JP2007248079A - 音響インピーダンス測定方法、及び音響インピーダンス測定装置 - Google Patents

音響インピーダンス測定方法、及び音響インピーダンス測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007248079A
JP2007248079A JP2006068430A JP2006068430A JP2007248079A JP 2007248079 A JP2007248079 A JP 2007248079A JP 2006068430 A JP2006068430 A JP 2006068430A JP 2006068430 A JP2006068430 A JP 2006068430A JP 2007248079 A JP2007248079 A JP 2007248079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflected wave
acoustic impedance
inspection object
ultrasonic
wave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006068430A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5124741B2 (ja
Inventor
Kazuto Kobayashi
和人 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Electronics Co Ltd
Original Assignee
Honda Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Electronics Co Ltd filed Critical Honda Electronics Co Ltd
Priority to JP2006068430A priority Critical patent/JP5124741B2/ja
Publication of JP2007248079A publication Critical patent/JP2007248079A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5124741B2 publication Critical patent/JP5124741B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

【課題】被検査物の音響インピーダンスをより正確に測定することができる音響インピーダンス測定装置を提供すること。
【解決手段】トランスデューサ13はパルス励起されることによって超音波を生体組織8に向けて照射するとともに、生体組織8からの反射波を受信する。CPU31は、リファレンス部材10からの反射波を用いてデコンボリューション処理を行うことで生体組織8からの反射波を補正し、補正した反射波から生体組織8の表面での反射波及び裏面での反射波を時間領域で分離する。CPU31は、分離した表面での反射波の信号強度と樹脂プレート9の音響インピーダンスとに基づいて生体組織8の音響インピーダンスを算出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、超音波を利用して被検査物における音響インピーダンスを測定する音響インピーダンス測定方法、及び音響インピーダンス測定装置に関するものである。
従来、医療分野では、生体組織の診断を行う装置として、超音波顕微鏡を応用した製品の開発が進められており、光学顕微鏡と同等の解像度で生体組織の観察が可能なものが実用化されている。光学顕微鏡では生体組織における化学的性質の違いを染色法によって区別するのに対し、超音波顕微鏡では物理的性質の違いを無染色で区別することができる。つまり、超音波顕微鏡を用いる場合には、染色法を用いなくても生体組織診断を行うことができるといった利点がある。
具体的には、本発明者らは、パルス励起型の超音波顕微鏡を用いて生体組織の組織音速を算出し、その組織音速に応じた音速像を表示する装置をすでに提案している(例えば、特許文献1や非特許文献1参照)。この超音波顕微鏡を用いた観察では、生体組織から切り出し、その組織を用いて厚さ数μmの凍結切片51を作製し、これをまずガラス基板52上に固定する(図8参照)。そして、パルス波でトランスデューサ53を励起して超音波Sを出力させ、その超音波Sを水などの媒質54を介して凍結切片51に照射する。そして、組織表面の反射波Sと組織裏面の反射波Sとの合成波を、トランスデューサ53で受信する。さらに、この受信波をフーリエ変換して基板52からの直接反射と比較することにより、強度及び位相スペクトルを得る。
この測定で得られた信号強度の極小点または極大点の周波数をf、そのときの位相をφとすると、組織表面と背面からの反射は極小点では逆位相、極大点では同位相となる。すなわち、極小点においては組織表面からの反射は背面からの反射より位相が(2n−1)π進んでおり、φ+(2n−1)πとなる(nは自然数)。従って、組織の厚さd、水の音速Cとすると、
Figure 2007248079
が成立している。
従って、次式のように組織厚さdが求まる。
Figure 2007248079
また、距離2dを組織音速Cで通過した波と水の音速Cで通過した波との位相差がφであることから、
Figure 2007248079
となり、次式のように組織音速Cが求まる。
Figure 2007248079
このように、組織音速Cを測定しながら、超音波の照射点を二次元的に走査することにより、二次元の音速像が得られる。組織音速Cは、組織の硬さに関連するパラメータであり、音速像によって凍結切片51の性状を観察することができる。
さらに、本発明者らはパルス励起型の超音波顕微鏡を利用して生体組織の音響インピーダンス像を表示する超音波画像検査装置も提案している。この超音波画像検査装置では、超音波Sが走査される範囲内において生体組織61の周縁となる位置にリファレンス部材62を設け、樹脂プレート63を介して生体組織61及びリファレンス部材62に超音波Sを照射する(図9参照)。
リファレンス部材62においてその表面と直交する角度で照射される超音波(入射波)Sと反射波Sとは次式(5)の関係が成り立つ。
Figure 2007248079
ただし、Zは樹脂プレート63の音響インピーダンスであり、Zはリファレンス部材62の音響インピーダンスである。
生体組織61においてその表面と直交する角度で照射される超音波Sと反射波Sとは次式(6)の関係が成り立つ。
Figure 2007248079
ただし、Zは生体組織61の音響インピーダンスである。
従って、上記式(5),(6)から生体組織61の音響インピーダンスZは、次式(7)により求められる。
Figure 2007248079
この超音波画像検査装置において、音響インピーダンスZを測定しながら超音波Sの照射点を二次元走査することにより、二次元の音響インピーダンス像が得られる。音響インピーダンスZも、組織の硬さに関連するパラメータであり、音響インピーダンス像によって生体組織61の性状が観察される。
特開2004−294189号公報 「医用超音波:パルス励起型超音波音速顕微鏡」(「超音波TECHNO」VOL.15 No.6(2003.11〜12)(101〜105頁)日本工業出版社発行)
ところで、上記パルス励起型超音波顕微鏡を用いて組織音速を測定する場合、生体組織の凍結切片を使用しなければならず、摘出した生体組織を極めて薄く切り落として凍結切片にするといった準備作業が必要となる。これに対して、パルス励起型超音波顕微鏡を用いて音響インピーダンスを測定する場合には、生体組織61の塊をそのまま観察することができるため、凍結切片にするといった準備作業は不要である。
ところが、図10に示すように、生体組織61において厚さが薄い部分の音響インピーダンスZを測定する場合、その生体組織61の表面での反射波Sと裏面での反射波Sが重なり合ってしまうことがある。上式(7)においては、生体組織61の表面での反射波Sの信号強度を反射波Sの値として代入し音響インピーダンスZを求める必要がある。しかし、裏面での反射波Sが重なり合う場合には、その反射波Sの信号強度を正確に検出することができず、音響インピーダンスZを精度よく求めることができない。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、被検査物の音響インピーダンスをより正確に測定することができる音響パラメータ測定方法、及び超音波画像検査装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、パルス励起型超音波顕微鏡を利用して超音波を被検査物に照射し、得られた反射波に基づいて前記被検査物の音響インピーダンスを測定する音響インピーダンス測定方法であって、前記被検査物とは異なる既知の音響インピーダンスを有しかつ超音波を透過しうる透過部材の第1面に前記被検査物を接触させた状態で、前記透過部材の第2面側から超音波を照射するステップと、前記透過部材の第1面における前記被検査物の非接触面からの反射波を取得するステップと、前記透過部材の第1面における前記被検査物からの反射波を取得するステップと、前記非接触面からの反射波を用いて前記被検査物からの反射波を補正するデコンボリューション処理を行うステップと、前記補正された反射波から前記被検査物の表面での反射波及び裏面での反射波を時間領域で分離するステップと、前記被検査物の表面からの反射波の信号強度と前記透過部材の音響インピーダンスとに基づいて前記被検査物の音響インピーダンスを算出するステップとを含むことを特徴とする音響インピーダンス測定方法をその要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、パルス励起型超音波顕微鏡において、透過部材の第1面に被検査物を接触させた状態で透過部材の第2面側から超音波が照射され、その第1面における被検査物の非接触面からの反射波と被検査物からの反射波とが取得される。そして、被検査物の非接触面からの反射波を用いてデコンボリューション処理を行うことにより、被検査物からの反射波が補正され、被検査物の表面での反射波及び裏面での反射波が時間領域で分離される。さらに、分離された被検査物の表面からの反射波の信号強度と透過部材の音響インピーダンスとに基づいて被検査物の音響インピーダンスが算出される。従って、この方法によると、被検査物が薄く被検査物の表面の反射波と裏面の反射波とが重なり合う場合でも、それら反射波を確実に分離することができ、被検査物の表面の反射波に基づいて音響インピーダンスを正確に求めることができる。
請求項2に記載の発明は、パルス励起型超音波顕微鏡を利用して超音波を被検査物に照射し、得られた反射波に基づいて前記被検査物の音響インピーダンスを測定する音響インピーダンス測定装置であって、パルス励起されることによって超音波を被検査物に向けて照射するとともに、前記被検査物からの反射波を受信して電気信号に変換する超音波振動子と、前記超音波振動子と前記被検査物との間に設けられ、前記被検査物とは異なる既知の音響インピーダンスを有しかつ超音波を透過しうる透過部材と、前記透過部材の第1面に前記被検査物を接触させた状態で、前記超音波振動子により前記透過部材の第2面側から超音波が照射され、前記被検査物の非接触面と前記被検査物とからの反射波を取得する反射波取得手段と、前記非接触面からの反射波を用いて前記被検査物からの反射波を補正するデコンボリューション処理を行う処理手段と、前記処理手段により補正された反射波から前記被検査物の表面での反射波及び裏面での反射波を時間領域で分離する波形分離手段と、前記波形分離手段により分離された前記被検査物の表面における反射波の信号強度と前記透過部材の音響インピーダンスとに基づいて前記被検査物の音響インピーダンスを算出する音響インピーダンス演算手段とを備えたことを特徴とする音響インピーダンス測定装置をその要旨とする。
請求項2に記載の発明によれば、パルス励起型超音波顕微鏡において、超音波振動子がパルス励起されると、その超音波振動子から被検査物に向けて超音波が照射される。その超音波は、透過部材の第1面に被検査物を接触させた状態で透過部材の第2面側から照射され、反射波取得手段により、その第1面における被検査物の非接触面からの反射波と被検査物からの反射波とが取得される。そして、処理手段により、被検査物の非接触面からの反射波を用いてデコンボリューション処理が行われて被検査物からの反射波が補正される。また、波形分離手段により、補正された反射波から被検査物の表面での反射波及び裏面での反射波が時間領域で分離される。さらに、音響インピーダンス演算手段により、分離された被検査物の表面からの反射波の信号強度と透過部材の音響インピーダンスとに基づいて被検査物の音響インピーダンスが算出される。従って、この装置によると、被検査物が薄く被検査物の表面の反射波と裏面の反射波とが重なり合う場合でも、それら反射波を確実に分離することができ、被検査物の表面の反射波に基づいて音響インピーダンスを正確に求めることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2において、前記超音波の照射点を二次元的に走査させる二次元走査手段と、前記二次元走査手段により超音波が走査される範囲内であってかつ前記透過部材の第1面に接触した状態で配置され、前記透過部材とは異なる既知の音響インピーダンスを有するリファレンス部材とを備え、前記音響インピーダンス演算手段は、前記リファレンス部材における反射波の信号強度とその音響インピーダンスとを参照して、前記被検査物の音響インピーダンスを算出することをその要旨とする。
請求項3に記載の発明によれば、二次元走査手段により超音波の照射点が二次元的に走査されるので、被検査物における複数個所の音響インピーダンスを求めることができ、被検査物における音響インピーダンスの分布を確認することができる。また、リファレンス部材における反射波の信号強度とその音響インピーダンスとを用いることにより、測定条件(温度や測定系の回路特性)が変化し、被検査物に照射される超音波の強度が変動した場合でも、被検査物に照射される超音波とその反射波との関係を補正することができる。よって、被検査物の音響インピーダンスを正確に求めることができる。また、リファレンス部材が走査範囲内に設けられているので、リファレンス部材からの反射波の測定に続いて、被検査物の反射波を迅速に測定することができる。特に、リファレンス部材は被検査物がセットされるセット部の周縁に設けるとよい。このようにすると、二次元走査手段の走査ライン上にリファレンス部材と被検査物とが位置することになり、補正をリアルタイムで行うことが可能となる。
以上詳述したように、請求項1〜3に記載の発明によると、被検査物の音響インピーダンスをより正確に測定することができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は音響インピーダンス測定装置としての超音波画像検査装置を示す概略構成図である。図1に示されるように、本実施の形態の超音波画像検査装置1は、パルス励起型超音波顕微鏡2と、パーソナルコンピュータ(パソコン)3とを備える。
パルス励起型超音波顕微鏡2は、試料ステージ4を有する顕微鏡本体5と、試料ステージ4の下方に設置された超音波プローブ6とを備える。そのパルス励起型超音波顕微鏡2の超音波プローブ6がパソコン3と電気的に接続されている。
本実施の形態の試料ステージ4は、ユーザの手動操作により、水平方向(即ちX方向及びY方向)に移動できるように構成されている。この試料ステージ4には、被検査物としての生体組織8を載置した樹脂プレート9が固定されている。なお、生体組織8は、例えば、数μm程度にスライスされた生体組織切片である。また、樹脂プレート9としては、超音波を透過する部材(透過部材)であるアクリル板などが用いられる。この樹脂プレート9の上面(第1面)において生体組織8のセット部の周縁にリファレンス部材10が設けられている。
超音波プローブ6は、水などの超音波伝達媒体Wを貯留可能な貯留部11をその先端部に有するプローブ本体12と、プローブ本体12の略中心部に配置される超音波トランスデューサ13と、プローブ本体12を前記試料ステージ4の面方向に沿って二次元的に走査するためのX−Yステージ14とを備える。プローブ本体12の貯留部11は上部が開口しており、その貯留部11の開口側を上向きにした状態で超音波プローブ6が試料ステージ4の下方に設置されている。
超音波トランスデューサ13は、酸化亜鉛の薄膜圧電素子16とサファイアロッドの音響レンズ17とからなり、パルス励起されることで樹脂プレート9の下面(第2面)側から生体組織8に対して超音波を照射する。超音波トランスデューサ13が照射する超音波は、貯留部11の超音波伝達媒体Wを介して円錐状に収束されて樹脂プレート9の上面(生体組織8の表面)で焦点を結ぶようになっている。なお、超音波トランスデューサ13としては、口径1.2mm、焦点距離1.5mm、中心周波数80MHz、帯域幅50〜105MHz(−6dB)の仕様のものを用いている。
図2は、超音波画像検査装置1の電気的な構成を示すブロック図である。
図2に示されるように、超音波プローブ6は、超音波トランスデューサ13と、X−Yステージ14と、パルス発生回路21と、受信回路22と、送受波分離回路23と、検波回路24と、A/D変換回路25と、エンコーダ26と、コントローラ27とを備える。
X−Yステージ14は、超音波の照射点を二次元的に走査させるためのXステージ14X及びYステージ14Yを備えるとともに、それぞれのステージ14X,14Yを駆動するモータ28X,28Yを備えている。これらのモータ28X,28Yとしては、ステッピングモータやリニアモータが使用される。
各モータ28X,28Yにはコントローラ27が接続されており、該コントローラ27の駆動信号に応答してモータ28X,28Yが駆動される。これらモータ28X,28Yの駆動により、Xステージ14Xを連続走査(連続送り)するとともに、Yステージ14Yを間欠送りとなるよう制御することで、X−Yステージ14の高速走査が可能となっている。
また、本実施の形態においては、Xステージ14Xに対応してエンコーダ26が設けられ、エンコーダ26によりXステージ14Xの走査位置が検出される。具体的に、走査範囲を300×300個の測定点(ピクセル)に分割した場合、1回のX方向(水平方向)の走査が300分割される。そして、各測定点の位置がエンコーダ26によって検出されパソコン3に取り込まれる。パソコン3はそのエンコーダ26の出力に同期して駆動制御信号を生成して、その駆動制御信号をコントローラ27に供給する。コントローラ27は、この駆動制御信号に基づいてモータ28Xを駆動する。また、コントローラ27は、エンコーダ26の出力信号に基づきX方向の1ラインの走査が終了した時点でモータ28Yを駆動して、Yステージ14YをY方向に1ピクセル分移動させる。
さらに、コントローラ27は、駆動制御信号に同期してトリガ信号を生成してパルス発生回路21に供給する。これにより、パルス発生回路21において、そのトリガ信号に同期したタイミングで励起パルスが生成される。その励起パルスが送受波分離回路23を介して超音波トランスデューサ13に供給される結果、超音波トランスデューサ13から超音波が照射される。
図3には、X−Yステージ14の移動に伴う超音波の走査範囲R1の一例を示している。この例では、走査範囲R1の左上の隅にリファレンス部材10が配置されるようになっており、その位置から走査が開始される。そして、矢印で示すように、生体組織8の表面に沿ってX方向及びY方向に二次元的に走査が順次行われる。
超音波トランスデューサ13の薄膜圧電素子16は、送受波兼用の超音波振動子であり、生体組織8で反射した超音波(反射波)を電気信号に変換する。そして、その反射波の信号は、送受波分離回路23を介して受信回路22に供給される。受信回路22は、信号増幅回路を含んで構成されていて、反射波の信号を増幅して検波回路24に出力する。
検波回路24は、生体組織8からの反射波信号を検出するための回路であり、図示しないゲート回路を含む。本実施の形態の検波回路24は、超音波トランスデューサ13で受信した反射波信号のなかから生体組織8やリファレンス部材10の反射波信号を抽出する。そして、検波回路24で抽出された反射波信号は、A/D変換回路25に供給されてA/D変換された後、パソコン3に転送される。
パソコン3は、CPU31、I/F回路32、メモリ33、記憶装置34、入力装置35、及び表示装置36を備え、それらはバス37を介して相互に接続されている。
CPU31は、メモリ33を利用して制御プログラムを実行し、システム全体を統括的に制御する。制御プログラムとしては、X−Yステージ14による二次元走査を制御するためのプログラム、音響インピーダンスを算出するためのプログラム、音響インピーダンス像を表示するためのプログラムなどを含む。
I/F回路32は、超音波プローブ6との間で信号の授受を行うためのインターフェース(具体的には、USBインターフェース)である。I/F回路32は、超音波プローブ6に制御信号(コントローラ27への駆動制御信号)を出力したり、超音波プローブ6からの転送データ(A/D変換回路25から転送されるデータなど)を入力したりする。
表示装置36は、例えば、LCDやCRTなどのカラーディスプレイであり、生体組織8の画像(音響インピーダンス像)や各種設定の入力画面を表示するために用いられる。入力装置35は、キーボードやマウス装置などであり、ユーザからの要求や指示、パラメータの入力に用いられる。
記憶装置34は、磁気ディスク装置や光ディスク装置などであり、制御プログラム及び各種のデータを記憶している。CPU31は、入力装置35による指示に従い、プログラムやデータを記憶装置34からメモリ33へ転送し、それを逐次実行する。なお、CPU31が実行するプログラムとしては、メモリカード、フレキシブルディスク、光ディスクなどの記憶媒体に記憶されたプログラムや、通信媒体を介してダウンロードしたプログラムでもよく、その実行時には記憶装置34にインストールして利用する。
次に、生体組織8の音響インピーダンスを算出する方法について説明する。
先ず、図4に示すように、樹脂プレート9を介してリファレンス部材10に超音波Sを照射し、リファレンス部材10での反射波Sを測定する。超音波(入射波)Sと反射波Sとは上式(5)の関係が成り立つ。
また、生体組織表面に超音波Sを照射し、生体組織8からの反射波Sを測定する。超音波(入射波)Sと反射波Sとは上式(6)の関係が成り立つ。そして、生体組織8の音響インピーダンスZは上式(7)によって求められる。
ところが、図4のように生体組織8が薄い場合、生体組織8からの反射波Sは、組織表面の反射波Sと組織裏面の反射波Sとを含んだ合成波として取得される。上式(7)を用いて音響インピーダンスZを求めるためには、生体組織8の表面の反射波Sのみを生体組織8からの反射波Sとして使用する必要がある。
そのため、本実施の形態では、リファレンス部材10での反射波Sを参照波形としてデコンボリューション処理を行うことにより、生体組織8での反射波Sを補正して組織表面での反射波Sと組織裏面での反射波Sとを分離する。なお、このデコンボリューション処理では、各反射波S,Sをそれぞれフーリエ変換し、フーリエ変換後の反射波Sの周波数成分を反射波Sの周波数成分で除算し、さらに、その算出結果を逆フーリエ変換する。これにより、補正した反射波Sのデータが得られる。
図5(a)には、デコンボリューション処理前の生体組織8での反射波Sを示し、図5(b)には、デコンボリューション処理後の生体組織8での反射波Sを示している。図5(a),(b)に示されるように、デコンボリューション処理により補正された生体組織8の反射波Sは、補正前の波形に比べて生体組織8の表面及び裏面での反射が分離可能な波形となる。本実施の形態では、このデコンボリューション処理によって補正された反射波Sに対して窓関数をかけることにより、組織表面での反射波Sと組織裏面での反射波Sとを時間領域で分離する。
そして、分離した波形データに基づいて、生体組織8の表面からの反射波Saの信号強度を求め、それを生体組織8の反射波Sとして上式(7)に代入することにより、生体組織8の音響インピーダンスZが求められる。なお、上式(7)における樹脂プレート9の音響インピーダンスZやリファレンス部材10の音響インピーダンスZは、制御プログラムのデータとして記憶装置34に予め記憶されている。
次に、本実施の形態において、生体組織8の音響インピーダンス像を生成するためにCPU31が実行する処理例について、図6のフローチャートを用いて説明する。
まず、超音波プローブ6の初期動作として、CPU31からの指示に基づいてコントローラ27によりモータ28X,28Yが駆動され、走査位置がリファレンス部材10に位置するようにX−Yステージ14が移動される。またこのとき、励起パルスがトランスデューサ13に供給されると、図4に示すように、リファレンス部材10に超音波Sが照射され、その反射波Sが検波回路24で検出される。そして、反射波取得手段としてのCPU31は、A/D変換回路25で変換されたデジタルデータをI/F回路32を介して取得し、そのデータをリファレンス部材10の反射波のデータとしてメモリ33に記憶する(ステップ100)。
その後、CPU31からの指示に基づいてコントローラ27によりモータ28X,28Yが駆動され、X−Yステージ14による二次元走査が開始される。CPU31は、エンコーダ26の出力に基づいて測定点の座標データを取得する(ステップ110)。そして、図4に示すように、生体組織8に超音波Sが照射され、その反射波Sが検波回路24で検出される。反射波取得手段としてのCPU31は、A/D変換回路25で変換されたデジタルデータをI/F回路32を介して取得し、そのデータを生体組織8の反射波のデータとして座標データに関連付けてメモリ33に記憶する(ステップ120)。
処理手段としてのCPU31は、リファレンス部材10の反射波のデータを用いてデコンボリューション処理を行う(ステップ130)。図7には、そのデコンボリューション処理の具体例を示している。
すなわち、CPU31は、リファレンス部材10からの反射波Sのデータをフーリエ変換する(ステップ131)。次に、CPU31は、生体組織8における反射波Sのデータをフーリエ変換する(ステップ132)。そして、CPU31は、フーリエ変換後の反射波Sの周波数成分を反射波Sの周波数成分で除算する(ステップ133)。その後、CPU31は、その除算結果を逆フーリエ変換することで補正された反射波S(図5(b)参照)のデータを得る(ステップ134)。この処理の終了後、CPU31は、図6に示すステップ140に移行する。
ステップ140において、波形分離手段としてのCPU31は、所定の窓関数を用いて、補正された反射波Sから組織表面での反射波Sと組織裏面での反射波Sとを時間領域で分離する。次いで、CPU31は、分離した組織表面での反射波Sのデータを求める。そして、音響インピーダンス演算手段としてのCPU31は、そのデータを用いて、上記式(7)に対応した演算を行うことで、測定点での生体組織8の音響インピーダンスZを算出し、それら算出値を座標データに関連付けてメモリ33に記憶する(ステップ150)。
その後、CPU31は、算出した音響インピーダンスZに基づいて音響インピーダンス像を生成するための画像処理を行う(ステップ160)。詳しくは、CPU31は、音響インピーダンスZを用いてカラー変調処理を行い、音響インピーダンスZの大きさに応じた画像データを生成し、該画像データをメモリ33に記憶する。
CPU31は、全ての測定点での処理が終了し、1画面分の画像データが取得されたか否かを判断する(ステップ170)。ここで、全データが取得されていない場合、CPU31は、ステップ110に戻って、ステップ110〜170の処理を繰り返し実行し、全データが取得された場合には、該データを表示装置36に転送し該データに応じた音響インピーダンス像を表示させた後、図6の処理を終了する。
この処理により、組織表面での音響インピーダンスZの大きさに応じて色分けされた音響インピーダンス像が表示され、その音響インピーダンス像によって、生体組織8における音響インピーダンスの分布が確認される。
従って、本実施の形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1)本実施の形態の超音波画像検査装置1では、リファレンス部材10からの反射波Sを参照波形としてデコンボリューション処理を行うことにより、生体組織8からの反射波Sが補正され、生体組織8の表面での反射波S及び裏面での反射波Sが時間領域で分離される。そして、生体組織8の表面からの反射波Sの信号強度と樹脂プレート9の音響インピーダンスZとに基づいて生体組織8の音響インピーダンスZが算出される。このようにすれば、生体組織8が薄く生体組織8表面の反射波Sと裏面の反射波Sとが重なり合う場合でも、それら反射波を確実に分離することができ、組織表面の反射波Sに基づいて音響インピーダンスZを正確に求めることができる。
(2)本実施の形態の場合、測定条件(温度や測定系の回路特性)が変化し、トランスデューサ13から出力される超音波Sの強度が変動したとしても、リファレンス部材10の反射波Sを検出し、その強度に基づいて音響インピーダンスZを算出することにより、測定条件の変動に応じた補正が可能となる。これにより、正確な音響インピーダンス像を得ることができる。
(3)本実施の形態のパルス励起型超音波顕微鏡2では、樹脂プレート9において、生体組織8のセット部の周縁にリファレンス部材10が設けられ、該リファレンス部材10がX−Yステージ14による走査範囲R1内に配置されている。このように構成すると、リファレンス部材10からの反射波Sの測定に続いて、生体組織8の反射波Sを迅速に測定することができる。
(4)本実施の形態のパルス励起型超音波顕微鏡2は、生体組織8の下方から超音波Sを照射してその組織下面の画像を可視化するよう構成された倒立型の顕微鏡である。この場合、試料ホルダなどの特別な固定部材を設ける必要がなく、樹脂プレート9上面に生体組織8を載せるだけで、その音響インピーダンスZを容易に測定することができる。
なお、本発明の実施の形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態の超音波画像検査装置1では、リファレンス部材10からの反射波を参照波形としてデコンボリューション処理を行うものであったが、これに限定されるものではない。この参照波形としては、樹脂プレート9の上面(第1面)において生体組織8の非接触面からの反射波であればよく、例えば、樹脂プレート9の上面において生体組織8とリファレンス部材10とが載置されていない非載置面(具体的には、リファレンス部材10よりも外側に位置する樹脂プレート表面)での反射波を用いてもよい。
・上記実施の形態の超音波画像検査装置1において、生体組織8が薄く表面及び裏面での反射波が重なり合う場合にデコンボリューション処理を行えばよく、生体組織8が厚く表面及び裏面での反射波が重なり合わない場合には、従来の算出方法に切替えて生体組織8の音響インピーダンスZを算出してもよい。例えば、生体組織8が厚く、ユーザが入力装置35を操作して従来の演算方法を選択した場合、図6におけるデコンボリューション処理(ステップ130の処理)や反射波の分離処理(ステップ140の処理)を省略して生体組織8の音響インピーダンスZを算出するよう構成する。
・上記実施の形態では、生体組織8の下方から超音波を照射する倒立型の超音波顕微鏡2に具体化するものであったが、生体組織8の上方から超音波を照射する超音波顕微鏡に具体化してもよい。
・上記実施の形態では、被検査物としての生体組織8の音響インピーダンスZを測定するものであったが、それ以外に、例えば樹脂表面などの音響インピーダンスを測定してもよい。
・上記実施の形態において、パソコン3を用いて超音波画像検査装置1を構成したが、それ以外にワークステーションなどのコンピュータを用いてもよい。また、音響インピーダンス像を表示するための表示装置36は、パソコン3に一体的に設けられるものであったが、パソコン3と別体で設けてもよい。
・上記実施の形態の超音波画像検査装置1では、カラー変調による画像を得るものであったが、それ以外に輝度変調した画像として可視化してもよい。
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施の形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1)請求項2または3において、前記パルス励起型超音波顕微鏡は、前記被検査物の下方から超音波を照射してその被検査物における下面の画像を可視化するよう構成された倒立型の顕微鏡であることを特徴とする音響インピーダンス測定装置。
(2)請求項2または3において、前記処理手段は、前記被検査物の非接触面からの反射波をフーリエ変換する第1のフーリエ変換手段と、前記被検査物からの反射波をフーリエ変換する第2のフーリエ変換手段と、前記第2のフーリエ変換手段により得られた変換結果を前記第1のフーリエ変換手段により得られた変換結果で除算する除算手段と、その除算結果を逆フーリエ変換することで補正された反射波のデータを得る逆フーリエ変換手段とを含むことを特徴とする音響インピーダンス測定装置。
(3)請求項2または3に記載の音響インピーダンス測定装置と、前記被検査物の音響インピーダンスに基づいて画像を生成する処理を行う画像生成手段と、前記画像を表示するための表示装置とを備えることを特徴とする超音波画像検査装置。
本発明を具体化した一実施の形態の超音波画像検査装置を示す概略構成図。 超音波画像検査装置の電気的構成を示すブロック図。 超音波の走査範囲を示す説明図。 各反射波を示す説明図。 (a)はデコンボリューション処理前の反射波を示し、(b)はデコンボリューション処理後の反射波を示す説明図。 生体組織の音響インピーダンス像を生成するための処理を示すフローチャート。 デコンボリューション処理を示すフローチャート。 従来のパルス励起型超音波顕微鏡での音速測定方法を示す模式図。 従来のパルス励起型超音波顕微鏡での音響インピーダンス測定方法を示す模式図。 生体組織が薄い場合の反射波を示す説明図。
符号の説明
1…超音波画像検査装置
2…パルス励起型超音波顕微鏡
8…被検査物としての生体組織
9…透過部材としての樹脂プレート
10…リファレンス部材
14…二次元走査手段としてのX−Yステージ
16…超音波振動子としての薄膜圧電素子
31…反射波取得手段、処理手段、波形分離手段、及び音響インピーダンス演算手段としてのCPU

Claims (3)

  1. パルス励起型超音波顕微鏡を利用して超音波を被検査物に照射し、得られた反射波に基づいて前記被検査物の音響インピーダンスを測定する音響インピーダンス測定方法であって、
    前記被検査物とは異なる既知の音響インピーダンスを有しかつ超音波を透過しうる透過部材の第1面に前記被検査物を接触させた状態で、前記透過部材の第2面側から超音波を照射するステップと、
    前記透過部材の第1面における前記被検査物の非接触面からの反射波を取得するステップと、
    前記透過部材の第1面における前記被検査物からの反射波を取得するステップと、
    前記非接触面からの反射波を用いて前記被検査物からの反射波を補正するデコンボリューション処理を行うステップと、
    前記補正された反射波から前記被検査物の表面での反射波及び裏面での反射波を時間領域で分離するステップと、
    前記被検査物の表面からの反射波の信号強度と前記透過部材の音響インピーダンスとに基づいて前記被検査物の音響インピーダンスを算出するステップと
    を含むことを特徴とする音響インピーダンス測定方法。
  2. パルス励起型超音波顕微鏡を利用して超音波を被検査物に照射し、得られた反射波に基づいて前記被検査物の音響インピーダンスを測定する音響インピーダンス測定装置であって、
    パルス励起されることによって超音波を被検査物に向けて照射するとともに、前記被検査物からの反射波を受信して電気信号に変換する超音波振動子と、
    前記超音波振動子と前記被検査物との間に設けられ、前記被検査物とは異なる既知の音響インピーダンスを有しかつ超音波を透過しうる透過部材と、
    前記透過部材の第1面に前記被検査物を接触させた状態で、前記超音波振動子により前記透過部材の第2面側から超音波が照射され、前記被検査物の非接触面と前記被検査物とからの反射波を取得する反射波取得手段と、
    前記非接触面からの反射波を用いて前記被検査物からの反射波を補正するデコンボリューション処理を行う処理手段と、
    前記処理手段により補正された反射波から前記被検査物の表面での反射波及び裏面での反射波を時間領域で分離する波形分離手段と、
    前記波形分離手段により分離された前記被検査物の表面における反射波の信号強度と前記透過部材の音響インピーダンスとに基づいて前記被検査物の音響インピーダンスを算出する音響インピーダンス演算手段と
    を備えたことを特徴とする音響インピーダンス測定装置。
  3. 前記超音波の照射点を二次元的に走査させる二次元走査手段と、
    前記二次元走査手段により超音波が走査される範囲内であってかつ前記透過部材の第1面に接触した状態で配置され、前記透過部材とは異なる既知の音響インピーダンスを有するリファレンス部材と
    を備え、前記音響インピーダンス演算手段は、前記リファレンス部材における反射波の信号強度とその音響インピーダンスとを参照して、前記被検査物の音響インピーダンスを算出することを特徴とする請求項2に記載の音響インピーダンス測定装置。
JP2006068430A 2006-03-13 2006-03-13 音響インピーダンス測定方法、及び音響インピーダンス測定装置 Active JP5124741B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006068430A JP5124741B2 (ja) 2006-03-13 2006-03-13 音響インピーダンス測定方法、及び音響インピーダンス測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006068430A JP5124741B2 (ja) 2006-03-13 2006-03-13 音響インピーダンス測定方法、及び音響インピーダンス測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007248079A true JP2007248079A (ja) 2007-09-27
JP5124741B2 JP5124741B2 (ja) 2013-01-23

Family

ID=38592575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006068430A Active JP5124741B2 (ja) 2006-03-13 2006-03-13 音響インピーダンス測定方法、及び音響インピーダンス測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5124741B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009216522A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Honda Electronic Co Ltd 音響インピーダンス測定装置及び音響インピーダンス測定方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60146152A (ja) * 1984-01-11 1985-08-01 Hitachi Ltd 超音波顕微鏡
JPS61165658A (ja) * 1986-01-24 1986-07-26 Hitachi Ltd 超音波顕微鏡
JPH0390856A (ja) * 1989-09-01 1991-04-16 Olympus Optical Co Ltd 超音波顕微鏡
JPH09113492A (ja) * 1995-10-23 1997-05-02 Hitachi Constr Mach Co Ltd 超音波検査装置
JP2000102537A (ja) * 1998-09-30 2000-04-11 Furuno Electric Co Ltd 音響インピーダンス測定装置
JP2004294189A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Honda Electronic Co Ltd 超音波顕微鏡

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60146152A (ja) * 1984-01-11 1985-08-01 Hitachi Ltd 超音波顕微鏡
JPS61165658A (ja) * 1986-01-24 1986-07-26 Hitachi Ltd 超音波顕微鏡
JPH0390856A (ja) * 1989-09-01 1991-04-16 Olympus Optical Co Ltd 超音波顕微鏡
JPH09113492A (ja) * 1995-10-23 1997-05-02 Hitachi Constr Mach Co Ltd 超音波検査装置
JP2000102537A (ja) * 1998-09-30 2000-04-11 Furuno Electric Co Ltd 音響インピーダンス測定装置
JP2004294189A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Honda Electronic Co Ltd 超音波顕微鏡

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6011022112; 木村あゆみ,外: '音響インピーダンス顕微鏡における生体組織 in vivo 観察' 電子情報通信学会技術研究報告 Vol.105,No.553, 20060119, P.25-29 *
JPN7011001521; 李哲奎,外: '超音波顕微鏡による生体組織の音響パラメータ取得に関する検討' 電気学会全国大会講演論文集 , 20050411, P.142 *

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009216522A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Honda Electronic Co Ltd 音響インピーダンス測定装置及び音響インピーダンス測定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5124741B2 (ja) 2013-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4654352B2 (ja) 超音波検査方法、及び超音波検査装置
JP2010124842A (ja) 超音波診断装置
JPWO2018207276A1 (ja) 超音波画像構築方法、超音波画像構築装置、超音波画像構築プログラム、美容目的での皮膚の評価方法
JP4830100B2 (ja) 被検査物の測定方法、及び被検査物の測定装置
JP4654335B2 (ja) 超音波画像検査方法、超音波画像検査装置
JP2006308338A (ja) 超音波画像検査方法、超音波画像検査装置、超音波擬似染色方法
JP2006308337A (ja) 光学顕微鏡用超音波プローブ、超音波顕微鏡システム、及び光学/超音波顕微鏡システム
JP5124741B2 (ja) 音響インピーダンス測定方法、及び音響インピーダンス測定装置
JP4830099B2 (ja) 音速測定方法、及び音速測定装置
JP2008046097A (ja) 音速測定方法、及び音速測定装置
JP6081744B2 (ja) 超音波診断装置
JP5109070B2 (ja) 超音波画像表示装置、超音波画像表示方法、内視鏡手術支援システム、超音波画像表示プログラム
JP7539641B2 (ja) 超音波画像生成方法及び装置、並びに信号処理方法
JP4613269B2 (ja) 音速測定方法、及び音速測定装置
JP2016067392A (ja) 超音波診断装置
JP5317395B2 (ja) 超音波診断装置および超音波診断画像表示方法
JP4521584B2 (ja) 超音波顕微鏡を使用した音速測定方法、その音速測定装置、超音波顕微鏡を使用した音速像取得方法およびその画像診断装置
JP2008046096A (ja) 超音波顕微鏡システムの調整方法、及び超音波顕微鏡システム
JP5326132B2 (ja) 音響インピーダンス測定装置及び音響インピーダンス測定方法
JP5017572B2 (ja) 超音波画像検査方法、及び超音波画像検査装置
JP2007171051A (ja) 音速測定方法、音速測定装置、及び超音波画像検査装置
JP4787914B2 (ja) 音速測定方法、音速測定装置、及び超音波画像検査装置
JP4521585B2 (ja) 超音波顕微鏡を使用した音速測定方法、その音速測定装置、音速像取得方法および画像診断装置
JP2008209258A (ja) 音響パラメータ測定装置用の試料支持体、及び音響パラメータ測定装置
JP7213491B2 (ja) 超音波画像構築方法、超音波画像構築装置、超音波画像構築プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090311

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090415

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120925

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120926

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5124741

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151109

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250