JP2007250233A - 車両用灯具ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】光源からの光をその近傍に配置された透光部材で制御するように構成された車両用灯具ユニットにおいて、出射光制御を精度良く行えるようにした上で、製造コストを低く抑えるとともに光源からの光に対する光束利用率を高める。
【解決手段】透光部材14に入射した発光チップ12aからの光を、その反射面14bの全領域において、その後方に位置する所定点Bからの発散光として、全反射により内面反射させる構成とする。これを実現するため、仮に反射面14bの断面形状をすべて双曲線Hで形成した場合において、光反射角が透光部材14の臨界角以下となる領域14bBを、光反射角が上記臨界角よりも大きい反射角設定値となるよう生成した第1自由曲線C1で形成する。また、透光部材14の入射面14aの一部を、第1自由曲線C1への光入射角が上記反射角設定値と等しくなるように生成した第2自由曲面領域14aBで形成する。
【選択図】図1

Description

本願発明は、光源からの光をその近傍に配置された透光部材で制御するように構成された車両用灯具ユニットに関するものである。
従来より、発光ダイオード等を光源とする車両用灯具ユニットにおいては、光源からの光をその近傍に配置された透光部材で制御する構成とすることにより、光源からの光に対する光束利用率を高める工夫がなされている。
例えば「特許文献1」には、灯具ユニット前後方向に延びる光軸上に配置された光源と、この光源の下方近傍に配置された透光部材とを備えてなる車両用灯具ユニットが記載されている。
この「特許文献1」に記載された車両用灯具ユニットにおいては、その透光部材に入射した光源からの光を、該透光部材の反射面で前方へ向けて内面反射させてその出射面から前方へ出射させるように構成されている。その際、この透光部材の反射面は、該反射面に到達した光を、光軸を含む鉛直面内において、該透光部材の後方に位置する所定点からの発散光として内面反射させるように構成されている。そして、これを実現するため、この反射面における上記鉛直面に沿った断面形状は、光源の発光中心近傍の点を第1焦点とするとともに上記所定点を第2焦点とする1対の双曲線における第1焦点側の双曲線で形成されている。
特開2005−190668号公報
上記「特許文献1」に記載された車両用灯具ユニットのように、透光部材の反射面で内面反射した光を発散光とすることにより、その出射面における出射光制御を精度良く行うことが可能となる。
しかしながら、この「特許文献1」に記載された車両用灯具ユニットにおいては、その透光部材の反射面における上記鉛直面に沿った断面形状が、該反射面の全域にわたって双曲線で形成されているので、この双曲線の軸付近の反射領域においては、該反射領域に到達する光の入射角が臨界角以下となり、全反射による内面反射が行われなくなってしまう。
したがって、この反射領域において内面反射を行わせるために、反射面の少なくとも一部にアルミニウム蒸着等の鏡面処理を施すことが必要となり、その鏡面処理工程分だけ製造コストが高くなってしまう、という問題がある。しかも、このようにして鏡面処理が施された反射領域での内面反射は、全反射による内面反射に比して反射効率が低下してしまう(具体的には15%程度低下してしまう)ので、その分だけ光源からの光に対する光束利用率が低下してしまう、という問題がある。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、光源からの光をその近傍に配置された透光部材で制御するように構成された車両用灯具ユニットにおいて、出射光制御を精度良く行うことができるようにした上で、製造コストを低く抑えるとともに光源からの光に対する光束利用率を高めることができる車両用灯具ユニットを提供することを目的とするものである。
本願発明は、透光部材の表面形状に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、本願発明に係る車両用灯具ユニットは、
灯具ユニット前後方向に延びる光軸上に配置された光源と、この光源の上方近傍または下方近傍に配置され、該光源からの光を入射させる入射面とこの入射面から入射した光を前方へ向けて内面反射させる反射面とこの反射面で内面反射した光を前方へ出射させる出射面とを有する透光部材と、を備えてなる車両用灯具ユニットにおいて、
上記透光部材の反射面が、上記光軸を含む所定平面内において、該透光部材に入射した上記光源からの光を、該透光部材の後方に位置する所定点からの発散光として内面反射させるように構成されており、
上記透光部材の反射面における上記所定平面に沿った断面形状が、上記光源の発光中心近傍の点を第1焦点とするとともに上記所定点を第2焦点とする1対の双曲線における第1焦点側の双曲線と、この双曲線に繋がる第1自由曲線とで形成されており、
上記第1自由曲線が、仮に上記断面形状をすべて上記双曲線で形成した場合において、上記所定点と上記双曲線上の各点とを結ぶ直線と該点における上記双曲線の法線とのなす角度が上記透光部材の臨界角以下となる領域に、上記角度に対応する角度が上記臨界角よりも大きい所定の反射角設定値となるように生成した曲線で構成されており、
上記透光部材の入射面における上記所定平面に沿った断面形状が、上記第1焦点と上記双曲線上の各点とを結ぶ直線が該入射面と交差する領域については、上記第1焦点を中心とする円弧で形成されるとともに、上記第1焦点と上記第1自由曲線上の各点とを結ぶ直線が該入射面と交差する領域については、上記光源からの光が上記第1自由曲線上の各点に対して上記反射角設定値と等しい入射角で入射するように生成した第2自由曲線で形成されている、ことを特徴とするものである。
上記「灯具ユニット前後方向」は、車両前後方向と一致していてもよいし一致していなくてもよい。
上記「光源」の種類は特に限定されるものではなく、例えば、放電バルブやハロゲンバルブの発光部あるいは発光ダイオード等の発光素子の発光チップ等が採用可能である。また、この「光源」は、灯具ユニット前後方向に延びる光軸上に配置されていれば、その向きは特に限定されるものではない。なお、上記「発光素子」とは、略点状に面発光する発光部を有する素子状の光源を意味するものであって、その種類は特に限定されるものではなく、例えば、発光ダイオードやレーザダイオード等が採用可能である。
上記「透光部材」は、透光性を有する部材であれば、その材質は特に限定されるものではなく、例えば、透明な合成樹脂で構成されたものやガラスで構成されたもの等が採用可能である。また、この「透光部材」は、この光源の近傍に配置されたものであれば、その具体的な配置は特に限定されるものではなく、例えば、光源の上方近傍や下方近傍や側方近傍あるいは光源の上下両側近傍や左右両側近傍等に配置された構成とすることが可能である。
上記「所定平面」は、光軸を含む平面であって透光部材と交差する平面であれば、鉛直面でもよいし、水平面でもよいし、その中間的な斜面でもよい。
上記「反射面」は、光軸を含む所定平面に沿った断面形状が、双曲線および第1自由曲線で形成されているが、この所定平面以外の平面に沿った断面形状については特に限定されるものではない。
上記「上記角度に対応する角度」とは、「上記所定点と上記双曲線上の各点とを結ぶ直線と該点における上記双曲線の法線とのなす角度」における「双曲線」を「第1自由曲線」に置き換えた「上記所定点と上記第1自由曲線上の各点とを結ぶ直線と該点における上記第1自由曲線の法線とのなす角度」を意味するものである。
上記「所定の反射角設定値」は、上記臨界角よりも大きい値であれば、その具体的な値は特に限定されるものではなく、また、この「反射角設定値」は、一定値であってもよいし一定値でなくてもよい。
上記「入射面」は、光軸を含む所定平面に沿った断面形状が、円弧および第2自由曲線で形成されているが、この所定平面以外の平面に沿った断面形状については特に限定されるものではない。
上記「出射面」の具体的な形状は、特に限定されるものではない。
上記構成に示すように、本願発明に係る車両用灯具ユニットは、灯具ユニット前後方向に延びる光軸上に配置された光源と、この光源の近傍に配置され、該光源からの光を入射させる入射面とこの入射面から入射した光を内面反射させる反射面とこの反射面で内面反射した光を前方へ出射させる出射面とを有する透光部材と、を備えた構成となっているので、光源からの光に対する光束利用率を高めることができる。
その際、透光部材の反射面は、光軸を含む所定平面内において、該透光部材に入射した光源からの光を、該透光部材の後方に位置する所定点からの発散光として内面反射させるように構成されており、そして、この透光部材の反射面における上記所定平面に沿った断面形状は、光源の発光中心近傍の点を第1焦点とするとともに上記所定点を第2焦点とする1対の双曲線における第1焦点側の双曲線と、この双曲線に繋がる第1自由曲線とで形成されており、その第1自由曲線は、仮に上記断面形状をすべて双曲線で形成した場合において、上記所定点と双曲線上の各点とを結ぶ直線と該点における双曲線の法線とのなす角度に対応する角度が透光部材の臨界角以下となる領域に、上記角度が臨界角よりも大きい所定の反射角設定値となるように生成した曲線で構成されており、また、透光部材の入射面における上記所定平面に沿った断面形状は、上記第1焦点と双曲線上の各点とを結ぶ直線が該入射面と交差する領域については、上記第1焦点を中心とする円弧で形成されるとともに、上記第1焦点と第1自由曲線上の各点とを結ぶ直線が該入射面と交差する領域については、光源からの光が第1自由曲線上の各点に対して反射角設定値と等しい入射角で入射するように生成した第2自由曲線で形成されているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、光軸を含む所定平面内において、透光部材に対して、その入射面の円弧で形成された部分に入射する光源からの光は、この入射面で屈折することなく透光部材内をそのまま直進して反射面の双曲線で形成された部分に到達し、この部分で上記所定点からの発散光として内面反射することとなり、一方、その入射面の第2自由曲線で形成された部分に入射する光源からの光は、この入射面で双曲線の軸から離れる方向へ屈折して反射面の第1自由曲線で形成された部分に到達し、この部分で上記所定点からの発散光として内面反射することとなる。
その際、透光部材の反射面における双曲線で形成された部分に到達する光も第1自由曲線で形成された部分に到達する光も、その入射角は上記臨界角よりも大きい値となるので、この反射面での内面反射はすべて全反射により行われることとなる。
したがって、従来のように透光部材の反射面に鏡面処理を施す必要がなくなり、その分だけ製造コスト低減を図ることができる。しかも、鏡面処理を施した場合に比して反射効率を向上させることができるので、その分だけ光源からの光に対する光束利用率を高めることができる。
このように本願発明によれば、光源からの光をその近傍に配置された透光部材で制御するように構成された車両用灯具ユニットにおいて、出射光制御を精度良く行うことができるようにした上で、製造コストを低く抑えるとともに光源からの光に対する光束利用率を高めることができる。
しかも、本願発明の構成を採用することにより、透光部材を、その表面に全く鏡面処理が施されていない無垢の部材として構成することが可能となり、これにより透光部材にクリスタル感を持たせて、その見映え向上を図ることができる。
上記構成において、「反射角設定値」の具体的な値が特に限定されないことは上述したとおりであるが、これを、上記臨界角と略同じ値(すなわち上記臨界角よりも大きい値ではあるが、できるだけ小さい値)に設定すれば、第1自由曲線を双曲線の延長線からできるだけ逸れないように形成することができ、これにより入射面の第2自由曲線を無理のない形状に設定することができる。
上記構成において、透光部材の反射面として、該反射面の上記所定平面に沿った断面形状を形成している双曲線および第1自由曲線を、上記双曲線の軸を中心に回転させることにより形成される回転双曲面領域および第1自由曲面領域で構成されたものとするとともに、透光部材の入射面として、該入射面の上記所定平面に沿った断面形状を形成している円弧および第2自由曲線を、上記双曲線の軸を中心に回転させることにより形成される球面領域および第1自由曲面領域で構成されたものとすれば、透光部材の入射面から入射した光源からの光を、透光部材の反射面の全領域において、上記所定点からの発散光として全反射させることができ、これにより透光部材の出射面における偏向制御を極めて精度良く行うことができる。
上記構成において、透光部材の「出射面」の具体的な形状が特に限定されないことは上述したとおりであるが、その所定平面に沿った断面形状を、上記所定点を第1焦点とするとともに該所定点の前方に位置する点を第2焦点とする楕円で形成すれば、該出射面から前方へ向けて出射する光を、上記所定平面内において拡散角の小さい光とすることができる。その際、上記楕円の離心率を、透光部材の材質に応じた適当な値に設定することにより、上記出射光を上記所定平面内において平行光とすることができる。さらに、上記所定平面が鉛直面として設定されている場合には、車両用灯具ユニットからの光照射により形成される配光パターンを、路面照射に適した上下幅の狭いものとすることができる。
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
図1は、本願発明の一実施形態に係る車両用灯具ユニット10を示す側断面図であり、図2は、その平面図である。また、図3は、図1の要部詳細図である。
これらの図に示すように、本実施形態に係る車両用灯具ユニット10は、その前後方向に延びる光軸Ax上に配置された発光素子12と、この発光素子12の下方近傍に配置された透光部材14と、これら発光素子12および透光部材14を支持する支持ブラケット16とからなり、スポット状の配光パターンを形成するための光照射を行う灯具ユニットとして構成されている。そして、この車両用灯具ユニット10は、その光軸Axを車両前後方向に延びる軸線と一致させるようにして、図示しないランプボディ等に組み込まれた状態で用いられるようになっている。
発光素子12は、白色発光ダイオードであって、1mm角程度の正方形の発光面を有する発光チップ12aと、この発光チップ12aを支持する基板12bと、発光チップ12aを半球状に覆う封止樹脂部材12cとからなり、その発光チップ12aが車両用灯具ユニット10の光源を構成している。そして、この発光素子12は、その発光チップ12aが光軸Ax上において鉛直下向きになるように配置された状態で、その基板12bにおいて支持ブラケット16に支持されている。
透光部材14は、透明樹脂製(具体的にはアクリル樹脂製)の無垢の部材であって、発光チップ12aからの光を入射させる入射面14aと、この入射面14aから入射した発光チップ12aからの光を前方へ向けて内面反射させる反射面14bと、この反射面14bで内面反射した発光チップ12aからの光を前方へ出射させる出射面14cとを有しており、全体として二枚貝のような形状を有している。
支持ブラケット16は、透光部材14の上方近傍に配置された金属製部材であって、光軸Axと平行に延びる平板部16Aと、この平板部16Aの前端部において下方へ折れ曲がるようにして透光部材14の出射面14cに沿って延びる張出し部16Bとからなっている。この支持ブラケット16は、その張出し部16Bの下面において透光部材14を固定支持するとともに、その平板部16Aの下面において発光素子12を固定支持している。そして、この支持ブラケット16は、その平板部16Aにおいて、図示しないランプボディ側の部材に固定支持されるようになっている。
次に、透光部材14の具体的な構成について説明する。
まず、この透光部材14における反射面14bの形状について説明する。
この反射面14bは、光軸Axを含む鉛直面内において、透光部材14に入射した発光チップ12aからの光を、該透光部材14の後方に位置する所定点Bからの発散光として内面反射させるように構成されている。その際、この所定点Bの位置は、透光部材14から後方側にある程度離れた位置であって、該透光部材14の下端部と略同じ高さの位置に設定されている。
この反射面14bにおける内面反射は、その全領域において全反射により行われるようになっている。これを実現するため、この反射面14bにおける光軸Axを含む鉛直面に沿った断面形状は、発光チップ12aの発光中心Aを第1焦点とするとともに所定点Bを第2焦点とする1対の双曲線における第1焦点側の双曲線Hと、この双曲線Hに繋がる第1自由曲線C1とで形成されている。
図4は、透光部材14の反射面14bの形状を詳細に示す、図3の要部詳細図である。
同図に示すように、所定点B(図1参照)と双曲線H上の各点P1、P2、P3、P4、P5とを結ぶ直線Lbと、該点P1、P2、P3、P4、P5における双曲線Hの法線Nとのなす角度θ1、θ2、θ3、θ4、θ5は、該点P1、P2、P3、P4、P5の位置が双曲線Hの軸Ax1に近づくに従って、θ1>θ2>θ3>θ4>θ5というように徐々に小さくなる。そして、同図においては、点P2と点P3との間に位置する点Pcで、直線Lbと法線Nとのなす角度が透光部材14の臨界角θcとなっている。この臨界角θcは、透光部材14の材質がアクリル樹脂であることから約42°の値となっている。
この透光部材14の反射面14bにおける光軸Axを含む鉛直面に沿った断面形状は、点Pcよりも下方側に位置する部分(すなわち双曲線Hの軸Ax1から比較的離れている部分)が、双曲線Hで形成されており、点Pcよりも上方側に位置する部分(すなわち双曲線Hの軸Ax1に比較的近い部分)が、この双曲線Hを変形させた第1自由曲線C1で形成されている。
この点についてさらに詳述すると、以下のとおりである。
すなわち、双曲線H上において点Pcよりも下方側に位置する点P1、P2では、直線Lbと法線Nとのなす角度θ1、θ2が臨界角θcよりも大きくなるので、上記断面形状を双曲線Hで形成しても、発光チップ12aの発光中心Aの方向から双曲線Hに入射する光は、点P1、P2において全反射することとなる。一方、双曲線H上において点Pcよりも上方側に位置する点P3、P4、P5では、直線Lbと法線Nとのなす角度θ3、θ4、θ5が臨界角θcよりも小さくなるので、上記断面形状を双曲線Hで形成した場合には、発光チップ12aの発光中心Aの方向から双曲線Hに入射する光は、点P3、P4、P5において全反射せずに、反射面14bから下方へ出射してしまうこととなる。
そこで、点Pcよりも上方側に位置する部分に関しては、上記断面形状が、双曲線Hではなく、直線Lbと法線Nとのなす角度が臨界角θcよりも大きい所定の反射角設定値(すなわち、点P3、P4、P5に対応する点Q3、Q4、Q5ではα1、α2、α3)となるように生成した第1自由曲線C1で形成されている。そしてこれにより、この第1自由曲線C1上の各点Q3、Q4、Q5に対して上記反射角設定値α1、α2、α3と等しい入射角で光が入射したとき、その入射光を直線Lbに沿った方向へ全反射させるようになっている。
その際、これら反射角設定値α1、α2、α3は、臨界角θcよりも僅かに大きい同一の値(具体的にはα1=α2=α3=42.5°)に設定されている。そしてこれにより、第1自由曲線C1が双曲線Hからできるだけ逸れてしまわないようにしている。
本実施形態においては、この反射面14bは、上記断面形状のまま双曲線Hの軸Ax1を中心に回転させた形状に設定されている。すなわち、この反射面14bは、双曲線Hを母線とする回転面からなる回転双曲面領域14bAと、第1自由曲線C1を母線とする回転面からなる第1自由曲面領域14bBとで構成されている。
次に、透光部材14における入射面14aの形状について説明する。
この入射面14aは、その鉛直面に沿った断面形状が、発光中心Aと双曲線H上における反射面14bの断面形状を形成している部分の各点P1、P2とを結ぶ直線Laが該入射面14aと交差する領域については、発光中心Aを中心とする円弧Caで形成されるとともに、発光中心Aと第1自由曲線C1上の各点Q3、Q4、Q5とを結ぶ直線Laが該入射面14aと交差する領域については、発光チップ12aからの光が第1自由曲線C1上の各点Q3、Q4、Q5に対して反射角設定値α1、α2、α3と等しい入射角β1、β2、β3(すなわちβ1=β2=β3=42.5°)で入射するように生成した第2自由曲線C2で形成されている。
本実施形態においては、この入射面14aは、上記断面形状のまま双曲線Hの軸Ax1を中心に回転させた形状に設定されている。すなわち、この入射面14aは、円弧Caを母線とする回転面からなる球面領域14aAと、第2自由曲線C2を母線とする回転面からなる第2自由曲面領域14aBとで構成されている。
そしてこれにより、この透光部材14は、その反射面14bにおいて、その入射面14aから入射した発光チップ12aからの光を、該反射面14bの全領域において、所定点Bからの発散光として全反射により内面反射させるようになっている。
次に、透光部材14における出射面14cの形状について説明する。
この出射面14cは、その鉛直面に沿った断面形状が、所定点Bを第1焦点とするとともに該所定点Bの前方に位置する点Cを第2焦点とする楕円Eで形成されている。その際、この楕円Eは、その長軸Ax2が光軸Axと平行に延びるようにして形成されており、その第2焦点を構成する点Cは、透光部材14の下方に位置設定されている。この楕円Eの離心率eは、透光部材14の屈折率nの逆数(すなわちe=1/n)に設定されている。そしてこれにより、この透光部材14の出射面14aは、その反射面14bで内面反射した発光チップ12aからの光を、光軸Axに沿った平行光として前方へ出射させるようになっている。
本実施形態においては、この出射面14cは、楕円Eをその長軸Ax2を中心に回転させた回転楕円面として形成されている。
そしてこれにより、この透光部材14は、その出射面14cにおいて、その反射面14bで内面反射した発光チップ12aからの光を、すべて光軸Axに沿った平行光として前方へ出射させるようになっている。
図5(a)は、本実施形態に係る車両用灯具ユニット10から前方へ照射される光により、灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンPAを透視的に示す図である。
同図(a)に示すように、この配光パターンPAは、ハイビーム用配光パターンPHの一部として形成されるようになっている。
この配光パターンPAは、灯具ユニット正面方向の消点であるH−Vを中心にしてスポット状に形成されており、これによりハイビーム用配光パターンPHの高光度領域であるホットゾーンを形成するようになっている。
このように、配光パターンPAが、H−V近傍においてスポット状の配光パターンとして形成されるのは、車両用灯具ユニット10が、その光軸Axを車両前後方向に延びる軸線と一致させるようにして配置されており、かつ、その透光部材14からの出射光がすべて光軸Axに沿った平行光として前方へ出射することによるものである。
以上詳述したように、本実施形態に係る車両用灯具ユニット10は、灯具ユニット前後方向に延びる光軸Ax上に配置された発光チップ12aと、この発光チップ12aの下方近傍に配置され、該発光チップ12aからの光を入射させる入射面14aとこの入射面14aから入射した光を内面反射させる反射面14bとこの反射面14bで内面反射した光を前方へ出射させる出射面14cとを有する透光部材14と、を備えた構成となっているので、発光チップ12aからの光に対する光束利用率を高めることができる。
その際、透光部材14の反射面14bは、光軸Axを含む鉛直面内において、該透光部材14に入射した発光チップ12aからの光を、該透光部材14の後方に位置する所定点Bからの発散光として内面反射させるように構成されており、そして、この透光部材14の反射面14bにおける上記鉛直面に沿った断面形状は、発光チップ12aの発光中心Aを第1焦点とするとともに所定点Bを第2焦点とする1対の双曲線における第1焦点側の双曲線Hと、この双曲線Hに繋がる第1自由曲線C1とで形成されており、その第1自由曲線C1は、仮に上記断面形状をすべて双曲線Hで形成した場合において、所定点Bと双曲線H上の各点P1、P2、P3、P4、P5とを結ぶ直線Lbと該点P1、P2、P3、P4、P5における双曲線Hの法線Nとのなす角度θ1、θ2、θ3、θ4、θ5が透光部材14の臨界角θc以下となる領域(すなわち角度θ3、θ4、θ5となる領域)に、これら角度θ3、θ4、θ5に対応する角度が臨界角θcよりも大きい所定の反射角設定値α1、α2、α3となるように生成した曲線で構成されており、また、透光部材14の入射面14aにおける上記鉛直面に沿った断面形状は、発光中心Aと双曲線H上の各点とを結ぶ直線Laが該入射面14aと交差する領域については、発光中心Aを中心とする円弧Caで形成されるとともに、発光中心Aと第1自由曲線C1上の各点とを結ぶ直線Laとが該入射面14aと交差する領域については、発光チップ12aからの光が第1自由曲線C1上の各点Q3、Q4、Q5に対して反射角設定値α1、α2、α3と等しい入射角β1、β2、β3で入射するように生成した第2自由曲線C2で形成されているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、光軸Axを含む鉛直面内において、透光部材14に対して、その入射面14aにおける円弧Caで形成された部分(すなわち球面領域14aA)に入射する発光チップ12aからの光は、この入射面14aで屈折することなく透光部材14内をそのまま直進して反射面14bにおける双曲線Hで形成された部分(すなわち回転双曲面領域14bA)に到達し、この部分で所定点Bからの発散光として内面反射することとなり、一方、その入射面14aにおける第2自由曲線C2で形成された部分(すなわち第2自由曲面領域14aB)に入射する発光チップ12aからの光は、この入射面14aで双曲線Hの軸Ax1から離れる方向へ屈折して反射面14bにおける第1自由曲線C1で形成された部分(すなわち第1自由曲面領域14bB)に到達し、この部分で所定点Bからの発散光として内面反射することとなる。
その際、反射面14bの回転双曲面領域14bに到達する光の入射角θ1、θ2は臨界角θcよりも大きい値となり、また、反射面14bの第1自由曲面領域14bBに到達する光の入射角β1、β2、β3も臨界角θcよりも大きい値となるので、この反射面14bでの内面反射はすべて全反射により行われることとなる。
したがって、従来のように透光部材14の反射面14bに鏡面処理を施す必要がなくなり、その分だけ製造コスト低減を図ることができる。しかも、鏡面処理を施した場合に比して反射効率を向上させることができるので、その分だけ発光チップ12aからの光に対する光束利用率を高めることができる。
このように本実施形態によれば、発光チップ12aからの光をその近傍に配置された透光部材14で制御するように構成された車両用灯具ユニット10において、出射光制御を精度良く行うことができるようにした上で、製造コストを低く抑えるとともに発光チップ12aからの光に対する光束利用率を高めることができる。
しかも本実施形態の構成を採用することにより、透光部材14を、その表面に全く鏡面処理が施されていない無垢の部材として構成することが可能となり、これにより透光部材14にクリスタル感を持たせて、その見映え向上を図ることができる。
また本実施形態においては、反射角設定値α1、α2、α3が臨界角θcと略同じ値に設定されているので、第1自由曲線C1を双曲線Hの延長線からできるだけ逸れないように形成することができ、これにより入射面14aの第2自由曲線C2を無理のない形状に設定することができる。
さらに本実施形態においては、透光部材14の反射面14bが、双曲線Hおよび第1自由曲線C1を双曲線Hの軸Ax1を中心に回転させることにより形成される回転双曲面領域14bAおよび第1自由曲面領域14bBで構成されており、また、透光部材14の入射面14aが、円弧Caおよび第2自由曲線C2を双曲線Hの軸Ax1を中心にして回転させることにより形成される球面領域14aAおよび第2自由曲面領域14aBで構成されているので、その入射面14aから透光部材14に入射した発光チップ12aからの光を、その反射面14bの全領域において所定点Bからの発散光として全反射させることができ、これにより、その出射面14cにおける偏向制御を極めて精度良く行うことができる。
そして本実施形態においては、透光部材14の出射面14cにおける鉛直面に沿った断面形状が、所定点Bを第1焦点とするとともに該所定点Bの前方に位置する点Cを第2焦点とし、かつ光軸Axと平行な長軸Ax2を有する楕円Eで形成されており、その離心率eが透光部材14の屈折率nの逆数に設定されているので、この透光部材14からの出射光を、上下方向に関して光軸Axに沿った平行光とすることができる。
しかも本実施形態においては、この透光部材14の出射面14cが、楕円Eをその長軸Ax2を中心にして回転させることにより形成される回転楕円面で構成されているので、その反射面14bで内面反射した発光チップ12aからの光を、その出射面14cにおいて、すべて光軸Axに沿った平行光として前方へ出射させることができる。そしてこれにより、スポット状の配光パターンPAを形成することができ、これをハイビーム用配光パターンPHにおけるホットゾーンの形成に適したものとすることができる。
なお、上記実施形態においては、車両用灯具ユニット10からの光照射により形成される配光パターンPAが、ハイビーム用配光パターンPHにおけるホットゾーン形成用の配光パターンであるものとして説明したが、その光軸Axの向きを適宜変更することにより、他の用途(例えばロービーム用配光パターンにおけるホットゾーンの形成等)に用いることも可能である。
また、上記実施形態のように、透光部材14の出射面14cを回転楕円面で形成する代わりに、上記鉛直面に沿った断面形状を楕円Eに維持した状態で左右方向に延びる楕円柱で形成することも可能である。
このように構成することにより、図5(b)に示すように、やや横長の配光パターンPBを形成することができ、これをハイビーム用配光パターンPHにおける中拡散領域の形成に適したものとすることができる。その際、車両用灯具ユニット10の光軸Axの向きを適宜変更することにより、他の用途(例えばロービーム用配光パターンにおける中拡散領域の形成あるいはコーナリングランプ用の配光パターン形成等)に用いるようにすることも可能である。
さらに、上記実施形態においては、透光部材14の反射面14bが、双曲線Hおよび第1自由曲線C1を、双曲線Hの軸Ax1を中心に回転させることにより形成される回転双曲面領域14bAおよび第1自由曲面領域14bBで構成されているものとして説明したが、上記鉛直面に沿った断面形状を双曲線Hおよび第1自由曲線C1に維持した状態で左右方向に延びる柱状曲面で構成することも可能である。
なお、上記実施形態においては、反射角設定値α1、α2、α3がいずれも42.5°に設定されているものとして説明したが、これ以外の値に設定された構成とすることももちろん可能である。
また、上記実施形態においては、双曲線Hの焦点が発光チップ12aの発光中心Aに位置設定されているものとして説明したが、この発光中心Aから多少ずれた位置に設定された構成とすることも可能である。このようにすることにより配光パターンPAの形状を適宜変形させることができる。
本願発明の一実施形態に係る車両用灯具ユニットを示す側断面図 上記車両用灯具ユニットを示す平面図 図1の要部詳細図 上記車両用灯具ユニットにおける透光部材の反射面の形状を詳細に示す、図3の要部詳細図 (a)は、上記車両用灯具ユニットから前方へ照射される光により灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンを透視的に示す図、(b)は、上記実施形態の変形例に係る車両用灯具ユニットから前方へ照射される光により上記仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンを透視的に示す図
符号の説明
10 車両用灯具ユニット
12 発光素子
12a 発光チップ
12b 基板
12c 封止樹脂部材
14 透光部材
14a 入射面
14aA 球面領域
14aB 第2自由曲面領域
14b 反射面
14bA 回転双曲面領域
14bB 第1自由曲面領域
14c 出射面
16 支持ブラケット
16A 平板部
16B 張出し部
A 発光中心
Ax 光軸
Ax1 軸
Ax2 長軸
B 所定点
C、P1、P2、P3、P4、P5、Pc、Q3、Q4、Q5 点
C1 第1自由曲線
C2 第2自由曲線
Ca 円弧
E 楕円
H 双曲線
La、Lb 直線
N 法線
PA、PB 配光パターン
PH ハイビーム用配光パターン
α1、α2、α3 反射角設定値
β1、β2、β3 入射角
θ1、θ2、θ3、θ4、θ5 角度
θc 臨界角

Claims (4)

  1. 灯具ユニット前後方向に延びる光軸上に配置された光源と、この光源の近傍に配置され、該光源からの光を入射させる入射面とこの入射面から入射した光を前方へ向けて内面反射させる反射面とこの反射面で内面反射した光を前方へ出射させる出射面とを有する透光部材と、を備えてなる車両用灯具ユニットにおいて、
    上記透光部材の反射面が、上記光軸を含む所定平面内において、該透光部材に入射した上記光源からの光を、該透光部材の後方に位置する所定点からの発散光として内面反射させるように構成されており、
    上記透光部材の反射面における上記所定平面に沿った断面形状が、上記光源の発光中心近傍の点を第1焦点とするとともに上記所定点を第2焦点とする1対の双曲線における第1焦点側の双曲線と、この双曲線に繋がる第1自由曲線とで形成されており、
    上記第1自由曲線が、仮に上記断面形状をすべて上記双曲線で形成した場合において、上記所定点と上記双曲線上の各点とを結ぶ直線と該点における上記双曲線の法線とのなす角度が上記透光部材の臨界角以下となる領域に、上記角度に対応する角度が上記臨界角よりも大きい所定の反射角設定値となるように生成した曲線で構成されており、
    上記透光部材の入射面における上記所定平面に沿った断面形状が、上記第1焦点と上記双曲線上の各点とを結ぶ直線が該入射面と交差する領域については、上記第1焦点を中心とする円弧で形成されるとともに、上記第1焦点と上記第1自由曲線上の各点とを結ぶ直線が該入射面と交差する領域については、上記光源からの光が上記第1自由曲線上の各点に対して上記反射角設定値と等しい入射角で入射するように生成した第2自由曲線で形成されている、ことを特徴とする車両用灯具ユニット。
  2. 上記反射角設定値が、上記臨界角と略同じ値に設定されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具ユニット。
  3. 上記透光部材の反射面が、該反射面の上記所定平面に沿った断面形状を形成している上記双曲線および上記第1自由曲線を、上記双曲線の軸を中心に回転させることにより形成される回転双曲面領域および第1自由曲面領域で構成されており、
    上記透光部材の入射面が、該入射面の上記所定平面に沿った断面形状を形成している上記円弧および上記第2自由曲線を、上記双曲線の軸を中心に回転させることにより形成される球面領域および第1自由曲面領域で構成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具ユニット。
  4. 上記透光部材の出射面における上記所定平面に沿った断面形状が、上記所定点を第1焦点とするとともに該所定点の前方に位置する点を第2焦点とする楕円で形成されている、ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の車両用灯具ユニット。
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