JP2007226762A - 垂直・水平プロセッサ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明は、周囲電極の中央にあり、かつ多値準位システムまたはニューロンが収められている面上で、あらゆる方向から水平に複数の入力信号が与えられ、また、その面上の様々な地点にて出力信号が垂直に取り出される一対のテンプレートを含む垂直水平プロセッサ(「標準垂直水平プロセッサ」とも呼ぶ)を提供する。本発明はまた、上記の垂直水平プロセッサを含むクラスタ、上記の垂直水平プロセッサを含む修正仮想ソース・ニューラル・ネットワーク・モデル、および、上記垂直水平プロセッサを学習させるプロセッサ学習法も提供する。
【選択図】 図1
Description
今日では、ナノセルの応用例が、異なるモードおよびシステム(例えば、非特許文献6参照)で実現されるか、あるいは提案されているので、我々は、同様なシステムをすべて、ナノセル・システムと呼んでいる。
本発明者らは、脳内でのニューロンの集合計算の原理に基づいて、3Dマルチビットの垂直水平プロセッサを考え出して、本発明を完成した。すなわち、本発明は、以下の垂直水平プロセッサと、この垂直水平プロセッサを持つクラスタと、修正仮想ソース・ニューラル・ネットワーク・モデルと、上記垂直水平プロセッサまたは上記クラスタを用いるプロセッサ学習法とに関する。
第1に、本発明は、周囲電極の中央にありかつ多値準位システムまたはニューロンが収められている表面上にて、あらゆる方向から水平に複数の入力信号が与えられ、そして、前記表面上の様々な地点にて出力信号が垂直に取られている一対のテンプレートを含む垂直・水平プロセッサ(これを、「標準垂直水平プロセッサ」とも呼ぶ)を提供する。
本明細書では、信号入力と信号出力が互いに垂直であるので、我々は、このプロセッサを、「垂直水平プロセッサ」、あるいは単に「垂直プロセッサ」と呼ぶ(図1、図6を参照のこと)。多値準位システムが位置するテンプレートの面は、情報処理面と呼ぶ。また、多値準位導電率、すなわち、特定のバイアスにて2つ以上の導電率を示すシステムは、多値準位システムまたはニューロンと呼ぶ。
次のA,BおよびCのやり方で接続された接続部切替器センサを備えるクラスタ(図18を参照のこと)を提供する。
A.前記垂直水平プロセッサの信号入力部の一部または全部を、垂直プロセッサのアレイに接続し、また、残りの信号入力部を、システム全体の自由信号入力部であるセンサの信号出力部に接続する、
B.その信号出力部の一部を、前記信号出力切替器のいくつかに接続し、また、残りの信号出力部を、他のバーティカル・プロセッサに接続する、
C.すべての自由信号出力部を、切替器に接続し、システム全体のどの信号入力部にも接続せず、最終クラスタ信号出力として垂直に取る。
本明細書では、「クラスタ」は、少数のプロセッサ、ニューラル・ノード・コントローラ、接続部、切替器、入力信号コンバータ・アレイを備えるシステムを意味する。
A.旧概念の2値ニューロン(0または1の値を持つ)または連続体ニューロン(0〜1の任意の値)を、多値準位システムまたはニューロン(0と1の間の選択値)に代える。
B.それぞれのニューロンへの実効信号入力として仮想ソースを導入することが、他のニューロンからは生じない。
C.信号出力が垂直に取られるので、修正は、個々の信号出力にアクセスすることである。それゆえ、モデルは、3D(三次元)モデルとなる。
この仮想ソース・ニューラル・ネットワーク・モデルは、上記の垂直水平プロセッサに合うように、1982年のHopfield原理(図11)から作られたものである。なお、本明細書では、「モデル」は、リアルタイム動作用の学習ソフトウェアを作る間、従うべき一組の基本的な原理、要領、またはルールを意味する。
(1)第1に、局所バイアスと大域的バイアスに対する印加範囲を見出す(図13を参照のこと)。
(2)第2に、それらの動作レベルまたは機能振舞いを、多値準位論理状態ごとに見出す(図13を参照のこと)。
(3)最後に、予測不能な信号入力が与えられると、その問題のもっとも確からしいソリューションを与えることができるように、エネルギー最小化による論理関数を作り出す(または、見出す)(図14を参照のこと)。
ナノセルの学習法を述べている米国特許第6,820,244B2号において、大規模用では、この互いに作用し合う面上での垂直観察は実用にはならないと暗に示されている。
しかし、我々は、この垂直電極アレイ・システムを、ニューラル・ネットワーク全体の一構成部分として見なせる場合に、多くの点で、欠点を更にスマートなシステムに変えることができる。垂直になることが、基本設計を変えるだけでなく、その基本動作原理を、ナノセルのようなプロセッサの既定概念からまったく変えている。次に、水平面上では、我々は、あらゆる方向からやってくる様々な信号入力だけを持っており、すべての信号出力は、垂直に取られる。それぞれの垂直電極は、ニューラル・ネットワークの信号出力であって、ナノセル・プロセッサのようなシーケンシャル・プロセッサの場合のように、表面経路を介する信号処理を必要としないから、データをパラレルに情報処理する。ほんのわずかな多値準位ユニットでも、互いにほぼ独立した信号出力点に対しては切り換える必要があるので、性能も極めて高速であると予想される。
1.本発明のモデル・デバイスは単純であるが、ニューラル・ネットワークのHopfieldモデルよりも新しい特徴が追加されて、われわれの脳の神経系統の情報処理の利点を弱めることなく、実験的に実現することができる。一例として、このモデル・デバイスは、論理ゲートを必要としない。
2.本発明のモデルは、使用される材料、その基本動作パラメータを破壊せずに原則として複雑な集積回路に用いられる演算エリアの寸法制約に対して柔軟性がある。
3.本発明は、2ビット以上の情報を一度に処理し、それゆえ、極限のパラレル・ビット処理を用いて演算することもある唯一のシステムである。これは、まったく並列なプロセッサである。1cm2の情報処理面は、1スイッチ/100nm2の面積があれば、同時に1テラビット(1012ビット)を情報処理できるが、しかるに、世界中のどんなプロセッサも、一度に1ビットしか情報処理できない。このことは、それぞれのスイッチが1GHzで動作すれば、各スイッチは、データを、なんと1012×109=1021ビット/秒で情報処理できることを意味している。
4.本発明は、意思決定が、各人の寄与ではなくて、有意な座標での応答によって決まるので、われわれの脳のように、極端なノイズのもとでさえ、決定が存続するような唯一の提案されたモデルである。
5.ランダムな相互接続により、我々のプロセッサを接続することにより作られたファジー集積回路が、我々が導入した垂直投影概念に従う論理も生み出すことができるので、本発明は、人間の脳に匹敵できるハードウェアを真剣に作る方向に我々を仕向けることができる。
6.本発明のモデルは、この原理を弱めることなく、集合計算(例えば、見て、考えて、働く)を実験的に実現することもある。これは、意思決定ユニットのあらゆる有意な誘因を考慮に入れることのできる唯一のニューラル・モデルである。
7.本発明のモデルは、使用される材料、異なる機能を同時に情報処理すること、情報処理面の寸法、あるいは、使用される電極の数、および、結合性の制約がないことで、柔軟性がある。
8.本発明のモデルは、この検出パラメータの3Dパターンを生成できる極限センサ・デバイスを作ることができる。
9.本発明のモデルは、我々が、これを、水平・垂直モードと垂直・水平モードの両方のやり方で使用できるので、数学的関数の演算に向けて柔軟性がある。
10.本発明のモデルは、その情報処理ユニット(ニューロン)の一部が、その情報処理面上で実行できなくても、その決定を存続させる唯一の既存モデルである。
上記テンプレートの平面形状が三角形であるときには、この三角形を取り巻くa+b+c個(3辺からのもの)の入力電極が、この面上にセットされる。上記テンプレートの平面形状が円形であるときには、この円を取り巻くn個(周界に沿って、信号入力aの数)の入力電極が、この面上にセットされる。上記テンプレートの平面形状が、n辺の多角形であるときには、この多角形を取り巻くa+b+c+…+n個(n辺からのもの)の入力電極が、この面上にセットされる。また、この情報処理面と周囲電極との高さの差は、情報処理面ごとに様々である。
A.一対の電極間に取り入れられた材料が、或る一定範囲または用途において(図5Bを参照のこと)、どの特定のバイアスでも、安定した多値準位導電率を示す性質(図5Cを参照のこと)、
B.異なるバイアス状態を加えることにより、それぞれの状態がもたらされることもある性質(図5Bを参照のこと)、
C.矩形電圧パルスへの過渡電流応答が、ガウス応答、ステップ応答またはランプ応答、あるいは、階段状応答の発展させた形式である性質。
なお、本明細書では、「情報処理面」は、このテンプレートのうち、多値準位システムがある面を意味している。また、「以下のA、B、Cの性質のうちの少なくとも2つ」は、(AとB)、(BとC)、(CとA)、または、(AとBとC)の場合を意味している。
上述の「酸化還元作用センタまたは配座依存センタを有する材料で、かつ上のA、B、Cの性質のうちの少なくとも2つが含まれている材料」として、我々は、例えば、任意の分子システム、すなわち、ナノワイヤ(細線)、またはナノパーティクル、または量子ドット、またはそれらの有機または無機の混成物、または液晶材料、またはポリマー、酵素、脂質、DNA状の様々な生体分子システム、およびそれらの生体分子システムの混成物、あるいは、有機材料の任意の組合せ、および/または、任意の無機合成物または自然に存在する無機材料を持つものから成っているシステムを挙げることができる。
A.特定の信号を検出するためのセンサ、および、現実の音、熱、光、その他の任意の形式のエネルギーのような信号を検出するためのセンサで、情報処理表面上に当たると、その信号を電子信号の一次元配列に変換できるように特定的に設計されたセンサ。
B.特定機能を持つ他の任意の機能材料の小型情報処理ユニットであって、情報処理表面全体を、異なる機能を持つように異なる領域へ変換転送するもの;
C.可能なあらゆる導電状態の間で可逆に切り換えて、前記状態を、平衡状態が表面全体に及ぶ時間よりも長く、覚えておくことができる多値準位システムまたはニューロンであって、何回でも更新できるもの(RAM);
D.前記可能な多値準位状態の1つに一度、切り換えると、恒久的に同一状態にとどまる多値準位システムまたはニューロン(ROM)。
A.或るソリューション・ポイントが単一の原子先端であると考えられるような原子一個の先端を持つ探針(図16を参照のこと)。
B.ソリューション・ポイントがあらゆる原子先端に対する集合出力信号の平均応答と考えられるような単一電極ユニット中に定義された数だけの原子先端(図16を参照のこと)。上述の垂直電極として、我々は、例えば、メタル・ナノワイヤ、半導体ナノワイヤ、カーボン・ナノチューブ、および、他の任意の金属製または半導体のナノロッド、ナノチューブ、またはそれらの束状のものを挙げることができる。
A.シーケンス順序と中間アース接続を変えることもあるユニット、
B.配列された同一信号入力を、異なる順序の配列に変えるユニット、
C.配列された信号入力を、異なる形態のプロセッサにパラレルに通して、結合出力を生成するユニット、
D.前記信号入力の一部を、パルス式アレイ・ソースに代えるユニット、
E.入力信号をチャネルに通し、そこで、前記入力信号に乗算または除算を行って、情報処理表面全体の入力インピーダンスと一致するようにするユニット。
ここで、上記ニューラル・ノード・コントローラは、この配列された同一入力信号を、垂直プロセッサに送る前に、この入力を、異なるやり方で修正できるハードウェア・ソフトウェアのパッケージである。
すなわち、本発明はまた、周囲電極の中央にありかつ多値準位システムまたはニューロンが収められている水平表面上にて、上から垂直に複数の入力信号が与えられ、そして、それらの電極を通じて出力信号が水平に取り出されている一対のテンプレートを含む垂直水平プロセッサも提供する。
A.情報処理面の或る一定割合以上をカバーする、個々のすべての垂直電極の和である合計領域であって、そこから、動作の種別ごとに、信号入力動作ノードが作り出される合計領域、
B.最終ソリーション表面上の個々の信号入力の制御を様々に調整するための、束状電極または個々の垂直電極の関係領域、
C.情報処理表面上の等高線の電位分布を調整するために矯正した前端縁の形態。
A.前記垂直水平プロセッサの信号入力部の一部または全部を、バーティカル・プロセッサのアレイに接続し、また、残りの信号入力部を、システム全体の自由信号入力部であるセンサの信号出力部に接続する。
B.その信号出力部の一部を、前記信号出力切替器のいくつかに接続し、また、残りの信号出力部を、他のバーティカル・プロセッサに接続する。
C.すべての自由信号出力部を、切替器に接続し、システム全体のどの信号入力部にも接続せず、最終クラスタ信号出力として垂直に取る。
A.旧概念の2値ニューロン(0または1の値を持つ)または連続体ニューロン(0〜1の任意の値)を、多値準位システムまたはニューロン(0と1の間の選択値)に代える。
B.それぞれのニューロンへの実効信号入力として仮想ソースを導入することが、他のニューロンからは生じない。
C.信号出力が垂直に取られるので、修正は、個々の信号出力にアクセスすることである。それゆえ、モデルは、3D(三次元)モデルとなる。
この発明された仮想ソース・ニューラル・ネットワーク・モデルは、上記の垂直水平プロセッサに合うように、1982年のHopfield原理(図11を参照のこと)から作られたものである。なお、本明細書では、「モデル」とは、リアルタイム動作用のトレーニング・ソフトウェアを作る間、従うべき一組の基本的な原理、要領、またはルールを意味する。
A.垂直水平プロセッサのモデルの一部または全部の信号出力を、元に戻して、それ自体の信号入力部に直接または間接に接続することによるフィードフォワード・ネットワーク(図12を参照のこと)。
B.多値準位ニューロンの1つまたは複数の隠れ層(図11を参照のこと)を持ちかつ、更に少ないか、または等しい数の信号出力を、様々なレベルにて発生させて、最終信号出力に達するようにするモデル。
C.4進法または8進法のシステム、あるいは他の論理システムのように、2種類以上の論理ニューロンをいっしょに含む混合多値準位論理ニューロンから構成される中間層(図11を参照のこと)。
(1)第1に、局所バイアスと大域的バイアスに対する印加範囲を見出す(図13を参照のこと)。
(2)第2に、それらの動作レベルまたは機能振舞いを、多値準位論理状態ごとに見出す(図13を参照のこと)。
(3)最後に、予測不能な信号入力が与えられると、その問題のもっとも確からしいソリューションを与えることができるように、エネルギー最小化による論理関数を作り出す(または、見出す)(図14を参照のこと)。
A.この発明された(標準)垂直水平プロセッサの垂直信号入力・水平信号出力のために、3D行列を、線形化配列に逆転させる逆行列プロセスの概念を介すること。
B.水平信号入力と垂直信号出力のために、3D行列への線形化配列の変換を介すること。これは、逆垂直水平プロセッサのプロセッサに対して基本的な動作方法である。
C.演算子としてプローブ・バイアスを使用して、数学的関数を情報処理すること。
D.p×q個の信号入力に対するアース接続の数は、同一の組の配列された入力信号を情報処理するために、1個からpq−1個まで様々である。アースのそれぞれの組合せは、特定の動作ノードを作り出し、また、それぞれのノードは、それら自体のニューラル・ネットワークを持ち、学習させて、ルールを作った後で、特別な種類の情報処理を必要とする様々な状況において、これらのノードが使用されるようにする。この場合、上記の発明された標準垂直水平プロセッサまたは逆垂直水平プロセッサの幾何学的な情報処理面の変形を使用して、特定の関数基準を生成すること。
上記の数学的演算として、我々は、例えば、行列変換、演算子、テンソル情報処理、積分、および他の機能性のような数学的演算を挙げる。
A.このプロセッサの信号入力は、2D入力信号配列と見なされるクラスタの自由信号入力であり、また、このプロセッサの信号出力は、3D配列と見なされるクラスタの最終信号出力であり、更に、クラスタのすべての基本プロセッサ構成要素を、多値準位ニューロンの1つまたは複数の層に代える。
B.まず最初に、このクラスタの個々の構成要素を学習させて、次に、最終信号出力におけるその重要性が、最終信号出力パターンにおいて、もっとも類似する部分との関数関係を見出すことにより、決定される。
C.センサから、あるいは他の任意のプロセッサから直接に、クラスタに2つの異なる種類の信号入力があるので、したがって、この最終パターンへの2つの異なる種類の信号入力の重要性が、関数関係を見出すことにより、決定される。
A.垂直電極からの電界投影により生成された情報処理面上の等高線に、ニューロンのクロスチェック再現性の追加基準を用いて、局所バイアスと大域的バイアス用の印加範囲を見出すステップ、
B.隣接する垂直電極が互いに作用し合って生成された電界分布等高線とともに、それぞれの多値準位状態への遷移用の機能振舞いを見出すステップ、
C.水平電極から水平電極への最小エネルギー経路を考慮に入れて、エネルギー最小化による論理関数を作るステップ。
我々のモデル・プロセッサの動作原理は、上述の基本要件をすべて満たすこともある。本発明のモデルおよび方法を説明する前に、わかりやすくするために、この原理を実現できるモデル・デバイスを述べる。このプロセッサは、2つのテンプレート、すなわち、一方は情報処理面ユニット101と、他方は前記ユニットと向き合った垂直電極アレイ・ユニット102を持っている。それぞれの垂直電極103と水平電極104からのケーブルは、情報処理面105または収集面106からの信号入力または信号出力のために、結束して出る。情報処理面は、ニューロン107を持っており、また、垂直電極は、これらのニューロンからトンネル距離だけ離れた所にある。情報処理面と電極との間には、トンネリングをまったく確証しない間隔108が確保されており、更に、そのアースも、信号出力部109に接続されている。我々は、水平面上に電界分布を作り出す必要がある。それゆえ、外部の電極厚さd1(201)は、水平導電面d2(202)の厚さよりも厚くなければならない。金属電極面と基板とを組み合わせたものは、使用されるニューロンの種類、更に、この構造物を製造するのに用いられる技術にも左右される。一例として、我々は、化学蒸着法によりSi基板203にSiO2を被着させ(204)、更に、電子ビーム・リソグラフィー(205)により外部Au電極Eを蒸着した低抵抗のSi(111)基板を挙げることができる。引き続いて、ドライ・エッチング(206、207)により、SiO2をリフトオフし、最後に、Au処理面Pを被着させる(208)。この構造物は、それぞれの電極が、情報処理面またはアースとともに、更に外側の回路209に接続されている更に大きい構造物の一部である。電極アレイp×qまたはm×nの大きさは、システム要件210によって決定される。Au面は、H2の一段熱処理により、原子的に平坦にされている。そこで、これを実現するために、2段階のリソグラフィーが必要となる。垂直電極アレイは、本発明では必要でないが、ただし、産業応用には有用であることもある。垂直電極アレイでは、我々は、化学気相成長法(302)を用いてSi平面301にSiO2を被着させた低抵抗のSi(111)平面を例として挙げることができ、図3Bに示されるようなAuのパターンを、この平面上に、電子ビーム・リソグラフィー303を用いて形成する。また、この面全体を樹脂で覆い(304)、また、或る部分にドライ・エッチングを行って(305)、その選択された領域内でのみ、絶縁分離されたナノロッドまたはナノワイヤのアレイを成長させられるようにしている(306)。図3Aに描かれるプロセス全体は、SiO2を被着させることなく、高抵抗のSi基板上に行われることもある。ナノワイヤまたはナノロッドの成長を開始させるために、305と306の間で、成型触媒金属を回転塗布させる必要があるかもしれない。異なる金属および半導体材料用のナノワイヤの垂直成長は、出版物において、成長する化学槽被着、化学蒸着などによる標準的方法が確立されている。すべての電極接続部は、それらの接続部を外側の外部電子回路に導かせる大構造物の一部である。
この出力関数は、このシステムに印加される入力電圧パルスの種類によって決まるステップ関数またはランプ関数、あるいはシグモイド関数などであることもある。関数の変数xは、周囲電極信号列からのシナプス信号入力、ナノワイヤ・トンネル電流測定回路からのプローブ・バイアス、および、多値準位切換え用のしきい値の加重平均によって決まる。
式中、ijは、電流が測定される情報処理面上のニューロンの座標であり、また、kは、それぞれ少なくともrkの間隔を置く合計e個の電極のうち入力電極の順番である。Vpは、プローブ電圧であり、また、θkは、k番目の状態のしきい値である。ここでは、多値準位システムのクラスタリングや幾何学面の欠陥による過度の電子状態修正を無視するが、ただし、シナプスの重みでは、システム間の相互作用を考慮に入れている。
この情報処理面上のあらゆる多値準位システムまたはニューロンは、この状態のエネルギーが、所与の重みに対して最小となるもっとも確からしい状態θkを持っている。このシステムのエネルギーは、次式で与えられる。
このエネルギー変化は、多値準位ニューロンであるので、探索バイアスとしきい値により制御される。ここで、skは、電極(すなわち、仮想ニューロン)用の実効電位である。このエネルギー論理の式に基づいて、主たる状態が決定される。θmを用いて、重み変化を見出す。もっとも確からしい状態の組は、このシステムにおいて、どのようにして、ニューロンが、多値準位論理を生成できるのか決定するために使用される。例えば、8レベルの論理値を持つ場合には、θmは、0から7まで様々である。また、このシステムでは、3+5=0、5+5=2である。そこで、外部電極から、電圧アレイを印加した後で、この情報処理面上に、0から7までの様々な数がランダムに分布する。
により与えられる。そこで、ニューロンの隠れ層がcdある場合には、stは、11(s=1、t=1)からcdまで様々である。ここで、我々は、STM/AFMへの1つの出力信号Iij、あるいは、STM/AFMの探針に代替可能な束状構造電極をまねた、ナノワイヤまたはナノロッドまたはナノチューブへの数個(例えば、uv個)の出力信号を持っている。それゆえ、
となり、したがって、最後に、このモデル化されたニューラル・システム用の出力信号は、次式となる。
を決定しなければならない。式中、ViLは、それ以下では、面上でニューロンがまったく応答できない最低電位総和となり(1201)、ViHは、それを超えると、ノイズが、有意な変化にまさる最高総和になる(1202)。同様に、我々は、探索電位VPの範囲を決定しなければならず、その範囲のもっとも低い所で、ニューロンを探知するのに必要な最小電圧が決定され(1203)、また、最大電圧は、それを超えると、電極電位変化が無意味となる大きさである(1204)。第2に、ニューロンは、あらゆる論理状態に対して感受性が高いわけではなく、その論理状態の範囲や、最終的に、ニューロンごとの状態を達成するのに必要な電位の総和に対して感受性が高いわけではない。我々の場合には、多値準位システムを持つので、しきい値およびシナプスの重みに対して、エネルギー最小値または電位の総和を調べる必要がある。我々は、図13A、図13Bに示される特定のニューロンでは、ノードが変化する特定状態に対して、電位総和または重みがどのように変わるのかを決定した。ノード効果の平均を図13Cにプロットして、特定の状態を特定のニューロンに及ぼすために必要なもっとも有望な配列組合せを決定した。このような配列から、上記ニューロンを誘発する確率がもっとも高い配列を、図13Dから選択して、それらの配列を、可能なあらゆる組合せに施して、図13Eに示される多値準位論理のルールを作る。
このモデルを確かめるために、我々は、個々の入力電極アレイに、パルスではなく定常電圧を印加している。それゆえ、STM/AFN探針電流は基本的にはランプ関数またはシグモイド関数であり、シグモイド関数f(x)は
f(x)=1/(1+exp(−ax))によって与えられ、式中、aは、シグモイド関数の勾配パラメータである。我々は、その多値準位ニューロンとバーティカル・ネットワーク概念をSTMを用いて調べることにより、そのまま、隠れニューロンの理論上の概念を実験的に調べることになる。それゆえ、STMは、この面上をすべて走査できるために、その面上のあらゆる多値準位システム全てが、外部の取巻き外部電極アレイから電位および電界が印加された時点で、探索されてしまう。その結果、信号出力数は、信号入力数よりも少ない。データを取得する空間分解能が高ければ高いほど、このデバイスの効率はよく、それゆえ、多値準位システムの数と、信号出力の数との差が小さくなる。
簡単にするために、半径aの16個の電極で取り巻かれた半径bの円形の情報処理面を考察する。重ね合わせの原理により、この面上の任意地点での総電位は、それぞれの電極により発生された電位の和であり、次式となる。
式中、z=x+iy、および、
ここで、情報処理面上に、多値準位システムを置く。様々な電気信号を印加している間、この情報処理面上に、電荷分布があることがわかる。しかし、STMを用いて、出力電流を測定するときに、この電位面上の一様でない電荷の動的量子効果を考慮しても、ラプラスの等式の変更の必要がない場合がある。Feynmanの経路積分法の離散系のものに基づく量子経路積分分子ダイナミックス(QUPID)を使用して、Nのパーティクル・クラスタと相互作用する電子は次式となる。
式中、Pは、調和電位とクラスタ電位の重ね合わせを考慮した寄与数である。このトンネル電流を測定すると、実効サンプル・バイアスは、次式のように、面電極により発生した電位と、古典イオンにより発生した実効電位との和となる。
φsample=φ2+<Veff>、この障壁の高さは、サンプルと探針・バイアスとのほぼ平均である。φbarrier=1/2(φsample+φtip)。そこで、電流は、
の場合に、次式により表わすことができる。
式中、Eはエネルギーであり、ρは、局所状態密度である。ここで、探針バイアスにより発生した電界は、局所作用であり、また、取巻き電極で発生する電界は、大域的作用であって、これらの作用は、互いに相互作用し合う。我々は、提案されたモデルの実現において、(外部電極によって発生した)電界により外的に誘起された導電率の変化がもっとも有意であるように、双方の値を選択する。常態では、この探針における電界のオーダは、〜108V/m(例えば、1V/2nm)であり、また、(外部電極によって発生する)電界は約〜106V/mのオーダで、熱的なホッピングによってのみの導電率を変化させることができ、また、導電率は、次式のように、電界とともに増す。
それゆえ、外部電界は、前述の値よりも大きくなるべきで(すなわち、約〜107V/m)、有意に探針バイアスに寄与するが、ただし、完全に探針バイアスに勝ることのないようにしなければならない。従って、トンネル電流は、ノイズにすぎない。それゆえ、例えば、16個の電極を1000nmの間隔で配置するシステムの場合に、この情報処理面上の或る地点に、あらゆる電極に+5Vを印加すれば、〜8×107V/mが得られる。そこで、薄膜の厚さ、使用される多値準位システムの電気的特性、探針バイアス、分子面配座、および情報処理面の幾何的形状に基づいて、デバイスの動作電圧範囲を最適化する必要がある。
式中、f(E)は、フェルミ関数であり、Vは、この場合も、印加電圧であり、Mμvは、状態間のトンネル行列要素であって、波動ベクトルkによって決まり、更に、kはφbarrierによって決まり、また、Eは、状態に対応するエネルギーである。
非平衡グリーン関数定式化(NEGF)では、概念上、原子面1506と、STM/AFM探針または垂直電極1507との間に掛かっている導体1505に仮想媒体1504が接続されている。ハミルトン作用素Hc用の電位の項は、U(r)=φsample+φで与えられる。ハミルトン作用素Hcは、グリーン関数
であることを判定するために使用される。この電流は、次式により与えられる。
ここで、このプロセッサの汎用性について、幾つかの注釈を加えたい。第1は可逆使用である。ニューラル・モデルを逆にするときには、すなわち、電圧を垂直に印加し、また、信号出力を水平に取るときには、この提案されたニューラル・ネットワーク・モデルに従って、結果を得るが、ただし、STM/AFM探針がランダムに局所経路調整をもたらす場合には、学習方法を変更する必要がある。上述した、このシステムの物理的説明では、この場合には有効ではない。この場合には、信号の水平情報処理が主要な物理現象であり、前記理論では不十分な扱いになっているためである。そこで、ANNは、建設的な結果を与えるが、ただし、汎用性を取り入れることができないことになる。第2に、STM/AFM探針1605を用いて、この情報処理面上をすべて走査して(1606)、結果を見出す。そこで、このような場合、ソリューション・ポイントとして最大値が得られる。我々は、垂直電極アレイを使用するときには、設計の制約を考慮に入れて、1つの探針1608では、単一点の情報処理面1609を持ち、4つの探針1610では、4点の局所的なクラスタ効果のある情報処理面1611を持ち、8つの探針1612では、8点の局所的なクラスタ効果のある情報処理面1613を持つ。探針数nの変化とともに、このデバイスの効率Eをプロットする場合には、当初、平均応答を考慮に入れると、効率が向上するが、ただし、nが更に増加する場合には、プローブ間の相互作用が、このデバイスの効率を低下させることになる(1614)。
本発明のモデルは、それ自体、図17Aに示されるように、行列線形化の完全な一例である。信号入力/信号出力形態を変更すれば、逆動作さえも達成できる。我々は、図13Eに示されるように、局所的なソリューション・パターンを修正する方法を決定しさえすれば、図17Bに示されるように、個々の数学的関数に対して、ルールを作り出すことができる。そこで、数学的な演算を予測する一組の重み係数を生成する。このプロセッサは、量子力学演算、例えば演算子関数を実行することに対応している。プローブ・バイアスを演算子として学習させ、図17Cに示されるように、量子力学代数演算のためのルールを作り出す。
1×0としての水平基本p×qを、上述のプロセッサのもっとも基本としている。これは、大域的制御が、互いに向い合せにある外側の2つの電極によってなされる一方で、情報処理面が電極間にあって、STMにより、データが垂直に取られることを意味している。また、我々は、デュアル・モードの調整がなされているかどうかの動作確認に成功した。つぎに、電極を1つ増やして、1×1としてp×qを作った。第3の電極をrと呼ぶ。このシステムは、以下のように作られた。上述のテンプレートを、電子ビーム・リソグラフィーと、Si(111)基板上の金の電子ビーム蒸着との組合せにより製造することから始まる。この場合、水平電極対(p、q、rの高さは〜100nm)と、それらの電極の間にある情報処理面(情報処理面の高さは、50nm)は、〜80nmだけ隔てられている。このギャップが、理論上、臨界値を超える状態でシミュレーションしたので、電気バイアスを増しても一定の限度内は、情報処理面への電荷注入がもたらされないこともある。電極と情報処理面との間に、〜50nmの高低差を設けるために、ナノスケールの2段リソグラフィーにより、最終パターンの製造成功率は約30%減少した。情報処理面の面積は、100nm2〜200nm2の間で様々である。広い面積の原子平坦面(r.m.s<1.5nm)と、対称形のSTM探針(電気化学エッチングと、それに続く構造の吟味)は、量子現象の大域的調整に不可欠であった。上述のSi(111)基板上に金のテンプレートを製作した後で、この基板を石英室内で、流量60mL/分の100%水素ガス流中で熱処理する。この後で、15℃/分の率で上昇させて、400℃(新たに碧開された雲母上の金では600℃)の温度で熱処理し、30分間保持した後に、熱源の電源を遮断して冷却させる。基板は、その水平面を水素ガスの流れの方向に向けて、9°〜22°という最善の操作領域内で最適化された15°の角度に保たれる。極めて重要なことは、広い面積で表面構造が再構成された原子平坦の金Au(111)基板を作り出すことである。更に、欠陥を最小限に抑えるために、このテンプレートを、DMF溶液に浸し、その場合、溶液を、水平面に対して3度/秒の割合で、60分の間、連続して傾斜させ、また、2時間の間、傾斜させないでおく。このサイクルは、3回繰り返され、その後で、上述のように、水素ガス流中の熱処理が行われる。この記述された方法は、どの方法よりも欠陥の少ない広い面積の原子平坦面(r.m.s. 〜8nmで〜500nm2)を作り出すことができる。最終テンプレートの存続率は、約10%であった。
新たに熱処理されたテンプレートは、RB(Rose Bengal)のマイクロモル・エタノール溶液に、5時間の間、浸されて、厚さr.m.s. 〜1.5nmの1.2単分子層カバー範囲の自己組織化膜を生み出した。特定場所での量子ホールが、この表面被覆膜上の様々な区域で認められた。専用電極システムの設計および製造の最適化は、STMを用いて、この電極システムに摂動を局所的に(垂直に)加え、同時に、その環境を安定させて、大域的電界を(水平に)加えることを実現するのに有効であった。二つの動作を均衡させることで、量子井戸(2nm2)に発生する物理的事象を調整した。その場合、キサンテン染料の配座状態間の遷移確率は、局所バイアスと大域的バイアスの両方によって決まった。量子井戸中の単一のキサンテン染料RBは、様々な配座への遷移で、ガウス確率分布を示した。ガウス分布のQバンドのバンド幅は、水平バイアスにより、最大25%に調整された。これにより、局所バイアスを大域的でも制御することが可能であることが明らかになった(これは、このプロセッサの基本要件である)。また、我々が得る調整可能なデータは、調整に論理を見出すために、ソフトウェアでシミュレートされる処理情報である。したがって、これは、上述の通り、もっとも基本的なプロセッサとして機能する。
102: 垂直電極アレイ・ユニット
103: 垂直電極
104: 水平電極
107: ニューロン
402: 情報処理面とソースを接続するインターフェース
405: 信号出力面とモータを接続するインターフェース
501: ニューロンの或る導電状態用のエネルギー最小値。
508: 多値準位応答
802: 情報処理面上の電界分布
904: n番目の状態ニューロンが、許容される井戸を占有する。
1607: STM/AFMでスキャンされた全ソリューション面。
1613: 選択ソリューション面
1901: ROMプロセッサ
1902: RAMプロセッサ
その他: 本文を参照のこと。
Claims (20)
- 周囲電極の中央にありかつ多値準位システムまたはニューロンが収められている表面上にて、あらゆる方向から水平に複数の入力信号が与えられ、そして、前記表面上の様々な地点にて出力信号が垂直に取り出される一対のテンプレートを含む垂直・水平プロセッサ。
- 請求項1の垂直・水平プロセッサであって、
前記複数の入力信号は、周囲のp+q+p+q個の電極の中央にありかつ多値準位システムまたはニューロンが収められている正方形または長方形の表面上にて、あらゆる方向から水平に、p×q個だけ与えられ、そして、前記表面上の様々な地点にて、m×n個の出力信号が垂直に取り出される垂直・水平プロセッサ。
ここで、前記m、n、p、qの値は、0から無限大までの様々な数であるが、mとnの双方、あるいはpとqの双方は、同時にはゼロになり得ない。 - 請求項1の垂直・水平プロセッサであって、
前記複数の入力信号は、周囲電極の中央にありかつ多値準位システムまたはニューロンが収められている三角形、円形、または多角形の表面上にて、あらゆる方向から水平に与えられ、そして、前記表面上の様々な地点にて、出力信号が垂直に取り出される垂直・水平プロセッサ。 - 請求項1ないし3のいずれか1つの垂直・水平プロセッサであって、
前記テンプレートの表面は導電性があり、そして、垂直電極は、多値準位システムまたはニューロンへ流れるSTMベースのトンネル電流を測定するものである垂直・水平プロセッサ。 - 請求項1ないし3のいずれか1つの垂直・水平プロセッサであって、
前記テンプレートの表面は導電性があり、そして、垂直電極は、多値準位システムまたはニューロンと接触してAFMベースの原子間力を測定するものである垂直・水平プロセッサ。 - 請求項1ないし5のいずれか1つの垂直・水平プロセッサであって、
それは、酸化還元作用センタまたは配座依存センタを有する材料で、次の性質A,B,Cのうちの少なくとも2つの性質をもつ材料を含む、情報処理表面上としての薄膜を持っている垂直・水平プロセッサ。
A.一対の電極間に取り入れられた材料が、或る一定範囲または用途において、どの特定のバイアスでも、安定した多値準位導電率を示す性質、
B.異なるバイアス状態を加えることにより、それぞれの状態がもたらされることもある性質、
C.矩形電圧パルスへの過渡電流応答が、ガウス応答、ステップ応答またはランプ応答、あるいは、階段状応答の発展させた形式である性質。 - 請求項1ないし6のいずれか1つの垂直・水平プロセッサであって、
前記多値準位システムまたはニューロンは、次のA,B,CまたはDを備えている垂直・水平プロセッサ。
A.特定の信号を検出するためのセンサ、および、現実の音、熱、光、その他の任意の形式のエネルギーのような信号を検出するためのセンサで、情報処理表面上に当たると、その信号を電子信号の一次元配列に変換できるように特定的に設計されたセンサ;
B.特定機能を持つ他の任意の機能材料の小型情報処理ユニットであって、情報処理表面全体を、異なる機能を持つように異なる領域へ変換転送するもの;
C.可能なあらゆる導電状態の間で可逆に切り換えて、前記状態を、平衡状態が表面全体に及ぶ時間よりも長く、覚えておくことができる多値準位システムまたはニューロンであって、何回でも更新できるもの(RAM);
D.前記可能な多値準位状態の1つに一度切り換えると、恒久的に同一状態にとどまる多値準位システムまたはニューロン(ROM)。 - 請求項1ないし7のいずれか1つの垂直・水平プロセッサであって、
前記垂直電極は、原子一個の先端を持つ探針の様にナノスケール幅の高さとマイクロスケール長さを持つ構造物であり、そこでは、或る電極システム中のいくつかの探針は、次のAまたはBを備えている垂直・水平プロセッサ。
A.或るソリューション・ポイントが単一の原子先端であると考えられるような原子一個の先端を持つ探針、
B.ソリューション・ポイントがあらゆる原子先端に対する集合出力の平均応答と考えられるような単一電極ユニット中に定義された数だけの原子先端。 - 請求項1ないし8のいずれか1つの垂直・水平プロセッサであって、
前記信号入力部が、ニューラル・ノード・コントローラに接続され、そこでは、すべての入力信号が、垂直・水平プロセッサに先行する異なるユニットにパラレルに分けられて、かつ、次のA,B,C,DまたはEを含むそれぞれのユニット間で切り換える垂直・水平プロセッサ。
A.シーケンス順序と中間アース接続を変えることもあるユニット、
B.配列された同一入力信号を異なる順序の配列に変えるユニット、
C.配列された入力信号を、異なる形態のプロセッサにパラレルに通して、結合出力信号を生成するユニット、
D.前記入力信号の一部を、パルス式アレイ・ソースに代えるユニット、
E.入力信号をチャネルに通し、そこで、前記入力信号に乗算または除算を行って、情報処理表面全体の入力インピーダンスと一致するようにするユニット。 - 請求項1ないし9のいずれか1つの垂直・水平プロセッサであって、
前記p×q個の入力用のアース接続の数は、同一の組の配列された入力を情報処理するために、1個からpq−1個まで様々であり、また、アースのそれぞれの組合せは、特定の動作ノードを作り出し、また、それぞれのノードは、それら自体のニューラル・ネットワークを持ち、学習させて、情報処理ルールが発達した後に、特殊な情報処理を必要とする様々な状況において、これらのノードが利用できるようにしている垂直・水平プロセッサ。 - 周囲電極の中央にありかつ多値準位システムまたはニューロンが収められている水平表面上にて、上から垂直に複数の入力信号が与えられ、そして、それらの電極を通じて出力信号が水平に取り出される一対のテンプレートを含む垂直・水平プロセッサ。
- 請求項11の垂直・水平プロセッサであって、
前記垂直の複数入力電極は、前記情報処理表面上の広い領域にわたって局所バイアスを発生させる平形または球形の前端縁を持ち、また、垂直電極の前端縁領域は、次のA,BおよびCを含む垂直・水平プロセッサ。
A.情報処理表面の或る一定割合以上をカバーする、個々のすべての垂直電極の和である合計領域であって、そこから、動作の種別ごとに、信号入力動作ノードが作り出される合計領域、
B.最終ソリューション表面上の個々の信号入力の制御を様々に調整するための、束状電極または個々の垂直電極の関係領域、
C.情報処理表面上の等高線の電位分布を調整するために矯正した前端縁の形態。 - 請求項1ないし8のいずれか1つの垂直・水平プロセッサ、
ニューラル・ノード・コントローラ、および、
次のA,BおよびCのやり方で接続された接続部切替器センサを備えるクラスタ。
A.前記垂直・水平プロセッサの信号入力部の一部または全部を、バーティカル・プロセッサのアレイに接続し、また、残りの信号入力部を、システム全体の自由信号入力部であるセンサの出力部に接続するやり方、
B.その出力部の一部を、前記出力切替器のいくつかに接続し、また、残りの出力部を、他のバーティカル・プロセッサに接続するやり方、
C.すべての自由出力部を、切替器に接続し、システム全体のどの信号入力部にも接続せず、最終クラスタ出力として垂直に取るやり方。 - 請求項1ないし13のいずれか1つの垂直・水平プロセッサを含む修正仮想ソース・ニューラル・ネットワーク・モデルであって、
その修正が、次のA,BおよびCを含んでいる修正仮想ソース・ニューラル・ネットワーク・モデル。
A.旧概念の2値ニューロン(0または1の値を持つ)または連続体ニューロン(0〜1の任意の値)を、多値準位システムまたはニューロン(0と1の間の選択値)に代えること。
B.それぞれのニューロンへの実効信号入力として仮想ソースを導入することが、他のニューロンからは生じないこと。
C.出力情報が垂直に取られるので、修正が個々の出力情報にアクセスすることであり、それゆえ、モデルが、3D(三次元)モデルとなること。 - 請求項14の修正仮想ソース・ニューラル・ネットワーク・モデルであって、
その形態は、仮想ソースからの実効信号入力により生成された重み、すなわち大域的加重値と、バーティカル・プローブで生成された重み、すなわち局所加重値との積のベクトル和を含むエネルギー項を最小化することで作られ、そして、これら2つのプラスの寄与に、多値準位状態のしきい値により生成された加重値を用いて、否定の演算が行われる修正仮想ソース・ニューラル・ネットワーク・モデル。 - 請求項14または15の修正仮想ソース・ニューラル・ネットワーク・モデルであって、次のA、Bおよび/またはCを含む修正仮想ソース・ニューラル・ネットワーク・モデル。
A.前記垂直・水平プロセッサのモデルの一部または全部の出力情報を、元に戻して、それ自体の信号入力部に直接または間接に接続することによるフィードフォワード・ネットワーク、
B.多値準位ニューロンの1つまたは複数の隠れ層を持ち、かつ、さらに少ないか、または等しい数の出力情報を、様々なレベルにて発生させて、最終出力情報に達するようにするモデル、
C.4進法または8進法のシステム、あるいは他の論理システムのように、2種類以上の論理ニューロンをいっしょに含む混合多値準位論理ニューロンから構成される中間層。 - 請求項1ないし13のいずれか1つの単一垂直・水平プロセッサを学習法させるプロセッサ学習法であって、そこでは、入力信号と出力信号が、請求項14ないし16の人工ニューラル・ネットワーク・モデルにより相互に関連づけられ、次の(1)−(3)のトレーニング・ステップによる主要初期設定の後で、仮想ニューロンまたは多値準位システムのルールまたは重み係数を見出すプロセッサ学習法。
(1)第1に、局所バイアスと大域的バイアスに対する印加範囲を見出すステップ、
(2)第2に、それらの動作レベルまたは機能振舞いを、多値準位論理状態ごとに見出すステップ、
(3)最後に、予測不能な入力信号が与えられると、その問題のもっとも確からしいソリューションを与えることができるように、エネルギー最小化による論理関数を作り出すステップ。 - 請求項17のプロセッサ学習法であって、
前記ステップ(3)において論理関数を作り出して、数学的演算を行う処置は、下記CまたはDを含む関数基準を扱う下記AまたはBを含むものであるプロセッサ学習法。
A.請求項1ないし10のいずれか1つの垂直信号入力・水平信号出力のために、3D行列を、線形化配列に逆転させる逆行列プロセスの概念を介すること、
B.水平信号入力と垂直信号出力のために、3D行列への線形化配列の変換を介すること、
C.演算子としてプローブ・バイアスを使用して、数学的関数を情報処理すること、
D.請求項1ないし3、請求項11、請求項12のいずれか1つの幾何学的な情報処理表面の変化をともなう請求項10のアース接続の変化を使用して、特定の関数基準を生成すること、 - 請求項13のクラスタに用いる請求項17のプロセッサ学習法であって、
前記学習法は、次のA,BおよびCの基本考慮事項を含む請求項14〜16のモデルに従って行われるプロセッサ学習法。
A.前記プロセッサの信号入力が、2D配列と見なされる前記クラスタの自由入力であり、また、前記プロセッサの出力信号が、3D配列と見なされる前記クラスタの最終信号出力であり、さらに、クラスタのすべての基本プロセッサ構成要素を、多値準位ニューロンの1つまたは複数の層に代える基本考慮事項、
B.まず最初に、前記クラスタの個々の構成要素を学習させて、次に、最終出力におけるその重要性が、最終出力パターンにおいて、もっとも類似する部分との関数関係を見出すことにより、決定される基本考慮事項、
C.センサから、あるいは他の任意のプロセッサから直接に、クラスタに2つの異なる種類の信号入力があるので、したがって、前記最終パターンへの2つの異なる種類の信号入力の重要性が、関数関係を見出すことにより、決定される基本考慮事項。 - 請求項11または12のプロセッサに用いる請求項17のプロセッサ学習法であって、次のA,BおよびCのステップを含んでいるプロセッサ学習法。
A.垂直電極からの電界投影により生成された情報処理表面上の等高線に、ニューロンのクロスチェック再現性の追加基準を用いて、局所バイアスと大域的バイアス用の印加範囲を見出すステップ、
B.隣接する垂直電極が互いに作用し合って生成された電界分布等高線とともに、それぞれの多値準位状態への遷移用の機能振舞いを見出すステップ、
C.水平電極から水平電極への最小エネルギー経路を考慮に入れて、エネルギー最小化による論理関数を作るステップ。
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