JP2007223237A - 印刷機械 - Google Patents

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JP2007223237A
JP2007223237A JP2006049333A JP2006049333A JP2007223237A JP 2007223237 A JP2007223237 A JP 2007223237A JP 2006049333 A JP2006049333 A JP 2006049333A JP 2006049333 A JP2006049333 A JP 2006049333A JP 2007223237 A JP2007223237 A JP 2007223237A
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Yasuhiro Mochizuki
泰宏 望月
Yasuhiko Hirata
靖彦 平田
Toshio Miwa
敏雄 三輪
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Abstract

【課題】剛性を向上させることができる印刷機械を提供すること。
【解決手段】印刷ユニット1は、駆動側ケース6内に、印刷用ローラ群(図示省略)を支持する軸受、歯車、いわゆる駆動ギアが収められる。一方、操作側ケース5には、軸受
カム等が収められる。これらの軸受等は、潤滑油で潤滑される。ベッドフレーム2の上面には、駆動側ケース6と操作側ケース5とを連通する樋9が設けられる。樋9の端部は、一方が操作側ケース5と、操作側フレーム3の通路7およびベッド側通路8を通して連通される。他方の端部は、駆動側ケース6と、駆動側フレーム4の通路11およびベッド側通路10を通して連通される。この樋9は、操作側から駆動側にかけて傾斜して設けられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、機械本体の剛性を向上可能な構造を有する印刷機械に関するものである。
一般に、印刷機械は、給紙部と各色印刷用の印刷ユニット、排紙部とから構成される。印刷ユニットは、駆動側フレームと、操作側フレームとの間に架設される印刷用ローラで構成される。駆動側ケースには、上記ローラを支持する軸受、歯車等からなる、いわゆる駆動ギアが収められる。一方、操作側ケースには、軸受等が収められる。これらの軸受等は、潤滑油で潤滑される。
図3は、印刷ユニットの従来の潤滑油循環例を示す説明図である。また、図4は、印刷ユニットの長手方向に直角な方向で切断したときの断面を示す断面図である。印刷機械20における各色の印刷ユニット21の駆動側ケース22同士は、互いに管25、26で連通されており、ポンプ24により潤滑油が複数の印刷ユニット21を通して循環する。
一方、印刷ユニット21の操作側ケース23同士は、独立している。そのため、操作側ケース23への潤滑油は、対面の駆動側ケース22から当該印刷ユニット21の上方を通してオイルシャワーとして流れてくるようになっている。そして、操作側ケース23には、流れてくる潤滑油が溜まらないように再び駆動側に戻すための連通管27がギア、ローラの下部であって、ベッドフレーム28の上部に水平に設けられる(たとえば、特許文献1)。
実開平5−41779号公報
しかしながら、ベッドフレーム28は、これを基として、フレーム等が組み立てられることから、印刷ユニット21の剛性に大きく影響を与える部材であるところ、上記連通管27は、当該ベッドフレーム28の高さを頭打ちとさせる。したがって、このままの構成を採ると、ベッド剛性を上げることができない。また、上記連通管27は、油漏れしないように、厳密に駆動側ケース22と操作側ケース23との距離に合わせて製作しなければならず、少しでも短ければ油漏れの原因になる。また、その長さの大小により、フレームの平行が出しにくくなり、組み立てに支障が生じる。さらに、連通管が水平に設けられると潤滑油が循環しにくい。
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、連通管を用いずに潤滑油を循環させる構造を有し、ベッドフレームの高さ上昇を可能とさせ、これにより剛性を向上可能とする印刷機械を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、この発明による印刷機械は、印刷ユニットの駆動側ケースと操作側ケースとを潤滑油が循環する印刷機械において、ベッドフレーム上面に前記駆動側ケースと前記操作側ケースとを連通する樋を有するようにしたものである。
ベッドフレームに樋が設けられると、連通路が不要となり、ベッドフレームの高さ制限が緩和されるので、ベッドフレームの高さを大きくすることができ、印刷機械全体の剛性が向上する。
つぎの発明による印刷機械は、前記印刷機械において、前記樋は、傾斜して設けられるようにしたものである。
樋が傾斜していると、組み立ての関係で、水平に設けていた連通管に比べると、潤滑油の戻りがよくなり、潤滑油の循環が円滑となる。
つぎの発明による印刷機械は、前記印刷機械において、前記樋は、排出通路の手前に段差を有するようにしたものである。
排出通路の手前に段差があれば、ローラ類からのゴミ、塵が潤滑油に混入し、駆動側ケースに環流するのを防止可能となる。
つぎの発明による印刷機械は、前記印刷機械において、前記樋には、蓋が設けられるようにしたものである。
樋に蓋があれば、ローラ類からのゴミ、塵が潤滑油に混入し、駆動側ケースに環流するのを防止可能となる。
この発明に係る印刷機械によれば、連通管を用いずにベッド上の樋を使って潤滑油を循環させる構造を有するようにしたので、それまで連通管によって頭打ちだったベッドフレームの高さを上昇させることができる。これにより印刷機械全体の剛性が向上する。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものが含まれるものとする。
図1は、本発明に係るベッドフレームを示す断面図である。また、図2は、図1のA−A断面を示す断面図である。印刷機械の印刷ユニット1は、最下部のベッドフレーム2の上に駆動側フレーム4、および操作側フレーム3が立設される。駆動側フレーム4には、駆動側ケース6、操作側フレーム3には、操作側ケース5が付設される。
印刷ユニット1の操作側ケース5同士が独立していること、および駆動側ケース6同士は、ポンプからの管を介して互いに連通している点は従来と同様である。また、操作側ケース5への潤滑油は、対面の駆動側ケース6から印刷ユニット1の上方を通してオイルシャワーとして流れてくるようになっている点も従来と同様である。
印刷ユニット1は、駆動側ケース6内に、印刷用ローラ群(図示省略)を支持する軸受、歯車等からなる、いわゆる駆動ギアが収められる。一方、操作側ケース5には、軸受、カム等が収められる。これらの軸受等は、潤滑油で潤滑される。ベッドフレーム2の上面には、駆動側ケース6と操作側ケース5とを連通する樋9が設けられる。
樋9の端部は、一方が操作側ケース5と、操作側フレーム3の通路7およびベッド側通路8を通して連通される。他方の端部は、駆動側ケース6と、駆動側フレーム4の通路11およびベッド側通路10を通して連通される。この樋9は、操作側から駆動側にかけて傾斜して設けられる。
印刷ユニット1の上方から操作側ケース5内に流れ込む潤滑油は、操作側ケース5の底に行き着き、操作側フレーム3の通路7およびベッド側通路8を通してベッドフレーム2の上部に形成される樋9に流れ込む。そして、樋9の傾斜によって、潤滑油は駆動側に流れ、ベッド側通路10および駆動側フレーム4の通路11を通して駆動側ケース6に流れ込む。その後は、再びポンプ(図示省略)によって潤滑油が上方に流されて循環する。なお、上記駆動側フレーム4の通路11を管で形成するときは、万が一の潤滑油漏れを防止するために、シール材を挟んでねじ12で止めるとよい。また、樋9にはゴミ等の混入を防止するために蓋を設けることが好ましい。
このように、ベッドフレーム2の上面に樋9が設けられると、従来必要だった連通路が不要となり、ベッドフレーム2の高さ制限がその分緩和される。これにより、ローラ群に干渉しない限り、ベッドフレーム2の高さを大きくすることができる。その結果、印刷機械全体の剛性が向上する。ベッドフレーム2を大きくできれば、駆動側、操作側のフレームを長いスパンで支持できるので、両フレーム同士の広がりや倒れを抑制することができるからである。また、通常鋳物で製作されるベッドフレームの高さが大きくなれば、重量が大きくなり、動剛性も向上する。
また、従来、連通管が水平になっていたのに比べれば、樋9が傾斜しているので、潤滑油が操作側から駆動側に戻りやすく潤滑油の循環がより円滑となる。
樋9がベッド側通路10に至る部分は、当該ベッド側通路10と段差14をつけると、万が一、駆動側に環流する潤滑油にローラ類からのゴミ、塵が落ちて混入したときのストレーナの役割を果たすようになる。そして、当該段差14の底となる部分にドレイン13を設けておけば、当該ゴミ等を容易に除去することができる。
以上のように、本発明にかかる印刷機械は、潤滑油が操作側ケースから駆動側ケースに循環する印刷ユニットを有する印刷機械の生産、使用に用いられる。
本発明に係るベッドフレームを示す断面図である。 図1のA−A断面を示す断面図である。 印刷ユニットの従来の潤滑油循環例を示す説明図である。 従来の印刷ユニットの断面を示す断面図である。
符号の説明
1、21 印刷ユニット
2、28 ベッドフレーム
3 操作側フレーム
4 駆動側フレーム
5、23 操作側ケース
6、22 駆動側ケース
7、11 通路
8、10 ベッド側通路
9 樋
12 ねじ
13 ドレイン
14 段差
20 印刷機械
24 ポンプ
25、26 管
27 連通管

Claims (4)

  1. 印刷ユニットの駆動側ケースと操作側ケースとを潤滑油が循環する印刷機械において、
    ベッドフレーム上面に前記駆動側ケースと前記操作側ケースとを連通する樋を有することを特徴とする印刷機械。
  2. 前記樋は、傾斜して設けられることを特徴とする請求項1に記載の印刷機械。
  3. 前記樋は、排出通路の手前に段差を有することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷機械。
  4. 前記樋には、蓋が設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の印刷機械。
JP2006049333A 2006-02-24 2006-02-24 印刷機械 Withdrawn JP2007223237A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102421601A (zh) * 2009-05-08 2012-04-18 柯尼格及包尔公开股份有限公司 具有至少一个机器单元的印刷机

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