JP2007227778A - 面実装型電子回路モジュール - Google Patents
面実装型電子回路モジュール Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007227778A JP2007227778A JP2006048736A JP2006048736A JP2007227778A JP 2007227778 A JP2007227778 A JP 2007227778A JP 2006048736 A JP2006048736 A JP 2006048736A JP 2006048736 A JP2006048736 A JP 2006048736A JP 2007227778 A JP2007227778 A JP 2007227778A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- ground terminal
- circuit module
- circuit board
- electronic circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
Abstract
【課題】カバーの接地が確実で、特性の良好な面実装型電子回路モジュールを提供すること。
【解決手段】本発明の面実装型電子回路モジュールにおいて、カバー6の接地端子6cは、回路基板1から下方に突出して、マザー基板9に直接、接地されるため、カバー6の接地が十分となり、ラジエーションや利得やアイソレーション等の特性が良好となって、性能が向上すると共に、接地端子6cがマザー基板9に面実装されるため、高さの低い、薄型のものが得られる。
【選択図】図4
【解決手段】本発明の面実装型電子回路モジュールにおいて、カバー6の接地端子6cは、回路基板1から下方に突出して、マザー基板9に直接、接地されるため、カバー6の接地が十分となり、ラジエーションや利得やアイソレーション等の特性が良好となって、性能が向上すると共に、接地端子6cがマザー基板9に面実装されるため、高さの低い、薄型のものが得られる。
【選択図】図4
Description
本発明は、携帯機器用電子ユニット等に使用して好適な面実装型電子回路モジュールに関するものである。
図5は従来の面実装型電子回路モジュールの要部断面図であり、次に、従来の面実装型電子回路モジュールの構成を図5に基づいて説明すると、回路基板51上には、電子部品52が搭載されて、所望の電気回路が形成されると共に、回路基板51の下面には、電気回路に接続されたボール・グリッド・アレイ(BGA)53が設けられている。
また、回路基板51の上面には、電子部品52を覆う箱形のカバー54が設けられ、このカバー54は、回路基板51の上面に載置された折り曲げ片54aを有し、この折り曲げ片54aは、回路基板51内に設けられた接続導体(スルーホール)55に接続されると共に、接続導体55には、回路基板51の下面に位置したボール・グリッド・アレイ(BGA)56が設けられて、従来の面実装型電子回路モジュールが形成されている。
このような構成を有する従来の面実装型電子回路モジュールは、ボール・グリッド・アレイ(BGA)53、56が電子機器のマザー基板57上に載置されて、マザー基板57に設けられた導電パターン(図示せず)に接続されて、面実装されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−125379号公報
しかし、従来の面実装型電子回路モジュールにあっては、カバー54が折り曲げ片54aと接続導体55とボール・グリッド・アレイ56を介してマザー基板57に接地されるようになっているため、カバー54の接地が不十分で、高周波電波がカバー54から放射され、ラジエーション特性が劣化するという問題がある。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、カバーの接地が確実で、特性の良好な面実装型電子回路モジュールを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、一面側に電子部品が搭載されて所望の電気回路が形成された回路基板と、電子部品を覆うように回路基板に取り付けられたカバーとを備え、回路基板の他面側には、電気回路に接続された端子部を有すると共に、カバーは、電子部品を覆う覆い部と、この覆い部から回路基板の他面側に突出する接地端子を有し、端子部と接地端子がマザー基板に対して面実装可能としたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、カバーの接地端子が回路基板から下方に突出して、マザー基板に直接、接地されるため、カバーの接地が十分となり、ラジエーションや利得等の特性が良好となって、性能が向上すると共に、接地端子がマザー基板に面実装されるため、高さの低い、薄型のものが得られる。
また、本発明は、上記発明において、端子部がマザー基板に接続される第1の接続部と、接地端子がマザー基板に接続される第2の接続部を有し、端子部に設けられた第1の接続部がボール・グリッド・アレイ、又はランド・グリッド・アレイで形成され、接地端子に設けられた第2の接続部が半田によって形成されたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、接地端子が第2の接続部である半田によってマザー基板に取り付けられるため、ボール・グリッド・アレイ、又はランド・グリッド・アレイからなる第1の接続体によるマザー基板への取付が第2の接続部によって補強出来て、取付強度が強化できる。
また、本発明は、上記発明において、回路基板の一面側には接地用パターンを有し、接地端子が接地用パターンに接続されたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、接地用パターンが直接接地端子によってマザー基板に接続されるので、電気回路の接地が強化され、利得等の電気性能の良好なものが得られる。
また、本発明は、上記発明において、カバーの覆い部は、略四角箱状を有し、接地端子が覆い部の隅部、又は隅部近傍に配置されたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、温度変化による接地端子の位置が安定して、接地端子の接続の信頼性が向上出来る。
また、本発明は、上記発明において、覆い部の天板の中間部には、接地端子が設けられたことを特徴としている。
また、本発明は、上記発明において、天板の中間部に設けた接地端子によって、回路基板の中央部における電気回路の接地が強化され、アイソレーション性能の良好なものが得られる。
本発明は、カバーの接地端子が回路基板から下方に突出して、マザー基板に直接、接地されるため、カバーの接地が十分となり、ラジエーションや利得やアイソレーション等の特性が良好となって、性能が向上すると共に、接地端子がマザー基板に面実装されるため、高さの低い、薄型のものが得られる。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1は本発明の面実装型電子回路モジュールの平面図、図2は本発明の面実装型電子回路モジュールの正面図、図3は本発明の面実装型電子回路モジュールの下面図、図4は本発明の面実装型電子回路モジュールの拡大要部断面図である。
次に、本発明の面実装型電子回路モジュールに係る構成を図1〜図4に基づいて説明すると、積層基板等からなる回路基板1は、一面側(上面側)に設けられ、信号用パターン2aと接地用パターン2bを有する配線パターン2と、他面側(下面側)に設けられた導電パターンからなる複数の端子部3と、回路基板1内に設けられ、上面の配線パターン2と端子部3を接続する接続導体11を有する。
この回路基板1の上面には、種々の電子部品4が搭載されて、所望の電気回路が形成されると共に、回路基板1の下面に設けられた端子部3には、ボール・グリッド・アレイ(BGA)、又はランド・グリッド・アレイ(LGA)からなる第1の接続部5が設けられている。
金属板からなる略四角箱状のカバー6は、四角形状の天板6aと、この天板6aの四辺から下方に折り曲げられた側板6bと、この側壁6bから下方に延びて脚部となる複数の接地端子6cと、天板6aの中間部から切り曲げされた接地端子6cを有しており、このカバー6は、天板6aと側板6bとで覆い部7が形成されると共に、接地端子6cは、覆い部7の隅部、或いは隅部近傍と中間部に設けられている。
このカバー6は、覆い部7によって電子部品4を覆った状態で、接地端子6cが回路基板1を貫通して、回路基板1から下方に突出すると共に、接地端子6cは、回路基板1の上面の位置で、接地用パターン2bに半田等によって接続されている。
また、カバー6が回路基板1に取り付けられた際、接地端子6cの下端部は、回路基板1の下面からの突出位置が第1の接続部5とほぼ面一になると共に、接地端子6cには、半田からなるボール状の第2の接続部8設けられて、本発明の面実装型電子回路モジュールが形成されている。
このような構成を有する本発明の面実装型電子回路モジュールは、図4に示すように、第1の接続部5と第2の接続部8(或いは接地端子6c)が電子機器のマザー基板9に設けられた導電パターン10上に載置され、この状態でリフロー炉内に搬送される。
そして、第1,第2の接続部5,8の溶融によって、第1の接続部5は、導電パターン10の信号用パターンに接続されると共に、第2の接続部8は、導電パターン10の接地用パターンに接続されて、接地端子6cが直接、接地されるようになっている。
1 回路基板
2 配線パターン
2a 信号用パターン
2b 接地用パターン
3 端子部
4 電子部品
5 第1の接続部
6 カバー
6a 天板
6b 側板
6c 接地端子
7 覆い部
8 第2の接続部
9 マザー基板
10 導電パターン
11 接続導体
2 配線パターン
2a 信号用パターン
2b 接地用パターン
3 端子部
4 電子部品
5 第1の接続部
6 カバー
6a 天板
6b 側板
6c 接地端子
7 覆い部
8 第2の接続部
9 マザー基板
10 導電パターン
11 接続導体
Claims (5)
- 一面側に電子部品が搭載されて所望の電気回路が形成された回路基板と、前記電子部品を覆うように前記回路基板に取り付けられたカバーとを備え、前記回路基板の他面側には、前記電気回路に接続された端子部を有すると共に、前記カバーは、前記電子部品を覆う覆い部と、この覆い部から前記回路基板の前記他面側に突出する接地端子を有し、前記端子部と前記接地端子がマザー基板に対して面実装可能としたことを特徴とする面実装型電子回路モジュール。
- 前記端子部が前記マザー基板に接続される第1の接続部と、前記接地端子が前記マザー基板に接続される第2の接続部を有し、前記端子部に設けられた前記第1の接続部がボール・グリッド・アレイ、又はランド・グリッド・アレイで形成され、前記接地端子に設けられた前記第2の接続部が半田によって形成されたことを特徴とする請求項1記載の面実装型電子回路モジュール。
- 前記回路基板の前記一面側には接地用パターンを有し、前記接地端子が前記接地用パターンに接続されたことを特徴とする請求項1、又は2記載の面実装型電子回路モジュール。
- 前記カバーの前記覆い部は、略四角箱状を有し、前記接地端子が前記覆い部の隅部、又は隅部近傍に配置されたことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の面実装型電子回路モジュール。
- 前記覆い部の天板の中間部には、前記接地端子が設けられたことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の面実装型電子回路モジュール。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006048736A JP2007227778A (ja) | 2006-02-24 | 2006-02-24 | 面実装型電子回路モジュール |
KR20070017804A KR100876382B1 (ko) | 2006-02-24 | 2007-02-22 | 커버의 접지단자가 회로기판의 아래쪽으로 돌출한 면실장형전자회로 모듈 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006048736A JP2007227778A (ja) | 2006-02-24 | 2006-02-24 | 面実装型電子回路モジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007227778A true JP2007227778A (ja) | 2007-09-06 |
Family
ID=38549263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006048736A Withdrawn JP2007227778A (ja) | 2006-02-24 | 2006-02-24 | 面実装型電子回路モジュール |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007227778A (ja) |
KR (1) | KR100876382B1 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08148597A (ja) * | 1994-11-17 | 1996-06-07 | Toshiba Corp | 半導体モジュール |
JPH11145333A (ja) * | 1997-09-02 | 1999-05-28 | Oki Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
-
2006
- 2006-02-24 JP JP2006048736A patent/JP2007227778A/ja not_active Withdrawn
-
2007
- 2007-02-22 KR KR20070017804A patent/KR100876382B1/ko not_active IP Right Cessation
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08148597A (ja) * | 1994-11-17 | 1996-06-07 | Toshiba Corp | 半導体モジュール |
JPH11145333A (ja) * | 1997-09-02 | 1999-05-28 | Oki Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20070088365A (ko) | 2007-08-29 |
KR100876382B1 (ko) | 2008-12-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8208270B2 (en) | Substrate joining member and three-dimensional structure using the same | |
JP4500726B2 (ja) | 高周波機器の取付構造 | |
JP2008084964A (ja) | 高周波ユニットの製造方法、及び高周波ユニット | |
JP5146019B2 (ja) | 高周波モジュールとこれを用いた電子機器 | |
TWI506866B (zh) | 電連接器 | |
JP2007227778A (ja) | 面実装型電子回路モジュール | |
US9356368B2 (en) | Low profile electrical connector | |
JP4692085B2 (ja) | 電子部品 | |
JP3794874B2 (ja) | 送受信ユニット | |
JP2004319384A (ja) | 電子回路ユニット | |
JP3115597U (ja) | 面実装用トランス | |
JP2010153415A (ja) | 電子機器 | |
JP2012059999A (ja) | 電子回路モジュール | |
JP2016025690A (ja) | 電子モジュール | |
KR20150090655A (ko) | 튜너 모듈 | |
JP2001210976A (ja) | 送受信ユニット、並びにその送受信ユニットの取付構造 | |
JP4249772B2 (ja) | 電子回路ユニット | |
JP2003332755A (ja) | 電子回路ユニット | |
JP3100060U (ja) | 高周波ユニット | |
JP3100059U (ja) | 高周波ユニット | |
KR200457468Y1 (ko) | 피씨비 접지와 콘넥터 접합 고정이 용이한 구조를 갖는 피비에이 | |
JPH11231974A (ja) | コンピュータ用チューナボード及びその製造方法 | |
JP2003257520A (ja) | 押し当て式基板用コネクター | |
KR101613512B1 (ko) | 인터포저 조립체 | |
KR101004151B1 (ko) | 기판의 수직결합 구조체 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20080815 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100909 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20100914 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20100930 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |