JP2007246250A - 倉庫管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】フォークリフトの位置の経時的な変化をモニターすることを可能にする倉庫管理システムを提供する。
【解決手段】倉庫管理システムは、フォークリフトに設置されフォークリフトIDを記憶するICタグと、倉庫の内部に設置されフォークリフトIDを読み取るリーダと、フォークリフトに設置されるフォークリフト通信部と、フォークリフトの乗員に対して指示情報を表示する表示部と、サーバとを備える。リーダはフォークリフトIDとリーダを特定するリーダIDとを含む送信情報を定期的にサーバに送信する。サーバは、送信情報を受信するサーバ通信部と、リーダIDとリーダが設置された位置を示す位置情報とを対応づけて格納するテーブルと、送信情報に含まれるリーダIDを検索キーとしてテーブルを検索することにより位置情報を抽出し、フォークリフトIDと共に表示するフォークリフト位置監視部と、位置情報に基づいて指示情報を生成する指示情報生成部とを備える。サーバ通信部は指示情報をフォークリフト通信部に送信する。
【選択図】図1
【解決手段】倉庫管理システムは、フォークリフトに設置されフォークリフトIDを記憶するICタグと、倉庫の内部に設置されフォークリフトIDを読み取るリーダと、フォークリフトに設置されるフォークリフト通信部と、フォークリフトの乗員に対して指示情報を表示する表示部と、サーバとを備える。リーダはフォークリフトIDとリーダを特定するリーダIDとを含む送信情報を定期的にサーバに送信する。サーバは、送信情報を受信するサーバ通信部と、リーダIDとリーダが設置された位置を示す位置情報とを対応づけて格納するテーブルと、送信情報に含まれるリーダIDを検索キーとしてテーブルを検索することにより位置情報を抽出し、フォークリフトIDと共に表示するフォークリフト位置監視部と、位置情報に基づいて指示情報を生成する指示情報生成部とを備える。サーバ通信部は指示情報をフォークリフト通信部に送信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、倉庫の物流を管理するための情報システムに関する。
フォークリフトを用いて製品の出入庫が行われる倉庫において、物流の効率を向上させるために、フォークリフトを適切に運行することが重要である。
特許文献1には、倉庫管理システムが記載されている。この倉庫管理システムは、倉庫管理用のデータベースと、ICタグを取り付けた多数のパレットと、物品の入出荷エリアに配置されて前記各パレットのICタグに付与されたパレット名を認識するとともに、前記パレットに積載された物品に関する物品情報をパレット名と関連付けて前記データベースに送信可能な第1系統の無線端末機と、前記パレットを移動させることによって前記物品を倉庫に入出庫する搬送手段と、この搬送手段に配置されて前記ICタグに付与されたパレット名を認識するとともに、前記データベースから送信された前記パレットの入出庫情報をパレット名と関連付けて出力可能な第2系統の無線端末機とを含むことを特徴とする。
特開2006‐27810号公報
本発明の目的は、フォークリフトが使用される倉庫において、フォークリフトの位置の経時的な変化をモニターすることを可能にする倉庫管理システムを提供することである。
本発明の他の目的は、フォークリフトが使用される倉庫において、製品の位置の経時的な変化をモニターすることを可能にする倉庫管理システムを提供することである。
本発明の他の目的は、フォークリフトが使用される倉庫において、製品の位置の経時的な変化をモニターすることを可能にする倉庫管理システムを提供することである。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による倉庫管理システムは、フォークリフト(20)に設置され、自身を個別に識別するためのフォークリフトIDを記憶するICタグ(24)と、倉庫の内部に設置され、フォークリフトIDをRFID通信によって読み取るリーダ(4、10)と、フォークリフトに設置されるフォークリフト通信部(22)と、フォークリフト通信部と通信可能に接続され、フォークリフトの乗員に対して指示情報(19)を表示する表示部(28)と、サーバ(12)とを備える。リーダ(4、10)はフォークリフトIDとリーダを特定するリーダIDとを含む送信情報(18)を定期的にサーバに送信する。サーバ(12)は、送信情報を受信するサーバ通信部(38)と、リーダIDとリーダが設置された位置を示す位置情報とを対応づけて格納するテーブル(40)と、送信情報に含まれるリーダIDを検索キーとしてテーブルを検索することにより位置情報を抽出し、フォークリフトIDと共に表示するフォークリフト位置監視部(52)と、位置情報に基づいて指示情報(19)を生成する指示情報生成部(58)とを備える。サーバ通信部(38)は指示情報(19)をフォークリフト通信部(22)に送信する。
本発明による倉庫管理システムにおいて、リーダ(4、10)は、ICタグとのRFID通信の感度を示す感度情報(69)を生成してリーダIDと対応づけてサーバ(12)に送信する。サーバ(12)は更に、テーブル(40)において送信情報に含まれるリーダID(78)に対応する位置情報(80)と、送信情報(18)に含まれる感度情報(69)とを予め記憶された手順に従って処理することによって推測位置を算出する位置推測部(54)を備える。指示情報生成部(58)は、推測位置に基づいて指示情報(19)を生成する。
本発明による倉庫管理システムにおいて、リーダは、製品に取り付けられた製品ICタグから製品IDを定期的に読み取ってサーバに送信する。サーバは更に、第1時点で読み取られた製品IDと第2時点で読み取られた製品IDとの違いに基づいて、在庫の出入庫を示す情報を生成して出力する出入庫情報生成部(60)を備える。
本発明による倉庫管理システムは、倉庫の内部に固定され、自身を個別に識別するための識別子である固定ICタグIDを記憶するICタグ(98)と、フォークリフト(20)に設置され、固定ICタグIDをRFID通信によって読み取るリーダ(96)と、フォークリフト(20)に設置され、リーダと通信可能に接続されるフォークリフト通信部(100)と、フォークリフト通信部と通信可能に接続され、フォークリフトの乗員に対して指示情報(106)を表示する表示部(28)と、サーバ(102)とを備える。通信部(100)は固定ICタグIDとフォークリフトを特定するフォークリフトIDとを含む送信情報(104)を無線により定期的にサーバ(102)に送信する。サーバ(102)は、送信情報を受信するサーバ通信部(116)と、固定ICタグIDとICタグが設置された位置を示す位置情報とを対応づけて格納するテーブル(118)と、送信情報に含まれる固定ICタグIDを検索キーとしてテーブルを参照することにより位置情報を抽出して表示するフォークリフト位置監視部(128)と、位置情報に基づいて指示情報(106)を生成する指示情報生成部(136)とを備える。サーバ通信部(116)は指示情報(106)をフォークリフト通信部(100)に送信する。
本発明による倉庫管理システムは、更に、倉庫の内部に配置された棚に固定され、リーダによって読み取られる棚IDを記憶する棚ICタグ(94)を備える。通信部(100)は、棚IDを送信情報(104)としてサーバ(102)に送信する。サーバ(102)は更に、棚IDと製品IDとを格納する製品データベース(122)と、製品データベース(122)において送信情報に含まれる棚IDに対応する製品IDを抽出して指示情報(106)に追加する製品ID抽出部(134)を備える。
本発明による倉庫管理システムは、更に、フォークリフトに設置され、棚に製品を置いたことと棚から製品を取り出したことを区分する製品取り扱い情報(152)の入力を受け付ける入力部(26)を備える。通信部(100)は製品取り扱い情報を送信情報(104)としてサーバ(102)に送信する。サーバは更に、送信情報に基づいて製品データベース(122)を更新する製品データベース更新部(138)を備える。
本発明による倉庫管理システムは、更に、フォークリフトに設置され、棚に製品を置いたこと及び棚から製品を取り出したことを区分する製品取り扱い情報(152)の入力を受け付ける入力部(26)を備える。リーダ(96)は、製品に取り付けられた製品ICタグから製品IDを読み取る。通信部(100)は製品取り扱い情報と製品IDとを送信情報(104)としてサーバ(102)に送信する。サーバ(102)は更に、送信情報に基づいて製品データベースにおける製品IDを更新する製品データベース更新部(138)を備える。
本発明によれば、フォークリフトが使用される倉庫において、フォークリフトの位置の経時的な変化をモニターすることを可能にする倉庫管理システムが提供される。
更に本発明によれば、フォークリフトが使用される倉庫において、製品の位置の経時的な変化をモニターすることを可能にする倉庫管理システムが提供される。
更に本発明によれば、フォークリフトが使用される倉庫において、製品の位置の経時的な変化をモニターすることを可能にする倉庫管理システムが提供される。
(実施の第1形態)
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明の実施の第1形態における倉庫の構成を示す。倉庫には、棚2が設置される。棚2は多くの区画に仕切られる。それらの区画には、製品6が配置される。製品6には製品ICタグ8が取り付けられる。製品ICタグ8は、製品6を個別に特定するための識別子である製品IDを記憶する。棚2の区画の各々には、製品ICタグ8の情報をRFIDシステムの通信によって読み取る棚リーダ4が設置される。倉庫の天井には、製品ICタグ8の情報をRFIDシステムの通信によって読み取る天井リーダ10が設置される。天井リーダ10は天井に多数設置され、ICタグとの通信の通信範囲は、倉庫のフォークリフトが走行する範囲を概ね覆う。天井リーダ10に代えて、倉庫の床に配置される床リーダが採用されてもよい。棚リーダ4と天井リーダ10とは、ICタグから受信した電波の受信感度を示す情報を生成することが可能なリーダであることが望ましい。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明の実施の第1形態における倉庫の構成を示す。倉庫には、棚2が設置される。棚2は多くの区画に仕切られる。それらの区画には、製品6が配置される。製品6には製品ICタグ8が取り付けられる。製品ICタグ8は、製品6を個別に特定するための識別子である製品IDを記憶する。棚2の区画の各々には、製品ICタグ8の情報をRFIDシステムの通信によって読み取る棚リーダ4が設置される。倉庫の天井には、製品ICタグ8の情報をRFIDシステムの通信によって読み取る天井リーダ10が設置される。天井リーダ10は天井に多数設置され、ICタグとの通信の通信範囲は、倉庫のフォークリフトが走行する範囲を概ね覆う。天井リーダ10に代えて、倉庫の床に配置される床リーダが採用されてもよい。棚リーダ4と天井リーダ10とは、ICタグから受信した電波の受信感度を示す情報を生成することが可能なリーダであることが望ましい。
倉庫には製品6を搬送するフォークリフト20が配置される。フォークリフト20にはフォークリフトICタグ24が設置される。フォークリフトICタグ24は、フォークリフトを個別に特定するための識別子であるフォークリフトIDを記憶する。フォークリフトICタグ24に記憶された情報は、棚リーダ4及び天井リーダ10によって読み取られる。
棚リーダ4及び天井リーダ10は、無線LANに例示される通信回線によりサーバ12と情報通信可能に接続される。棚リーダ4は、サーバ12に棚リーダ情報14を送信する。天井リーダ10は、サーバ12に天井リーダ情報16を送信する。サーバ12は、棚リーダ情報14と天井リーダ情報16とを含む送信情報18を受信する。サーバ12は、送信情報18に基づいて指示情報19を生成し、無線通信によりフォークリフト20に指示情報19を送信する。
フォークリフト20は、サーバ12から無線通信により指示情報19を受信するための通信部22を備える。フォークリフト20は更に、通信部22に接続されるコンピュータを備える。コンピュータは、フォークリフト20を操縦している操縦者が情報を入力するための入力部26と、操縦者に対して情報を出力するための出力部28を備える。入力部26はキーボード、出力部28は液晶ディスプレイにより構成することができる。コンピュータは、通信部22が受信する指示情報19と入力部26から入力される入力情報とに基づいて表示情報を生成し、その表示情報を表示部28に表示する。
図2は、サーバ12の構成を示す。サーバ12は、演算制御部30、記憶部32、入力部34、出力部36及び通信部38を備える。
図3は、記憶部32に格納されるデータを示す。記憶部32は、リーダ配置テーブル40、フォークリフト位置履歴テーブル42、製品位置履歴テーブル44及び倉庫管理プログラム46を格納する。倉庫管理プログラム46は、通信制御部48、位置推測部50、フォークリフト位置監視部52、製品位置監視部54、オーダーピッキング情報取得部56、最適経路算出部57、指示情報生成部58及び出入庫情報生成部60を含む。位置推測部50は、位置推測用テーブル50‐1を生成し記憶部32に保存する。
図3は、記憶部32に格納されるデータを示す。記憶部32は、リーダ配置テーブル40、フォークリフト位置履歴テーブル42、製品位置履歴テーブル44及び倉庫管理プログラム46を格納する。倉庫管理プログラム46は、通信制御部48、位置推測部50、フォークリフト位置監視部52、製品位置監視部54、オーダーピッキング情報取得部56、最適経路算出部57、指示情報生成部58及び出入庫情報生成部60を含む。位置推測部50は、位置推測用テーブル50‐1を生成し記憶部32に保存する。
以下の説明において、演算制御部30が記憶部32に格納されるプログラムを読み取り、そのプログラムに記載されている手順に従って実行する動作は、説明の便宜上、プログラム自身が実行する動作として記述される。
図4は、送信情報18に含まれるデータを示す。送信情報18は、リーダID62、時刻64、フォークリフトID66、製品ID68及び感度69を対応づけて含む。棚リーダ4または天井リーダ10が製品6のみを検出しフォークリフト20を検出しないとき、送信情報18におけるフォークリフトID66は空である。棚リーダ4または天井リーダ10が製品6を検出せずフォークリフト20のみを検出するとき、送信情報18における製品ID66は空である。
図5は、指示情報19に含まれるデータを示す。指示情報19は、フォークリフトID70、棚位置72、製品ID74及び最適経路76を対応づけて格納する。
図5は、指示情報19に含まれるデータを示す。指示情報19は、フォークリフトID70、棚位置72、製品ID74及び最適経路76を対応づけて格納する。
図6は、リーダ配置テーブル40の構成を示す。リーダ配置テーブル40は、棚リーダ4又は天井リーダ10を設置する際にオペレータによって入力された情報を格納する。オペレータは、棚リーダ4又は天井リーダ10の各々に登録されている識別子であるリーダIDと、設置された位置を示す情報とを、リーダID78及びリーダ位置80としてそれぞれ登録する。
図7は、フォークリフト位置履歴テーブル42の構成を示す。フォークリフト位置履歴テーブル42は、フォークリフト位置監視部52によって生成されるテーブルである。フォークリフト位置履歴テーブル42は、フォークリフトID82と、時刻84と、位置86とを対応づけて格納する。
図8は、製品位置履歴テーブル44の構成を示す。製品位置履歴テーブル44は、製品位置監視部54によって生成されるテーブルである。製品位置履歴テーブル44は、製品ID88と、時刻90と、棚位置92とを対応づけて格納する。
図9は、位置推測用テーブル50‐1の構成を示す。位置推測用テーブル50‐1は、時刻50‐2と、製品ID50‐3と、フォークリフトID50‐4と、リーダID50‐5と、感度50‐6とを格納する。
次に、位置推測部50の動作について説明する。位置推測部50は、送信情報18に基づいて製品6又はフォークリフト20の位置を推測する。まず、フォークリフト20の位置を検出するための単純な方法について説明する。
天井リーダ10は、フォークリフトICタグ24からフォークリフトID66の情報を含む電波を受信すると、天井リーダ10に予め登録されたリーダID62と、受信した時刻64と、受信したフォークリフトID66とを含む送信情報18をサーバ12に送信する。位置推測部50は、送信情報18に含まれるリーダID62を検索キーとしてリーダ配置テーブル40のリーダID78を検索し、一致するレコードに含まれるリーダ位置80を抽出する。位置推測部50は、受信したフォークリフトID66と時刻64とをフォークリフト位置履歴テーブル42のフォークリフトID82と時刻84とに登録し、抽出されたリーダ位置80を位置86として登録する。天井リーダ10が定期的に送信する送信情報18に基づいてこうした登録が行われることにより、複数のフォークリフト20の動作の履歴が個別に記録される。
以上の動作において、フォークリフト20の位置の検出は、天井リーダ10だけでなく棚リーダ4も用いて行われることが好ましい。それにより、より精確にフォークリフト20の位置が管理される。あるいは、より少ない天井リーダ10により同じ精確さが達成される。
製品位置監視部54は、製品6に対しても、フォークリフト20に対する上記の動作と同様の動作を製品ICタグ8に対して行うことにより、製品位置履歴テーブル44を生成する。製品6の場合は、それが配置されている棚2の位置が特に重要な情報であるため、棚リーダ4のリーダ位置80である棚位置92が製品位置履歴テーブル44に記録されることが望ましい。
次に、図10、11を参照して、位置推測部50が行うより精度の高い位置推測動作について説明する。位置推測部50は、天井リーダ10の受信感度に基づいて三角測量方式的に製品6とフォークリフト20の位置を推測する。より具体的には、位置推測部50は例えば以下のような動作を行う。
天井リーダ10は、製品ICタグ8から受信する電波の受信感度を検出し、その感度を示す情報を生成する。図10においては、「B」「C」で示されている天井リーダ10は、強い感度で或る製品ICタグ8からの電波を受信している。「E」で示されている天井リーダ10は、弱い感度で製品ICタグ8からの電波を受信している。他の天井リーダ10は、その製品ICタグ8からの電波を受信していない。このことにより、製品ICタグ8の位置は「B」と「C」の天井リーダ10に近く、「E」から少し離れていることが知られる。同様に、フォークリフト20の位置は「D」と「E」の天井リーダ10に近く、「B」の天井リーダ10から少し離れていることが知られる。
位置推測部50は、受信した送信情報18を所定の時間幅で蓄積する。そして、その時間幅を代表する時刻50‐2を位置推測用テーブル50‐1に登録する。位置推測部50は、その時間幅の中で受信した送信情報18に含まれる製品ID68を製品ID50‐3として登録する。更に、同じ製品ID68を含む送信情報18におけるリーダID62と感度69とを、リーダID50‐5及び感度50‐6として位置推測用テーブル50‐1に登録する。
位置推測部50は更に、製品ICタグ8に対する上記の動作と同様の動作をフォークリフトICタグ24に対して行い、フォークリフトID50‐4の登録を行う。
以上のように情報が登録された位置推測用テーブル50‐1において、リーダID50‐5と感度50−6との関係は、製品ID50‐3及びフォークリフトID50‐4毎に、図12のように図示される。位置推測部50は、こうした位置推測用テーブル50‐1により、製品毎、フォークリフト毎に、リーダの感度のリストを生成することができる。
位置推測部50は、フォークリフトID66毎に、リーダ配置テーブル40においてリーダID50‐5に一致するリーダ位置80を抽出し、感度50‐6を重みとしてリーダ位置80を加重平均した値を算出する。そしてその値を位置86としてフォークリフト位置履歴テーブル42に登録する。位置推測部50は更に、製品ID68に対しても同様の動作を行うことにより、棚位置92を製品位置履歴テーブル44に登録する。
以上の動作により、製品6とフォークリフト20の位置が三角測量方式的に推測される。こうした位置推測動作により、天井リーダ10の設置密度に比して高い精度で製品6とフォークリフト20の位置検出が可能である。
図12は、本実施の形態における倉庫管理システムがオーダーピッキングに用いられるときの動作を示すフローチャートである。
ステップS2:天井リーダ10は、フォークリフトICタグ24からフォークリフトID66の情報を含む電波を受信する。天井リーダ10は、定期的に、受信した電波に基づいて送信情報18を生成してサーバ12に送信する。
ステップS2:天井リーダ10は、フォークリフトICタグ24からフォークリフトID66の情報を含む電波を受信する。天井リーダ10は、定期的に、受信した電波に基づいて送信情報18を生成してサーバ12に送信する。
ステップS4:位置推測部50は、送信情報18を用いて、既述の方法でフォークリフト20の位置86を生成する。
ステップS6:フォークリフト位置監視部52は、フォークリフト位置履歴テーブル42に位置86を登録する。フォークリフト位置監視部52は、フォークリフト位置履歴テーブル42のフォークリフトID82、時刻84及び位置86を出力部36より出力する。
ステップS6:フォークリフト位置監視部52は、フォークリフト位置履歴テーブル42に位置86を登録する。フォークリフト位置監視部52は、フォークリフト位置履歴テーブル42のフォークリフトID82、時刻84及び位置86を出力部36より出力する。
ステップS8:指示情報生成部58は、フォークリフト位置履歴テーブル42に新たに登録された時刻84と位置86とを指示情報19として、対応するフォークリフトID82によって指定されるフォークリフト20の通信部22に送信する。フォークリフト20の出力部28は、受信した時刻84と位置86とを出力する。フォークリフト20の運転手は、その時刻84と位置86を確認しながらフォークリフト20を操作する。
ステップS10:棚リーダ4は、製品ICタグ8から製品ID68の情報を含む電波を受信する。天井リーダ10は、定期的に、受信した電波に基づいて送信情報18を生成してサーバ12に送信する。
ステップS12:位置推測部50は、送信情報18を用いて、既述の方法で棚位置92を生成する。
ステップS14:製品位置監視部54は、製品位置履歴テーブル44に棚位置92を登録する。製品位置監視部54は、製品位置履歴テーブル44の製品ID88、時刻90及び棚位置92を出力部36より出力する。
ステップS14:製品位置監視部54は、製品位置履歴テーブル44に棚位置92を登録する。製品位置監視部54は、製品位置履歴テーブル44の製品ID88、時刻90及び棚位置92を出力部36より出力する。
ステップS16:オーダーピッキング情報処理部56は、入力部34を介してオーダーピッキング情報を取得する。オーダーピッキング情報は、製品IDを含む。オーダーピッキング情報処理部56は、製品位置履歴テーブル44を検索して製品ID88が入力された製品IDと一致するレコードの中で時刻が最新のレコードに含まれる棚位置92を抽出する。
ステップS18:最適経路算出部57は、フォークリフト位置履歴テーブル42に登録されているデータのうち最も新しい時刻84に対応する位置86を抽出する。最適経路算出部57は、抽出された位置86とステップS16で抽出された棚位置92とに基づいて、予め記憶部32に登録された倉庫のフォークリフト経路を通ってフォークリフト20が最も効率的に棚位置92まで到達できる経路(例えば距離が最短の経路)を算出する。
ステップS20:指示情報生成部58は、ステップS16で取得された製品IDと、その製品IDに対して抽出された棚位置92と、その製品IDに対してステップS18で抽出された位置86に対応するフォークリフトID82と、算出された経路とを、それぞれ指示情報19の製品ID74、棚位置72、フォークリフトID70及び最適経路76として登録する。通信制御部48は、登録された指示情報19を、フォークリフトID70によって特定されるフォークリフト20の通信部22に送信する。通信部22が指示情報19を受信すると、フォークリフト20の出力部28は、ピッキングすべき製品の製品ID74と、棚位置72と、その棚位置72に至る最適経路76とを出力する。フォークリフト20の運転手はその最適経路76を参照して棚位置72に到達し、ピッキングを行う。
倉庫管理システムは更に、製品6の出入庫を監視する。その監視動作は、以下のように行われる。出入庫情報生成部60は、製品位置履歴テーブル44を定期的にチェックし、時刻90が最新の時刻のデータと、最新の時刻よりも所定時間以前のデータとの差分を算出する。出入庫情報生成部60は、棚位置92が変化している製品ID88について、製品ID88と棚位置92との対応リストを作成し、出力部36より出力する。サーバ12のオペレータは、この対応リストにより、製品6の経時的な動きを監視する。
(実施の第2形態)
図13は、本発明の実施の第2形態における倉庫の構成を示す。倉庫には、棚2が設置される。棚2は多くの区画に仕切られる。それらの区画には、製品6が配置される。棚2の区画の各々には、棚ICタグ94が設置される。棚ICタグ94は、棚2の区画の各々を特定するための識別子である棚IDを記憶する。倉庫の床には、固定ICタグ98が設置される。固定ICタグ98は、固定ICタグIDを記憶する。
図13は、本発明の実施の第2形態における倉庫の構成を示す。倉庫には、棚2が設置される。棚2は多くの区画に仕切られる。それらの区画には、製品6が配置される。棚2の区画の各々には、棚ICタグ94が設置される。棚ICタグ94は、棚2の区画の各々を特定するための識別子である棚IDを記憶する。倉庫の床には、固定ICタグ98が設置される。固定ICタグ98は、固定ICタグIDを記憶する。
倉庫には製品6を搬送するフォークリフト20が配置される。フォークリフト20にはフォークリフトリーダ96が設置される。フォークリフトリーダ96は、棚ICタグ94と固定ICタグ98の情報をRFIDシステムの通信によって読み取る。フォークリフト20は、サーバ102と無線で情報通信を行う通信部100を備える。通信部100は、サーバ102に送信情報104を送信し、サーバ102から指示情報106を受信する。フォークリフト20は更に、通信部100に接続されるコンピュータを備える。コンピュータは、入力部26と出力部28とを備える。
図14は、サーバ102の構成を示す。サーバ102は、演算制御部108、記憶部110、入力部112、出力部114及び通信部116を備える。図15は、記憶部110の構成を示す。記憶部110は、固定ICタグ配置テーブル118、フォークリフト位置履歴テーブル120、製品位置履歴テーブル122及び倉庫管理プログラム124を記憶する。倉庫管理プログラム124は、通信制御部126、フォークリフト位置監視部128、製品位置監視部130、オーダーピッキング情報処理部132、最適経路算出部133、製品ID抽出部134、指示情報生成部136及び製品データ更新部138を含む。
図16は、送信情報104に含まれるデータを示す。送信情報104は、フォークリフトID144と、時刻146と、固定ICタグID148と、棚ID150と、製品取り扱い情報152とを対応づけて格納する。
図17は、指示情報142に含まれるデータを示す。指示情報142は、フォークリフトID154と、棚位置156と、最適経路158と、製品情報160と、目前製品情報162とを対応づけて格納する。
図18は、固定ICタグ配置テーブル118に含まれるデータを示す。固定ICタグ配置テーブル118は、固定ICタグID164と、リーダ位置166とを対応づけて格納する。
図19は、フォークリフト位置履歴テーブル120に含まれるデータを示す。フォークリフト位置履歴テーブル120は、フォークリフトID168と、時刻170と、位置172とを対応づけて格納する。
図20は、製品位置履歴テーブル122に含まれるデータを示す。製品位置履歴テーブル122は、製品情報174と、時刻176と、棚位置178とを対応づけて格納する。製品情報174は、製品名及び製品に割り当てられた番号に例示される、製品6を特定するための情報である。製品情報174は、製品6にICタグが取り付けられるとき、そのICタグに記憶されるID情報を含む。
図21は、本実施の形態における倉庫管理システムの動作を示すフローチャートである。
ステップS22:フォークリフト20の運転手は、フォークリフト20を運転して倉庫を走行する。フォークリフトリーダ96は、定期的にRFID通信を実行し、固定ICタグ98から固定ICタグID148を取得する。フォークリフト20の通信部100は、予め登録されたフォークリフトID144と、取得された固定ICタグID148と、現在時刻を示す時刻146とを送信情報104に登録して、サーバ102に送信する。
ステップS22:フォークリフト20の運転手は、フォークリフト20を運転して倉庫を走行する。フォークリフトリーダ96は、定期的にRFID通信を実行し、固定ICタグ98から固定ICタグID148を取得する。フォークリフト20の通信部100は、予め登録されたフォークリフトID144と、取得された固定ICタグID148と、現在時刻を示す時刻146とを送信情報104に登録して、サーバ102に送信する。
ステップS24:通信制御部126は、送信情報104を受信する。フォークリフト位置監視部128は、送信情報104に含まれる固定ICタグID148を検索キーとして固定ICタグ配置テーブル118を検索し、一致するレコードに含まれるリーダ位置166を抽出する。
ステップS26:フォークリフト位置監視部128は、受信したフォークリフトID144と時刻146とをフォークリフト位置履歴テーブル120のフォークリフトID168と時刻170とに登録し、抽出されたリーダ位置166を位置172として登録する。フォークリフトリーダ96が定期的に送信する送信情報104に基づいてこうした登録が行われることにより、複数のフォークリフト20の動作の履歴が個別に記録される。
ステップS28:指示情報生成部136は、フォークリフト位置履歴テーブル120に新たに登録された時刻170と位置172とを指示情報として、対応するフォークリフトID168によって指定されるフォークリフト20の通信部100に送信する。フォークリフト20の出力部28は、受信した時刻170と位置172とを確認しながらフォークリフト20を操作する。
ステップS30:フォークリフトリーダ96は、定期的にRFID通信を実行し、棚ICタグ94から棚ID150を取得する。フォークリフト20の通信部100は、予め登録されたフォークリフトID144と、取得された棚ID150と、現在時刻を示す時刻146とを送信情報104に登録して、サーバ102に送信する。
ステップS32:製品ID抽出部134は、送信情報104に含まれる棚ID150を検索キーとして製品位置履歴テーブル122を検索し、時刻170が最新の製品情報174を抽出する。指示情報生成部136は、送信情報104のフォークリフトID154を指示情報106のフォークリフトID154に登録する。指示情報生成部136は、抽出された製品情報174を目前製品情報162として指示情報106に登録する。通信制御部126は、指示情報106をフォークリフト20の通信部100に送信する。フォークリフト20の出力部28は、受信した目前製品情報162を出力する。運転手は、目前製品情報162によって、距離の近い棚2の製品6についての情報を確認しながら作業を行う。
ステップS34:オーダーピッキング情報処理部132は、入力部112を介してオーダーピッキング情報を取得する。オーダーピッキング情報は、製品情報を含む。その製品情報は、製品情報160として指示情報106に登録される。
ステップS36:オーダーピッキング情報処理部132は、取得されたオーダーピッキング情報に含まれる製品情報を検索キーとして製品位置履歴テーブル122を検索し、一致した製品情報174に対応する棚位置178を抽出する。抽出された棚位置178は、指示情報106に棚位置156として登録される。
最適経路算出部133は、フォークリフト位置履歴テーブル120に登録されているデータのうち最も新しい時刻170に対応する位置172を抽出する。最適経路算出部133は、抽出された位置172とステップS36で抽出された棚位置178とに基づいて、予め記憶部110に登録された倉庫のフォークリフト経路を通ってフォークリフト20が最も効率的に棚位置178まで到達できる経路(例えば距離が最短の経路)を算出する。算出された経路は、最適経路158として指示情報106に登録される。
ステップS38:通信制御部126は、指示情報106をフォークリフト20の通信部100に送信する。通信部100が指示情報106を受信すると、フォークリフト20の出力部28は、ピッキングすべき製品の製品情報160と、棚位置156と、その棚位置156に至る最適経路158とを出力する。フォークリフト20の運転手はその最適経路158を参照して棚位置156に到達し、ピッキングを行う。
ステップS40:運転手は、フォークリフト20を操作して棚2から製品6を取り出すと、入力部26を操作して、棚2から製品6を取り出したことを示す製品取り扱い情報152を入力する。入力された製品取り扱い情報152は、送信情報104に登録される。フォークリフトリーダ96は、棚ICタグ94から棚ICタグID95を読み取る。読み取られた棚ICタグID95は、棚ID150として送信情報104に登録される。フォークリフト20の通信部100は、予め登録されたフォークリフトID144と、取得された棚ID150と、現在時刻を示す時刻146とを送信情報104に登録する。通信部100は、送信情報104をサーバ102に送信する。
逆に、製品6を棚2に収納する作業が行われる場合、運転手は入力部26を操作して、棚2に製品6を収納したことを示す製品取り扱い情報152を入力する。フォークリフトリーダ96は、棚ICタグ94から棚ICタグID95を読み取る。入力された製品取り扱い情報152と棚ICタグID95とが送信情報104に登録されてサーバ102に送信される。
ステップS42:製品データ更新部138は、受信した送信情報104を用いて、製品位置履歴テーブル122を更新する。製品取り扱い情報152に製品6が棚2から取り出されたことが示されている場合、そのときの時刻176に対応づけられた棚位置178に、棚位置178と共に、「取り出し」を示す情報を登録する。製品取り扱い情報152に製品6が棚2に収納されたことが示されている場合、そのときの時刻176に対応づけられた棚位置178に、棚位置178と共に、「収納」を示す情報を登録する。
サーバ102のオペレータは、製品位置履歴テーブル122を出力部114から出力することにより、製品の位置の経時的な変化をモニターすることができる。本実施の形態の倉庫管理システムによれば、ICタグが取り付けられていない製品6の位置の経時的な変化もモニターされる。そのため、この倉庫管理システムは、ICタグが取り付けられた製品と取り付けられていない製品とが混在する倉庫に対しても好適に用いられる。
2…棚
4…棚リーダ
6…製品
8…製品ICタグ
10…天井リーダ
12…サーバ
14…棚リーダ情報
16…天井リーダ情報
18…送信情報
19…指示情報
20…フォークリフト
22…通信部
24…フォークリフトICタグ
26…入力部
28…出力部
94…棚ICタグ
95…棚ICタグID
96…フォークリフトリーダ
98…固定ICタグ
100…通信部
102…サーバ
104…送信情報
106…指示情報
4…棚リーダ
6…製品
8…製品ICタグ
10…天井リーダ
12…サーバ
14…棚リーダ情報
16…天井リーダ情報
18…送信情報
19…指示情報
20…フォークリフト
22…通信部
24…フォークリフトICタグ
26…入力部
28…出力部
94…棚ICタグ
95…棚ICタグID
96…フォークリフトリーダ
98…固定ICタグ
100…通信部
102…サーバ
104…送信情報
106…指示情報
Claims (7)
- フォークリフトに設置され、自身を個別に識別するためのフォークリフトIDを記憶するICタグと、
倉庫の内部に設置され、前記フォークリフトIDをRFID通信によって読み取るリーダと、
前記フォークリフトに設置されるフォークリフト通信部と、
前記フォークリフト通信部と通信可能に接続され、前記フォークリフトの乗員に対して指示情報を表示する表示部と、
サーバ
とを具備し、
前記リーダは前記フォークリフトIDと前記リーダを特定するリーダIDとを含む送信情報を定期的に前記サーバに送信し、
前記サーバは、
前記送信情報を受信するサーバ通信部と、
前記リーダIDと前記リーダが設置された位置を示す位置情報とを対応づけて格納するテーブルと、
前記送信情報に含まれる前記リーダIDを検索キーとして前記テーブルを検索することにより前記位置情報を抽出し、前記フォークリフトIDと共に表示するフォークリフト位置監視部と、
前記位置情報に基づいて前記指示情報を生成する指示情報生成部
とを備え、
前記サーバ通信部は前記指示情報を前記フォークリフト通信部に送信する
倉庫管理システム。 - 請求項1に記載された倉庫管理システムであって、
前記リーダは、前記ICタグとのRFID通信の感度を示す感度情報を生成して前記リーダIDと対応づけて前記サーバに送信し、
前記サーバは更に、
前記テーブルにおいて前記送信情報に含まれる前記リーダIDに対応する前記位置情報と、前記送信情報に含まれる前記感度情報とを予め記憶された手順に従って処理することによって推測位置を算出する位置推測部
を具備し、
前記指示情報生成部は、前記推測位置に基づいて前記指示情報を生成する
倉庫管理システム。 - 請求項1又は2に記載された倉庫管理システムであって、
前記リーダは、製品に取り付けられた製品ICタグから製品IDを定期的に読み取って前記サーバに送信し、
前記サーバは更に、第1時点で読み取られた前記製品IDと第2時点で読み取られた前記製品IDとの違いに基づいて、在庫の出入庫を示す情報を生成して出力する出入庫情報生成部
を備える
倉庫管理システム。 - 倉庫の内部に固定され、自身を個別に識別するための識別子である固定ICタグIDを記憶するICタグと、
フォークリフトに設置され、前記固定ICタグIDをRFID通信によって読み取るリーダと、
前記フォークリフトに設置され、前記リーダと通信可能に接続されるフォークリフト通信部と、
前記フォークリフト通信部と通信可能に接続され、前記フォークリフトの乗員に対して指示情報を表示する表示部と、
サーバ
とを具備し、
前記通信部は前記固定ICタグIDと前記フォークリフトを特定するフォークリフトIDとを含む送信情報を無線により定期的に前記サーバに送信し、
前記サーバは、
前記送信情報を受信するサーバ通信部と、
前記固定ICタグIDと前記ICタグが設置された位置を示す位置情報とを対応づけて格納するテーブルと、
前記送信情報に含まれる前記固定ICタグIDを検索キーとして前記テーブルを参照することにより前記位置情報を抽出して表示するフォークリフト位置監視部と、
前記位置情報に基づいて前記指示情報を生成する指示情報生成部
とを備え、
前記サーバ通信部は前記指示情報を前記フォークリフト通信部に送信する
倉庫管理システム。 - 請求項4に記載された倉庫管理システムであって、
更に、前記倉庫の内部に配置された棚に固定され、前記リーダによって読み取られる棚IDを記憶する棚ICタグを具備し、
前記通信部は、前記棚IDを前記送信情報として前記サーバに送信し、
前記サーバは更に、
前記棚IDと製品IDとを格納する製品データベースと、
前記製品データベースにおいて前記送信情報に含まれる前記棚IDに対応する前記製品IDを抽出して前記指示情報に追加する製品ID抽出部
を備える
倉庫管理システム。 - 請求項5に記載された倉庫管理システムであって、
更に、前記フォークリフトに設置され、棚に製品を置いたことと棚から製品を取り出したことを区分する製品取り扱い情報の入力を受け付ける入力部
を具備し、
前記通信部は前記製品取り扱い情報を前記送信情報として前記サーバに送信し、
前記サーバは更に、
前記送信情報に基づいて前記製品データベースを更新する製品データベース更新部
を備える
倉庫管理システム。 - 請求項5に記載された倉庫管理システムであって、
更に、前記フォークリフトに設置され、棚に製品を置いたこと及び棚から製品を取り出したことを区分する製品取り扱い情報の入力を受け付ける入力部
を具備し、
前記リーダは、製品に取り付けられた製品ICタグから製品IDを読み取り、
前記通信部は前記製品取り扱い情報と前記製品IDとを前記送信情報として前記サーバに送信し、
前記サーバは更に、前記送信情報に基づいて前記製品データベースにおける前記製品IDを更新する製品データベース更新部
を備える
倉庫管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006074251A JP2007246250A (ja) | 2006-03-17 | 2006-03-17 | 倉庫管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006074251A JP2007246250A (ja) | 2006-03-17 | 2006-03-17 | 倉庫管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007246250A true JP2007246250A (ja) | 2007-09-27 |
Family
ID=38590942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006074251A Withdrawn JP2007246250A (ja) | 2006-03-17 | 2006-03-17 | 倉庫管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007246250A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2006
- 2006-03-17 JP JP2006074251A patent/JP2007246250A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20090602 |