演出する音声を再生させる音声演出制御手段と、を備える。ランプデータ記憶手段は、点滅パターンデータとして、音声データの再生開始タイミングを指定するトリガデータを含むデータを記憶し、音声演出制御手段は、トリガデータにより指定された再生開始タイミングにおいて音声データの再生を開始する。
この態様によれば、音声演出制御手段は、ランプ演出制御手段がランプデータ記憶手段から読み出した点滅パターンデータに含まれるトリガデータにより指定された再生開始タイミングで音声再生手段に音声を再生させる。ここで、トリガデータにて演出ランプによる演出と音声による演出とが同期されるようなタイミングを指定すれば、これらの演出の進行のタイミングがずれることを抑制できる。
ランプデータ記憶手段は、点滅パターンデータとして、点滅による演出の進行過程において再生開始タイミングが複数回指定されたトリガデータを含むデータを記憶し、音声演出制御手段は、遊技中、トリガデータにより指定された複数回の再生開始タイミングのそれぞれにて音声データの再生を開始してもよい。この態様によれば、トリガデータにて演出ランプによる演出と音声による演出とが同期されるようなタイミングを指定することにより、これらの演出の進行のタイミングがずれることを抑制できる。
音声データ記憶手段は、音声データとして、トリガデータによって指定される複数回の再生開始タイミングで区切られる期間よりも長い再生時間を有するデータを記憶してもよい。この態様によれば、再生されている音声データの再生が終了しないうちに、トリガデータにより音声データの再生開始タイミングが新たに指定され、その指定されたタイミングで次の音声データが新たに再生される。これによって、再生されている音声データの再生終了と次の音声データの再生開始がオーバーラップされるので、音声データに切れ目が生じた場合に発生し得るノイズの発生を回避できる。
音声データ記憶手段は、音声データとして内容の異なる複数種の音声データを記憶し、ランプデータ記憶手段は、点滅パターンデータとして、複数回の再生開始タイミングのそれぞれにおいて複数種の音声データのうちいずれを再生すべきかを示す情報をトリガデータに含むデータを記憶し、音声演出制御手段は、トリガデータに従い、複数回の再生開始タイミングのそれぞれにおいて指定された音声データを再生してもよい。この態様によれば、音声データが複数種ある場合であっても、音声演出制御手段は、トリガデータにより指定された音声データを選択して再生できる。
本発明の別の態様もまた、弾球遊技機である。この弾球遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動入賞口と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な可変入球装置と、始動入賞口へ遊技球が入球した後、所定の条件が満たされたときに、可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態へ変化させることにより通常遊技より遊技者に有利な状態となる特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、点滅して遊技を演出する演出ランプと、遊技中に再生すべき音声を再生する音声再生手段と、演出ランプの点滅パターンが定義された点滅パターンデータを記憶するランプデータ記憶手段と、遊技中に再生すべき音声のデータを記憶する音声データ記憶手段と、ランプデータ記憶手段から点滅パターンデータを読み出し、遊技中、点滅パターンデータに従って演出ランプの点滅による演出を進行させるランプ演出制御手段と、音声データ記憶手段から音声データを読み出し、その音声データに従って音声再生手段に遊技を演出する音声を再生させる音声演出制御手段と、を備える。音声データ記憶手段は、音声データとして、演出ランプの点滅パターンの開始タイミングを指定するトリガデータを含むデータを記憶し、ランプ演出制御手段は、トリガデータにより指定された開始タイミングにおいて点滅パターンデータに従って演出ランプの点滅による演出を開始する。
この態様によれば、ランプ演出制御手段は、音声演出制御手段が音声データ記憶手段から読み出した音声データに含まれるトリガデータにより指定された開始タイミングで演出ランプによる演出を開始する。ここで、トリガデータにて演出ランプによる演出と音声による演出とが同期されるようなタイミングを指定すれば、これらの演出の進行のタイミングがずれることを抑制できる。
本発明のさらに別の態様もまた、弾球遊技機である。この弾球遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動入賞口と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な可変入球装置と、始動入賞口へ遊技球が入球した後、所定の条件が満たされたときに、可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態へ変化させることにより通常遊技より遊技者に有利な状態となる特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、点滅して遊技を演出する演出ランプと、遊技を演出する可動演出役物と、演出ランプの点滅パターンが定義された点滅パターンデータを記憶するランプデータ記憶手段と、可動演出役物の動作パターンが定義された動作パターンデータを記憶する役物データ記憶手段と、ランプデータ記憶手段から点滅パターンデータを読み出し、遊技中、点滅パターンデータに従って演出ランプの点滅による演出を進行させるランプ演出制御手段と、役物データ記憶手段から動作パターンデータを読み出し、遊技中、動作パターンデータに従って可動演出役物を駆動する役物演出制御手段と、を備える。ランプデータ記憶手段は、点滅パターンデータとして、可動演出役物の動作パターンの開始タイミングを指定するトリガデータを含むデータを記憶し、役物演出制御手段は、トリガデータにより指定された動作パターンの開始タイミングにおいて可動演出役物の駆動を開始する。
この態様によれば、役物演出制御手段は、ランプ演出制御手段がランプデータ記憶手段から読み出した点滅パターンデータに含まれるトリガデータにより指定された開始タイミングで可動演出役物の駆動を開始する。ここで、トリガデータにて演出ランプによる演出と可動演出役物による演出とが同期されるようなタイミングを指定すれば、これらの演出の進行のタイミングがずれることを抑制できる。
本発明のさらに別の態様もまた、弾球遊技機である。この弾球遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動入賞口と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な可変入球装置と、始動入賞口へ遊技球が入球した後、所定の条件が満たされたときに、可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態へ変化させることにより通常遊技より遊技者に有利な状態となる特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、点滅して遊技を演出する演出ランプと、遊技を演出する可動演出役物と、演出ランプの点滅パターンが定義された点滅パターンデータを記憶するランプデータ記憶手段と、可動演出役物の動作パターンが定義された動作パターンデータを記憶する役物データ記憶手段と、ランプデータ記憶手段から点滅パターンデータを読み出し、遊技中、点滅パターンデータに従って演出ランプの点滅による演出を進行させるランプ演出制御手段と、役物データ記憶手段から動作パターンデータを読み出し、遊技中、動作パターンデータに従って可動演出役物を駆動する役物演出制御手段と、を備える。役物データ記憶手段は、動作パターンデータとして、演出ランプの点滅パターンの開始タイミングを指定するトリガデータを含むデータを記憶し、ランプ演出制御手段は、トリガデータにより指定された開始タイミングにおいて点滅パターンデータに従って演出ランプの点滅による演出を開始する。
この態様によれば、ランプ演出制御手段は、役物演出制御手段が役物データ記憶手段から読み出した動作パターンデータに含まれるトリガデータにより指定された開始タイミングで演出ランプによる演出を開始する。ここで、トリガデータにて演出ランプによる演出と可動演出役物による演出とが同期されるようなタイミングを指定すれば、これらの演出の進行のタイミングがずれることを抑制できる。
本発明のさらに別の態様もまた、弾球遊技機である。この弾球遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動入賞口と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な可変入球装置と、始動入賞口へ遊技球が入球した後、所定の条件が満たされたときに、可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態へ変化させることにより通常遊技より遊技者に有利な状態となる特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、点滅して遊技を演出する演出ランプと、遊技を演出する画像を表示する画像表示装置と、演出ランプの点滅パターンが定義された点滅パターンデータを記憶するランプデータ記憶手段と、遊技中に画像表示装置へ表示すべき演出内容が定義された演出パターンのデータを記憶する演出データ記憶手段と、ランプデータ記憶手段から点滅パターンデータを読み出し、遊技中、点滅パターンデータに従って演出ランプの点滅による演出を進行させるランプ演出制御手段と、演出データ記憶手段から演出パターンのデータを読み出し、遊技中、演出パターンのデータに従って遊技を演出する画像を画像表示装置に表示させる画像演出制御手段と、を備える。ランプデータ記憶手段は、点滅パターンデータとして、演出パターンの開始タイミングを指定するトリガデータを含むデータを記憶し、画像演出制御手段は、トリガデータにより指定された開始タイミングにおいて演出パターンによる演出を開始する。
この態様によれば、画像演出制御手段は、ランプ演出制御手段がランプデータ記憶手段から読み出した点滅パターンデータに含まれるトリガデータにより指定された開始タイミングで演出パターンによる演出を開始する。ここで、トリガデータにて演出ランプによる演出と画像表示装置による演出とが同期されるようなタイミングを指定すれば、これらの演出の進行のタイミングがずれることを抑制できる。
本発明のさらに別の態様もまた、弾球遊技機である。この弾球遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動入賞口と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な可変入球装置と、始動入賞口へ遊技球が入球した後、所定の条件が満たされたときに、可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態へ変化させることにより通常遊技より遊技者に有利な状態となる特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、点滅して遊技を演出する演出ランプと、遊技を演出する画像を表示する画像表示装置と、演出ランプの点滅パターンが定義された点滅パターンデータを記憶するランプデータ記憶手段と、遊技中に画像表示装置へ表示すべき演出内容が定義された演出パターンのデータを記憶する演出データ記憶手段と、ランプデータ記憶手段から点滅パターンデータを読み出し、遊技中、点滅パターンデータに従って演出ランプの点滅による演出を進行させるランプ演出制御手段と、演出データ記憶手段から演出パターンのデータを読み出し、遊技中、演出パターンデータに従って遊技を演出する画像を画像表示装置に表示させる画像演出制御手段と、を備える。演出データ記憶手段は、演出パターンのデータとして、演出ランプの点滅パターンの開始タイミングを指定するトリガデータを含むデータを記憶し、ランプ演出制御手段は、トリガデータにより指定された開始タイミングにおいて点滅パターンデータに従って演出ランプの点滅による演出を開始する。
この態様によれば、ランプ演出制御手段は、画像演出制御手段が演出データ記憶手段から読み出した演出パターンデータに含まれるトリガデータにより指定された開始タイミングで演出ランプによる演出を開始する。ここで、トリガデータにて演出ランプによる演出と画像表示装置による演出とが同期されるようなタイミングを指定すれば、これらの演出の進行のタイミングがずれることを抑制できる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、複数手段による演出の進行におけるタイミングのずれを抑制できる。
一般に、ランプ、音声、可動役物、画像表示等の複数の手段を用いて遊技を演出する場合、ぱちんこ遊技機10には、演出の実行を制御すべく各手段についてそれぞれ別個に汎用のチップが搭載されることが多い。各手段の演出のタイミングを合わせるべく同時に演出を開始させても、これらのチップのそれぞれに搭載されたCPUのクロック数が異なるとクロック数の差異に起因して演出のタイミングにずれが生じてしまう場合があり、演出のタイミングを良好に同期させることは困難であった。以下で説明する実施例では、それぞれのCPUのクロック数が異なる場合であっても演出のタイミングの良好な同期を実現できるぱちんこ遊技機について説明する。
(実施例1)
以下、弾球遊技機としていわゆる第1種ぱちんこ遊技機を例に説明する。
図1は、ぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す。ぱちんこ遊技機10は、主に遊技機枠と遊技盤面で構成される。ぱちんこ遊技機10の遊技機枠は、外枠11、前枠12、透明板13、扉14、上球皿15、下球皿16、発射ハンドル17を含む。外枠11は、開口部分を有し、ぱちんこ遊技機10を設置すべき位置に固定するための枠体である。前枠12は、外枠11の開口部分に整合する枠体であり、図示しないヒンジ機構により外枠11へ開閉可能に取り付けられる。前枠12は、遊技球を発射する機構や、遊技盤を着脱可能に収容させるための機構、遊技球を誘導または回収するための機構等を含む。
透明板13は、ガラスなどにより形成される遊技盤の遊技領域を透視可能な板である。扉14は、透明板13を支持する。扉14は、図示しないヒンジ機構により前枠12へ開閉可能に取り付けられる。上球皿15は、遊技球の貯留、発射レールへの遊技球の送り出し、下球皿16への遊技球の抜き取り等の機構を有する。下球皿16は、遊技球の貯留、抜き取り等の機構を有する。遊技者が発射ハンドル17を回動させると遊技球が発射される。上球皿15と下球皿16の間にはスピーカ18が設けられており、遊技状態などに応じた効果音が出力される。操作ボタン82は、遊技者が遊技機側所定の指示へ入力するために操作するボタンである。操作ボタン82は、上球皿15近傍の外壁面に設けられる。
図2は、遊技盤50の構造を示す図である。遊技盤50は、外レール54と内レール56により区画された遊技領域52上に、アウト口58、特別図柄表示装置61、演出表示装置60、始動入賞口(以下、「始動口」という)62、センター飾り64、大入賞口66、作動口68、一般入賞口72を含む。更に遊技領域52には、図示しない複数の遊技釘や風車などの機構が設置される。始動口62は、遊技球の入球を検出するための始動入賞検出装置74と、始動口の普通電動役物を拡開させるための普通電動役物ソレノイド76を備える。始動入賞検出装置74は、始動口62への遊技球の入球を検出するセンサであり、入球時にその入球を示す始動入賞情報を生成する。一般入賞口72は、遊技球の入球を検出するための一般入賞検出装置73を備える。一般入賞検出装置73は、一般入賞口72への遊技球の入球を検出するセンサであり、入球時にその入球を示す一般入賞情報を生成する。大入賞口66は、遊技球の入球を検出するための入賞検出装置78と、大入賞口66を拡開させるための大入賞口ソレノイド80を備える。入賞検出装置78は、入球時にその入球を示す大入賞口入賞情報を生成する。
遊技領域52の略中央に設けられた特別図柄表示装置61は、特別図柄192を変動表示する(以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」等という)。特別図柄192は、始動口62への遊技球の落入を契機として行われる抽選(以下、「特別図柄抽選」とよぶ)の結果に対応した図柄である。その変動表示が停止されたときの図柄態様が当たりと定められた図柄であった場合、その停止図柄が表示されたタイミングが当たり発生タイミングとなる。特別図柄表示装置61は、たとえば7セグメントLED(Light Emitting Diode)で構成される表示手段である。特別図柄表示装置61は、特別図柄192の変動表示として、0〜9の範囲で数字を循環させる。特別図柄抽選の当否に応じていずれかの数字が停止図柄として停止表示される。なお、変動表示される図柄はグラフィックス表現されてもよいが、LEDなどの点滅表示として表現されてもよい。すなわち、所定期間、変動態様を示す視覚的表現であればよい。
演出表示装置60は、特別図柄192の変動表示と連動するかたちで演出画像190を動画表示する液晶ディスプレイである。演出画像190は、当たりに対する遊技者の期待感を喚起するために演出目的で表示される画像である。演出画像190は、その動画再生過程を示す演出パターンとよばれるデータにしたがって動画表示される。特別図柄192の変動時間と、特別図柄192に連動する演出画像190の動画表示時間は一致するように演出パターンが選択されるため、特別図柄192が停止表示されるタイミングで演出画像190の動画表示も停止表示される。演出表示装置60においては所定の背景画像上に重ねて演出画像190が動画表示される。
演出表示装置60は、演出画像190として、たとえばスロットマシンのゲームを模した複数列の図柄変動の動画像を画面表示する。特別図柄192は必ずしも演出的な役割をもつことを要しないため、本実施例では演出表示装置60の左下方の特別図柄表示装置61にて目立たない大きさで表示させるが、特別図柄自体に演出的な役割をもたせる場合には、特別図柄192を演出表示装置60のような液晶ディスプレイに表示させてもよい。
作動口68は、遊技盤50の左側方位置に設けられる。作動口68は、通過検出装置69を含む。通過検出装置69は、作動口68への遊技球の通過を検出するセンサであり、通過時にその通過を示す通過情報を生成する。作動口68への遊技球の通過は始動口62を拡開させるための抽選(以下、「普通図柄抽選」とよぶ)の契機となる。
作動口68を遊技球が通過すると、所定時間、普通図柄とよばれる図柄が普通図柄表示装置59に変動表示される。普通図柄表示装置59は演出表示装置60の左方に設けられる。普通図柄表示装置59は、2つのランプを備える。それぞれのランプが交互に点滅する動作が「普通図柄の変動表示」に相当する動作である。通常、50%から80%程度の確率で普通図柄抽選は当たりとなる。普通図柄抽選が当たりとなると、普通図柄の変動表示停止後、普通図柄表示装置59の2つのランプの所定の一方が点灯表示されることになる。そして、始動口62が所定時間拡開する。
演出表示装置60の周囲には、センター飾り64が設けられる。センター飾り64は、遊技球の流路、特別図柄表示装置61および演出表示装置60等の保護、装飾等の機能を有する。センター飾り64は、その左上部に形成されたワープゾーン入球口92から遊技球が入球可能な構成となっている。センター飾り64には遊技領域52から転動領域96へ遊技球を導く転動領域導入通路94が設けられている。ワープゾーン入球口92を通過した後の遊技球は転動領域96に導かれる。本実施形態に係る転動領域96は、演出表示装置60の遊技者側に遊技球を転動させるために設けられたステージ98を有する。
転動領域96の右方にはボクシンググローブ型をした電動式の可動演出役物(以下、「グローブ可動役物」ともいう)150が設けられている。グローブ可動役物150は、特別図柄抽選の結果に応じて、遊技者から見て左斜め方向に上下動して遊技を演出する。グローブ可動役物150の周囲には、グローブ可動役物150の設置部位への遊技球の混入を防止するための保護壁152が設けられている。センター飾り64には、遊技を演出するための演出表示装置60の周囲に複数のランプが設けられている。
センター飾り64には、その上部に抽選保留ランプ20が設けられ、右側部に作動保留ランプ22が設けられている。抽選保留ランプ20は、4個のランプからなり、その点灯個数によって特別図柄抽選の保留数を表示する。特別図柄抽選の保留数は、図柄変動中または特別遊技中に始動口62へ入賞した特別図柄抽選の結果の個数であり、図柄変動がまだ実行されていない入賞球の数を示す。作動保留ランプ22もまた4個のランプからなり、その点灯個数によって普通図柄変動の保留数を表示する。普通図柄変動の保留数は、普通図柄の変動中に作動口68を通過した遊技球の個数であり、普通図柄の変動がまだ実行されていない普通図柄抽選の数を示す。また遊技効果ランプ90a、90b、90cおよび90d(以下、総称して「遊技効果ランプ90」ともいう)が遊技領域52に設けられ、点滅等することで演出の役割を果たす。
遊技者が発射ハンドル17を手で回動させると、その回動角度に応じた強度で上球皿15に貯留された遊技球が1球ずつ内レール56と外レール54に案内されて遊技領域52へ発射される。遊技者が発射ハンドル17の回動位置を手で固定させると一定の時間間隔で遊技球の発射が繰り返される。遊技領域52の上部へ発射された遊技球は、複数の遊技釘や風車に当たりながらその当たり方に応じた方向へ落下する。遊技球が一般入賞口72や始動口62、大入賞口66の各入賞口へ落入すると、その入賞口の種類に応じた賞球が上球皿15または下球皿16に払い出される。一般入賞口72等の各入賞口に落入した遊技球はセーフ球として処理され、アウト口58に落入した遊技球はアウト球として処理される。なお、各入賞口は遊技球が通過するゲートタイプのものを含み、本願において「落入」、「入球」、「入賞」というときは「通過」を含むものとする。
遊技球が始動口62に落入すると、特別図柄表示装置61において特別図柄192が変動表示される。また、これに連動して演出画像190の動画表示が開始する。特別図柄192の変動表示および演出画像190の動画表示は、表示に先立って決定された特別図柄192の変動時間が経過した後に同時停止される。停止時の特別図柄192が当たりを示す図柄である場合、通常遊技から特別遊技に移行し、大入賞口66の開閉動作が開始される。このとき、演出画像190も当たりを示す態様にて停止表示される。
特別遊技開始後、大入賞口66は、約30秒間開放された後、または9球以上の遊技球が落入した後で一旦閉鎖される。大入賞口66が開放中に遊技球が大入賞口66へ少なくとも1球落入した場合、大入賞口66は再度開放される。このように、大入賞口66が1回開放される間に遊技球が少なくとも1球以上落入することを条件に大入賞口66の開閉が所定回数、たとえば15回を限度として繰り返される。
図3は、ぱちんこ遊技機の背面側における基本的な構造を示す。
電源スイッチ40はぱちんこ遊技機10の電源をオンオフするスイッチである。メイン基板102は、ぱちんこ遊技機10の全体動作を制御し、特に始動口62へ入賞したときの特別図柄抽選等、遊技動作全般を処理する。サブ基板104は、液晶ユニット42を備え、演出表示装置60における表示内容を制御し、特にメイン基板102による抽選結果に応じて表示内容を変動させる。メイン基板102およびサブ基板104は、遊技制御装置100を構成する。セット基盤39は、賞球タンク44や賞球の流路、賞球を払い出す払出ユニット43等を含む。払出ユニット43は、各入賞口への入賞に応じて賞球タンク44から供給される遊技球を上球皿15へ払い出す。払出制御基板45は、払出ユニット43による払出動作を制御する。発射装置46は、上球皿15の貯留球を遊技領域52へ1球ずつ発射する。発射制御基板47は、発射装置46の発射動作を制御する。電源ユニット48は、ぱちんこ遊技機10の各部へ電力を供給する。
図4は、本実施例におけるぱちんこ遊技機の機能ブロックを示す。
ぱちんこ遊技機10において、遊技制御装置100は、始動口62、大入賞口66、一般入賞口72、作動口68、特別図柄表示装置61、演出表示装置60、普通図柄表示装置59、操作ボタン82、スピーカ18、遊技効果ランプ90、グローブ可動役物150のそれぞれと電気的に接続されており、各種制御信号の送受信を可能とする。遊技制御装置100は、遊技の基本動作だけでなく、図柄変動表示や電飾等の演出的動作も制御する。遊技制御装置100は、遊技の基本動作を含むぱちんこ遊技機10の全体動作を制御するメイン基板102と、図柄の演出等を制御するサブ基板104とに機能を分担させた形態で構成される。遊技制御装置100は、ハードウエア的にはデータやプログラムを格納するROMやRAM、演算処理に用いるCPU等の素子を含んで構成される。
メイン基板102は、入球判定手段110、当否抽選手段112、図柄決定手段114、保留制御手段116、メイン表示制御手段118、特別遊技制御手段120、開閉制御手段124を備える。サブ基板104は、パターン記憶手段130、演出決定手段132、演出制御手段134を備える。なお、メイン基板102に含まれる各機能ブロックは、いずれかがメイン基板102ではなくサブ基板104に搭載されるかたちで構成されてもよい。同様に、サブ基板104に含まれる各機能ブロックは、いずれかがサブ基板104ではなくメイン基板102に搭載されるかたちで構成されてもよい。
入球判定手段110は、各入賞口への遊技球の入球を判定する。入球判定手段110は、始動入賞情報を受け取ると遊技球が始動口62に入賞したと判断し、大入賞口入賞情報を受け取ると遊技球が大入賞口66に入賞したと判断し、一般入賞情報を受け取ると遊技球が一般入賞口72に入賞したと判断する。入球判定手段110は、通過情報を受け取ると遊技球が作動口68を通過したと判断する。
当否抽選手段112は、始動口62への遊技球の入球を契機として、通常遊技から特別遊技へ移行するか否かを判定するために乱数の値を当否抽選値として取得する。たとえば、当否抽選値は0〜65535の範囲から取得される。なお、本願にいう「乱数」は、数学的に発生させる乱数でなくてもよく、ハードウエア乱数やソフトウエア乱数などにより発生させる疑似乱数でもよい。当否抽選手段112は、当否判定で参照する当否テーブルを保持する。当否テーブルには、当たりまたは外れの判定結果と当否抽選値とが対応付けられており、対応付けられた当たりの範囲設定に応じて当否確率が定まる。当否抽選手段112は、当否テーブルを参照し、当否抽選値が当たりであるか否かを判定することにより特別図柄抽選を実行する。
図柄決定手段114は、特別図柄表示装置61、演出表示装置60に表示させる停止図柄と変動パターンを、当否抽選手段112による抽選の結果に応じて決定する。停止図柄は、図柄変動の終了時に表示すべき図柄である。図柄決定手段114は、特別図柄の停止図柄を決定するために参照すべき図柄範囲テーブルを保持する。特別図柄192を決定するためのテーブルとして特別図柄範囲テーブルが保持される。特別図柄範囲テーブルには、「0」〜「9」の数字で表される特別図柄192と図柄決定抽選値との対応関係が定められている。図柄決定手段114は、特別図柄192の変動パターンを決定するために参照すべきパターン決定テーブルを保持する。
図柄決定手段114は、特別図柄192を決定するための図柄決定抽選値を取得し、特別図柄範囲テーブルを参照し、当否抽選手段112による当否判定結果と図柄決定抽選値とに応じて特別図柄192の停止図柄を決定する。図柄決定手段114は、パターン決定テーブルを参照し、当否抽選手段112による当否判定結果に応じて複数の変動パターンからいずれかのパターンを選択する。図柄決定手段114は、決定した停止図柄および変動パターンを示すデータをメイン表示制御手段118および演出決定手段132へ送出する。
図柄決定手段114は、特別図柄を変動表示させるときの変動開始から停止までの変動態様が定められた複数種の変動パターンを記憶する。複数種の変動パターンは、長短様々な変動時間をもつ。すなわち、各変動パターンには、その図柄変動の終了条件としてパターンごとに変動表示時間が定められており、その変動表示時間の経過時に特別図柄の変動が停止される。
図柄決定手段114は、普通図柄の停止図柄も普通図柄抽選により決定する。普通図柄の停止図柄は、当たり図柄と外れ図柄の2種類である。図柄決定手段114は、遊技球が作動口68を通過した場合には、普通図柄を決定するための抽選乱数を取得し、その抽選乱数に応じて普通図柄の停止図柄を決定する。普通図柄の停止図柄が当たり図柄であった場合、開閉制御手段124が始動口62の普通電動役物を所定時間拡開する。
保留制御手段116は、当否抽選手段112により取得された当否抽選値を保留球として保持する。当否抽選値は、その保留数が所定の上限に達するまで蓄積される。保留数の上限は4である。保留制御手段116は、普通図柄抽選の結果についても4つを上限として保持する。
メイン表示制御手段118は、特別図柄192を変動表示させる。メイン表示制御手段118は、特別図柄192の変動表示を開始するタイミングと停止するタイミングにて、変動開始コマンドと変動停止コマンドを演出制御手段134へ送信する。これにより、特別図柄192の変動表示と演出画像190の動画表示の同期を保証している。メイン表示制御手段118は、普通図柄も変動表示させる。特別遊技制御手段120は、特別遊技の実行を制御する。
開閉制御手段124は、始動口62の普通電動役物や大入賞口66の開閉を制御する。開閉制御手段124は、普通図柄が当たり図柄で停止されると、普通電動役物ソレノイド76に開放指示を送り、始動口62を開放させる。また、開閉制御手段124は、特別遊技中、大入賞口ソレノイド80に開放指示を送り、大入賞口66を開放させる。
サブ基板104のパターン記憶手段130は、ランプデータ記憶手段200、音声データ記憶手段202、役物データ記憶手段204および演出データ記憶手段206を含む。ランプデータ記憶手段200は、遊技効果ランプ90の点滅パターンが定義された複数種の点滅パターンデータを記憶する。音声データ記憶手段202は、遊技中に再生すべき複数種の音声データを記憶する。役物データ記憶手段204は、グローブ可動役物150の動作パターンが定義された複数種の動作パターンデータを記憶する。演出データ記憶手段206は、特別遊技中に演出表示装置60へ表示すべき演出内容が定義された複数種の演出パターンのデータを記憶する。この演出パターンのデータにおいて演出画像190の演出パターンも定義されている。各演出パターンには、その動画表示の終了条件としてパターンごとに動画表示時間が定められており、その動画表示時間の経過時に動画表示が停止される。演出決定手段132は、図柄決定手段114により決定される変動時間や停止図柄、特別図柄抽選の結果に応じて、演出パターンと停止時の演出画像190を選択する。
演出画像190の動画表示においては、3つの図柄の変動表示態様が示され、特別図柄抽選の結果に応じて各図柄の停止時における表示態様が決定される。たとえば、特別図柄192が「7」や「2」を停止図柄として特別遊技への移行を示す場合は「777」や「222」のように3つの図柄が揃った態様の演出画像190が停止表示される。当否抽選手段112による判定結果が特別遊技へ移行しない旨を示す場合は、「312」や「946」のように3つの図柄が揃っていない組合せにて停止表示される。ただし、当否判定結果が特別遊技へ移行しない旨を示す場合であって、リーチ付きの外れを示す演出パターンが選択された場合は、「191」や「727」のように一つだけ図柄が揃っていない組合せにて停止表示される。演出決定手段132は、演出画像190に含まれるこれらの図柄の停止時の組合せ情報と演出パターンの情報を演出制御手段134へ送る。
演出制御手段134は、ランプ演出制御手段208、音声演出制御手段210、役物演出制御手段212および画像演出制御手段214を含む。ランプ演出制御手段208は、ランプデータ記憶手段200から点滅パターンデータを読み出し、遊技中、その点滅パターンデータに従って遊技効果ランプ90の点滅による演出を進行させる。音声演出制御手段210は、音声データ記憶手段202から音声データを読み出し、その音声データに従ってスピーカ18に遊技を演出する音声を再生させる。役物演出制御手段212は、役物データ記憶手段204から動作パターンデータを読み出し、遊技中、その動作パターンデータに従ってグローブ可動役物150を駆動する。画像演出制御手段214は、選択された演出パターンに従って演出画像190を動画表示させる。また、画像演出制御手段214は、演出データ記憶手段206から演出パターンのデータを読み出し、遊技中、その演出パターンのデータに従って遊技を演出する画像を演出表示装置60に表示させる。
ランプ演出制御手段208、音声演出制御手段210、役物演出制御手段212および画像演出制御手段214は、それぞれ異なるクロック数で動作する別個のチップとして構成されている。
なお、役物データ記憶手段204はグローブ可動役物150以外の動作パターンデータを記憶してもよく、役物演出制御手段212はその動作パターンデータに従ってグローブ可動役物150以外の可動役物を駆動してもよい。
以下、遊技中における演出のタイミング制御について説明する。
図5は、ランプデータ記憶手段200に記憶されたトリガデータを含む点滅パターンデータと音声データ記憶手段202に記憶された音声データの関係を示す図である。同図では、特別遊技中に実行される遊技効果ランプ90の点滅およびスピーカ18からの音声の再生による演出の進行が示されている。ここで、音声は特別遊技を演出する曲であるものとする。
なお、本実施例では特別遊技の演出について説明するが、通常遊技の演出についても本実施例にかかるタイミング制御を適用できる。
音声データ224は、特別遊技中に再生される曲のデータであり、Aパート、BパートおよびCパートの3つのパートから構成され、Aパート、Bパート、Cパートの順で続いた後、BパートおよびCパートが交互に繰り返されるものとする。同図では、特別遊技開始後再生されるAパート、Bパート、Cパート、Bパートまでが示されている。音声データ記憶手段202は、Aパート、Bパート、Cパートの音声データを個々に記憶している。図5に示すように、特別遊技が開始される時刻t0から時刻t1までAパートが、時刻t1から時刻t2までBパートが、時刻t2から時刻t3までCパートが、時刻t3から時刻t4までBパートが再生されるものとする。
点滅パターンデータ220は遊技効果ランプ90a、90b、90cおよび90dのそれぞれの点滅パターンが定義されたデータを含む。遊技効果ランプ90の点滅は所定時間、例えば1/60秒ごとにランプ1個につき1ビットで定義されている。遊技効果ランプ90の点滅パターンのデータにおいて点灯を示す箇所を「1」で示す。同図において「1」以外の箇所は「0」であるものとする。時刻t0から時刻t1、時刻t1から時刻t2、時刻t2から時刻t3、および時刻t3から時刻t4における点滅パターンは、それぞれAパート、Bパート、Cパート、Bパートと対応している。具体的には、各期間の点滅パターンにおいて、それぞれ対応するパートの音声のリズム等に併せて点滅が実行される。ランプデータ記憶手段200は、遊技効果ランプ90のそれぞれについて各パートに対応する点滅パターンのデータを個々に記憶する。
なお、図5には遊技効果ランプ90a、90b、90cおよび90dの4個のランプの点滅データのみを示しているが、実際には点滅パターンデータ220はこれ以外にも遊技を演出する多数のランプの点滅パターンのデータを含む。
点滅パターンデータ220は音声データの再生開始タイミングを指定するトリガデータ222をも含む。トリガデータ222は、各パートの開始のタイミングにて音声データの再生開始タイミングを指定する。トリガデータ222において、音声データ224のうちいずれのパートを再生するかが2ビットで定義されている。音声演出制御手段210は、トリガデータ222により指定された再生開始タイミングにて指定されたパートの音声データを音声データ記憶手段202から読み出し、その音声データに従ってスピーカ18にそのパートの音声を再生させる。図5に示したトリガデータ222において上段が1ビット目、後段が2ビット目であるものとする。トリガデータ222において「01」がAパートの音声データ、「10」がBパートの音声データ、「11」がCパートの音声データに対応するものとする。本実施例では、各パートの音声データは、対応する点滅パターンデータに従った遊技効果ランプ90の点滅による演出の時間より音声による演出の時間が数ミリ秒から数百ミリ秒長くなるよう構成されている。
特別遊技の演出の開始時刻t0において、ランプ演出制御手段208は、ランプデータ記憶手段200からAパートの音声データに対応する点滅パターンデータを読み出す。これと同時に音声演出制御手段210は、読み出された点滅パターンデータに含まれるトリガデータ222によって指定されたパートの音声データ、すなわちAパートの音声データを音声データ記憶手段202から読み出す。そして、時刻t0から時刻t1まで、音声演出制御手段210は、読み出した音声データに従ってスピーカ18にAパートの音声を再生させる。一方、ランプ演出制御手段208は、時刻t0から時刻t1までAパートの音声データに対応する点滅パターンにて遊技効果ランプ90を点滅させる。
時刻t1において、ランプ演出制御手段208は、ランプデータ記憶手段200からBパートの音声データに対応する点滅パターンデータを読み出す。これと同時に音声演出制御手段210は、読み出された点滅パターンデータに含まれるトリガデータ222によって指定されたパートの音声データ、すなわちBパートの音声データを音声データ記憶手段202から読み出す。そして、時刻t1から時刻t2まで、音声演出制御手段210は、読み出した音声データに従ってスピーカ18にBパートの音声を再生させる。一方、ランプ演出制御手段208は、時刻t1から時刻t2までBパートの音声データに対応する点滅パターンにて遊技効果ランプ90を点滅させる。
時刻t2において、ランプ演出制御手段208は、ランプデータ記憶手段200からCパートの音声データに対応する点滅パターンデータを読み出す。これと同時に音声演出制御手段210は、読み出された点滅パターンデータに含まれるトリガデータ222によって指定されたパートの音声データ、すなわちCパートの音声データを音声データ記憶手段202から読み出す。そして、時刻t2から時刻t3まで、音声演出制御手段210は、読み出した音声データに従ってスピーカ18にCパートの音声を再生させる。一方、ランプ演出制御手段208は、時刻t2から時刻t3までCパートの音声データに対応する点滅パターンにて遊技効果ランプ90を点滅させる。
時刻t3において、ランプ演出制御手段208は、ランプデータ記憶手段200からBパートの音声データに対応する点滅パターンデータを読み出す。これと同時に音声演出制御手段210は、読み出された点滅パターンデータに含まれるトリガデータ222によって指定されたパートの音声データ、すなわちBパートの音声データを音声データ記憶手段202から読み出す。そして、時刻t3から時刻t4まで、音声演出制御手段210は、読み出した音声データに従ってスピーカ18にBパートの音声を再生させる。一方、ランプ演出制御手段208は、時刻t3から時刻t4までBパートの音声データに対応する点滅パターンにて遊技効果ランプ90を点滅させる。時刻t4以降においても、上述と同様の動作により、遊技効果ランプ90の点滅による演出と音声データの再生による演出が実行される。
このように、本実施例では、点滅パターンデータ220が読み出される度に、その点滅パターンデータ220に含まれるトリガデータ222により指定された音声データ224が読み出される。点滅パターンデータ220と音声データ224は、パートごとに個々に分けられているので、点滅パターンデータ220と音声データ224とはパートごとに同期される。これによって、特別遊技中、ランプ演出制御手段208と音声演出制御手段210とでクロック数が異なる場合であっても、クロック数の差異に起因して遊技効果ランプ90の点滅と音声の再生のタイミングとがずれることを抑制できる。つまり、これらのデータをパートごとに分けず、それぞれの演出を同時に開始した後個々に演出を実行する場合と比較して、本実施例では各パートにおいてそれぞれの演出が同時に開始されるので良好に同期される。ここで、点滅パターンデータ220および音声データ224をより細かいパートに分けることにより、遊技効果ランプ90の点滅と音声の再生のタイミングのずれをより良好に抑制できる。
本実施例では、上述したように、点滅パターンデータ220と音声データ224のぞれぞれはパートごとに個々に分けられており、パートの種類分の数のデータがランプデータ記憶手段200または音声データ記憶手段202に記憶されている。これによって、同じパートが複数回繰り返されるような場合には、音声演出制御手段210はトリガデータ222に指定される度にそのパートの音声データを読み出す。従って、ランプデータ記憶手段200および音声データ記憶手段202は、繰り返される分の数だけ同じパートの点滅パターンデータまたは音声データを記憶する必要がないので、点滅パターンデータ220および音声データ224のデータ容量を削減できる。
本実施例では、各パートの音声データは、対応する点滅パターンデータより演出時間が若干長くなるよう構成されている。これによって、再生されているパートの音声データの再生が終了しないうちに点滅パターンデータに従った遊技効果ランプ90の点滅が終了し、次のパートの音声データに対応する点滅パターンデータが読み出される。そして、その点滅パターンデータに含まれるトリガデータによって指定されたそのパートの音声データが再生される。つまり、各パート間においてそれぞれの音声データの一部がオーバーラップされる。この結果、各パート間での音声のつながりが滑らかになるので、各パート間において音声データが途切れることに起因するノイズの発生を回避できる。
例えば動画像データの一部をオーバーラップさせてそのオーバーラップ部分を視覚によって認識するような場合と比較して、音声データの一部をオーバーラップさせてその音声データのオーバーラップ部分を聴覚によって認識するのは困難である。従って、データの一部をオーバーラップさせることにより得られる効果は、特に音声データに関しては大きいと言える。
図6は、ぱちんこ遊技機における基本的な動作過程を示すフローチャートである。まず、遊技球が始動口62、一般入賞口72、大入賞口66などへ入賞した場合や、遊技球が作動口68を通過した場合の処理を実行し(S10)、特別遊技中でなければ(S12のN)、当否抽選などの通常遊技の制御処理を実行し(S14)、特別遊技中であれば(S12のY)、特別遊技の制御処理を実行し(S16)、S10からS16までの処理における各種入賞に応じた賞球払出を処理する(S18)。
図7は、図6におけるS14の通常遊技制御処理を詳細に示すフローチャートである。通常遊技制御処理において、当否抽選値の保留がなされている場合であって(S30のY)、図柄変動が表示中でなければ(S32のN)、当否抽選手段112が当否判定処理を実行する(S34)。その判定結果に応じてメイン表示制御手段118が変動表示を開始するとともに、変動開始コマンドを演出制御手段134へ送信し、これを受信した演出制御手段134が変動パターンデータにしたがって演出画像の変動表示を開始する(S36)。S30において当否抽選値が保留されていなかった場合は(S30のN)、S32からS36までの処理がスキップされ、S32において図柄変動が表示中であった場合は(S32のY)、S34およびS36の処理がスキップされる。続いて、図柄変動表示がすでに開始されていれば(S38のY)、図柄変動表示処理を実行し(S40)、図柄変動表示が開始されていないときは(S38のN)、S40をスキップする。
図8は、図6におけるS16を詳細に示すフローチャートである。まず、大入賞口66が開放済でなければ(S70のN)、演出制御手段134が特別遊技の演出処理を開始し(S72)、開閉制御手段124が大入賞口66を開放する(S74)。S72の演出処理において、上述のように、ランプ演出制御手段208はランプデータ記憶手段200から点滅パターンデータを読み出し、その点滅パターンデータに従って遊技効果ランプ90を点滅させる。また、音声演出制御手段210は、読み出された点滅パターンデータに含まれるトリガデータ222によって指定されたパートの音声データを読み出す。そして、音声演出制御手段210は、トリガデータ222により指定された再生開始タイミングにて、読み出した音声データに従ってスピーカ18に音声を再生させる。大入賞口66が開放済であればS72およびS74をスキップする(S70のY)。大入賞口66が開放されてから所定の開放時間が経過した場合(S76のY)、または、開放時間が経過していないものの(S76のN)、大入賞口66へ遊技球が9球以上入球した場合(S78のY)、開閉制御手段124が大入賞口66を閉鎖させる(S80)。開放時間が経過しておらず(S76のN)、大入賞口66への入球数も9球以上に達していない場合は(S78のN)、S80以降の処理をスキップしてS16のフローを終了する。
S80における大入賞口66の閉鎖後、単位遊技のラウンド数が15に達していた場合(S82のY)、演出制御手段134は特別遊技の演出処理を終了させ(S84)、特別遊技制御手段120は特別遊技を終了させる(S86)。ラウンド数が15に達していなければ(S82のN)、ラウンド数に1を加算してS16のフローを終了する(S90)。
(実施例2)
本実施例におけるぱちんこ遊技機は、音声データに遊技効果ランプ90の点滅による演出の開始タイミングを指定するトリガデータを含ませる点で、点滅パターンデータ220に音声データ224の再生開始タイミングを指定するトリガデータ222を含ませる実施例1のぱちんこ遊技機と異なる。点滅パターンデータおよび音声データの構成以外は、基本的に実施例1のぱちんこ遊技機と同様の構成および機能を有する。以下、実施例1との相違点を中心に本実施例を説明する。
本実施例において、音声データ記憶手段202は音声データと別個に音声データを再生する順序を定義した音声指定データを記憶している。この音声指定データには遊技効果ランプ90の点滅による演出の開始タイミングを指定するトリガデータが含まれている。このトリガデータには、ランプデータ記憶手段200に記憶されている複数種の点滅パターンデータのいずれを選択するかが定義されている。この場合、それぞれのパートの音声データに対応する点滅パターンデータがトリガデータにより指定される。遊技中、音声演出制御手段210は音声指定データを読み出すとともにその音声指定データにて定義された順序を参照して音声データを読み出す。また、音声演出制御手段210は、その音声データに従ってスピーカ18に音声を再生させる。ランプ演出制御手段208は、ランプデータ記憶手段200からトリガデータにて定義された点滅パターンデータを読み出す。また、ランプ演出制御手段208は、トリガデータにより指定されたタイミングにおいて点滅パターンデータに従って遊技効果ランプ90の点滅による演出を開始する。
本実施例によって、ランプ演出制御手段208および音声演出制御手段210のクロック数の差異に起因して遊技効果ランプ90の点滅と音声の再生のタイミングがずれることを抑制できる。本実施例では、遊技効果ランプ90について説明したが、遊技効果ランプ90以外の遊技を演出するランプについても同様である。
(実施例3)
本実施例におけるぱちんこ遊技機は、点滅パターンデータにグローブ可動役物150の動作による演出の開始タイミングを指定するトリガデータを含ませる点で、点滅パターンデータ220に音声データ224の再生開始タイミングを指定するトリガデータ222を含ませる実施例1のぱちんこ遊技機と異なる。点滅パターンデータおよび動作パターンデータの構成以外は、基本的に実施例1のぱちんこ遊技機と同様の構成および機能を有する。以下、実施例1との相違点を中心に本実施例を説明する。
本実施例において、点滅パターンデータは、遊技効果ランプ90の点滅パターンが定義されたデータおよびグローブ可動役物150の動作による演出の開始タイミングを指定するトリガデータを含む。このトリガデータには、役物データ記憶手段204に記憶されている複数種の動作パターンデータのいずれを選択するかが定義されている。遊技中、ランプ演出制御手段208は点滅パターンデータを読み出し、その点滅パターンデータに従って遊技効果ランプ90による演出を開始する。役物演出制御手段212は、役物データ記憶手段204からトリガデータにて定義された動作パターンデータを読み出す。また、役物演出制御手段212は、トリガデータにより指定されたタイミングにおいて動作パターンデータに従ってグローブ可動役物150の駆動を開始する。
本実施例によれば、ランプ演出制御手段208および役物演出制御手段212のそれぞれが異なるクロック数で演出を実行する場合であっても、クロック数の差異に起因して遊技効果ランプ90の点滅とグローブ可動役物150の動作のタイミングがずれることを抑制できる。本実施例では、遊技効果ランプ90について説明したが、遊技効果ランプ90以外の遊技を演出するランプについても同様である。本実施例では、グローブ可動役物150について説明したがグローブ可動役物150以外の可動役物についても同様である。
(実施例4)
本実施例におけるぱちんこ遊技機は、動作パターンデータに遊技効果ランプ90の点滅による演出の開始タイミングを指定するトリガデータを含ませる点で、点滅パターンデータ220に音声データ224の再生開始タイミングを指定するトリガデータ222を含ませる実施例1のぱちんこ遊技機と異なる。点滅パターンデータおよび動作パターンデータの構成以外は、基本的に実施例1のぱちんこ遊技機と同様の構成および機能を有する。以下、実施例1との相違点を中心に本実施例を説明する。
本実施例において、役物データ記憶手段204は動作パターンデータと別個に動作パターンを実行する順序を定義した動作指定データを記憶している。この動作指定データには遊技効果ランプ90の点滅による演出の開始タイミングを指定するトリガデータが含まれている。このトリガデータには、ランプデータ記憶手段200に記憶されている複数種の点滅パターンデータのいずれを選択するかが定義されている。遊技中、役物演出制御手段212は動作指定データを読み出すとともにその動作指定データにて定義された順序を参照して動作パターンデータを読み出す。また、役物演出制御手段212は、その動作パターンデータに従ってグローブ可動役物150を駆動する。ランプ演出制御手段208は、ランプデータ記憶手段200からトリガデータにて定義された点滅パターンデータを読み出す。また、ランプ演出制御手段208は、トリガデータにより指定されたタイミングにおいて点滅パターンデータに従って遊技効果ランプ90の点滅による演出を開始する。
本実施例によって、ランプ演出制御手段208および役物演出制御手段212のクロック数の差異に起因して遊技効果ランプ90の点滅とグローブ可動役物150の動作のタイミングがずれることを抑制できる。本実施例では、遊技効果ランプ90について説明したが、遊技効果ランプ90以外の遊技を演出するランプについても同様である。本実施例では、グローブ可動役物150について説明したがグローブ可動役物150以外の可動役物についても同様である。
(実施例5)
本実施例におけるぱちんこ遊技機は、点滅パターンデータに演出表示装置60による演出の開始タイミングを指定するトリガデータを含ませる点で、点滅パターンデータ220に音声データ224の再生開始タイミングを指定するトリガデータ222を含ませる実施例1のぱちんこ遊技機と異なる。点滅パターンデータおよび演出パターンデータの構成以外は、基本的に実施例1のぱちんこ遊技機と同様の構成および機能を有する。以下、実施例1との相違点を中心に本実施例を説明する。
本実施例において、点滅パターンデータは、遊技効果ランプ90の点滅パターンが定義されたデータおよび演出表示装置60による演出の開始タイミングを指定するトリガデータを含む。このトリガデータには、演出データ記憶手段206に記憶されている複数種の演出パターンデータのいずれを選択するかが定義されている。遊技中、ランプ演出制御手段208は点滅パターンデータを読み出し、その点滅パターンデータに従って遊技効果ランプ90による演出を開始する。画像演出制御手段214は、演出データ記憶手段206からトリガデータにて定義された演出パターンデータを読み出す。また、画像演出制御手段214は、トリガデータにより指定されたタイミングにおいて演出パターンデータに従って演出表示装置60による演出を開始する。
本実施例によれば、ランプ演出制御手段208および画像演出制御手段214のそれぞれが異なるクロック数で演出を実行する場合であっても、クロック数の差異に起因して遊技効果ランプ90の点滅による演出と演出表示装置60による演出のタイミングがずれることを抑制できる。本実施例では、遊技効果ランプ90について説明したが、遊技効果ランプ90以外の遊技を演出するランプについても同様である。
(実施例6)
本実施例におけるぱちんこ遊技機は、演出パターンデータに遊技効果ランプ90の点滅による演出の開始タイミングを指定するトリガデータを含ませる点で、点滅パターンデータ220に音声データ224の再生開始タイミングを指定するトリガデータ222を含ませる実施例1のぱちんこ遊技機と異なる。点滅パターンデータおよび演出パターンデータの構成以外は、基本的に実施例1のぱちんこ遊技機と同様の構成および機能を有する。以下、実施例1との相違点を中心に本実施例を説明する。
本実施例において、演出データ記憶手段206は演出パターンデータと別個に演出パターンを実行する順序を定義した演出指定データを記憶している。この演出指定データには遊技効果ランプ90の点滅による演出の開始タイミングを指定するトリガデータが含まれている。このトリガデータには、ランプデータ記憶手段200に記憶されている複数種の点滅パターンデータのいずれを選択するかが定義されている。遊技中、画像演出制御手段214は演出指定データを読み出すとともにその演出指定データにて定義された順序を参照して演出パターンデータを読み出す。また、画像演出制御手段214は、その演出パターンデータに従って演出表示装置60による演出を実行する。ランプ演出制御手段208は、ランプデータ記憶手段200からトリガデータにて定義された点滅パターンデータを読み出す。また、ランプ演出制御手段208は、トリガデータにより指定されたタイミングにおいて点滅パターンデータに従って遊技効果ランプ90の点滅による演出を開始する。
本実施例によって、ランプ演出制御手段208および画像演出制御手段214のクロック数の差異に起因して遊技効果ランプ90の点滅による演出と演出表示装置60による演出のタイミングがずれることを抑制できる。本実施例では、遊技効果ランプ90について説明したが、遊技効果ランプ90以外の遊技を演出するランプについても同様である。
(実施例7)
本実施例におけるぱちんこ遊技機は、動作パターンデータに演出表示装置60による演出の開始タイミングを指定するトリガデータを含ませる点で、点滅パターンデータ220に音声データ224の再生開始タイミングを指定するトリガデータ222を含ませる実施例1のぱちんこ遊技機と異なる。点滅パターンデータおよび動作パターンデータの構成以外は、基本的に実施例1のぱちんこ遊技機と同様の構成および機能を有する。以下、実施例1との相違点を中心に本実施例を説明する。
本実施例において、役物データ記憶手段204は動作パターンデータと別個に動作パターンを実行する順序を定義した動作指定データを記憶している。この動作指定データには演出表示装置60による演出の開始タイミングを指定するトリガデータが含まれている。このトリガデータには、演出データ記憶手段206に記憶されている複数種の演出パターンデータのいずれを選択するかが定義されている。遊技中、役物演出制御手段212は動作指定データを読み出すとともにその動作指定データにて定義された順序を参照して動作パターンデータを読み出す。また、役物演出制御手段212は、その動作パターンデータに従ってグローブ可動役物150を駆動する。画像演出制御手段214は、演出データ記憶手段206からトリガデータにて定義された演出パターンデータを読み出す。また、画像演出制御手段214は、トリガデータにより指定されたタイミングにおいて演出パターンデータに従って演出表示装置60よる演出を開始する。
本実施例によって、役物演出制御手段212および画像演出制御手段214のクロック数の差異に起因してグローブ可動役物150の動作による演出と演出表示装置60による演出のタイミングがずれることを抑制できる。本実施例では、グローブ可動役物150について説明したがグローブ可動役物150以外の可動役物についても同様である。
(実施例8)
本実施例におけるぱちんこ遊技機は、演出パターンデータにグローブ可動役物150の動作による演出の開始タイミングを指定するトリガデータを含ませる点で、点滅パターンデータ220に音声データ224の再生開始タイミングを指定するトリガデータ222を含ませる実施例1のぱちんこ遊技機と異なる。点滅パターンデータおよび演出パターンデータの構成以外は、基本的に実施例1のぱちんこ遊技機と同様の構成および機能を有する。以下、実施例1との相違点を中心に本実施例を説明する。
本実施例において、演出データ記憶手段206は演出パターンデータと別個に演出パターンを実行する順序を定義した演出指定データを記憶している。この演出指定データにはグローブ可動役物150の動作による演出の開始タイミングを指定するトリガデータが含まれている。このトリガデータには、役物データ記憶手段204に記憶されている複数種の動作パターンデータのいずれを選択するかが定義されている。遊技中、画像演出制御手段214は演出指定データを読み出すとともにその演出指定データにて定義された順序を参照して演出パターンデータを読み出す。また、画像演出制御手段214は、その演出パターンデータに従って演出表示装置60による演出を実行する。役物演出制御手段212は、役物データ記憶手段204からトリガデータにて定義された動作パターンデータを読み出す。また、役物演出制御手段212は、トリガデータにより指定されたタイミングにおいて動作パターンデータに従ってグローブ可動役物150の駆動を開始する。
本実施例によって、役物演出制御手段212および画像演出制御手段214のクロック数の差異に起因してグローブ可動役物150の動作による演出と演出表示装置60による演出のタイミングがずれることを抑制できる。本実施例では、グローブ可動役物150について説明したがグローブ可動役物150以外の可動役物についても同様である。
(実施例9)
本実施例におけるぱちんこ遊技機は、動作パターンデータに音声データの再生開始タイミングを指定するトリガデータを含ませる点で、点滅パターンデータ220に音声データ224の再生開始タイミングを指定するトリガデータ222を含ませる実施例1のぱちんこ遊技機と異なる。点滅パターンデータおよび動作パターンデータの構成以外は、基本的に実施例1のぱちんこ遊技機と同様の構成および機能を有する。以下、実施例1との相違点を中心に本実施例を説明する。
本実施例において、役物データ記憶手段204は動作パターンデータと別個に動作パターンを実行する順序を定義した動作指定データを記憶している。この動作指定データには音声データの再生開始タイミングを指定するトリガデータが含まれている。このトリガデータには、音声データ記憶手段202に記憶されている複数種の音声データのいずれを再生するかが定義されている。遊技中、役物演出制御手段212は動作指定データを読み出すとともにその動作指定データにて定義された順序を参照して動作パターンデータを読み出す。また、役物演出制御手段212は、その動作パターンデータに従ってグローブ可動役物150を駆動する。音声演出制御手段210は、音声データ記憶手段202からトリガデータにて定義された音声データを読み出す。また、音声演出制御手段210は、トリガデータにより指定されたタイミングにおいて音声データの再生を開始する。
本実施例によって、音声データ記憶手段202および役物演出制御手段212のクロック数の差異に起因して音声データの再生とグローブ可動役物150の動作のタイミングがずれることを抑制できる。本実施例では、グローブ可動役物150について説明したがグローブ可動役物150以外の可動役物についても同様である。
(実施例10)
本実施例におけるぱちんこ遊技機は、音声データにグローブ可動役物150の動作による演出の開始タイミングを指定するトリガデータを含ませる点で、点滅パターンデータ220に音声データ224の再生開始タイミングを指定するトリガデータ222を含ませる実施例1のぱちんこ遊技機と異なる。点滅パターンデータおよび音声データの構成以外は、基本的に実施例1のぱちんこ遊技機と同様の構成および機能を有する。以下、実施例1との相違点を中心に本実施例を説明する。
本実施例において、音声データ記憶手段202は音声データと別個に音声データを再生する順序を定義した音声指定データを記憶している。この音声指定データにはグローブ可動役物150の動作による演出の開始タイミングを指定するトリガデータが含まれている。このトリガデータには、役物データ記憶手段204に記憶されている複数種の動作パターンデータのいずれを選択するかが定義されている。この場合、それぞれのパートの音声データに対応する動作パターンデータがトリガデータにより指定される。遊技中、音声演出制御手段210は音声指定データを読み出すとともにその音声指定データにて定義された順序を参照して音声データを読み出す。また、音声演出制御手段210は、その音声データに従ってスピーカ18に音声を再生させる。役物演出制御手段212は、役物データ記憶手段204からトリガデータにて定義された動作パターンデータを読み出す。また、役物演出制御手段212は、トリガデータにより指定されたタイミングにおいて動作パターンデータに従ってグローブ可動役物150の駆動を開始する。
本実施例によって、役物演出制御手段212および音声演出制御手段210のクロック数の差異に起因してグローブ可動役物150の動作と音声の再生のタイミングがずれることを抑制できる。本実施例では、グローブ可動役物150について説明したがグローブ可動役物150以外の可動役物についても同様である。
(実施例11)
本実施例におけるぱちんこ遊技機は、演出パターンデータに音声データの再生開始タイミングを指定するトリガデータを含ませる点で、点滅パターンデータ220に音声データ224の再生開始タイミングを指定するトリガデータ222を含ませる実施例1のぱちんこ遊技機と異なる。点滅パターンデータおよび演出パターンデータの構成以外は、基本的に実施例1のぱちんこ遊技機と同様の構成および機能を有する。以下、実施例1との相違点を中心に本実施例を説明する。
本実施例において、演出データ記憶手段206は演出パターンデータと別個に演出パターンを実行する順序を定義した演出指定データを記憶している。この演出指定データには音声データの再生開始タイミングを指定するトリガデータが含まれている。このトリガデータには、音声データ記憶手段202に記憶されている複数種の音声データのいずれのパートを再生するかが定義されている。遊技中、画像演出制御手段214は演出指定データを読み出すとともにその演出指定データにて定義された順序を参照して演出パターンデータを読み出す。また、画像演出制御手段214は、その演出パターンデータに従って演出表示装置60による演出を実行する。音声演出制御手段210は、音声データ記憶手段202からトリガデータにて定義された音声データを読み出す。また、音声演出制御手段210は、トリガデータにより指定されたタイミングにおいて音声データの再生を開始する。
本実施例によって、音声データ記憶手段202および画像演出制御手段214のクロック数の差異に起因して音声データの再生による演出と演出表示装置60による演出のタイミングがずれることを抑制できる。
(実施例12)
本実施例におけるぱちんこ遊技機は、音声データに演出表示装置60による演出の開始タイミングを指定するトリガデータを含ませる点で、点滅パターンデータ220に音声データ224の再生開始タイミングを指定するトリガデータ222を含ませる実施例1のぱちんこ遊技機と異なる。点滅パターンデータおよび音声データの構成以外は、基本的に実施例1のぱちんこ遊技機と同様の構成および機能を有する。以下、実施例1との相違点を中心に本実施例を説明する。
本実施例において、音声データ記憶手段202は音声データと別個に音声データを再生する順序を定義した音声指定データを記憶している。この音声指定データには演出表示装置60による演出の開始タイミングを指定するトリガデータが含まれている。このトリガデータには、演出データ記憶手段206に記憶されている複数種の演出パターンデータのいずれを選択するかが定義されている。この場合、それぞれのパートの音声データに対応する演出パターンデータがトリガデータにより指定される。遊技中、音声演出制御手段210は音声指定データを読み出すとともにその音声指定データにて定義された順序を参照して音声データを読み出す。また、音声演出制御手段210は、その音声データに従ってスピーカ18に音声を再生させる。画像演出制御手段214は、演出データ記憶手段206からトリガデータにて定義された演出パターンデータを読み出す。また、画像演出制御手段214は、トリガデータにより指定されたタイミングにおいて演出パターンデータに従って演出表示装置60による演出を開始する。
本実施例によって、画像演出制御手段214および音声演出制御手段210のクロック数の差異に起因して演出表示装置60による演出と音声の再生による演出のタイミングがずれることを抑制できる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例はあくまで例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
ぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す図である。 遊技盤の構造を示す図である。 ぱちんこ遊技機の背面側における基本的な構造を示す図である。 実施例におけるぱちんこ遊技機の機能ブロックを示す図である。 ランプデータ記憶手段に記憶されたトリガデータを含む点滅パターンデータと音声データ記憶手段に記憶された音声データの関係を示す図である。 ぱちんこ遊技機における基本的な動作過程を示すフローチャートである。 図6におけるS14の通常遊技制御処理を詳細に示すフローチャートである。 図6におけるS16を詳細に示すフローチャートである。
符号の説明
10 ぱちんこ遊技機、 50 遊技盤、 52 遊技領域、 59 普通図柄表示装置、 60 演出表示装置、 61 特別図柄表示装置、 62 始動口、 64 センター飾り、 66 大入賞口、 68 作動口、 69 通過検出装置、 72 一般入賞口、 73 一般入賞検出装置、 74 始動入賞検出装置、 78 入賞検出装置、 82 操作ボタン、 90 遊技効果ランプ、 100 遊技制御装置、 102 メイン基板、 104 サブ基板、 110 入球判定手段、 112 当否抽選手段、 114 図柄決定手段、 116 保留制御手段、 118 メイン表示制御手段、 120 特別遊技制御手段、 124 開閉制御手段、 130 パターン記憶手段、 132 演出決定手段、 134 演出制御手段、 150 グローブ可動役物、 190 演出画像、 192 特別図柄、 200 ランプデータ記憶手段、 202 音声データ記憶手段、 204 役物データ記憶手段、 206 演出データ記憶手段、 208 ランプ演出制御手段、 210 音声演出制御手段、 212 役物演出制御手段、 214 画像演出制御手段。

Claims (9)

  1. 遊技領域が形成された遊技盤と、
    前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動入賞口と、
    前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な可変入球装置と、
    前記始動入賞口へ遊技球が入球した後、所定の条件が満たされたときに、前記可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態へ変化させることにより通常遊技より遊技者に有利な状態となる特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
    点滅して遊技を演出する演出ランプと、
    遊技中に再生すべき音声を再生する音声再生手段と、
    前記演出ランプの点滅パターンが定義された点滅パターンデータを記憶するランプデータ記憶手段と、
    遊技中に再生すべき音声データを記憶する音声データ記憶手段と、
    前記ランプデータ記憶手段から前記点滅パターンデータを読み出し、遊技中、前記点滅パターンデータに従って演出ランプの点滅による演出を進行させるランプ演出制御手段と、
    前記音声データ記憶手段から前記音声データを読み出し、その音声データに従って前記音声再生手段に遊技を演出する音声を再生させる音声演出制御手段と、
    を備え、
    前記ランプデータ記憶手段は、前記点滅パターンデータとして、前記音声データの再生開始タイミングを指定するトリガデータを含むデータを記憶し、
    前記音声演出制御手段は、前記トリガデータにより指定された再生開始タイミングにおいて前記音声データの再生を開始することを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記ランプデータ記憶手段は、前記点滅パターンデータとして、前記点滅による演出の進行過程において前記再生開始タイミングが複数回指定された前記トリガデータを含むデータを記憶し、
    前記音声演出制御手段は、遊技中、前記トリガデータにより指定された複数回の再生開始タイミングのそれぞれにて前記音声データの再生を開始することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記音声データ記憶手段は、前記音声データとして、前記トリガデータによって指定される前記複数回の再生開始タイミングで区切られる期間よりも長い再生時間を有するデータを記憶することを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記音声データ記憶手段は、前記音声データとして内容の異なる複数種の音声データを記憶し、
    前記ランプデータ記憶手段は、前記点滅パターンデータとして、前記複数回の再生開始タイミングのそれぞれにおいて前記複数種の音声データのうちいずれを再生すべきかを示す情報を前記トリガデータに含むデータを記憶し、
    前記音声演出制御手段は、前記トリガデータに従い、前記複数回の再生開始タイミングのそれぞれにおいて指定された音声データを再生することを特徴とする請求項2または3に記載の弾球遊技機。
  5. 遊技領域が形成された遊技盤と、
    前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動入賞口と、
    前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な可変入球装置と、
    前記始動入賞口へ遊技球が入球した後、所定の条件が満たされたときに、前記可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態へ変化させることにより通常遊技より遊技者に有利な状態となる特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
    点滅して遊技を演出する演出ランプと、
    遊技中に再生すべき音声を再生する音声再生手段と、
    前記演出ランプの点滅パターンが定義された点滅パターンデータを記憶するランプデータ記憶手段と、
    遊技中に再生すべき音声のデータを記憶する音声データ記憶手段と、
    前記ランプデータ記憶手段から前記点滅パターンデータを読み出し、遊技中、前記点滅パターンデータに従って演出ランプの点滅による演出を進行させるランプ演出制御手段と、
    前記音声データ記憶手段から前記音声データを読み出し、その音声データに従って前記音声再生手段に遊技を演出する音声を再生させる音声演出制御手段と、
    を備え、
    前記音声データ記憶手段は、前記音声データとして、前記演出ランプの点滅パターンの開始タイミングを指定するトリガデータを含むデータを記憶し、
    前記ランプ演出制御手段は、前記トリガデータにより指定された開始タイミングにおいて前記点滅パターンデータに従って前記演出ランプの点滅による演出を開始することを特徴とする弾球遊技機。
  6. 遊技領域が形成された遊技盤と、
    前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動入賞口と、
    前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な可変入球装置と、
    前記始動入賞口へ遊技球が入球した後、所定の条件が満たされたときに、前記可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態へ変化させることにより通常遊技より遊技者に有利な状態となる特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
    点滅して遊技を演出する演出ランプと、
    遊技を演出する可動演出役物と、
    前記演出ランプの点滅パターンが定義された点滅パターンデータを記憶するランプデータ記憶手段と、
    前記可動演出役物の動作パターンが定義された動作パターンデータを記憶する役物データ記憶手段と、
    前記ランプデータ記憶手段から前記点滅パターンデータを読み出し、遊技中、前記点滅パターンデータに従って演出ランプの点滅による演出を進行させるランプ演出制御手段と、
    前記役物データ記憶手段から前記動作パターンデータを読み出し、遊技中、前記動作パターンデータに従って前記可動演出役物を駆動する役物演出制御手段と、
    を備え、
    前記ランプデータ記憶手段は、前記点滅パターンデータとして、前記可動演出役物の動作パターンの開始タイミングを指定するトリガデータを含むデータを記憶し、
    前記役物演出制御手段は、前記トリガデータにより指定された動作パターンの開始タイミングにおいて前記可動演出役物の駆動を開始することを特徴とする弾球遊技機。
  7. 遊技領域が形成された遊技盤と、
    前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動入賞口と、
    前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な可変入球装置と、
    前記始動入賞口へ遊技球が入球した後、所定の条件が満たされたときに、前記可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態へ変化させることにより通常遊技より遊技者に有利な状態となる特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
    点滅して遊技を演出する演出ランプと、
    遊技を演出する可動演出役物と、
    前記演出ランプの点滅パターンが定義された点滅パターンデータを記憶するランプデータ記憶手段と、
    前記可動演出役物の動作パターンが定義された動作パターンデータを記憶する役物データ記憶手段と、
    前記ランプデータ記憶手段から前記点滅パターンデータを読み出し、遊技中、前記点滅パターンデータに従って演出ランプの点滅による演出を進行させるランプ演出制御手段と、
    前記役物データ記憶手段から前記動作パターンデータを読み出し、遊技中、前記動作パターンデータに従って前記可動演出役物を駆動する役物演出制御手段と、
    を備え、
    前記役物データ記憶手段は、前記動作パターンデータとして、前記演出ランプの点滅パターンの開始タイミングを指定するトリガデータを含むデータを記憶し、
    前記ランプ演出制御手段は、前記トリガデータにより指定された開始タイミングにおいて前記点滅パターンデータに従って前記演出ランプの点滅による演出を開始することを特徴とする弾球遊技機。
  8. 遊技領域が形成された遊技盤と、
    前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動入賞口と、
    前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な可変入球装置と、
    前記始動入賞口へ遊技球が入球した後、所定の条件が満たされたときに、前記可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態へ変化させることにより通常遊技より遊技者に有利な状態となる特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
    点滅して遊技を演出する演出ランプと、
    遊技を演出する画像を表示する画像表示装置と、
    前記演出ランプの点滅パターンが定義された点滅パターンデータを記憶するランプデータ記憶手段と、
    遊技中に前記画像表示装置へ表示すべき演出内容が定義された演出パターンのデータを記憶する演出データ記憶手段と、
    前記ランプデータ記憶手段から前記点滅パターンデータを読み出し、遊技中、前記点滅パターンデータに従って演出ランプの点滅による演出を進行させるランプ演出制御手段と、
    前記演出データ記憶手段から前記演出パターンのデータを読み出し、遊技中、前記演出パターンのデータに従って遊技を演出する画像を前記画像表示装置に表示させる画像演出制御手段と、
    を備え、
    前記ランプデータ記憶手段は、前記点滅パターンデータとして、前記演出パターンの開始タイミングを指定するトリガデータを含むデータを記憶し、
    前記画像演出制御手段は、前記トリガデータにより指定された開始タイミングにおいて前記演出パターンによる演出を開始することを特徴とする弾球遊技機。
  9. 遊技領域が形成された遊技盤と、
    前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動入賞口と、
    前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な可変入球装置と、
    前記始動入賞口へ遊技球が入球した後、所定の条件が満たされたときに、前記可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態へ変化させることにより通常遊技より遊技者に有利な状態となる特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
    点滅して遊技を演出する演出ランプと、
    遊技を演出する画像を表示する画像表示装置と、
    前記演出ランプの点滅パターンが定義された点滅パターンデータを記憶するランプデータ記憶手段と、
    遊技中に前記画像表示装置へ表示すべき演出内容が定義された演出パターンのデータを記憶する演出データ記憶手段と、
    前記ランプデータ記憶手段から前記点滅パターンデータを読み出し、遊技中、前記点滅パターンデータに従って演出ランプの点滅による演出を進行させるランプ演出制御手段と、
    前記演出データ記憶手段から前記演出パターンのデータを読み出し、遊技中、前記演出パターンデータに従って遊技を演出する画像を前記画像表示装置に表示させる画像演出制御手段と、
    を備え、
    前記演出データ記憶手段は、前記演出パターンのデータとして、前記演出ランプの点滅パターンの開始タイミングを指定するトリガデータを含むデータを記憶し、
    前記ランプ演出制御手段は、前記トリガデータにより指定された開始タイミングにおいて前記点滅パターンデータに従って前記演出ランプの点滅による演出を開始することを特徴とする弾球遊技機。
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