JP2007264733A - 階層メニュー表示装置、階層メニュー表示プログラムおよび階層メニュー表示方法 - Google Patents

階層メニュー表示装置、階層メニュー表示プログラムおよび階層メニュー表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】元来の階層メニューの特長を活かしつつ、階層メニューによって表示される対象物へのアクセスをより容易にかつ迅速におこなうこと。
【解決手段】複数の対象物の見出しに関する情報またはアイコンを表示画面200に階層的に表示するにあたり、算出部205が、最新アクセステーブル204に登録された、各対象物に対して過去のアクセス時期に関する情報に基づいて、当該対象物ごとのアクセスレベルを算出して最新アクセス対象物テーブル206を更新し、階層メニュー表示受付部207が、階層メニューを表示する指示を受け付け、指示が受け付けられた場合に、表示制御部208が、表示画面200を制御して、最新アクセス対象物テーブル206のアクセスレベルに基づいて決定した対象物の見出しに関する情報またはアイコンを階層的に表示する。
【選択図】図2

Description

この発明は、複数の対象物の見出しに関する情報またはアイコンを前記表示画面に階層的に表示する階層メニュー表示装置、階層メニュー表示プログラムおよび階層メニュー表示方法に関する。
従来から、複数のアクセス対象物が階層的なメニューにより分類されていて、対象物にアクセスするために階層メニューを対象物が存在する場所までたどって行き、そこで対象物の名称やアイコンを指定することにより、対象物にアクセスする構造になっている、いわゆる階層メニューが、ファイルのディレクトリ、ウェブサイトにアクセスするためのブラウザのメニュー、コマンドのメニューなどにおいて広く活用されている。この階層メニューは、対象物(ファイルなど)の種類によって分類されているため、対象物を整理して保存したり参照(アクセス)したりする際の利便性が高い。
また、このような階層メニューでは、上位の階層の対象物の名称のみを表示し、下位の階層の対象物の名称は閉じて(非表示にして)いて、表示されている上位の階層の対象物の名称を指示することによって、当該下位の階層の対象物を順次展開(表示)するのが一般的である。同様に、下位の階層の対象物の名称の表示が不要の場合は、その上位の階層の対象物の名称を指示することによって、当該下位の階層の対象物の名称を閉じる(非表示にする)ことができる。
しかし、このような階層メニューでは、対象物にアクセスする際に、使用度の高い対象物が階層が深いところ(下位の階層)に登録されている場合に、通常は、当該対象物の名称は閉じた状態になっている場合が多いため、上位の階層から順次展開をしていかなければならず、そのため、当該対象物にアクセスするのに時間および手間がかかる場合が多い。
この問題点を回避するために、従来は、アクセスした回数が多い対象物を集めたメニューを作成する、またはアクセスした回数が多い対象物をメニュー階層の上へ繰り上げるなどの工夫をしてきた。具体的には、たとえば、一定期間に使われた回数を各対象物について計算しておき、その結果を用いてメニューの組替えをおこなう。このときアクセス回数が多い対象物を上の階層にもってくる技術がある(たとえば特許文献1を参照。)。
また、アクセス回数が多い対象物(コマンド)について、階層をたどらずに直接起動できるメニュー(いわゆるダイレクトコマンドメニュー)に置いておくようにする技術がある(たとえば特許文献2を参照。)。また、アクセス回数が多い対象物(コマンド)について、アクセス回数順メニューを別途生成する技術がある(たとえば特許文献3を参照。)。さらにまた、前回どの対象物がアクセスされたかの情報(対象物間のアクセス時系列)を考慮して、つぎにアクセスされそうな順に対象物を並べたメニューを生成する技術がある(たとえば特許文献4を参照。)。
特開平4−188356号公報 特開平5−75752号公報 実開平6−4834号公報 特開平9−160743号公報
しかしながら、この従来の方法では、過去のアクセスの回数を考慮して使用度を決めていたが、アクセスされた時期を考慮に入れていない。実際には最近アクセスされたものほど、つぎにアクセスする可能性が高いことを考慮すると、従来の方法では、アクセス回数が少ない場合は、最近アクセスされたものであっても容易にアクセスできない場合が生じる可能性がある。
また、従来の手法では、アクセスを容易にするため、別のメニューを作ったり、元の階層メニューの構造を変更するなどの方法を用いているため、対象物を分類してアクセスし易くするという階層メニューの本来の特徴が十分に活かされておらず、別のメニューを作ったり、元の階層メニューの構造を変更することで、かえって操作者に無用な混乱を生じさせている場合もある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、元来の階層メニューの特長を活かしつつ、階層メニューによって表示される対象物へのアクセスをより容易にかつ迅速におこなうことができる階層メニュー表示装置、階層メニュー表示プログラム、階層メニュー表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および階層メニュー表示方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる階層メニュー表示装置、階層メニュー表示プログラム、階層メニュー表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および階層メニュー表示方法は、複数の対象物の見出しに関する情報またはアイコンを前記表示画面に階層的に表示するにあたり、各対象物に対して過去のアクセス時期に関する情報に基づいて、当該対象物ごとのアクセスレベルを算出し、階層メニューを表示する指示を受け付け、指示が受け付けられた場合に、表示画面を制御して、算出されたアクセスレベルに基づいて決定した対象物の見出しに関する情報またはアイコンを階層的に表示することを特徴とする。
その際、算出されたアクセスレベルが所定値以上の対象物の見出しに関する情報またはアイコンを階層的に表示するようにしてもよい。
また、前記アクセスレベルは、アクセス重みを前記対象物ごとに総計したものであり、前記アクセス重みは、前記対象物の過去のアクセス時期のうち、最新のものほど大きくなるように設定してもよく、さらに、前記アクセス重みは、前記対象物がアクセスされるごとに更新されるようにしてもよい。
また、前記アクセス重みの設定の仕方についての変更指示を受け付け、受け付けられた変更指示に基づいて、前記アクセス重みの設定の仕方を変更するようにしてもよい。また、前記アクセスレベルの設定の仕方についての変更指示を受け付け、受け付けられた変更指示に基づいて、前記アクセスレベルの設定の仕方を変更するようにしてもよい。また、前記所定値の変更指示を受け付け、受け付けられた変更指示に基づいて、前記所定値を変更するようにしてもよい。
本発明によれば、アクセスレベル(使用度)が高い対象物を、階層ニューを展開する手間をかけずに、効率的に階層メニュー上で即時アクセスすることができることによって、元来の階層メニューの特長を活かしつつ、階層メニューによって表示される対象物へのアクセスをより容易にかつ迅速におこなうことができる階層メニュー表示装置、階層メニュー表示プログラム、階層メニュー表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および階層メニュー表示方法が得られるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明による階層メニュー表示装置、階層メニュー表示プログラム、階層メニュー表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および階層メニュー表示方法の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、この発明の実施の形態にかかる階層メニュー表示装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図1において、階層メニュー表示装置は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、HDD(ハードディスクドライブ)104と、HD(ハードディスク)105と、FDD(フレキシブルディスクドライブ)106と、着脱可能な記録媒体の一例としてFD(フレキシブルディスク)107と、ディスプレイ108と、I/F(インターフェース)109と、キーボード110と、マウス111と、スキャナ112と、プリンタ113と、を備えている。また、各構成部はバス100によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU101は、階層メニュー表示装置の全体の制御を司る。ROM102は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM103は、CPU101のワークエリアとして使用される。HDD104は、CPU101の制御にしたがってHD105に対するデータのリード/ライトを制御する。HD105は、HDD104の制御で書き込まれたデータを記憶する。
FDD106は、CPU101の制御にしたがってFD107に対するデータのリード/ライトを制御する。FD107は、FDD106の制御で書き込まれたデータを記憶したり、FD107に記憶されたデータを階層メニュー表示装置に読み取らせたりする。着脱可能な記録媒体として、FD107のほか、CD−ROM(CD−R、CD−RW)、MO、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリーカードなどであってもよい。
ディスプレイ108は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。このディスプレイ108は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
I/F109は、通信回線を通じてインターネットなどのネットワーク114に接続され、このネットワーク114を介して他の装置に接続される。そして、I/F109は、ネットワーク114と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F109には、たとえばモデムやLANアダプタなどを採用することができる。
キーボード110は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力をおこなう。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス111は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などをおこなう。ポインティングデバイスとして同様に機能を備えるものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
スキャナ112は、画像を光学的に読み取り、階層メニュー表示装置内に画像データを取り込む。また、プリンタ113は、画像データや文書データを印刷する。プリンタ113には、たとえば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。
図2は、この発明の実施の形態にかかる階層メニュー表示装置の機能的構成を示す説明図である。図2において、階層メニュー表示装置は、表示画面200と、重み定義テーブル201と、アクセスレベル定義テーブル202と、自動展開定義テーブル203と、最新アクセステーブル204と、算出部205と、最新アクセス対象物テーブル206と、階層メニュー表示受付部207と、表示制御部208と、アクセス検出部209と、更新部210と、変更入力部211とを含む構成となっている。
ここで、表示画面200は、対象物(たとえばファイルやフォルダなど)を階層的に表示する。表示画面200は、具体的には、たとえば図1に示したディスプレイ108によってその機能を実現する。
重み定義テーブル201は、各対象物に対して過去のアクセス時期に関する情報である重みの定義に関する情報を記憶するテーブルである。重みの定義には、具体的には、たとえば前記対象物の過去のアクセス時期のうち、最新のものほど大きくなるように設定されたものなどがある。重み定義テーブル201の詳細について後述する(図3などを参照)。重み定義テーブル201は、具体的には、たとえば図1に示したROM102、RAM103、HD105、FD107などによってその機能を実現する。
アクセスレベル定義テーブル202は、アクセスレベルの定義に関する情報を記憶するテーブルである。アクセスレベルの定義には、具体的には、たとえばアクセス重みを前記対象物ごとに総計したものなどがある。アクセスレベル定義テーブル202の詳細について後述する(図4などを参照)。アクセスレベル定義テーブル202は、具体的には、たとえば図1に示したROM102、RAM103、HD105、FD107などによってその機能を実現する。
自動展開定義テーブル203は、階層メニューを表示する際に、対象物を自動展開して表示するための当該対象物のアクセスレベルの定義に関する情報を記憶するテーブルである。自動展開定義には、具体的には、たとえば、自動展開するアクセスレベルの数値などがある。自動展開定義テーブル203の詳細について後述する(図5などを参照)。自動展開定義テーブル203は、具体的には、たとえば図1に示したROM102、RAM103、HD105、FD107などによってその機能を実現する。
最新アクセステーブル204は、最近アクセスされた対象物をたとえばN個登録しておくテーブルであり、一つの対象物にアクセスするごとに更新する。最新アクセステーブル204には、最近アクセスされた対象物のほかに、各対象物のアクセス重みに関する情報を対応付けて登録するようにしてもよい。最新アクセステーブル204の詳細について後述する(図7、図11などを参照)。最新アクセステーブル204は、具体的には、たとえば図1に示したRAM103、HD105、FD107などによってその機能を実現する。
算出部205は、各対象物のアクセスレベルを算出する。算出部205は、具体的には、たとえば算出部205は、アクセス重みを対象物ごとに総計し、最新アクセス対象物テーブル206に記憶する。算出部205は、具体的には、たとえば、ROM102、RAM103、HD105、FD107などに記憶または記録されたプログラムをCPU101が実行することによってその機能を実現することができる。
最新アクセス対象物テーブル206は、各対象物と、算出部205によって算出された過去の使用時期による重みの総計であるアクセスレベル(使用度)を登録する。そして、アクセスレベルが特定の値L(本実施の形態では「12」)以上の対象物は、表示制御部208によって、対象物まで階層メニューを展開して、対象物の名称やアイコンを表示する。
この決め方は「最近アクセスしたものほど、将来アクセスする可能性が高い」「過去により多くアクセスしたものほど、将来アクセスする可能性が高い」という両方の考えに基づいている。これによって、アクセスレベル(使用度)が高い対象物を、階層ニューを展開する手間をかけずに、効率的に階層メニュー上で即時アクセスすることができる。
最新アクセス対象物テーブル206の詳細について後述する(図8などを参照)。最新アクセス対象テーブル物206は、具体的には、たとえば図1に示したRAM103、HD105、FD107などによってその機能を実現する。
階層メニュー表示受付部207は、操作者からの階層メニューの表示の指示を受け付ける。階層メニュー表示受付部207は、具体的には、たとえばキーボード110、マウス111、I/F109などによってその機能を実現する。
表示制御部208は、表示画面200を制御して、階層メニュー表示受付部207からの表示指示を受け取り、最新アクセス対象物テーブル206に基づいて、対象物の見出しにかかる情報(フォルダ名、ファイル名)またはアイコンを表示画面200に表示する。表示制御部208は、具体的には、たとえば、ROM102、RAM103、HD105、FD107などに記憶または記録されたプログラムをCPU101が実行することによってその機能を実現することができる。
アクセス検出部209は、対象物へのアクセスがあったことを検出する。そして、更新部210は、アクセス検出部209によってアクセスが検出された場合に、最新アクセステーブル204を更新する。これによって、各対象物の重みも更新される。アクセス検出部209および更新部210は、具体的には、たとえば、ROM102、RAM103、HD105、FD107などに記憶または記録されたプログラムをCPU101が実行することによってその機能を実現することができる。
変更入力部211は、重み定義、アクセスレベル定義、自動展開定義の各定義の少なくとも1つについてその内容の変更指示を操作者から受け付ける。そして、その変更指示に基づいて、重み定義テーブル201、アクセスレベル定義テーブル202、自動展開定義テーブル203の各テーブルの内容を更新する。
変更入力部211は、具体的には、たとえば図1に示したキーボード110、マウス111、I/F109など、さらには、ROM102、RAM103、HD105、FD107などに記憶または記録されたプログラムをCPU101が実行することによってその機能を実現することができる。
図3は、重み定義テーブル201の内容を示す説明図であり、重み定義テーブル201は、「アクセス時期」の項目と、「アクセス重み」の項目とからなる。図3においては、重み定義の一例として、最新のアクセスにはアクセス重みを「N」とし、最新より1つ前のアクセスにはアクセス重みを「N−1」、最新よりも2つ前のアクセスにはアクセス重みを「N−2」とする。これを3つ前、4つ前と続けていって最新より(N−1)回前のアクセスには、アクセス重みを「1」とする。このように、最新のアクセスN回の各々について、アクセス重みを定義する。Nは適用する階層メニューに応じて、適当な値を決める。
つぎに、各対象物のアクセスレベル(使用度)をアクセス重みに基づいて、図4に示すように定義する。図4は、アクセスレベル定義テーブル202の内容を示す説明図であり、アクセスレベルの定義の一例として「対象物が最新のアクセスN回の中でアクセスされた場合に、対象物がアクセスされた時のアクセス重みを総計したものを、対象物のアクセスレベルとする。」としている。このように、図4に示した定義によって、各対象物は最近アクセスしたほどかつアクセスした回数が多いほど、アクセスレベル(使用度)が大きくなる。
また、図5は、自動展開定義テーブル203の内容を示す説明図であり、自動展開定義の一例として「自動展開するアクセスレベルLを「12」とする。」としている。Lは適用する階層メニューに応じて、適当な値を決める。
図6は、階層メニューの表示の一例を示す説明図である。図6において、「NO.1」〜「NO.19」は対象物を示している。ここで、最新のアクセス対象物を記録する最新アクセステーブル204を用意しておく。図7は、最新アクセステーブル204の内容を示す説明図である。ここでは、N=10、先頭のアクセス重みは「10」、最後のアクセス重みは「1」となっている。
つぎに、図7の最新アクセステーブル204に基づいて、階層メニューを展開する。具体的には、まず、最新アクセステーブルを元に最新アクセス対象物テーブル206を作成する。図8は、最新アクセス対象物テーブル206の内容を示す説明図である。図8において、最新アクセス対象物テーブル206は、「対象物番号」の項目と「アクセスレベル」の項目が対になった構造になっている。各対象物のアクセスレベル(使用度)は、最新アクセステーブル内でのアクセス重みの総計とすることができる。したがって、最近アクセスしたほど、かつアクセスした回数が多いほど、アクセスレベル(使用度)が大きくなる。
具体的には、対象物「NO.4」は、最新のアクセス対象物であるとともに、最新より7つ前にアクセスされている対象物でもあるので、そのアクセス重みは、それぞれ、「10」と「3」である。その「10」と「3」を総計してアクセスレベルは「13」となる。同様に、対象物「NO.6」は、最新より1つ前にアクセスされている対象物であるとともに、最新より8つ前にアクセスされている対象物でもあるので、アクセス重みは、「9」と「2」である。その「9」と「2」を総計してアクセスレベルは「11」となる。
最新アクセス対象物テーブル206内で、アクセスレベル(使用度)がL(=12)以上の対象物を自動展開する対象物とする。ここではL=12とすると、「NO.4」および「NO.11」が自動展開対象物となる。メニューを開くと、「NO.4」および「NO.11」はメニューを開いたとき自動展開される。その他の対象物は自動展開されないため手動で展開する。
図9は、対象物へのアクセスの手順の一例を示す説明図である。図9において、まず、ステップ1でメニューを開くと、ステップ2の状態になる。ここではすでに対象物「NO.11」が表示されているので、なにもせずに、対象物「NO.11」へアクセスすることができる。
図10は、対象物へのアクセスの手順の別の一例を示す説明図である。図10において、自動展開されない対象物「NO.18」へアクセスする場合、まず、ステップ1でメニューを開くと、ステップ2の状態になる。ここで、つぎに、対象物1001を開く。そうすると、ステップ3の状態となり、対象物1002が出現する。さらに、この対象物1002を開くと、ステップ4の状態となり、対象物1003および対象物「NO.19」が出現する。さらに、対象物1003を開くと、ステップ5の状態となり、対象物「NO.17」および対象物「NO.18」が出現する。この状態ではじめて「NO.18」へアクセスすることができるようになる。
図11は、更新後の最新アクセステーブル204の内容を示す説明図である。更新後の最新アクセステーブル204では、対象物にアクセスした直後に、最新アクセステーブルの対象物番号欄を更新する。各対象物番号を一つずつ下にシフトして、先頭に今回アクセスした対象物番号を記入する。結果として最後の対象物番号はテーブルから削除される。アクセステーブルが図7だったとき、NO.11にアクセスした直後は、アクセステーブルは図11に示すようになる。対象物番号が1つずつ下にシフトされ、一番下のNO.1が削除され、一番上にNO.11が記入される。
以上説明したように、本実施の形態では、複数の対象物の見出しに関する情報またはアイコンを前記表示画面に階層的に表示するにあたり、各対象物に対して過去のアクセス時期に関する情報に基づいて、当該対象物ごとのアクセスレベルを算出し、階層メニューを表示する指示を受け付け、指示が受け付けられた場合に、表示画面を制御して、算出されたアクセスレベルに基づいて決定した対象物の見出しに関する情報またはアイコンを階層的に表示する、具体的には、算出されたアクセスレベルが所定値以上の対象物の見出しに関する情報またはアイコンを階層的に表示するため、階層メニューの形は維持し、階層メニューを初期展開するとき、どのメニューを展開するかを、使用度によって決めることができる。これによって使用度の高い対象物に、ワンステップでアクセスすることが可能となる。
また、アクセスレベルは、アクセス重みを対象物ごとに総計したものであり、アクセス重みは、対象物の過去のアクセス時期のうち、最新のものほど大きくなるように設定し、さらにアクセス重みは、対象物がアクセスされるごとに更新されるようにしているので、使用度として過去の使用回数のみを考慮しているだけでなく、アクセスされた時期の新しさも考慮することができる。すなわち、単に使用回数を出す(昔のアクセスと最近アクセスを同等に扱う)のでなく、最近のアクセスを昔のアクセスより大きい重み付けにして、その重みを加算していくことができる。これによって、より最近アクセスした実績があたものほど、使用度が高いと見なすことができる。その際、新たなメニューの生成やメニュー構造の変更をする必要がない。
なお、本実施の形態で説明した階層メニュー表示装置、階層メニュー表示方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
(付記1)表示画面を備え、複数の対象物の見出しに関する情報またはアイコンを前記表示画面に階層的に表示する階層メニュー表示装置であって、
各対象物に対して過去のアクセス時期に関する情報に基づいて、当該対象物ごとのアクセスレベルを算出する算出手段と、
階層メニューを表示する指示を受け付ける受付手段と、
前記受付手段によって指示が受け付けられた場合に、前記表示画面を制御して、前記算出手段によって算出されたアクセスレベルに基づいて決定した対象物の見出しに関する情報またはアイコンを階層的に表示する表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする階層メニュー表示装置。
(付記2)前記表示制御手段は、前記算出手段によって算出されたアクセスレベルが所定値以上の対象物の見出しに関する情報またはアイコンを階層的に表示することを特徴とする付記1に記載の階層メニュー表示装置。
(付記3)前記アクセスレベルは、アクセス重みを前記対象物ごとに総計したものであり、
前記アクセス重みは、前記対象物の過去のアクセス時期のうち、最新のものほど大きくなるように設定したことを特徴とする付記1または2に記載の階層メニュー表示装置。
(付記4)前記アクセス重みは、前記対象物がアクセスされるごとに更新されることを特徴とする付記3に記載の階層メニュー表示装置。
(付記5)前記アクセス重みの設定の仕方についての変更指示を受け付けるアクセス重み変更指示受付手段を備え、
前記アクセス重み変更指示受付手段によって受け付けられた変更指示に基づいて、前記アクセス重みの設定の仕方を変更することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の階層メニュー表示装置。
(付記6)前記アクセスレベルの設定の仕方についての変更指示を受け付けるアクセスレベル変更指示受付手段を備え、
前記アクセスレベル変更指示受付手段によって受け付けられた変更指示に基づいて、前記アクセスレベルの設定の仕方を変更することを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の階層メニュー表示装置。
(付記7)前記所定値の変更指示を受け付ける所定値変更指示受付手段を備え、
前記所定値変更指示受付手段によって受け付けられた変更指示に基づいて、前記所定値を変更することを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の階層メニュー表示装置。
(付記8)表示画面を備えた階層メニュー表示装置における、複数の対象物の見出しに関する情報またはアイコンを前記表示画面に階層的に表示する階層メニュー表示プログラムであって、
各対象物に対して過去のアクセス時期に関する情報に基づいて、当該対象物ごとのアクセスレベルを算出させる算出工程と、
階層メニューを表示する指示を受け付けさせる受付工程と、
前記受付工程によって指示が受け付けられた場合に、前記表示画面を制御して、前記算出工程によって算出されたアクセスレベルに基づいて決定した対象物の見出しに関する情報またはアイコンを階層的に表示させる表示工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする階層メニュー表示プログラム。
(付記9)前記表示制御手段は、前記算出手段によって算出されたアクセスレベルが所定値以上の対象物の見出しに関する情報またはアイコンを階層的に表示することを特徴とする付記1に記載の階層メニュー表示装置。
(付記10)前記付記8または9に記載の階層メニュー表示プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記11)表示画面を備えた階層メニュー表示装置における、複数の対象物の見出しに関する情報またはアイコンを前記表示画面に階層的に表示する階層メニュー表示方法であって、
各対象物に対して過去のアクセス時期に関する情報に基づいて、当該対象物ごとのアクセスレベルを算出する算出工程と、
階層メニューを表示する指示を受け付ける受付工程と、
前記受付工程によって指示が受け付けられた場合に、前記表示画面を制御して、前記算出工程によって算出されたアクセスレベルに基づいて決定した対象物の見出しに関する情報またはアイコンを階層的に表示する表示工程と、
を含んだことを特徴とする階層メニュー表示方法。
(付記12)前記表示制御手段は、前記算出手段によって算出されたアクセスレベルが所定値以上の対象物の見出しに関する情報またはアイコンを階層的に表示することを特徴とする付記11に記載の階層メニュー表示方法。
以上のように、本発明にかかる階層メニュー表示装置、階層メニュー表示プログラム、階層メニュー表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および階層メニュー表示方法は、対象物が階層的に整理されていて、階層を対象物の場所まで展開して行き、対象物にアクセスする構造に適用するのに有用であり、特に、ファイルのディレクトリ、ウェブサイトにアクセスするためのブラウザのメニュー、コマンドのメニューなどに適している。
この発明の実施の形態にかかる階層メニュー表示装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態にかかる階層メニュー表示装置の機能的構成を示す説明図である。 重み定義テーブル201の内容を示す説明図である。 アクセスレベル定義テーブル202の内容を示す説明図である。 自動展開定義テーブル203の内容を示す説明図である。 階層メニューの表示の一例を示す説明図である。 最新アクセステーブル204の内容を示す説明図である。 最新アクセス対象物テーブル206の内容を示す説明図である。 対象物へのアクセスの手順の一例を示す説明図である。 対象物へのアクセスの手順の別の一例を示す説明図である。 更新後の最新アクセステーブル204の内容を示す説明図である。
符号の説明
201 重み定義テーブル
202 アクセスレベル定義テーブル
203 自動展開定義テーブル
204 最新アクセステーブル
205 算出部
206 最新アクセス対象物テーブル
207 階層メニュー表示受付部
208 表示制御部
209 アクセス検出部
210 更新部
211 変更入力部

Claims (5)

  1. 表示画面を備え、複数の対象物の見出しに関する情報またはアイコンを前記表示画面に階層的に表示する階層メニュー表示装置であって、
    各対象物に対して過去のアクセス時期に関する情報に基づいて、当該対象物ごとのアクセスレベルを算出する算出手段と、
    階層メニューを表示する指示を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって指示が受け付けられた場合に、前記表示画面を制御して、前記算出手段によって算出されたアクセスレベルに基づいて決定した対象物の見出しに関する情報またはアイコンを階層的に表示する表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする階層メニュー表示装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記算出手段によって算出されたアクセスレベルが所定値以上の対象物の見出しに関する情報またはアイコンを階層的に表示することを特徴とする請求項1に記載の階層メニュー表示装置。
  3. 前記アクセスレベルは、アクセス重みを前記対象物ごとに総計したものであり、
    前記アクセス重みは、前記対象物の過去のアクセス時期のうち、最新のものほど大きくなるように設定したことを特徴とする請求項1または2に記載の階層メニュー表示装置。
  4. 表示画面を備えた階層メニュー表示装置における、複数の対象物の見出しに関する情報またはアイコンを前記表示画面に階層的に表示する階層メニュー表示プログラムであって、
    各対象物に対して過去のアクセス時期に関する情報に基づいて、当該対象物ごとのアクセスレベルを算出させる算出工程と、
    階層メニューを表示する指示を受け付けさせる受付工程と、
    前記受付工程によって指示が受け付けられた場合に、前記表示画面を制御して、前記算出工程によって算出されたアクセスレベルに基づいて決定した対象物の見出しに関する情報またはアイコンを階層的に表示させる表示工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする階層メニュー表示プログラム。
  5. 表示画面を備えた階層メニュー表示装置における、複数の対象物の見出しに関する情報またはアイコンを前記表示画面に階層的に表示する階層メニュー表示方法であって、
    各対象物に対して過去のアクセス時期に関する情報に基づいて、当該対象物ごとのアクセスレベルを算出する算出工程と、
    階層メニューを表示する指示を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程によって指示が受け付けられた場合に、前記表示画面を制御して、前記算出工程によって算出されたアクセスレベルに基づいて決定した対象物の見出しに関する情報またはアイコンを階層的に表示する表示工程と、
    を含んだことを特徴とする階層メニュー表示方法。
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