JP2007227470A - Substrate processor - Google Patents
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Abstract
Description
本発明はシリコンウェーハ、ガラス基板等の基板に薄膜の生成、不純物の拡散、アニール、エッチング等の処理を行い半導体装置を製造する基板処理装置に関するものである。 The present invention relates to a substrate processing apparatus for manufacturing a semiconductor device by performing processing such as thin film generation, impurity diffusion, annealing, etching, etc. on a substrate such as a silicon wafer or a glass substrate.
基板処理装置の一例として、基板を一枚ずつ処理する枚葉式の基板処理装置、所定枚数の基板を一度に処理するバッチ式の基板処理装置がある。 As an example of the substrate processing apparatus, there is a single-wafer type substrate processing apparatus that processes substrates one by one, and a batch type substrate processing apparatus that processes a predetermined number of substrates at a time.
バッチ式の基板処理装置の1つとして縦型基板処理装置があり、該縦型基板処理装置は縦型の基板処理炉を具備している。 There is a vertical substrate processing apparatus as one of the batch type substrate processing apparatuses, and the vertical substrate processing apparatus includes a vertical substrate processing furnace.
図8は従来の基板処理炉1の一例を示しており、該基板処理炉1は上端が閉塞された石英製の反応管2と、該反応管2を囲繞する加熱装置3を有する。前記反応管2は反応室4を画成し、該反応室4に所定枚数の基板(ウェーハ5)が石英製の基板保持具(ボート6)に保持された状態で気密に収納される。前記加熱装置3によりウェーハ5が処理温度に加熱維持され、処理ガス導入ライン7から処理ガス導入管8を介して処理ガスが導入されつつ、排気管9を介して排気ライン11より処理圧力が維持される様排気され、ウェーハ5に薄膜の生成等所要の処理がなされる。又、基板処理を行うと、反応副生成物が前記反応室4の壁面等該反応室4に面する面に付着し、放置すると反応副生成物が剥離してパーティクルとなって前記反応室4内に浮遊し、ウェーハ5を汚染する可能性があるので、前記反応室4は定期的にプラズマ洗浄処理等のクリーニング処理がされている。尚、図中、12は前記加熱装置3と同心に設けられた均熱管である。
FIG. 8 shows an example of a conventional
前記反応管2は下端にフランジ13を有し、該フランジ13の外周部が金属製の反応管受台14に載置され、更に金属製のフランジ押え15と前記反応管受台14との間に前記フランジ13が挾持され、前記反応管受台14に固定されることで前記反応管2が固定されている。
The
前記ボート6は石英製のボート支持台16を介して金属製の蓋体であるシールキャップ17に載置され、該シールキャップ17は図示しない昇降装置により昇降可能に支持される様になっている。前記シールキャップ17はシール部材18を介して前記フランジ13に当接し、前記反応管2の下端開口部(炉口部19)を気密に閉塞可能となっている。又、前記フランジ13と前記反応管受台14との間にもシール部材74を設けることで、気密に閉塞可能となっている。
The
図9は図8のC部詳細を示しており、図9中、前記シールキャップ17の前記反応室4に露出する部分を覆う様に設けられた石英製のカバープレート20を示し、該カバープレート20上に前記ボート支持台16が載置される。尚、該ボート支持台16の底板を前記カバープレート20と兼ねることもできる。
FIG. 9 shows the details of part C of FIG. 8, and shows a
図9で示される前記反応管2の支持構造であると、前記反応室4に金属部分が露出しないので、基板の成膜処理時の反応副生成物による腐食、クリーニング処理時の腐食が避けられる。
With the support structure of the
然し乍ら、上記した様に前記ボート6を前記反応室4に収納させる為に、前記シールキャップ17は昇降し、前記炉口部19を閉塞する。この為、前記シールキャップ17は前記フランジ13と接触する可能性があり、該フランジ13は石英製であり、前記シールキャップ17は金属製であるので、前記フランジ13に対する金属接触で破損、クラックの発生等が生じる虞れがある。
However, in order to store the
次に、図10は、図8のC部相当図であり、前記フランジ13に対する金属接触を防止したものである。
Next, FIG. 10 is a view corresponding to part C of FIG. 8 and prevents metal contact with the
図10に示す構造では、前記反応管受台14を内径側に延出し、前記フランジ13が完全に載置され、前記シールキャップ17が前記反応管受台14の下面に当接する様にしたものである。斯かる構造では、前記シールキャップ17と前記フランジ13との金属接触は避けられるが、前記反応管受台14の内端面が前記反応室4内に露出し、該反応管受台14の内端面が反応生成物により腐食、洗浄により腐食する虞れが生じる。
In the structure shown in FIG. 10, the
本発明は斯かる実情に鑑み、反応管と蓋体との接触による損傷を防止すると共に反応室に極力金属表面が露出しない様にするものである。 In view of such circumstances, the present invention prevents damage due to contact between the reaction tube and the lid and prevents the metal surface from being exposed to the reaction chamber as much as possible.
本発明は、基板を処理する反応室を画成し、一端が開口された石英製の反応管と、前記基板を加熱する加熱手段と、前記反応室に処理ガスを供給するガス供給手段と、前記反応室の雰囲気ガスを排気する排気手段と、前記反応管の開口端側に係合して該反応管を支持する金属製の支持部材と、該支持部材に当接して前記反応管の開口を気密に閉塞する蓋体とを具備し、前記反応管の内壁面は前記支持部材の前記反応室隣接面を覆う様に前記蓋体方向に延出した基板処理装置に係るものである。 The present invention defines a reaction chamber for processing a substrate, a quartz reaction tube having one end opened, a heating means for heating the substrate, a gas supply means for supplying a processing gas to the reaction chamber, An exhaust means for exhausting the atmospheric gas in the reaction chamber; a metal support member engaged with the opening end side of the reaction tube to support the reaction tube; and an opening of the reaction tube in contact with the support member And a cover body that hermetically closes the inner surface of the reaction tube. The inner surface of the reaction tube extends in the direction of the cover body so as to cover the reaction chamber adjacent surface of the support member.
本発明によれば、基板を処理する反応室を画成し、一端が開口された石英製の反応管と、前記基板を加熱する加熱手段と、前記反応室に処理ガスを供給するガス供給手段と、前記反応室の雰囲気ガスを排気する排気手段と、前記反応管の開口端側に係合して該反応管を支持する金属製の支持部材と、該支持部材に当接して前記反応管の開口を気密に閉塞する蓋体とを具備し、前記反応管の内壁面は前記支持部材の前記反応室隣接面を覆う様に前記蓋体方向に延出したので、前記支持部材が前記反応室に露出することがなく、基板処理での反応生成物により、又洗浄時での前記支持部材の腐食が防止でき、又前記蓋体と前記反応管との接触が避けられ、前記蓋体と前記反応管との接触に起因する損傷が防止できる等の優れた効果を発揮する。 According to the present invention, a reaction chamber for processing a substrate is defined, a quartz reaction tube having one end opened, a heating means for heating the substrate, and a gas supply means for supplying a processing gas to the reaction chamber An exhaust means for exhausting the atmospheric gas in the reaction chamber, a metal support member engaged with the open end side of the reaction tube to support the reaction tube, and the reaction tube in contact with the support member A lid that hermetically closes the opening of the reaction tube, and the inner wall surface of the reaction tube extends in the direction of the lid so as to cover the reaction chamber adjacent surface of the support member. It is possible to prevent corrosion of the support member during cleaning, due to reaction products in the substrate processing without being exposed to the chamber, and to avoid contact between the lid and the reaction tube. It exhibits excellent effects such as prevention of damage caused by contact with the reaction tube.
以下、図面を参照しつつ本発明を実施する為の最良の形態を説明する。 The best mode for carrying out the present invention will be described below with reference to the drawings.
先ず、図1により本発明が適用される基板処理装置の概略を説明する。 First, an outline of a substrate processing apparatus to which the present invention is applied will be described with reference to FIG.
筐体21内部の前面側には、図示しない外部搬送装置との間で基板収納容器としてのカ
セット22の授受を行う容器授受手段としてのカセットステージ23が設けられ、該カセットステージ23の後側には昇降手段としてのカセットエレベータ24が設けられ、該カセットエレベータ24にはカセット搬送手段としてのカセット搬送機25が取付けられている。又、前記カセットエレベータ24の後側には、前記カセット22の収納手段としてのカセット棚26が設けられると共に前記カセットステージ23の上方にもカセット収納手段である予備カセット棚27が設けられている。該予備カセット棚27の上方にはファン、防塵フィルタで構成されたクリーンユニット28が設けられ、クリーンエアを前記筐体21の内部、例えば前記カセット22が搬送される領域を流通させる様に構成されている。
A
前記筐体21の後部上方には、基板処理炉29が設けられ、該基板処理炉29の下方には基板としてのウェーハ31を水平姿勢で多段に保持する基板保持手段としてのボート32を前記基板処理炉29に装入、引出しする昇降手段としてのボートエレベータ33が設けられ、該ボートエレベータ33に取付けられた昇降部材34の先端部には前記基板処理炉29の炉口部を閉塞する蓋体としてのシールキャップ35が取付けられ、該シールキャップ35に前記ボート32が垂直に支持され、該ボート32は後述するウェーハ31を水平姿勢で多段に保持する。
A
前記ボートエレベータ33と前記カセット棚26との間には昇降手段としての移載エレベータ36が設けられ、該移載エレベータ36には基板移載手段としてのウェーハ移載機37が取付けられている。該ウェーハ移載機37は、基板を載置する所要枚数(例えば5枚)の基板搬送プレート40を有し、該基板搬送プレート40は進退、回転可能となっている。
Between the
又、前記基板処理炉29下部近傍には、開閉機構を持ち前記基板処理炉29の炉口を塞ぐ遮蔽部材としての炉口シャッタ38が設けられている。
Further, a
前記移載エレベータ36と対向する前記筐体21の側面には、ファン、防塵フィルタで構成されたクリーンユニット30が設けられ、該クリーンユニット30から送出されたクリーンエアは、前記ウェーハ移載機37、前記ボート32、前記ボートエレベータ33を含む領域を流通した後、図示しない排気装置により前記筐体21の外部に排気される様になっている。
A
前記カセット搬送機25、前記ウェーハ移載機37、前記ボートエレベータ33等の駆動制御、前記基板処理炉29の加熱制御等は制御部41により行われる。
される。
The
Is done.
以下、作動について説明する。 Hereinafter, the operation will be described.
前記ウェーハ31が垂直姿勢で装填された前記カセット22は、図示しない外部搬送装置から前記カセットステージ23に搬入され、前記ウェーハ31が水平姿勢となる様、前記カセットステージ23で90°回転させられる。更に、前記カセット22は、前記カセットエレベータ24の昇降動作、横行動作及び前記カセット搬送機25の進退動作、回転動作の協働により前記カセットステージ23から前記カセット棚26又は前記予備カセット棚27に搬送される。
The
前記カセット棚26には前記ウェーハ移載機37の搬送対象となる前記カセット22が収納される移載棚39があり、前記ウェーハ31が移載に供される前記カセット22は前記カセットエレベータ24、前記カセット搬送機25により前記移載棚39に移載される。
The
前記カセット22が前記移載棚39に移載されると、前記ウェーハ移載機37は、前記基板搬送プレート40の進退動作、回転動作及び前記移載エレベータ36の昇降動作の協働により前記移載棚39から降下状態の前記ボート32に前記ウェーハ31を移載する。
When the
前記ボート32に所定枚数の前記ウェーハ31が移載されると、前記ボートエレベータ33により前記ボート32が上昇され、該ボート32が前記基板処理炉29に装入される。完全に前記ボート32が装入された状態では、前記シールキャップ35により前記基板処理炉29が気密に閉塞される。
When a predetermined number of
気密に閉塞された該基板処理炉29内では、選択された処理レシピに従い、前記ウェーハ31が加熱されると共に処理ガスが前記基板処理炉29内に供給され、前記排気管9から図示しない排気装置によって反応室4の雰囲気が排出されつつ、前記ウェーハ31に処理がなされる。
In the
図2、図3により上記基板処理装置に用いられる縦型の基板処理炉29について説明する。
A vertical
加熱装置(加熱手段)であるヒータ42の内側に、反応室4を画成する石英製の反応管2が設けられ、該反応管2の下端にはフランジ43が形成され、該フランジ43の内側は炉口部19を形成し、該炉口部19はOリング等のシール部材18を介してシールキャップ35によって気密に閉塞される。
A
該シールキャップ35にはボート支持台45を介してボート32が載置されている。該ボート32にはバッチ処理される所要数のウェーハ31が水平姿勢で多段に装填される。前記ヒータ42は前記反応室4に装入されたウェーハ31を所定の温度に加熱する。
A
前記反応室4へは複数種類、ここでは2種類の処理ガスを供給する供給経路としての2本のガス供給管(第1ガス供給管47、第2ガス供給管48)が設けられている。
The
前記第1ガス供給管47には上流から順に流量制御装置(流量制御手段)である液体マスフローコントローラ49、気化器51、及び開閉弁である第1バルブ52が設けられ、該第1バルブ52の下流側に、キャリアガスを供給する第1キャリアガス供給管53が合流され、該第1キャリアガス供給管53には上流から順に流量制御装置(流量制御手段)である第2マスフローコントローラ54、及び開閉弁である第3バルブ55が設けられている。又、前記第1ガス供給管47の先端部には、前記反応管2の内壁に沿って下部より上部に亘り、第1ノズル56が設けられ、該第1ノズル56の側面にはガスを供給する第1ガス供給孔57が設けられている。該第1ガス供給孔57は、下部から上部に亘って等ピッチで設けられ、それぞれ同一の開口面積を有している。
The first
前記第2ガス供給管48には上流方向から順に流量制御装置(流量制御手段)である第1マスフローコントローラ58、開閉弁である第2バルブ59が設けられ、該第2バルブ59下流側にキャリアガスを供給する第2キャリアガス供給管61が合流されている。該第2キャリアガス供給管61には上流から順に流量制御装置(流量制御手段)である第3マスフローコントローラ62、及び開閉弁である第4バルブ63が設けられている。前記第2ガス供給管48の先端部には、前記第1ノズル56と平行に第2ノズル64が設けられ、該第2ノズル64の側面にはガスを供給する供給孔である第2ガス供給孔65が設けられている。該第2ガス供給孔65は、下部から上部に亘って等ピッチで設けられ、それぞれ同一の開口面積を有している。
The second
例えば、前記第1ガス供給管47から供給される原料が液体の場合、該第1ガス供給管47からは、前記液体マスフローコントローラ49、前記気化器51、及び前記第1バルブ52を介し、前記第1キャリアガス供給管53と合流し、更に前記第1ノズル56を介して前記反応室4内に処理ガスが供給される。例えば、前記第1ガス供給管47から供給される原料が気体の場合には、前記液体マスフローコントローラ49を気体用のマスフローコントローラに交換し、前記気化器51は不要となる。前記第2ガス供給管48からは前記第1マスフローコントローラ58、前記第2バルブ59を介し、前記第2キャリアガス供給管61と合流し、更に前記第2ノズル64を介して前記反応室4に処理ガスが供給される。
For example, when the raw material supplied from the first
該反応室4は、ガスを排気するガス排気管66により第5バルブ67を介して排気装置(排気手段)である真空ポンプ68に接続され、真空排気される様になっている。尚、前記第5バルブ67は弁を開閉して前記反応室4の真空排気及び真空排気停止ができ、更に弁開度を調節して圧力調整可能となっている開閉弁である。
The
前記シールキャップ35にはボート回転機構69が設けられ、該ボート回転機構69は処理の均一性を向上する為に前記ボート32を回転する様になっている。
The
制御手段である制御部71は、前記液体マスフローコントローラ49、前記第1〜第3マスフローコントローラ58,54,62、前記第1〜第5バルブ52,59,55,63,67、前記ヒータ42、前記真空ポンプ68、前記ボート回転機構69、図示しないボート昇降機構とに接続されており、前記液体マスフローコントローラ49、及び前記第1〜第3マスフローコントローラ58,54,62の流量調整、前記第1〜第4バルブ52,59,55,63の開閉動作、前記第5バルブ67の開閉及び圧力調整動作、前記ヒータ42の温度調整、前記真空ポンプ68の起動及び停止、前記ボート回転機構69の回転速度調節、前記ボート昇降機構の昇降動作制御が行われる。
The
次に、ALD法を用いた成膜処理例について、半導体デバイスの製造工程の一つである、TEMAH及びO3 を用いてHfO2 膜を成膜する例を基に説明する。 Next, an example of a film formation process using the ALD method will be described based on an example of forming an HfO2 film using TEMAH and O3, which is one of the semiconductor device manufacturing steps.
CVD(Chemical Vapor Deposition)法の一つであるALD(Atomic Layer Deposition)法は、ある成膜条件(温度、時間等)の下で、成膜に用いる少なくとも2種類の原料となる反応性ガスを1種類ずつ交互に基板上に供給し、1原子単位で基板上に吸着させ、表面反応を利用して成膜を行う手法である。この時、膜厚の制御は、反応性ガスを供給するサイクル数で行う(例えば、成膜速度が1Å/サイクルとすると、20Åの膜を形成する場合、20サイクル行う)。 An ALD (Atomic Layer Deposition) method, which is one of CVD (Chemical Vapor Deposition) methods, uses reactive gases as at least two types of raw materials used for film formation under certain film formation conditions (temperature, time, etc.). This is a method in which one type is alternately supplied onto a substrate, adsorbed onto the substrate in units of one atom, and film formation is performed using a surface reaction. At this time, the film thickness is controlled by the number of cycles in which the reactive gas is supplied (for example, if the film forming speed is 1 kg / cycle, 20 cycles are performed when a 20 mm film is formed).
ALD法では、例えばHfO2 膜形成の場合、TEMAH(Hf[NCH3 C2 H5 ]4 、テトラキスメチルエチルアミノハフニウム)とO3 (オゾン)を用いて180〜250℃の低温で高品質の成膜が可能である。 In the ALD method, for example, in the case of forming an HfO2 film, a high quality film can be formed at a low temperature of 180 to 250 ° C. using TEMAH (Hf [NCH3 C2 H5] 4, tetrakismethylethylaminohafnium) and O3 (ozone). is there.
先ず、上述した様にウェーハ31をボート32に装填し、反応室4に搬入する。前記ボート32を前記反応室4に搬入後、後述する3つのステップを順次実行する。
First, as described above, the
(ステップ1)
第1ガス供給管47にTEMAH、第1キャリアガス供給管53にキャリアガス(N2 )を流す。前記第1ガス供給管47の第1バルブ52、前記第1キャリアガス供給管53の第3バルブ55、及びガス排気管66の第5バルブ67を共に開ける。キャリアガスは、前記第1キャリアガス供給管53から流れ、前記第2マスフローコントローラ54により流量調整される。TEMAHは、前記第1ガス供給管47から流れ、液体マスフローコントローラ49により流量調整され、気化器51により気化され、流量調整されたキャリアガスを混合し、第1ノズル56の第1ガス供給孔57から反応室4内に供給されつつ前記ガス排気管66から排気される。この時、前記第5バルブ67を適正に調整して前記反応室4内の圧力を30〜900Paの範囲であって、例えば200Paに維持する。前記液体マスフローコントローラ49で制御するTEMAHの供給量は0.01〜0.7g/minである。TEMAHガスにウェーハ31を晒す時間は30〜180秒間である。この時ヒータ42の温度はウェーハ31の温度が150〜300℃の範囲であって、例えば200℃になる様設定してある。TEMAHを反応室4内に供給することで、ウェーハ31上の下地膜等の表面部分と表面反応(化学吸着)する。
(Step 1)
TEMAH is passed through the first
(ステップ2)
前記第1ガス供給管47の前記第1バルブ52を閉め、TEMAHの供給を停止する。この時前記ガス排気管66の前記第5バルブ67は開いたままとし、真空ポンプ68により前記反応室4内を20Pa以下となる迄排気し、残留TEMAHガスを前記反応室4内から排除する。この時N2 等の不活性ガスを該反応室4内へ供給すると、更に残留TEMAHガスを排除する効果が高まる。
(Step 2)
The
(ステップ3)
第2ガス供給管48にO3 、第2キャリアガス供給管61にキャリアガス(N2 )を流す。前記第2ガス供給管48の第2バルブ59、前記第2キャリアガス供給管61の第4バルブ63を共に開ける。キャリアガスは、前記第2キャリアガス供給管61から流れ、第3マスフローコントローラ62により流量調整される。O3 は前記第2ガス供給管48から流れ、前記第1マスフローコントローラ58により流量調整され、流量調整されたキャリアガスを混合し、第2ノズル64の第2ガス供給孔65から前記反応室4内に供給されつつ前記ガス排気管66から排気される。この時、前記第5バルブ67を適正に調整して前記反応室4内の圧力を30〜900Paの範囲であって、例えば300Paに維持する。O3 にウェーハ31を晒す時間は10〜120秒間である。この時のウェーハ31の温度が、ステップ1のTEMAHガスの供給時と同じく150〜300℃の範囲であって、例えば200℃となる様前記ヒータ42を設定する。O3 の供給により、ウェーハ31の表面に化学吸着したTEMAHとO3 とが表面反応して、ウェーハ31上にHfO2 膜が成膜される。
(Step 3)
成膜後、前記第2ガス供給管48の前記第2バルブ59及び、前記第2キャリアガス供給管61の前記第4バルブ63を閉じ、前記真空ポンプ68により前記反応室4内を真空排気し、残留するO3 の成膜に寄与した後のガスを排除する。この時、N2 等の不活性ガスを前記反応管2内に供給すると、更に残留するO3 の成膜に寄与した後のガスを前記反応室4から排除する効果が高まる。
After the film formation, the
又、上述したステップ1〜3を1サイクルとし、このサイクルを複数回繰返すことにより、ウェーハ31上に所定の膜厚のHfO2 膜を成膜することができる。
Further, steps 1 to 3 described above are defined as one cycle, and a HfO2 film having a predetermined thickness can be formed on the
次に、上記した基板処理炉29の前記反応管2の支持部について図4〜図7に於いて説明する。
Next, the support part of the
図4は本発明に係る支持部の第1の例を示しており、図2のB部拡大図であり、図4中、図9中で示したものと同等のものには同符号を付してある。 FIG. 4 shows a first example of a support portion according to the present invention, which is an enlarged view of portion B of FIG. 2, and the same reference numerals are given to the same components as shown in FIG. 9 in FIG. It is.
反応管2の下端に形成されたフランジ13は反応管受台14に載置され、該反応管受台14に固着されるフランジ押え15によって前記反応管受台14に固定され、前記反応管2が前記反応管受台14に載置固定される様になっている。
A
前記反応管2の下端内縁部72は、前記シールキャップ35に向って、即ち下方に向ってテーパ形状に突出し、前記下端内縁部72の下端は略前記シールキャップ35に達する様になっている。前記反応管受台14の内縁部は、前記下端内縁部72との干渉を避ける様に、漸次厚みが減少する様なテーパ断面となっている。従って、前記下端内縁部72が突設されることで、前記反応管2の内壁面が下方に延出し、前記反応管受台14の内端面、即ち反応室4を囲む隣接面を覆う状態となっている。
A lower end
又、前記反応管受台14の内縁部下面は、前記反応管2の内壁近傍迄延出し、前記シールキャップ35の周縁部は、シール部材18を介して前記反応管受台14の下面に密着可能となっている。
The lower surface of the inner edge of the
而して、前記シールキャップ35は前記フランジ13に接触することなく、前記反応管受台14に密着して前記反応室4を気密に閉塞し、又、前記反応管受台14の内端面は前記下端内縁部72に覆われて、前記反応室4に露出しない。従って、本発明で基板処理、洗浄処理を行っても、金属部材である前記反応管受台14が腐食されることはなく、更にボート装脱時に、前記シールキャップ35と前記フランジ13との金属接触で、該フランジ13を損傷させることがない。
Thus, the
図5は本発明に係る支持部の第2の例を示しており、該第2の例では、下端内縁部72の形状を変化させたものであり、該下端内縁部72を薄肉円筒形状としたものであり、該下端内縁部72が前記反応管受台14に内嵌して、該反応管受台14の内周面を覆う様にしたものである。
FIG. 5 shows a second example of the support portion according to the present invention. In the second example, the shape of the lower end
図6は本発明に係る支持部の第3の例を示しており、第1の例と同様な形状の下端内縁部72が反応管2の下端内縁に形成される。更に、フランジ13の下面外縁部に下方に突出する凸環部73が形成される。該凸環部73の断面は、矩形形状であり、下面は平面となっていることが好ましく、前記下端内縁部72に比べ充分大きな断面を有している。
FIG. 6 shows a third example of the support portion according to the present invention, and a lower end
又、前記凸環部73の下面の位置は前記下端内縁部72の下端の位置と等しいか、好ましくは少し下方に突出しているものとする。
Further, the position of the lower surface of the
前記凸環部73を形成したことで、組立て時、保守時等に前記反応管2が単体で扱われる状態で、該反応管2を前記フランジ13を下側に自立させた場合に、前記凸環部73が前記反応管2の自重を負担することとなり、前記下端内縁部72に該反応管2の重量を負担させることがないので、単体取扱い時での前記下端内縁部72の損傷が防止できる。
By forming the
図7は本発明に係る支持部の第4の例を示しており、第2の例と同様な形状の下端内縁部72が反応管2の下端内縁に形成される。更に、フランジ13の下面外縁部には、第3の例で示したと同様に、下方に突出する凸環部73が形成される。
FIG. 7 shows a fourth example of the support portion according to the present invention, and a lower end
又、該凸環部73の断面は、矩形形状であり、下面は平面となっていることが好ましく、前記下端内縁部72に比べ充分大きな断面を有していること、前記凸環部73の下面の位置は前記下端内縁部72の下端の位置と等しいか、好ましくは少し下方に突出していることは、第3の例と同様である。
The
前記凸環部73を形成したことで、組立て時、保守時等に前記反応管2が単体で扱われる状態で、該反応管2を前記フランジ13を下側に自立させた場合に、前記凸環部73が前記反応管2の自重を負担することとなり、強度が小さく、割れやすい前記下端内縁部72に前記反応管2の重量を負担させることがないので、単体取扱い時での前記下端内縁部72の損傷が防止できる。
By forming the
尚、前記下端内縁部72は前記反応管受台14の内端面を覆う形状であれば良く、上記した形状に限定されるものではない。
In addition, the said lower end
2 反応管
4 反応室
7 処理ガス導入ライン
11 排気ライン
13 フランジ
14 反応管受台
15 フランジ押え
18 シール部材
19 炉口部
31 ウェーハ
32 ボート
35 シールキャップ
42 加熱装置
45 ボート支持台
72 下端内縁部
73 凸環部
2
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