JP2007226723A - 外部電子計算機の表示および入力操作が可能な入出力装置一体型電子計算機 - Google Patents

外部電子計算機の表示および入力操作が可能な入出力装置一体型電子計算機 Download PDF

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Abstract

【課題】ノート型電子計算機にて外部電子計算機の画像を表示できるようにし、ノート型電子計算機の入力装置から外部電子計算機への入力をできるようにする。
【解決手段】外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとしても共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、外部電子計算機の表示および入力操作が可能な入出力装置一体型電子計算機に関する。
デスクトップ型電子計算機では搭載した処理装置や記憶装置が経年によって陳腐化した場合、外部のその液晶ディスプレイなどの映像表示装置やキーボード、タッチパッド、マウス、トラックボールなどの入力装置は機能的に十分使用できることが多い。従ってその場合、デスクトップ型電子計算機の本体のみが交換され、映像表示装置や入力装置は継続利用されることが可能である。
しかしながら、従来のノート型電子計算機では、搭載した処理装置や記憶装置が経年によって陳腐化した場合、その液晶ディスプレイなどの映像表示装置やキーボード、タッチパッド、マウス、トラックボールなどの入力装置は機能的に十分使用できることが多いにもかかわらず、ノート型電子計算機全体が使用され得なくなってしまう。
また、外出先ではノート型電子計算機を、帰還元(事務所など)ではデスクトップ型電子計算機を使用する場合、ノート型電子計算機が映像表示装置および入力装置を有しているにもかかわらず、デスクトップ型電子計算機のために別途映像表示装置および入力装置が必要となる。ネットワークログイン機能にてデスクトップ型電子計算機にログオンすることによってノート型電子計算機でも仮想的に外部電子計算機(デスクトップ型電子計算機)の映像を表示もしくは入力する操作をすることは可能である。しかし、ソフトウェアの用意およびその設定、ネットワークの設定など、その設定等が煩雑である。更に、ネットワークを介して接続しているため、その接続はネットワークの状況に依存して不安定であり、画面の表示、入力操作に遅延が生じる。
なお、特許文献1は、情報処理装置および情報処理装置用の情報格納装置、即ち、表示装置から着脱可能な電子計算機を開示する。この技術は、電子計算機本体の小型化および軽量化のための技術である。特許文献2は、入力装置の一部を着脱可能にする電子計算機を開示する。特許文献3は、ノートパソコンの液晶ディスプレイ信号線連接構造を開示し、該構造は、液晶ディスプレイの信号線とマザーボードの連接、分離を簡単に行えるようにするためのものである。更に、特許文献4は、ドッキングステーションを開示し、該ドッキングステーションは、電子機器を接続することにより電子機器の機能を拡張するための機能拡張装置を含む。
特開2004−246634公報 特開平5−94250号公報 実用新案登録第3064588号公報 特許第3283853号公報
上述の問題点に対応するためには、ノート型電子計算機にて外部電子計算機の画像を表示できるようにし、ノート型電子計算機の入力装置から外部電子計算機への入力をできるようにする必要がある。
本発明は上記の課題を解決するために為されたものである。本発明に係る請求項1に記載の電子計算機は、
外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとしても共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機である。
本発明に係る請求項2に記載の電子計算機は、
外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためのインタフェースとしても共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機である。
本発明に係る請求項3に記載の電子計算機は、
外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、
外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとして共用し、更に、
自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためのインタフェースとして共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機であって、
本体の出力装置を外部電子計算機の出力装置として使用する場合に、映像信号以外の他の仕様及び規格に既に割り当てられた信号線を、自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するための信号線として共用する外部入出力インタフェースを備える電子計算機である。
本発明に係る請求項4に記載の電子計算機は、
外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、
外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとして共用し、更に、
自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためのインタフェースとして共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機であって、
本体の出力装置を外部電子計算機の出力装置として使用する場合に、外部映像出力用信号の未使用ピンおよび予約ピンを、映像信号以外の他の仕様及び規格に既に割り当てられた信号と、外部電子計算機への入力信号との、切替装置制御信号として使用する外部入出力インタフェースを備える電子計算機である。
本発明に係る請求項5に記載の電子計算機は、
外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、
外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとして共用し、更に、
自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためのインタフェースとして共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機であって、
本体の出力装置を外部電子計算機の出力装置として使用する場合に、外部映像出力用信号の未使用ピンおよび予約ピンを、自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するための信号線とする外部入出力インタフェースを備える電子計算機である。
本発明に係る請求項6に記載の電子計算機は、
外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、
外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとして共用し、更に、
自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためのインタフェースとして共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機であって、
本体の出力装置を外部電子計算機の出力装置として使用する場合に、切替部が、外部電子計算機の接続を認識して本体の入出力インタフェースから、接続された外部電子計算機の入出力インタフェースに切り替えることを特徴とする電子計算機である。
本発明に係る請求項7に記載の電子計算機は、
外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、
外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとして共用し、更に、
自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためのインタフェースとして共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機であって、
切替部が、本体の出力装置を外部電子計算機の出力装置として使用する場合に、本体の入出力インタフェースから接続された電子計算機の入出力インタフェースに切り替える切替スイッチを備える電子計算機である。
本発明に係る請求項8に記載の電子計算機は、
外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、
外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとして共用し、更に、
自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためのインタフェースとして共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機であって、
本体の出力装置を外部電子計算機の出力装置として使用する場合に、切替部が、映像信号以外の他の仕様および規格に既に割り当てられた信号を、外部電子計算機接続の検出信号として使用することを特徴とする電子計算機である。
本発明に係る請求項9に記載の電子計算機は、
外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、
外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとして共用し、更に、
自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためのインタフェースとして共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機であって、
本体の出力装置を外部電子計算機の出力装置として使用する場合に、切替器が、外部映像出力用信号の未使用ピン及び予約ピンを、外部電子計算機接続の検出信号として使用することを特徴とする電子計算機である。
本発明に係る請求項10に記載の電子計算機は、
外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、
外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとして共用し、更に、
自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためのインタフェースとして共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機であって、
本体の出力装置を外部電子計算機の出力装置として使用する場合に、外部映像出力用信号の未使用ピン、予約ピン、もしくは他の仕様および規格に既に割り当てられた信号を、外部電子計算機が接続された場合に、外部電子計算機が、映像信号出力および自らへの入力信号の入力を有効にする切替器制御信号として使用する外部入出力インタフェースを備える電子計算機である。
本発明に係る請求項11に記載の電子計算機は、
複数の長さの異なる検出端子挿入時の、個々の端子が接触するまでの時間差を利用して、接続の検出若しくは信号の入出力の切替を行う入出力インタフェースを備える電子計算機である。
本発明に係る請求項12に記載の電子計算機は、
入出力装置一体型の電子計算機の外部映像出力装置への出力状態の決定と、外部電子計算機の映像出力からの入力状態の決定と、外部電子計算機の映像出力信号の入力とを、複数の長さの異なる検出端子で夫々行う請求項11に記載の電子計算機である。
本発明に係る請求項13に記載の入出力インタフェースコネクタは、
請求項1〜12のうちのいずれか一つに記載の電子計算機で利用される入出力インタフェースに対応する入出力インタフェースコネクタである。
本発明に係る請求項14に記載の外部電子計算機は、
請求項1〜12のうちのいずれか一つに記載の電子計算機で利用される入出力インタフェースに対応する入出力インタフェースコネクタで接続される外部電子計算機。
本発明に係る請求項15に記載の電子計算機は、
請求項14に記載の外部電子計算機以外の入出力インタフェースコネクタからの挿入を不可能とするキーを有する入出力インタフェースを備える電子計算機である。
本発明に係る請求項16に記載の外部電子計算機は、
請求項1〜12のうちのいずれか一つに記載の電子計算機以外の入出力インタフェースコネクタへの挿入を不可能とするキーを有する入出力インタフェースを有する外部電子計算機である。
本発明に係る請求項17に記載の電子計算機は、
請求項15又は請求項16に記載の入出力インタフェースのキーを、信号端子と統合している外部入出力インタフェースを備える電子計算機である。
本発明に係る請求項18に記載の電子計算機は、
外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、
外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとして共用し、更に、
自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためのインタフェースとして共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機であって、
外部映像出力装置への出力と外部電子計算機からの入力とを行う入出力インタフェースから分離された、自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためと、外部電子計算機の接続を検出する信号のための入出力インタフェースを備える電子計算機である。
本発明に係る請求項19に記載の電子計算機は、
外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、
外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとして共用し、更に、
自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためのインタフェースとして共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機であって、
外部映像出力装置への出力と外部電子計算機からの入力とを行う入出力インタフェースと、自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためと外部電子計算機の接続を検出する信号のための入出力インタフェースとを、統合して備える電子計算機である。
本発明に係る請求項20に記載の電子計算機は、
外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、
外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとして共用し、更に、
自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためのインタフェースとして共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機であって、
自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機へ入力信号として出力するためのインタフェースに対して、内蔵機器若しくは外部接続の機器のインタフェースを、集線装置及び切替器によって統合した、外部電子計算機への入力装置インタフェースを備える電子計算機である。
本発明に係る請求項21に記載の外部電子計算機中継器は、
外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、
外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとして共用し、更に、
自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためのインタフェースとして共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機に対して、
外部映像出力装置への出力と外部電子計算機からの入力とを行うインタフェースと、上記電子計算機の入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためと外部電子計算機の接続を検出する信号のためのインタフェースとを有する外部電子計算機中継器である。
本発明に係る請求項22に記載のインタフェースは、
双方向データ伝送を切り替える場合に、複数の長さの異なる検出端子挿入時の、個々の端子が接触するまでの時間差を利用して、
ある検出端子が接続された場合に一方のデータの出力を停止し、
その後に別の検出端子が接続された場合にもう一方のデータ出力を開始することによって、データ伝送方向を切り替えるインタフェースである。
本発明に係る請求項23に記載の双方向データ伝送切替方法は、
双方向データ伝送を切り替える場合に、複数の長さの異なる検出端子挿入時の、個々の端子が接触するまでの時間差を利用して、
ある検出端子が接続された場合に一方のデータの出力を停止し、
その後に別の検出端子が接続された場合にもう一方のデータ出力を開始することによって、データ伝送方向を切り替える双方向データ伝送切替方法である。
本発明を利用することによって、ノート型電子計算機にて外部電子計算機の画像を表示できるようになる。更に、ノート型電子計算機の入力装置から外部電子計算機への入力ができるようになる。
[第1の実施形態]
図2は、本発明の第1の実施形態に係る電子計算機201の斜視図(一部分解図)である。図1は、第1の実施形態と対比されるべき従来のノート型電子計算機の斜視図(一部分解図)である。
従来のノート型電子計算機201(図1)は内部に映像出力切替器206を有しており、切替信号A218によって、映像入力信号A208を映像出力信号A216として本体の映像出力装置202に出力するか、映像出力信号B210としてインタフェースおよびコネクタを経由して外部映像出力装置212に出力するか、を選択している。
これに対して、第1の実施形態に係る電子計算機201は、映像入出力切替器206の外部映像出力装置212と接続するインタフェース部分に映像入力信号B214が入力可能となっている。更にそのインタフェースの入出力の切替を切替信号B220で行うことが可能となっている。
第1の実施形態に係る電子計算機201の映像を外部映像出力装置212に表示する場合、切替信号B220にて映像入出力切替器206の外部映像出力装置212と接続するインタフェースを“出力モード”とし、切替信号A218を操作して映像入力信号A208を映像出力信号B210として外部映像出力装置212に出力するようにすれば、対応可能となる。
外部電子計算機222の映像を電子計算機201本体の映像出力装置に表示させる場合、切替信号B220にて外部電子計算機222と接続するインタフェースを“入力モード”とし、切替信号A218を操作して映像入力信号B214を映像出力信号A216として電子計算機201本体の映像出力装置202に出力するようにすれば、対応可能となる。上記インタフェースが“入力モード”となっている場合には切替信号220にて自動的に映像入力信号B214を映像出力信号A216として電子計算機201本体の映像出力装置202に出力するようにしてもよい。
[第2の実施形態]
図3は、本発明の第2の実施形態に係る電子計算機201の斜視図(一部分解図)である。第2の実施形態に係る電子計算機201は、電子計算機本体の入力装置204の出力を外部電子計算機222へ入力する機能を備える。
第2の実施形態に係る電子計算機201は、入力装置出力切替器及び映像入出力切替器206に、本体の入力装置入力224が接続されており、切替信号B220によって、本体への入力装置出力A226に出力するか、外部電子計算機222への入力装置出力B228に出力するかを選択することが可能となっている。
電子計算機201本体を操作する場合には、切替信号B220を操作して入力装置入力224を入力装置出力A226として出力し、本体の入力装置コントローラに入力するようにすれば、対応可能となる。外部電子計算機222を操作する場合には、切替信号B220を操作して入力装置入力224を入力装置出力B228として出力し、外部電子計算機222の入力装置コントローラに入力するようにすれば、対応可能となる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態は、ノート型パソコンなどの電子計算機における外部映像出力インタフェースに既に割り当てられた信号に対して、外部電子計算機で使用する入力装置入力信号を割り当てることにより、形成されるインタフェース及び電子計算機に関するものである。なお、図4は、従来の一つのインタフェースであるVGAコネクタに割り当てられた端子および信号の割り当ての一覧表である。
これに対して、図5は、第3の実施形態に係るVGA(VESA DDC)端子配置の一覧表である。図5では、PS/2のDATAおよびCLKの入力装置信号を、端子12のDDC−SDAおよび端子15のDDC−SCLに、割り当てる。
この場合、電子計算機201の入力装置入力224を外部電子計算機222に接続することが可能となる。なお、外部映像出力装置212を接続した場合には、電子計算機201から映像自体は表示させることは可能であるが、SDAおよびSCL信号は使用できないため、DDCインタフェースではデータ伝送を行うことができない。
[第4の実施形態]
第4の実施形態は、ノート型パソコンなどの電子計算機における外部映像出力インタフェースで未使用もしくは予約として割り当てられた信号に対して、外部電子計算機で使用する入力装置入力信号およびDDCインタフェースを切替で割り当てることとして、形成されるインタフェース及び電子計算機に関するものである。図6は、本発明の第4の実施形態に係るVGA(VESA DDC)端子配置の一覧表である。
図6では、PS/2のDATA及びCLKの入力装置信号とDDCインタフェースのSDA及びSCLとを、端子4の予約信号および端子15の通常未使用であるID0信号に割り当てる。
この場合、電子計算機201本体を外部電子計算機222の映像表示装置として使用するときには、まず端子4および端子15をDDCインタフェースとして割り当て、これにより外部電子計算機222が電子計算機201の映像表示装置の情報を獲得し、その後端子4および端子15をPS/2のDATAおよびCLKとして割り当てる。このようにすれば、電子計算機201の入力装置入力を外部電子計算機222に接続することが可能となる。
尚この場合には、電子計算機201の入力装置入力を外部電子計算機222に接続すること、及びDDCインタフェースにてデータ伝送することが可能となり、電子計算機201を外部映像出力装置212に接続した場合に電子計算機201が映像を表示させることは可能である。但し、外部電子計算機222を接続した場合、電子計算機201はDDCインタフェースおよびPS/2インタフェースを適宜切り替える必要があり電子計算機201に搭載された映像入出力切替器206の構造はやや複雑になる。
[第5の実施形態]
第5の実施形態は、ノート型パソコンなどの電子計算機における外部映像出力インタフェースで未使用もしくは予約として割り当てられた信号に対して、外部電子計算機で使用する入力装置信号を割り当てることにより、形成されるインタフェース及び電子計算機に関するものである。図7は、本発明の第5の実施形態に係るVGA(VESA DDC)端子配置の一覧表である。
図7では、PS/2のDATAおよびCLKの入力装置信号を、端子4の予約信号および端子15の通常未使用であるID0信号に割り当てる。この場合、電子計算機201の入力装置入力を外部電子計算機222に接続することが可能となる。
更にこの場合、電子計算機201の入力装置入力を外部電子計算機222に接続すること、及びDDCインタフェースにてデータ伝送することが可能となり、電子計算機201と外部映像出力装置212を接続した場合、電子計算機201は、従来の端子配置との親和性を保ちながら、映像を表示させることが可能となる。
[第6の実施形態]
図8は、本発明の第6の実施形態に係る電子計算機201の斜視図(一部分解図)である。第6の実施形態に係る電子計算機201では、外部映像出力インタフェースに対して外部電子計算機の接続を検出する入力信号を割り当て、その信号を映像入出力切替器206の切替信号B220に接続するように設定する。このことによって自動的に映像入出力切替器206の入出力を切り替えるようにされている。
先ず第6の実施形態に係る電子計算機201では、外部映像出力インタフェースのある端子に対して、外部電子計算機222の接続を検出する入力信号が割り当てられる。更に、図8に示すように、この入力信号は映像入出力切替器206の切替信号B220に接続されプルアップ抵抗が付加される。また、外部電子計算機222における対応する端子はグラウンドに接続される。
上記第6の実施形態に係る電子計算機201では、外部電子計算機222が外部映像出力インタフェースに接続されると“H”状態であった切替信号B220が“L”状態に変化する。このことによって、映像入出力切替器206の入出力インタフェースが“入力モード”に自動的に切り替わる。
そして、このとき外部電子計算機222の映像入力信号B214が電子計算機201の映像出力装置202に映像出力信号A216を経由して表示され、一方、入力装置入力224は入力装置出力B228として出力される。
また、上記第6の実施形態に係る電子計算機201では、外部電子計算機222が外部映像出力インタフェースに接続されないと、“L”状態であった切替信号B220が“H”状態に変化する。このことによって、映像入出力切替器206の入出力インタフェースが“出力モード”に自動的に切り替わる。
そして、このとき電子計算機201の映像入力信号A208が外部映像出力装置212に映像出力信号B210を経由して表示され、一方、入力装置入力224は入力装置出力A226として出力される。
[第7の実施形態]
図9及び図10は、本発明の第7の実施形態に係る電子計算機201の斜視図(一部分解図)である。第7の実施形態は第6の実施形態とほぼ同様のものである。従って、両者の差異を中心に説明する。
第7の実施形態に係る電子計算機201では、映像入出力切替器206の切替信号B220に切替スイッチ230を設ける。このことによって、手動で映像入出力切替器206の入出力を切り替えられるようになる。
図9に示す電子計算機201では、映像入出力切替器206の切替信号B220に切替スイッチ230が付加されている。切替スイッチ230が「ON」にされると、“H”状態であった切替信号B220が“L”状態に変化する。このとき映像入出力切替器206の入出力インタフェースが“入力モード”に切り替わり、外部電子計算機222の映像入力信号B214が電子計算機201の映像出力装置202に映像出力信号A216を経由して表示される。
切替スイッチ230が「OFF」にされると、切替信号B220が“H”状態となる。このとき、切替信号A218の操作を組み合わせることによって、映像入出力切替器206の入出力インタフェースを出力状態とせず、映像入力信号A208が電子計算機201の映像出力装置202に映像出力信号A216を経由して表示されることも可能となる。
一方、図10に示す電子計算機201では、外部映像出力インタフェースのある端子に対して外部電子計算機222の接続を検出する入力信号が割り当てられている。この信号が映像入出力切替器206の切替信号B220に接続されることになるのであるが、その途中にプルアップ抵抗と切替スイッチ230とが付加されている。なお、外部電子計算機222の対応する端子はグラウンドに接続される。外部電子計算機222を電子計算機201の外部映像出力インタフェースに接続されると、切替スイッチ230が「ON」である場合、“H”状態であった切替信号B220が“L”状態に変化する。このとき映像入出力切替器206の入出力インタフェースが“入力モード”に切り替わり、外部電子計算機222の映像入力信号B214が電子計算機201の映像出力装置202に映像出力信号A216を経由して表示される。
この状態で切替スイッチ230が「OFF」にされると、切替信号B220が“H”状態に変化する。このとき、切替信号A218の操作を組み合わせることによって、映像入出力切替器206の入出力インタフェースを出力状態とせず、映像入力信号A208が電子計算機201の映像出力装置202に映像出力信号A216を経由して表示されることも可能となる。
図10に示す切替スイッチ230は、電子計算機201の外部に配置されてもよい。例えば、電子計算機と外部電子計算機222の間のインタフェース上もしくは外部電子計算機222上に配置されてもよい。
[第8の実施形態]
図11は、本発明の第8の実施形態に係る電子計算機201の斜視図(一部分解図)である。第8の実施形態は、ノート型パソコンなどの電子計算機における外部映像出力インタフェースに既に割り当てられた信号に対して、外部電子計算機の接続を検出する入力信号を割り当て、その信号を映像入出力切替器の切替信号に接続することによって、映像入出力切替器の入出力を切替えるものである。
図11に示す電子計算機201では、従来の外部映像出力インタフェースの端子9の+5VDCに対して、外部電子計算機222の接続を検出する入力信号を割り当て、この信号を映像入出力切替器206の切替信号B220に接続し同時に5V電源へのプルアップ抵抗を付加する。外部電子計算機222の対応する端子はグラウンドに接続される。
この場合、外部電子計算機222を電子計算機201の外部映像出力インタフェースに接続することによって、“H”状態であった切替信号B220が“L”状態に変化する。このことによって、映像入出力切替器206の入出力インタフェースが“入力モード”に切り替わり、外部電子計算機222の映像入力信号B214が電子計算機201の映像出力装置202に映像出力信号A216を経由して表示される。
図12は、第8の実施形態に係るVGA(VESA DDC)端子配置の一覧表である。図12及び図11に示すように、5V出力である端子9の+5VDCに5V電源へのプルアップが付加され、映像入出力切替器206の切替信号B220に接続される。このことによって、外部映像出力が接続された場合は5Vが出力されるため、既存の外部映像出力インタフェースに対して親和性を保ちながら拡張することが可能となる
[第9の実施形態]
第9の実施形態は、ノート型パソコンなどの電子計算機における外部映像出力インタフェースで未使用もしくは予約として割り当てられた信号に対して、外部電子計算機の接続を検出する入力信号を割り当て、その信号を映像入出力切替器の切替信号に接続することによって、映像入出力切替器の入出力を切替えるものである。なお、第9の実施形態に係る電子計算機201の斜視図(一部分解図)は図11に示すものと略同様となる。
図13は、第9の実施形態に係るVGA(VESA DDC)端子配置の一覧表である。第9の実施形態に係る電子計算機201では、従来の外部映像出力インタフェースの端子4の予約端子に対して、外部電子計算機222の接続を検出する入力信号を割り当て、この信号を映像入出力切替器206の切替信号B220に接続しプルアップ抵抗を付加する。外部電子計算機222の対応する端子はグラウンドに接続される。
この場合、外部電子計算機222を電子計算機201の外部映像出力インタフェースに接続することによって、H状態であった切替信号B220がL状態に変化する。このことによって、映像入出力切替器206の入出力インタフェースが“入力モード”に切り替わり、外部電子計算機222の映像入力信号B214が電子計算機201の映像出力装置202に映像出力信号A216を経由して表示される。
第9の実施形態では、予約端子である端子4にプルアップを付加し映像入出力切替器206の切替信号B214に接続することによって、既存の外部映像出力インタフェースに対して親和性を保ちながら拡張することが可能となる。
[第10の実施形態]
本発明の第10の実施形態は、電子計算機における例えば外部映像出力インタフェース
を構成する端子及びコネクタに関するものである。図14(1)は、従来の検出端子を有するコネクタの模式図、図14(2)及び図15は、本発明の第10の実施形態に係る電子計算機における検出端子を有するコネクタの模式図である。本発明の第10の実施形態は、長さの異なる複数の検出端子を使用することによって、それぞれの検出端子が接触するまでの時間の差を利用し、データ伝送等を行う信号やバスの状態を変化させる。
先ず、図14(1)は、従来の検出端子を有するコネクタを模式的に示している。信号端子に比べて検出端子が短く挿入時に信号端子が先に接触するようになっている。そのため、検出端子が接触するまでに信号端子の接触はより安定した状態になっている。このような構造では、オスコネクタ側(右側)とメスコネクタ側(左側)との両方で信号出力を行う場合、信号端子が接触した時点で信号の衝突が発生し、データの破壊および装置の劣化、損傷若しくは破壊が発生するおそれがある。また、検出メス端子は信号端子と同じ長さであるため、信号端子が接触した時点から検出端子が接触するまでの時間が短い。
第10の実施形態では、検出端子を有するコネクタを図14(2)に示すような、異なる長さの複数の検出端子を有するコネクタとする。オスコネクタとメスコネクタのいずれも、検出端子Aは信号端子より長く、検出端子Bは信号端子より短い。そのため、検出端子Aが接触してから信号端子が接触するまでの時間が従来技術のものよりも長くなり、信号端子が接触してから検出端子Bが接触するまでの時間も従来技術のものよりも長くなる。
なお、コネクタ未接続の場合は、メスコネクタ側の信号が出力されていて、オスコネクタ側の信号は信号が出力されていないものとする。コネクタ接続時には、メスコネクタ側の信号が入力モードとされ、オスコネクタ側の信号が出力されるものとする。
図15(1)に示すように、コネクタの接続が開始し検出端子Aが接触すると、メスコネクタ側の入出力切替信号が制御され入力モードに変更される。コネクタの接続を継続すると、検出端子Aが接触した後、信号端子が接触する(図15(2))。このとき、信号メス端子は、従来の信号メス端子よりも短いことから接触するまでにより長い時間が必要となる。そのため、検出端子Aの接触による出力モードから入力モードへの切替および状態遷移時間に対して、より余裕をもって信号端子の接触が行われるようになる。
更に、コネクタの接続を継続すると、信号端子が接触した後、検出端子Bが接触する(図15(3))。検出端子Bの接触によりオスコネクタ側の出力制御端子が制御され、信号端子に信号が出力される。このとき、検出メス端子Bは、信号端子さらには検出メス端子Aよりも短いことから接触するまでにより長い時間が必要となる。そのため、検出端子Aの接触による出力モードから入力モードへの切替および状態遷移時間、更に信号端子が安定して接触するまでの時間に対して、より余裕をもって検出端子Bの接触が行われるようになる。
[第11の実施形態]
図16は、本発明の第11の実施形態に係る電子計算機201の斜視図(一部分解図)である。図17は、本発明の第11の実施形態に係る電子計算機201のブロック図である。本発明の第11の実施形態に係る電子計算機201では、第10の実施形態における長さの異なる複数の検出端子を使用することによって、電子計算機の映像信号の入出力と外部電子計算機の出力とを時間差から制御する。更に、接続に応じて外部映像表示装置への出力と外部電子計算機の入力とを使い分ける。
第11の実施形態に係る電子計算機201では、従来の外部映像出力インタフェースのある端子に対して、外部電子計算機222の接続を検出する入力信号と、外部電子計算機222の映像出力制御端子を制御する信号とを割り当てる。前者の信号は、電子計算機201の映像入出力切替器206の切替信号A218に接続されプルアップ抵抗が付加される。対応する外部電子計算機側の端子はグラウンドに接続される。他方、後者の信号は、外部電子計算機222の映像信号出力器の映像出力制御端子の検出端子B234に接続され(外部電子計算機で)プルダウン抵抗が付加される。対応する電子計算機側の端子は+5VDCに接続される。
映像入出力切替器206は、切替信号A218入力が“H”状態のとき映像出力信号Bを出力し、“L”状態のとき映像出力信号Bの出力を停止し入力状態となるものとする。外部電子計算機に搭載される映像信号出力器は、切替信号A218入力が“H”状態のとき映像入力信号Bの出力を停止し、“L”状態のとき映像入力信号Bの出力を行うものとする。
図17に示すように、コネクタ未接続時は切替信号A218が“H”状態となり、電子計算機の映像入力信号A208が映像入出力切替器206を経由して映像出力信号B210として出力され外部モニタ212に表示される。コネクタの接続を開始すると、まず検出端子Aが接触し切替信号A218が“H”状態から“L”状態に変化し、映像入出力切替器206は映像出力信号Bの出力を停止し、映像信号端子は入力状態となる。コネクタの接続を継続すると、映像信号端子が接触する。更に、コネクタの接続を継続すると、検出端子B234が接触し、“L”状態から“H”状態に変化し、外部電子計算機222の映像信号出力器から映像入力信号Bが出力され、映像信号端子を経由して電子計算機の本体モニタ202に表示される。図18は、これら状態の推移をフローチャートで示したものである。
図19は、第11の実施形態を実現するVGA(VESA DDC)端子配置の例の一覧表である。第11の実施形態に係る電子計算機201では、従来の外部映像出力インタフェースで未使用もしくは予約として割り当てられた信号に対して、外部電子計算機222の接続を検出する入力信号と、外部電子計算機222の映像出力制御端子を制御する信号とを割り当てる。このことによって、既存の外部映像出力インタフェースに対して親和性を保ちながら拡張することが可能となる。
[第12の実施形態]
図20(1)は、本発明の第12の実施形態に係る電子計算機における映像信号オスコネクタ244の概略の正面図である。本発明の第12の実施形態は、上記の第10の実施形態及び第11の実施形態で取り上げた映像出力インタフェースの、特にコネクタに着目するものである。
図20(1)に示すように、第12の実施形態においては、誤挿入防止のためにコネクタに突起240を付加する。この突起240の存在により、第12の実施形態に係る映像信号オスコネクタ244は、従来の映像信号メスコネクタ(図21(2)参照)には物理的に接続されないことになる。このことにより誤挿入が防止される。更に、第12の実施形態に係る映像信号オスコネクタ244は、突起240を受け入れるための鉤穴を備える映像信号メスコネクタ(図21(1)参照)しか接続され得ないことになる。
一方、図20(2)は、従来の映像信号オスコネクタの一例の概略正面図である。このオスコネクタには誤挿入防止のための突起が備わらない。従って、従来の映像信号メスコネクタと、突起240を受け入れるための鉤穴を備える映像信号メスコネクタ(図21(1)参照)との、いずれにも接続できる。
[第13の実施形態]
図21(1)は、本発明の第13の実施形態に係る電子計算機における映像信号メスコネクタ246の概略の正面図である。本発明の第13の実施形態も、上記の第10の実施形態及び第11の実施形態で取り上げた映像出力インタフェースの、特にコネクタ部分に着目するものである。
図21(1)に示すように、第13の実施形態に係る映像信号メスコネクタおいては、第12の実施形態で示した突起を受け入れるための鉤穴242が設けられている。この鉤穴242の存在により、第13の実施形態に係る映像信号メスコネクタ246は、上記第12の実施形態に係る映像信号オスコネクタ244を接続できることになる。
一方、図21(2)は、従来の映像信号メスコネクタの一例の概略正面図である。このメスコネクタには、第12の実施形態に係る映像信号オスコネクタ244の突起240を受け入れるための鉤穴がない。従って、図21(2)の従来の映像信号メスコネクタは、従来の映像信号オスコネクタとのみ接続でき、突起を有する上記第12の実施形態に係る映像信号オスコネクタとは接続できない。
[第14の実施形態]
図22は、本発明の第14の実施形態に係る電子計算機及び外部電子計算機における映像信号メスコネクタ及び映像信号オスコネクタを利用する際の、電子計算機及び外部電子計算機に関するブロック図である。図22の電子計算機及び外部電子計算機は、上記第12の実施形態及び上記第13の実施形態における映像信号(メス、オス)コネクタにより、接続されるものである。従って、映像信号メスコネクタ246は検出端子と誤挿入防止のための鉤穴242を備え、同様に映像信号オスコネクタ244は検出端子と誤挿入防止のための突起240を備える。
図22に示すように、外部映像出力インタフェースにおいて、誤挿入防止用のためにオスコネクタに突起を付加しメスコネクタに鉤穴を付加する。このことにより形成される検出端子に、外部電子計算機の接続を検出する入力信号を割り当てる。更に、この検出端子を電子計算機201の映像入出力切替器206の切替信号入力A218に接続しプルアップ抵抗を付加し、対応する外部電子計算機側の端子はグラウンドに接続する。
映像入出力切替器206は、切替信号A218が“H”状態のとき映像出力信号Bを出力し、“L”状態のとき映像出力信号Bの出力を停止して入力状態となるとされる。従って、コネクタ未接続時は、切替信号A218が“H”状態であり、電子計算機201の映像入出力切替器206を経由して映像出力信号Bが出力され外部モニタ212に表示される。
コネクタ接続時には、突起240および鉤穴240が接触して切替信号A218が“H”状態から“L”状態に変化する。これにより映像入出力切替器206は映像出力信号Bの出力を停止し、映像信号端子は入力状態となる。このとき、外部電子計算機222から出力された映像入力信号Bが電子計算機201の映像信号端子に入力され電子計算機の出力装置202に表示される。
図23は、本発明の第14の実施形態における映像信号メスコネクタ、又は従来の映像信号メスコネクタと、本発明の第14の実施形態における映像信号オスコネクタ、又は従来の映像信号オスコネクタとの、接続の様子を示す。
従来の映像信号オスコネクタ244’は、鉤穴付き映像信号メスコネクタ246、及び従来の映像信号メスコネクタ246’に接続可能である。
突起付きオスコネクタ244は、従来の映像信号メスコネクタに接続することはできない。これにより従来の電子計算機は、本発明に係る外部電子計算機222の映像信号を受け入れることがない。一方、突起付きオスコネクタ244は、鉤穴付きメスコネクタ246に接続する。
これらのことにより、従来の外部モニタへの接続における互換性が保持され、且つ、本発明に係る外部電子計算機222が従来の電子計算機へ接続し誤動作させることが、防止され得る。
[第15の実施形態]
図24は、本発明の第15の実施形態に係る電子計算機及び外部電子計算機における映像信号メスコネクタ及び映像信号オスコネクタの概略の正面図である。図24の映像信号メスコネクタ及び映像信号オスコネクタにおいては、原則的に信号割り当てを既存のものと同一(244’、246’)とし、拡張された接続検出(認識)信号および入力装置信号に対してはコネクタが追加されている(244α、246α)。
図24に示すコネクタにおいて、既存の映像信号コネクタを有する外部モニタを接続する場合、映像信号コネクタの既存の互換部分を介して、電子計算機201の映像を外部モニタに表示することができる。
本発明に係る外部電子計算機を接続する場合、映像信号コネクタの既存の互換部分に加えて、追加部分のコネクタも利用する。このことにより、本発明に係る電子計算機と外部電子計算機が信号を正しく遣り取りできる。つまり、接続された検出信号が電子計算機201の入力装置出力切替および映像信号入出力切替器206を操作するため、電子計算機201の入力装置の信号を外部電子計算機222に入力することが可能となり、外部電子計算機222の映像を電子計算機201の出力装置202に表示することが可能となる。
[第16の実施形態]
図25は、本発明の第16の実施形態に係る電子計算機及び外部電子計算機における映像信号メスコネクタ及び映像信号オスコネクタの概略の正面図であり、第15の実施形態の具体的な例である。第15の実施形態の説明から明らかなように、第16の実施形態におけるコネクタは、拡張された接続検出(認識)信号および入力装置信号に対するコネクタと既存の映像信号コネクタを統合したコネクタであり、外部電子計算機を使用する場合に単一のコネクタで対応することができる。
図26は、本発明の第16の実施形態に係る電子計算機における端子配置を示す一覧表である。図26の表では、PS/2のDATAおよびCLKの入力装置信号が、拡張端子E3及びE5に割り当てられ、外部PC映像信号イネーブル信号と外部PC接続認識信号が、拡張端子E1及びE2に割り当てられている。映像信号に関しては既存のVGA端子配置のままである。
第16の実施の形態において、既存の映像信号コネクタを有する外部モニタを接続する場合、映像信号コネクタは従来と同一であるため、電子計算機は従来の端子配置との互換性を保ちながら映像を表示させることが可能となる。また、本発明に係る外部電子計算機222を接続する場合、拡張された接続検出(認識)信号及び入力装置信号、及び映像信号に関する端子を有する拡張コネクタが用いられる。このとき、電子計算機201の入力装置の信号を外部電子計算機222に入力することが可能となり、拡張コネクタ部分の検出信号が電子計算機201の入力装置出力切替および映像信号入出力切替器206を操作するため外部電子計算機222の映像を電子計算機201の出力装置202に表示することが可能となる。
[第17の実施形態]
図27は、本発明の第17の実施形態に係る電子計算機201の斜視図(一部分解図)である。本発明の第17の実施形態では、電子計算機201に接続した外部電子計算機222から、電子計算機201の内蔵機器、及び電子計算機201に接続した外部周辺機器を利用できるようになっている。例として、電子計算機201の入力装置信号の外部電子計算機222への出力インタフェースとしてUSBインタフェースを使用するもの、及び、入出力装置出力切替器206にUSB集線装置(ハブ)を統合するものを想定する。
外部電子計算機222が接続されていない場合、切替信号B220が非アクティブとなっており、入力装置入力224が電子計算機の入力装置出力A226に出力される。このとき、集線装置(206)に接続された内部機器250、及び外部周辺機器252を、入力装置出力A226に接続状態としてもよい。
外部電子計算機222が接続された場合、切替信号B220がアクティブとなり、入力装置入力224が電子計算機201の入力装置出力B228に出力され、外部電子計算機222に入力される。このとき、集線装置(206)に接続された内部機器250及び外部周辺機器252が入力装置出力B228に接続状態とされている。これによって、電子計算機201の入力装置だけでなく、内部機器250及び外部周辺機器252も外部電子計算機222にて利用され得ることになる。このとき、集線装置(206)に接続された内部機器205及び外部周辺機器252を入力装置出力B228に接続状態とするかどうかを別の切替信号を利用して決定してもよい。
[第18の実施形態]
図28は、本発明の第18の実施形態に係る電子計算機、外部電子計算機、及び中継器におけるコネクタに関するブロック図である。第18の実施形態では、電子計算機201に従来の外部電子計算機222’を接続する場合、両者の間に中継器260を配置する。
これまでの記述から、本発明に係る電子計算機201は、本発明に係る外部電子計算機222と接続することが前提となっていることは明白である。従って、本発明に係る電子計算機に、従来の外部電子計算機222を接続した場合、予定された動作が行われないことが想定され得る。この不都合を解消するために中継器260が設けられる。
中継器260は、外部電子計算機222’から入力された映像信号の出力を制御する中継装置262が搭載されている。該中継装置262は、プルアップ抵抗が付加されている切替信号入力Bが“L”状態の場合に、外部電子計算機222’の映像信号を電子計算機201側に出力し、“H”状態の場合には出力しないものとする。また、中継器260では、電子計算機と接続した場合プルアップ抵抗が付加された切替信号入力Aに接続される信号が、グラウンドに接続されている。
中継器260は、電子計算機201から映像信号インタフェースに割り当てられた入力装置信号を、従来の入力装置インタフェースに分離することが可能となっている。また、中継器260は、本発明の電子計算機201以外への接続を防止するための誤挿入防止用のコネクタが使用されている。即ち、従来の外部電子計算機222’を中継器260に接続し、中継器を本発明に係る電子計算機201に接続することによって、従来の外部電子計算機222’を本発明の外部電子計算機222と、同等のものにすることができる。
また、中継器260の切替信号入力A及び切替信号入力Bに接続・切断を行う切替スイッチ(図示せず)を配置し、中継器260上の該切替スイッチの手動により、電子計算機201本体の映像出力装置の出力の切替を行うようにしてもよい。
[第19の実施形態]
第19の実施形態は、第1、第2、第5、第6、第8、第10、第11、第12、第13、及び第14の実施形態の特徴を統合した映像信号インタフェースコネクタに係るものである。図29は、本発明の第19の実施形態に係る電子計算機及び外部電子計算機における映像信号メスコネクタ及び映像信号オスコネクタの概略の正面図である。図30は、本発明の第19の実施形態に係るVGA端子配置の一例を示す。
第19の実施形態における映像信号コネクタの誤挿入防止用突起及び鉤穴は、外部電子計算機222接続の検出端子として割り当てられている。該端子は、コネクタ接続時に他のすべての端子が接続する前に、接触するようにされており、このため、電子計算機201の映像入出力切替装置の入出力を制御する切替信号Aが、先ず“H”状態から“L”状態に変化する。これにより、外部モニタへの映像信号出力が停止され入力モードへ変更することが可能となる。
映像信号コネクタに誤挿入防止用突起及び鉤穴が設けられていることから、従来の映像信号オスコネクタを有する外部モニタは接続可能である。但し、従来の映像信号メスコネクタを有するノート型電子計算機には接続され得ないことになる。
また、コネクタ接続時に+5VDC端子は、他の端子より短くされ、外部電子計算機接続の検出端子として割り当てられている。つまり、他のすべての端子が接続した後にここでの端子が接触する。このことによって外部電子計算機の出力を制御する切替信号Bが“L”状態から“H”状態に変化し、外部電子計算機の映像信号が電子計算機に入力され出力装置に表示される。
更に、PS/2のDATAおよびCLKの入力装置信号を端子4の予約信号および端子15の通常未使用であるID0信号に割り当てることによって、電子計算機の入力装置信号を外部電子計算機に接続することが可能となる。
このように映像信号インタフェースコネクタにおいて、検出信号を兼ねる誤挿入防止用突起及び鉤穴が設けられ、未使用および予約として割り当てられた信号に対して外部電子計算機で使用する入力装置信号が割り当てられ、更に、既に+5VDCとして割り当てられた端子に対して、外部電子計算機の出力を制御する信号を割り当てることによって、既存の外部映像出力インタフェースに対して親和性を保ちながら機能を拡張することが可能となる
[第20の実施形態]
第20の実施形態は、第1、第2、第3、第6、及び第8の実施形態の特徴を統合した映像信号インタフェースコネクタに係るものである。図31は、本発明の第20の実施形態に係る電子計算機及び外部電子計算機における映像信号メスコネクタ及び映像信号オスコネクタの概略の正面図である。図32は、本発明の第24の実施形態に係るVGA端子配置の一例を示す。
第20の実施形態における映像信号コネクタの+5VDC端子は、+5Vのプルアップ抵抗を有した外部電子計算機222接続の検出端子として割り当てられている。該端子は、コネクタ接続時に他のすべての端子が接続する前に、接触するようにされており、このため、電子計算機201の映像入出力切替装置の入出力を制御する切替信号Aが、先ず“H”状態から“L”状態に変化する。これにより、外部モニタへの映像信号出力が停止され入力モードへ変更することが可能となる。更に、映像信号の端子が接続した後に、外部電子計算機の映像信号が電子計算機に入力され出力装置に表示される。
更に、PS/2のDATA及びCLKの入力装置信号を端子4の予約信号および端子15の通常未使用であるID0信号に割り当てることによって、電子計算機の入力装置信号を外部電子計算機に接続することが可能となる。
このように映像信号インタフェースコネクタにおいて、未使用および予約として割り当てられた信号に対して外部電子計算機で使用する入力装置信号が割り当てられ、更に、既に+5VDCとして割り当てられた端子に対して5V電源へのプルアップ抵抗を有した外部電子計算機の接続を検出する入力信号を割り当てることによって、従来と同一のコネクタを有しつつ、既存の外部映像出力インタフェースに対して親和性を保って、機能を拡張することが可能となる。
本発明の第1の実施形態と対比されるべき従来のノート型電子計算機の斜視図(一部分解図)である。 本発明の第1の実施形態に係る電子計算機の斜視図(一部分解図)である。 本発明の第2の実施形態に係る電子計算機の斜視図(一部分解図)である。 従来の一つのインタフェースであるVGAコネクタに割り当てられた端子および信号の割り当ての一覧表である。 本発明の第3の実施形態に係るVGA(VESA DDC)端子配置の一覧表である。 本発明の第4の実施形態に係るVGA(VESA DDC)端子配置の一覧表である。 本発明の第5の実施形態に係るVGA(VESA DDC)端子配置の一覧表である。 本発明の第6の実施形態に係る電子計算機の斜視図(一部分解図)である。 本発明の第7の実施形態に係る電子計算機の斜視図(一部分解図)である。 本発明の第7の実施形態に係る電子計算機の斜視図(一部分解図)である。 本発明の第8の実施形態に係る電子計算機の斜視図(一部分解図)である。 本発明の第8の実施形態に係るVGA(VESA DDC)端子配置の一覧表である。 本発明の第9の実施形態に係るVGA(VESA DDC)端子配置の一覧表である。 従来の検出端子を有するコネクタの模式図(図14(1))、及び、本発明の第10の実施形態に係る電子計算機における検出端子を有するコネクタの模式図(図14(2))である。 本発明の第10の実施形態に係る電子計算機における検出端子を有するコネクタの模式図である。 本発明の第11の実施形態に係る電子計算機の斜視図(一部分解図)である。 本発明の第11の実施形態に係る電子計算機のブロック図である。 本発明の第11の実施形態に係る電子計算機における状態の推移を示すフローチャートである。 本発明の第11の実施形態を実現するVGA(VESA DDC)端子配置の例の一覧表である。 本発明の第12の実施形態に係る電子計算機における映像信号オスコネクタ244の概略の正面図(図20(1))と、従来の映像信号オスコネクタの一例の概略正面図(図20(2))である。 本発明の第13の実施形態に係る電子計算機における映像信号メスコネクタ246の概略の正面図(図21(1))と、従来の映像信号メスコネクタの一例の概略正面図(図21(2))である。 本発明の第14の実施形態に係る電子計算機及び外部電子計算機における映像信号メスコネクタ及び映像信号オスコネクタを利用する際の、電子計算機及び外部電子計算機に関するブロック図である。 本発明の第14の実施形態における映像信号メスコネクタ、又は従来の映像信号メスコネクタと、本発明の第14の実施形態における映像信号オスコネクタ、又は従来の映像信号オスコネクタとの、接続の様子を示す図である。 本発明の第15の実施形態に係る電子計算機及び外部電子計算機における映像信号メスコネクタ及び映像信号オスコネクタの概略の正面図である。 本発明の第16の実施形態に係る電子計算機及び外部電子計算機における映像信号メスコネクタ及び映像信号オスコネクタの概略の正面図であり、第15の実施形態の具体的な例である。 本発明の第16の実施形態に係る電子計算機における端子配置を示すテーブルである。 本発明の第17の実施形態に係る電子計算機の斜視図(一部分解図)である。 本発明の第18の実施形態に係る電子計算機、外部電子計算機、及び中継器におけるコネクタに関するブロック図である。 本発明の第19の実施形態に係る電子計算機及び外部電子計算機における映像信号メスコネクタ及び映像信号オスコネクタの概略の正面図である。 本発明の第19の実施形態に係るVGA端子配置の一例を示す図である。 本発明の第20の実施形態に係る電子計算機及び外部電子計算機における映像信号メスコネクタ及び映像信号オスコネクタの概略の正面図である。 本発明の第20の実施形態に係るVGA端子配置の一例を示す図である。
符号の説明
201・・・電子計算機、204・・・入力装置、206・・・切替装置、212・・・外部映像出力装置、222・・・外部電子計算機。

Claims (23)

  1. 外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとしても共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機。
  2. 外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためのインタフェースとしても共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機。
  3. 外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、
    外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとして共用し、更に、
    自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためのインタフェースとして共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機であって、
    本体の出力装置を外部電子計算機の出力装置として使用する場合に、映像信号以外の他の仕様及び規格に既に割り当てられた信号線を、自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するための信号線として共用する外部入出力インタフェースを備える電子計算機。
  4. 外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、
    外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとして共用し、更に、
    自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためのインタフェースとして共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機であって、
    本体の出力装置を外部電子計算機の出力装置として使用する場合に、外部映像出力用信号の未使用ピンおよび予約ピンを、映像信号以外の他の仕様及び規格に既に割り当てられた信号と、外部電子計算機への入力信号との、切替装置制御信号として使用する外部入出力インタフェースを備える電子計算機。
  5. 外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、
    外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとして共用し、更に、
    自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためのインタフェースとして共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機であって、
    本体の出力装置を外部電子計算機の出力装置として使用する場合に、外部映像出力用信号の未使用ピンおよび予約ピンを、自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するための信号線とする外部入出力インタフェースを備える電子計算機。
  6. 外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、
    外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとして共用し、更に、
    自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためのインタフェースとして共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機であって、
    本体の出力装置を外部電子計算機の出力装置として使用する場合に、切替部が、外部電子計算機の接続を認識して本体の入出力インタフェースから、接続された外部電子計算機の入出力インタフェースに切り替えることを特徴とする電子計算機。
  7. 外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、
    外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとして共用し、更に、
    自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためのインタフェースとして共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機であって、
    切替部が、本体の出力装置を外部電子計算機の出力装置として使用する場合に、本体の入出力インタフェースから接続された電子計算機の入出力インタフェースに切り替える切替スイッチを備える電子計算機。
  8. 外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、
    外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとして共用し、更に、
    自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためのインタフェースとして共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機であって、
    本体の出力装置を外部電子計算機の出力装置として使用する場合に、切替部が、映像信号以外の他の仕様および規格に既に割り当てられた信号を、外部電子計算機接続の検出信号として使用することを特徴とする電子計算機。
  9. 外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、
    外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとして共用し、更に、
    自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためのインタフェースとして共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機であって、
    本体の出力装置を外部電子計算機の出力装置として使用する場合に、切替器が、外部映像出力用信号の未使用ピン及び予約ピンを、外部電子計算機接続の検出信号として使用することを特徴とする電子計算機。
  10. 外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、
    外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとして共用し、更に、
    自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためのインタフェースとして共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機であって、
    本体の出力装置を外部電子計算機の出力装置として使用する場合に、外部映像出力用信号の未使用ピン、予約ピン、もしくは他の仕様および規格に既に割り当てられた信号を、外部電子計算機が接続された場合に、外部電子計算機が、映像信号出力および自らへの入力信号の入力を有効にする切替器制御信号として使用する外部入出力インタフェースを備える電子計算機。
  11. 複数の長さの異なる検出端子挿入時の、個々の端子が接触するまでの時間差を利用して、接続の検出若しくは信号の入出力の切替を行う入出力インタフェースを備える電子計算機。
  12. 入出力装置一体型の電子計算機の外部映像出力装置への出力状態の決定と、外部電子計算機の映像出力からの入力状態の決定と、外部電子計算機の映像出力信号の入力とを、複数の長さの異なる検出端子で夫々行う請求項11に記載の電子計算機。
  13. 請求項1〜12のうちのいずれか一つに記載の電子計算機で利用される入出力インタフェースに対応する入出力インタフェースコネクタ。
  14. 請求項1〜12のうちのいずれか一つに記載の電子計算機で利用される入出力インタフェースに対応する入出力インタフェースコネクタで接続される外部電子計算機。
  15. 請求項14に記載の外部電子計算機以外の入出力インタフェースコネクタからの挿入を不可能とするキーを有する入出力インタフェースを備える電子計算機。
  16. 請求項1〜12のうちのいずれか一つに記載の電子計算機以外の入出力インタフェースコネクタへの挿入を不可能とするキーを有する入出力インタフェースを有する外部電子計算機。
  17. 請求項15又は請求項16に記載の入出力インタフェースのキーを、信号端子と統合している外部入出力インタフェースを備える電子計算機。
  18. 外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、
    外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとして共用し、更に、
    自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためのインタフェースとして共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機であって、
    外部映像出力装置への出力と外部電子計算機からの入力とを行う入出力インタフェースから分離された、自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためと、外部電子計算機の接続を検出する信号のための入出力インタフェースを備える電子計算機。
  19. 外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、
    外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとして共用し、更に、
    自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためのインタフェースとして共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機であって、
    外部映像出力装置への出力と外部電子計算機からの入力とを行う入出力インタフェースと、自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためと外部電子計算機の接続を検出する信号のための入出力インタフェースとを、統合して備える電子計算機。
  20. 外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、
    外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとして共用し、更に、
    自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためのインタフェースとして共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機であって、
    自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機へ入力信号として出力するためのインタフェースに対して、内蔵機器若しくは外部接続の機器のインタフェースを、集線装置及び切替器によって統合した、外部電子計算機への入力装置インタフェースを備える電子計算機。
  21. 外部映像出力装置に映像出力信号を出力するためのインタフェースを、
    外部電子計算機からの映像入力信号のインタフェースとして共用し、更に、
    自らの入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためのインタフェースとして共用する切替器を備える入出力装置一体型の電子計算機に対して、
    外部映像出力装置への出力と外部電子計算機からの入力とを行うインタフェースと、上記電子計算機の入力装置の入力信号を外部電子計算機への入力信号として出力するためと外部電子計算機の接続を検出する信号のためのインタフェースとを有する外部電子計算機中継器。
  22. 双方向データ伝送を切り替える場合に、複数の長さの異なる検出端子挿入時の、個々の端子が接触するまでの時間差を利用して、
    ある検出端子が接続された場合に一方のデータの出力を停止し、
    その後に別の検出端子が接続された場合にもう一方のデータ出力を開始することによって、データ伝送方向を切り替えるインタフェース。
  23. 双方向データ伝送を切り替える場合に、複数の長さの異なる検出端子挿入時の、個々の端子が接触するまでの時間差を利用して、
    ある検出端子が接続された場合に一方のデータの出力を停止し、
    その後に別の検出端子が接続された場合にもう一方のデータ出力を開始することによって、データ伝送方向を切り替える双方向データ伝送切替方法。
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